JPH07168691A - 表示図形領域選択方式 - Google Patents

表示図形領域選択方式

Info

Publication number
JPH07168691A
JPH07168691A JP5315297A JP31529793A JPH07168691A JP H07168691 A JPH07168691 A JP H07168691A JP 5315297 A JP5315297 A JP 5315297A JP 31529793 A JP31529793 A JP 31529793A JP H07168691 A JPH07168691 A JP H07168691A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
graphic
display
voice
sound
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5315297A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideatsu Miura
英敦 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5315297A priority Critical patent/JPH07168691A/ja
Publication of JPH07168691A publication Critical patent/JPH07168691A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 視覚によらないで、表示画面上の所望図形領
域にカーソルを移動し、図形の選択を可能にする。 【構成】 図形やカーソルを表示するディスプレイ装置
1、図形データ属性ファイル31および図形データファ
イル32を格納する記憶装置3、表示画面上のカーソル
位置を操作する座標入力装置4、音および音声を出力す
る音声出力装置5、及び制御装置2からなる。制御装置
2の表示図形管理テーブル21は、表示画面上の各表示
図形の表示位置、当該図形に関連する音および声音属性
を管理する。制御装置2は、カーソル位置の表示画面上
の図形領域への進入・離脱に応じ、管理テーブル21を
参照して、当該図形に関連する音あるいは音声の出力を
音声出力装置5へ指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスプレイ画面に表
示される図形の領域を座標入力装置の操作によって選択
する表示図形領域選択方式に係り、特に、座標入力装置
の操作によって移動するカーソルの位置と図形領域との
重なり状態の変化、および、その図形の識別を、音およ
び音声で提示したり、あるいは、音声によって図形領域
にカーソルの位置を移動したりする表示図形領域選択方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやワードプロセ
ッサなど、情報処理装置が一般に普及するにつれて、専
門的な知識を持たないユーザが情報処理装置を操作する
機会も増している。このような情報処理装置に対しては
誰でも簡単に扱うことのできる平易なユーザインタフェ
ースが望まれている。
【0003】従来、そのようなユーザインタフェースと
しては、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)
が知られている。これは、処理装置のコマンドなどを、
そのコマンドの意味を暗喩する図形(例えば絵文字な
ど)としてディスプレイ画面に表示し、ユーザが座標入
力装置を使ってその図形を選択することにより、コマン
ドの実行などを指示するものである。GUIでは、利用
者はコマンドなどを覚えなくても、表示される図形(絵
文字)を眺め、その中から該当する処理を意味するもの
を選択することにより、所望の処理を実行することがで
きる。
【0004】このGUIの場合は、座標入力装置による
図形の選択操作が頻繁に発生する。このため、GUIを
快適なユーザインタフェースとするには図形領域の簡単
で確実な選択方式が必要である。このような観点から、
これまでにも多くの表示図形領域選択方式が提案されて
いる。例えば、特開昭59−119437号公報には、
マウス装置の操作によってカーソルがメニュー領域の境
界を横切るときにマウス装置に一時的に制動をかけるよ
うにして、所望のメニュー領域の選択を容易にする技術
が提案されている。また、特開平4−243422号公
報には、メニュー領域にカーソルを移動すると、該メニ
ュー領域が拡大表示される技術が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】GUIのようにディス
プレイ画面上の表示図形を用いるユーザインタフェース
は、利用するユーザの視覚、すなわち図形の位置・大き
さ・形を認識すること、および、図形(絵文字)の意味
する概念を理解することに大きく依存している。そのた
め、ユーザの視覚が不自由な場合、あるいは、ユーザが
絵文字などの図形の意味する概念を理解できない場合に
は、ユーザインタフェースとして利用することができな
い。従来技術では、このような点に配慮されていなかっ
た。
【0006】本発明の目的の一つは、ディスプレイ画面
に表示される図形を座標入力装置の操作によって選択す
る場合、視覚に依らないで図形領域を選択することを可
能にする表示図形領域選択方式を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、視覚に依らず、さら
にマウス等の座標入力装置を用いずに、カーソルを所望
図形領域に移動することを可能にする表示図形領域選択
方式を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、図形およびカ
ーソルを表示するディスプレイ手段、表示画面上のカー
ソル位置を操作する座標入力手段、音および音声を出力
する音声出力手段、及び制御手段を備え、前記制御手段
は、表示画面上に表示される図形の表示位置、当該図形
に関連する音および音声属性データを管理し、前記座標
入力手段の操作によってカーソル位置が任意の図形領域
に進入あるいは該図形領域から離脱する場合、当該図形
の属性データに基づいて音あるいは音声の出力を前記音
声出力手段に指示することを特徴とする。
【0009】また、本発明は、ディスプレイ手段、座標
入力手段、音声出力手段、制御手段に加えてスイッチ手
段を備え、前記制御手段は前記音声出力手段に対し、カ
ーソル位置が任意の図形領域に進入あるいは該図形領域
から離脱する場合は、当該図形の音属性データに基づく
音の出力を指示し、スイッチ手段が操作された場合、カ
ーソルが図形領域に存在するか否かチェックし、存在す
れば、当該図形の音声属性データに基づく音声の出力を
指示することを特徴とする。
【0010】さらに、本発明は、利用者の発声する音声
を認識する音声認識手段を備え、前記制御手段は、前記
音声認識手段の認識結果と図形の音声属性データとを比
較し、前記認識結果に対応する音声属性データを有する
図形の表示位置にカーソルを移動することを特徴とす
る。
【0011】
【作用】本発明では、座標入力手段を操作してカーソル
の位置を移動させることにより、ディスプレイ画面上の
図形領域の内側への進入、および、外側への離脱が音に
よって提示されので、利用者は聴覚により図形領域の位
置を認識することが可能となる。また、各図形が異なる
音属性データを持つならば、図形ごとに異なる音が提示
され、利用者は聴覚により図形の種類を区別することが
可能となる。さらに、図形領域への進入での音声の発生
により、利用者はその図形に関連するガイダンス情報等
を得ることが可能となり、図形選択の決定の拠り所とす
ることができる。
【0012】さらには、音声認識手段を利用し、利用者
が音声を発声することによりカーソルの位置を所望の図
形領域内に移動させることができるので、素早く図形選
択を行うことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の種々の実施例について図面を
用いて詳細に説明する。
【0014】〈実施例1〉図1は、本発明の第一の実施
例のブロック図である。図1において、1は図形やカー
ソル等が表示されるCRTなどのディスプレイ装置であ
る。制御装置2は、ディスプレイ装置1に表示される図
形データの管理・処理を行うと共に各部の制御を行う。
該制御装置2は、ディスプレイ装置1に表示されている
図形データの管理テーブル(表示図形管理テーブル)2
1、現選択図形のIDを示すフラグ(現選択図形IDフラ
グ)22、及び、検索された図形のIDを示すフラグ
(検索図形フラグ)23を持っている。記憶装置3は、
当該情報処理装置で用いられる各図形データの属性を保
持する図形データ属性ファイル31、及び、図形データ
そのものを保持する図形データファイル32を格納して
いる。座標入力装置4としては、マウス装置、タッチパ
ネル装置などが用いられ、座標入力データは制御装置2
に供給される。音声出力装置5は音発生機構51及び音
声発生機構52からなり、制御装置2から供給される制
御信号により種々の音及び音声を発生する。
【0015】図2は、記憶装置3内の図形データ属性フ
ァイル31の構成例である。該図形データ属性ファイル
31の各エントリは、図形データファイル32が保持す
る各図形データに対応し、図形ID、音属性データ
(1)、音属性データ(2)及び音声属性データより構
成される。図形IDは図形識別子であり、図形データ属
性ファイル32の各図形データに一つずつにユニークに
割り当てられる。音属性データ(1)は、当該図形に関
連付ける音の属性(周波数、長さ、繰り返し数など)を
示す値、同様に、音属性データ(2)は、当該図形に関
連付ける別の音の属性を示すデータである。ここでは、
音属性データ(1)は、カーソルが当該図形領域へ進入
したことを意味する音を発生せしめることを示し、音属
性データ(2)は、カーソルが当該図形領域から離脱し
たことを意味する音を発生せしめることを示すものとす
る。音声属性データは、当該図形に関連ずける音声の属
性(発声内容、音調など)を示すデータである。
【0016】図3は、制御装置2がディスプレイ装置1
に表示されている図形について管理している表示図形管
理テーブル21の構成例である。該表示図形管理テーブ
ル21の各エントリは、ディスプレイ装置1に表示され
ている各図形に対応し、表示順番号No.、図形ID、位
置データ、音属性データ(1)、音属性データ(2)及
び音声属性データより構成される。このうち、図形I
D、音属性データ(1)、音属性データ(2)音声属性
データは、図2と同じであり、当該図形をディスプレイ
装置1に表示する際、制御装置2が記憶装置3の図形デ
ータ属性ファイル31から読み出し、表示図形管理テー
ブル21に展開する。表示順番No.と位置データが制御
装置2において追加される。表示順番No.は、ディスプ
レイ装置1に表示されている図形の表示の順番を示し、
表示順に増加する1以上の整数で表わす。実施例では、
複数の図形が重なって表示される場合、その表示順序す
なわち表示順番No.の昇順に利用者から見て手前に表示
し、表示順序が最も遅い図形(最も手前に表示されてい
る図形)の領域について本選択方式を適用するものとす
る。位置データは、ディスプレイ画面内での当該図形領
域の占める位置を示し、例えば矩形図形においては、左
上頂点座標(xi,yj)及び右下頂点座標(xi+l,y
j+m)の組として表現する。
【0017】図4及び図5は本実施例1の場合の制御装
置2の処理フローチャートで、図4は初期化処理を示
し、図5は座標入力装置4の操作にともなう図形領域選
択処理を示す。以下、図4及び図5に従って図1の動作
を説明する。
【0018】初め、制御装置2は、初期化処理として図
4に示す処理を実行する。この処理では、制御装置2
は、現選択図形IDフラグ22として、未選択状態を示
す値(ここでは0とする)を設定する(ステップ10
1)。
【0019】次に、座標入力装置4の操作により座標デ
ータが入力されると、制御装置2は、入力された座標位
置に対応するディスプレイ装置1の表示画面内位置にカ
ーソルを表示する。その後、図5に示す処理を実行す
る。
【0020】制御装置2は、まず、座標入力装置4の入
力座標データに対応するカーソル座標を読み取る(ステ
ップ111)。次に、この読み取ったカーソル座標と表
示図形管理テーブル21の各エントリの位置データとを
比較し、カーソル座標を囲む領域を持つ図形IDを検索
する(ステップ112)。この時、複数の図形IDが検
索された場合は、その中から表示順番No.の最も大きい
図形IDすなわち表示順序が最も遅い図形(利用者から
見て手前に表示されている図形)の図形IDを選択す
る。ステップ112において、条件を満たすIDが検索
された場合、当該図形IDを検索図形IDフラグ23と
して設定する(ステップ113)。なお、条件を満たす
図形IDが検索されなかった場合は、検索図形IDフラ
グ23を値0に設定する。
【0021】次に、現選択図形IDフラグ22と検索図
形IDフラグ23を比較する(ステップ114)。比較
の結果、両者の値が異なる場合は、ディスプレイ画面内
のカーソルの現選択図形領域からの離脱、新たな図形領
域への進入が発生したことを意味し、制御装置2は、ス
テップ115以下の処理に移行する。両者の値が等しい
場合は、カーソルの新たな図形領域への進入・離脱は発
生していないので、処理を終了とする。
【0022】ステップ115では、制御装置2は、カー
ソルの現選択図形領域からの離脱を利用者に提示するた
め、表示図形管理テーブル21内の図形IDが現選択図
形IDフラグ22と等しいエントリにある音属性データ
(2)を読み出し、その値に基づき音声出力装置5にお
ける音発生機構51を制御して所望の音を発生せしめ
る。但し、現選択図形IDフラグ22が値0(未選択)
であれば、ステップ115の処理をスキップする。次
に、カーソルの新たな図形領域への進入を提示するた
め、表示図形管理テーブル21内の図形IDがステップ
113で設定した検索図形IDフラグ23と等しいエン
トリにある音属性データ(1)を読み出し、その値に基
づき音声出力装置5の同じく音発生機構51を制御して
所望の音を発生せしめる(ステップ116)。但し、検
索図形IDフラグ23が値0(非検索)であれば、ステ
ップ116の処理をスキップする。次に当該エントリの
音声属性データを読み出し、そのデータに基づき音声出
力装置5における音声発生機構52を制御し、カーソル
の位置する図形を意味する音声を発生せしめる(ステッ
プ117)。但し、この場合も検索図形IDフラグ23
が値0であれば本ステップ117をスキップする。この
後、現選択図形IDフラグ22として検索図形IDフラ
グ23の図形IDを設定する(ステップ118)。
【0023】以降、座標入力装置2の操作がある度に、
図5の処理が制御装置2において実行される。
【0024】次に、処理の具体例を示す。図6はディス
プレイ画面の一例であり、カーソル601が「文書3」
の図形領域内にあることを示している。この時、制御装
置2内の現選択図形IDフラグ22は「文書3」の図形
IDに設定されている。今、座標入力装置4を操作し、
それに追従してカーソル601が「文書3」の図形領域
を抜け、「編集」の図形領域に入ったとする。この場
合、図5のステップ111〜113により検索図形ID
フラグ23に「編集」の図形IDが設定される。そし
て、ステップ114〜117により、音声出力装置5か
ら、まず、カーソルが現在選択している「文書3」の図
形領域から離脱したことを示す音(例えば“ピー”)が
出力され、次に、カーソルが別の図形領域(ここでは
「編集」の図形領域)に進入したことを示す音(例えば
“ピィ・ピィ”)が出力され、引き続いて、該進入した
「編集」の図形領域と関連した音声(例えば“ヘンシュ
ウ”)が出力される。最後に、ステップ118により、
検索図形IDフラグ23の「編集」の図形IDが現選択
図形IDフラグ22に設定される。
【0025】この実施例1によれば、利用者が座標入力
装置2を用いてディスプレイ画面上でカーソルを移動さ
せることにより、図形領域への進入において音と音声が
発生し、離脱において音が発生するため、聴覚によって
図形領域を選択することができる。また、複数図形の位
置が重なっている場合には、表示順序が最も遅い図形
(利用者から見て最も手前に表示されている図形)の領
域について本選択方式が適用される。
【0026】〈実施例2〉図7は、本発明の第2の実施
例のブロック図である。上記の実施例1では、音声はカ
ーソルの図形領域への進入を契機に発生しているが、本
実施例2ではスイッチ装置6を加え、カーソルが図形領
域内に存在する場合に、スイッチ装置6を操作すること
により図形に対応する音声を発生するように、カーソル
の図形領域への進入時および離脱時は音のみ発生するよ
うにしたものである。
【0027】図7において、スイッチ装置6以外は、図
1と基本的に同様の構成である。ただし、座標入力装置
4の操作による図形領域選択を行う場合の制御装置2の
処理は、図5の処理フローにおいて、ステップ117の
検索図形IDフラグ23に基づき音声を発生する処理を
除いたものとなる。
【0028】一方、スイッチ装置6の操作により、スイ
ッチ状態が変化した場合、制御装置2は、図8に示す処
理を行う。まず、現選択図形IDをチェックし(ステッ
プ211)、値0でなければ、カーソルはいづれかの図
形領域内に存在するので、ステップ222に移行する。
値0であれば、カーソルはいづれの図形領域内にも位置
していないので処理を終了する。ステップ222では、
表示図形管理テーブル21の図形IDが現選択図形ID
フラグ22と等しいエントリにある音声属性データを読
みだし、その値に基づき音声出力装置5の音声発生機構
52を制御し、所望の音声を発生せしめる。
【0029】この実施例2によれば、音声はスイッチ装
置6の操作を行った場合にのみ発生するので、座標入力
装置2を操作した場合に音声が頻繁に発生することがな
くなる。情報処理装置に本実施例2と前実施例1を切り
替える手段を持たせれば、情報処理装置の初心者へは前
実施例1の方式を適用して音声情報を随時提供し、熟練
した利用者へは本実施例2の方式を適用して、利用者の
スイッチ操作により必要に応じて音声情報を提供するこ
とができる。
【0030】〈実施例3〉図3においては、表示図形管
理テーブル21に音あるいは音声の属性データそのもの
を含ませたが、別なデータ形式として、音あるいは音声
の属性を管理する別な属性テーブルを設定し、そのテー
ブル内のオフセット値のみを表示図形管理テーブル21
の属性データ欄に持たせることもできる。
【0031】図9は、この場合の特に表示図形管理テー
ブルにおける音声属性欄とその属性テーブルの関連の一
例を示したものである。なお、図9では、表示図形管理
テーブルにおける表示順番No.は省略してある。また、
当然のことながら記憶装置3内の図形データ属性ファイ
ル31のデータ形式も同様に変更される。ここで、音声
の属性へは、属性テーブルの先頭番地+オフセット値
(属性データ10)としてアクセスすることができる。
【0032】本実施例3のデータ形式では、属性テーブ
ルの先頭番地を変更することにより、表示図形管理テー
ブルを変更することなく一括して複数種類の属性に容易
にアクセスすることができる。例えば、日本語環境用の
属性テーブルと英語環境用の属性テーブルが設定されて
いる場合は、言語環境の切り替え手段によって属性テー
ブルの先頭番地を切り替えることにより、音声の属性全
体を日本語あるいは英語に切り替え、それぞれの音声を
発生することができる。
【0033】〈実施例4〉実施例1および2は、利用者
による座標入力装置操作またはスイッチ装置操作によっ
て音および音声を発生する方式であったが、本実施例4
は図形と音声の属性の対応付けを利用し、利用者の発声
する音声によって特定の図形領域を選択するものであ
る。
【0034】図10は、本実施例を示すブロック図で、
図1に音声認識装置7を加えたものである。音声認識装
置7は、制御装置2に接続され、利用者の発声する音声
を認識し、パラメータ化し、そのパラメータ・データを
制御装置2に供給する。
【0035】図11は、利用者の発声する音声により図
形領域選択を行う場合の制御装置2の処理フローチャー
トである。ここで、表示図形管理テーブル21は図2の
構成をとるとする。
【0036】まず、制御装置2は、利用者の発声に応じ
て音声認識装置7から音声パラメータ・データが供給さ
れると、そのパラメータに基づき、表示図形管理テーブ
ル21の音声属性データに適合する音声の属性情報に変
換する(ステップ311)。次に、この音声の属性情報
と表示図形管理テーブル21の各エントリの音声属性デ
ータとを比較し、等しいものを検索する(ステップ31
2)。ステップ312の検索結果、等しいものが見つか
った場合、その図形IDを現選択図形IDフラグ22と
して設定する(ステップ313、314)。次に、この
表示図形管理テーブル21の図形IDが現選択図形ID
フラグ22と等しいエントリにある位置データを読み出
し、その図形領域の範囲にカーソル位置を移動し、ディ
スプレイ画面に表示する(ステップ315)。等しいも
のが見つからない場合は処理を終了する。
【0037】この実施例4によれば、利用者は音声を発
声することにより、欲する図形領域を選択することがで
きる。情報処理装置に、前述の実施例1や2の音および
音声を発生する図形領域選択方式と本実施例4の図形領
域選択方式とを併用すれば、利用者は、情報処理装置に
不慣れなうちは、座標入力装置の操作により音声ガイダ
ンスを得ることができ、慣れてくれば逆に発声により、
その音声ガイダンスを図形領域選択の手段として用いる
ことができる。
【0038】
【発明の効果】本発明の請求項1による表示図形領域選
択方式では、座標入力装置による図形選択において、座
標入力装置の操作によるカーソル位置の図形領域への進
入・離脱に伴い音が発生するため、視覚以外に聴覚にお
いても図形領域を認識することができ、かつ、図形に対
応するガイダンス情報等を音声により得ることができ
る。
【0039】本発明の請求項2による表示図形領域選択
方式では、音声はスイッチ装置の操作を行った場合のみ
発生するので、座標入力装置による図形選択において音
声が頻繁に発生することがなくなり、特に熟練した利用
者に適している。
【0040】本発明の請求項3による表示図形領域選択
方式では、利用者が音声を発生することにより、カーソ
ル位置を所望図形領域内に移動し、素早く図形選択を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図である。
【図2】図形データ属性ファイルの構成例を示す図であ
る。
【図3】表示図形管理テーブルの構成例を示す図であ
る。
【図4】第1の実施例の制御装置におけるフローチャー
トである。
【図5】第1の実施例の制御装置における図形領域選択
処理のフローチャートである。
【図6】ディスプレイ画面の図形の表示例を示す図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施例のブロック図である。
【図8】第2の実施例の制御装置における図形領域処理
のフローチャートである。
【図9】本発明の第3の実施例である表示図形管理テー
ブルの別な構成例を示す図である。
【図10】本発明の第4の実施例のブロック図である。
【図11】第4の実施例の制御装置における図形領域選
択処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 ディスプレイ装置 2 制御装置 21 表示図形管理テーブル 3 記憶装置 4 座標入力装置 5 音声出力装置 51 音発機構 52 音声発生機構 6 スイッチ装置 7 音声認識装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図形およびカーソルを表示するディスプ
    レイ手段、表示画面上のカーソル位置を操作する座標入
    力手段、音および音声を出力する音声出力手段、及び制
    御手段を備え、 前記制御手段は、表示画面上に表示される図形の表示位
    置、当該図形に関連する音および音声属性データを管理
    し、前記座標入力手段の操作によってカーソル位置が任
    意の図形領域に進入あるいは該図形領域から離脱する場
    合、当該図形の属性データに基づいて音あるいは音声の
    出力を前記音声出力手段に指示することを特徴とする表
    示図形領域選択方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の表示図形領域選択方式に
    おいて、ディスプレイ手段、座標入力手段、音声出力手
    段、制御手段に加えてスイッチ手段を備え、 前記制御手段は前記音声出力手段に対し、カーソル位置
    が任意の図形領域に進入あるいは該図形領域から離脱す
    る場合は、当該図形の音属性データに基づく音の出力を
    指示し、スイッチ手段が操作された場合、カーソルが図
    形領域に存在するか否かチェックし、存在すれば、当該
    図形の音声属性データに基づく音声の出力を指示するこ
    とを特徴とする表示図形領域選択方式。
  3. 【請求項3】 請求項1記載あるいは2記載の表示図形
    領域選択方式において、利用者の発声する音声を認識す
    る音声認識手段を備え、 前記制御手段は、前記音声認識手段の認識結果と図形の
    音声属性データとを比較し、前記認識結果に対応する音
    声属性データを有する図形の表示位置にカーソルを移動
    することを特徴とする表示図形領域選択方式。
JP5315297A 1993-12-15 1993-12-15 表示図形領域選択方式 Pending JPH07168691A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5315297A JPH07168691A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 表示図形領域選択方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5315297A JPH07168691A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 表示図形領域選択方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07168691A true JPH07168691A (ja) 1995-07-04

Family

ID=18063703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5315297A Pending JPH07168691A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 表示図形領域選択方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07168691A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09258946A (ja) * 1996-03-26 1997-10-03 Fujitsu Ltd 情報処理装置
WO2004075146A1 (ja) * 2003-02-20 2004-09-02 Shimane Prefecture ガードを備えた画像表示装置
JP2004272216A (ja) * 2003-02-20 2004-09-30 Shimane Pref Gov ガードを備えた画像表示装置
JP2005301703A (ja) * 2004-04-12 2005-10-27 Sony Corp 表示装置
KR100553671B1 (ko) * 1998-06-27 2006-05-10 삼성전자주식회사 컴퓨터 시스템의 포인팅 장치 구동 방법
KR100698309B1 (ko) * 2005-05-17 2007-03-23 엘지전자 주식회사 포인팅디바이스를 이용한 애플리케이션 실행 방법, 장치 및애플리케이션 실행 프로그램을 기록한 컴퓨터로 읽을 수있는 매체
JP2008071354A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Avaya Technology Llc 可聴式コンピュータ・ユーザ・インターフェースの方法および装置
US7532912B2 (en) 2002-03-27 2009-05-12 Nec Corporation Mobile radio device having movable pointer on display screen

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09258946A (ja) * 1996-03-26 1997-10-03 Fujitsu Ltd 情報処理装置
KR100553671B1 (ko) * 1998-06-27 2006-05-10 삼성전자주식회사 컴퓨터 시스템의 포인팅 장치 구동 방법
US7532912B2 (en) 2002-03-27 2009-05-12 Nec Corporation Mobile radio device having movable pointer on display screen
WO2004075146A1 (ja) * 2003-02-20 2004-09-02 Shimane Prefecture ガードを備えた画像表示装置
JP2004272216A (ja) * 2003-02-20 2004-09-30 Shimane Pref Gov ガードを備えた画像表示装置
JP2005301703A (ja) * 2004-04-12 2005-10-27 Sony Corp 表示装置
KR100698309B1 (ko) * 2005-05-17 2007-03-23 엘지전자 주식회사 포인팅디바이스를 이용한 애플리케이션 실행 방법, 장치 및애플리케이션 실행 프로그램을 기록한 컴퓨터로 읽을 수있는 매체
JP2008071354A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Avaya Technology Llc 可聴式コンピュータ・ユーザ・インターフェースの方法および装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4689670B2 (ja) 車両及び他の複雑な装置用の双方向マニュアル、システム及び方法
US5613056A (en) Advanced tools for speech synchronized animation
JP4131978B2 (ja) 音声認識機器制御装置
CA1259410A (en) Apparatus for making and editing dictionary entries in a text-to-speech conversion system
EP1405169B1 (en) Information processing apparatus and method, and program product
JP3178426B2 (ja) 自然言語対話システム及び自然言語対話プログラム記録媒体
JP3278222B2 (ja) 情報処理方法及び装置
KR20120080069A (ko) 디스플레이 장치 및 그 음성 제어 방법
JP2003076389A (ja) タッチスクリーン又は音声認識を通じて動作制御される情報端末及びその命令実行方法
JP2004510239A (ja) ディクテーションとコマンドの区別を向上させる方法
JPH07168691A (ja) 表示図形領域選択方式
JPH08339288A (ja) 情報処理装置及びその制御方法
JP3340581B2 (ja) テキスト読み上げ装置及びウインドウシステム
JP2001268669A (ja) 移動電話端末を利用した機器制御装置、方法、及び記録媒体
JP2003167600A5 (ja)
JP2001014135A (ja) プレゼンテーションシステム、プレゼンテーション方法および情報記憶媒体
JP2003157095A (ja) 音声認識装置及びその方法、プログラム
JP2926402B1 (ja) 表示手段に表示する画像の切替方向表示方法及び装置及びビデオゲーム装置
JPH08272388A (ja) 音声合成装置及びその方法
JPH09282137A (ja) 文章読み上げ装置
JP2002268667A (ja) プレゼンテーションシステムおよびその制御方法
JP2000250587A (ja) 音声認識装置及び音声認識翻訳装置
JP2580565B2 (ja) 音声情報辞書作成装置
JP2960029B2 (ja) 発表支援装置
KR102265102B1 (ko) 키네틱 타이포그래피가 적용된 자막에 대한 편집방법 및 그 전자장치