JPH07152784A - データ保管通信システム - Google Patents

データ保管通信システム

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JPH07152784A
JPH07152784A JP30046293A JP30046293A JPH07152784A JP H07152784 A JPH07152784 A JP H07152784A JP 30046293 A JP30046293 A JP 30046293A JP 30046293 A JP30046293 A JP 30046293A JP H07152784 A JPH07152784 A JP H07152784A
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JP
Japan
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data
transfer
storage medium
communication system
image data
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Application number
JP30046293A
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English (en)
Inventor
Akihiro Miyauchi
昭広 宮内
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】記憶媒体に掛かる入出力負荷を時間軸上で適宜
に分散して、データを効率良く転送するデータ保管通信
システムを提供する。 【構成】医用画像保管通信システム1は、モダリティ
2...2に、伝送路3...3を介して接続する。こ
のシステム1は、画像データを保管し且つ転送する画像
収集保管装置4と、この装置4から配送される画像デー
タを画面上に表示する複数の読影WS5...5と、画
像データの転送時期を制御するシステム管理制御装置6
とを備える。これら各要素の夫々及び外部装置8は、ネ
ットワーク7に接続する。この内、画像収集保管装置4
は、画像データの記憶媒体として高速且つ小容量のハー
ドディスク4c及び低速且つ大容量の光ディスク4dを
備える。また、システム管理制御装置6は、メモリ6b
にシステムスケジュールテーブルMS及び転送状況管理
テーブルMSを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、データ保管通信シス
テムに係り、とくに予め設定した転送時期に基づいてデ
ータの転送を制御するデータ保管通信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、データ保管通信システム100
は、例えば図13に示すように、システム内で扱われる
データを保管するデータベース装置101と、データの
伝送路としてのネットワーク102と、データを表示す
るデータ参照端末103とを備えた構成となっている。
【0003】データベース装置101は、第1の記憶媒
体として、例えば磁気ディスク(ハードディスク)10
4と、第2の記憶媒体として、例えば光ディスク105
とを備える。
【0004】光ディスク105は、大量のデータを記
憶、保存する際に利用されることが多い。ただし、その
光ディスク105は、データの要求を受信してから、そ
のデータを送信するまでのレスポンス時間(アクセス時
間)が一般に長い。そのため、光ディスク105だけを
単独の記憶媒体として使用することは少なく、通常はア
クセス時間の短い磁気ディスク104等の記憶媒体を併
用し、この磁気ディスク104にデータを一時保管した
後、そのデータを光ディスク105に保存することが多
い。
【0005】この磁気ディスク104及び光ディスク1
05は、データの転送元の記憶媒体であると同時に転送
先の記憶媒体でもあるため、データの各種の入出力に関
係している。例えば、データの入出力の内容は、
(1):データベース101にデータが収集されるとき
に、その収集データを磁気ディスク104に一時的に保
管する、(2):磁気ディスク104に保管された収集
データを光ディスク105に転送し、保存する、
(3):データ参照端末103から要求される参照デー
タを光ディスク105から読み出して磁気ディスク10
4へ転送する、(4):収集データ及び参照データを磁
気ディスク104からデータ参照端末103へ転送す
る、等である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術のデ
ータ保管通信システムは、データの転送元及び転送先と
しての記憶媒体に掛かる入出力負荷の大小に関係なく、
データを転送する構成であった。
【0007】従って、データベース装置101が前述し
た(1)〜(4)記載のデータの入出力を行なう際、例
えば、データ収集及びデータ要求の少なくとも一方があ
る時期に集中してしまうと、磁気ディスク104及び光
ディスク105は、データの処理能力を越えてデータを
入出力することになる。それにもかかわらず、データベ
ース装置101はデータを入出力させようとするため、
磁気ディスク104及び光ディスク105に入出力負荷
が掛かり、システム全体のスループットが低下する等の
問題があった。
【0008】システム全体のスループットが低下すると
いうことは、例えば、端末の利用者にとって、データを
要求してからの待ち時間が長くなることを意味するもの
で、好ましいことではない。特に、そのデータが業務上
とくに緊急に必要となる場合、例えばこのデータ保管通
信システムを病院における医用画像保管通信システムに
適用して、その病院で検査を受けた患者の医用画像デー
タを緊急に読影する必要があった場合等には、その業務
に支障がでることになる。
【0009】この発明は、上述した従来技術の問題を考
慮してなされたもので、記憶媒体に掛かる入出力負荷を
時間軸上で適宜に分散して、データを効率良く転送する
データ保管通信システムを提供することを、目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成させる
ために、この発明に係るデータ保管通信システムは、図
1に示すように、データを保管する記憶媒体と、上記デ
ータを参照する少なくとも1つの端末装置とを備え、上
記記憶媒体及び端末装置を通信可能に接続した構成と
し、上記記憶媒体及び上記端末装置の各々の要素間のデ
ータ転送を担うデータ転送手段と、このデータ転送手段
によるデータ転送の時期を転送スケジュールに基づいて
制御する転送時期制御手段とを備えている。
【0011】例えば、前記データは医用モダリティで得
られた画像データである。また、前記記憶媒体は、図示
の如く、高速且つ小容量の第1の記憶媒体と、低速且つ
大容量の第2の記憶媒体から形成される。
【0012】さらに、前記データ転送手段は、図示の如
く、前記第1の記憶媒体に格納された画像データを前記
第2の記憶媒体に転送する収集データ第1転送手段と、
前記第1の記憶媒体に格納された画像データを前記端末
装置に転送する収集データ第2転送手段と、前記第2の
記憶媒体に格納されている過去の画像データを前記第1
の記憶媒体に転送する過去データ第1転送手段と、前記
第1の記憶媒体に転送された過去データを前記端末装置
に転送する過去データ第2転送手段である。
【0013】一方、前記転送時期制御手段は、図示の如
く、前記画像データを緊急転送すべきか否かを判断する
判断手段と、この判断手段により緊急転送が判断された
とき、前記複数のデータ転送手段の内の所要の手段に画
像データの緊急転送を指令する緊急転送指令手段とを付
加している。
【0014】また、前記転送時期制御手段は、図示の如
く、前記転送スケジュールのデータを記憶したスケジュ
ールテーブルを有している。そして、このスケジュール
テーブルは、転送スケジュールのデータを書き換え可能
に形成されている。
【0015】
【作用】この発明では、データ転送手段により、記憶媒
体及び端末装置の各々の要素間でデータが転送され、そ
の転送時期が転送時期制御手段により転送スケジュール
に基づいて制御される。
【0016】このデータは、例えば医用モダリティで得
られた画像データであり、この画像データは、第1記憶
媒体(高速且つ小容量)及び第2記憶媒体(低速且つ大
容量)に保管される。
【0017】この場合、収集データ第1転送手段、収集
データ第2転送手段、過去データ第1転送手段及び過去
データ第2転送手段から形成されるデータ転送手段によ
り画像データが転送される。つまり、収集データ第1転
送手段により、第1記憶媒体に格納された画像データが
第2記憶媒体に転送され、収集データ第2転送手段によ
り、第1記憶媒体に格納された画像データが端末装置に
転送される。また、過去データ第1転送手段により、第
2記憶媒体に格納されている過去の画像データが第1記
憶媒体に転送され、過去データ第2転送手段により、第
1記憶媒体に転送された過去データが端末装置に転送さ
れる。
【0018】また、判断手段及び緊急転送指令手段を付
加した転送時期制御手段により、画像データの転送時期
が制御される。つまり、判断手段により、画像データを
緊急転送すべきか否かが判断され、この結果、緊急転送
が判断されたとき、緊急転送指令手段により、上述の複
数のデータ転送手段の内の所要の手段に画像データの緊
急転送が指令される。
【0019】なお、上述の配送スケジュールのデータ
は、スケジュールテーブルに記憶されており、書き換え
可能となっている。
【0020】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図2〜12を参
照して説明する。
【0021】この実施例は、この発明のデータ保管通信
システムを医用画像保管通信システムに適用したもので
ある。
【0022】この医用画像保管通信システム1は、図2
に示すように、CT、MRI等の複数のモダリティ(医
用画像診断装置)2...2に、伝送路3...3を介
して接続されている。この医用画像保管通信システム1
は、画像データを保管する画像収集保管装置4と、この
画像収集保管装置4から転送される画像データを画面上
に表示する複数の読影WS(本発明の端末装置を成す)
5...5と、画像データの転送時期を制御するシステ
ム管理制御装置6とを備える。そして、画像収集保管装
置4,読影WS5...5の各々、及びシステム管理制
御装置6は、その各々がネットワーク7を介して接続さ
れる。また、このネットワーク7には、外部に設けられ
たRIS(放射線科情報管理システム)、HIS(病院
総合情報システム)等の外部装置8が伝送路を介して接
続される。
【0023】画像収集保管装置4は、図示の如く、CP
U4a、メモリ4b、本発明の第1の記憶媒体を成すH
D(ハードディスク)4c、本発明の第2の記憶媒体を
成すOD(光ディスク)4d、I/F(ネットワーク用
インターフェイス)4e等を備えており、上述のネット
ワーク7に接続される。これらのハード構成により、こ
の画像収集保管装置4は、画像データが上述のモダリテ
ィ2...2の各々(以下、モダリティ2で代表さす)
で生成された画像データを伝送路3...3を介して受
信し、保管できるようになっている。
【0024】この画像データを保管するHD4c及びO
D4dは、その特性(アクセス時間の長短、記憶容量の
大小)に応じて使い分けられる。つまり、検査時にモダ
リティ2で発生した画像データは一時的にHD4cに記
憶される。この画像データは、その後の読影の際にアク
セスされる可能性が高いので、アクセス時間の短いHD
4cに保管される。これに対して、読影が1度終了した
画像データは、すぐにアクセスされる可能性は低いが、
例えば同一の患者が次回の検査を受けたときに、参照の
ためにその画像データが要求されることがあるので、将
来にわたって保存しておく必要があるとして、HD4c
からOD4dへ転送され、OD4dに保存される。
【0025】この装置4は、後述するシステム管理制御
装置6の転送状況管理テーブルMDのデータにネットワ
ーク7を介してアクセスし、転送状況を把握するように
なっている。さらに、この装置4は、同システム管理制
御装置6の指令に応じて、画像データの各種転送(HD
4cからOD4dへ転送、OD4dからHD4cへ転
送、HD4cからネットワーク8を介して読影WS
5...5の各々へ転送)の処理を実行するようになっ
ている。
【0026】読影WS5...5の各々(以下、読影W
S5で代表させる)は、図示の如く、CPU5a、メモ
リ5b、HD5c、I/F5d等を備えており、ネット
ワーク7に接続される。これらのハード構成により、こ
の読影WS5は、画像収集保管装置4からネットワーク
7を介して転送される画像データを、画面に表示でき
る。
【0027】なお、HD5cは、その記憶領域の一部、
例えば10%程が緊急転送される画像データ等のために
常に確保されている。
【0028】システム管理制御装置6は、図示の如く、
CPU6a、メモリ6b、HD6c、I/F6d等を備
えており、ネットワーク7に接続される。メモリ6bに
は、データを記憶する2種類のテーブル、即ちシステム
スケジュールテーブルMS(本発明のスケジュールテー
ブルを成す)及び転送状況管理テーブルMDが設定され
ている。つまり、システムスケジュールテーブルMSの
データは、画像データの転送時刻を表し、その時刻デー
タは上述の外部装置8によりアクセスされる。また、転
送状況管理テーブルMDのデータは、画像データの転送
状況を表し、その転送状況データが画像収集保管装置4
によりネットワーク7を介してアクセスされる。このシ
ステム管理制御装置6は、これらのテーブルを管理する
ことにより、画像データの転送を制御する。
【0029】ここで、システム管理制御装置6による、
画像データの転送制御の処理を図3〜6に基づいて説明
する。
【0030】最初に、システムスケジュールテーブルM
Sの設定状況の一例を図3に基づいて説明する。
【0031】システムスケジュールテーブルMSの時刻
データは、図3に示すように、起動プロセスと起動時刻
との項目から構成され、前者が各転送処理の内容(収集
データ格納、収集データ転送、過去データ読み出し、過
去データ転送)を表し、また、後者が前者の各転送処理
を起動させる時刻(T1,T2,T3,T4)を表す。
この時刻データは、外部装置8からキー入力等の操作で
外部設定値として登録できるし、一方、その外部装置8
から登録しないときには、このシステム管理制御装置6
に予め格納されているデフォルト値(既定値)を自動的
に採用する。前者のデータ(外部設定値)は、例えば、
検査の予約時、当日受付時やモダリティによる検査時等
に外部装置8によって入力される。そして、その入力デ
ータは、ネットワーク7を介してシステム管理制御装置
6のシステムスケジュールテーブルMSに登録される。
つまり、外部設定値は、デフォルト値よりも優先的に採
用される。
【0032】これらのデータ(外部設定値及びデフォル
ト値)で表示される時刻は、このシステムの運用上、例
えば、検査終了後(つまり、モダリティ2で画像データ
が生成されるとき)から何分以内、毎日某時、又は某日
某時等の指定方法によって設定される。なぜなら、この
時刻の指定は、画像データを入出力させるHD4c及び
OD4dに掛かる負荷が増加する時間帯、即ち検査の集
中するとき(画像データが生成される頻度が増すとき)
や読影作業の集中するとき(画像データが参照される頻
度が増すとき)等を避けるように設定するためである。
【0033】次に、転送状況管理テーブルMDの登録状
況の一例を図4に基づいて説明する。
【0034】転送状況管理テーブルMDのデータは、図
4に示すように、収集検査ID、画像ID,収集日、転
送状況(HD格納、OD格納、端末転送)、関連過去画
像ID、転送状況(OD有無、OD読出、端末転送)の
項目とから構成され、このデータの1行分が1つの画像
データ(画像ID)に関する転送状況を表す。この転送
状況管理テーブルMDのデータは、画像収集保管装置4
から常にアクセスできるようになっている。また、この
テーブルMDのデータは、転送の処理の進み具合に応じ
て画像データごとに書き換え可能となっている。このた
め、画像収集保管装置4は、この転送状況データMDを
参照することにより、転送の対象となる画像データの中
で未転送のものを把握できるし、また、転送の処理が終
了したか否かを判断できる。
【0035】次に、システム管理制御装置6による、画
像データの転送制御の処理を図5及び6に基づいて説明
する。
【0036】まず、図5によりシステムスケジュールテ
ーブルMSのデータ格納の処理を説明する。
【0037】最初に、ステップ11にて、外部装置8か
ら転送時期を設定したデータが、ネットワーク7を介し
てシステム管理制御装置6に受信されたか否かが判断さ
れる。このステップ11でYES(入力データあり)と
判断されるときに、ステップ12にてその指定データが
優先度の最も高い時刻設定値として採用され、一方、同
ステップ11でNO(入力データなし)と判断されると
きに、ステップ13にてデフォルト値が採用される。次
いで、ステップ14又はステップ15の内のいずれか一
方で採用されたデータがステップ16にてシステムスケ
ジュールテーブルMSに登録される。ただし、外部装置
8から設定される入力データが複数あった場合には、例
えばシステム運用に応じて優先順位を予め設定し、その
優先度の最も高い入力データを時刻設定値として登録す
る。その優先順位の設定は、例えば優先度の高い順から
画像診断の検査時、受付時、予約時等とする。
【0038】次に、図6により画像データの転送制御の
処理(本発明の転送時期制御手段の要部を成す)を説明
する。
【0039】最初に、画像データが画像収集保管装置4
のHD4cに保管されると、ステップ21(本発明の判
断手段の要部を成す)にてこの画像データを緊急に転送
するか否かが判断される。この判断は、例えば、画像デ
ータに付随する付帯情報(検査ID、画像ID等のテキ
ストデータ)等に登録されるフラグ等のデータを識別す
る所定のアルゴリズムによって行なわれる。その結果、
YES(緊急に転送する)と判断されるときに、ステッ
プ22(本発明の緊急転送指令の要部を成す)にて画像
データを緊急に読影WSに転送するように画像収集保管
装置4へ緊急転送の指令が出され、ステップ23にて処
理終了か否かが判断される。これに対して、ステップ2
1でNO(緊急転送しない)と判断されるときに、ステ
ップ24に以降して、システムスケジュールテーブルM
Sが参照され、ステップ25にて同テーブルMSに登録
された時刻になった否かが判断される。
【0040】この結果、YES(時刻になった)と判断
されるときに、ステップ26にて転送状況テーブルMD
が参照され、ステップ27にて画像収集管理装置4へ各
種転送(収集データ転送、収集データ格納、過去データ
読み出し、過去データ転送)処理の指令が出され、ステ
ップ23に移行する。また、ステップ25でNO(時刻
でない)と判断されると、ステップ23に移行する。こ
のステップ23でYESと判断されると、転送制御の処
理を終了し、同ステップ23でNOと判断されると、ス
テップ21に戻り、同様の処理を繰り返す。
【0041】次に、画像収集保管装置4のHD4cに保
管された画像データの転送の処理(本発明のデータ転送
手段の要部を成す)を図7〜11に基づいて説明する。
【0042】最初に、緊急転送の処理を図7に基づいて
説明する。
【0043】まず、システム管理制御装置6から緊急転
送処理の指令が出されると、ステップ31〜34にて収
集データ格納、収集データ転送、過去データ読み出し、
過去データ転送の各処理(各処理の内容は、下記に説明
する)の指令を出し、その各処理を順次実行する。次い
で、ステップ35にて処理終了か否かが、転送状況管理
テーブルMDのデータを参照にして判断される。この結
果、YESと判断されると処理を終了し、NOと判断さ
れるとステップ31に戻って同様の処理を繰り返す。
【0044】次に、収集データ格納の処理(本発明の収
集データ第1転送手段を成す)を図8に基づいて説明す
る。
【0045】まず、収集データ格納処理の指令が出され
ると、ステップ41にてHD4cに一時的に格納されて
いる画像データをOD4dへ転送する。次いで、ステッ
プ42にて処理終了か否かが、転送状況管理テーブルM
Dのデータを参照にして判断される。この結果、YES
と判断されると処理を終了し、NOと判断されるとステ
ップ41に戻って同様の処理を繰り返す。
【0046】次に、収集データ転送の処理(本発明の収
集データ第2転送手段を成す)を図9に基づいて説明す
る。
【0047】まず、収集データ転送処理の指令が出され
ると、ステップ51にてHD4c内の画像データの保管
状態が判断される。その結果、YES(画像データがH
D4cに保管されていない)と判断されると、ステップ
52にてその画像データをOD4dからHD4cへ転送
し、ステップ53の処理に移行する。一方、ステップ5
1でNO(画像データがHD4cに一時的に保管されて
いる)と判断されると、ステップ53にて画像データを
HD4cから読影WS5へ転送する。次いで、ステップ
54にて処理終了か否かが、転送状況管理テーブルMD
のデータを参照にして判断される。この結果、YESと
判断されると処理を終了し、NOと判断されるとステッ
プ41に戻って同様の処理を繰り返す。
【0048】次に、過去データ読み出しの処理(本発明
の過去データ第1転送手段を成す)を図10に基づいて
説明する。
【0049】まず、過去データ読み出し処理の指令が出
されると、ステップ61にて読影WS5から要求される
確率の高い参照用の過去画像データが予測される。この
予測は、所定のアルゴリズム(例えば、特開平5−73
619号公報等)によって処理される。例えば、同一の
対象患者で前回検査時の過去画像データは、前々回の検
査時のものよりも参照される確率は高く、あるいは同一
の対象患者で過去に受けた同一検査の過去画像データ等
も同様に確率が高い。次いで、ステップ61で予測され
た過去画像データをステップ62にてOD4dからHD
4cへ転送する。次いで、ステップ63にて処理終了か
否かが、転送状況管理テーブルMDのデータを参照にし
て判断される。この結果、YESと判断されると処理を
終了し、NOと判断されるとステップ61に戻って同様
の処理を繰り返す。
【0050】次に、過去データ転送の処理(本発明の過
去データ第2転送手段を成す)を図11に基づいて説明
する。
【0051】まず、過去データ転送処理の指令が出され
ると、ステップ71にてHD4cへ転送された過去画像
データを読影WS5へ転送する。次いで、ステップ72
にて処理終了か否かが、転送状況管理テーブルMDのデ
ータを参照にして判断される。この結果、YESと判断
されると処理を終了し、NOと判断されるとステップ7
1に戻って同様の処理を繰り返す。
【0052】次に、全体の動作を図12に基づいて説明
する。
【0053】まず、ある病院でシステムの運用上、画像
データの転送時期は、図12に示すシステムスケジュー
ルテーブルMSの時刻設定値によって設定されたとす
る。
【0054】この場合、モダリティ2で生成された画像
データは、画像収集保管装置4のHD4cに一時的に格
納されると、システム管理制御装置6の転送制御の処理
によって緊急転送するか否かが判断される。その結果、
緊急転送の指令が出されると、画像データは画像収集保
管装置4のHD4cからOD4dへ転送されて保存され
るとともに、HD4cで一時的に保管状態にある画像デ
ータが読影WS5へ転送される。
【0055】次いで、システム管理制御装置6の指令に
よって収集データ格納の処理が随時実行され、画像デー
タがHD4cからOD4dへ転送される。この転送が終
了すると、画像データは、OD4dに保存されるととも
に、新たな画像データによって更新されるまでHD4c
に一時的に保管されている。この収集データ格納の処理
は、画像データごとに随時実行される。
【0056】次いで、時刻=17:00になると、シス
テム管理制御装置6の指令によって収集データ転送処理
が開始される。この処理は、HD4cに一時的に保管さ
れている画像データを読影WS5へ転送することによっ
て行なわれる。ただし、画像データが大量のためにHD
4c内のデータが更新された場合、OD4dに保存され
ている画像データをHD4cへ転送した後、読影WS5
へ転送される。
【0057】次いで、時刻=19:00になると、シス
テム管理制御装置6の指令によって過去データ読み出し
処理と過去データ転送処理とが開始される。この処理
は、同一患者で参照される確率の高い過去画像データが
所定のアルゴリズムによって検索され、OD4dからH
D4cへ転送される。そして、HD4dへ転送された過
去画像データは、読影WS5へ転送される。
【0058】このように、画像収集保管装置内のハード
ディスクと光ディスクとの間、及び画像保管装置と読影
WSとの間で画像データの転送時期を予め設定できるた
め、画像データ転送の処理は、検査時、読影時等の時間
帯に集中しなくなる。従って、画像データを入出力する
ディスクに掛かる負荷が時間軸上で適宜に分散されるた
め、患者の診断効率を含むシステム全体のスループット
が向上し、且つ、患者の診断時間が短縮されるようにな
る。
【0059】なお、本発明に係る第1の記憶装置はハー
ドディスク(磁気ディスク)に限定されることなく、ア
クセス時間の短い低速の記憶装置であればよい。また、
第2の記憶装置は光ディスクに限定されることなく、例
えば光磁気ディスク等の大容量の記憶装置であればよ
い。
【0060】さらに、本発明に係るデータ保管通信シス
テムは医用画像保管通信システムに限定されることはな
い。例えば、放射線科情報システム或いは病院総合情報
システム等のテキストデータを扱うシステムに適用して
もよい。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜7記載
の発明に係るデータ保管通信システムにあっては、転送
スケジュールに基づいてデータ転送の時期を判断させ、
記憶媒体及び端末の各々の各要素間におけるデータ転送
を制御させるようにしたので、データの入出力に掛かる
負荷を時間軸上で適宜に分散でき、これにより、データ
を効率良く転送でき、その結果、システム全体のスルー
プットが向上することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のクレーム対応図。
【図2】実施例に係る医用画像保管通信システムのハー
ド構成を示す概略図。
【図3】システムスケジュールテーブルの一例を示す
図。
【図4】転送状況管理テーブルの一例を示す図。
【図5】システムスケジュールテーブルののデータ格納
処理を示す概略のフローチャート。
【図6】画像データの転送制御の処理を示す概略のフロ
ーチャート。
【図7】画像データの緊急転送の処理を示す概略のフロ
ーチャート。
【図8】収集データ格納の処理を示す概略のフローチャ
ート。
【図9】収集データ転送の処理を示す概略のフローチャ
ート。
【図10】過去データ読み出しの処理を示す概略のフロ
ーチャート。
【図11】過去データ転送の処理を示す概略のフローチ
ャート。
【図12】実施例の全体の動作に係るシステムスケジュ
ールテーブルの一例を示す図。
【図13】従来例に係るデータ保管通信システムの構成
を示す概略のブロック図。
【符号の説明】
1 医用画像保管通信システム 3 伝送路 4 画像収集保管装置 5 読影WS 6 システム管理制御装置 7 ネットワーク MS システムスケジュールテーブル MD 転送状況管理テーブル
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/42 Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを保管する記憶媒体と、上記デー
    タを参照する少なくとも1つの端末装置とを備え、上記
    記憶媒体及び端末装置を通信可能に接続したデータ保管
    通信システムにおいて、上記記憶媒体及び上記端末装置
    の各々の要素間のデータ転送を担うデータ転送手段と、
    このデータ転送手段によるデータ転送の時期を転送スケ
    ジュールに基づいて制御する転送時期制御手段とを備え
    たことを特徴とするデータ保管通信システム。
  2. 【請求項2】 前記データは医用モダリティで得られた
    画像データである請求項1記載のデータ保管通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記記憶媒体は、高速且つ小容量の第1
    の記憶媒体と、低速且つ大容量の第2の記憶媒体とから
    成る請求項2記載のデータ保管通信システム。
  4. 【請求項4】 前記データ転送手段は、前記第1の記憶
    媒体に格納された画像データを前記第2の記憶媒体に転
    送する収集データ第1転送手段と、前記第1の記憶媒体
    に格納された画像データを前記端末装置に転送する収集
    データ第2転送手段と、前記第2の記憶媒体に格納され
    ている過去の画像データを前記第1の記憶媒体に転送す
    る過去データ第1転送手段と、前記第1の記憶媒体に転
    送された過去データを前記端末装置に転送する過去デー
    タ第2転送手段とである請求項3記載のデータ保管通信
    システム。
  5. 【請求項5】 前記転送時期制御手段は、前記画像デー
    タを緊急転送すべきか否かを判断する判断手段と、この
    判断手段により緊急転送が判断されたとき、前記複数の
    データ転送手段の内の所要の手段に画像データの緊急転
    送を指令する緊急転送指令手段とを付加した請求項4記
    載のデータ保管通信システム。
  6. 【請求項6】 前記転送時期制御手段は、前記転送スケ
    ジュールのデータを記憶したスケジュールテーブルを有
    する請求項2記載のデータ保管通信システム。
  7. 【請求項7】 前記スケジュールテーブルは、転送スケ
    ジュールのデータを書き換え可能に形成されている請求
    項6記載のデータ保管通信システム。
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