JPH07177277A - 画像文書回覧装置 - Google Patents

画像文書回覧装置

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JPH07177277A
JPH07177277A JP6033810A JP3381094A JPH07177277A JP H07177277 A JPH07177277 A JP H07177277A JP 6033810 A JP6033810 A JP 6033810A JP 3381094 A JP3381094 A JP 3381094A JP H07177277 A JPH07177277 A JP H07177277A
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JP6033810A
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Kenji Yamakawa
健志 山川
Rie Ishii
理恵 石井
Hiroyuki Takahashi
弘行 高橋
Masayuki Hayashi
正幸 林
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザが容易に使える、情報の伝達と保管を
サポートするシステムとしての画像文書回覧装置を提供
する。 【構成】 画像読み取り装置(213,221…)と、
画像情報及び文書情報を記憶する記憶手段(294,2
97,313)と、この記憶手段(294,297,3
13)を制御する制御手段(314)と、ネットワーク
システムを構築するシステム構築手段(315)と、画
像出力手段とを備え、前記記憶手段(294,297,
313)に入力された画像情報及び文書情報のうち、特
定の対象物を自動的に消去する機能を有し、管理に煩わ
されることなく、少ないメモリ容量を有効に使える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子メールシステムに
応用し得る画像文書回覧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オフィス内においては、複写機、プリン
タ、ファクシミリ、パーソナルコンピュータ(パソコ
ン)など各種の情報処理装置が備えられ、情報伝達のた
めの回覧文書、収集された情報、他部門に発信すべき情
報、保管すべき情報等が取り扱われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、パソコン(ノ
ート型パソコン)は、スタンドアローンで使用されてお
り、ネットワーク化がし難い。また、パソコンによる作
成文書が、ハードコピー出力されたもので送られている
ことが多く、直接送信するための環境設定等が面倒であ
る。
【0004】一方、ファクシミリは、設置場所まで足を
運ばなければならず、また、自分宛の文書が送信されて
いるのに気が付き難いという欠点があった。
【0005】さらに一般的に、オフィス内の情報に関し
ては、 (1)机上に氾濫しているため、損失したり、必要なも
のを探し出すのが困難である。
【0006】(2)回覧に時間が掛かるため、情報が遅
滞して、必要な時に必要な情報が見れない。
【0007】(3)各自が必要な情報をコピーするた
め、ペーパが増える。
【0008】(4)情報が伝達されるべき人に確実に伝
わっているかどうか確認できない。(5)情報の種類に
よって、特定のメンバーにセキュリティを付けたり、優
先順位を付けたりする作業がし難い。
【0009】(6)会議の回数が増えると、場所と時間
などの情報が混乱し、整理して把握するのが大変であ
る。
【0010】さらにまた、電話は、取次や、伝言をする
のが大変である。といった問題がある。
【0011】本発明は、このような背景に基づいてなさ
れたものであり、ユーザが容易に使える、情報の伝達と
保管をサポートするシステムとしての画像文書回覧装置
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は、画像読み取
り装置と、画像情報及び文書情報を記憶する記憶手段
と、この記憶手段を制御する制御手段と、ネットワーク
システムを構築するシステム構築手段と、画像出力手段
とを備え、前記記憶手段に入力された画像情報及び文書
情報のうち、特定の対象物を自動的に消去する機能を有
する第1の手段により達成される。
【0013】また、上記目的は、第1の手段において、
提示された画像情報及び文書情報に対して、各端末また
は各ユーザのアクセス状況を管理する機能を有する第2
の手段により達成される。
【0014】また、上記目的は、第1の手段において、
ユーザによって指定された提示画像情報及び文書情報の
提示期間が経過した時、または消去期日になった時、当
該情報を自動的に消去する機能を有する第3の手段によ
り達成される。
【0015】また、上記目的は、第1,第2の手段にお
いて、指定された提示期間もしくは消去期日が過ぎて
も、提示された画像情報及び文書情報をユーザがアクセ
スしていない場合、自動的に当該ユーザ名を宛名として
その画像情報及び文書情報をプリントアウトし、前記記
憶手段内部の画像情報、文書情報を自動的に消去する機
能を有する第4の手段により達成される。
【0016】また、上記目的は、第1,第2の手段にお
いて、指示される画像情報及び文書情報に対し、アクセ
スすべきユーザを指定でき、全員がアクセスし終わる
と、その画像情報及び文書情報を自動的に消去する機能
を有する第5の手段により達成される。
【0017】また、上記目的は、第1,第2,第5の手
段において、提示された画像情報及び文書に対して、予
め指定されたアクセスすべきユーザが、アクセスしない
状態で、ある一定期間経過した場合、消去する期日また
は期間を指定しなくても、当該ユーザを宛名として、そ
の画像情報・文書をプリントアウトし、装置メモリ内部
から自動的に消去する機能を有する第6の手段により達
成される。
【0018】また、上記目的は、第1の手段において、
ユーザが消去する順序を指定でき、ハードディスクのメ
モリ容量が一杯になるとその順序に従って消去を行い、
新しい画像情報・文書を取り込むことのできる機能を有
する第7の手段により達成される。
【0019】また、上記目的は、画像読み取り装置と、
画像情報及び文書情報を記憶する記憶手段と、この記憶
手段を制御する制御手段と、ネットワークシステムを構
築するシステム構築手段と、画像出力手段とを備え、前
記記憶手段に入力された画像情報及び文書情報の一部を
前記ネットワークシステムを用いて端末へ転送する機能
を有する第8の手段により達成される。
【0020】また、上記目的は、画像読み取り装置と、
画像情報及び文書情報を記憶する記憶手段と、この記憶
手段を制御する制御手段と、ネットワークシステムを構
築するシステム構築手段と、画像出力手段と、光ディス
クとを備え、ネットワーク上の記憶装置と前記光ディス
クとの間で画像情報および文書情報のコピー、移動を行
う機能を有する第9の手段により達成される。
【0021】また、上記目的は、第9の手段において、
その情報がネットワーク上の記憶装置に記憶されてから
の時間に基づいて前記光ディスクへの書き込みが行われ
る機能を有する第10の手段により達成される。
【0022】また、上記目的は、第9の手段において、
その情報ごとに指定された期日に基づいて前記光ディス
クへの書き込みが行われる機能を有する第11の手段に
より達成される。
【0023】また、上記目的は、第9の手段において、
その情報がネットワーク上の記憶装置に記憶されてから
の時間およびその情報の回覧指定者の閲覧状態に基づい
て前記光ディスクへの書き込みが制御される機能を有す
る第12の手段により達成される。
【0024】また、上記目的は、第9の手段において、
その情報ごとに指定された期日および回覧指定者の閲覧
状態に基づいて前記光ディスクへの書き込みが制御され
る機能を有する第13の手段により達成される。
【0025】また、上記目的は、第9の手段において、
ユーザが指定した情報は回覧終了後、前記光ディスクに
保存される機能を有する第14の手段により達成され
る。
【0026】また、上記目的は、第9の手段において、
前記光ディスクの残メモリ容量のチェックを行い、その
チェック結果に基づいてユーザに警告を表示する機能を
有する第15の手段により達成される。
【0027】また、上記目的は、第9の手段において、
前記光ディスクの残メモリ容量のチェックを行い、その
チェック結果に基づいて前記光ディスクへの書き込みを
中止し、前記光ディスクへ書き込まれるべき文書をプリ
ントアウトする機能を有する第16の手段により達成さ
れる。
【0028】また、上記目的は、第9の手段において、
前記光ディスクの残メモリ容量のチェックを行い、その
チェック結果に基づいて前記光ディスクに保存されてい
る文書を指定された順番に従って消去する機能を有する
第17の手段により達成される。
【0029】また、上記目的は、第17の手段におい
て、消去時、その情報のプリントアウトを行う機能を有
する第18の手段により達成される。
【0030】また、上記目的は、画像読み取り装置と、
画像情報及び文書情報を記憶する記憶手段と、この記憶
手段を制御する制御手段と、ネットワークシステムを構
築するシステム構築手段と、画像出力手段と、前記画像
読み取り装置の出力から文字情報を抽出するOCR手段
とを備え、画像情報および文書情報の一部を前記ネット
ワークシステムを用いて端末へ転送する機能を有する第
19の手段により達成される。
【0031】また、上記目的は、画像読み取り装置と、
原稿自動給紙手段と、画像情報及び文書情報を記憶する
記憶手段と、この記憶手段を制御する制御手段と、ネッ
トワークシステムを構築するシステム構築手段と、画像
出力手段と、前記画像読み取り装置の出力から文字情報
を抽出するOCR手段とを備え、画像情報および文書情
報の一部を前記ネットワークシステムを用いて端末へ転
送する機能を有する第20の手段により達成される。
【0032】また、上記目的は、画像読み取り装置と、
画像情報及び文書情報を記憶する記憶手段と、この記憶
手段を制御する制御手段と、ネットワークシステムを構
築するシステム構築手段と、画像出力手段と、前記画像
読み取り装置の出力から文字情報を抽出するOCR手段
と、マーク情報を抽出するOMR手段とを備え、画像情
報および文書情報の一部を前記ネットワークシステムを
用いて端末へ転送する機能を有する第21の手段により
達成される。
【0033】また、上記目的は、第8の手段において、
画像情報および文書情報の一部を前記ネットワークシス
テムを用いて端末へ転送する場合に、転送先を選択する
機能を有する第22の手段により達成される。
【0034】また、上記目的は、第8の手段において、
画像情報および文書情報を記憶手段に入力する時、転送
先のグループを選択する機能を有する第23の手段によ
り達成される。
【0035】また、上記目的は、第8の手段において、
転送先のグループを予め登録する機能を有する第24の
手段により達成される。
【0036】また、上記目的は、第8の手段において、
画像情報および文書情報に付加されたキーワードと転送
先のキーワードが一致した転送先だけを選択する機能を
有する第25の手段により達成される。
【0037】また、上記目的は、第8の手段において、
画像情報および文書情報の記憶時にキーワードを入力す
る機能を有する第26の手段により達成される。
【0038】また、上記目的は、第8の手段において、
端末から要求があった時に指定された画像情報および文
書情報の全部を転送する機能を有する第27の手段によ
り達成される。
【0039】また、上記目的は、画像読み取り装置と、
画像情報及び文書情報を記憶する記憶手段と、この記憶
手段を制御する制御手段と、ネットワークシステムを構
築するシステム構築手段と、画像出力手段と、前記ネッ
トワークシステムに接続され、転送された画像情報およ
び文書情報の一部を表示する機能を持ち、必要に応じて
画像情報および文書情報の全部を転送要求する機能を持
つ端末装置とを備えた第28の手段により達成される。
【0040】また、上記目的は、第28の手段におい
て、画像情報および文書情報の転送を選択するキーワー
ドを入力する機能を有する第29の手段により達成され
る。
【0041】
【作用】第1の手段においては、特定の情報を、自動的
に消去する機能を有することにより、管理に煩わされる
ことなく、少ないメモリ容量を有効に使うことができ
る。
【0042】第2の手段においては、提示されている情
報に対し、各ユーザがその情報にアクセスしたか否かを
チェックする機能を有することにより、提示した情報が
その情報を必要とするユーザに伝達されたかどうか確認
できる。
【0043】第3の手段においては、情報の提示期間、
または消去期日を指定できる機能を有することにより、
時間の経過によって提示する必要性が薄れる情報等(例
えば、募集期間や申込期限のある文書情報)を、効率的
に廃棄でき、不必要な情報を溜めることがない。
【0044】第4の手段においては、提示期間、消去期
日が過ぎた情報を、ユーザ宛にプリントアウトして知ら
しめるようにした機能を有することにより、ユーザにと
って必要な情報を、該ユーザが確認する前に消去するこ
とを防ぐことができる。
【0045】第5の手段においては、情報の種類に応じ
て、アクセスすべきユーザを、本装置から指定できるこ
とにより、情報の氾濫を防ぎ、かつ各ユーザにとって
は、自分に必要な情報のみを管理することができる。ま
た、その情報の伝達が確認されると、本装置の情報が消
去され、新しい情報に対してメモリを有効に確保でき
る。
【0046】第6の手段においては、提示期間や消去期
日の指定がなくても、ユーザにとって必要な情報を該ユ
ーザが確認する前に消去することを防ぎ、新しい情報に
対しメモリを有効に確保できる。
【0047】第7の手段においては、予め本装置から入
力する情報にヘッダを付けることによって、ユーザの利
用目的(例えば職種など)や、使用している状況に応じ
てそれぞれのユーザの必要性、嗜好に合った情報管理が
できる。
【0048】第8、第9、第10の手段においては、情
報を自動的に管理する機能を有し、古い文書から順番に
光ディスクメモリに保存することにより、煩わしい管理
をすることなく、ネットワーク内部のメモリを有効に使
用することができる。
【0049】第11の手段においては、上記第9の手段
において、その文書の必要回覧期日の過ぎてしまった不
必要な情報をネットワーク内部の記憶装置から消去でき
るので、メモリを有効に使用することができる。
【0050】第12、第13の手段においては、上記第
9の手段に指定回覧者の回覧状況を加えることにより、
より効率よくネットワーク上からの不必要文書の光ディ
スクへの移動が行えるので、ネットワーク内部メモリの
有効利用が可能となる。
【0051】第14の手段においては、ユーザの必要と
する情報の保存が確実に行われるため、情報の損失を防
止することができる。
【0052】第15の手段においては、光ディスクメモ
リの残容量が少なくなった場合、それをユーザに知らせ
ることにより、効率のよいディスク交換を行うことがで
き、オーバーフローを未然に防ぐことができる。
【0053】第16の手段においては、光ディスクの残
メモリ容量が、次の情報を記憶するのに不十分と判断さ
れた場合には、送られてきた情報をプリントアウトし、
情報の損失を防止することができる。
【0054】第17の手段においては、光ディスクの残
メモリ容量が、送られてきた情報の記憶に不十分となっ
ても、古い文書、回覧頻度の低い文書、重要度の低い文
書等を自動的に選択消去し、新情報の記憶を可能とする
ことができる。
【0055】第18の手段においては、消去情報のバッ
クアップとしてプリントアウトすることで、最終チェッ
クを可能とすることができる。
【0056】第19の手段においては、画像情報を自動
的に管理する機能を有し、また複雑な操作部の操作を行
うことなしに、画像情報に記載された内容で回覧を管理
することができる。
【0057】第20の手段においては、ADFに書類を
置き、装置をスタートさせるという動作だけで、OCR
により入力を完了させることができる。
【0058】第21の手段においては、OCRする場所
やそこに記入してある情報の意味は、指定されたフォー
マットを使わない限り画像文書によって異なるが、マー
ク検出機能(OMR)を使うことで、マークを検出した
時にどのフォーマットで作られたかを解釈して、種々の
文書形式にOCR機能を対応させることができる。
【0059】第22の手段においては、転送するユーザ
を内容によって選択することにより、不用な転送を避け
ることができる。
【0060】第23の手段においては、予め転送するユ
ーザグループを内容別に決めて置くことによって、転送
先のユーザをその都度選択しなくてもよくなる。
【0061】第24の手段においては、本装置側からユ
ーザグループを設定することができる。
【0062】第25、第29の手段においては、予め個
人ユーザのキーワード、例えばジャンル、セクション等
を決めて置くと、回覧物を入力する時に、キーワードを
入れれば自動的に転送先を決定することができる。
【0063】第26の手段においては、本体装置からキ
ーワードを設定することができる。第27、第28の手
段においては、画像情報の一部、例えば先頭ページの数
行を送り、内容を判断してから転送を要求することによ
って、転送の時間を有効に使うことができる。
【0064】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は実施例に係る画像文書回覧装置の構成図、
図2は光書込部の平面図、図3は同、側面図、図4は実
施例に係る画像文書回覧装置の全体構成を示す説明図、
図5及び図6は実施例に係る画像文書回覧装置の電装系
の構成図、図7はイメージスキャナ部のブロック図、図
8はIPUのブロック図、図9はIPUの出力データ型
式を示す説明図、図10はメモリシステムのブロック
図、図11はIPUからのイメージデータを一旦MEM
に格納する方式の説明図、図12はIPUからの処理さ
れたイメージデータと生のデータのいずれもMEMに取
り込む方式の説明図、図13はメモリ装置の第1の例を
示すブロック図、図14はメモリユニットのブロック
図、図15は3つのイメージデータタイプを示す説明
図、図16はメモリ装置の第2の例を示すブロック図、
図17は外部記憶装置を用い、イメージデータを保存す
る構成のブロック図、図18はメモリ装置の第3の例を
示すブロック図、図19はシステム部のブロック図、図
20は制御回路のブロック図、図21はハードディスク
の構成図である。
【0065】画像文書回覧装置は、図1に示すように、
回覧装置本体Aと、自動原稿送り装置(ADF)Bと、
ソータCと、両面反転ユニットDと、システム部E、O
CR部Fの6つのユニットから構成されている。前記回
覧装置本体Aは、スキャナ部、書き込み部、感光体部、
現像部ならびに給紙部などを備えている。
【0066】次に、以上各部の構成、動作などについて
説明する。 〔スキャナ部〕反射鏡1と光源3と第1ミラー2とを装
備して一定の速度で移動する第1スキャナと、第2ミラ
ー4ならびに第3ミラー5を装備して前記第1スキャナ
の1/2の速度で第1スキャナに追従して移動する第2
スキャナとを有している。この第1スキャナならびに第
2スキャナにより、コンタクトガラス9上の原稿(図示
せず)を光学的に走査し、その反射像を色フィルタ6を
介してレンズ7に導き、一次元固体撮像素子8上に結像
される。
【0067】前記光源3には、蛍光灯やハロゲンランプ
などが使用されており、波長が安定していて寿命が長い
などの理由から、一般に蛍光灯が使用されている。この
実施例では、1本の光源3に反射鏡1が取り付けられて
いるが、2本以上の光源3を使用することもある。前記
固体撮像素子8が一定のサンプリングクロックを持って
いるため、蛍光灯はそれより高い周波数で点灯しないと
画像に悪影響を与える。
【0068】前記固体撮像素子8としては、一般にCC
Dが用いられる。固体撮像素子8で読み取った画像信号
はアクログ値であるので、アナログ/デジタル(A/
D)変換され、画像処理基板10にて種々の画像処理
(2値化、多値化、階調処理、変倍処理、編集など)が
施され、スポットの集合としてデジタル信号に変えられ
る。
【0069】カラーの画情報を得るために本実施例で
は、原稿から固体撮像素子8に導かれる光路途中に、必
要色の情報だけを透過する色フィルタ6が出し入れ可能
に配置されている。原稿の走査に合わせて色フィルタ6
の出し入れを行い、その都度、多重転写、両面コピーな
どの機能を働かせ、多種多様のコピーが作成できるよう
になっている。
【0070】〔書き込み部〕画像処理後の画像情報は、
光書込部において、レーザ光のラスタ走査にて光の点の
集合の形で感光体ドラム40上に書き込まれる。
【0071】半導体レーザ20から発せられたレーザ光
は、図2及び図3に示すように、コリメートレンズ21
で平行な光束に変えられ、アパーチャ32により一定形
状の光束に整形される。整形されたレーザ光は、第1シ
リンダレンズ22により副走査方向に圧縮された形でポ
リゴンミラー24に入射する。このポリゴンミラー24
は、正確な多角形をしており、ポリゴンモータ25によ
り一定方向に一定の速度で回転している。この回転速度
は、感光体ドラム40の回転速度と書込密度とポリゴン
ミラー24の面数により決定される。
【0072】ポリゴンミラー24に入射されたレーザ光
は、その反射光がポリゴンミラー24の回転により偏向
される。偏向されたレーザ光は、fθレンズ26a,2
6bに順次入射する。fθレンズ26a,26bは、角
速度一定の走査光を感光体ドラム40上で等速走査する
ように変換して、感光体ドラム40上で最小光点となる
ように結像し、さらに面倒れ補正機構も有している。
【0073】fθレンズ26a,26bを通過したレー
ザ光は、画像域外で同期検知ミラー29により同期検知
入光部30に導かれ、光ファイバによりセンサ部に伝搬
され、主走査方向の頭出し信号を出す同期信号が出てか
ら一定時間後に画像データが1ライン分出力され、以下
これを繰り返すことにより1つの画像を形成することに
なる。
【0074】〔感光体部〕感光体ドラム40の周辺に感
光層が形成されている。半導体レーザ(波長780n
m)に対して感度のある感光層として、有機感光体(O
PC)、α−Si、Se−Teなどが知られており、本
実施例では前記有機感光体(OPC)を使用している。
【0075】一般にレーザ書き込みの場合、画像部に光
を当てるネガ/ポジ(N/P)プロセスと、地肌部に光
を当てるポジ/ポジ(P/P)プロセスの2通りがあ
り、本実施例では前者のN/Pプロセスを採用してい
る。
【0076】帯電チャージャ41は、感光体側にグリッ
ドを有するスコロトロン方式のもので、感光体ドラム4
0の表面を均一に(−)帯電し、画像形成部にレーザ光
を照射して、その部分の電位を落とす。そうすると、感
光体ドラム40の表面の地肌部が−750〜−800
V、画像部が−500V程度の電位となって、感光体ド
ラム40の表面に静電潜像が形成される。これを現像器
42a,42bで現像ローラに−500〜−600Vの
バイアス電圧を与え、(−)に帯電したトナーを付着し
て前記静電潜像を顕像化する。
【0077】〔現像部〕本実施例の装置は、主現像器4
2aと、副現像器42bの2つの現像器を備えている。
黒1色の場合は、前記副現像器42bとトナー補給器4
3bを取り外すようになっている。現像器を2つ有する
本実施例では、主現像器42aとペアになるトナー補給
器43aに黒トナーを入れ、副現像器42bとペアにな
るトナー補給器43bにカラートナーを入れることによ
り、1色の現像中には、他色の現像器の主極位置を変え
るなどして選択的に現像を行う。
【0078】この現像を、スキャナの色フィルタ6の切
り換えによる色情報の読み取り、紙搬送系の多重転写、
両面複写機能と組み合わせて、多機能なカラーコピー、
カラー編集が可能となる。3色以上の現像は、感光体ド
ラム40の周囲に、3つ以上の現像器を並べる方法、3
つ以上の現像器を回転して切り換えるレボルバー方式な
どがある。
【0079】現像器42a,42bで顕像化された画像
は、感光体ドラム40にシンクロして送られた紙面上
に、紙の裏面から転写チャージャ44により(+)のチ
ャージを掛けられて転写される。転写された紙は、転写
チャージャ44と一体に保持された分離チャージャ45
にて交流除電され、感光体ドラム40から分離される。
紙に転写されずに感光体ドラム40に残ったトナーは、
クリーニングブレード47により感光体ドラム40から
かき落とされ、付属のタンク48に回収される。さらに
感光体ドラム40に残っている電位のパターンは、除電
ランプ49により光を照射して消去される。
【0080】現像がなされた直後の位置に、フォトセン
サ50が設けられている。このフォトセンサ50は、発
光素子と受光素子とのペアからなり、感光体ドラム40
の表面の反射濃度を検出している。これは、光書き込み
部で一定のパターン(例えば真っ黒または網点のパター
ン)をフォトセンサ読み取り位置に対応した位置に書き
込み、これを現像した後のパターン部の反射率とパター
ン部以外の感光体ドラム40の反射率の比から画像の濃
淡を判断し、薄い場合はトナー補給信号を出す。また補
給後も、濃度が上がらないことを利用してトナー残量不
足を検知することもできる。
【0081】〔給紙部〕本実施例では、複数のカセット
60a,60b,60cを持ち、1度転写した紙を再給
紙ループ72に通し、両面コピーまたは再給紙が可能に
なっている。
【0082】複数のカセット60a,60b,60cの
うちから、1つのカセット60が選択された後、スター
トボタンが押されると、選択されたカセット60の近傍
にある給紙コロ61(61a,61b,61c)が回転
し、紙の先端がレジストローラ62に突き当たるまで給
送される。
【0083】レジストローラ62は、この時止まってい
るが、感光体ドラム40に形成された画像位置とタイミ
ングをとって回転を開始し、感光体ドラム40の周面に
対して紙を送る。その後、紙は転写部でトナー像の転写
が行われ、分離搬送部63にて吸引搬送されて、ヒート
ローラ64と加圧ローラ65の対からなる定着ローラに
よって転写されたトナー像を紙面上に定着する。
【0084】このようにして転写された紙は、通常のコ
ピー時は、切換爪67によりソータC側の排紙口へ導か
れる。一方、多重コピー時は、切換爪68,69により
方向を変えられることなく下側の再給紙ループ72を通
過して、再度レジストローラ62に導かれる。
【0085】両面コピーの場合は、複写機本体Aのみで
行う場合と、両面反転ユニットDを使用する場合の2通
りがあり、ここでは前者の場合について説明する。
【0086】切換爪67で下方に導かれた紙は、さらに
切換爪68で下方に導かれ、次の切換爪69で再給紙ル
ープ72よりさらに下方のトレー70へ導かれる。そし
てローラ71の反転により逆方向に再度送られ、切換爪
69の切り換えにより再給紙ループ72へ導かれて、レ
ジストローラ62に送給される。
【0087】〔原稿自動送り装置(ADF B)〕この
ADFは、原稿を1枚ずつコンタクトガラス9上に導
き、コピー後に排出する動作を自動的に行うものであ
る。
【0088】原稿給紙台100に載置された原稿の積層
体は、サイドガイド101によって原稿の幅方向が揃え
られる。載置された原稿は、給紙コロ104で1枚ずつ
分離して給紙され、搬送ベルト102の回転でコンタク
トガラス9上の所定位置まで運ばれて位置決めされる。
【0089】所定枚数のコピーが終了すると、原稿は、
再度搬送ベルト102の回転により排紙トレー103へ
排紙される。なお、前記サイドガイド101の位置と、
原稿の送り時間をカウントすることにより、原稿サイズ
の検知を行うことができる。 〔ソータC〕ソータは、複写機本体Aから排紙されたコ
ピー紙を例えば、ページ順、ページ毎、あるいは予め設
定されたビン111a〜111xに選択的に送給する装
置である。モータ110によって回転する複数のローラ
により送られるコピー紙が、各ビン111の入口付近に
ある爪の切り換えにより、選択されたビン111へ導か
れる。
【0090】〔両面反転ユニットD〕前述のように複写
機本体Aは、1枚毎の両面コピーしかできないが、この
両面反転ユニットDを付設することにより、まとめて両
面コピーをすることが可能である。
【0091】複数枚まとめて両面コピーをとる時、排紙
コロ66で下方に導かれた紙は、次の切換爪67で両面
反転ユニットDへ送られる。両面反転ユニットDへ入っ
た紙は、排紙ローラ120でトレー123上に集積され
る。その際、送りローラ121、側面揃えガイド122
により、コピー紙の縦、横が揃えられる。トレー123
上に集積されたコピー紙は、再給紙コロ124により裏
面コピー時に再給紙される。この時、切換爪69により
直接再給紙ループ72へ導かれる。
【0092】なお、23は防音ガラス、27はミラー、
28は防塵ガラス、31はレンズ保持ユニット、46は
分離爪、80はメインモータ、81はファンモータであ
る。
【0093】〔電装制御部〕図4は複写機全体の制御ユ
ニットで、140はメイン制御板、141は給紙制御
板、142は両面制御板、143はソータ制御板、14
4はADF制御板、213はスキャナ制御回路であり、
各制御板及び回路は図に示すようなセンサ,ソレノイド
等を制御している。214はアプリケーションシステ
ム、221はCCD、225はIPU、263はメモリ
ユニットである。
【0094】複写機の制御ユニットについて更に詳しく
説明すると、図5及び図6に示すように、複写機の制御
ユニットは2つのCPU(シーケンス制御CPU20
1、メインCPU202)を有しており、CPU201
はシーケンス関係の制御、CPU202はオペレーショ
ン関係の制御をそれぞれ行っている。CPU201とC
PU202とは、シリアルインタフェイス(RS232
C)によって接続されている。
【0095】まず、シーケンス制御について説明する。
シーケンスは、紙の搬送のタイミング及び作像に関する
条件設定、出力を行っており、紙サイズセンサ、排紙検
知やレジスト検知など紙搬送に関するセンサ203、両
面ユニット204、高圧電源ユニット205、リレー、
ソレノイド、モータなどのドライバ206、ソータユニ
ット207、レーザビームスキャナユニット208、画
像制御回路209等が接続されている。
【0096】センサ203関係では、給紙カセットに装
着された紙のサイズ及び向きを検知し、検知結果に応じ
た電気信号を出す紙サイズセンサ、レジスト検知や排紙
検知など紙搬送に関するセンサ、オイルエンドやトナー
エンドなどサプライの有無を検知するセンサ、ならびに
ドアオープン、ヒューズ断など機械の異常を検知するセ
ンサなどからの入力がある。
【0097】両面ユニット204では、紙の幅を揃える
ためのモータ、給紙クラッチ、搬送経路を偏向するため
のソレノイド、紙有無検知センサ、紙の幅を揃えるため
のサイドフェンスホームポジションセンサ、紙の搬送に
関するセンサなどがある。
【0098】高圧電源ユニット205は、帯電チャージ
ャ、転写チャージャ、分離チャージャ、現像バイアス電
極に、PWM制御によって得られたデューティだけそれ
ぞれ所定の高圧電力を印加する。
【0099】ドライバ206関係は、給紙クラッチ、レ
ジストクラッチ、カウンタ、モータ、トナー補給ソレノ
イド、パワーリレー、定着ヒータなどがある。
【0100】ソータユニット207とは、シリアルイン
タフェースで接続されており、シーケンスからの信号に
より所定のタイミングで紙を搬送し、各ビンに排出させ
ている。
【0101】アナログ入力には、定着温度、フォトセン
サ入力、レーザダイオードのモニタ入力、レーザダイオ
ードの基準電圧が入力されている。定着部にあるサーミ
スタからの入力により定着部の温度が一定になるよう
に、ヒータのオン/オフ制御もしくは位相制御が行われ
る。フォトセンサ入力は、所定のタイミングで作られた
フォトセンサパターンをフォトトランジスタにより入力
し、パターン濃度を検知することにより、トナー補給の
クラッチをオン、オフ制御してトナー濃度の制御を行っ
ている。またこの濃度によりトナーエンドの検知も行
う。
【0102】レーザダイオードのパワーを一定にするた
めに調整する機構として、A/D変換器と、CPUのア
ナログ入力が使用されている。これは、予め設定された
基準電圧(この電圧は、レーザダイオードが3mwとな
るように設定する)に、レーザダイオードを点灯した時
のモニタ電圧が一致するように制御されている。
【0103】次に、オペレーション関係の制御について
説明する。メインCPU202は、複数のシリアルポー
トと、カレンダIC211を制御する。複数のシリアル
ポートには、シーケンス制御CPU201の他に、操作
部212、スキャナ制御回路213、アプリケーション
214、エディタ215などが接続されている。
【0104】操作部212では、操作者のキー入力及び
複写機の状態を表示する表示器を有し、キー入力の情報
をメインCPU202にシリアル送信により知らせる。
メインCPU202は、この情報により操作部212の
表示器の点灯、消灯を判断し、操作部212にシリアル
送信する。
【0105】操作部CPUは、メインCPU202から
の情報により表示器の点灯、消灯を行う。
【0106】スキャナ制御回路213では、スキャナサ
ーボモータ駆動制御及び画像処理、画像読み取りに関す
る情報をメインCPU202にシリアル送信処理及びA
DF(B)(図1)とメインCPU202のインタフェ
ース処理が行われる。
【0107】アプリケーション214とは、外部機器
(ファクシミリ、プリンタ等)とメインCPU202の
インタフェースであり、予め設定されている情報内容を
やり取りする。
【0108】エディタ215は、編集機能を入力するユ
ニットであり、操作者の入力した画像編集データ(マス
キング、トリミング、イメージシフト等)をメインCP
U202にシリアル送信する。
【0109】カレンダIC211は、日付と時間を記憶
しており、メインCPU202にて随時呼び出せるた
め、操作部表示器への現在時刻の表示や、機械のオン時
間、オフ時間を設定することにより、機械のオン、オフ
をタイマ制御することが可能になる。
【0110】ゲートアレイ216は、メインCPU20
2からのセレクト信号により、下記3方向に画像データ
(DATA0〜DATA7)と同期信号を出力する。 1)スキャナ制御回路213→画像制御回路209 この場合、スキャナからの8ビットデータ(ただし、4
ビット、1ビットにもできる)で連送される画像信号
を、レーザビームスキャナユニット208よりの同期信
号PMSYNCに同期させ、画像制御回路209に出力
する。
【0111】 2)スキャナ制御回路213→アプリケーション214 この場合、スキャナからの1ビットデータ(2値)で連
送される画像信号を、アプリケーション214にパラレ
ル出力を行う。アプリケーション214は、入力した画
像データを外部に接続されているプリンタ等の出力装置
に出力する。
【0112】 3)アプリケーション214→画像制御回路209 この場合、アプリケーション214が、外部に接続され
ている入力装置(ファクシミリ等)からの1ビットデー
タ(2値)で連送される画像信号をレーザビームスキャ
ナユニット208よりの同期信号PMSYNCに同期さ
せ、画像制御回路209に出力する。
【0113】CCDイメージセンサ221から出力され
るアナログ画像信号は、図7に示すように、イメージプ
リプロセッサ(IPP)内部の信号処理回路222で増
幅及び光量補正され、A/D変換器223によってデジ
タル多値信号に変換される。この信号は、シェーディン
グ補正回路224によって補正処理を受け、イメージプ
ロセスユニット(IPU)225に印加される。
【0114】図7に示すIPU225によって印加され
た画像信号は、図8に示すように、MTF補正回路23
1で高域強調され、変倍回路232で電気変倍され、γ
変換回路233に印加される。
【0115】γ変換回路233は、入出力特性を機械の
特性に合わせて最適になるようにする。γ変換回路23
3から出力された画像信号は、データ深さ切り換え機構
のスイッチ234,235のうち、第1スイッチ234
で所定の量子化レベルに変換される。データ深さ切り換
え機構は、図9に示す3つのデータタイプに切り換え
る。
【0116】4ビット化回路236では4ビットデータ
が出力され、2値化回路237では、入力される8ビッ
トの多値データを予め設定された固定しきい値によって
2値データに変換し、1ビットデータを出力する。ディ
ザ回路238は、1ビットデータで面積階調を作り出
す。第1スイッチ234は、3つのデータタイプの1つ
を選択し、DATA0〜DATA7として出力する。
【0117】再び図7に戻り、スキャナ制御回路213
は、プリンタ制御部からの指示に従って、蛍光灯安定器
(ランプ制御回路)241、タイミング制御回路24
2、IPU225の電気変倍回路232(図8)、なら
びにスキャナ駆動モータ243を制御する。蛍光灯安定
器241は、スキャナ制御回路213からの指示に従っ
て、蛍光灯244のオン、オフ及び光量制御を行う。
【0118】スキャナ駆動モータ243の駆動軸には、
ロータリエンコーダ245が連結されており、位置セン
サ246は、副走査駆動機構の基準位置を検知する。
【0119】電気変倍回路232は、スキャナ制御回路
213によって設定される主走査側の倍率データに従っ
て電気変倍処理を行う。
【0120】タイミング制御回路242は、スキャナ制
御回路213からの指示に従って各信号を出力する。即
ち、読み取りを開始すると、CCDイメージセンサ22
1に対しては、1ライン分のデータをシフトレジスタに
転送する転送信号と、シフトレジスタのデータを1ビッ
トずつ出力するシフトクロックパルスとを与える。像再
生系制御ユニットに対しては、画素同期クロックパルス
CLK、主走査同期パルスLSNC、及び主走査有効期
間信号LGATEを出力する。
【0121】この画素同期クロックパルスCLKは、C
CDイメージセンサ221に与えるシフトクロックパル
スと略同一の信号である。また主走査同期パルスLSY
NCは、画像書込ユニットのビームセンサが出力する主
走査同期信号PMSYNCと略同一の信号であるが、画
素同期クロックパルスCLKに同期して出力される。主
走査有効期間信号LGATEは、出力データ(DATA
0〜DATA7)が有効なデータであるとみなされるタ
イミングで高レベルHになる。
【0122】なお、この例ではCCDイメージセンサ2
21は、1ライン当たり4800ビットの有効データを
出力する。
【0123】スキャナ制御回路213は、プリンタ制御
部から読み取り開始指示を受けると、露光ランプ244
を点灯し、スキャナ駆動モータ243を駆動開始して、
タイミング制御回路242を制御し、CCDイメージセ
ンサ221の読み取りを開始する。また副走査有効期間
信号FGATEを高レベルHにセットする。この信号F
GATEは、高レベルHにセットされてから副走査方向
に最大読み取り長さ(この例では、Aサイズ長手方向の
寸法)を走査するに要する時間を経過すると、低レベル
Lとなる。
【0124】CCD221からの画像信号は、シェーデ
ィング補正と黒レベル補正と光量補正の機能を持つIP
P251を通して図9に示す8ビットデータで出され
る。このデータはマルチプレクサ(MUX)(1)25
2で選択されて、空間周波高域強調(MTF補正)機
能、速度変換機能(変倍)、γ変換機能、データ深さ変
換機能(8ビット/4ビット/1ビット変換)を持つI
PU225で処理されて、MUX(3)254を通して
プリンタ部PRに出力される。255はメモリ装置(M
EM)である。
【0125】一般には、図11のようにIPU225か
らのイメージデータを一旦MEM255に格納し、必要
な時にMEM255から取り出してPRに出力する構成
にしていた。またIPU225からのイメージデータを
PRに出力しながら、同時にMEM255に格納し、2
枚目以降のコピーをMEM255からのイメージデータ
で行う方法も一般的であった。
【0126】本装置は、IPU225からの処理された
データと生のデータのどちらもMEM255に取り込め
るように、図12に示すデータフローが可能な構成にし
ている。つまり、図10の3つのマルチプレクサ〔MU
X(1),MUX(2),MUX(3)〕の切り換え
で、データフローを変えるように構成している。例えば
1回のスキャナの走査で複数枚のIPU225のパラメ
ータを変えたコピーを出力する場合は、 (a)スキャナ走査時にMUX(1)をAにして、MU
X(2)をBに、MUX(3)をAにして1枚出力す
る。この時、生データがMUX(2)を通してMEM2
55に入る。 (b)2枚目以降はMUX(1)をBにして、MEM2
55からのデータをIPU225に入れて、MUX
(3)を通してPRに出力する。この時、1枚コピーす
るごとにIPUパラメータを変更する。また、1ビット
データのようなコンパクトなデータを保持する場合は、
MUX(2)をAにして、IPU225の出力をMEM
255に取り込む。この場合はPRは、2値データ(1
ビット)モードに切り換えてコピーする。
【0127】図10のEXT IN,EXT OUT
は、外部からのイメージデータ入力信号と外部への出力
信号である。
【0128】次に、メモリ装置の第1の例を図13を参
照して説明する。このMEM255は、図13に示すよ
うに、圧縮器(COMP)261と伸張器(EXP)2
62をメモリユニット263の前後に入れて、実データ
以外に圧縮されたデータも格納できるようにしたもので
ある。この構成では、COMP261はスキャナの速度
に合わせて、またEXP262はプリンタの速度に合わ
せて動作する必要がある。実データを格納する場合は、
MUX(4)264とMUX(5)265をそれぞれA
にし、圧縮データを使う場合はそれぞれBにする。26
6はエラー検出回路である。
【0129】メモリユニット263は、図14に示すよ
うに、図15に示す3つのイメージデータタイプと、圧
縮データであるコードデータを扱うために、データ幅変
換器(入力データ幅変換器271、出力データ幅変換器
275)をメモリブロック272の入出力に持ってい
る。ダイレクトメモリコントローラ〔DMA(1)27
3,DMA(2)274〕は、パックされたデータ数と
メモリデータ幅に応じて、メモリブロック272の所定
のアドレスにデータの書き込み、読み取り動作を行う。
【0130】通常スキャナから、またはプリンタへのイ
メージデータの速度は、8ビットデータ、4ビットデー
タ、1ビットデータに係わらず一定である。つまり1ピ
クセルの周期は、装置において固定されている。
【0131】本装置では、8本のデータラインのMSB
側から1ビットデータ、4ビットデータ、8ビットデー
タとMSB詰めで定義している。
【0132】このデータをメモリブロック272のデー
タ幅(16ビット)にパック、アンパックするブロック
が入力データ幅変換器271と出力データ幅変換器27
5である。パックすることによってデータ深さに応じて
メモリを使えるようになり、メモリ装置255の有効利
用が可能になる。
【0133】次に、メモリ装置の第2の例を図16を参
照して説明する。このMEM255は、図16に示すよ
うに、COMP261とEXP262の代わりにピクセ
ルプロセスユニット(PPU)281をメモリユニット
263の外に配置したものである。PPU281の機能
は、イメージデータ間のロジカル演算(例えばAND,
OR,EOR,NOT)を実現するユニットで、メモリ
出力データと入力データを演算してプリンタに出力する
ことと、メモリ出力と入力データ(例えばスキャナデー
タ)を演算して再びメモリユニット263に格納するこ
とができる。
【0134】出力先のプリンタとメモリユニット263
の切り換えは、MUX(6)282,MUX(7)28
3で行う。
【0135】この機能は、一般的には画像合成に使わ
れ、例えばメモリユニット263にオーバーレイデータ
を置き、スキャナデータにオーバーレイを被せることな
どに使用される。
【0136】外部記憶装置を用い、イメージデータを保
存する構成を図17に示してある。イメージデータをフ
ロッピーディスクに保存する時は、図10のEXT O
UTから、インタフェース(I/F)291を通してフ
ァイルコントローラ292が制御するフロッピーディス
クコントローラ(FDC)293に出力し、フロッピー
ディスクドライブ(FDD)294上のフロッピーディ
スク295に記憶する。ファイルコントローラ292の
制御下には、ハードディスクコントローラ(HDC)2
96と、ハードディスクドライブ(HDD)297があ
り、ハードディスクの記憶媒体上にもリード、ライトで
きる構成にしている。HDD297は、通常よく使うフ
ォーマットデータやオーバレイデータを記憶しておき、
必要に応じて使用できるようにしている。298はライ
ンドロワである。
【0137】次に、メモリ装置の第3の例を図18を参
照して説明する。このMEM255は、圧縮と伸張の処
理速度が間に合わなかった時に100%リカバリーでき
るようにした構成となっている。メモリユニット263
には、スキャナ走査と同時に圧縮されたデータとイメー
ジデータが入る。入ってきたデータはそれぞれ別のメモ
リエリアに格納されるが、圧縮データはそのままEXP
262へ入り伸張される。1ページのデータが全てメモ
リユニット263に入るまでに、COMP261とEX
P262の処理時間が間に合って正常終了した場合は、
圧縮データのメモリエリアだけが残り、生データのエリ
アは取消される。もしエラー検出回路266がCOMP
261またはEXP262からのエラー信号を検出した
場合は、直ちに圧縮データエリアが取り消され、生デー
タが採用される。メモリ管理ユニット(MMU)301
は、メモリユニット263に対して2つの入力データと
1つの出力データが同時に入出力できるようにメモリ制
御するユニットである。このリアルタイムでのCOMP
261とEXP262の検定をすることで、高速性と確
実性とメモリエリアの有効利用が可能になった。
【0138】この構成は、MMU301によってメモリ
エリアのダイナミックなアロケーションができるように
したが、生データ用と圧縮データ用の2つのメモリユニ
ットを持たせてもよい。
【0139】図18の構成は、電子ソーティングのよう
に複数のページを格納し、リアルタイムでプリンタに出
力するような、格納ページ数とプリント速度を両立させ
なければならないような用途に最適である。
【0140】次に、システム部について図19〜図21
を参照して説明する。図19において、311は制御回
路であり、複写機本体からの画像データ及び制御信号を
取り込み変換する。312はメモリ回路であり、変換さ
れた画像信号を一時的に退避する。理由としては一般的
にハードディスクはアクセス速度が遅いので、スキャナ
の読み取り速度に付いていけないため、一時的なバッフ
ァメモリを必要とする。297はハードディスクドライ
ブであり、変換された画像情報や文書情報を記憶する。
【0141】294はフロッピーディスクであり、画像
情報や文書情報の一時的な記憶や、他へ持ち運ぶために
使用される。313は光ディスクドライブであり、大量
の画像情報や文書情報を他へ持ち運ぶためや、恒久的な
情報の保存のために使用される。314はシステム全体
を制御するためのCPUである。315はネットワーク
を構築するための回路であり、この例ではスター型LA
Nを構成するハブと呼ばれる集線機能を持っている。3
16はLANのコントローラであり、ステーション(端
末)317とハブ315とを接続している。この例で
は、スター型LANであるが、バス型のLANでもかま
わない。
【0142】スター型LANは、より対線を使用した簡
易なものであり、伝送速度は1Mビット/sと遅いが、
既存の電話配線をそのまま利用できるため、パソコン用
のLANとして広く利用されている。バス型LANは、
伝送速度は10Mビット/sと高速であるが、光ケーブ
ルや同軸ケーブルなどの専用配線や、分配器を必要とす
るため高価である。
【0143】制御回路311は、図20に示すように、
2値化回路321と圧縮回路322からなる。2値化回
路321は、画像データDATA0〜7の8ビット信号
を適当なしきい値で2値化する。圧縮回路322は、画
像信号の空白の部分など不要なデータを取り除き、デー
タサイズを小さくする。A4サイズ1枚の白黒原稿は、
400dpiで読み取るとその情報量は16Mバイトに
なる。これを2値化し、10分の1に圧縮すると情報量
は200Kバイトに減少する。そうすることによってメ
モリ容量を節約し、情報の伝達を早くすることができ
る。
【0144】本装置において、扱われる情報は画像情報
と文書情報の2通りであるが、ハードディスクの容量は
ユーザ数によって次のように選ぶことができる。ハード
ディスクの構成は図21に示すように、電子回覧(画像
情報)、全体メールBOX(文書情報)、個人文書BO
X(文書情報)の3つに分類される。
【0145】電子回覧(画像情報)は、スキャナから読
み取った画像信号を制御回路311で2値化、圧縮した
ものを記憶する。全体メールBOX(文書情報)は、任
意のステーション9から入力された文書等をユーザ間で
回覧するためのものである。電子回覧(画像情報)と全
体メールBOX(文書情報)の違いは、前者が一旦紙に
出力された回覧物を画像として取り扱うのに対して、後
者はコード情報のまま扱うことにある。将来的には情報
は全てコードとして扱われ、ステーションからステーシ
ョンへ直接転送されることになるだろうが、過渡的にお
いては画像情報とコード情報が混在すると考えられる。
【0146】個人文書BOX(文書情報)は、個人的な
文書の保管場所をユーザに提供するためのものである。
全体メールBOX(文書情報)と個人文書BOX(文書
情報)との差は、前者が情報へのアクセス権限が比較的
自由であるのに対して、後者は基本的には本人しかアク
セスできないことにある。
【0147】電子回覧(画像情報)の記憶容量を100
0ページとすると、200Mバイトを必要とする(2値
化、圧縮の項参照)。全体メールBOX(文書情報)の
記憶容量を5000ページとすると、A4サイズ1ペー
ジ当たり1500キャラクタとして、3Kバイト/ペー
ジ(2バイト/キャラ)になり、15Mバイトを必要と
する。個人文書BOX(文書情報)については1000
ページとすると、同様に3Mバイトを必要とする。ここ
で、ユーザ数を20人とすると、60Mバイトとなり、
合計すると、 電子回覧 200Mバイト 全体メールBOX 15Mバイト 個人文書BOX 60Mバイト 合計 275Mバイト になる。
【0148】ファイルサーバーと呼ばれる製品がある
が、本装置も基本的には同じものである。しかし本装置
は次の点で前者とは違う特徴を持っている。
【0149】(1)ファイルサーバーが1〜100Gバ
イトとハードディスク容量が大きいのに対して、本装置
は300Mバイト程度と小さい。 (2)ハードディスク容量を小さくする工夫として、読
み終わった情報、期限の過ぎた情報は自動的に削除する
機能を持っている。 (3)ファイルサーバーがコード情報を重視して扱って
いるのに対して、本装置は画像情報を重視して扱ってい
る。
【0150】フロッピーディスクドライブ294、光デ
ィスクドライブ313は、いずれも外部記憶装置であ
り、画像情報や文書情報の一時的な記憶や他へ持ち運ぶ
ために使用されたり、大量の画像情報や文書情報を他へ
持ち運ぶためや恒久的な情報の保存のために使用され
る。
【0151】このように構成された前記実施例にあって
は、画像読み取り装置(213,221…)と、画像情
報及び文書情報を記憶する記憶手段(294,297,
313)と、この記憶手段(294,297,313)
を制御する制御手段(314)と、ネットワークシステ
ムを構築するシステム構築手段(315)と、画像出力
手段とを備え、前記記憶手段(294,297,31
3)に入力された画像情報及び文書情報のうち、特定の
対象物を自動的に消去する機能を有するため、特定の情
報を、自動的に消去することにより、管理に煩わされる
ことなく、少ないメモリ容量を有効に使うことができ
る。
【0152】また、前記実施例にあっては、堤示された
画像情報及び文書情報に対して、各端末または各ユーザ
のアクセス状況を管理する機能を有するため、提示され
ている情報に対し、各ユーザがその情報にアクセスした
か否かをチェックすることにより、提示した情報がその
情報を必要とするユーザに伝達されたかどうか確認でき
る。
【0153】また、前記実施例にあっては、ユーザによ
って指定された提示画像情報及び文書情報の提示期間が
経過した時、または消去期日になった時、当該情報を自
動的に消去する機能を有するため、情報の提示期間、ま
たは消去期日を指定できることにより、時間の経過によ
って提示する必要性が薄れる情報等(例えば、募集期間
や申込期限のある文書情報)を、効率的に廃棄でき、不
必要な情報を溜めることがない。
【0154】また、前記実施例にあっては、指定された
提示期間もしくは消去期日が過ぎても、提示された画像
情報及び文書情報をユーザがアクセスしていない場合、
自動的に当該ユーザ名を宛名としてその画像情報及び文
書情報をプリントアウトし、記憶手段(294,29
7,313)内部の画像情報、文書情報を自動的に消去
する機能を有するため、提示期間、消去期日が過ぎた情
報を、ユーザ宛にプリントアウトして知らしめることに
より、ユーザにとって必要な情報を、該ユーザが確認す
る前に消去することを防ぐことができる。
【0155】また、前記実施例にあっては、指定された
提示期間もしくは消去期日が過ぎても、提示された画像
情報及び文書情報をユーザがアクセスしていない場合、
当該ユーザに対し、端末を通してその旨を通知する機能
を有するため、プリントアウトの必要のない情報、ある
いはプリントアウトすることが望ましくない情報であっ
て、ユーザにとって必要な情報を、該ユーザが確認する
前に消去することを防ぐことができ、また、情報の垂れ
流しや、情報漏れを防ぐことができる。
【0156】また、前記実施例にあっては、指示される
画像情報及び文書情報に対し、アクセスすべきユーザを
指定でき、全員がアクセスし終わると、その画像情報及
び文書情報を自動的に消去する機能を有するため、情報
の種類に応じて、アクセスすべきユーザを、本装置から
指定できることにより、情報の氾濫を防ぎ、かつ各ユー
ザにとっては、自分に必要な情報のみを管理することが
できる。また、その情報の伝達が確認されると、本装置
の情報が消去され、新しい情報に対してメモリを有効に
確保できる。
【0157】また、前記実施例にあっては、提示された
画像情報及び文書に対して、予め指定されたアクセスす
べきユーザが、アクセスしない状態で、ある一定期間経
過した場合、消去する期日または期間を指定しなくて
も、当該ユーザを宛名として、その画像情報・文書をプ
リントアウトし、装置メモリ内部から自動的に消去する
機能を有するため、提示期間や消去期日の指定がなくて
も、ユーザにとって必要な情報を該ユーザが確認する前
に消去することを防ぎ、新しい情報に対しメモリを有効
に確保できる。
【0158】また、前記実施例にあっては、提示された
画像情報及び文書に対して、予め指定されたアクセスす
べきユーザが、アクセスしない状態で、ある一定期間経
過した場合、消去する期日または期間を指定しなくて
も、情報を自動消去することなく、当該ユーザに対し、
端末を通してその旨を通知する機能を有するため、提示
期間や消去期日の指定がなくても、プリントアウトの必
要のない情報、あるいはプリントアウトすることが望ま
しくない情報であって、ユーザにとって必要な情報を該
ユーザが確認する前に消去することを防ぎ、情報の垂れ
流しや、情報漏れを防ぐことができる。
【0159】また、前記実施例にあっては、ユーザが消
去する順序を指定でき、ハードディスクのメモリ容量が
一杯になるとその順序に従って消去を行い、新しい画像
情報・文書を取り込むことのできる機能を有するため、
予め本装置から入力する情報にヘッダを付けることによ
って、ユーザの利用目的(例えば職種など)や、使用し
ている状況に応じてそれぞれのユーザの必要性、嗜好に
合った情報管理ができる。
【0160】前記実施例にあっては、画像読み取り装置
(213,221…)と、画像情報及び文書情報を記憶
する記憶手段(294,297,313)と、この記憶
手段(294,297,313)を制御する制御手段
(314)と、ネットワークシステムを構築するシステ
ム構築手段(315)と、画像出力手段(208)とを
備え、記憶手段(294,297,313)に入力され
た画像情報及び文書情報の一部を前記ネットワークシス
テムを用いて端末へ転送する機能を有するため、情報を
自動的に管理する機能を有し、古い文書から順番に光デ
ィスクメモリに保存することにより、煩わしい管理をす
ることなく、ネットワーク内部のメモリを有効に使用す
ることができる。
【0161】前記実施例にあっては、画像読み取り装置
(213,221…)と、画像情報及び文書情報を記憶
する記憶手段(294,297,313)と、この記憶
手段(294,297,313)を制御する制御手段
(314)と、ネットワークシステムを構築するシステ
ム構築手段(315)と、画像出力手段(208)と、
光ディスクとを備え、ネットワーク上の記憶装置と前記
光ディスクとの間で画像情報および文書情報のコピー、
移動を行う機能を有するため、情報を自動的に管理する
機能を有し、古い文書から順番に光ディスクメモリに保
存することにより、煩わしい管理をすることなく、ネッ
トワーク内部のメモリを有効に使用することができる。
【0162】また、前記実施例にあっては、その情報が
ネットワーク上の記憶装置に記憶されてからの時間に基
づいて前記光ディスクへの書き込みが行われる機能を有
するため、情報を自動的に管理する機能を有し、古い文
書から順番に光ディスクメモリに保存することにより、
煩わしい管理をすることなく、ネットワーク内部のメモ
リを有効に使用することができる。
【0163】また、前記実施例にあっては、その情報ご
とに指定された期日に基づいて前記光ディスクへの書き
込みが行われる機能を有するため、上記ネットワーク上
の記憶装置と前記光ディスクとの間で画像情報および文
書情報のコピー、移動を行う機能において、その文書の
必要回覧期日の過ぎてしまった不必要な情報をネットワ
ーク内部の記憶装置から消去できるので、メモリを有効
に使用することができる。
【0164】また、前記実施例にあっては、その情報が
ネットワーク上の記憶装置に記憶されてからの時間およ
びその情報の回覧指定者の閲覧状態に基づいて前記光デ
ィスクへの書き込みが制御される機能を有するため、上
記ネットワーク上の記憶装置と前記光ディスクとの間で
画像情報および文書情報のコピー、移動を行う機能に指
定回覧者の回覧状況を加えることにより、より効率よく
ネットワーク上からの不必要文書の光ディスクへの移動
が行えるので、ネットワーク内部メモリの有効利用が可
能となる。
【0165】また、前記実施例にあっては、その情報ご
とに指定された期日および回覧指定者の閲覧状態に基づ
いて前記光ディスクへの書き込みが制御される機能を有
するため、上記ネットワーク上の記憶装置と前記光ディ
スクとの間で画像情報および文書情報のコピー、移動を
行う機能に指定回覧者の回覧状況を加えることにより、
より効率よくネットワーク上からの不必要文書の光ディ
スクへの移動が行えるので、ネットワーク内部メモリの
有効利用が可能となる。
【0166】また、前記実施例にあっては、ユーザが指
定した情報は回覧終了後、前記光ディスクに保存される
機能を有するため、ユーザの必要とする情報の保存が確
実に行われるので、情報の損失を防止することができ
る。
【0167】また、前記実施例にあっては、光ディスク
の残メモリ容量のチェックを行い、そのチェック結果に
基づいてユーザに警告を表示する機能を有するため、光
ディスクメモリの残容量が少なくなった場合、それをユ
ーザに知らせることにより、効率のよいディスク交換を
行うことができ、オーバーフローを未然に防ぐことがで
きる。
【0168】また、前記実施例にあっては、光ディスク
残メモリ容量チェックを1ページ入力毎に行うため、光
ディスクメモリの残容量が少なくなった場合、それをユ
ーザに知らせることにより、効率のよいディスク交換を
行うことができ、オーバーフローを未然に防ぐことがで
きる。
【0169】また、前記実施例にあっては、光ディスク
の残メモリ容量のチェックを行い、そのチェック結果に
基づいて前記光ディスクへの書き込みを中止し、前記光
ディスクへ書き込まれるべき文書をプリントアウトする
機能を有するため、光ディスクの残メモリ容量が、次の
情報を記憶するのに不十分と判断された場合には、送ら
れてきた情報をプリントアウトし、情報の損失を防止す
ることができる。
【0170】また、前記実施例にあっては、光ディスク
の残メモリ容量のチェックを行い、そのチェック結果に
基づいて前記光ディスクに保存されている文書を指定さ
れた順番に従って消去する機能を有するため、光ディス
クの残メモリ容量が、送られてきた情報の記憶に不十分
となっても、古い文書、回覧頻度の低い文書、重要度の
低い文書等を自動的に選択消去し、新情報の記憶を可能
とすることができる。
【0171】また、前記実施例にあっては、消去の順番
を各情報の入力日時、参照頻度、重要度等の情報をもと
に制御するため、光ディスクの残メモリ容量が、送られ
てきた情報の記憶に不十分となっても、古い文書、回覧
頻度の低い文書、重要度の低い文書等を自動的に選択消
去し、新情報の記憶を可能とすることができる。
【0172】また、前記実施例にあっては、消去時、そ
の情報のプリントアウトを行う機能を有するため、消去
情報のバックアップとしてプリントアウトすることで、
最終チェックを可能とすることができる。
【0173】前記実施例にあっては、画像読み取り装置
(213,221…)と、画像情報及び文書情報を記憶
する記憶手段(294,297,313)と、この記憶
手段(294,297,313)を制御する制御手段
(314)と、ネットワークシステムを構築するシステ
ム構築手段(315)と、画像出力手段(208)とを
備え、記憶手段(294,297,313)に入力され
た画像情報及び文書情報の一部を前記ネットワークシス
テムを用いて端末へ転送する機能を有するものにおい
て、画像情報および文書情報の一部を前記ネットワーク
システムを用いて端末へ転送する場合に、転送先を選択
する機能を有するため、転送するユーザを内容によって
選択することにより、不用な転送を避けることができ
る。
【0174】また、前記実施例にあっては、画像情報お
よび文書情報を記憶手段(294,297,313)に
入力する時、転送先のグループを選択する機能を有する
ため、予め転送するユーザグループを内容別に決めて置
くことによって、転送先のユーザをその都度選択しなく
てもよくなる。
【0175】また、前記実施例にあっては、転送先のグ
ループを予め登録する機能を有するため、本装置側から
ユーザグループを設定することができる。
【0176】また、前記実施例にあっては、画像情報お
よび文書情報に付加されたキーワードと転送先のキーワ
ードが一致した転送先だけを選択する機能を有するた
め、予め個人ユーザのキーワード、例えばジャンル、セ
クション等を決めて置くと、回覧物を入力する時に、キ
ーワードを入れれば自動的に転送先を決定することがで
きる。
【0177】また、前記実施例にあっては、画像情報お
よび文書情報の記憶時にキーワードを入力する機能を有
するため、本体装置からキーワードを設定することがで
きる。
【0178】また、前記実施例にあっては、端末から要
求があった時に指定された画像情報および文書情報の全
部を転送する機能を有するため、画像情報の一部、例え
ば先頭ページの数行を送り、内容を判断してから転送を
要求することによって、転送の時間を有効に使うことが
できる。
【0179】前記実施例にあっては、28画像読み取り
装置(213,221…)と、画像情報及び文書情報を
記憶する記憶手段(294,297,313)と、この
記憶手段(294,297,313)を制御する制御手
段(314)と、ネットワークシステムを構築するシス
テム構築手段(315)と、画像出力手段(208)
と、前記ネットワークシステムに接続され、転送された
画像情報および文書情報の一部を表示する機能を持ち、
必要に応じて画像情報および文書情報の全部を転送要求
する機能を持つ端末装置とを備えたため、画像情報の一
部、例えば先頭ページの数行を送り、内容を判断してか
ら転送を要求することによって、転送の時間を有効に使
うことができる。
【0180】また、前記実施例にあっては、画像情報お
よび文書情報の転送を選択するキーワードを入力する機
能を有するため、予め個人ユーザのキーワード、例えば
ジャンル、セクション等を決めて置くと、回覧物を入力
する時に、キーワードを入れれば自動的に転送先を決定
することができる。
【0181】次に、第2の実施例について説明する。な
お、前記実施例での図1〜図3、図7〜図12、図14
〜図16、図20及び図21は第2の実施例と共通であ
り、共通部分の詳細な説明を省略する。
【0182】図22〜図28は第2の実施例を説明する
ためのもので、図22はメモリブロックの一例を示す内
部構成図、図23はバーコードマークを示す説明図、図
24はバーコードマークが付された原稿の一例を示す説
明図、図25は画像文書回覧装置の全体構成を示す説明
図、図26はシステム部のブロック図、図27及び図2
8は実施例に係る画像文書回覧装置の電装系の構成図で
ある。
【0183】まず、図16に示すように、MEM255
は、ピクセルプロセスユニット(PPU)281をメモ
リユニット263の外に配置したものである。PPU2
81の機能は、イメージデータ間のロジカル演算(例え
ばAND,OR,EOR,NOT)を実現するユニット
で、メモリ出力データと入力データを演算してプリンタ
に出力することと、メモリ出力と入力データ(例えばス
キャナデータ)を演算して再びメモリユニット263に
格納することができる。出力先のプリンタとメモリユニ
ット263の切り換えは、MUX(6)282,MUX
(7)283で行う。この機能は、一般的には画像合成
に使われ、例えばメモリユニット263にオーバーレイ
データを置き、スキャナデータにオーバーレイを被せる
ことなどに使用される。
【0184】次に、前記図25及び図27及び図28に
ついて説明する。ゲートアレイ216は、メインCPU
202からのセレクト信号により、下記3方向に画像デ
ータ(DATA0〜DATA7)と同期信号を出力す
る。 1)スキャナ制御回路213→画像制御回路209 この場合、スキャナからの8ビットデータ(ただし、4
ビット、1ビットにもできる)で連送される画像信号
を、レーザビームスキャナユニット208よりの同期信
号PMSYNCに同期させ、画像制御回路209に出力
する。 2)スキャナ制御回路213→システム部401 この場合、スキャナからの8ビットデータ(ただし、4
ビット、1ビットにもできる)で連送される画像信号
を、システム部401の制御回路へ送り込む。 3)システム部401→画像制御回路209 この場合、システム部401が保存していた画像データ
を8ビットデータで連送される画像信号をレーザービー
ムスキャナユニット208よりの同期信号PMSYNC
に同期させ、画像制御回路209に出力する。
【0185】図22に示すメモリブロックは、前記図1
4に示すメモリブロック272の中に、CPU314、
プログラムROM331、辞書ROM332、ワークR
AM333、メモリ334、メモリI/F335を持
ち、OCR,OMR機能を実現したものである。336
はプログラムICカード、337は辞書ICカードであ
る。
【0186】前記図8の回路で、2値化されたデータ
は、前記図15のタイプ1の形式で図14のメモリブロ
ック272の中に格納される。より具体的には図22の
メモリ334の中に格納される。
【0187】CPU314はプログラムROM331の
中のソフトウェアの手順に応じて、その中にマークがあ
るかどうか検出し、また、特定のエリアの画像データを
辞書ROM332の中に記憶してある文字パターンと特
徴抽出した後、比較し、文字コードに変換する。
【0188】OCRするエリアは複数エリアを設定で
き、コマンドI/F330を通じてシテステム側から指
示される。ワークRAM333は一時的にシステム側か
らの指示を記憶したり、OCRの中間結果を保持した
り、OMRの結果を保持することに使われる。
【0189】一般的なOCR機能の使われ方は、システ
ム側から指示された特定エリアの中の文字をサーチし、
文字コード変換してシステム側へ返すことである。
【0190】OMR機能は、メモリエリアをサーチして
図23のようなバーコードBCのコード内容とそのバー
コードの座標を検知するものである。
【0191】システムは一例として、このCPU314
にまずOMR機能を使ってバーコードBCをサーチさ
せ、その出力されたコードからどの位置に情報記入エリ
アが幾つあるか知り、OCR機能を指示してその特定エ
リアに書かれた文字を解読した文字コードを取り込むよ
うな内容を持つ。また、他の一例では、図24に示す、
バーコードBCの座標の位置を原点にして、その位置か
らの相対座標を指示して文字コードを取り込む。図24
の例では、バーコードBCのコードの中に入っているエ
リア数を示すコードで4つの情報記入エリア400,4
00…を指定している。
【0192】OCR機能を外国語に対応させる時にはI
Cカードのような媒体に辞書を書かせ、交換できるよう
にする。
【0193】また、このCPU314の処理アルゴリズ
ムを色々な状況に対応させるために文字コードを取り込
むような内容を持つ。
【0194】図26に示すOCR,OMR機能手段とシ
ステム部401との関係を図25の全体ブロック図に示
す。CCD221によって読み込まれた画像情報は、前
述したIPP,IPU225を通って前記図14に示す
メモリユニット263に一旦保存される。図22に示す
メモリブロック272は、保存された画像情報を調べ、
文字画像を探し出し、文字コードに変換するOCR機能
を実現している。また、図23に示すようなバーコード
マークのような特定の画像パターンを探し出し、その位
置とマークのコードを出力するマーク検出機能(OMR
機能)を有している。
【0195】システム部401は図26のコマンドI/
F330とメイン制御板を通じてADFから原稿を給紙
し、スキャナ走査することを指示し、同時にコマンドI
/F330からメモリブロック272に指定した情報エ
リアをOCRすることを指示する。
【0196】メモリブロック272はOMR機を使って
バーコードマークを探し、そのコードを読み取り、その
コードの指示するOCRフォーマットに従ってOCRす
る場所とその中の文字情報の示す意味を解釈する。
【0197】OCRフォーマットは例えば、ユーザ名、
回覧期間、キーワード、タイトル、自動配布の有無など
の情報が付されている。
【0198】(1)ユーザ名は、記憶された画像情報の
宛先を示し、そのユーザへ通知と回覧許可が与えられ
る。ユーザ名は、ユーザグループまたは端末そのものを
示すものであっても差し支えない。
【0199】(2)回覧期間は、記憶された画像情報の
保存期間を示し、システムの持つ時計と比較され、自動
消去やシステムオペレータへの消去許可通知に使う。
【0200】(3)キーワードは、登録のための検索キ
ーワードとして使う他、キーワードに予め関係付けられ
たユーザに回覧するために使う。
【0201】(4)タイトルは、OCR機能のない時は
イメージタイトルとして画像情報そのものを切り出して
使ったりするが、端末でのタイトル一覧の表示や検索、
出力手段での保存画像文書のリスト出力、システムオペ
レータの画像文書管理のために使われる。
【0202】(5)自動配布は、マーク付けをして回覧
はなく配布することを指定できるようにするものであ
る。端末がシステムにアクセスしたことを検知した時に
画像文書を端末に自動ダウンロードする。
【0203】このように構成された前記第2の実施例に
あっては、画像読み取り装置(213,221…)と、
画像情報及び文書情報を記憶する記憶手段(294,2
97,313)と、この記憶手段(294,297,3
13)を制御する制御手段(314)と、ネットワーク
システムを構築するシステム構築手段(315)と、画
像出力手段(208)と、画像読み取り装置(213,
221…)の出力から文字情報を抽出するOCR手段
(314)とを備え、画像情報および文書情報の一部を
前記ネットワークシステムを用いて端末へ転送する機能
を有するため、画像情報を自動的に管理する機能を有
し、また複雑な操作部の操作を行うことなしに、画像情
報に記載された内容で回覧を管理することができる。
【0204】また、前記第2の実施例にあっては、OC
R手段(314)によって文字コードに変換された文字
列が、特定の端末を指示する機能を有するため、回覧す
る宛先を画像文書毎に操作部から入力することは、従来
非常に面倒であったが、一般企業の文書フォーマットに
は必ず回覧、配布先のあるものが多く、その場所をOC
Rして宛先を抽出することで、その操作が全く必要なく
なる。部門毎に端末が配置してあって、共用使用のよう
になっている場合は、端末を指示することが有用にな
る。
【0205】また、前記第2の実施例にあっては、OC
R手段(314)によって文字コードに変換された文字
列が、特定のユーザー又はユーザーグループを指示する
機能を有するため、ユーザー名を個々に連ねて書く場合
もあるが、登録されたユーザーグループを指定すること
で手間が省ける。
【0206】また、前記第2の実施例にあっては、OC
R手段(314)によって文字コードに変換された文字
列が、予め登録されたユーザー又はユーザーグループと
比較する機能を持つため、一般的に文書は、秘密レベル
や目的によって回覧するユーザーが限定されるものであ
るが、予め登録されたユーザー及びユーザーグループと
比較することによって、回覧許可やユーザーへの選択的
通知が可能になる。
【0207】また、前記第2の実施例にあっては、OC
R手段(314)によって文字コードに変換された文字
列が、読み込まれた画像の回覧期限を指示する構成にし
てある。回覧期限を設定することは、この装置の重要な
機能である。これは回覧が終了した時に破棄か保管かを
決めなければならないからである。不必要な画像文書
は、自動的に消去されることで、記憶メモリの有効利用
が図れる。
【0208】また、前記第2の実施例にあっては、OC
R手段(314)によって文字コードに変換された文字
列が、読み込まれた画像のタイトルとして装置に登録さ
れるため、従来は、イメージタイトルとして画像情報そ
のものを利用していたが、OCRすることで検索キーワ
ードや管理用タイトルとして利用できるようになった。
【0209】また、前記第2の実施例にあっては、OC
R手段(314)によって文字コードに変換された文字
列が、読み込まれた画像の分類手段のキーワードとして
使うため、従来は手入力で手間が掛っていた。
【0210】また、前記第2の実施例にあっては、OC
R手段(314)によって文字コードに変換された文字
列が、読み込まれた画像のキーワードを示し、そのキー
ワードに関係づけられるユーザー又はユーザーグループ
に画像及び文書を自動配布するため、キーワードは、分
類、検索キーワードとして使われるだけでなく、キーワ
ードで関連づけられる、ユーザーに回覧通知することで
情報の提供漏れが少なくなり、必要な情報が必ず必要な
部門又はユーザーへ届くようになる。また、回覧だけで
なく配布が必要な場所にも対応できる。
【0211】前記第2の実施例にあっては、画像読み取
り装置(213,221…)と、原稿自動給紙手段と、
画像情報及び文書情報を記憶する記憶手段(294,2
97,313)と、この記憶手段(294,297,3
13)を制御する制御手段(314)と、ネットワーク
システムを構築するシステム構築手段(315)と、画
像出力手段(208)と、前記画像読み取り装置(21
3,221…)の出力から文字情報を抽出するOCR手
段(314)とを備え、画像情報および文書情報の一部
を前記ネットワークシステムを用いて端末へ転送する機
能を有するため、ADF(B)に書類を置き、装置をス
タートさせるという動作だけで、OCR(314)によ
り入力を完了させることができる。
【0212】また、前記第2の実施例にあっては、装置
始動を指示された時に、ADF(B)によって給紙され
た最初の原稿の特定の位置をOCRし、その出力する文
字情報によって、ユーザー又はユーザーグループを指示
する機能を有するため、一般的な文書は1頁目にユーザ
ー情報、タイトル、キーワードが書かれているものが多
いので、1頁目から給送するタイプのADF(B)では
装置の始動を指示した直後の原稿をOCRすることに決
めることで、不必要な操作が不要になる。
【0213】また、前記第2の実施例にあっては、AD
F(B)が原稿給紙台100に原稿がなくなったことを
検出した時に、最後に原稿給紙台100に給送した原稿
の特定位置をOCRし、文字情報を抽出するため、AD
F(B)は装置の構成によって文書の先頭頁が最終頁に
なることがある(上面置き、下給紙の場合)。その場
合、このような動作によって決められた頁の決められた
位置をOCRすることができる。
【0214】前記第2の実施例にあっては、画像読み取
り装置(213,221…)と、画像情報及び文書情報
を記憶する記憶手段(294,297,313)と、こ
の記憶手段(294,297,313)を制御する制御
手段(314)と、ネットワークシステムを構築するシ
ステム構築手段(315)と、画像出力手段(208)
と、画像読み取り装置(213,221…)の出力から
文字情報を抽出するOCR手段(314)と、マーク情
報を抽出するOMR手段(314)とを備え、画像情報
および文書情報の一部を前記ネットワークシステムを用
いて端末へ転送する機能を有するため、OCRする場所
やそこに記入してある情報の意味は、指定されたフォー
マットを使わない限り画像文書によって異なるが、マー
ク検出機能(OMR)を使うことで、マークを検出した
時にどのフォーマットで作られたかを解釈して、種々の
文書形式にOCR機能を対応させることができる。
【0215】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、特定の情
報を、自動的に消去する機能を有することにより、管理
に煩わされることなく、少ないメモリ容量を有効に使う
ことができる。
【0216】請求項2記載の発明によれば、提示されて
いる情報に対し、各ユーザがその情報にアクセスしたか
否かをチェックする機能を有することにより、提示した
情報がその情報を必要とするユーザに伝達されたかどう
か確認できる。
【0217】請求項3記載の発明によれば、情報の提示
期間、または消去期日を指定できる機能を有することに
より、時間の経過によって提示する必要性が薄れる情報
等(例えば、募集期間や申込期限のある文書情報)を、
効率的に廃棄でき、不必要な情報を溜めることがない。
【0218】請求項4記載の発明によれば、提示期間、
消去期日が過ぎた情報を、ユーザ宛にプリントアウトし
て知らしめるようにした機能を有することにより、ユー
ザにとって必要な情報を、該ユーザが確認する前に消去
することを防ぐことができる。
【0219】請求項5記載の発明によれば、情報の種類
に応じて、アクセスすべきユーザを、本装置から指定で
きることにより、情報の氾濫を防ぎ、かつ各ユーザにと
っては、自分に必要な情報のみを管理することができ
る。
【0220】また、その情報の伝達が確認されると、本
装置の情報が消去され、新しい情報に対してメモリを有
効に確保できる。
【0221】請求項6記載の発明によれば、提示期間や
消去期日の指定がなくても、ユーザにとって必要な情報
を該ユーザが確認する前に消去することを防ぎ、新しい
情報に対しメモリを有効に確保できる。
【0222】請求項7記載の発明によれば、予め本装置
から入力する情報にヘッダを付けることによって、ユー
ザの利用目的(例えば職種など)や、使用している状況
に応じてそれぞれのユーザの必要性、嗜好に合った情報
管理ができる。
【0223】請求項8,9,10記載の発明によれば、
情報を自動的に管理する機能を有し、古い文書から順番
に光ディスクメモリに保存することにより、煩わしい管
理をすることなく、ネットワーク内部のメモリを有効に
使用することができる。
【0224】請求項11記載の発明によれば、上記にお
いて、その文書の必要回覧期日の過ぎてしまった不必要
な情報をネットワーク内部の記憶装置から消去できるの
で、メモリを有効に使用することができる。
【0225】請求項12,13記載の発明によれば、上
記に指定回覧者の回覧状況を加えることにより、より効
率よくネットワーク上からの不必要文書の光ディスクへ
の移動が行えるので、ネットワーク内部メモリの有効利
用が可能となる。
【0226】請求項14記載の発明によれば、ユーザの
必要とする情報の保存が確実に行われるため、情報の損
失を防止することができる。
【0227】請求項15記載の発明によれば、光ディス
クメモリの残容量が少なくなった場合、それをユーザに
知らせることにより、効率のよいディスク交換を行うこ
とができ、オーバーフローを未然に防ぐことができる。
【0228】請求項16記載の発明によれば、光ディス
クの残メモリ容量が、次の情報を記憶するのに不十分と
判断された場合には、送られてきた情報をプリントアウ
トし、情報の損失を防止することができる。
【0229】請求項17記載の発明によれば、光ディス
クの残メモリ容量が、送られてきた情報の記憶に不十分
となっても、古い文書、回覧頻度の低い文書、重要度の
低い文書等を自動的に選択消去し、新情報の記憶を可能
とすることができる。
【0230】請求項18記載の発明によれば、消去情報
のバックアップとしてプリントアウトすることで、最終
チェックを可能とすることができる。
【0231】請求項19記載の発明によれば、画像情報
を自動的に管理する機能を有し、また複雑な操作部の操
作を行うことなしに、画像情報に記載された内容で回覧
を管理することができる。
【0232】請求項20記載の発明によれば、ADFに
書類を置き、装置をスタートさせるという動作だけで、
OCRにより入力を完了させることができる。
【0233】請求項21記載の発明によれば、OCRす
る場所やそこに記入してある情報の意味は、指定された
フォーマットを使わない限り画像文書によって異なる
が、マーク検出機能(OMR)を使うことで、マークを
検出した時にどのフォーマットで作られたかを解釈し
て、種々の文書形式にOCR機能を対応させることがで
きる。
【0234】請求項22記載の発明によれば、転送する
ユーザを内容によって選択することにより、不用な転送
を避けることができる。
【0235】請求項23記載の発明によれば、予め転送
するユーザグループを内容別に決めて置くことによっ
て、転送先のユーザをその都度選択しなくてもよくな
る。
【0236】請求項24記載の発明によれば、本装置側
からユーザグループを設定することができる。
【0237】請求項25,29記載の発明によれば、予
め個人ユーザのキーワード、例えばジャンル、セクショ
ン等を決めて置くと、回覧物を入力する時に、キーワー
ドを入れれば自動的に転送先を決定することができる。
【0238】請求項26記載の発明によれば、本体装置
からキーワードを設定することができる。
【0239】請求項27,28記載の発明によれば、画
像情報の一部、例えば先頭ページの数行を送り、内容を
判断してから転送を要求することによって、転送の時間
を有効に使うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る画像文書回覧装置の構成
図である。
【図2】光書込部の平面図である。
【図3】光書込部の側面図である。
【図4】本発明の実施例に係る画像文書回覧装置の全体
構成を示す説明図である。
【図5】本発明の実施例に係る画像文書回覧装置の電装
系の構成の左半分を示す説明図である。
【図6】図5に続く画像文書回覧装置の電装系の構成の
右半分を示す説明図である。
【図7】イメージスキャナ部のブロック図である。
【図8】IPUのブロック図である。
【図9】IPUの出力データ型式を示す説明図である。
【図10】メモリシステムのブロック図である。
【図11】IPUからのイメージデータを一旦MEMに
格納する方式の説明図である。
【図12】IPUからの、処理されたイメージデータと
生のデータのいずれもMEMに取り込む方式の説明図で
ある。
【図13】メモリ装置の第1の例を示すブロック図であ
る。
【図14】メモリユニットのブロック図である。
【図15】3つのイメージデータタイプを示す説明図で
ある。
【図16】メモリ装置の第2の例を示すブロック図であ
る。
【図17】外部記憶装置を用い、イメージデータを保存
する構成のブロック図である。
【図18】メモリ装置の第3の例を示すブロック図であ
る。
【図19】システム部のブロック図である。
【図20】制御回路のブロック図である。
【図21】ハードディスクの構成図である。
【図22】本発明の第2の実施例に係る画像文書回覧装
置のメモリブロックの一例を示す内部構成図である。
【図23】バーコードマークを示す説明図である。
【図24】バーコードマークが付された原稿の一例を示
す説明図である。
【図25】本発明の第2の実施例に係る画像文書回覧装
置の全体構成を示す説明図である。
【図26】本発明の第2の実施例に係る画像文書回覧装
置のシステム部のブロック図である。
【図27】本発明の第2の実施例に係る画像文書回覧装
置の電装系の構成の左半分を示す説明図である。
【図28】図27に続く画像文書回覧装置の電装系の構
成の右半分を示す説明図である。
【符号の説明】
A 複写機本体 B 自動原稿送り装置 C ソータ D 両面反転ユニット E システム部 F OCR部 BC バーコード 201 シーケンス制御CPU 202 メインCPU 207 ソータユニット 208 レーザビームスキャナユニット 209 画像制御回路 212 操作部ユニット 213 スキャナ制御回路 221 CCDイメージセンサ 294 フロッピーディスク 297 ハードディスクドライブ 313 光ディスクドライブ 314 CPU 315 ネットワーク構築回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 正幸 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像読み取り装置と、画像情報及び文書
    情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段を制御する制
    御手段と、ネットワークシステムを構築するシステム構
    築手段と、画像出力手段とを備え、前記記憶手段に入力
    された画像情報及び文書情報のうち、特定の対象物を自
    動的に消去する機能を有することを特徴とする画像文書
    回覧装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、提示された画像
    情報及び文書情報に対して、各端末または各ユーザのア
    クセス状況を管理する機能を有することを特徴とする画
    像文書回覧装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、ユーザによって
    指定された提示画像情報及び文書情報の提示期間が経過
    した時、または消去期日になった時、当該情報を自動的
    に消去する機能を有することを特徴とする画像文書回覧
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載において、指定さ
    れた提示期間もしくは消去期日が過ぎても、提示された
    画像情報及び文書情報をユーザがアクセスしていない場
    合、自動的に当該ユーザ名を宛名としてその画像情報及
    び文書情報をプリントアウトし、前記記憶手段内部の画
    像情報、文書情報を自動的に消去する機能を有すること
    を特徴とする画像文書回覧装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載において、指示さ
    れる画像情報及び文書情報に対し、アクセスすべきユー
    ザを指定でき、全員がアクセスし終わると、その画像情
    報及び文書情報を自動的に消去する機能を有することを
    特徴とする画像文書回覧装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または2または5記載におい
    て、提示された画像情報及び文書に対して、予め指定さ
    れたアクセスすべきユーザが、アクセスしない状態で、
    ある一定期間経過した場合、消去する期日または期間を
    指定しなくても、当該ユーザを宛名として、その画像情
    報・文書をプリントアウトし、装置メモリ内部から自動
    的に消去する機能を有することを特徴とする画像文書回
    覧装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載において、ユーザが消去す
    る順序を指定でき、ハードディスクのメモリ容量が一杯
    になるとその順序に従って消去を行い、新しい画像情報
    ・文書を取り込むことのできる機能を有することを特徴
    とする画像文書回覧装置。
  8. 【請求項8】 画像読み取り装置と、画像情報及び文書
    情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段を制御する制
    御手段と、ネットワークシステムを構築するシステム構
    築手段と、画像出力手段とを備え、前記記憶手段に入力
    された画像情報及び文書情報の一部を前記ネットワーク
    システムを用いて端末へ転送する機能を有することを特
    徴とする画像文書回覧装置。
  9. 【請求項9】 画像読み取り装置と、画像情報及び文書
    情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段を制御する制
    御手段と、ネットワークシステムを構築するシステム構
    築手段と、画像出力手段と、光ディスクとを備え、ネッ
    トワーク上の記憶装置と前記光ディスクとの間で画像情
    報および文書情報のコピー、移動を行う機能を有するこ
    とを特徴とする画像文書回覧装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載において、その情報がネ
    ットワーク上の記憶装置に記憶されてからの時間に基づ
    いて前記光ディスクへの書き込みが行われる機能を有す
    ることを特徴とする画像文書回覧装置。
  11. 【請求項11】 請求項9記載において、その情報ごと
    に指定された期日に基づいて前記光ディスクへの書き込
    みが行われる機能を有することを特徴とする画像文書回
    覧装置。
  12. 【請求項12】 請求項9記載において、その情報がネ
    ットワーク上の記憶装置に記憶されてからの時間および
    その情報の回覧指定者の閲覧状態に基づいて前記光ディ
    スクへの書き込みが制御される機能を有することを特徴
    とする画像文書回覧装置。
  13. 【請求項13】 請求項9記載において、その情報ごと
    に指定された期日および回覧指定者の閲覧状態に基づい
    て前記光ディスクへの書き込みが制御される機能を有す
    ることを特徴とする画像文書回覧装置。
  14. 【請求項14】 請求項9記載において、ユーザが指定
    した情報は回覧終了後、前記光ディスクに保存される機
    能を有することを特徴とする画像文書回覧装置。
  15. 【請求項15】 請求項9記載において、前記光ディス
    クの残メモリ容量のチェックを行い、そのチェック結果
    に基づいてユーザに警告を表示する機能を有することを
    特徴とする画像文書回覧装置。
  16. 【請求項16】 請求項9記載において、前記光ディス
    クの残メモリ容量のチェックを行い、そのチェック結果
    に基づいて前記光ディスクへの書き込みを中止し、前記
    光ディスクへ書き込まれるべき文書をプリントアウトす
    る機能を有することを特徴とする画像文書回覧装置。
  17. 【請求項17】 請求項9記載において、前記光ディス
    クの残メモリ容量のチェックを行い、そのチェック結果
    に基づいて前記光ディスクに保存されている文書を指定
    された順番に従って消去する機能を有することを特徴と
    する画像文書回覧装置。
  18. 【請求項18】 請求項17記載において、消去時、そ
    の情報のプリントアウトを行う機能を有することを特徴
    とする画像文書回覧装置。
  19. 【請求項19】 画像読み取り装置と、画像情報及び文
    書情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段を制御する
    制御手段と、ネットワークシステムを構築するシステム
    構築手段と、画像出力手段と、前記画像読み取り装置の
    出力から文字情報を抽出するOCR手段とを備え、画像
    情報および文書情報の一部を前記ネットワークシステム
    を用いて端末へ転送する機能を有することを特徴とする
    画像文書回覧装置。
  20. 【請求項20】 画像読み取り装置と、原稿自動給紙手
    段と、画像情報及び文書情報を記憶する記憶手段と、こ
    の記憶手段を制御する制御手段と、ネットワークシステ
    ムを構築するシステム構築手段と、画像出力手段と、前
    記画像読み取り装置の出力から文字情報を抽出するOC
    R手段とを備え、画像情報および文書情報の一部を前記
    ネットワークシステムを用いて端末へ転送する機能を有
    することを特徴とする画像文書回覧装置。
  21. 【請求項21】 画像読み取り装置と、画像情報及び文
    書情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段を制御する
    制御手段と、ネットワークシステムを構築するシステム
    構築手段と、画像出力手段と、前記画像読み取り装置の
    出力から文字情報を抽出するOCR手段と、マーク情報
    を抽出するOMR手段とを備え、画像情報および文書情
    報の一部を前記ネットワークシステムを用いて端末へ転
    送する機能を有することを特徴とする画像文書回覧装
    置。
  22. 【請求項22】 請求項8記載において、画像情報およ
    び文書情報の一部を前記ネットワークシステムを用いて
    端末へ転送する場合に、転送先を選択する機能を有する
    ことを特徴とする画像文書回覧装置。
  23. 【請求項23】 請求項8記載において、画像情報およ
    び文書情報を記憶手段に入力する時、転送先のグループ
    を選択する機能を有することを特徴とする画像文書回覧
    装置。
  24. 【請求項24】 請求項8記載において、転送先のグル
    ープを予め登録する機能を有することを特徴とする画像
    文書回覧装置。
  25. 【請求項25】 請求項8記載において、画像情報およ
    び文書情報に付加されたキーワードと転送先のキーワー
    ドが一致した転送先だけを選択する機能を有することを
    特徴とする画像文書回覧装置。
  26. 【請求項26】 請求項8記載において、画像情報およ
    び文書情報の記憶時にキーワードを入力する機能を有す
    ることを特徴とする画像文書回覧装置。
  27. 【請求項27】 請求項8記載において、端末から要求
    があった時に指定された画像情報および文書情報の全部
    を転送する機能を有することを特徴とする画像文書回覧
    装置。
  28. 【請求項28】 画像読み取り装置と、画像情報及び文
    書情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段を制御する
    制御手段と、ネットワークシステムを構築するシステム
    構築手段と、画像出力手段と、前記ネットワークシステ
    ムに接続され、転送された画像情報および文書情報の一
    部を表示する機能を持ち、必要に応じて画像情報および
    文書情報の全部を転送要求する機能を持つ端末装置とを
    備えたことを特徴とする画像文書回覧装置。
  29. 【請求項29】 請求項28記載において、画像情報お
    よび文書情報の転送を選択するキーワードを入力する機
    能を有することを特徴とする画像文書回覧装置。
JP6033810A 1993-11-02 1994-03-03 画像文書回覧装置 Pending JPH07177277A (ja)

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JP27437593 1993-11-02
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