JPH0724946Y2 - ステツピングモ−タ - Google Patents

ステツピングモ−タ

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JPH0724946Y2
JPH0724946Y2 JP20310486U JP20310486U JPH0724946Y2 JP H0724946 Y2 JPH0724946 Y2 JP H0724946Y2 JP 20310486 U JP20310486 U JP 20310486U JP 20310486 U JP20310486 U JP 20310486U JP H0724946 Y2 JPH0724946 Y2 JP H0724946Y2
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JP
Japan
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magnetic pole
magnetic
stepping motor
magnetic poles
rotor
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JP20310486U
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JPS63109581U (ja
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義博 森井
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は磁気記憶装置、プリンタ等コンピュータ周辺機
器に使用されるステッピングモータに関するものであ
る。
従来の技術 近年、ステッピングモータは簡単な制御回路にて高精度
の位置決めが可能なため、磁気記憶装置等のコンピュー
タ周辺機器に多く用いられている。
以下第3図と第4図の図面を参照しながら、上述した従
来のステッピングモータの一例について説明する。
第4図は従来のステッピングモータのステータの磁極の
配置とその磁極に巻線された結線を示すものであり、第
3図はステッピングモータの断面図である。
ステータ24は、内方に突出形成されて先端に歯12が形成
さそれた磁極31,32,33,34を有している。磁極31と磁極3
2とはそれぞれの歯部中心を点対称としてステップ角度
αの(2n+1)倍(nは整数)の角度を有し、磁極32と
磁極33、磁極33と磁極34ともそれぞれの歯部中心を点対
称としてステップ角度αの(2n+1)倍の角度をもって
配置されている。ステータ巻線35,36は一般に、磁極31
と磁極33および磁極32と磁極34が直列かつ逆相に巻回さ
れている。
第3図、第4図により、ロータ20は外周部に複数の歯11
を備えるロータギア21,22と、マグネット23とから構成
され、回転軸25に固定されており、マグネット23は軸方
向に磁化されている。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら上記構成では、磁極31と磁極33、磁極32と
磁極34が逆位相であり、かつ、対向しているため、たと
えば巻線35に電流を流した時、磁極31がN極に磁化され
たとすれば磁極33はS極に磁化される。この時、ロータ
20のマグネット23が第2図において上側がS極に磁化さ
れていた場合、上側のロータギア21は磁極31に吸引、磁
極33とは反発し、磁極31へ向かう力が発生する。逆に下
側のロータギア22は磁極33へ向かう力が生じる。したが
って回転軸25には本来働くべき回転方向の力以外に回転
軸に対して垂直方向の力を発生するため、回転軸25が歪
んだり、回転軸を支える軸受26,27、その軸受を支える
カバー28,29が歪み、結果として回転軸25の出力部分に
振れが発生する。さらに、ステッピングモータのロータ
20とステータ24の空隙が数十μmと非常に小さいため、
前記歪によってこの空隙が変化し、位置決め精度悪化の
要因となるといった問題点を有していた。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案のステッピングモー
タは、ロータと、ステータとを有するステッピングモー
タであって、ロータは、外周部に複数の歯を備えるロー
タギヤと、そられに挟持されたマグネットとを備え、ス
テータは、内方に突出形成されて先端に歯が形成された
磁極と、それに巻回された第1相巻線、第2相巻線とを
有し、磁極は、隣接配置された磁極同士がそれぞれの歯
部中心を点対称としてステップ角度αの2n倍の角度で、
一つ飛びおきに配置された磁極同士がそれぞれの歯部中
心を点対称としてステップ角度αの(2n+1)倍の角度
で配置されたものである。
作用 本考案は上記した構成によって回転軸と垂直方向に加わ
る力が分散するため、出力軸の歪が減少し、位置決め精
度も向上する。
実施例 以下、本考案の一実施例のステッピングモータについ
て、図面を参照しながら説明する。なお、従来の構成と
同一のものについては同一符号を付し、説明を省略す
る。
第1図は本考案の実施例におけるステッピングモータの
ステータの平面図である。
第1図において、ステータは内方に突出形成されて先端
に歯12が形成された磁極1,2,3,4,5,6,7,8と、それに巻
回された第1相巻線9、第2相巻線10とを有している。
磁極1、磁極3、磁極5、磁極7は同一形状をなし、磁
極2、磁極4、磁極6、磁極8は同一形状をなしてい
る。さらに、隣接配置された磁極同士、すなわち、磁極
1と磁極2、磁極3と磁極4、磁極5と磁極6、磁極7
と磁極8はそれぞれの歯部中心を点対称としてステップ
角度αの2n倍(nは整数)の角度に等しい。
さらに、一つ飛びおきに配置された磁極同士、すなわ
ち、磁極1と磁極3、磁極3と磁極5、磁極5と磁極7
はそれぞれの歯部中心を点対称としてステップ角度αの
(2n+1)倍の角度に等しい。つまり、磁極1と磁極2
の2つの磁極を1組の磁極対と考え、その磁極対をステ
ップ角度αの(2n+1)倍ごとに4組配置したものであ
る。
第1相巻線19は磁極1と磁極6が同相に、磁極2と磁極
5とが磁極1と逆相になるように巻回され、それぞれ直
列もしくは並列に接続される。他の磁極は別の第2相巻
線10で磁極3と磁極8が同相に、磁極4と磁極7とが磁
極3と逆相になるように巻回され、他の磁極と同様に接
続されている。
なお、ロータ20は従来の構成と変わらず(第3図参
照)、ステッピングモータのステータ形状との位置関係
は第2図に示す通りである。
従来例の問題点である回転軸に対して垂直方向に働く力
を考えると、前述の如く従来4極であった磁極を8極に
することにより、1つの磁極当たりに発生するロータ20
の吸引力は従来の1/2になる。
さらに、1つの磁極の隣には必ず逆向きの磁束を発生す
る磁極が存在する。たとえば、第1図において巻線9に
電流を流し磁極1がN極に磁化された場合、磁極2は必
ずS極になる。したがって、この2つの磁極によって発
生する回転軸に対して垂直方向に働く合成力fは従来例
の1極当たりの回転軸に垂直な力fを1と仮定すれば で与えられる。ここでθは磁極の磁気センタ間角度であ
って、ステップ角度をαとすると、θ=α×2(2n+
1)(nは整数)で与えられる。
磁極間角度が45°で配置された8極磁極におけるステッ
プ角度α=3.6°のステッピングモータの場合、θが45
°に最も近くなるように設定するとθ=50.4°になり前
記(1)式からfを求めるとf=0.43となる。
本考案の実施例ではfなる回転軸に垂直方向の力を発生
する磁極の組は4組(磁極1と磁極2,磁極3と磁極4,磁
極5と磁極6,磁極7と磁極8)あり、従来例のステッピ
ングモータの磁極は4極である。よって、各極の吸引力
によってロータに働く回転軸に垂直方向の力は従来例と
比べて本実施例では0.43倍に減少する。
考案の効果 以上のように本考案を実施することによって回転軸に加
わるステッピングモータ本来の回転力以外の力が減少す
るので、位置決め精度の高いステッピングモータを制作
することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例におけるステッピングモータの
ステータの平面図、第2図は第1図に示したステッピン
グモータのステータに対するロータの配置を示した平面
図、第3図はステッピングモータの断面図、第4図は従
来例のステッピングモータの平面図である。 1,2,3,4,5,6,7,8……磁極、9,10……巻線、11,12……
歯、20……ロータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータ(20)と、ステータ(24)とを有す
    るステッピングモータであって、 ロータは、外周部に複数の歯(11)を備えるロータギヤ
    (21,22)と、それらに挟持されたマグネット(23)と
    を備え、 ステータは、内方に突出形成されて先端に歯(12)が形
    成された磁極(1,2,3,4,5,6,7,8)と、それに巻回され
    た第1相巻線(9)、第2相巻線(10)とを有し、 磁極(1,2,3,4,5,6,7,8)は、隣接配置された磁極同士
    (1,2;3,4;5,6;7,8)がそれぞれの歯部中心を点対称と
    してステップ角度αの2n倍の角度で、一つ飛びおきに配
    置された磁極同士(1,3;3,5;5,7)がそれぞれの歯部中
    心を点対称としてステップ角度αの(2n+1)倍の角度
    で配置された ステッピングモータ。
JP20310486U 1986-12-26 1986-12-26 ステツピングモ−タ Expired - Lifetime JPH0724946Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20310486U JPH0724946Y2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26 ステツピングモ−タ

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JP20310486U JPH0724946Y2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26 ステツピングモ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS63109581U JPS63109581U (ja) 1988-07-14
JPH0724946Y2 true JPH0724946Y2 (ja) 1995-06-05

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ID=31168119

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JP20310486U Expired - Lifetime JPH0724946Y2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26 ステツピングモ−タ

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JP6316714B2 (ja) * 2014-09-11 2018-04-25 山洋電気株式会社 ステッピングモータ

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JPS63109581U (ja) 1988-07-14

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