JPH07184138A - 2画面映像処理回路 - Google Patents

2画面映像処理回路

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JPH07184138A
JPH07184138A JP5328910A JP32891093A JPH07184138A JP H07184138 A JPH07184138 A JP H07184138A JP 5328910 A JP5328910 A JP 5328910A JP 32891093 A JP32891093 A JP 32891093A JP H07184138 A JPH07184138 A JP H07184138A
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JP
Japan
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signal
screen
compression
video
processing circuit
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JP5328910A
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Inventor
Hirotoshi Abe
裕俊 阿部
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • H04N7/0117Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal
    • H04N7/0122Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal the input and the output signals having different aspect ratios
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/445Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for displaying additional information
    • H04N5/45Picture in picture, e.g. displaying simultaneously another television channel in a region of the screen
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/46Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for receiving on more than one standard at will

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  • Television Systems (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 アスペクト比4:3及び16:9の映像信号
を用い、2画面表示を行うことを可能とする。 【構成】 第1画面発生手段及び第2画面発生手段によ
り、それぞれアスペクト比4:3及び16:9の映像信
号が供給された場合、制御手段21により、圧縮手段
4、5の切換スイッチをオンさせ、第1画面のディジタ
ル映像信号を3/8の圧縮率で時間軸の圧縮を行う。第
2画面の映像信号は、第1画面と第2画面の同期信号か
らのタイミング信号を用いてメモリ14に書き込み、読
み出す際には第1画面と同期させ制御手段21により5
/8で圧縮すべくディジタル処理回路13を制御する。
その後、第1、第2画面の圧縮映像信号とは、アナログ
信号として変換され、マトリックス回路8、17でRG
B信号に変換される。加算手段8で加算しアスペクト比
16:9の陰極選管20にドライブすることにより、横
方向を6:10に分けた2画面表示を表示する。また、
偏向手段18、及び制御手段21を用い、垂直振幅の制
御をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハイビジョン放送が受
信可能なアスペクト比16:9の陰極線管を備えたテレ
ビジョン受像機に係り、特に映像信号をディジタル化し
て信号処理を行うことで2画面表示が可能なテレビジョ
ン受像機において、例えばNTSC方式のアスペクト比
4:3の画面とハイビジョン放送のアスペクト比16:
9の画面とを最適なアスペクト比で2画面表示すること
が可能な2画面表示映像処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン受像機の多用化に伴
い、表示画面のワイド化が進んでおり、例えばハイビジ
ョン放送などの衛星放送や、或いは通常のNTSC方式
の一般放送などの放送を相互に両立して受信することが
可能なワイドアスペクトテレビジョン受像機(以下、ワ
イドアスペクトテレビと略記)が注目されている。
【0003】このワイドアスペクトテレビは、周知のよ
うに視聴者が効果的に臨場感、迫力、感動を得るために
16:9のアスペクト比を持つ表示画面(CRT)を備
えており、例えば、MUSE−NTSCコンバータを用
いてハイビジョン放送の特徴とする16:9の映像を画
面表示することは勿論のこと、また当然ながらNTSC
方式の現行放送、4:3の映像を画面表示することが可
能である。また、このような機能の他に例えば、16:
9の表示画面一杯に現行放送の4:3の映像を拡大して
表示する拡大機能を搭載したものや、上記16:9の表
示画面に4:3の映像を表示するために種々様々に機能
が提案されている。
【0004】一方、映像技術のディジタル化に伴い、周
知のようにディジタル信号を用いて映像信号処理を行う
ディジタルテレビ受像機が普及し、例えば映像処理回路
をディジタル化することにより画質を向上させ、メモリ
を応用して親子画面表示(2画面表示)やマルチ画面、
静止画再生等の画面表示する機能もまた顕著となっとい
る。
【0005】このように、映像技術のディジタル化に伴
い、上記したワイドアスペクトテレビもまた、例えば放
送信号としてのアナログ信号をディジタル信号として映
像処理を行うことにより、種々様々な機能を具備するこ
とができ、またハイビジョン放送や衛生放送、或いはN
TSC方式の現行放送との共存を図っている。
【0006】そこで、このようなワイドアスペクトテレ
ビのブロック図の一例を図3に示す。
【0007】図3は従来におけるワイドアスペクトテレ
ビの一例を示すブロック図である。
【0008】図3に示すように、符号100はNTSC
方式の放送信号が入力する入力端子であり、この入力端
子100から入力された映像信号は映像処理回路101
に供給される。この映像処理回路101は少なくとも映
像中間周波増幅及び映像検波回路(図示せず)とで構成
され、中間周波信号に変換されるとともに映像信号を取
り出し、次いでこの映像信号が輝度信号Y(以下、Y信
号と略記)とクロマ信号とに分離された後、前記クロマ
信号は色差信号(R−Y、B−Y)とに復調される。
【0009】上記映像処理回路101によって復調され
たY信号と色差信号とは、A/D変換回路102に供給
され、ここでアナログ信号としてのY信号と色差信号と
をディジタル信号に変換する。このA/D変換回路10
2の出力信号は、所定の圧縮率で入力信号を圧縮する時
間軸圧縮回路103に供給され、ここで所定の圧縮率で
ディジタル信号を圧縮してD/A変換回路104に供給
する。前記時間軸圧縮回路103にて圧縮されたディジ
タル信号は、このD/A変換回路104により、アナロ
グ信号に変換され、映像処理回路105に供給する。そ
の後、時間軸を圧縮した映像信号は、通常のテレビジョ
ン受像機のようにこの映像処理回路105にて映像処理
を行い、マトリックス回路106を用いて各々の色差信
号とY信号とを加えてCRT107にドライブすること
により、時間軸が圧縮された映像をアスペクト比16:
9で構成されたCRT107に画面表示を行うようにし
ている。
【0010】ところで、このような構成のワイドアスペ
クトテレビの映像処理回路を用いて、例えば前記時間軸
圧縮回路103の圧縮率とCRT107とに画面表示さ
れる映像との関係を考慮すると、先ず前記時間軸圧縮回
路103による入力映像信号の圧縮を行わない場合に
は、図4(a)に示すように、例えば入力される正規の
映像信号が勿論アスペクト比4:3のNTSC信号であ
り、映像として円150であった際にアスペクト比1
6:9CRT107の表示画面には、横長の映像となる
楕円150aが画面表示されてしまう。
【0011】そこで、上記のように横長の映像を正常な
映像、つまり、図4(b)に示すような16:9の表示
画面の中にアスペクト比4:3の映像、例えば円150
のように画面表示するためには、上記図4(a)に示す
表示映像を左右から所定の圧縮率で圧縮を行うことによ
り可能となる。
【0012】つまり、上記のようにアスペクト比16:
9のCRT107の表示画面に、現行放送(NTSC)
のアスペクト比4:3の映像を画面表示することになる
わけであるから、前記所定の圧縮率とは、 (9/3×4) / 16 = 3/4 であり、つまり、3/4の圧縮率で圧縮すれば正常な
4:3の映像を画面表示することができる。
【0013】また、このような映像信号の圧縮処理は、
ディジタル信号を用い且つディジタル処理回路を用いる
ことにより、容易に実施できることは周知のところであ
る。
【0014】一方、上記のように3/4の圧縮率で入力
される映像信号を圧縮し、アスペクト比16:9の表示
画面にアスペクト比4:3の映像を画面表示した場合に
は、図4(b)に示すように、CRT107の表示画面
の左右、もしくは右か左かに無信号の部分、つまり余白
部107aが生じてしまう。
【0015】そこで、従来よりこのような余白部107
aの有効利用し、且つワイドアスペクトテレビの特徴を
生かすために、例えば余白部107aに子画面を表示す
るピクチャー・アウト・ピクチャーという機能、つまり
2画面映像の機能が採用されているものがある。
【0016】図5はこのような2画面映像機能を搭載し
たワイドアスペクトテレビの一例を示すブロック図であ
る。
【0017】図5に示すように、2画面映像処理を行う
映像処理回路群は、主に上段に示す親画面、つまり第1
の画面を画面表示するための映像処理回路と、下段に示
す子画面、つまり第2の画面を画面表示するための映像
処理回路とで構成されている。
【0018】上記下段に示す映像処理回路は、一般に主
となる第1の画面に第2の画面を生成するための子画面
映像処理回路であり、第2の画面の映像信号を所定の圧
縮率で圧縮し、第1の画面と同期をとって再生するよう
にしている。
【0019】上記上段に構成された映像処理回路は、例
えば図3に示す映像処理回路とほぼ同様の構成用件で構
成され、異なる点は時間軸を1/2の圧縮率で圧縮する
1/2圧縮回路53を設け、この1/2圧縮回路53が
3/4圧縮回路54と並列に接続されていることを特徴
としている。
【0020】図中において、先ず上段の第1画面用映像
処理回路から説明すると、符号50はNTSC方式の放
送信号が入力する入力端子であり、この入力端子50か
ら入力された映像信号は映像処理回路51に供給され
る。この映像処理回路51は少なくとも映像中間周波増
幅及び映像検波回路(図示せず)とで構成され、中間周
波信号に変換されるとともに映像信号を取り出し、次い
でこの映像信号が輝度信号Y(以下、Y信号と略記)と
クロマ信号とに分離された後、前記クロマ信号は色差信
号(R−Y、B−Y)とに復調される。
【0021】上記映像処理回路51によって復調された
Y信号と色差信号とは、A/D変換回路52に供給さ
れ、ここでアナログ信号としてのY信号と色差信号とを
ディジタル信号に変換する。このA/D変換回路52の
出力信号は、1/2の圧縮率で入力信号を圧縮する時間
軸1/2圧縮回路53に供給され、ここで1/2の圧縮
率でディジタル信号を圧縮してD/A変換回路55に供
給する。一方、前記A/D変換回路52の出力端から
は、3/4の圧縮率で圧縮する時間軸3/4圧縮回路5
4に接続されており、入力されたディジタル信号を3/
4の圧縮率で圧縮してD/A変換回路55に供給する。
ここで、前記1/2圧縮回路53と3/4圧縮回路54
との出力信号は図示はしない切換手段によって、切り替
えられるように構成されており、例えばNTSCの4:
3の画面を画面表示するモードと、2画面表示を行うモ
ードとに選択することができるようになっている。前記
切換手段(図示せず)は図示しない制御手段からの制御
信号によって動作するものである。
【0022】前記1/2圧縮回路53または3/4圧縮
回路54にて圧縮されたディジタル信号は、このD/A
変換回路55により、アナログ信号に変換され、映像処
理回路56に供給する。その後、時間軸を圧縮した映像
信号は、通常のテレビジョン受像機のようにこの映像処
理回路56にて映像処理を行い、マトリックス回路57
を用いて各々の色差信号とY信号とを加えて、加算手段
58に供給する。
【0023】一方、下段に示す子画面、つまり第2の画
面を表示するための映像処理回路では、2画面用映像信
号入力端子59から入力された映像信号は、上記の映像
信号処理回路と同様に動作し、映像処理回路60、A/
D変換回路61を介してディジタル処理回路62に第2
画面の映像のディジタル信号が供給されるとともに、一
時ディジタルメモリ63に記憶する。
【0024】前記ディジタル処理回路62は、例えば第
1画面と第2の画面との同期信号からクロックパルスを
生成し、例えばディジタルメモリ63への書き込みある
いは読みだしは、このクロックパルスのタイミングによ
って行うものであり、つまり読み出す際には第2の画面
の映像信号を第1の画面の映像信号と同期させるととも
に、1/2圧縮して出力するものである。
【0025】前記ディジタル処理回路62の出力信号
は、D/A変換機64にてディジタル信号からアナログ
信号に変換され、上記と同様に映像処理回路65及びR
GBマトリックス66を介して加算手段58に供給され
る。
【0026】そこで、例えば2画面を画面表示する場合
には、上段に示す第1の画面の映像処理回路において、
前記1/2圧縮回路が選択され、この1/2圧縮回路に
て時間軸が1/2の圧縮率で圧縮された映像信号が加算
手段58に供給されると同時に、一方では、下段に示す
第2の画面の映像処理回路から、上記第1の画面の映像
信号と1H/2の周期がずれるとともに、1/2圧縮さ
れた第2の映像信号が前記加算手段58に供給されてい
る。そして、この加算手段58によって第1の映像信号
と第2の映像信号とを加算し、この加算した合成映像信
号をアスペクト比16:9のCRT67にドライブする
ことにより、例えば、図6(a)に示す2画面の映像を
CRT67に画面表示することができる。しかしなが
ら、この状態では図6(a)に示すように、アスペクト
比16:9のCRT67の画面に、この16:9の表示
画面を2分割した表示画面、つまりアスペクト比8:9
の第1及び第2の画面が表示されることになり、各々縦
長となる映像を表示してしまう。
【0027】そこで、このような状態の映像を正規の映
像、つまり第1及び第2の表示画面をアスペクト比4:
3に各々するためには、図示はしないが前記映像処理回
路51によって同期信号を検出し、この同期信号に基づ
いて垂直振幅の調整を行う偏向手段を用いて調整すれば
良く、例えば上記の場合には、垂直振幅を2/3倍に圧
縮することで、図6(b)に示すような正常の2画面表
示、つまりアスペクト比4:3とする第1及び第2の画
面をCRT67に表示することができるようにしてい
る。
【0028】しかしながら、上記のようにアスペクト比
16:9のCRTに、通常のNTSC(4:3)の画面
表示、あるいは2画面表示を行うことが可能であって
も、従来における2画面映像処理回路を備えたワイドア
スペクトテレビでは、現行放送におけるNTSC方式の
アスペクト比4:3の映像信号でしか、2画面の画面表
示を行うことができないという不都合がある。つまり、
NTSCのアスペクト比4:3の映像信号とハイビジョ
ン放送としてのアスペクト比16:9の映像信号との2
画面表示は行えないという問題点がある。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の2
画面映像処理回路を備えたワイドアスペクトテレビで
は、例えば、アスペクト比16:9のCRTに2画面表
示を行う場合に、第1及び第2の画面を生成する映像処
理回路にそれぞれ現行放送のNTSC方式であるアスペ
クト比4:3の映像信号を用いて、各々アスペクト比
4:3を有した2画面表示を可能としているが、このN
TSCのアスペクト比4:3の映像信号とハイビジョン
放送としてのアスペクト比16:9の映像信号との2画
面表示は行えないという問題点がある。
【0030】そこで、本発明は上記問題に鑑みてなされ
てもので、NTSC方式のアスペクト比4:3の映像信
号を各々第1及び第2の画面映像処理回路に用いること
なく、アスペクト比4:3及びアスペクト比16:9の
映像信号を用いて、アスペクト比4:3と16:9との
2画面表示を行うことが可能な2画面映像処理回路の提
供を目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明による
2画面映像処理回路は、第1画面映像信号発生手段と第
2画面映像信号発生手段とを備え、これらの発生手段か
らのそれぞれの映像信号をディジタル信号に変換し、1
H水平期間の時間軸を所定の圧縮率で圧縮を行い各々信
号処理をするとともに、前記第1画面の映像信号の同期
信号に基づいて垂直振幅の調整を行うことで、前記第1
画面と前記第2画面との映像をワイドに構成されたCR
Tに2画面表示する2画面映像処理回路であって、前記
第1画面映像信号発生手段からの第1画面映像信号を輝
度信号及び色差信号とに復調するとともに、同期信号を
再生する第1の復調手段と、前記第1の復調手段の出力
映像信号をディジタル信号に変換する第1のディジタル
変換手段と、前記第1のディジタル変換手段からのディ
ジタル信号が入力され、この入力ディジタル信号の1H
水平期間の時間軸を1/2の圧縮率で圧縮を行う1/2
圧縮回路と、3/4の圧縮率で圧縮を行う3/4圧縮回
路とが直列に接続されるとともに、これらの圧縮回路の
出力端に設けられた第1、第2の切換スイッチによっ
て、前記1/2圧縮回路と3/4圧縮回路との少なくと
も一方の圧縮回路を導通させて圧縮ディジタル信号を出
力する圧縮手段と、前記圧縮手段からのディジタル信号
をアナログ信号に変換して第1画面の映像信号を出力す
る第1のアナログ変換手段と、前記第1のアナログ変換
手段からの第1画面映像信号を信号処理を行い、輝度信
号及び色差信号を合成するとともに、RGB信号として
出力する第1のマトリックス手段と、前記第2画面発生
手段からの第2画面映像信号を輝度信号及び色差信号と
に復調するとともに、同期信号を出力する第2の復調手
段と、前記第2の復調手段の出力映像信号をディジタル
信号に変換する第2のディジタル変換手段と、前記第2
のディジタル変換手段からのディジタル信号が入力さ
れ、この入力ディジタル信号を前記第1画面用と前記第
2画面用との同期信号から生成されたタイミング信号に
よってメモリに書き込み、読み出す際には前記第1画面
と同期するように読み出し、且つ前記圧縮手段に対応し
た所定の圧縮率で圧縮して第2画面のディジタル信号を
出力するディジタル処理回路と、前記ディジタル処理回
路からのディジタル信号をアナログ信号に変換して第2
画面の映像信号を出力する第2のアナログ変換手段と、
前記第2のアナログ変換手段からの第1画面映像信号の
信号処理を行い、輝度信号及び色差信号を合成するとと
もに、RGB信号として出力する第2のマトリックス手
段と、前記第1のマトリックス手段からのRGB出力信
号と前記第2のマトリックス手段からのRGB出力信号
とを加算して出力する加算手段と、前記加算手段によっ
て出力されたRGB信号を画面表示する少なくともアス
ペクト比16:9で構成された陰極線管と、前記第1の
復調手段からの同期信号に基づいて前記陰極線管の偏向
ヨークに垂直偏向電流を供給するものであって、垂直偏
向電流の振幅及び直流成分の制御によって垂直振幅を変
えることが可能な偏向手段と、前記圧縮手段の第1、第
2の切換スイッチと、前記ディジタル処理回路の圧縮率
と、前記偏向手段の垂直偏向電流とを、前記陰極線管に
画面表示する複数のモードに応じて随時制御する制御手
段とを具備したことを特徴とする。
【0032】請求項2の本発明による2画面映像処理回
路は、請求項1記載の2画面映像処理回路であって、前
記第1画面発生手段はNTSC方式のアスペクト比4:
3の映像信号を供給し、前記第2画面発生手段はアスペ
クト比16:9の映像信号を供給する場合に、前記制御
手段からの制御信号によって前記圧縮手段の第1及び第
2の切換スイッチをオンするとともに、前記ディジタル
処理回路の圧縮率を5/8にすることを特徴とする。
【0033】請求項3の本発明による2画面映像処理回
路は、請求項2記載の2画面映像処理回路であって、前
記偏向手段による垂直振幅調整を行わない場合には、前
記陰極線管に横方向6:10に分けて2画面表示するこ
とを特徴とする。
【0034】請求項4の本発明による2画面映像処理回
路は、請求項2記載の2画面映像処理回路であって、前
記偏向手段による垂直振幅の調整を行うことで、それぞ
れの画面のアスペクト比を最適なアスペクト比に調整す
ることが可能とすることを特徴とする。
【0035】請求項5の本発明による2画面映像処理回
路は、請求項1記載の2画面映像処理回路であって、前
記制御手段は、第1画面発生手段からの映像信号のみ画
面表示する場合に、前記圧縮手段の第2の切換スイッチ
のみオンさせるとともに、前記ディジタル処理回路の出
力を遮断させるように制御することを特徴とする。
【0036】
【作用】本発明においては、第1画面発生手段によって
NTSC方式のアスペクト比4:3の映像信号が供給さ
れ、第2画面発生手段によってハイビジョン放送等のア
スペクト比16:9の映像信号が供給された場合、制御
手段によってこれらのアスペクト比で2画面表示を行う
モードに応じて、圧縮手段の第1及び第2の切換スイッ
チをオンさせ、ディジタル化された第1画面の映像信号
を3/8の圧縮率で時間軸の圧縮を行う。またこれと同
時にディジタル化された第2画面の映像信号は、前記第
1画面と第2画面の同期信号からタイミング信号が生成
され、このタイミング信号を用いてメモリに書き込み、
読み出す際には第1画面と同期させるとともに、前記制
御手段によって5/8の圧縮率で圧縮するようにディジ
タル処理回路を制御する。その後、第1画面の圧縮映像
信号と第2画面の圧縮映像信号とは、アナログ信号とし
て変換され、次いで各々マトリックス回路でRGB信号
に変換される。そして加算手段を用いて加算しアスペク
ト比16:9の陰極選管にドライブすることにより、横
方向を6:10に分けた2画面表示を表示することがで
きる。また、偏向手段、及び制御手段をもちいて垂直偏
向電流を前記陰極選管に供給するように垂直振幅の制御
をすることにより、第1画面のアスペクト比4:3及び
第2画面のアスペクト比16:9との最適なアスペクト
比を得た2画面表示を可能とする。
【0037】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明に係る2画面映像処理回路の一実施例を示す
ブロック図である。
【0038】図1に示す本実施例のワイドアスペクトテ
レビは、2画面表示機能を有するワイドアスペクトテレ
ビであって、特に現行放送のNTSC方式におけるアス
ペクト比4:3の映像信号と、ハイビジョン放送として
のアスペクト比16:9の映像信号とを用いて、アスペ
クト比16:9のCRTに各々アスペクト比の異なる画
面を画面表示することを特徴としている。
【0039】図1に示すように、2画面映像処理を行う
映像処理回路群は、主に上段に示す親画面、つまり第1
の画面を画面表示するための映像処理回路と、下段に示
す子画面、つまり第2の画面を画面表示するための映像
処理回路とで構成されている。
【0040】上記下段に示す映像処理回路は、一般に主
となる第1の画面に第2の画面を生成するための子画面
映像処理回路であり、第2の画面の映像信号を所定の圧
縮率で圧縮し、第1の画面と同期をとって再生するよう
にしている。
【0041】上記上段に構成された映像処理回路は、例
えば図4に示す映像処理回路とほぼ同様の構成用件で構
成され、異なる点は時間軸を1/2の圧縮率で圧縮する
1/2圧縮回路4と3/4圧縮回路5とを直列に設け、
それぞれの出力端には制御手段21からの切換制御信号
によりオン/オフする第1のスイッチ1及び第2のスイ
ッチ2が接続されていることを特徴としている。
【0042】図中において、先ず上段の第1画面用映像
処理回路から説明すると、符号1は例えばNTSC方式
の放送信号が入力する入力端子であり、この入力端子1
から入力された映像信号は映像処理回路2に供給され
る。この映像処理回路2は少なくとも映像中間周波増
幅、映像検波回路及び同期分離回路(図示せず)とで構
成され、中間周波信号に変換されるとともに映像信号を
取り出し、次いでこの映像信号が輝度信号Y(以下、Y
信号と略記)とクロマ信号とに分離された後、前記クロ
マ信号は色差信号(R−Y、B−Y)とに復調される。
また、前記映像信号から同期信号を取り出し、この同期
信号を例えばCRT20の垂直振幅を調整する偏向手段
18に供給する。この偏向手段18は、前記映像処理回
路2からの同期信号に基づいて垂直振幅発生手段から供
給される切換信号に応じ垂直偏向電流を陰極選管20
(以下、CRTと記載)の偏向ヨークに供給して垂直振
幅を調整するものであり、この偏向手段18は制御手段
によって制御されるようになっている。
【0043】上記映像処理回路2によって復調されたY
信号と色差信号とは、A/D変換回路3に供給され、こ
こでアナログ信号としてのY信号と色差信号とをディジ
タル信号に変換する。このA/D変換回路3の出力信号
は、1/2の圧縮率で入力信号を圧縮する時間軸1/2
圧縮回路4に供給され、また、A/D変換回路3の出力
端は第1のスイッチSW1(以下、スイッチ1と略記)
と接続している。前記1/2圧縮回路4は1/2の圧縮
率でディジタル信号を圧縮するものであり、前記スイッ
チ1によってオン/オフすることにより、前記1/2圧
縮回路3の出力信号を出力する場合と、スルーする場合
とに選択することができるようになっている。
【0044】前記スイッチ1は3/4の圧縮率で時間軸
を圧縮する3/4圧縮回路5と第2のスイッチSW2
(以下、スイッチ2と略記)とに接続され、このスイッ
チ2によってオン/オフすることにより前記3/4圧縮
回路5の出力信号をスルーする場合と、出力する場合と
に選択することができるようになっている。
【0045】前記スイッチ2はD/A変換回路6に接続
され、このD/A変換回路6により、入力ディジタル信
号をアナログ信号に変換し、映像処理回路7に供給す
る。
【0046】尚、上記スイッチ1及びスイッチ2は、制
御手段21からの切換制御信号によって動作するもので
あり、これらのスイッチ1、2を用いることによって、
入力ディジタル信号の圧縮率を変えるように出力するこ
とができ、つまり、切換制御手段21によってNTSC
方式のアスペクト比4:3の画面表示を行うモードと、
通常の2画面表示を行うモードと、本実施例の特徴とす
るアスペクト比4:3の画面及び16:9の画面の2画
面表示を行うモードとを選択することができるようにな
っている。
【0047】その後、時間軸を圧縮した映像信号は、通
常のテレビジョン受信機受像機のようにこの映像処理回
路56にて映像処理を行い、マトリックス回路57を用
いて各々の色差信号とY信号とを加えてRGB信号を生
成し、加算手段58に供給する。
【0048】一方、下段に示す子画面、つまり第2の画
面を表示するための映像処理回路においては、2画面用
映像信号入力端子10に、例えばハイビジョン放送によ
るハイビジョン信号(以下、MUSE信号と記載)が図
示しないMUSEデコーダによって復調されて入力さ
れ、つまりアスペクト比16:9の映像信号が入力され
るようになっている。尚、通常のNTSCの映像の第2
画面として画面表示する場合には、当然ながらNTSC
方式の映像信号が入力される。
【0049】前記入力端子10から入力された映像信号
は、例えば図5に示す下段の映像信号処理回路と同様に
動作し、映像処理回路11、A/D変換回路12を介し
てディジタル処理回路13に第2画面の映像のディジタ
ル信号が供給されるとともに、一時ディジタルメモリ1
4に記憶する。
【0050】前記ディジタル処理回路13は、例えば第
1画面と第2の画面との同期信号からクロックパルスを
生成し、例えばディジタルメモリ14の書き込みあるい
は読みだしは、このクロックパルスのタイミングによっ
て行うものであり、つまり読み出す際には第2の画面の
映像信号を第1の画面の映像信号と同期させるととも
に、通常のNTSCの第2画面として画面表示する場合
にはこの映像信号を1/2圧縮し、また、ハイビジョン
放送の16:9の映像信号を第2の画面として表示する
場合には、5/8の圧縮率で圧縮して出力するものであ
る。尚、このディジタル処理回路13は、容易に圧縮率
を変えて出力することができるものであり、このディジ
タル処理回路の圧縮率の可変は前記制御手段21によっ
て制御されるようになっている。
【0051】前記ディジタル処理回路13の出力信号
は、D/A変換機15にてディジタル信号からアナログ
信号に変換され、上記と同様に映像処理回路16及びR
GBマトリックス17を介して加算手段9に供給され
る。この加算手段9によって第1の映像信号と第2の映
像信号とを加算し、この加算した合成映像信号をアスペ
クト比16:9のCRT20にドライブすることによ
り、例えば、図2(a)に示す2画面の映像をCRT2
0に画面表示することができるようになっている。
【0052】次ぎに、このような構成の2画面映像処理
装置の動作を図2を参照しながら詳細に説明する。先
ず、最初に本実施例における2画面映像処理回路を具備
したワイドアスペクトテレビにおいて、例えばアスペク
ト比16:9のCRT20に通常のNTSC方式のアス
ペクト比4:3の画面表示を行う場合には、入力映像信
号を3/4の圧縮率で圧縮を行うように、図1に示すス
イッチ1及びスイッチ2を用いて選択を行い、つまりス
イッチ1をオフし、スイッチ2をオンする。
【0053】その結果、入力映像信号は、1/2圧縮回
路4をスルーするとともに、3/4圧縮回路5に供給
し、この3/4圧縮回路5にて映像信号を3/4の圧縮
率で圧縮されるとともに、D/A変換回路6、映像処理
回路7、及びRGBマトリックス回路9において信号処
理されることにより、CRT20にアスペクト比4:3
の映像を画面表示することができる。尚、この場合にお
いても従来技術と同様に偏向手段18を用いて垂直振幅
を調整することにより、正常なアスペクト比4:3の映
像を画面表示するようにしている。
【0054】また、通常のNTSC方式のアスペクト比
4:3の2画面表示を行う場合には、第1画面入力映像
信号を1/2の圧縮率で圧縮を行うように、図1に示す
スイッチ1及びスイッチ2を用いて選択を行い、つまり
スイッチ1をオンし、スイッチ2をオフする。
【0055】その結果、入力映像信号は1/2圧縮回路
4に供給し、この1/2圧縮回路4にて1/2の圧縮率
で圧縮されるとともに3/4圧縮回路5をスルーし、D
/A変換回路6、映像処理回路7、及びRGBマトリッ
クス回路9において信号処理され、加算手段8に供給す
る。一方、図1に示す下段の2画面用映像処理回路に
は、通常のNTSC方式のアスペクト比4:3の映像信
号が入力され、図5に示す従来技術と同様に動作する。
つまり、ディジタル処理回路13及びディジタルメモリ
14を用いて上記第1画面の映像信号と同期するように
し、また1/2の圧縮率で圧縮するとともに、D/A変
換回路15、映像処理回路16及びRGBマトリックス
回路19を介して加算手段9に供給する。その後、この
加算手段9により、第1画面の映像信号と第2の画面の
映像信号とを加算し、この合成映像信号をCRT20に
ドライブするとともに、偏向手段18を用いて垂直振幅
を調整することにより、それぞれ正常なアスペクト比
4:3の2画面映像を画面表示することができる。
【0056】さて、本実施例の特徴とするアスペクト比
4:3の画面とアスペクト比16:9の画面との2画面
表示を行う場合には、図1に示す上段の第1画面映像処
理回路の入力端子1に通常のNTSC方式のアスペクト
比4:3の放送信号を入力し、また、下段に示す第2画
面映像処理回路の入力端子に、例えばハイビジョン放送
のアスペクト比16:9のMUSE信号が図示しないM
USEデコーダによってを復調された映像信号を入力す
る。
【0057】そして、上段に示す第1の画面映像処理回
路においては、第1画面入力映像信号を、例えば、(1
/2)×(3/4)=3/8の圧縮率で圧縮を行うよう
に、図1に示すスイッチ1及びスイッチ2を用いて選択
を行い、つまりスイッチ1をオンし、スイッチ2につい
てもオンする。
【0058】その結果、入力映像信号は1/2圧縮回路
4に供給され、この1/2圧縮回路4にて1/2の圧縮
率で圧縮された映像信号は、3/4圧縮回路5に供給さ
れ、前記1/2圧縮回路4の出力圧縮信号を再び3/4
の圧縮率で圧縮し出力する。つまり、入力映像信号を3
/8の圧縮率で圧縮し出力することになる。
【0059】その後、3/8圧縮された映像信号は、D
/A変換回路6、映像処理回路7、及びRGBマトリッ
クス回路9において信号処理され、加算手段8に供給す
る。一方、図1に示す下段の2画面用映像処理回路にお
いては、入力されたアスペクト比16:9の映像信号を
映像処理回路11にて信号処理を行い、A/D変換回路
12を用いてディジタル変換を行い、ディジタル信号処
理回路13に供給する。そこで、ディジタル処理回路1
3及びディジタルメモリ14を用いて上記第1画面の映
像信号と同期するようにし、また制御手段21の制御に
より5/8の圧縮率で圧縮するとともに、D/A変換回
路15、映像処理回路16及びRGBマトリックス回路
17を介して加算手段9に供給する。その後、この加算
手段9により、第1画面の映像信号と第2の画面の映像
信号とを加算し、この合成映像信号をCRT20にドラ
イブすることにより、例えば図2(a)に示すような2
画面表示、例えば第1画面20aのアスペクト比6:9
及び第2の画面20bのアスペクト比10:9との2画
面を得ることができる。
【0060】そこで、CRT20におけるアスペクト比
16:9の画面に上記のような第1画面20aと第2画
面20bとの水平軸比6:10を保持しながら、前記映
像処理回路2からの同期信号に対し垂直振幅切換発生手
段19からの切換信号に基づき偏向手段18を用いて垂
直の振幅調整を行い、第1画面20a及び第2画面20
bのアスペクト比を最適なアスペクト比として得られる
ようにする。
【0061】例えば、第1の画面20aを正常なアスペ
クト比4:3の画面に映像を表示するためには、前記偏
向手段18による垂直振幅を1/2にする。その結果、
例えば図2(b)に示すように、第1画面20aのアス
ペクト比は正規の4:3のアスペクト比となり、この段
階における第2画面20bのアスペクト比においては、
16:7.2となり、つまり、第2画面20bは多少横
長の画面となる。
【0062】また、この第2の画面20bを正常なアス
ペクト比16:9の画面に映像を表示するためには、前
記偏向手段18による垂直振幅を62.5%にする。そ
の結果、第2画面20bのアスペクト比は、例えば図2
(c)に示すように正規なアスペクト比16:9とな
り、一方、この段階における第1の画面20aのアスペ
クト比においては、4:3.75となり、つまり、第1
画面20aは多少縦長の画面となる。
【0063】つまり、上記に示した2つの例を元に、例
えば偏向手段18による垂直振幅を50%から62.5
%の間で調整を行うようにすれば、第1画面のアスペク
ト比4:3、第2画面のアスペクト比が16:9に近傍
する最適なアスペクト比を有した2画面表示を行うこと
ができる。
【0064】したがって、本実施例によれば、従来技術
における問題点を解消すべく、現行放送におけるNTS
C方式の放送信号とハイビジョン放送におけるMUSE
信号とを用いてそれぞれのアスペクト比で構成された2
画面表示を行うことが可能となる。
【0065】尚、本実施例においては、第2の画面を生
成する映像信号処理回路の入力端子に、ハイビジョン放
送の放送信号をMUSEデコーダを用いて復調した信号
が入力されるように説明したが、例えば本発明の映像処
理回路内に前記MUSEデコーダを設けて構成するよう
にしても良い。
【0066】また、本実施例においては、通常のNTS
C方式の放送信号とハイビジョン放送のMUSE信号と
を用いて各々のアスペクト比で2画面表示を構成するよ
うに説明したが、本発明の2画面映像処理回路を備えた
ワイドアスペクトテレビにおいては、アスペクト比1
6:9のCRTに同様のアスペクト比の映像を特徴とす
るハイビジョン放送も勿論受信可能であり、使用者にと
ってアスペクト比16:9の画面や4:3の画面、ある
いは4:3と16:9の2画面といった様々なモードが
選択することができ、満足することは明かである。
【0067】さらに、本実施例においては、前記制御手
段は例えばキーリモコンのキー操作によって瞬時モード
が変えられるように制御するようにしても良く、使用者
の目的に即した画面表示が行えるように構成しても良
い。
【0068】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、簡単
な構成でNTSC方式の映像信号とハイビジョン放送の
映像信号とを用いて信号処理を行うことができ、しかも
アスペクト比16:9の画面に、アスペクト比4:3、
及び16:9のそれぞれの画面を画面表示することがで
きる。これにより、この2画面映像処理回路を具備した
ワイドアスペクトテレビにおいては、様々な画面表示モ
ードを設けることができ、使用者にとって満足する映像
を供給することができる。
【0069】また、本発明は、上記のように簡単な構成
でしかも容易に実施でき、低コストの面で効果を得るこ
とは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る2画面映像処理回路の一実
施例を示すブロック図。
【図2】図2は図1に示す2画面映像処理回路を用いた
場合のCRTの出力画面を示す図。
【図3】図3はワイドアスペクトテレビの映像処理回路
の一例を示すブロック図。
【図4】図4は図3に示す映像処理回路を用いた出力表
示画面を示す図。
【図5】図5は2画面表示機能を有したワイドアスペク
トテレビの一例を示すブロック図。
【図6】図6は図5に示す2画面表示機能を用いて画面
表示した場合の出力表示画面を示す図。
【符号の説明】
1…第1画面映像信号入力端子 2…映像処理回路 3…A/D変換回路 4…1/2圧縮回路 5…3/4圧縮回路 6…D/A変換回路 7…映像処理回路 8…RGBマトリックス回路 9…加算手段 10…第2画面映像信号入力端子 11…第2画面映像処理回路 12…第2画面A/D変換回路 13…ディジタル処理回路 14…ディジタルメモリ(フィールドメモリ) 15…第2画面D/A変換回路 16…第2画面映像処理回路 17…第2画面RGBマトリックス回路 18…偏向手段 19…垂直振幅切換信号発生手段 20…CRT 21…制御手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1画面映像信号発生手段と第2画面映像
    信号発生手段とを備え、これらの発生手段からのそれぞ
    れの映像信号をディジタル信号に変換し、1H水平期間
    の時間軸を所定の圧縮率で圧縮を行い各々信号処理をす
    るとともに、前記第1画面の映像信号の同期信号に基づ
    いて垂直振幅の調整を行うことで、前記第1画面と前記
    第2画面との映像をワイドに構成されたCRTに2画面
    表示する2画面映像処理回路であって、 前記第1画面映像信号発生手段からの第1画面映像信号
    を輝度信号及び色差信号とに復調するとともに、同期信
    号を再生する第1の復調手段と、 前記第1の復調手段の出力映像信号をディジタル信号に
    変換する第1のディジタル変換手段と、 前記第1のディジタル変換手段からのディジタル信号が
    入力され、この入力ディジタル信号の1H水平期間の時
    間軸を1/2の圧縮率で圧縮を行う1/2圧縮回路と、
    3/4の圧縮率で圧縮を行う3/4圧縮回路とが直列に
    接続されるとともに、これらの圧縮回路の出力端に設け
    られた第1、第2の切換スイッチによって、前記1/2
    圧縮回路と3/4圧縮回路との少なくとも一方の圧縮回
    路を導通させて圧縮ディジタル信号を出力する圧縮手段
    と、 前記圧縮手段からのディジタル信号をアナログ信号に変
    換して第1画面の映像信号を出力する第1のアナログ変
    換手段と、 前記第1のアナログ変換手段からの第1画面映像信号を
    信号処理を行い、輝度信号及び色差信号を合成するとと
    もに、RGB信号として出力する第1のマトリックス手
    段と、 前記第2画面発生手段からの第2画面映像信号を輝度信
    号及び色差信号とに復調するとともに、同期信号を出力
    する第2の復調手段と、 前記第2の復調手段の出力映像信号をディジタル信号に
    変換する第2のディジタル変換手段と、 前記第2のディジタル変換手段からのディジタル信号が
    入力され、この入力ディジタル信号を前記第1画面用と
    前記第2画面用との同期信号から生成されたタイミング
    信号によってメモリに書き込み、読み出す際には前記第
    1画面と同期するように読み出し、且つ前記圧縮手段に
    対応した所定の圧縮率で圧縮して第2画面のディジタル
    信号を出力するディジタル処理回路と、 前記ディジタル処理回路からのディジタル信号をアナロ
    グ信号に変換して第2画面の映像信号を出力する第2の
    アナログ変換手段と、 前記第2のアナログ変換手段からの第1画面映像信号の
    信号処理を行い、輝度信号及び色差信号を合成するとと
    もに、RGB信号として出力する第2のマトリックス手
    段と、 前記第1のマトリックス手段からのRGB出力信号と前
    記第2のマトリックス手段からのRGB出力信号とを加
    算して出力する加算手段と、 前記加算手段によって出力されたRGB信号を画面表示
    する少なくともアスペクト比16:9で構成された陰極
    線管と、 前記第1の復調手段からの同期信号に基づいて前記陰極
    線管の偏向ヨークに垂直偏向電流を供給するものであっ
    て、垂直偏向電流の振幅及び直流成分の制御によって垂
    直振幅を変えることが可能な偏向手段と、 前記圧縮手段の第1、第2の切換スイッチと、前記ディ
    ジタル処理回路の圧縮率と、前記偏向手段の垂直偏向電
    流とを、前記陰極線管に画面表示する複数のモードに応
    じて随時制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする2画面映像処理回路。
  2. 【請求項2】 前記第1画面発生手段は、NTSC方式
    のアスペクト比4:3の映像信号を供給し、前記第2画
    面発生手段はアスペクト比16:9の映像信号を供給す
    る場合に、前記制御手段からの制御信号によって前記圧
    縮手段の第1及び第2の切換スイッチをオンするととも
    に、前記ディジタル処理回路の圧縮率を5/8にするこ
    とを特徴とする請求項1記載の2画面映像処理回路。
  3. 【請求項3】 前記偏向手段による垂直振幅調整を行わ
    ない場合には、前記陰極線管に横方向6:10に分けて
    2画面表示することを特徴とする請求項2記載の2画面
    映像処理回路。
  4. 【請求項4】 前記偏向手段による垂直振幅の調整を行
    うことで、それぞれの画面のアスペクト比を最適なアス
    ペクト比に調整することが可能な請求項2記載の2画面
    映像処理回路。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、第1画面発生手段から
    の映像信号のみ画面表示する場合に、前記圧縮手段の第
    2の切換スイッチのみオンさせるとともに、前記ディジ
    タル処理回路の出力を遮断させるように制御することを
    特徴とする請求項1記載の2画面映像処理回路。
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