JPH07231424A - 記録再生方式およびその装置 - Google Patents

記録再生方式およびその装置

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JPH07231424A
JPH07231424A JP6020867A JP2086794A JPH07231424A JP H07231424 A JPH07231424 A JP H07231424A JP 6020867 A JP6020867 A JP 6020867A JP 2086794 A JP2086794 A JP 2086794A JP H07231424 A JPH07231424 A JP H07231424A
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signal
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JP6020867A
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Keizo Nishimura
恵造 西村
Takao Arai
孝雄 荒井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/92Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N5/9201Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving the multiplexing of an additional signal and the video signal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/92Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
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  • Storage Device Security (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】有料で特定視聴者向けに配信した番組を、不特
定多数に任意の場所で料金を課金することなく視聴され
る可能性を排除し、一方視聴者は送られてきた番組をい
つでも好きなときに自由に視聴できる信号記録再生方式
および装置を提供する。 【構成】番組信号はスクランブルされたまま記録し、再
生時にデコーダでスクランブルを解いて視聴できるよう
に、番組信号の前に再生できる位置にスクランブルを解
くためのキー信号を記録する。 【効果】番組配信を行なう側にとっても、視聴する側に
とっても問題のない記録再生方式および装置が実現でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種信号を記録再生する
方式および装置に係り、特に盗視聴防止のためにスクラ
ンブルされた信号を記録再生するのに好適な記録再生方
式および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】盗視聴防止のためにスクランブルされた
信号を送信する例として、コロナ社刊真利藤雄監修「最
新のAV機器とディジタル技術」に述べられているアド
レッサブルCATVシステムがあげられる。このような
システムでは、視聴者はCATV局からスクランブルを
解くためのキー情報を送ってもらい、デコーダでスクラ
ンブルを解いてテレビ受像器で視聴する。
【0003】ここで、視聴者が送られてきた番組を後で
視聴したいという欲求を持った場合には、スクランブル
を解いたデコーダ出力のビデオ信号をVTRに録画する
ことになる。これにより視聴者は録画した番組を後で視
聴することが可能になるが、一方CATV局側から見れ
ば、有料で特定視聴者向けに配信した番組を、不特定多
数に任意の場所で料金を課金することなく視聴される可
能性があるという問題になる。これは、盗視聴防止のた
めのスクランブルが効果を発しないことを意味するの
で、CATV局側としては、デコーダ出力はテレビ受像
器には映るがVTRでは録画できないような保護をかけ
ることになる。こうすると、今度は視聴者の要求であ
る、送られてきた番組を今ではなく後で見たいというこ
とが満足できなくなるという問題が生じる。
【0004】このように、従来の技術は例えばCATV
局側の要求と視聴者側の要求を共に満たすことができな
いという欠点を持っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
したような従来技術の欠点をなくし、例えばCATV局
側から見れば、有料で特定視聴者向けに配信した番組
を、不特定多数に任意の場所で料金を課金することなく
視聴される可能性を排除し、一方視聴者は送られてきた
番組をいつでも好きなときに自由に視聴できる信号記録
再生方式および装置を提供することにある。もちろん、
これはCATVに限ったことではなく、衛星放送やその
他の有料番組配信システムに対しても同様の課題の解決
になる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
には、信号をスクランブルがかかったままで記録し、再
生時にキー情報と共にデコーダに入力し、スクランブル
を解いて視聴するようにすればよい。キー情報は、通常
スクランブルがかかった番組の信号に先立って送られて
くるので、番組の信号を記録する領域の直前に記録する
ようにする。キー情報の記録は、番組の信号と同じ取り
扱いで記録してもよいし、別記録としてもよいし、どち
らでもその機能、効果は変わらない。即ち、例えばこの
方式を適用する記録再生装置が通常のVTRのようなヘ
リカルスキャン型の記録再生装置である場合には、ヘリ
カルトラック上にキー情報を記録して引き続き番組信号
を記録する方式にすることも、ヘリカルトラックを領域
分割してキー情報を番組信号の先頭あるいはそれより前
のヘリカルトラックのキー情報記録領域に記録する方式
にすることも、キー情報はリニアトラックのような別の
記録領域を設けその番組信号より先に再生できる位置に
記録する方式にすることも同様の効果を得ることができ
る。
【0007】もちろん本方式はリニアトラック方式のテ
ープレコーダや、ディスクを用いた記録再生方式、装置
においてもまったく同様に適用できる。これらの場合に
も、番組信号の再生開始に当たってその直前に再生出力
できる位置にキー情報を記録する記録領域や、記録トラ
ックを設ければよい。
【0008】
【作用】上記したようにキー情報とスクランブルがかか
ったままの番組信号を記録することにより、視聴者はい
つでも好きなときにこの信号記録媒体、例えばテープを
再生し、キー情報に引き続きスクランブルされた番組信
号を所定のデコーダに入力し、スクランブルを解いて例
えばテレビ受像器で視聴することができる。また、この
テープから再生された信号は、キー情報により、契約し
た視聴者の所定のデコーダでないとスクランブルを解く
ことができないので、例えばCATV局側から見ても、
有料で特定視聴者向けに配信した番組を、不特定多数に
任意の場所で料金を課金することなく視聴される可能性
が排除できる。
【0009】また、番組信号再生開始時にキー情報を再
生出力後このキー情報をその記録領域から消去、または
無意味な信号に書き換えを行うと、その番組を2度視聴
することができなくなり、視聴回数に制限を加えた番組
の配信に適用することができる。さらに、キー情報に視
聴許可回数を示すデータをコーディングしておき、再生
の度に許可回数を1回分減じて新たなキー情報として再
書き込みするような使い方もできる。もちろんこの場合
には、デコーダも視聴許可回数を示すデータをデコード
ディングし、視聴許可回数に応じた動作を行う機能が必
要である。
【0010】次に、再生を途中で中断し、後で再び続き
を再生するような場合には、そのままではキー情報は再
生できないので、番組のスクランブルを解くことができ
ない。そこで、キー情報が記録されている場所まで巻き
戻しまたは逆送りを行ない、キー情報を再生出力した
後、早送りにより再生再開位置の頭出しを行ない、再生
を行なえばよい。そのため、キー情報と番組を記録する
ときに、たとえばキー情報の記録位置を基準として番組
信号の相対的な位置を示す位置情報を記録媒体上に記録
し、これを用いて頭出しを行うことができる。この位置
情報は、VTRのタイムコードのように、専用の記録領
域を設けたり、番組信号に重畳したりすることもできる
し、記録信号に時分割多重したり周波数多重したりする
こともできる。いずれの記録方法でもその効果は同じよ
うにえられ、記録方法はこの発明の本質ではない。この
位置情報を記録再生装置に表示できるようにすれば、視
聴者はこの位置情報を見てキー情報の記録位置を探して
キー情報を再生し、再び番組再生位置の頭出しを行うこ
とができる。
【0011】さらに、再生再開位置の位置情報を見れ
ば、キー情報の記録位置がどちらの方向にどれくらい離
れているかがわかるので、この再開位置の位置情報をメ
モリなどに記憶した後、自動的に巻き戻しまたは逆送
り、あるいは場合によっては早送りを行ない、記録媒体
上の位置情報を逐次参照しながら基準位置であるキー情
報の記録位置にもっていき、キー情報を再生した後、記
憶された位置情報に基づいて再生再開位置の頭出しを行
ない、自動的に再生を再開するような制御装置を構成す
ることができる。このようにすると、例えばカセット式
のテープレコーダであれば、カセットを挿入するだけで
自動的にデコーダを介してスクランブルが解かれた番組
の続きを視聴することができるようになる。
【0012】一方、再生開始に当たってキー情報を消去
あるいは書き換える場合には、上記のように位置情報に
よりキー情報が記録されていた位置にもっていっても、
キー情報を再生することができない。そこで、このよう
な場合には、再生開始時にキー情報をメモリなどに一時
記憶しておき、再生を中断する場合にはその場所に記憶
されていたキー情報を書き込むようにすればよい。キー
情報の記録場所については、次に再生を再開する番組信
号の先頭との関係が、当初のキー情報と番組信号の先頭
との関係と同等になるようにしておけば、再生を再開す
るに当たって特別な処理や手段を設ける必要がなく、好
都合である。また、巻き戻しまたは逆送り、あるいは早
送りする場合にも同様にキー情報をその位置に書き込ん
だ後に所定の操作が実行されるようにしてもよい。
【0013】再生中断の場合でも、引き続きすぐに再生
が再開され、新たにスクランブルを解くデコーダにキー
情報を送り直す必要がない場合や、メモリなどに記憶し
たキー情報をそのまま出力できる場合には、信号記録媒
体の再生再開位置にキー情報を書き込まないようにして
もよい。その場合には再生を中断して信号記録媒体を排
出しようとするときや、装置の電源を落とそうとすると
きに、その操作を実行する直前にメモリなどに記憶され
たキー情報をその位置に書き込んだ後に所定の操作が実
行されるようにする。
【0014】以上のようにすることにより、有料で特定
視聴者向けに配信した番組を、不特定多数に任意の場所
で料金を課金することなく視聴される可能性を排除し、
一方視聴者は送られてきた番組をいつでも好きなときに
自由に視聴できる信号記録再生方式および装置が実現で
きる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の詳細を実施例を用いて説明す
る。なお、ここでは本発明を、有料でキー情報と共にC
ATV回線を通じて配信されるスクランブルされたビデ
オ信号を記録再生する、ヘリカルスキャン型のVTRに
適用した例について述べるが、もちろん他の媒体、信号
のシステムについても同様に適用でき、同様の効果があ
ることを断っておく。また、説明は記録再生装置として
行うが、番組信号については再生機能しかもたない装置
を構成する場合もある。その場合も再生部分の動作説明
と同じ動作、機能により、同様の効果があることもあら
かじめ断わっておく。
【0016】まず、番組の配信とそのスクランブルを解
くためのキー情報とが別々の回線を通じて送られてくる
場合のシステムについて、図1、2を用いて説明する。
たとえば、番組信号はCATVチャネルを通じて、キー
情報は電話回線を通じて送られてくるようなシステムへ
の適用例である。図1は本発明の記録再生方式による装
置の基本構成の一実施例を示すブロック図、図2はその
テープ上での記録パターンを模式的に示す図である。な
お、ブロック図においてはヘリカルトラックへの記録再
生を行うヘッドについても、リニアトラックへの記録再
生を行うヘッドについても同様の表示の仕方を行ってい
るが、これらについては説明文の中で区別を示す。ま
た、記録ヘッドと再生ヘッドを別ヘッドで行うような説
明を行うが、もちろん録再兼用ヘッドの装置であって
も、本発明の本質は何ら損なわれない。これらについて
は以下に述べる他の実施例についても同様である。
【0017】図1において、1は番組信号入力端子、2
は信号入力回路、3は記録信号処理回路、4は回転ドラ
ムに取り付けられたヘリカルトラック用の磁気ヘッド、
5はキー情報入力端子、6はデータレシーバ、7はキー
情報のための記録信号処理回路、8はリニアトラック用
の磁気ヘッド、9はコントローラ、10は磁気テープ、
11は回転ドラムに取り付けられたヘリカルトラック用
の磁気ヘッド、12は再生信号処理回路、13は信号出
力回路、14は番組信号出力端子、15はリニアトラッ
ク用の磁気ヘッド、16はキー情報のための再生信号処
理回路、17はキー情報出力回路、18はキー情報出力
端子である。
【0018】番組信号入力端子1には、CATVの回線
を通じて盗視聴防止のためのスクランブルを施されたビ
デオ信号が番組信号として入力され、信号入力回路2に
送られる。この入力信号の形態は、スクランブルを解く
ためのデコーダと本発明を適用した記録再生装置とのイ
ンタフェースの取り方によりいくつかが考えられるが、
ここでは発明の本質に関わる部分のみの説明とするた
め、選局され、信号伝送のためにほど越された変調など
は復調され、また、ディジタル伝送の場合には伝送中の
符号謝りの検出訂正などが行われた後の信号が入力され
るものとして説明する。したがって、デコーダとのイン
タフェースの取り方によっては、信号入力回路2にチュ
ーナや復調器、誤り訂正回路などが含まれる構成もあり
得る。同様に後述する信号出力回路13には誤り訂正符
号生成回路、変調器、RFコンバータなどが含まれる構
成があり得る。本実施例では記録再生装置の入出力はス
クランブルされたディジタルビデオ信号であるものとす
る。その場合は時間軸圧縮された入力信号を高速記録
し、再生時に時間軸を伸長して出力信号とするようなこ
とも考えられるが、本実施例では時間軸については特に
操作を加えない場合の説明を行う。これらの点は後述す
る他の実施例においても同様である。信号入力回路2は
スクランブルがかかったままのディジタルビデオ信号
を、番組信号のための記録信号処理回路3に送る。
【0019】一方、キー情報入力端子5からは、この番
組にかけられたスクランブルを所定の登録されたアドレ
スを持つデコーダにより解除するためのキー情報が入力
される。このキー情報についても、電話回線から直接入
出力される場合と、デコーダを経由して入出力される場
合があり得るが、どちらの場合も本質的には大した差は
ないので、ここでは番組信号にあわせてデコーダ経由で
入出力されるものとして説明する。キー情報入力端子5
からのキー情報はデータレシーバ6に入力され、キー情
報として受け取られた後キー情報のための記録信号処理
回路7に送られる。
【0020】記録信号処理回路3および記録信号処理回
路7は、それぞれ、スクランブルされたディジタルビデ
オ信号およびそのスクランブルを解くためのキー情報に
対して、テープに記録するための信号処理、すなわち信
号のブロック分割、誤り検出符号や誤り訂正符号の付
加、記録変調などを行う。そしてコントローラ9により
タイミングを制御されて、ディジタルビデオ信号は回転
磁気ヘッド4により、またキー情報は固定磁気ヘッド8
により磁気テープ10に記録される。ここで、コントロ
ーラ9は記録信号処理回路3と記録信号処理回路7が記
録信号を出力するタイミングを、図2に模擬的に示すよ
うな記録信号となるように調整する。つまり、番組信号
であるスクランブルのかかったディジタルビデオ信号は
図2のaに示す位置を先頭に、1、2、3、4、・・・
・・の順にヘリカルトラックに記録され、一方キー情報
は図2のbに示す、ビデオ信号の先頭よりも前に再生で
きる位置に記録される。なお、実際のビデオ信号の先頭
aとキー情報bとの位置関係は、回転ヘッドと固定ヘッ
ドの実際の位置関係により左右され、図2と全く同じに
はならないことを断っておく。図2はあくまで一例を模
擬的に示したものである。
【0021】再生時には、図2に示したように記録され
た磁気テープ10から、まず固定磁気ヘッド15により
リニアトラックのbの部分のキー情報が再生されてキー
情報のための再生信号処理回路16に入力される。続い
て回転磁気ヘッド11によりヘリカルトラックのaの部
分から図2の1、2、3、4、・・・・・の順にスクラ
ンブルのかかったディジタルビデオ信号が再生され番組
信号のための再生信号処理回路12に入力される。再生
信号処理回路12および再生信号処理回路16は、それ
ぞれ、磁気ヘッド11、磁気ヘッド16により磁気テー
プ10から再生されたスクランブルされたディジタルビ
デオ信号およびそのスクランブルを解くためのキー情報
に施された記録変調を復調し、また記録再生で生じた符
号誤りの検出や訂正を行い、さらにブロックに分割され
た信号については元の連続した信号に戻して、信号出力
回路13およびキー情報出力回路17を介して番組信号
出力端子14およびキー情報出力端子18から、それぞ
れスクランブルされたディジタルビデオ信号とそのスク
ランブルを解くためのキー情報を出力する。
【0022】以上のように、まずキー情報出力端子18
からスクランブルを解くためのキー情報が、続いて番組
信号出力端子14からスクランブルがかかったままのビ
デオ信号が出力されるので、これらを登録されたアドレ
スを持つ所定のデコーダに接続すれば、視聴者は任意の
時間に所望の番組を視聴することができる。一方、この
テープを他の第三者が所有する装置で再生した場合に
は、たとえその第三者がデコーダを所有していたとして
も、そのデコーダのアドレスが異なっていればこのテー
プから再生されるキー情報では、再生される番組のスク
ランブルは解けないので、有料で特定視聴者向けに配信
した番組を、不特定多数に任意の場所で料金を課金する
ことなく視聴されるようなことを防止できる。
【0023】以上述べた実施例では、キー情報は番組信
号とは別の回線から送られてくるものであったが、以下
の実施例では番組信号とキー情報は同一の回線から送ら
れてくるものとする。もちろんキー情報の送られ方とそ
の記録方式とは任意の組み合わせによりシステムを構成
できる。
【0024】次に、本発明の第2の実施例として、キー
情報と番組信号がいずれもCATV回線を通じて送られ
て来、これらをいずれもヘリカルトラック上に領域分割
方式で記録する場合について、図3、図4を用いて説明
する。図3は本発明の記録再生方式による装置の第2の
実施例を示すブロック図、図4はそのテープ上での記録
パターンを模式的に示す図である。図3において21は
信号入力端子、22は信号入力回路、23はキー情報抽
出回路、24は記録信号処理回路、25は回転ドラムに
取り付けられた磁気ヘッド、26はコントローラ、27
は磁気テープ、28は回転ドラムに取り付けられた磁気
ヘッド、29は再生信号処理回路、30は信号出力回
路、31はキー情報出力回路、32は信号出力端子であ
る。
【0025】信号入力端子21にはキー情報と、それに
引き続きスクランブルがかけられたディジタルビデオ信
号が入力される。これらは信号入力回路22に入力さ
れ、ここでキー情報はキー情報抽出回路23により分離
抽出される。そして、信号入力回路22からはスクラン
ブルがかけられたままのディジタルビデオ信号が、ま
た、キー情報抽出回路23からはそのスクランブルを解
くためのキー情報が、それぞれタイミングを調整されて
記録信号処理回路24に送られる。記録信号処理回路2
4は、コントローラ26によりタイミングを制御されて
入力されたキー情報とディジタルビデオ信号とを多重
し、テープに記録するための信号処理、すなわち信号の
ブロック分割、誤り検出符号や誤り訂正符号の付加、記
録変調などを行う。そして、回転磁気ヘッド25によ
り、図4に示すように磁気テープ27上に記録する。コ
ントローラ26は、図4のdで示した領域にキー信号
を、その続きのcで示した領域を先頭に1、2、3、
4、5、・・・・・・の順にスクランブルがかかったま
まのディジタルビデオ信号を記録するように記録信号処
理回路24を制御する。なお、図2の場合と同様に、図
4においてもキー信号の記録位置は一例を示したにすぎ
ず、番組信号であるディジタルビデオ信号よりも先に再
生できる位置であれば、例えばもう1トラック前にする
こともできる。
【0026】再生時には、回転磁気ヘッド28により、
図4のように記録された磁気テープ27から図4dのキ
ー信号に引き続きスクランブルされたディジタルビデオ
信号が1、2、3、4、5、・・・・の順に再生され、
再生信号処理回路29に入力される。再生信号処理回路
29は、コントローラ26により制御され、入力された
スクランブルされたディジタルビデオ信号およびそのス
クランブルを解くためのキー情報に施された記録変調を
復調し、また記録再生で生じた符号誤りの検出や訂正を
行い、さらにブロックに分割された信号については元の
連続した信号に戻して、ディジタルビデオ信号は信号出
力回路30に、キー情報はキー情報出力回路31に送
る。キー情報出力回路31は、信号出力回路30がディ
ジタルビデオ信号を出力する前に信号出力回路30にキ
ー情報を送り、信号出力回路30はキー情報、スクラン
ブルされたディジタルビデオ信号の順に信号出力端子3
2を介して出力する。
【0027】以上のように、図3の実施例においても、
図1の実施例と同様にまずスクランブルを解くためのキ
ー情報が、続いてスクランブルがかかったままのビデオ
信号が出力されるので、これらを登録されたアドレスを
持つ所定のデコーダに接続すれば、視聴者は任意の時間
に所望の番組を視聴することができる。一方、このテー
プを他の第三者が所有する装置で再生した場合には、た
とえその第三者がデコーダを所有していたとしても、そ
のデコーダのアドレスが異なっていればこのテープから
再生されるキー情報では、再生される番組のスクランブ
ルは解けないので、有料で特定視聴者向けに配信した番
組を、不特定多数に任意の場所で料金を課金することな
く視聴されるようなことを防止できる。
【0028】有料の番組配信では、1回限りの視聴のみ
を許可し、VTRなどに録画して再度視聴するのを禁止
する場合があるが、次に、このような場合でも配信され
たとき以外でも任意の時間に視聴できるようにするため
に本発明を適用した例を、図5、図6の実施例により説
明する。また、次の実施例では、テープへの記録方式と
して、上に述べた2つの実施例とは異なる、キー情報も
ディジタルビデオ信号も同等のヘリカルトラックに記録
する方式で説明する。図5は本発明の記録再生方式によ
る装置の第3の実施例を示すブロック図、図6はそのテ
ープ上での記録パターンを模式的に示す図である。
【0029】図5において、41は記録信号処理回路、
42は回転ドラムに取り付けられた磁気ヘッド、43は
コントローラ、44は消去ヘッドを駆動する消去回路、
45は回転ドラムに取り付けられた消去ヘッド、46は
磁気テープ、47は回転ドラムに取り付けられた磁気ヘ
ッド、48は再生信号処理回路、その他は図3と同じで
ある。
【0030】図5においては、信号記録時の動作は、図
3の実施例とほとんど同様であるが、記録信号処理回路
41はコントローラ43により、テープ上の記録信号が
図6に示すようになるように、キー情報とスクランブル
されたディジタルビデオ信号とを回転磁気ヘッド42を
介して磁気テープ46に記録する。コントローラ43
は、磁気テープ46上の記録パターンが、図6にfで示
したヘリカルトラックにキー情報が記録され、続いて図
6にeで示したヘリカルトラックからスクランブルがか
かったディジタルビデオ信号が1、2、3、4、5、・
・・・・の順になるように記録信号処理回路41を制御
する。なお、ここで、信号入力端子21からのキー情報
とディジタルビデオ信号の入力のされかたによっては、
キー情報抽出回路23によりキー情報を分離抽出してタ
イミングを調整してから記録信号処理回路41に入力し
なくてもよい場合も考えられる。そのような場合は、信
号入力回路22からキー情報に引き続きディジタルビデ
オ信号を記録信号処理回路41に入力することになる。
これは以下に述べる再生側でも同様である。
【0031】再生時には、回転磁気ヘッド47は磁気テ
ープ46から、まず図6fのキー情報を再生し、再生信
号処理回路48に入力する。ここで、コントローラ43
は消去回路44を駆動し、消去ヘッド45により磁気テ
ープ上に記録された図6fのキー情報を消去する。それ
には、消去ヘッド45が再生に用いる回転磁気ヘッド4
5のすぐ後ろをトレースするように回転ドラム上に配置
すると、磁気テープ46を巻き戻したりする必要がなく
便利である。こうしてキー情報の消去が終わると引き続
き回転磁気ヘッド47はディジタルビデオ信号の再生
を、図6のeから1、2、3、4、5、・・・・・の順
に行い再生信号処理回路48に入力する。以下、図3の
実施例と同様に、再生信号処理回路48は、コントロー
ラ43により制御され、入力されたスクランブルされた
ディジタルビデオ信号およびそのスクランブルを解くた
めのキー情報に施された記録変調を復調し、また記録再
生で生じた符号誤りの検出や訂正を行い、さらにブロッ
クに分割された信号については元の連続した信号に戻し
て、ディジタルビデオ信号は信号出力回路30に、キー
情報はキー情報出力回路31に送る。キー情報出力回路
31は、信号出力回路30がディジタルビデオ信号を出
力する前に信号出力回路30にキー情報を送り、信号出
力回路30はキー情報、スクランブルされたディジタル
ビデオ信号の順に信号出力端子32を介して出力する。
【0032】以上のように、図5の実施例においても、
図1、3の実施例と同様にまずスクランブルを解くため
のキー情報が、続いてスクランブルがかかったままのビ
デオ信号が出力されるので、これらを登録されたアドレ
スを持つ所定のデコーダに接続すれば、視聴者は任意の
時間に所望の番組を視聴することができる。一方、この
テープをもう一度再生した場合には、たとえ契約した視
聴者本人であってもキー情報は既に消去されているの
で、再生される番組のスクランブルは解けず、有料で配
信した番組を、何度も繰り返し料金を課金することなく
視聴されるようなことを防止できる。
【0033】同様の目的で、特別に消去回路や消去ヘッ
ドを設けなくても同様な効果をあげることが可能であ
る。次にその実施例を図7により説明する。図7は本発
明の記録再生方式による装置の第4の実施例を示すブロ
ック図である。図7において、51は記録信号処理回
路、52はコントローラ、53は書き換え信号発生回
路、その他はず5の実施例と同じである。図7の実施例
では、キー情報とディジタルビデオ信号の入出力、記録
再生については図5の実施例とまったく同じであるので
その動作説明を省略し、再生時の磁気テープ46上のキ
ー情報記録領域(図6f)の処理についてのみ述べる。
【0034】図7の実施例では、キー情報は消去されな
くても、まったく無意味な別の信号に書き換えられると
スクランブルを解けなくなることを利用し、テープ上の
キー情報を書き換えてしまう。再生時に回転磁気ヘッド
47が磁気テープ46からキー情報を再生し、再生信号
処理回路48に入力すると、コントローラ52は書き換
え信号発生回路53と記録信号処理回路51にキー情報
書き換えのための制御を行う。書き換え信号発生回路5
3は、コントローラ52からの指令によりあらかじめ設
定されたキー情報としては意味のないデータを発生し、
記録信号処理回路51に送る。記録信号処理回路51
は、書き換え信号発生回路53からのデータを記録信号
に構成し、コントローラ52の指令により回転磁気ヘッ
ド42により磁気テープ46上のキー情報の位置(図6
f)に上書きする。これにより、ディジタルビデオ信号
のスクランブルを解くためのキー情報が無意味な別のデ
ータに置き変わってしまうため、もう一度再生しても今
度は正しいキー情報は再生できなくなる。
【0035】このように、図7の実施例においても、図
5の実施例と同様の効果を得ることができる。さらに磁
気テープ46上への記録方式が重ね書きが可能な記録方
式の場合には、書き換えのために特別な手段を設ける必
要がなく、書き換え信号発生回路53も例えば固定パタ
ーン発生回路でもよいので、図5の例よりも構成が簡単
になる。あるいは、書き換え信号発生回路53を省略
し、記録信号処理回路51が回転磁気ヘッド42を介し
て磁気テープ46上のキー情報の位置(図6f)で符号
誤りを発生させるだけでも、同様の効果を得ることがで
きる。
【0036】次に、図5、図7の例のように1回限りの
視聴ではなく、複数回の視聴を許容する場合を図8の実
施例により説明する。図8は本発明の記録再生方式によ
る装置の第5の実施例を示すブロック図である。図8に
おいて、61は記録信号処理回路、62はコントロー
ラ、63は情報変換回路、64はキー情報出力回路、そ
の他はず7の実施例と同じである。図8の実施例でも、
キー情報とディジタルビデオ信号の入出力、記録再生に
ついては図5、図7の実施例とまったく同じであるので
その動作説明を省略し、再生時の磁気テープ46上のキ
ー情報記録領域(図6f)の処理についてのみ述べる。
【0037】図8の実施例では、視聴できる回数がキー
情報中に一定の規則でコーディングされているような場
合に適用する。例えば、キー情報がスクランブルを解く
ための情報と視聴許可回数を示す値とから構成され、視
聴許可回数が0になるとスクランブルが解けなくなるよ
うな方式の場合である。再生時に回転磁気ヘッド47が
磁気テープ46からキー情報を再生し、再生信号処理回
路48に入力すると、コントローラ62はキー情報を出
力するために再生信号処理回路48からキー情報出力回
路64にキー情報を送らせる。ここで、キー情報出力回
路64は所定のタイミングでキー情報を信号出力回路3
0に送るとともに、情報変換回路63にも再生されたキ
ー情報を送る。情報変換回路63は、コントローラ62
からの指令によりキー情報のうち視聴許可回数を示す値
を1だけ減算し、記録信号処理回路61に送る。ただ
し、ここで既に再生されたキー情報の視聴許可回数が0
の場合は減算は行わず、そのままにしておけばよい。記
録信号処理回路61は、情報変換回路63からの変換さ
れたキー情報を記録信号に構成し、コントローラ62の
指令により回転磁気ヘッド42により磁気テープ46上
のキー情報の位置(図6f)に上書きする。これによ
り、ディジタルビデオ信号のスクランブルを解くための
キー情報の視聴許可回数を示す値が、1回の視聴の度に
1ずつ減小するようにできる。そして視聴許可回数を示
す値が0となると、もう一度再生してもスクランブルは
解けなくなる。
【0038】以上述べたようにスクランブルを解くため
のキー情報を番組信号であるスクランブルのかかったデ
ィジタルビデオ信号の先頭部分に記録しておくと、再生
開始時にキー情報とともに番組信号が得られるが、再生
を一時中断して後で再び続きを視聴したいときなど、キ
ー情報の記録位置を捜し出してキー情報の再生を行わな
ければならない不便が発生する。以下にこのような不便
に対応した例について述べる。
【0039】図9は本発明の記録再生方式による装置
で、再生を途中で中断するような場合に適合した第1の
実施例を示すブロック図、図10はそのテープ上での記
録パターンを模式的に示す図である。図9において、7
1は記録信号処理回路、72はコントローラ、73はキ
ー情報出力回路、74はキー情報記憶回路である。本実
施例は、前述した図3の実施例のテープ上へのキー情報
の記録方式を図5の実施例と同等にし、その上に再生を
中断した場合にも不都合が生じないようにした例であ
り、もちろんこれまで述べた他の実施例の構成に対して
も適合させることができる。
【0040】図9の実施例においても、通常の記録再生
時の動作はこれまでに述べた各実施例と同等であり、そ
の説明は省略する。記録時には、図10にhで示すヘリ
カルトラックにキー情報が、gで示すヘリカルトラック
を先頭に1、2、3、4、5、・・・・・の順にスクラ
ンブルがかかったディジタルビデオ信号が磁気テープ4
6上に記録される。再生時には、図10hのヘリカルト
ラックから回転磁気ヘッド47により再生されたキー情
報は、再生信号処理回路48を経由してキー情報出力回
路73に送られる。キー情報出力回路73は所定のタイ
ミングでキー情報を信号出力回路30に送るとともに、
キー情報記憶回路74にもこのキー情報を出力する。キ
ー情報記憶回路74はコントローラ72の制御により、
キー情報出力回路73からのキー情報を記憶する。
【0041】再生を中断した場合には、例えば図10の
8番目のディジタルビデオ信号のヘリカルトラックまで
再生して中断したとすると、コントローラ72はキー情
報記憶回路74から再生開始時に記憶しておいたキー情
報を読みだし、記録信号処理回路71に送る。記録信号
処理回路71は入力されたキー情報記憶回路からのキー
情報に対し、所定の信号処理即ち信号記録時の処理と同
様の処理を行って、コントローラ72の制御により回転
磁気ヘッド42により磁気テープ46上の、図10kで
示したヘリカルトラックにキー情報を記録する。これに
より、再生を再開する場合に磁気テープ46を先頭まで
巻き戻して図10hのヘリカルトラックからキー情報を
再生しなくても、図10kのヘリカルトラックに記録さ
れたキー情報を再生後、引き続き再生中断後のヘリカル
トラックjから9、10、11、・・・・・の順にスク
ランブルがかかったディジタルビデオ信号の再生を続け
ることができる。
【0042】このように、本実施例では再生を中断した
後再び再生を開始しても、何ら不便を感じることなく番
組の視聴を続けることができる。さらに、図5、図6の
実施例のような、再生開始後は磁気テープ46上からキ
ー情報がなくなってしまう場合には、再生の中断、磁気
テープ46の排出時、あるいは装置の電源を再生途中で
切断する場合には、本実施例のようにキー情報を磁気テ
ープ46に記録することは有効である。さらに、同一箇
所の視聴回数を制限する場合は、磁気テープ46を巻き
戻したりあるいは早送りする場合にも、その前に本実施
例のようにキー情報を磁気テープ46上に記録してから
巻き戻しや早送り動作をさせるように、コントローラ7
2を構成するようにするとよい。その場合は、キー情報
記憶回路74に記憶されたキー情報は、磁気テープ46
に記録した後消去するようにコントローラ72により制
御してもよい。
【0043】図11は本発明の記録再生方式による装置
で、再生を途中で中断するような場合に適合した第2の
実施例を示すブロック図、図12はそのテープ上での記
録パターンを模式的に示す図である。この実施例では図
9の実施例で説明した方式よりも不便ではあるかも知れ
ないが、ディジタルビデオ信号を記録したトラックをキ
ー情報で書き換えるようなことを行わないので、複数回
の視聴を許す場合には効果がある。もちろん図9の実施
例で述べた方式でも、図1、図3の実施例のような信号
記録方式を用いればディジタルビデオトラックの書き換
えは起こらないが、記録密度の上昇や装置の複雑化など
の欠点が生じる。図11において、81はコントロー
ラ、82は位置情報記録回路、83は固定磁気ヘッド、
84は磁気テープ、85は固定磁気ヘッド、86は位置
情報再生回路、87は位置情報表示装置、その他は図5
と同じである。図11の実施例においても、キー情報と
ディジタルビデオ信号の記録再生時の動作についてはこ
れまでに述べた各実施例と同等であり、その説明は省略
する。記録時には、図12にn、mで示すヘリカルトラ
ックにそれぞれキー情報とディジタルビデオ信号の先頭
が記録され、ディジタルビデオ信号は図12のように
1、2、3、4、5、・・・・・の順に記録される。一
方、記録開始に当たってコントローラ81は位置情報記
録回路82をリセットし、位置情報記録回路82はそこ
からディジタルビデオ信号の記録にしたがってカウント
アップを行う。本実施例ではディジタルビデオ信号のト
ラック毎にカウントアップする。位置情報記録回路82
はこのカウント値を固定磁気ヘッド83を介して磁気テ
ープ84のリニアトラックに記録する。こうして磁気テ
ープ84上には、図12にpで示した位置にキー情報の
位置を示す位置情報として0が、そして各ビデオ信号ト
ラックの位置にはキー情報記録位置との相対位置を示す
値が1、2、3、4、5、・・・・・の順に記録され
る。
【0044】再生時には固定磁気ヘッド85によりこの
リニアトラックの位置情報が再生されて位置情報再生回
路86に送られ、実際の数値に変換されて表示装置87
により視聴者に見える形で表示される。視聴者は、この
表示を参照して表示が0になるところまでテープを巻き
戻しまたは早送りし、キー情報の再生を行った後早送り
または巻き戻しにより再生したい位置の頭出しをこの表
示を参照して行うことができる。
【0045】相対位置情報は、早送りや巻き戻し時に再
生表示する必要があるので、図12に示したようにリニ
アトラックに記録するほうがよいが、装置の複雑さを避
けるためにはヘリカルトラックに領域分割で記録したり
することも効果がある。
【0046】図11の実施例では、表示を見て視聴者が
操作をしなければならないが、キー情報の再生と番組信
号再生の頭出しや再生開始を自動的に行うことができ
る。次にその例を図13、図14により説明する。図1
3は本発明の記録再生方式による装置で、再生を途中で
中断するような場合に適合した第3の実施例を示すブロ
ック図であり、91は記録再生装置の動作を制御する制
御装置、その他は図11の実施例と同じである。図14
はその中の制御装置91の構成例を示すブロック図であ
り、101は位置情報入力端子、102はバッファ、1
03はレジスタ、104、105は比較器、106は基
準データ発生部分でここでは0の値を持ち、107は記
録再生装置の動作を制御するいわゆるシスコンである。
【0047】図13の実施例において、キー情報、ディ
ジタルビデオ信号、位置情報の記録再生は、図11の実
施例と同じであるので説明を省略し、ここでは特徴部分
のみ説明する。磁気テープ84を途中から再生を開始す
ると、位置情報再生回路86は逐次図12pに示したよ
うな相対位置情報の値を出力する。この相対位置情報は
制御装置91に入力され、図14の位置情報入力端子1
01を介してバッファ102に入力される。バッファ1
02に入力された番組再生開始点の相対位置情報はレジ
スタ103に退避される。バッファ102は続いて入力
される相対位置情報を逐次比較器104、105に出力
する。
【0048】再生操作を開始した時点からは、シスコン
107はまず比較器105の出力により動作する。比較
器105は入力される相対位置情報を0の値即ちキー情
報の位置情報を持つ基準データ106と比較し、バッフ
ァ102から入力される現在のテープ位置に置ける相対
位置情報が0より大きければ巻き戻し、小さければ早送
り、等しければ停止の指令をシスコン107に送る。こ
うして、キー情報の頭出しが行われると、シスコン10
7は装置を再生状態にし、キー情報の再生が行われる。
ここでシスコン107は比較器104の出力により動作
するように切り替わる。比較器104はレジスタ103
に退避されている番組再生開始地点の相対位置情報とバ
ッファ102に逐次入力される現在地点の相対位置情報
とを比較し、バッファ1023の値がレジスタ103の
値より小さければ早送り、大きければ巻き戻し、等しけ
れば再生の指令をシスコン107に送る。こうして本実
施例では自動的にキー情報の再生と途中からの番組再生
を行うことができる。
【0049】もちろん比較器104、105はもう少し
細い制御指令をシスコン107に送ると、動作がスムー
ズになる。例えば、比較器104あるいは105の2つ
の入力の差が小さくなってきたら減速するなどの指令を
シスコン107に対して送ると、テープの送り過ぎなど
がなくなり、頭出しがスムーズに行える効果がある。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例えばCATV局側から見れば、有料で特定視聴者向け
に配信した番組を、不特定多数に任意の場所で料金を課
金することなく視聴される可能性を排除し、一方視聴者
は送られてきた番組をいつでも好きなときに自由に視聴
できる信号記録再生方式および装置が実現できる。
【0051】また、本発明では、視聴回数を制限する場
合においても番組配信を行なう側にとっても、視聴する
側にとっても不利益とならない記録再生方式および装置
が実現できる。
【0052】さらに、途中で視聴を中断し、後で視聴を
再開するような場合にも視聴者の不便を少なくすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例を説明するための信号記録パター
ン模式図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図4】図3の実施例を説明するための信号記録パター
ン模式図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示すブロック図であ
る。
【図6】図5の実施例を説明するための信号記録パター
ン模式図である。
【図7】本発明の第4の実施例を示すブロック図であ
る。
【図8】本発明の第5の実施例を示すブロック図であ
る。
【図9】本発明の第6の実施例を示すブロック図であ
る。
【図10】図9の実施例を説明するための信号記録パタ
ーン模式図である。
【図11】本発明の第7の実施例を示すブロック図であ
る。
【図12】図11の実施例を説明するための信号記録パ
ターン模式図である。
【図13】本発明の第8の実施例を示すブロック図であ
る。
【図14】図13の実施例中の制御装置91の構成例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
2、22…信号入力回路、3、7、24、41、51、
61、71…記録信号処理回路、9、26、43、5
2、63、72、81…コントローラ、23…キー情報
抽出回路、12、16、29、48…再生信号処理回
路、12、30…信号出力回路、17、31…キー情報
出力回路、44…消去回路、53…書換回路、63…情
報変換回路、74…キー情報記憶回路、82…位置情報
記録回路、86…位置情報再生回路、91…制御装置。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/167

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】盗視聴防止のためにスクランブルされた入
    力信号を記録再生する場合に、入力信号をスクランブル
    されたまま記録する信号記録領域に先立って再生できる
    位置に、スクランブルを解くためのキー情報を記録する
    領域を設け、再生時にはスクランブルされた信号の再生
    に先立ってキー情報を得られるようになしたことを特徴
    とする記録再生方式。
  2. 【請求項2】盗視聴防止のためにスクランブルされた入
    力信号と、この入力信号に先立って入力信号と同一信号
    チャネルを通じて送られてくる、入力信号のスクランブ
    ルを解くためのキー情報をそのまま記録することによ
    り、入力信号をスクランブルされたまま記録する信号記
    録領域に先立って再生できる位置に、スクランブルを解
    くためのキー情報を記録する領域が設けられ、再生時に
    はスクランブルされた信号の再生に先立ってキー情報を
    得られるようになしたことを特徴とする記録再生方式。
  3. 【請求項3】盗視聴防止のためにスクランブルされた入
    力信号を記録再生する場合に、再生時にはスクランブル
    された信号の再生に先立ってキー情報を再生出力した
    後、このキー情報を信号記録媒体上からは消去するよう
    になしたことを特徴とする請求項1または2に記載の記
    録再生方式。
  4. 【請求項4】盗視聴防止のためにスクランブルされた入
    力信号を記録再生する場合に、再生時にはスクランブル
    された信号の再生に先立ってキー情報を再生出力した
    後、この信号記録媒体上のキー情報を書き換えるように
    なしたことを特徴とする請求項1または2に記載の記録
    再生方式。
  5. 【請求項5】盗視聴防止のためにスクランブルされた入
    力信号を記録再生する場合に、再生時にはスクランブル
    された信号の再生に先立って得たキー情報を、信号記録
    媒体以外に一時記憶するようになしたことを特徴とする
    請求項1、2、3、または4に記載の記録再生方式。
  6. 【請求項6】信号記録媒体を逆送りまたは巻き戻しある
    いは排出する場合には、これらの動作を行うに先立って
    一時記憶されたキー情報を信号記録媒体の未再生部分の
    直前の位置に再記録し、その後信号記録媒体の逆送りま
    たは巻き戻しあるいは排出動作を開始することを特徴と
    する請求項5に記載の記録再生方式。
  7. 【請求項7】信号記録媒体上にキー情報記録位置との間
    の相対位置関係を示す位置情報を記録し、必要に応じて
    キー情報の記録位置を参照できるようになしたことを特
    徴とする請求項1または2に記載の記録再生方式。
  8. 【請求項8】信号再生に先立って上記位置情報を再生
    し、現在位置のキー情報記録位置からの相対位置を求
    め、この相対位置情報に基づいて信号記録媒体を逆送り
    または巻き戻し、あるいは早送りしてキー情報の記録位
    置の頭出しを行ない、キー情報を再生後、再び再生開始
    位置まで早送り、あるいは逆送りまたは巻き戻しを行っ
    て信号再生を開始するようになしたことを特徴とする請
    求項7に記載の記録再生方式。
  9. 【請求項9】盗視聴防止のためにスクランブルされた入
    力信号を記録再生する装置であって、 入力信号をスクランブルされたまま記録する信号記録手
    段と、 上記信号記録手段により記録された信号記録領域からの
    信号再生に先立って得られるような位置に、上記入力信
    号のスクランブルを解くためのキー情報を記録する情報
    記録手段と、 上記信号記録領域のスクランブルされた記録信号を再生
    する信号再生手段と、 上記信号再生手段により再生されるスクランブルされた
    信号の出力に先立って、上記情報記録手段により記録さ
    れたキー情報を再生出力する情報再生手段とを備えたこ
    とを特徴とする記録再生装置。
  10. 【請求項10】盗視聴防止のためにスクランブルされた
    入力信号を記録再生する装置であって、 この入力信号に先立って入力信号と同一チャネルを通じ
    て送られてくる、入力信号のスクランブルを解くための
    キー情報と、スクランブルされたままの入力信号をその
    まま記録して、キー情報とスクランブルされた信号とか
    らなる信号記録領域を形成する信号記録手段と、 上記信号記録領域のキー情報とスクランブルされた記録
    信号を再生する信号再生手段と、 上記信号再生手段により再生されるスクランブルされた
    信号の出力に先立って、キー情報を再生出力する再生制
    御手段とを備えたことを特徴とする記録再生装置。
  11. 【請求項11】盗視聴防止のためにスクランブルされた
    入力信号を記録再生する装置であって、 上記信号再生手段により再生されるスクランブルされた
    信号の出力に先立ってキー情報を再生出力する時点でこ
    のキー情報を信号記録媒体上から消去する消去手段を備
    えたことを特徴とする請求項9または10に記載の記録
    再生装置。
  12. 【請求項12】盗視聴防止のためにスクランブルされた
    入力信号を記録再生する装置であって、 上記信号再生手段により再生されるスクランブルされた
    信号の出力に先立ってキー情報を再生出力する時点でこ
    の信号記録媒体上のキー情報を書き換える書き換え手段
    を備えたことを特徴とする請求項9または10に記載の
    記録再生装置。
  13. 【請求項13】盗視聴防止のためにスクランブルされた
    入力信号を記録再生する装置であって、 上記信号再生手段により再生されるスクランブルされた
    信号の出力に先立って再生出力されるキー情報を一時記
    憶する情報記憶手段を備えたことを特徴とする請求項
    9、10、11または12に記載の記録再生装置。
  14. 【請求項14】信号記録媒体を逆送りまたは巻き戻しあ
    るいは排出する場合には、これらの動作を行うに先立っ
    て一時記憶されたキー情報を信号記録媒体の未再生部分
    の直前の位置に再記録するキー情報再記録制御手段と、 キー情報再記録後信号記録媒体の逆送りまたは巻き戻し
    あるいは排出動作を開始する機構制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする請求項13に記載の記録再生装置。
  15. 【請求項15】信号記録媒体上にキー情報記録位置との
    間の相対位置関係を示す位置情報を記録する位置情報記
    録手段と、 必要に応じてキー情報の記録位置を参照するための位置
    情報参照手段とを備えたことを特徴とする請求項9また
    は10に記載の記録再生装置。
  16. 【請求項16】信号再生に先立って上記位置情報を再生
    し、現在位置のキー情報記録位置からの相対位置を求め
    る相対位置情報算出手段と、 この相対位置情報に基づいて信号記録媒体を逆送りまた
    は巻き戻し、あるいは早送りしてキー情報の記録位置の
    頭出しを行ない、キー情報を再生後、再び再生開始位置
    まで早送り、あるいは逆送りまたは巻き戻しを行って信
    号再生を開始する頭出し制御手段とを備えたことを特徴
    とする請求項15に記載の記録再生装置。
  17. 【請求項17】盗視聴防止のためにスクランブルされた
    まま記録された信号を再生する装置であって、 上記スクランブルされた記録信号を再生する信号再生手
    段と、 上記信号再生手段により再生されるスクランブルされた
    信号の出力に先立って、上記信号のスクランブルを解く
    ために記録されたキー情報を再生出力する情報再生手段
    とを備えたことを特徴とする再生装置。
  18. 【請求項18】盗視聴防止のためにスクランブルされた
    まま記録された信号を再生する装置であって、 上記キー情報とスクランブルされた記録信号を再生する
    信号再生手段と、 上記信号再生手段により再生されるスクランブルされた
    信号の出力に先立って、上記信号のスクランブルを解く
    ために記録されたキー情報を再生出力する再生制御手段
    とを備えたことを特徴とする再生装置。
  19. 【請求項19】盗視聴防止のためにスクランブルされた
    まま記録された信号を再生する装置であって、 上記信号再生手段により再生されるスクランブルされた
    信号の出力に先立ってキー情報を再生出力する時点でこ
    のキー情報を信号記録媒体上から消去する消去手段を備
    えたことを特徴とする請求項17または18に記載の再
    生装置。
  20. 【請求項20】盗視聴防止のためにスクランブルされた
    まま記録された信号を再生する装置であって、 上記信号再生手段により再生されるスクランブルされた
    信号の出力に先立ってキー情報を再生出力する時点でこ
    の信号記録媒体上のキー情報を書き換える書き換え手段
    を備えたことを特徴とする請求項17または18に記載
    の再生装置。
  21. 【請求項21】盗視聴防止のためにスクランブルされた
    まま記録された信号を再生する装置であって、 上記信号再生手段により再生されるスクランブルされた
    信号の出力に先立って再生出力される上記キー情報を一
    時記憶する情報記憶手段を備えたことを特徴とする請求
    項17、18、19または20に記載の再生装置。
  22. 【請求項22】信号記録媒体を逆送りまたは巻き戻しあ
    るいは排出する場合には、これらの動作を行うに先立っ
    て一時記憶されたキー情報を信号記録媒体の未再生部分
    の直前の位置に再記録するキー情報再記録制御手段と、 キー情報再記録後信号記録媒体の逆送りまたは巻き戻し
    あるいは排出動作を開始する機構制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする請求項21に記載の再生装置。
  23. 【請求項23】信号記録媒体上にキー情報記録位置との
    間の相対位置関係を示す位置情報が記録されている場合
    には必要に応じてキー情報の記録位置を参照するための
    位置情報参照手段を備えたことを特徴とする請求項17
    または18に記載の再生装置。
  24. 【請求項24】信号再生に先立って上記位置情報を再生
    し、現在位置のキー情報記録位置からの相対位置を求め
    る相対位置情報算出手段と、 この相対位置情報に基づいて信号記録媒体を逆送りまた
    は巻き戻し、あるいは早送りしてキー情報の記録位置の
    頭出しを行ない、キー情報を再生後、再び再生開始位置
    まで早送り、あるいは逆送りまたは巻き戻しを行って信
    号再生を開始する頭出し制御手段とを備えたことを特徴
    とする請求項23に記載の再生装置。
JP6020867A 1994-02-18 1994-02-18 記録再生方式およびその装置 Pending JPH07231424A (ja)

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JP6020867A JPH07231424A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 記録再生方式およびその装置
US08/867,516 US5897218A (en) 1994-02-18 1997-06-02 Signal recording/reproducing method and apparatus in which key information for descrambling is recorded in an area on the signal recording medium

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