JPH07241090A - 超音波モータ - Google Patents

超音波モータ

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JPH07241090A
JPH07241090A JP6029466A JP2946694A JPH07241090A JP H07241090 A JPH07241090 A JP H07241090A JP 6029466 A JP6029466 A JP 6029466A JP 2946694 A JP2946694 A JP 2946694A JP H07241090 A JPH07241090 A JP H07241090A
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JP
Japan
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vibration
resonance frequency
ultrasonic motor
frequency
elastic body
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JP6029466A
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English (en)
Inventor
忠雄 ▲高▼木
Tadao Takagi
Takatoshi Ashizawa
隆利 芦沢
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロータの相対運動の方向に振動する第1振動
モードの共振周波数を、ロータの相対運動の方向と直交
する方向に振動する第2振動モードの共振周波数以上に
することにより、超音波モータを安定に駆動させる。 【構成】 駆動力取り出し部13,14を有する弾性体
1Aと、弾性体の上面に接着された圧電素子11,1
2,15,16とを備える超音波モータに適用される。
位相がπ/2異なる高周波電圧が圧電素子11,12に
それぞれ印加されると、弾性体1Aに屈曲振動と縦振動
が起こり、ロータ2と接触する駆動力取り出し部13,
14は楕円運動を行う。また、1次の縦振動の共振周波
数が4次の屈曲振動の共振周波数以上になるように弾性
体1Aの形状は加工されているため、圧電素子11,1
2に印加する高周波電圧の周波数を1次の縦振動の共振
周波数以上にすれば、超音波モータは安定に駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波振動を利用した
超音波モータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の超音波モータとして、例え
ば「第5回電磁力関連のダイナミックスシンポジウム講
演論文集」に記載されている「異形縮退縦L1−屈曲B
4モード・平板モータ」が知られている。図4は上記文
献に記載されている超音波モータの構造を示す図であ
り、図4(a)はこの超音波モータを真上から見た図、
図4(b)はこの超音波モータを図のP方向から見た断
面図、図4(c)は図のQ方向から見た断面図である。
図4において、1は弾性体であり、その上面には圧電素
子11,12が接着され、圧電素子11,12の上面に
は不図示の電極がそれぞれ接着されている。また、弾性
体1の下面には突起部13,14が形成され、この突起
部13,14によって弾性体1に発生した振動が取り出
される。以下、この突起部13,14を駆動力取り出し
部と呼ぶ。圧電素子11,12は同一方向に分極してお
り、各圧電素子11,12には電極を介して互いに90
度(π/2)位相の異なる高周波電圧が印加される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図7は図4の超音波モ
ータの圧電素子11,12に印加する高周波電圧の周波
数と弾性体1に発生する振動振幅との関係を示す図であ
る。図示のように、高周波電圧の周波数を最大周波数f
maxから次第に下げていくと振動振幅は徐々に大きくな
る。そして、振動振幅が最大になる周波数fbよりも高
周波電圧の周波数が低くなると振動振幅は急減し、超音
波モータは停止状態になる。なお、図示の振動振幅が最
も大きくなる周波数は一般に共振周波数と呼ばれ、この
周波数で超音波モータを駆動させると、最も効率よく超
音波モータを駆動できる。一方、高周波電圧の周波数を
最小周波数fminから次第に上げていくと、周波数fbよ
りも高い周波数である周波数faを越えた時点で振動振
幅が急増して超音波モータは駆動を開始し、以後徐々に
振動振幅は減少する。
【0004】図4に示す超音波モータでは、圧電素子1
1,12に印加する高周波電圧の周波数を変化させるこ
とにより、超音波モータの速度を制御することができ
る。ところが、例えば図示の周波数fb〜faの間の周波
数で超音波モータを駆動させようとする場合、最大周波
数fmax側から徐々に周波数を下げていく場合には、上
記周波数範囲で超音波モータを問題なく駆動できるのに
対し、最小周波数fmin側から徐々に周波数を上げてい
く場合には、図7に示すように上記周波数範囲では超音
波モータは停止したままである。したがって、例えば共
振周波数で超音波モータを駆動させようとして、高周波
電圧の周波数を種々変化させて共振周波数の検索を行う
ような場合、場合によっては周波数を下げすぎて超音波
モータを起動できなくなるおそれがある。
【0005】本発明の目的は、ロータの相対運動の方向
に振動する第1振動モードの共振周波数を、ロータの相
対運動の方向と直交する方向に振動する第2振動モード
の共振周波数以上にすることにより、超音波モータを安
定に駆動させるようにした超音波モータを提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】実施例を示す図1に対応
づけて本発明を説明すると、本発明は、周波電圧に応じ
て振動する固定子1Aと、この固定子の振動に応じて相
対運動を行う移動子2とを有する超音波モータに適用さ
れ、移動子2の相対運動の方向に振動する第1振動モー
ドと、移動子2の相対運動の方向と直交する方向に振動
する第2振動モードとを有するように固定子1Aを構成
し、第1振動モードの共振周波数を第2振動モードの共
振周波数以上にすることにより、上記目的は達成され
る。請求項2に記載の発明は、周波電圧に応じて振動す
る電気機械変換素子11,12,15,16と、この電
気機械変換素子11,12,15,16の振動に応じ
て、高調波成分を含む縦振動および屈曲振動を行う弾性
体1Aとを有し、高調波成分を含む縦振動のうちn次の
縦振動の共振周波数を、高調波成分を含む屈曲振動のう
ちm次の屈曲振動の共振周波数以上にしたものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載された超音波
モータにおいて、n次の縦振動の共振周波数がm次の屈
曲振動の共振周波数以上になるように、弾性体1Aの厚
さを薄くしたものである。請求項4に記載の発明は、請
求項2に記載された超音波モータにおいて、弾性体1A
の縦方向長さと厚さとの比が、n次の縦振動の共振周波
数とm次の屈曲振動の共振周波数とが一致する際の比よ
り小さくなるように、弾性体1Aの縦方向長さと厚さを
調整するものである。請求項5に記載の発明は、請求項
2〜4のいずれかに記載された超音波モータにおいて、
弾性体1Aがn次の縦振動の共振周波数以上で振動する
ように、周波電圧の周波数を調整する電圧調整手段10
7,108を備えるものである。請求項6に記載の発明
は、請求項2に記載された超音波モータにおいて、1次
の縦振動の共振周波数を(2×k)次の屈曲振動(kは
0以上の整数)の共振周波数以上にしたものである。
【0007】
【作用】請求項1に記載の発明では、固定子1Aの有す
る第1振動モードの共振周波数を固定子1Aの有する第
2振動モードの共振周波数以上にしているため、第1振
動モードの共振周波数以上の周波数の周波電圧によって
固定子1Aを振動させれば、超音波モータは安定に駆動
する。請求項2に記載の発明では、弾性体1Aに発生す
るn次の縦振動の共振周波数をm次の屈曲振動の共振周
波数以上にしているため、n次の縦振動の共振周波数以
上の周波数の周波電圧によって電気機械変換素子11,
12,15,16を振動させれば、超音波モータは安定
に駆動する。請求項3に記載の発明では、弾性体1Aの
厚さが薄いほど屈曲振動の共振周波数は高くなるため、
弾性体1Aの厚さを薄くすることによってn次の縦振動
の共振周波数をm次の屈曲振動の共振周波数以上にす
る。請求項4に記載の発明では、n次の縦振動の共振周
波数とm次の屈曲振動の共振周波数とが一致する際の弾
性体1Aの縦方向長さと厚さの比よりも、この比が小さ
くなるように弾性体1Aの縦方向長さと厚さを調整す
る。これにより、n次の縦振動の共振周波数はm次の屈
曲振動の共振周波数以上になる。請求項5に記載の発明
では、電圧調整手段107,108を設けることによ
り、弾性体1Aがn次の縦振動の共振周波数以上で振動
するように周波電圧の周波数を調整する。
【0008】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0009】
【実施例】図1は本発明による超音波モータの構造を示
す図であり、図1(a)はこの超音波モータを真上から
見た図、図1(b)はこの超音波モータの縦方向断面図
である。また、図5は図4の構造を有する超音波モータ
の動作を示す図である。以下、図1に示す本実施例の超
音波モータを説明する前に、図5を用いて図4の構造を
有する超音波モータの動作原理を説明する。なお以下で
は、図4の圧電素子11に印加される高周波電圧を高周
波電圧A、圧電素子12に印加される高周波電圧を高周
波電圧Bと呼ぶ。また図4では、各圧電素子11,12
が同一方向に分極している例を示すが、逆方向に分極し
ていてもよい。
【0010】図4の超音波モータでは、各圧電素子1
1,12に高周波電圧が印加されると、各圧電素子1
1,12は高周波電圧の周波数に応じて振動する。この
振動は弾性体1に伝達され、弾性体1は屈曲振動と縦振
動を行う。ここで屈曲振動とは、図4(b)と同一方向
から見た場合に弾性体1が図5(b)のように振動する
ことをいい、一方縦振動とは、図4(a)と同一方向か
ら見た場合に弾性体1が図5(c)のように振動するこ
とをいう。弾性体1に発生した屈曲振動と縦振動は弾性
体1内部で合成され、弾性体1の駆動力取り出し部1
3,14はこれらの振動の合成によって楕円振動を行
う。
【0011】図5(a)は圧電体11,12に印加され
る高周波電圧A,Bの時間的変化を示す図であり、図示
の時間t1〜t9はそれぞれπ/4ずつ異なる時間を示
す。また、図5(a)の横軸は高周波電圧の振幅値を示
し、図5(a)の角度θは高周波電圧の位相を示す。一
方、図5(b)は弾性体1に発生する屈曲振動の波形
図、図5(c)は弾性体1に発生する縦振動の波形図、
図5(d)は弾性体1の駆動力取り出し部13,14の
楕円振動の波形図である。図5(b)〜図5(d)はい
ずれも図5(a)の時間t1〜t9に対応して描かれて
いる。
【0012】まず時間t1では、図5(a)に示すよう
に、ともに正の電圧である高周波電圧A,Bを圧電素子
11,12に印加する。高周波電圧Aによって弾性体1
に発生する屈曲振動と、高周波電圧Bによって弾性体1
に発生する屈曲振動の位相は互いにπ/2相違するた
め、これら屈曲振動は互いに打ち消し合い、弾性体1に
は屈曲振動は起こらない。
【0013】図5(b)では、弾性体1の駆動力取り出
し部13,14での屈曲振動の振幅をそれぞれ質点Y
1,Z1で示しており、この質点Y1,Z1の振幅はい
ずれも0になる。また時間t1において弾性体1に働く
縦振動は、図5(c)のように弾性体1を縦方向に伸ば
す方向に働く。図5(c)では、駆動力取り出し部1
3,14での縦振動の振幅を質点Y2,Z2で示してお
り、縦振動による弾性体1の伸び量は時間t1において
最大となる。駆動力取り出し部13,14には質点Y1
とY2を合成した質点Yで示す振動が発生し、駆動力取
り出し部14には質点Z1とZ2を合成した質点Zで示
す振動が発生する(図5(d)参照)。
【0014】時間t2では、図5(a)に示すように、
高周波電圧Aは最大になり、高周波電圧Bは0になる。
このため、弾性体1に発生する屈曲振動は図5(b)の
ようになり、質点Y1は正方向に屈曲し、質点Z1は負
方向に屈曲する。また時間t2では、時間t1と同様に
弾性体1を縦方向に伸ばす方向に縦振動するが、その伸
び量は図5(c)に示すように時間t1よりも小さい。
したがって、質点Y、Zはともに、図5(d)に示すよ
うに時間t1から右回りに45度楕円状に移動する。
【0015】時間t3では、図5(a)に示すように、
高周波電圧Aは正の電圧に、高周波電圧Bは負の電圧に
なる。このため、弾性体1に発生する屈曲振動は図5
(b)のようになり、質点Y1の屈曲量は正方向に最大
になり、質点Z1の屈曲量は負方向に最大になる。ま
た、この場合の縦振動は、図5(c)に示すように0に
なる。したがって、質点Y,Zはともに、図5(d)に
示すように時間t2から右方向に45度楕円状に移動す
る。
【0016】時間t4では、図5(a)に示すように、
高周波電圧Aは0になり、高周波電圧Bは負の最大値に
なる。このため、弾性体1に発生する屈曲振動は図5
(b)のようになり、質点Y1は正方向に屈曲し、質点
Z1は負方向に屈曲する。また、時間t4では、図5
(c)に示すように弾性体を縮める方向に縦振動する。
したがって、質点Y,Zはともに、図5(d)に示すよ
うに時間t3から右方向に45度楕円状に移動する。
【0017】時間t5では、図5(a)に示すように、
高周波電圧A,Bはともに負の電圧になるため、図5
(b)に示すように弾性体1は屈曲振動を起こさない。
またこの場合にも弾性体1を縮める方向に縦振動が発生
し、図5(c)に示すように弾性体が縮む量は最大にな
る。したがって、質点Y,Zはともに、図5(d)に示
すように時間t4から右方向に45度楕円状に移動す
る。
【0018】以下同様に、時間t6〜t9の場合にも弾
性体1に屈曲振動と縦振動が発生し、この結果、質点
Y,Zは右方向に45度ずつ楕円状に移動する。
【0019】このように、図4の超音波モータでは、弾
性体1に発生する屈曲振動と縦振動との合成によって、
弾性体1の駆動力取り出し部13,14に楕円運動を発
生される。したがって、駆動力取り出し部13,14に
接する位置に例えば図6に示すようなロータ2を設けれ
ば、図示の矢印の向きにロータ2を移動させることがで
きる。また、圧電素子11,12に印加する高周波電圧
の周波数を変化させると、それに応じて弾性体1に発生
する屈曲振動と縦振動の周波数が変化するため、駆動力
取り出し部13,14の楕円運動の周波数も変化し、し
たがってロータ2の移動速度も変化する。すなわち、図
4の超音波モータでは、圧電素子11,12に印加する
高周波電圧の周波数を制御することにより、超音波モー
タの速度を制御することができる。
【0020】以下、図1に示す本実施例の超音波モータ
を説明する。なお、図1では、図4に示す従来の超音波
モータと共通する構成部分には同一符号を付しており、
以下では相違点を中心に説明する。図1において、弾性
体1Aは主振動部1aと駆動力取り出し部13,14と
によって構成され、弾性体1Aの材質にはステンレスや
アルミ合金などの金属、またはプラスチックなどが用い
られる。図1では、弾性体1Aの厚さをt、縦方向長さ
をh、幅をbとしている。
【0021】弾性体1Aの上面には図4と同様に圧電素
子11,12が接着されており、これら圧電素子11,
12の上面にはそれぞれ不図示の電極が焼き付けられて
いる。これら電極を介して圧電素子11には高周波電圧
Aが、圧電素子12には高周波電圧Bがそれぞれ印加さ
れ、各高周波電圧が印加されると圧電素子11,12は
同一方向に分極する。また、各圧電素子11,12に印
加される高周波電圧A,Bは、周波数が同一で位相が互
いにπ/2相違している。
【0022】この他、弾性体1Aの上面には圧電素子1
5,16が接着されており、各圧電素子15,16の上
面にはそれぞれ不図示の電極が焼き付けられている。こ
のうち、圧電素子15上の電極には接地端子が接続さ
れ、またこの電極と弾性体1Aの上面とは導電性の塗料
4(図3参照)によって接続されている。このため、弾
性体1Aの上面の電位は接地レベルになる。さらに、各
圧電素子11,12,15,16の下面はいずれも弾性
体1Aの上面に接着されているため、各圧電素子11,
12,15,16の下面もほぼ接地レベルになる。
【0023】圧電素子16は弾性体1Aに発生した振動
を電気信号に変換し、この電気信号は圧電素子16上の
電極から取り出される。弾性体1Aは、前述したように
屈曲振動と縦振動を行うため、圧電素子16によって変
換される電気信号にも、屈曲振動成分と縦振動成分とが
含まれている。また上記電気信号の振幅は、屈曲振動と
縦振動との合成による振動振幅に応じて変化する。上記
弾性体1Aおよび圧電素子11,12,15,16によ
ってステータ3が構成され、また弾性体1Aの下面の駆
動取り出し部13,14にはロータ2が接触されてお
り、ロータ2とステータ3とによって超音波モータが構
成される。
【0024】図2は本実施例の超音波モータの弾性体1
Aの振動周波数と振動振幅との関係を示す図である。図
中の曲線L1は縦振動曲線を示し、曲線B4は屈曲振動
曲線を示す。なお、所定周波数の高周波電圧A,Bが圧
電素子11,12に印加された場合に、弾性体1Aに発
生する縦振動および屈曲振動の各振動周波数は1種類だ
けではなく、高調波成分を含んだ状態で振動する。例え
ば、図5(b)は駆動取り出し部13,14の間で4周
期分の屈曲振動を行う例を示しており、このような振動
を4次の屈曲振動と呼ぶ。図2の曲線L1は1次の縦振
動の振動曲線を示し、曲線B4は4次の屈曲振動の振動
曲線を示している。また、曲線L1,B4の振動振幅が
最大となる共振周波数はそれぞれfL1、fB4で示してい
る。
【0025】図示のように、本実施例では、弾性体1A
に発生する1次の縦振動の共振周波数fL1が4次の屈曲
振動の共振周波数fB4よりも大きくなるようにされてい
る。以下、その理由を説明する。超音波モータの速度制
御をするためには、前述したように、圧電素子11,1
2に印加する高周波電圧の周波数を変化させればよい
が、高周波電圧の周波数が超音波モータの共振周波数以
下になると、前述したように超音波モータが起動しなか
ったり、過負荷時に駆動停止状態になったりする。この
ため、超音波モータは共振周波数以上の周波数で駆動さ
せるのが望ましい。
【0026】また、本実施例のように、弾性体1Aに発
生させた屈曲振動と縦振動とによって超音波モータを駆
動させる場合、図6に示すように、弾性体1Aに接する
ロータ2の移動に主体的に寄与するのは縦振動である。
したがって、縦振動の振動曲線に基づいて速度制御を行
うのが望ましい。ところが、縦振動の共振周波数よりも
屈曲振動の共振周波数の方が高い場合には、圧電素子1
1,12に印加した高周波電圧の周波数が縦振動の共振
周波数以上であっても屈曲振動の共振周波数以下になる
場合があり、このような場合には屈曲振動が発生しない
おそれがある。このため本実施例では、1次の縦振動の
共振周波数を4次の屈曲振動の共振周波数よりも高くし
ている。このようにすれば、圧電素子11,12に印加
する高周波電圧の周波数を1次の縦振動の共振周波数以
上に設定することにより、その周波数を4次の屈曲振動
の共振周波数以上にすることができ、超音波モータは安
定に駆動する。
【0027】(1)式は弾性体の厚さt、弾性体の長さ
h、縦弾性係数Eおよび密度ρと4次の屈曲振動の共振
周波数fB4との関係を示す式、(2)式は弾性体の長さ
h、縦弾性係数Eおよび密度ρと1次の縦振動の共振周
波数fL1との関係を示す式である。
【数1】 (1)式において、弾性体1Aの厚さtを薄くすると、
4次の屈曲振動の共振周波数を高くすることができる。
一方、(2)式に示すように、1次の縦振動の共振周波
数は弾性体1Aの厚さtに依存しない。したがって、弾
性体1Aの厚さtを薄くすれば、1次の縦振動の共振周
波数を4次の屈曲振動の共振周波数より高くすることが
できる。
【0028】また、(2)式に示す1次の縦振動の共振
周波数が、(1)式に示す4次の屈曲振動の共振周波数
以上になるための条件を(1),(2)式に基づいて求
めると、(3)式のようになる。
【数2】 (3)式の関係を満たすように弾性体1Aの厚さtと長
さhを調整すれば、1次の縦振動の共振周波数を4次の
屈曲振動の共振周波数よりも高くすることができる。
【0029】このように、1次の縦振動の共振周波数を
4次の屈曲振動の共振周波数よりも高くするためには、
弾性体1Aの厚さtを薄くするか、あるいは(3)式の
関係を満たすように弾性体1Aの厚さtと長さhを調整
すればよい。なお、共振周波数fB4,fL1を精度よく
求めるためには、圧電素子11,12の種類や駆動取り
出し部13,14の形状による影響などを考慮する必要
があり、(1),(2)式よりもかなり複雑な式にな
る。そこで、(1),(2)式の代わりに各種の影響を
考慮に入れた式に従って、1次の縦振動の共振周波数が
4次の屈曲振動の共振周波数より高くなるように、弾性
体1Aの形状等を定めてもよい。
【0030】図3は図1に示した超音波モータの駆動を
制御する制御回路の一実施例のブロック図である。図3
において、101は圧電素子11,12に印加する高周
波電圧と同一周波数の高周波信号を出力する発信器であ
る。102は電源投入直後に発信器101から出力する
高周波信号の周波数情報などを記憶する初期設定部であ
る。103は発信器101から出力された高周波信号を
増幅して高周波電圧Bを出力する第1増幅器、104は
発信器101から出力された高周波信号の位相をπ/2
ずらす位相器、105は位相器104から出力された高
周波信号を増幅して高周波電圧Aを出力する第2増幅器
である。
【0031】106は第1増幅器103から出力された
高周波電圧Bと圧電素子16から出力された電気信号と
の位相差を検出する位相差出力回路である。107は上
記高周波電圧Bと電気信号との位相差の基準値を記憶す
るリファレンス位相差出力回路であり、位相差出力回路
106の出力とリファレンス位相差出力回路107の出
力はともに比較器108に入力されて比較される。比較
器108による比較結果は発信器101に入力され、比
較器108の比較結果が一致するように、発信器101
の周波数をフィードバック制御する。
【0032】以下、図3の動作を説明する。不図示の電
源スイッチがオンされると、初期設定部102に記憶さ
れている初期駆動周波数は発信器101に入力される。
図2に示す振動曲線の共振周波数は、経時変化や周囲温
度などによって変化する場合があるため、共振周波数が
変化しても初期駆動周波数が共振周波数以下にならない
ように、共振周波数よりも十分に高い周波数を初期駆動
周波数として設定しておく。
【0033】発信器101から出力された高周波信号は
第1増幅器103で増幅されて高周波電圧Bとして圧電
素子12に印加される。また、発信器101から出力さ
れた信号は位相器104によってπ/2位相がずらされ
た後、第2増幅器105で増幅されて高周波電圧Aとし
て圧電素子11に印加される。これにより、圧電素子1
1,12は高周波電圧A,Bの周波数に応じた振動を行
い、この振動は圧電素子16によって電気信号に変換さ
れて位相差出力回路106に入力される。また、位相差
出力回路106には高周波電圧Bも入力され、両者の位
相差が位相差出力回路106から出力される。位相差出
力回路106の出力は比較器108に入力され、リファ
レンス位相差出力回路107から出力された基準値と比
較され、比較結果が発信器101に入力される。発信器
101は、比較器108の比較結果が一致するように、
すなわち高周波電圧Bの位相と圧電素子16から出力さ
れる電気信号の位相とが一致するように、高周波信号の
周波数を調整する。これにより、弾性体1Aは所定の振
動振幅で安定に振動する。
【0034】ここで、圧電素子11,12に印加される
高周波電圧の周波数が1次の縦振動の共振周波数以下の
場合には、前述したように超音波モータの駆動が停止す
るおそれがあるため、高周波電圧の周波数が縦振動の共
振周波数以下にならないように、リファレンス位相差出
力回路107に所望の基準値を設定するのが望ましい。
また、リファレンス位相差出力回路107内に、超音波
モータの駆動速度ごとに異なる基準値を複数記憶してお
き、そのうちのいずれかと高周波電圧Bとを比較器10
8で比較するようにしてもよい。このようにすれば、超
音波モータの駆動速度を多段階で切り換えることができ
る。
【0035】上記実施例では、弾性体1Aに圧電素子1
1,12,15,16が接着されている例を示したが、
電気信号を機械的な振動に変換できる部材であれば圧電
素子に限定されず、例えば印加電圧のn乗に比例して振
動する電歪素子などを用いてもよい。上記実施例では、
1次の縦振動と4次の屈曲振動を弾性体1Aに発生させ
る例を示したが、振動モードは実施例に限定されず、例
えばn次の縦振動と2m次の屈曲振動(nおよびmは0
以上の整数)のあらゆる組み合わせについて本実施例を
適用できる。上記実施例では、弾性体および圧電素子に
よって構成されるステータを固定させてロータを移動さ
せる超音波モータについて説明したが、逆にロータを固
定させてステータを移動させるようにしてもよい。ま
た、本発明による超音波モータは直線上に駆動させるも
のであってもよく、あるいは回転駆動させるものであっ
てもよい。
【0036】上記実施例では、弾性体1Aに2ヶ所の駆
動力取り出し部13,14を設けているが、この数は実
施例に限定されない。また、弾性体上に設けられる圧電
素子の数も実施例に限定されない。さらに、弾性体およ
び圧電素子の形状や材質などは実施例に限定されない。
図3の制御回路では、高周波電圧Bの位相と圧電素子1
6の出力の位相とを位相差出力回路106で比較してい
るが、高周波電圧Aの位相と圧電素子16の出力の位相
とを比較してもよい。図3の制御回路によって速度制御
する際に、圧電素子11,12に印加される高周波電圧
の周波数が弾性体1Aの縦振動の共振周波数に常に一致
するように、リファレンス位相差出力回路106のリフ
ァレンス電圧を調整してもよい。上記実施例では、弾性
体の形状を変えることにより、1次の縦振動の共振周波
数を4次の屈曲振動の共振周波数よりも高くする例を説
明したが、共振周波数を変える手段は実施例に限定され
ず、例えば圧電素子の形状や個数を変えたり、あるいは
弾性体と圧電素子の材質を変えてもよい。
【0037】このように構成した実施例にあっては、弾
性体1Aが固定子に、ロータ2が移動子に、圧電素子1
1,12,15,16が電気機械変換素子に、リファレ
ンス位相差出力回路107および比較器108が電圧調
整手段に、それぞれ対応する。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、移動子の相対運動の方向に振動する第1振動モー
ドの共振周波数を移動子の相対運動の方向と直交する方
向に振動する第2振動モードの共振周波数以上にするた
め、周波電圧の周波数を第1振動モードの共振周波数以
上にすれば、超音波モータを安定に駆動させることがで
きる。また請求項2に記載の発明によれば、弾性体に発
生するn次の縦振動の共振周波数をm次の屈曲振動の共
振周波数以上にするため、電気機械変換素子に印加する
周波電圧の周波数をn次の縦振動の共振周波数以上にす
れば、超音波モータを安定に駆動させることができる。
また請求項3に記載の発明によれば、弾性体の厚さを薄
くするため、これによりn次の縦振動の共振周波数をm
次の屈曲振動の共振周波数以上にすることができる。ま
た請求項4に記載の発明によれば、弾性体の長さと厚さ
の比が、n次の縦振動の共振周波数とm次の共振周波数
の屈曲振動の共振周波数とが一致する際の弾性体の縦方
向長さと厚さの比よりも小さくなるように、弾性体の長
さと厚さを調整するため、n次の縦振動の共振周波数を
m次の屈曲振動の共振周波数以上にすることができる。
また請求項5に記載の発明では、電気機械変換素子に印
加する周波電圧の周波数を調整できるようにしたため、
弾性体をn次の縦振動の共振周波数以上で安定に振動さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による超音波モータの構造を示す図であ
る。
【図2】弾性体に発生する屈曲振動と縦振動の周波数と
振動振幅との関係を示す図である。
【図3】図1の超音波モータの駆動を制御する制御回路
のブロック図である。
【図4】従来の超音波モータの構造を示す図である。
【図5】図4の超音波モータの弾性体に発生する屈曲振
動と縦振動を説明する図である。
【図6】ステータとロータとの位置関係を示す図であ
る。
【図7】従来の超音波モータの駆動周波数と振動振幅と
の関係を示す図である。
【符号の説明】
1,1A 弾性体 2 ロータ 3 ステータ 11,12,15,16 圧電素子 13,14 駆動力取り出し部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波電圧に応じて振動する固定子と、 この固定子の振動に応じて相対運動を行う移動子とを有
    する超音波モータにおいて、 前記固定子は、 前記移動子の相対運動の方向に振動する第1振動モード
    と、 前記移動子の相対運動の方向と直交する方向に振動する
    第2振動モードとを有し、 前記第1振動モードの共振周波数を前記第2振動モード
    の共振周波数以上にしたことを特徴とする超音波モー
    タ。
  2. 【請求項2】 周波電圧に応じて振動する電気機械変換
    素子と、 この電気機械変換素子の振動に応じて、高調波成分を含
    む縦振動および屈曲振動を行う弾性体とを有し、 前記高調波成分を含む縦振動のうちn次の縦振動の共振
    周波数を、前記高調波成分を含む屈曲振動のうちm次の
    屈曲振動の共振周波数以上にしたことを特徴とする超音
    波モータ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された超音波モータにお
    いて、 前記n次の縦振動の共振周波数が前記m次の屈曲振動の
    共振周波数以上になるように、前記弾性体の厚さを薄く
    することを特徴とする超音波モータ。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載された超音波モータにお
    いて、 前記弾性体の縦方向長さと厚さとの比が、前記n次の縦
    振動の共振周波数と前記m次の屈曲振動の共振周波数と
    が一致する際の前記比より小さくなるように、前記弾性
    体の縦方向長さと厚さを調整することを特徴とする超音
    波モータ。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかに記載された超
    音波モータにおいて、 前記弾性体が前記n次の縦振動の共振周波数以上で振動
    するように、前記周波電圧の周波数を調整する電圧調整
    手段を備えることを特徴とする超音波モータ。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載された超音波モータにお
    いて、 1次の縦振動の共振周波数を(2×k)次の屈曲振動
    (kは0以上の整数)の共振周波数以上にしたことを特
    徴とする超音波モータ。
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