JPH0723893B2 - 抗体の固定法 - Google Patents

抗体の固定法

Info

Publication number
JPH0723893B2
JPH0723893B2 JP2263967A JP26396790A JPH0723893B2 JP H0723893 B2 JPH0723893 B2 JP H0723893B2 JP 2263967 A JP2263967 A JP 2263967A JP 26396790 A JP26396790 A JP 26396790A JP H0723893 B2 JPH0723893 B2 JP H0723893B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
latex
group
core
polymer
monomer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2263967A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03210476A (ja
Inventor
デイーター・クレーマー
ヴエルナー・ジオル
ゲルハルト・マルケルト
ノルベルト・ジユターリン
コルネリア・フアイル
Original Assignee
レーム・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=6131085&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0723893(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by レーム・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング filed Critical レーム・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
Publication of JPH03210476A publication Critical patent/JPH03210476A/ja
Publication of JPH0723893B2 publication Critical patent/JPH0723893B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/543Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
    • G01N33/54313Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals the carrier being characterised by its particulate form
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F291/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to macromolecular compounds according to more than one of the groups C08F251/00 - C08F289/00
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N11/00Carrier-bound or immobilised enzymes; Carrier-bound or immobilised microbial cells; Preparation thereof
    • C12N11/02Enzymes or microbial cells immobilised on or in an organic carrier
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S525/00Synthetic resins or natural rubbers -- part of the class 520 series
    • Y10S525/902Core-shell

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Immobilizing And Processing Of Enzymes And Microorganisms (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は外皮範囲に共有結合固定に好適な官能基を有す
る核−外皮構造の、生物学的に作用を有する物質を固定
するために好適なラテックスを用いる抗体の固定法に関
する。
生物学的に作用を有する物質の担体固定化の問題は例え
ば生化学及び生物工学、医学、特に診断医学等の技術分
野において多くの観点下に考慮されている。一般に固定
すべき“生物学的に作用を有する物質”とは生物学的シ
ステムとの相互作用に好適な化合物もしくは機能単位、
もしくはこの生物学的システム自体である。この技術
は、とりわけ触媒、殊に酸素の固定、更に例えば親水性
クトマトグラフィーに重要な基質固定に特に重要であ
る。次に、存在する技術上の問題を明らかにするため
に、診断学的に評価することのできる“生物学的に作用
を有する物質”の固定に関してより詳細にふれる。
この種の診断学的に評価することのできる反応において
は、有機体中に存在するか又は有機体から生成される診
断学的に把握すべき状態に兆候的な物質と、これら“兆
候的”な物質にできるかぎり特異的に応答する物質との
相互作用の把握が問題である。免疫反応は非常に高い特
異性を有する、免疫反応は知られているように抗原及び
抗体間で行なわれる:両方の反応対の一方は公知でなけ
ればならない、こうして他の一方を体液中で定性的又は
定量的に測定するか又は細胞及び組織中に位置決定する
ことができる。
抗原抗体反応の検出のために種々の分析法がある。例え
ばラジオ免疫効力検定、酸素効力検定、免疫蛍光、免疫
拡散、特に免疫凝集反応がある。
免疫凝集反応は、その固化が免疫反応を視覚的又は測光
的に把握可能とする粒子状担体を指示薬として使用する
ことにより、自体低い濃度の免疫学的に活性の物質の検
出を可能とする。使用した担体の種類によりバクテリア
凝集、尿凝集、白血球凝集、ベントナイト凝集及びラテ
ックス凝集に類別する。ラテックス凝集に比較的多大な
注目が向けられた。提案されているラテックスは種々の
ポリマータイプに属する。スチロールもしくはスチロー
ル含有コポリマー(カルボキシル化ポリスチロール、カ
ルボキシル化ポリスチロール−ブタジェン−コポリマ
ー、スチロール−ジビニルベンゾール、スチロール−ア
クリルアミド、アクリルニトリル−ブタジェン−スチロ
ール、スチロール−メタクリレート)をベースとするラ
テックス又はアニオン系フェノール樹脂、ジアゾ化アミ
ノセルロースをベースとするラテックスが微粒子等の形
で、しばしば使用される。
メタクリレートベース(アクリレートベース)ラテック
スも提案されている。米国特許第4138383号明細書によ
れば−OH、−NH2又は−COOH基を含有するアクリレート
モノマーから架橋剤の存在下に均一の直径2000Åの微
細球の懸濁液の形にポリマーを製造する。このラテック
ス微細球に、縮合剤としてカルボジイミド又はグルタル
アルデヒドの存在下に免疫グロブリンG(IgG)を共有
結合させる。ラテックス構造の改変の試みも行なわれ
た。こうして、西ドイツ国特許公開第2840768号公報中
には、ラテックスに水溶性ポリヒドロキシ化合物が共有
結合しているラテックスが担持体として提案されてい
る。この公開公報は0.01〜約0.9μmの範囲の粒径及び
水の比重に近い比重である。
ラテックス材料は免疫診断テストに関して不活性であ
り、ポリヒドロキシ化合物との共有結合を可能とする活
性基を有すべきある。これらの条件が満たされる限り、
任意のラテックス−ポリマーが好適である。
ベルギー特許第874588号明細書には外皮構造を有す直径
0.15〜1.5μmのラテックス粒子が勧められている。こ
の際、核は“硬質”モノマーの重合又は共重合により形
成され、外側被覆は1種以上の”硬質”モノマーと遊離
エポキシ基を有するエチレン系不飽和化合物との共重合
により製造される。例えば、ポリスチロールラテックス
の存在下にスチロールとグリシジルメタクリレートとの
ラジカル重合は記載されている。そのように形成された
ラテックスは例べ人−クロリオンゴナドトロピン(Huma
n−Chloriongonadotropin)を担持することができる。
しかし、従来免疫−診断学においてラテックス−構想の
技術上の実現はある一定程度を越えない。限定するファ
クターには、例えば生物学的に作用を有する物質の(例
えば、抗体の)結合が属する。従来、生物学的に作用を
有する物質はラテックスに主に吸着的に結合された。僅
かにルーズに結合したバイオマクロ分子の拡散のために
ほとんど必然的に問題が生じた。
すでに記載したように、いくつかの場合生物学的に作用
を有する物質の共有結合が利用される。この際、一般に
その導入が多数回の工程で行なわれなければならない結
合官能基が問題であり、多くの場合−COOH基又は−NH2
基のポリマー類似導入並びに引き続く(可溶性の)カル
ボジイミド又はグルタルジアルデヒドを用いての蛋白質
とのカップリングに関する。例としては西ドイツ国特許
公開第2812845号公報による多工程共有結合固定をあげ
ることができる。西ドイツ国特許公開第2833510号公報
からは核−外皮構造が公知であり、ここでは核はビニル
−又は/又はジエンポリマーとカルボン酸−及び/又は
スルホン酸基とから製造されており、外皮はビニルポリ
マーと末端位でアミン置換のチオフェノールエーテル基
とから製造されている。ラテックスの活性化は例えばジ
アゾ化により行なわれる。
多工程による共有結合固定のかわりに、永久的反応性
基、例えばオキシラン基を有するラテックスを使用する
ことも試みられた。しかし、これらは非常に僅かな貯蔵
安定性を示す。生物学的に作用を有するシステムを固定
するために使用するラテックスの重大な欠点としては、
費用がかかり、かつ欠くことのできない精製処理であろ
う。ラテックスへの蛋白質の共有固定の際に、例えばす
べての助剤(カルボジイミドカップリングの場合には生
じる尿素)及び特に結合しない蛋白質を長い精製工程
で、例えば超遠心分離により除去しなければならない。
この時間をとり、費用のかかる処理は高価な、しかし生
物学的に特に安定ではない材料の有意義な使用をほとん
ど締め出す。
従って、その使用の際に前記欠点を有さないか又はほと
んど有さないラテックスを提供することが課題である。
いずれにせよ、ラテックスデクノロジーは物理的所与に
よる一定の限界をもうけている:ラテックス粒子は公知
のように界面活性剤の存在下にのみ自体準安定システム
を形成し、限られた時間の間のみ安定に保持される。特
に高めた電解質濃度に対してラテックス粒子は不安定で
ある。しかし、電解質含有溶液中(例えば0.9%食塩溶
液中)生理学的に重要な過程が経過するので、通常のラ
テックス粒子の取り扱いは非常に困難であり、特に、診
断作業に特徴的である僅かな物質量に関する場合困難で
ある。例えば上がわきが生じるか、又はただの濃縮がラ
テックス粒子の析出に導びくやいなや、容易に凝集と見
誤まるであろう。高い乳化剤濃度による安定化は生物学
的システムへの変性作用のために勧めることはできな
い。強いイオン性の基を取り込むことにより安定化効果
をラテックス粒子にひき起こすこともできるが、これに
より同時に生物特異性相互作用のために決定されたラテ
ックスの特性にあとから影響を与える。
次に、生物学的に作用を有する物質の固定に予定するラ
テックスへの一連の要求を記載する: これらラテックスは生理学的条件下に生物学的に重要な
分子の共有結合を可能とする反応性基を有さなければな
らない。
これらラテックスは貯蔵期間のあいだ反応性基の含量を
一定に保持するために無水の固体として貯蔵することが
可能でなければならない。
ラテックスは完全に再分散性でなければならない。これ
により取り扱いの際の上がわきは重大ではなくなる。
ラテックスは遠心分離可能でなければならない。この条
件はラテックスの密度が担持媒体もしくは連続相の密度
と十分に異なっている時に満たされる。粒子の密度がま
わりの媒体の密度より高い場合には、沈殿により粒子の
分離を行なうことができ、逆に粒子の密度がまわりの媒
体の密度より低い場合には、浮選により粒子の分離を行
なうことができる。
生物学的に作用を有する物質もしくは構造を共有結合固
定するためには、特に診断学的使用に関して、核−外皮
構造を有するポリマーラテックスが特に好適であること
が判明した。
本発明において、核−外皮ラテックス粒子(K−S−La
tex)の外皮は水で膨潤性の材料からなる。外皮材料は
その組成により、これが核材料に結合することがなく、
かつ/又は架橋することがない場合には少なくとも部分
的に水溶性である程度に親水性でなければならない。こ
の際、外皮もそれ自体で架橋していてよい。ラテックス
外皮の周囲の水中への溶解性は例えばグラフト及び/又
は架橋によるラテックス核への結合により回避される。
更に、外皮は生物学的に作用を有する物質もしくは構造
の共有結合固定に必要な官能基を有する。水溶液中で水
より強い求核基と反応し、生理学的に重要なpH範囲、す
なわち6.0〜9.0、特に6.5〜8.0の範囲で全く水により攻
撃されないが、又はほとんど攻撃されない自体公知の官
能基を使用するのが有利である。
官能基の選択は、固定すべき材料、特に生物由来の材料
が求核基として一般に(遊離)アミノ基、更に場合によ
り、フェノール性基、ヒドロキシ基又はチオール基を有
するという事実を考慮に入る。従って、本発明によるラ
テックスの外皮部分の構造はその反応形において、概略
的に次のような式で示すことができる: この際、Xは共有結合固定のための官能基を表わし、有
利に前記条件を満たすものである。この際、Rは官能基
及び重合性基間の間隔を保持するもの(スペーサー)を
表わし、このスペーサーの大きさ及びタイプは比較的重
要ではない。一連の例においては基Rは全くなくてよ
く、すなわちnは値0又は1であってよい。一般にXに
問題となる求核基により攻撃可能な基、すなわち活性基
を表わし、有利にスルホン酸ハロゲニド基、チオイソシ
アネート基、活性化エステル、チオカルボニルジオキシ
基、カルボニルイミドジオキシ基、ハロエトキシ基、ハ
ロアセトキシ基、オキシラン基、アジリジン基、ホルミ
ル基、ケト基、アクリロイル基又はアンヒドリド基であ
る。スルホン酸ハロゲニドとしてはクロリド及びブロミ
ドであり、ハロアセトキシとしてはフルオルー、クロル
ー及びブロム化合物であり、活性化エステルのエステル
成分としてはヒドロキシアミン化合物、例えばN−ヒド
ロキシサクシンイミド又はN−ヒドロキシフタルイミド
からのもの、(電子吸引性基により)活性化したフェノ
ール、例えばハロゲン化フェノール例えばトリクロルフ
ェノール又はニトロフェノールからのもの、複素環系ラ
クタム、例えばピリドンからのものを挙げることができ
る。
特に有利であるのはオキシラン基、ケト基、ホルミル
基、スルホン酸クロリド基、チオイソシアネート基並び
に活性化カルボン酸エステル並びにカルボン酸無水物で
ある。それゆえに、タイプZ′−(R)n−Xのモノマ
ーにおいて、Z′は(ラジカル的に)に重合可能な単位
であり、nは0又は1である。このようなラジカル重合
性の単位は例えばビニル基であり、ここでZ′は例えば [式中、R1は水素原子又はメチル基、もしくは−CH2−C
OOR2、−CH2CONHR2又は−CH2−CON(R2(ここでR2
は炭素原子数1〜4のアルキル基を表わす)を表わす]
である。更に、Z′はマレイン酸から誘導されていてよ
い。
反応性で、同時に重合性の単位としては更にマレイン酸
無水物及びイタコン酸無水物、並びにアクロレイン、メ
タアクロレイン、メチルビニルケトン及び活性化ビニル
エステルを挙げることができる。特に有利であるのは
(メタ)アクリル酸及びマレイイミドの誘導体並びにマ
レイン酸無水物及びイタコン酸無水物である。
式Z′−R−Xを明らかにするために次の例を記載す
る: (スペーを有する重合可能な活性化エステル) (グリシジルアクリレート) [2−(クロルアセトキシ)−エチルメタクリレート] (2,4,5−トリクロルフェニルメタクリレート] R=
O CH2=C(CH3)−COO−CH2−CH2−Br (2−ブロムエチルメタクリレート) (1,4ブタンジオールグリシジルエーテルへのメタクリ
ル酸の付加生成物) CH2=CH−COO−CH2−CH2−O −CSNH−(CH2−N=C=S (1,6−ヘキサンジイソチアシアネートへのアクリル酸
−2−ヒドロキシエチルエステルの付加生成物) CH2=CH−O−CO−CH2−Cl (クロル酢酸ビニルエステル) (4−マレイミド−酪酸−ヘンタクロルフェニルエステ
ル) CH2=C(CH3)−COO−C6H4−SO2−CH3 [(4−メチルスルフィニルフェニル)−メタクリレー
ト] CH2=CH−COO−CH2−C≡C−H (プロパルギルアクリレート) 外皮の構造に関与する通常の単位(概略式におけるA及
びB)は定義上外皮に必要とされる特性、すなわち親水
性及び硬度を付与するようなものである。無水の状態で
の所望の硬度のための手がかりとしてはTλmax:20〜25
0℃、特に50〜200℃であってよい。ここでTλmaxとは
ドイツ工業規格(DIN)7724もしくはドイツ工業規格(D
IN)53445による捩じり振動テストにおいて得られる動
力学的ガラス転移温度である。他方外皮の構造に関与す
るモノマーは自体有利に強い求核基(例えば−NH2、−S
H)を含有していてはならない。更に、外皮は有利に芳
香族基を有していてはならない。更に外皮の成分はなん
らかの方法で自体架橋していなければならない。この架
橋のためにも、もしくは核との結合のためにもYはシン
ボルである。
概略図の意味において、第1に外皮の親水性に関与する
成分をBとしてあらわし、第1に結果的に生じる全ポリ
マーの硬度にあわせて選択されるその他の成分をAとし
て表わす。本発明において使用されるラテックスの外皮
構造にあげられる条件は例えばメタクリレート及び/及
びアクリレートタイプのコポリマーにより満たされ、こ
の際定性的及び定量的部分がポリマーラテックスの外皮
のための前記基準を満たすように割り当てられる。
親水性成分Bとしては例えば場合により置換された一般
式I [式中、R1は水素又はメチル基を表わし、R3及びR4は相
互に独立して水素又は炭素原子数1〜4のアルキル基を
表わす]のメタクリルアミド及びアクリルアミド、すな
わち未置換のアミド並びに第1級及び第2級アミンで形
成されたアミドを挙げることができる。特に有利である
のは(メタ)アクリル酸アミド、N−メチル−(もしく
イソプロピル−又はブチル−)−(メタ)アクリル酸ア
ミド、N,N−ジメチル−(メタ)アクリル酸アミド、更
に(メタ)アクリル酸モルホリド(特例、ここでは窒素
はR4及びR3を介して環の1部である)及びN−ビニル−
ピロリドン−2である。更に、タイプBの親水性モノマ
ーにはアクリレートタイプ又はメタクリレートタイプの
ヒドロキシ基含有モノマー、特にアクリル酸及びメタク
リル酸のヒドロキシ含有エステル又はアミド並びにアク
リル酸及びメタクリル酸のアルコキシアルキルエステル
及び/又はアミド、例えば一般式II [式中、R′は水素又はメチル基を表わし、R′
水素又は炭素原子数1〜4のアルキル基を表わし、Qは
酸素又は−NR″基(ここで、R″は水素又は炭素原
子数1〜4のアルキル基を表わす)を表わし、pは1〜
3の整数、有利に2であり、mは1〜25の整数であり、
但し、Qが酸素の場合pは1ではない]の化合物があ
る。特に、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシ
メチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)
アクリルアミド、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アク
リルアミド、グリセリン及び他のポリオールの(メタ)
アクリル酸のモノエステルが挙げられる。モノマータイ
プBにはスルホエチルアクリレート及びスルエチルメタ
クリレート並びにスルホエチルアクリルアミド及びスル
ホエチルメタクリルアミドも属する。ラテックスの外皮
中に親水正基として、重合性の酸、例えば(メタ)アク
リル酸、イタコン酸又はマレイン酸又は重合性のtert−
アミン、例えば2−N,N−ジメチルアミノエチル−(メ
タ)アクリルアミド並びに2−N,N−ジメチルアミノエ
チル−(メタ)アクリル酸エステル又は3−N,N−ジメ
チルアミノプロピル−(メタ)アクリルアミドもしくは
3−N,N−ジメチルアミノプロピル−(メタ)アクリル
酸エステルを組み入れることができる。ラテックス粒子
が一方側に荷電することを回避するためにこれら酸性も
しくは塩基性基が同時に1つの粒子中に存在しなければ
ならない(例えば、メタクリル酸及び2−N,N−ジメチ
ルアミノエチルメタクリレート)。
タイプAのモノマーとしては水溶性でないモノマー又は
少なくとも限定されて水溶性のモノマーを挙げることが
でき、この際定性的及び定量的部分が生じたポリマーの
硬度の前記基準を満たすように割り当てられる。
a) アクリル及び/又はメタクリル酸のC1〜C20−ア
ルコールとのエステル、特にメタクリル酸のメチル−、
エチル−並びにプロピル−及びブチルエステル、並びに
アクリル酸のメチル−、エチル−、プロピル−及びブチ
ルエステル及び2−エチルヘキシルエステル、 b) ビニルアセテートのタイプの共重合性モノマー、
特にビニルアセテート、ビニルプロピオネート、ビニル
ブチレート及びビニルイソブチレート。
タイプAの言わゆる“軟質”モノマーは外皮のポリマー
に関し、下位の量でのみ、一般に50重量%より少量であ
ってよいということは自明である。
個々のモノマーからのポリマー膜の硬度、もしくはその
他の重要な特性は公知であり、コポリマーの特性への寄
与に関して公知である[米国特許第2795564号明細書;H.
Rauch−Puntigam、T.Voelker著“Acryl−und Me−thacr
ylverdindung"、Springer−Verlag社、ベルリン1967
年、第303〜304頁;T.G.Fox著、Bull.Am.Phys.Soc.第1
巻、123頁(1956年)参照]。
架橋剤Yの配分はラテックス外皮の分離浮遊がもはや可
能でないように割り当てる。それには一般に少なくとも
0.1重量%が必要である。より多量の架橋剤は妨害に作
用せず、一般に0.1〜20%、特に1〜10重量%を使用す
る。
化学的な観点から、Yはすべての多官能性アクリレート
又はメタクリレートであってよい、例えばグリコールジ
メタクリレート、ブタンジオールジアクリレート、トリ
エチレングリコールジメタクリレート、テトラエチレン
グリコールジアクリレート、ペンタエリトリットテトラ
アクリレート等。この際、架橋剤の基礎となっているポ
リオールのすべての官能OH基が重合性酸でエステル化さ
れていなければならないということはない(例えば、ペ
ンタエリットリットジメタクリレート、2個の遊離OH
基)、こうしてこの架橋剤もこれにより親水性を示して
よい。その他の、親水性架橋剤Yの例は、N,N−メチレ
ンビス(メタクリルアミド)である。その他に、もちろ
ん良好な重合性基の他に容易にグラフト可能な単位を含
有する、例えばアリルメタクリレートのようなモノマー
を架橋剤として使用することもできる。
本発明による核−外皮−ラテックスの核は、生じたラテ
ックス粒子が形状安定である、すなわち十分な硬度を示
すという条件を示すかぎり、あまり厳密ではない。技術
上の要求に関しては、核−外皮−ラテックスシステムの
再分散性が保証されなければならない。核の重合材料は
この要求を、例えば軟質であるが強く架橋したポリマー
であるということにより、又は硬質(架橋しているか又
は架橋していない)ポリマーであるということにより満
たすことができる。核−外皮構造の性質において、核材
料に由来する妨害性の相互作用はあまり恐れる必要なな
く、この観点においては比較的選択は自由である。従っ
て、核は物理的分離もしくは同定に好適な特性の担体、
例えば物理的方法で確認可能な標識の担体であってよ
い。この際、例えば色素、蛍光色素等が考えられる。更
に、核は周囲の媒体と差のある重量により物理的分離を
可能とすることもできる。
これにより、ラテックスの再分散性の要求と適合するモ
ノマーもしくはコモノマーからなる核材料の構造が可能
となる、例えばコポリマーに少なくとも0℃のTλmax
(DIN53445による)を付与する種々のビニルエステル、
メタクリル酸及びアクリル酸の誘導体からなるすべての
コポリマー組成;例えばメチルメタクリレート、ブチル
メタクリレート、メチルアクリレート等からなるコポリ
マーから核材料の構造が可能となる。外皮材料の範囲に
は芳香族基が存在しないことに常に注意を払わなければ
ならないが(潜在性ハプテン特性)、ラテックスの核に
はもちろんスチロールのタイプのモノマー、例えばスチ
ロール、ビニルトルオール、ジビニルベンゾールを使用
してもよく、したがってスチロール及びマレイン酸エス
テルもしくはフマール酸エステルからのコポリマーも使
用してよい。核ポリマーのガラス転移温度が明らかに0
℃を下まわるならば、少なくとも1%の架橋剤、例えば
グリコールジメタクリレート、ジビニルベンゾール等を
一緒に使用することが勧められている。
担持媒体もしくは連続相の密度と異なる全シスムの密度
に対する要求と関連して、ラテックスに高めた密度を付
与するようなモノマーが特に重要である。特に“重質”
モノマー、すなわち1個以上のハロゲンを有する、特に
クロル化又はブロム化モノマーがよい。例えばビニルク
ロリドのようなビニル化合物、クロルスチロール又はブ
ロムスロールのようなスチロール誘導体、並びに側鎖に
重い基を有する(メタ)アクリル酸の誘導体、例えば2,
4,6−トリブロムフェノキシエチルメタクリレートをあ
げることができる。更に、モノマーの密度がポリマーと
して担持媒体もしくは連続相の密度とあまり差がないモ
ノマーから核を構成することもできる。そのような場合
には、それでも良好な分離性を達成することができるよ
うに核を大きくする。
本発明により使用可能な種類の核−外皮ラテックスの製
造は従来公知の方法と同様に行なうことができる。(西
ドイツ国特許公告第2722752号公報参照)。有利な実施
態様の例に関しては次に粗大もしくは微細核−外皮−ラ
テック材料の製法を記載する。ラテックスが粗大粒子に
なるか、又は微細粒子になるかは、有利に核材料により
決められる。例えば粗大粒子ポリマー核の製造は完全に
乳化剤なしの重合により行なわれる。
有利な実施形式は次のように行なう。0.5〜4時間かけ
て、モノマー又はモノマー混合物を約50〜100℃に加熱
した、十分量の水溶性開始剤、例えばカリウムペルオキ
シジスルフェート、アンモニウムペルオキシジスルフェ
ート、過酸化水素又は4,4′−アゾビス(シアノ吉草
酸)の塩を含有する水中に滴下する。約50〜100℃の範
囲の熱重合のかわりに、レドックス開始剤系により反応
を低い温度で開始することもできる。油溶性開始剤、例
えばジベンゾイルペルオキシド又はアゾイソ酪酸ジニト
リルもポリマー開始剤として好適である。この場合には
少なくとも少量の乳化剤が有利であるか、又は必要であ
る。大きなラテックス粒子を達成するための他の方法は
種ラテックスを用いて多工程法により行なわれる。この
場合は予め任意に調整した種ラテックス上に第2の工程
で、又は更にいくつかの引き続く工程で所要のモノマー
又はモノマー混合物を重合させる。方法としては、バッ
チ供給、多重バッチ供給及びより有利にはモノマー供給
もしくはエマルジョン供給を挙げることができる。この
実施方法に重要であるのは、種ラテックスに関して引き
続く工程において、全乳化剤濃度をすべてのモノマーが
この種ラテックス粒子上に重合し、親しい粒子形成が起
こらない程低く保持することである。特に大きなポリマ
ー核は、種ラテックスとして最初に記載した乳化剤なし
で製造した粗大粒状ラテックスを使用する時に得られる
(ヨーロッパ特許公開第79101398.0号公報、もしくは西
ドイツ国特許公開第2833601号明細書参照)。ポリマー
が非常に低い分子重量である種ラテックスを第1工程で
製造する時も粗大粒状システムを得る。これらラテック
ス粒子はモノマー又はモノマー混合物と共に膨化し、重
合して大きなラテックス粒子となる。完全に非水溶性物
質の下位量をモノマー又はモノマー混合物と一緒に使用
することは低分子ポリマーと同様の作用を有する(西ド
イツ国特許公開第2751867号公報、ヨーロッパ特許00390
5号明細書参照)。核ポリマーの密度が担持媒体もしく
は連続相の密度と強く差を有していない場合、例えば直
径約0.5〜>2μmの粗大粒状核は有利である。
微細粒状ポリマー核の製造は原則的に公知の乳化重合の
基準によるラテックの合成より成り、この際核−ラテッ
クス粒子の所望の大きさは重合を開始するための乳化剤
濃度により調節される。核材料の組成は比較的重要でな
いので、原則的には前記要求、例えば形状安定性及び高
密度を満たすかぎり任意のラテックスを核材料として使
用することはここでも可能である。微細粒子の核材料の
製造のためには方法として1工程又は多工程のバッチ式
供給法、モノマー供給法、エマルジョン供給法又は連続
的な方法が好適である。開始剤としては粗大粒状核ラテ
ックスの製造のために前記した水溶性もしくは油溶性開
始剤を使用することができる。重合は前記のように純粋
に熱的に又はしドックスシステムの助けにより行なうこ
とができる。乳化剤としては原則的にすべてのアニオン
系、カチオン系、非イオン系又は両性界面活性剤を単一
で又は組み合わせて使用するのが好適であり、アニオン
系及び/又は非イオン系乳化剤が有利である微細粒状核
−ラテックスを製造するための特に有利な実施態様は、
有利に緩衝剤(約pH7)及び乳化剤含有溶液を所望の重
合温度に加熱し、水溶性開始剤を一定量まで加え、次い
で0.5〜6時間の時間をかけてモノマーエマルジョン
(架橋剤を含めて)を滴加することである。例えば約0.
1〜0.5μmの直径の微細粒状核は核ポリマーの密度が担
持媒体もしくは連続相の密度と強く異なる時に使用する
ことができる。
ラテックス核上への外皮の重合は核材料の重合に直接に
引き続き行なうことができる。この方法は原則的に種ラ
テックスのために記載したと同様である。有利にZRX−
タイプのモノマーである外皮組成のモノマー混合物をそ
のままで又は水又は緩衝溶液中のエマルジョンとして0.
5〜4時間かけて核−ラテックスに加えるが、この時再
び全乳化剤濃度を粒子の新たな形成が回避される程低く
保持するように注意しなければならない。場合により二
つの異なるモノマー供給を同時に配量することが必要で
あり、この際一方は場合により水を包含する。これは常
にモノマーが相互に溶けないか、もしくはモノマーの一
部のみが水中にとけるが他の部分は水に溶けない時に必
要である。
外皮モノマーをこれらの条件下に存在するポリマー核上
に重合する。外皮モノマーを供給する前に開始剤又は緩
衝溶液を追加し装入するのが有利であることが判明し、
特にラテックス核の重合が緩衝溶液中で行なわれない時
及び外皮モノマーをモノマー供給として加える時に有利
である。緩衝剤の添加は特に官能性モノマーZ′−
(R)n−Xにおいて高反応性化合物が問題である時、
特に重要である。こうして、ラテックス粒子の合成の間
これら反応性基の分解(例えば加水分解により)をでき
るかぎり僅かに保持するように緩衝剤混合物を調節す
る。重合条件は限定された乳化剤濃度の他は核の製造の
ために記載されている条件と同様である。単一バッチ法
又は多重バッチ法は方法としては可能であるが、モノマ
ー供給法もしくはエマルジョン供給法が有利である。重
合は約50〜100℃の範囲で熱的に又はレドックス−開始
システムを用いて低い温度でも行なわれる。重合開始剤
としては有利に乳化重合において常用の水溶性開始剤を
あげることができる。記載した温度範囲に分解温度があ
るかぎり、原則的に油溶性開始剤を使用することもでき
る。
外皮密度対核の大きさの有利な比は、例えば核材料の重
量対外皮材料の重量が1:3〜5:1である時に生じるが、特
別な核−外皮−比も原則的に可能である。(10:1)。ラ
テックス核が小さければ小さい程、一般に外皮材料をよ
り大きく選択するべきであるということは明らかであ
る。ラテックスは比較的低粘性の水性分散液の形で生じ
る。ポリマー含量は根拠として例えば15〜30重量%の範
囲であってもよい。しかしながら、原則的には固体含量
はわずかな重量%から約70重量%まで可能である。
診断試薬を製造するために核−外皮ラテックスを使用す
る。本発明による新規の試薬は新規核−外皮ラテックス
と生物学的に作用を有する物質もしくは構造との反応に
より製造することができる。生物学的に作用を有する物
質もしくは構造とは例えば“免疫学的に活性な”材料で
ある。“免疫学的に活性な”材料としては例えば免疫学
的な対試薬が存在するかもしくはこれが生じると仮定す
る場合生理学的液体、細胞抽出液及び組織抽出液を挙げ
ることができる。
免疫学的に活性な材料の代表的な例としては例えばアミ
ノ酸、ペプチド、プロテイン、酵素、リポプロテイン、
グリコプロテイン、リポイド、ヌクレイン酸、多糖類、
第1アミン、アルカロイド、ホルモン、ビタミン、ステ
リン及びステロイドを挙げることができる。免疫学的に
活性の構造としては例えば微生物、例えばグラム陽性菌
及びグラム陰性菌、スピロヘーター、ミコプラズマ、ミ
コバクテリア、ビブリオ、放線菌、原生動物、例えば陽
原生動物、アメーバ、鞭毛虫網、胞子虫類、陽線中類及
び組織線中類(虫)、吸虫類(躯幹破裂体、蛭)、条虫
目、トキソプラズマ、並びに真菌類、例えばスポロトリ
カム、クリプトコエクス(Cryptocoecus)、分芽菌属、
ヒストプラズマ属、コクシジオイデス、カンジクタ(Ca
ndicta)、ビールス及びリケッチャ、例えば犬肝炎、シ
ョープ・パピローネ、インフルエンザA+B、家鶏ペス
ト、単純疱疹、アデノビールス、ポリアネ(Polyan
e)、ラウス肉腫、接種痘、ポリオビールス、麻疹、犬
温熱、白血病、流行性耳下線炎、ニューキャッスル病、
センダイ(Sendai)、ECHO、口蹄病、オウム病、狂犬
病、エクストロメリア(Extromelia)、バウムビールス
(Baumviren)、等のビールス又はリケッチャ、更に組
織抗原、ホルモン、例えば下垂体ホルモンのインシュリ
ン、グルカゴン、甲状腺ホルモン、絨毛性ゴナドトロフ
ィン、絨毛性成長ホルモン−プロラクチン、人−胎盤−
ラクトーゲン、酵素、例えば膵臓ヒモトリプシン形成
素、プロカルボキシペプチダーゼ、グルコース−オキシ
ダーゼ、乳酸デヒドロゲナーゼ、ウリカーゼ、アミノ酸
−オキシダーゼ、ウレアーゼ、アスパラジナーゼ、プロ
テアーゼ、血球−抗原、血液型物質及び他の同種抗原、
例えば血小板、白血球、血漿たん白質、乳たん白質、唾
液たん白質、尿たん白質、自己抗体を含めた抗体を挙げ
ることができる。
核−外皮ラテックスを用いて酵素を固定するための方
法。
本発明によるラテックと酵素との反応のためには簡単な
方法で酵素を水性媒体中、有利にほぼ生理学的条件で、
例えば酵素のタイプに好適に決めた緩衝液中、ラテック
スの適当な量と共に有利にあまり室温をこえず、適度な
攪拌下に恒温保持することができ、官能基としてエポキ
シ基を使用する時は例えばpH範囲7〜9中に限定するこ
となく処理することができる。一般に、反応のためには
1日〜数日の期間、例えば3日間である。共有結合して
いない酵素は多数回の遠心分離(約5000r.p.m)及び緩
衝液中で再分散により分離することができる。活性の測
定は公知の酵素特異的測定と同様に行なうことができ
る。本発明の特別な利点は、負荷したラテックスも再分
散し、例えば凍結乾燥した粉末の形で、場合により長期
間貯蔵することができるということである。場合によっ
ては限定するファクターは固定生物学的材料の安定性で
ある。
本発明によるラテックスは他の、例えば工業的に使用可
能な酵素の担体としても好適な形で使用することができ
る。例えばアシラーゼ、ペニシリナーゼ、グルコース−
イソメラーゼ、ペルオキシダーゼ等を挙げることができ
る。
種々の観点下に、例えば免疫凝集を追跡するためには、
すでに記載したようにラテックスに標識剤、例えば蛍光
色素を加えることができる。
本発明のポリマーラテックスは一般に微生物の固定に好
適であり、この際反応条件はプロテインの固定における
と同様である。公知技術に対し、基質分子に関して固定
化微生物の良好な入手可能性が本願方法により得られ
る。本願発明の固定方法に特有である僅かな細胞毒性は
きわだっている。
前記の点はビールス及び成熟核細胞の固定にもあてはま
る。ポリマーラテックスの多官能基の性質は一般に生物
学的に作用を有する物質の架橋に使用することも可能と
する。このためには特に小さい直径(概略約500Å)の
ラテックス粒子が重要である。
有機合成にも本発明のポリマーラテックスは有利に使用
することができ、この際水性媒体中で作業する必要はな
く、有機反応媒体を一緒に使用することも、有機反応媒
体を使用することもできる。例えば、この方法で保護基
を導入することもできる。特に興味深い点はメリーフィ
ールドによるペプチド合成に使用することである。(Me
rrifield,Adv.Enzymol.第32巻(1969年)、第221〜296
頁)。
例 1 ラテックス1の製法 (粗大粒状ラテックスの例) a)母分散液の合成 還流冷却器、攪拌機及び温度計を備える重合容器中に水
1600gをあらかじめ入れ、80℃に加熱する。
イソブチルメタクリレート 3 g メチルメタクリレート 3 g エチレングリコールジメタクリレート 0.3g からなるモノマー混合物を添加した後、水36g中に溶か
したアンモニウムペルスルフェート4gを加える。更に、
同様に80℃で イソブチルメタクリレート 200g メチルメタクリレート 200g エチレングリコールジメタクリレート 20g からなる混合物を2時間かけて滴加する。モノマー添加
の終了後、更に1時間80℃で保持する。凝集物を有さな
い、良好な濾過性の、低粘性、約20%分散液が得られ
る。
b)オキシラン基含有分散液の合成 還流冷却器、攪拌機及び温度計を備える重合容器中に水
350mlをあらかじめ入れる。これに燐酸塩緩衝液pH7(テ
ィトリゾール(Tirtisol)メルク)10ml及び母分散液80
gを加える。80℃に加熱した後、水4ml中の4,4′−アゾ
ビス−(4−シアノ吉草酸)のナトリウム塩0.4gを加え
る。その後 水 1000g ナトリウムラウリルスルフェート 1g 4,4′−アゾビス−(シアノ吉草酸)のナトリウム塩 2g メチルメタクリレート 150g イソブチルメタクリレート 150g エチレングリコールジメタクリレート 15g からなるエマルジョンを80℃で3時間かけて加える。引
き続き、60分かけて水300g中のメタクリル酸アミド20g
及び4,4′−アゾビス(4−シアノ吉草酸)のナトリウ
ム塩0.6g並びにメチルメタクリレート35g、グリシジル
メタクリレート40g及びエチレングリコールジメタクリ
レート4gからなるモノマー混合物を同時に加える。その
後、更に60分80℃で攪拌する。約20%の固体含量の凝集
していない低粘性の分散液が得られる。粒径約2μm。
例 2 ラテックス2の製造 (粗大粒状ラテックスの例) a)母分散液の合成 例1による重合容器中に水16000gを予め入れ、80℃に加
熱する。
スチロール 6.24g アリルメタクリレート 0.06g からなるモノマー混合物を添加した後、水36g中に溶か
したアンモニウムペルスルフェート4gを加える。これに スチロール 415g アリルメタクリレート 5g からなる混合物を80℃で同様に2時間かけて滴下する。
モノマー添加の終了後、更に2時間80℃保持する。凝集
物を有さない、粗大、濾過可能な粘性の約20%分散液が
得られる。
b)オキシラン基含有分散液の合成 例1と同様に行なうが85℃に加熱し、水10ml中のナトリ
ウム塩として4,4′−アゾビス(4−シアノ吉草酸)ナ
トリウム塩1.0gを加える。これに 水 1000g ナトリウムラウリルスルフェート 1g 4,4′−アゾビス−(シアノ吉草酸)のナトリウム塩 4g スチロール 312g アリルメタクリレート 4g からなるエマルジョンを85℃で3時間かけて配量する。
引き続き90分かけて、水300g中のメタクリル酸アミド20
g及び4,4′−アゾビス−(4−シアノ吉草酸)のナトリ
ウム塩0.6gの溶液並びにメチルメタクリレート35g、グ
リシジルメタクリレート40g及びエチレングリコールジ
メタクリレート4gからなるモノマー混合物を同時に加え
る。その後更に60分80℃で攪拌する。固体含有量約20%
の凝集物を有さない、良好な濾過性の低粘性分散液が得
られる。粒径:約2μm。
例 3 ラテックス3の製造 (微細粒状ラテックスの例) 前記の装備を有する重合容器中で燐酸塩緩衝液(pH7、T
itrisol、Merck)5ml、ナトリウムラウリルスルフェー
ト0.03g及び4,4′−アゾビス−(4−シアノ吉草酸)の
ナトリウム塩0.2gを水100ml中で溶かす。80℃に加熱
し、ナトリウムラウリルスルフェート0.1g、4,4′−ア
ゾビス(4−シアノ吉草酸)のナトリウム塩0.5g、メチ
ルメタクリレート80g、(2−エチル−[2,4,6−トリブ
ロムフェノキシ]−エチル)−メタクリレート15g、エ
チレングリコールジメタクリレート5g及び水200gからな
るエマルジョンを3時間かけて滴加する。引き続き、90
分かけて、水75g中のメタクリル酸アミド5gの溶液及び グリシジルメタクリレート 10g エチレングリコールジメタクリレート 1g メチルメタクリレート 9g からなるモノマー混合物を同時に反応配合物中に加え
る。
その後、更に約60分間80℃で保持する。約25%の低粘性
分散液が生じる。粒径:0.3μm。オキシラン含量:使用
したグリシジルメタクリレートの31%(ナトリウムチオ
スルフェートでの滴定)。
例 4 ラテックス4の製法 4a) 核分散液の製造 例1に記載された装備の重合容器中に、 ナトリウムテトラデシルスルフォネート 0.3g アンモニウムぺルスルフェート 0.6g 蒸留水 500 g を予め装入し、80℃に加熱する。これに6時間かけて、 p−ブロムスチロール 500g フマル酸ジエチルエステル 300g ナトリウムテトラデシルスルホネート 4g アンモニウムペルスルフェート 4g 蒸留水 710g からなるエマルジョンを6時間かけて80℃で滴加する。
滴加終了後、更に2時間80℃で攪拌し、その後室温で冷
却し濾過する。この分散液は約40%の固体含量の低粘性
のものである。
4b) 核−外皮分散液の製造 40%分散液4aの500gを燐酸塩緩衝液でpH7.0とし、蒸留
水1000ml中の4,4′−アゾビス−(シアノ吉草酸)のナ
トリウム塩1g及びナトリウムテトラデシルスルホネート
0.5gからなる溶液で希釈し全体で1000mlの容量とする。
(=pH7.0の20%分散液4a)。この溶液を重合容器中で8
0℃に加熱し、この温度に15分間保持し、次いで次の二
種の溶液を80℃で同時に滴加する: 溶液A 2−ブロムエチルメタクリレート 20 g グリコールジメタクリレート 2.5g N−t−ベチルメタクリレート 17.5g メチルメタクリレート 10 g 溶液B 蒸留水50g中の4,4′−アゾビス−(シアノ吉草酸)のナ
トリウム塩 1g 滴加時間:約2時間。配量速度は両者の供給物において
できるだけ同じ大きさでなければならない。供給終了
後、更に1時間80℃に保持する。その後冷却し、濾過す
る。約23%の固体含量の微細粒状、低粘性分散液が生じ
る。
4c) 核−外皮分散液の製造 例4b(分散液4aの希釈、中和等)におけると同様に処理
するが、次の溶液を配量した。
溶液A: 酢酸ビニル 10 g クロル酢酸ビニルエステル 30 g メチレンビスアクリルアミド 2.5g アクリルアミド 7.5g 溶液B 蒸留水50g中の4,4′−アゾビス(シアノ吉草酸)のナト
リウム塩 2g 滴加時間:約3時間、供給終了後、更に2時間80℃で保
持する。冷却及び濾過後、微細粒状低粘性分散液が生じ
る。
例 5 ラテックス5の合成 工程I 例1による重合容器中の次の成分 蒸留水 1550 g ナトリウムラウリルスルフェート 0.8g メチルメタクリレート 3.2g イソブチルメタクリレート 3.2g を予め装入し、攪拌下に80℃に加熱する。引き続き水40
ml中のアンモニウムペルスルフェート4gの溶液を加え
る。引き続き、 メチルメタクリレート 190g イソブルメタクリレート 190g グリコールビスメタクリレート 20g からなるモノマー混合物を80℃で配量する。
モノマー供給時間:2時間。供給終了後、更に2時間80℃
に保持する。冷却後、良好な濾過性の凝集物を有さない
分散液が生じる:固体含量:19%、pH2.2、粘度4mPa.se
c. 第II工程 例1による重合容器中に第I工程による分散液160gを装
入し、これに 燐酸塩緩衝液、pH7(テイトリゾール、メルク) 10 g 4,4′−アゾビス−(シアノ吉草酸)のナトリウム塩0.4
g 蒸留水 310 g を加える。この溶液を80℃に加熱し、3時間かけて次の
エマルジョン: メチルメタクリレート 143 g イソブチルメタクリレート 143 g エチレングリコールビスメタクリレート 15 g ナトリウムラウリルスルフェート 1 g 4,4′−アゾビス(シアノ吉草酸)のナトリウム塩 1.8g 蒸留水 970 g を加える。引き続きすぐに次の両方の混合物を同時に加
える(添加時間:1時間)。
混合物A メチルメタクリレート 44g エチレングリコールビスメタクリレート 4g グリシジルメタクリレート 42g 混合物B 4,4′−アゾビス(シアノ吉草酸)のナトリウム塩 0.6g メタクリルアミド 10 g 蒸留水 320 g 添加終了後80℃で更に1時間保持する。冷却後、凝集物
を有さない分散液が生じる:固体含量:約19%。粒径約
0.4μm。
例 6 例1によるラテックスの精製 (合成に必要な助剤、乳化剤、開示剤の除去) 分散液1 10mlを15分間5000r.p.mで遠心分離する。上
澄漿液を注ぎ出し、引き続き粒子を1N NaCl中に再分散
させる(1NNaCl約50ml中のポリマー固体1g)。その後、
10分間5000r.p.m.で遠心分離し傾瀉する。1N NaCl中へ
の再分散及び遠心分離を更に2回繰り返す。引き続き粒
子を0.05M燐酸塩緩衝液、pH7.5中に再分散させる(0.05
M燐酸塩緩衝液、pH7.5、50ml中のポリマー固体1g)。50
00r.p.mで10分間遠心分離し、上澄を注ぎ出す。この工
程を1回繰り返す。こうして得られたラテックスの貯蔵
を+5℃で冷蔵庫中で行なう。
例 7 例3によるラテックスの精製 例6におけるように行なうが、遠心分離時間をそれぞれ
30分間に高めた(5000r.p.m)。
例 8 トリプシンの固定のための反応(参考) 例1による分散液15ml にトリプシン300mg(1M燐酸塩緩衝液、pH7.5、6ml中に
溶かした)を加え、引き続き72時間23℃で攪拌する。そ
の後、共有結合していない酵素を3回の遠心分離及び0.
05M燐酸緩衝塩中への再分散により除去する(例6によ
り実施)。
例 9 固定酵素の活性測定(参考) a) 37℃及びpH7.5(pH−スタット)におけるN.ベン
ゾール−アルギニ−エチルエステル(BAEE)の加水分解 遠心分離精製した例8によるラテックスの乾燥物質1g
(水約1gを有する湿った物質約2gとして使用)を2%BA
EE溶液20ml中に分散させる。 使用 活性[U/g]*) 1.使用 14.2 2.使用 12.1 3.使用 11.8 4.使用 11.8 *) 活性はそれぞれ担体1gに対するものであり、Uは1マイ
クロモル/分に相応し、開始速度に基ずき測定した。
b) カゼインの加水分解(37℃、pH8.0) 例8により遠心分離精製したラテックスの乾燥物質1g
(約1gの水と共に約2gの湿た物質として使用)を4%カ
ゼイン溶液20ml中に分散する。 使用 活性[U/g担体材] 1.使用 3.2 2.使用 2.6 3.使用 2.6 4.使用 2.6 例10 反応性ラテックスの凍結速度 例1による分散液15mlを例6に記載されているように精
製する。この際約50%の残留水分を有するポリマーが生
じる。この遠心分離したラテックスを凍結乾燥し、引き
続き−20℃で6ケ月貯蔵する。
凍結乾燥ラテックスの再分散: 再分散は0.05M燐酸塩緩衝液、pH7.5で行なわれる。この
際、約5分間強力に攪拌しなければならない。緩衝液中
に懸濁させた試料を短時間超音波で処理することもでき
る。
引き続き、例8中に記載したように酵素との反応を行な
う(使用したラテックスに関しトリプシン10%)。
例11 固定トリプシンを有するラテックスの凍結乾燥(参考) トリプシンと反応させたラテックス(例8)1g、を凍結
乾燥させ、その後6ケ月−20℃で貯蔵する。再分散は例
10に記載したように0.05M燐酸塩緩衝剤で行なわれる。
カゼインに対する活性(4%カゼイン溶液20ml中の再分
散性ラテックスの固体1g、37℃、pH8.0)使 用 活性[U/g担体材料] 1.使用 3.6 2.使用 2.4 3.使用 2.4 例12 トリプシンの固定(参考) 例8におけると同様に行なうが、トリプシンの固定のた
めに例3におる分散液15ml(遠心分離30分、5000r.p.
m)を使用する。
基質としてカゼインに対する活性(pH8.0、37℃) 1.使用 5.5U/g 担持材料 2.使用 4.2U/g 担持材料 3.使用 4.0U/g 担持材料 例13 蛍光標識化ラテックスの合成 例1による重合容器中に母分散液1a40gを予め装入し、
これに燐酸塩緩衝液pH7(テイトリゾール、メルク)5m
l、4,4′−アゾビス−(シアノ吉草酸)のナトリウム塩
0.2g及び蒸留水180gを加える。この混合物を80℃に加熱
た後、同様に80℃で3時間かけて、 メチルメタクリレート 127 g イソブチルメタクリレート 15 g エチレングリコールビスメタクリレート 7.5g フロール−グリーン−ゴールド(Flurol−Gruen−Gol
d) 0.6g 4,4′−アゾビス−(シアノ−吉草酸)のナトリウム 1.0g ナトリウムラウリルスルフェート 0.5g 蒸留水 450 g からなるエマルジョンを加える。
この供給の終了後(=ラテックス核)、80℃で1時間か
けて同時に次の両方の混合物を添加する: 混合物A: メチルメタクリレート 24g エチレングリコールビスメタクリレート 2g グリシジルメタクリレート 21g 混合物B メタクリルアミド 3 g 4,4′−アゾビス−(シアノ吉草酸)のナトリウム塩 0.3g 蒸留水 155 g 供給の終了後、更に60分間80℃で保持して、その後冷却
する。良好な濾過性の凝集物を有さない固体含量19%の
分散液、pH7.7、粘度:10mPa.secが生じる。粒径:2μ
m。UV−励起において蛍光は肉眼でも蛍光顕微鏡によっ
てもあきらかに可視である。
例14 抗アルブミンの固定 例5による分散液10mlを0.5M燐酸塩緩衝液pH7.5で100ml
に希釈する。(燐酸塩緩衝液に有利に0.05%ナトリウム
アジドを加える)。ポリマー固体約2%の分散液が生じ
る。
抗血清(カタログNo.16−0156389<ヤギ>)を緩衝液と
一緒に次の濃度に希釈する。
a) 1000μg AK/ml b) 200μg 〃/ml c) 40μg 〃/ml d) 8μg 〃/ml e) 0μg 〃/ml ラテックス粒子への抗アルブミンの結合はそれぞれ2%
分散液1mlと希釈列a)〜e)1mlとを反応させることに
より行なわれる。室温で5日間攪拌し、例6に記載した
ようにラテックス粒子を遠心分離により精製する。
フロントページの続き (72)発明者 ゲルハルト・マルケルト ドイツ連邦共和国オーバー‐ラムシユタツ ト・ライプツイガー・シユトラーセ 25 (72)発明者 ノルベルト・ジユターリン ドイツ連邦共和国オーバー‐ラムシユタツ ト・アム・ホレト 23 (72)発明者 コルネリア・フアイル ドイツ連邦共和国エルツハウゼン・ライン シユトラーセ 36 (56)参考文献 特開 昭55−110118(JP,A) 特開 昭54−28816(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生物学的に作用を有する物質を固定するた
    めの核−外皮構造を有するポリマーラテックスに抗体を
    固定する方法において、このポリマーラテックスが再分
    散性であり、この際外皮のポリマー材料が I)ラジカル重合性架橋剤 0.1〜20重量% II)一般式 Z′−(R)n−X [式中、Z′はラジカル重合性単位を表わし、Rはスペ
    ーサーを表わし、Xは反応性の親核的に攻撃性の基を表
    わし、かつnは0又は1を表わす]のラジカル重合性官
    能性モノマー、及び 置換されていてよい一般式I [式中、R1は水素又はメチル基を表わし、R3及びR4は相
    互に独立して水素又は炭素原子数1〜4のアルキル基を
    表わす]のメタクリルアミド及びアクリルアミドの群並
    びに一般式II [式中、R′は水素又はメチル基を表わし、R′
    水素又は炭素原子数1〜4のアルキル基を表わし、Qは
    酸素又は−NR″基(ここでR″は水素又は炭素原子
    数1〜4のアルキル基を表わす)を表わし、pは1〜3
    の整数であり、mは1〜25の整数であり、但し、Qが酸
    素の場合pは1ではない]の化合物の群からなるラジカ
    ル重合性親水性モノマーB 4.9〜99.9重量% ただし官能性モノマーの外皮の全ポリマーに関する量は
    少なくとも0.1重量%である及び III)メタクリル酸エステル及びアクリル酸エステルの
    群並びにカルボン酸のビニルエステルの群からなる水不
    溶性であるか又は限られて水溶性のラジカル重合性モノ
    マーA 0〜95重量% からなり、この際外皮のモノマー組成は IV)外皮のTλmax値が無水状態で20〜250℃であるよう
    に選択されており、 かつポリマー粒子の核のポリマー材料はラジカル重合性
    モノマーの乳化重合により形成されている核−外皮構造
    を有するポリマーラテックスであることを特徴とする抗
    体の固定法。
  2. 【請求項2】生物学的に作用を有する物質を固定するた
    めの核−外皮構造を有するポリマーラテックスに抗体を
    固定する方法において、このポリマーラテックスが再分
    散性であり、この際外皮のポリマー材料が I)ラジカル重合性架橋剤 0.1〜20重量% II)一般式 Z′−(R)n−X [式中、Z′はラジカル重合性単位を表わし、Rはスペ
    ーサーを表わし、Xは反応性の親核的に攻撃性の基を表
    わし、かつnは0又は1を表わす]のラジカル重合性官
    能性モノマー、及び 置換されていてよい一般式I [式中、R1は水素又はメチル基を表わし、R3及びR4は相
    互に独立して水素又は炭素原子数1〜4のアルキル基を
    表わす]のメタクリルアミド及びアクリルアミドの群並
    びに一般式II [式中、R′は水素又はメチル基を表わし、R′
    水素又は炭素原子数1〜4のアルキル基を表わし、Qは
    酸素又は−NR″基(ここでR″は水素又は炭素原子
    数1〜4のアルキル基を表わす)を表わし、pは1〜3
    の整数であり、mは1〜25の整数であり、但し、Qが酸
    素の場合pは1ではない]の化合物の群からなるラジカ
    ル重合性親水性モノマーB 4.9〜99.9重量% ただし官能性モノマーの外皮の全ポリマーに関する量は
    少なくとも0.1重量%である及び III)メタクリル酸エステル及びアクリル酸エステルの
    群並びにカルボン酸のビニルエステルの群からなる水不
    溶性であるか又は限られて水溶性のラジカル重合性モノ
    マーA 0〜95重量% からなり、この際外皮のモノマー組成は IV)外皮のTλmax値が無水状態で20〜250℃であるよう
    に選択されており、 かつポリマー粒子の核のポリマー材料はラジカル重合性
    モノマーの乳化重合により形成されており、かつ核が1
    種以上の色素を含有している、核−外皮構造を有するポ
    リマーラテックスであることを特徴とする抗体の固定
    法。
JP2263967A 1981-04-29 1990-10-03 抗体の固定法 Expired - Lifetime JPH0723893B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19813116995 DE3116995A1 (de) 1981-04-29 1981-04-29 Latex zur immobilisierung von biologisch wirksamen substanzen
DE3116995.3 1981-04-29

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57070541A Division JPH0613611B2 (ja) 1981-04-29 1982-04-28 水性媒体と抗体又は酵素を固定するための核―外皮構造を有するポリマー粒子とからなるポリマーラテックス

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4125759A Division JP2536995B2 (ja) 1981-04-29 1992-05-19 酵素固定法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03210476A JPH03210476A (ja) 1991-09-13
JPH0723893B2 true JPH0723893B2 (ja) 1995-03-15

Family

ID=6131085

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57070541A Expired - Lifetime JPH0613611B2 (ja) 1981-04-29 1982-04-28 水性媒体と抗体又は酵素を固定するための核―外皮構造を有するポリマー粒子とからなるポリマーラテックス
JP2263967A Expired - Lifetime JPH0723893B2 (ja) 1981-04-29 1990-10-03 抗体の固定法
JP4125759A Expired - Lifetime JP2536995B2 (ja) 1981-04-29 1992-05-19 酵素固定法

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57070541A Expired - Lifetime JPH0613611B2 (ja) 1981-04-29 1982-04-28 水性媒体と抗体又は酵素を固定するための核―外皮構造を有するポリマー粒子とからなるポリマーラテックス

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4125759A Expired - Lifetime JP2536995B2 (ja) 1981-04-29 1992-05-19 酵素固定法

Country Status (7)

Country Link
US (2) US4710525A (ja)
EP (1) EP0065069B1 (ja)
JP (3) JPH0613611B2 (ja)
AT (1) ATE19524T1 (ja)
DE (1) DE3116995A1 (ja)
DK (1) DK163668C (ja)
MX (1) MX160019A (ja)

Families Citing this family (68)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3145082A1 (de) * 1981-11-13 1983-05-19 Behringwerke Ag, 3550 Marburg "ein latex, biologisch aktive latexkonjugate und verfahren zu ihrer herstellung"
US4828996A (en) * 1983-01-04 1989-05-09 Rolf Siegel Materials and method for immobilizing biologically active substances
EP0164889A3 (en) * 1984-05-07 1986-12-17 HSC Research Development Corporation Surface-treated polymeric substrates
US4677003A (en) * 1985-04-30 1987-06-30 Rohm And Haas Company Microsuspension process for preparing solvent core sequential polymer dispersion
US5225279A (en) * 1985-04-30 1993-07-06 Rohm And Haas Company Solvent core encapsulant composition
DE3530312A1 (de) * 1985-08-24 1987-02-26 Guenther Dr Sawatzki Traeger fuer die photometrische immunspezifische bestimmung von antigenen oder antikoerpern, verfahren zu ihrer herstellung und verwendung
DE3621719A1 (de) * 1986-06-28 1988-01-14 Roehm Gmbh Verfahren zur ausloesung der bildung von antikoerpern
DE3622993A1 (de) * 1986-07-09 1988-01-21 Behringwerke Ag Dispersionspolymere, biologisch aktive dispersionspolymere, verfahren zu ihrer herstellung und verwendung als diagnostisches mittel
EP0280556B1 (en) * 1987-02-27 1994-08-10 EASTMAN KODAK COMPANY (a New Jersey corporation) Water-insoluble particle and immunoreactive reagent, analytical elements and methods of use
US4997772A (en) * 1987-09-18 1991-03-05 Eastman Kodak Company Water-insoluble particle and immunoreactive reagent, analytical elements and methods of use
JPH01104621A (ja) * 1987-09-18 1989-04-21 Eastman Kodak Co ポリマーラテックス組成物の製造方法
US4810763A (en) * 1987-12-23 1989-03-07 Avery International Corporation Suspension polymerization in an organic medium
DE3811042A1 (de) * 1988-03-31 1989-10-19 Merck Patent Gmbh Ionenaustauscher
US5258454A (en) * 1988-09-01 1993-11-02 Riso National Laboratory Peptide synthesis method and solid support for use in the method
JP2816414B2 (ja) * 1989-01-20 1998-10-27 ディアグノスティカ スタゴ サブミクロン粒子,調整及び免疫反応診断学における用途
US4990279A (en) * 1989-04-21 1991-02-05 Hercules Incorporated Electrorheological fluids
DE69017748T2 (de) * 1989-05-10 1995-07-06 Nippon Zeon Co Vinylchloridharz für Sicherheitsglas und Verfahren zur Herstellung des Harzes.
US6120805A (en) * 1990-04-06 2000-09-19 Rhone-Poulenc Rorer Sa Microspheres, process for their preparation and their use
US5216130A (en) * 1990-05-17 1993-06-01 Albany Medical College Complex for in-vivo target localization
US5086143A (en) * 1990-07-25 1992-02-04 Eastman Kodak Company Copolymers containing polyoxyalkylene side chains
US5200315A (en) * 1990-07-25 1993-04-06 Eastman Kodak Company Particulate biologically active reagent containing polyoxyalkylene side chains, analytical element and methods for use of the reagent
DE4026992A1 (de) * 1990-08-25 1992-02-27 Roehm Gmbh Verfahren zur herstellung von traegersystemen fuer biologisch aktive materialien
US5200471A (en) * 1990-11-05 1993-04-06 Minnesota Mining And Manufacturing Company Biomolecules covalently immobilized with a high bound specific biological activity and method of preparing same
US5200462A (en) * 1991-01-25 1993-04-06 Eastman Kodak Company Succinimide containing polymers and lattices prepared from same
US5308749A (en) * 1991-01-25 1994-05-03 Eastman Kodak Company Method of preparing biologically active reagents from succinimide-containing polymers, analytical element and methods of use
US5573934A (en) * 1992-04-20 1996-11-12 Board Of Regents, The University Of Texas System Gels for encapsulation of biological materials
US5385959A (en) * 1992-04-29 1995-01-31 Lever Brothers Company, Division Of Conopco, Inc. Capsule which comprises a component subject to degradation and a composite polymer
DK168670B1 (da) * 1993-03-09 1994-05-16 Niro Separation As Apparat til fordeling af fibre
US5461125A (en) * 1993-04-30 1995-10-24 Minnesota Mining And Manufacturing Company Waterborne core-shell latex polymers
DE59406939D1 (en) * 1993-07-16 1998-10-22 Merck Patent Gmbh Trennmaterialien für die hydrophobe chromatographie
DE4333674A1 (de) * 1993-10-02 1995-04-06 Merck Patent Gmbh Nukleotidhaltiges Sorbens für die Affinitätschromatographie
DE4333821A1 (de) * 1993-10-04 1995-04-06 Merck Patent Gmbh Ionenaustauscher
DE4334353A1 (de) * 1993-10-08 1995-04-13 Merck Patent Gmbh Verfahren und Träger für die Gelpermeationschromatographie
US5432210A (en) * 1993-11-22 1995-07-11 Rohm And Haas Company Polymer particles and method for preparing by polymerization of encapsulated monomers
US5776651A (en) * 1996-01-31 1998-07-07 Minnesota Mining & Manufacturing Company Laminable proofing elements
EP2290364A1 (en) 1996-04-25 2011-03-02 BioArray Solutions Ltd. Light-controlled electrokinetic assembly of particles near surfaces
US6417249B1 (en) 1997-10-31 2002-07-09 Hewlett-Packard Company Ink-jet printing ink compositions having superior smear-fastness
US5990202A (en) * 1997-10-31 1999-11-23 Hewlett-Packard Company Dual encapsulation technique for preparing ink-jets inks
US6057384A (en) * 1997-10-31 2000-05-02 Hewlett-Packard Company Latex polymer blends for improving the permanence of ink-jet inks
US6649702B1 (en) * 1999-05-19 2003-11-18 University Of Utah Research Foundation Stabilization and acoustic activation of polymeric micelles for drug delivery
US9709559B2 (en) 2000-06-21 2017-07-18 Bioarray Solutions, Ltd. Multianalyte molecular analysis using application-specific random particle arrays
CA2413978C (en) 2000-06-21 2008-12-16 Bioarray Solutions, Ltd. Multianalyte molecular analysis
MXPA03002897A (es) * 2000-10-02 2003-06-24 Kimberly Clark Co Medio de registro con nanoparticulas y metodos para hacer los mismos.
US7262063B2 (en) * 2001-06-21 2007-08-28 Bio Array Solutions, Ltd. Directed assembly of functional heterostructures
IL161391A0 (en) 2001-10-15 2004-09-27 Bioarray Solutions Ltd Multiplexed analysis of polymorphic loci by concurrent interrogation and enzyme-mediated detection
US6792019B2 (en) * 2002-02-28 2004-09-14 Texas Instruments Incorporated Driver with tail currents in discrete subranges
US7526114B2 (en) 2002-11-15 2009-04-28 Bioarray Solutions Ltd. Analysis, secure access to, and transmission of array images
US7255895B2 (en) * 2003-01-21 2007-08-14 Bioarray Solutions, Ltd. Method for controlling solute loading of polymer microparticles
US6964747B2 (en) * 2003-01-21 2005-11-15 Bioarray Solutions, Ltd. Production of dyed polymer microparticles
JP3954522B2 (ja) * 2003-04-18 2007-08-08 日清紡績株式会社 生物学的活性物質を固定化した素子
WO2005029705A2 (en) 2003-09-18 2005-03-31 Bioarray Solutions, Ltd. Number coding for identification of subtypes of coded types of solid phase carriers
WO2005031305A2 (en) 2003-09-22 2005-04-07 Bioarray Solutions, Ltd. Surface immobilized polyelectrolyte with multiple functional groups capable of covalently bonding to biomolecules
JP2007521017A (ja) 2003-10-28 2007-08-02 バイオアレイ ソリューションズ リミテッド 固定化捕捉プローブを用いる遺伝子発現分析法の最適化
JP2007509629A (ja) 2003-10-29 2007-04-19 バイオアレイ ソリューションズ リミテッド 二本鎖dnaの切断による複合核酸分析
CA2558853A1 (en) * 2004-04-05 2005-10-20 Basf Aktiengesellschaft Polymer particles containing active agents
US7848889B2 (en) 2004-08-02 2010-12-07 Bioarray Solutions, Ltd. Automated analysis of multiplexed probe-target interaction patterns: pattern matching and allele identification
ES2362790T3 (es) * 2004-09-02 2011-07-13 Abbott Point Of Care, Inc. Sensor de nitrógeno ureico en sangre (bun).
WO2006044577A1 (en) * 2004-10-13 2006-04-27 Ilypsa, Inc. Pharmaceutical compositions comprising a toxin-binding oligosaccharide and a polymeric particle
US20060078534A1 (en) * 2004-10-13 2006-04-13 Dominique Charmot Toxin binding compositions
US8486629B2 (en) 2005-06-01 2013-07-16 Bioarray Solutions, Ltd. Creation of functionalized microparticle libraries by oligonucleotide ligation or elongation
JP5200425B2 (ja) * 2006-06-23 2013-06-05 住友化学株式会社 農薬活性微生物製剤
US9910040B2 (en) 2012-07-09 2018-03-06 Sevident, Inc. Molecular nets comprising capture agents and linking agents
US9733242B2 (en) 2012-10-07 2017-08-15 Sevident, Inc. Devices for capturing analyte
EP2712877B1 (en) * 2012-09-28 2015-04-01 Rohm and Haas Company Curable formaldehyde free compositions as binders having solvent resistance
EP2972343A4 (en) * 2013-03-14 2016-08-24 Sevident Inc MOLECULAR NETS ON SOLID PHASES
JP7091128B2 (ja) * 2018-04-27 2022-06-27 キヤノン株式会社 粒子、及びその製造方法
GB201907468D0 (en) * 2019-05-28 2019-07-10 Univ Loughborough Dispersion
CN113416267B (zh) * 2021-07-28 2022-09-20 万华化学(四川)有限公司 一种改善工艺污水可生化性的abs接枝胶乳的凝聚方法

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2046898B2 (de) * 1969-09-26 1977-09-22 The Japanese Geon Co, Ltd, Tokio Verfahren zur herstellung von propfmischpolymerisaten und deren verwendung in polyvinylchlorid enthaltenden formkoerpern
US3661994A (en) * 1969-11-14 1972-05-09 Stauffer Chemical Co Graft polymers of rubber for reinforcing plastics
US3787522A (en) * 1972-11-01 1974-01-22 Ford Motor Co Acrylate polymer particles comprising a core,an outer shell,and an intermediate layer
US3856883A (en) * 1973-05-29 1974-12-24 Ford Motor Co Graded rubber particles having hydroxy functionality and a polymeric crosslinking agent
US4138383A (en) * 1975-11-24 1979-02-06 California Institute Of Technology Preparation of small bio-compatible microspheres
US4107120A (en) * 1976-06-17 1978-08-15 Rohm And Haas Company Heteropolymer acrylic latices and textiles treated therewith
US4210723A (en) * 1976-07-23 1980-07-01 The Dow Chemical Company Method of coupling a protein to an epoxylated latex
US4140662A (en) * 1977-03-25 1979-02-20 Ortho Diagnostics, Inc. Attachment of proteins to inert particles
FR2399448A1 (fr) * 1977-08-03 1979-03-02 Rhone Poulenc Ind Latex de polymeres vinyliques stables aux electrolytes
CH628738A5 (de) * 1977-08-03 1982-03-15 Hoffmann La Roche Immunologisches diagnose-reagenz.
GB2005275B (en) * 1977-09-19 1982-03-10 Hoffmann La Roche Immunological reagent
CA1101330A (en) * 1977-09-19 1981-05-19 Ernst A. Fischer Immunological material bonded to carboxylated latex polymer and process for making it
EP0001223A3 (en) * 1977-09-19 1979-12-12 F.Hoffmann-La Roche & Co. Aktiengesellschaft Latex coated with a polyhydroxy compound, process for the preparation of this latex, immunological reagent containing this latex, process for the preparation of this reagent, application of this reagent, testing procedure utilising this reagent and reagent kit containing this reagent
GB2041940B (en) * 1979-02-17 1982-12-22 Dow Chemical Co Method of coupling a protein to an epoxylated latex and the products formed therefrom
JPS55110118A (en) * 1979-02-20 1980-08-25 Dow Chemical Co Method of combining epoxylated latex with protein and product formed therefrom
DE2907794A1 (de) * 1979-02-28 1980-09-11 Dow Chemical Co Protein-latex-konjugat und verfahren zu seiner herstellung
JPS5655414A (en) * 1979-10-11 1981-05-16 Japan Synthetic Rubber Co Ltd Polymer particle

Also Published As

Publication number Publication date
JP2536995B2 (ja) 1996-09-25
DK144382A (da) 1982-10-30
EP0065069A3 (en) 1983-04-27
EP0065069B1 (de) 1986-04-30
JPH03210476A (ja) 1991-09-13
DE3116995C2 (ja) 1990-08-09
DK163668C (da) 1992-08-17
JPH0613611B2 (ja) 1994-02-23
JPS585302A (ja) 1983-01-12
US4710525A (en) 1987-12-01
US4829101A (en) 1989-05-09
DK163668B (da) 1992-03-23
ATE19524T1 (de) 1986-05-15
JPH05346430A (ja) 1993-12-27
EP0065069A2 (de) 1982-11-24
DE3116995A1 (de) 1982-11-25
MX160019A (es) 1989-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2536995B2 (ja) 酵素固定法
US4622362A (en) Polyacrolein microspheres
US4678814A (en) Polyacrolein microspheres
US4413070A (en) Polyacrolein microspheres
US4438239A (en) Microsphere coated substrate containing reactive aldehyde groups
JPS6315551B2 (ja)
US4552633A (en) Fine particulate for use in clinical testing and a process for producing thereof
JP3215455B2 (ja) ポリオキシアルキレン側鎖含有共重合体
EP0095932B1 (en) The use of a particulate polymer as a carrier for biological substances and the like and such substances supported on the carrier
JPH0810224B2 (ja) 生理活性物質固定化用ラテツクス及びこのラテツクスを用いるラテツクス試薬
JP3238736B2 (ja) 水不溶性非架橋非孔質コポリマー及びそれらから製造される水性ラテックス組成物
EP0466170B1 (en) Detection reagent
JPH028271B2 (ja)
JP2000093169A (ja) 高分子/酵素結合体、高分子/酵素/生物学的に特異的な結合を有する物質結合体および用途
JPH07229900A (ja) 免疫学的診断試薬
JPH0548245B2 (ja)
JP2001158800A (ja) アビジン粒子
JPH0810223B2 (ja) 診断薬用ラテツクス、その製法および該ラテツクスを用いてなる診断薬
JP2545503B2 (ja) 免疫学的診断試薬
US20050054815A1 (en) Stabilized polymer beads and method of preparation
JPS635019A (ja) 生体成分を担持したマイクロカプセル化磁性体超微粒子
JPS61155957A (ja) 免疫学的診断試薬
JPS59182804A (ja) 反応性微粒子およびその製造法
CA1218185A (en) Acrolein microspheres
JPS61155958A (ja) 免疫学的診断試薬