JPH0681580A - シールド掘進機の自動方向制御装置 - Google Patents

シールド掘進機の自動方向制御装置

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JPH0681580A
JPH0681580A JP23576192A JP23576192A JPH0681580A JP H0681580 A JPH0681580 A JP H0681580A JP 23576192 A JP23576192 A JP 23576192A JP 23576192 A JP23576192 A JP 23576192A JP H0681580 A JPH0681580 A JP H0681580A
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JP
Japan
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amount
rotational moment
jack
deviation
section
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JP23576192A
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English (en)
Inventor
Kazuo Kodaira
一穂 小平
Seiji Saotome
誠次 早乙女
Toru Ishikawa
石川  亨
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 土質変化の影響を受けずに施工精度の高い掘
進が可能なシールド掘進機の自動方向制御装置を提供す
ること。 【構成】 ずれ量計算装置11は、掘削部に設定された
代表点Pの位置検出情報と姿勢検出情報と計画線情報と
から計画線からの位置ずれ量と角度ずれ量とを計算す
る。回転モーメント計算装置12は、前記計算された位
置ずれ量と角度ずれ量とから回転モーメントの指令値を
計算する。片押し度計算装置13は、前記回転モーメン
トの指令値とジャッキ推力の検出値とにもとづいて片押
し度を計算する。ジャッキパターン選定装置14は、前
記片押し度にもとづいて最適なジャッキパターンの選定
を行う。前記回転モーメント計算装置は、あらかじめ定
められたモデルにもとづいてシールド掘進機の横ずれ量
や回転モーメントのオフセット値等をパラメータとして
これらのパラメータを学習させながら前記回転モーメン
トの指令値を計算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は地中にトンネル等の通路
をつくるためのシールド掘進機に関し、特にトンネル計
画線からの姿勢、位置ずれを最小にしながら掘進させる
ための自動方向制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】大型のシールド掘進機においては、円形
の掘削部をその背後から複数のジャッキで支持して推進
させるようにしており、トンネル計画線に沿って推進さ
せるためには方向制御が必要である。方向制御は、周方
向に間隔をおいて配置された複数のジャッキにより掘削
部へ推進方向に対して回転モーメントを付与することで
行われ、この回転モーメントは複数のジャッキのうちど
れをオンとするかで変化させることができる。通常、ジ
ャッキの本数は10本以上であり、オンとされるジャッ
キの組合わせはジャッキパターンと呼ばれ、例えば16
本のジャッキの場合、ジャッキパターンの種類は216
に及ぶ。
【0003】これまでの方向制御装置について簡単に説
明すると、シールド掘進機の現在の位置、方向と、予め
定める計画路線の位置、方向とを比較して、そのずれ量
を入力とし、ファジイ推論によってそのずれ量を少なく
するような片押し度変化量を求めるファジイ制御装置を
使用し、このファジイ制御装置に対して、過去の掘進前
の位置、方向と、掘進後のそれらの位置、方向の各移動
量に応じては、方向制御の精度をあげるように、片押し
度変化量を表すメンバシップ関数を修正し、その修正さ
れたメンバシップ関数より求められた片押し度変化量に
基づき、周方向に複数個設けられているジャッキのう
ち、推力駆動すべきジャッキを選択するようにしたもの
がある(例えば、特開平2−186097号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな自動方向制御装置では、ファジイ制御装置における
初期のメンバシップ関数の設定によってはシールド掘進
機の進行に蛇行を生じたりする問題点がある。また、土
質の変化に対してはメンバシップ関数のパラメータを変
更することで対応するようにしているが、因果関係が明
確でないために、土質の変化が頻繁に生ずるような地層
の掘削においては計画線に沿った進行が困難となる場合
がある。
【0005】それ故、本発明の課題は土質変化の影響を
受けずに施工精度の高い掘進が可能なシールド掘進機の
自動方向制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、掘削部を複数
のジャッキで推進しながらトンネルを掘削し、前記複数
のジャッキのうちどのジャッキをオンとするかを規定す
るジャッキパターンを適宜選定しながら前記掘削部を計
画線に沿って推進せしめるためのシールド掘進機の自動
方向制御装置であり、あらかじめ定められた距離Lを一
区間として定め、該1区間の終点で前記掘削部に設定さ
れた代表点Pの位置検出情報と姿勢検出情報と計画線情
報とから前記計画線からの位置ずれ量と角度ずれ量とを
計算するずれ量計算部と、前記計算された位置ずれ量と
角度ずれ量とから回転モーメントの指令値を計算する回
転モーメント計算部と、前記回転モーメントの指令値と
ジャッキ推力の検出値とにもとづいて片押し度を計算す
る片押し度計算部と、前記片押し度にもとづいて最適な
ジャッキパターンの選定を行うジャッキパターン選定部
とを含み、前記回転モーメント計算装置は、あらかじめ
定められたモデルにもとづいてシールド掘進機の横ずれ
量や回転モーメントのオフセット値等をパラメータとし
てこれらのパラメータを学習させながら前記回転モーメ
ントの指令値を計算することを特徴とする。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示し、ずれ
量計算装置11、回転モーメント計算装置12、片押し
度計算装置13、ジャッキパターン選定装置14を含ん
でいる。ずれ量計算装置11は、設定装置(図示せず)
から入力された計画線を示す計画線情報とシールド掘進
機本体15に搭載されたジャイロ、傾斜計等の測定機器
から送られてくる位置検出情報と姿勢検出情報とを用い
て計画線からの水平方向、垂直方向に関する位置ずれ量
H ,dV と角度ずれ量θH ,θV とを計算する。回転
モーメント計算装置12は、前記計算された位置ずれ量
と角度ずれ量とから掘削部に作用させるべき水平方向、
垂直方向の回転モーメントMH ,MVを計算する。
【0008】片押し度計算装置13は、計算された回転
モーメントMH ,MV とジャッキ推力の検出値とを用い
て水平方向、垂直方向の片押し度FH ,FV を計算す
る。ジャッキパターン選定装置14は、計算された片押
し度FH ,FV を用いてジャッキパターンテーブルの中
から最適なジャッキパターンを選定する。
【0009】以上のような構成により、単位距離掘進す
る毎に計画線情報とシールド掘進機の位置検出情報とを
用いて順次所定の計算を行なって最終的に最適なジャッ
キパターンを選択し、そのジャッキパターンをシールド
掘進機本体15に指令値として送り、次の単位距離の掘
進を行う。
【0010】はじめに、ずれ量計算装置11について詳
しく説明する。図2(a)に示すように、シールド掘進
機本体15に代表点P(例えば、掘削部の切刃面の中心
点)を設定し、この代表点Pから計画線Sに下した垂線
と計画線Sとの交点をOとする。次に、図2(b)に示
すように、Oを原点とし、計画線Sに垂直な面をH(H
orizontal)−V(Vertical)平面と
定義する。この時、代表点PのH−V平面内での座標を
(dH ,dV )とし、dH ,dV をそれぞれ水平方向の
位置ずれ量、垂直方向の位置ずれ量とする。
【0011】次に、図2(c)に示すように、計画線S
と水平線Hとを含むH−S平面を想定し、シールド掘進
機本体15をH−S平面に投影した時のシールド掘進機
本体15の進行方向と計画線Sとの間の角度をθH とす
る。同様に、図2(d)に示すように、計画線Sと垂直
線Vとを含むV−S平面を想定し、シールド掘進機本体
15をV−S平面に投影した時のシールド掘進機本体1
5の進行方向と計画線Sとの間の角度をθV とする。こ
の時、θH ,θV はそれぞれ、水平方向の角度ずれ量、
垂直方向の角度ずれ量となる。
【0012】ずれ量計算装置11は、計画線情報とジャ
イロ、傾斜計等の測定機器から送られてくる現在地を表
わす情報や進行方向を表わす情報、更にはシールド掘進
機本体15の傾きを表わす情報等を含む位置検出情報と
により、上記H−V平面、H−S平面を用いて位置ずれ
量dH ,dV と角度ずれ量θH ,θV とを算出して回転
モーメント計算装置12に出力する。
【0013】次に、本発明の特徴部分である回転モーメ
ント計算装置12について説明する。回転モーメント計
算装置12は、以下に述べるようなアルゴリズムにもと
づいて水平方向、垂直方向に関する回転モーメント
H ,MV を算出するが、回転モーメンMH ,MV の計
算方法は同じであるので、ここでは水平方向の回転モー
メントMH のみについて説明する。
【0014】シールド掘進機のある単位距離位置iでの
位置ずれ量をdHi、角度のずれ量をθHi、その時に加え
られた回転モーメントをMHiとすると、回転モーメント
計算装置12の目的は、単位距離L(例えば40mm)
だけ掘進した次の単位距離位置(i+1)での回転モー
メントMH,i+1 を算出することにある。まず、シールド
掘進機の挙動モデルとして図8のモデルを仮定する。
【0015】この挙動モデル中で加えられた回転モーメ
ントMHiからこれによって生ずる角度変化量ΔθHiには
一定の関係があると考えられ、これを比例関係とすれ
ば、角度変化量ΔθHiは次の数式1で表わされる。
【0016】
【数1】 ここで、K1 は比例定数、MHof は一定の姿勢角度を維
持するために必要なモーメントである。本発明ではこの
M−Δθの関係を表すK1 、MHof を掘進中の掘進機の
挙動から逐次計算している。この方式を以下に述べる。
【0017】図3は角度θと回転モーメントの一例を示
し、ここでは区間6が最新の区間で、この間に回転モー
メントの計算値としてM11〜M14が得られたものとす
る。なお、θ0 は区間5における角度検出値、θ4 は区
間6における終点の角度検出値である。
【0018】最新の区間6の終点で、区間6の平均回転
モーメントMH6、角度変化量ΔθH6を次の数式2,数式
3により求める。
【0019】
【数2】
【0020】
【数3】
【0021】図4aは区間6より前で既に掘削を終了し
ている区間1〜5で前述の方法により求められた平均回
転モーメントと角度変化量との関係をM−Δθ平面上に
プロット(P1〜P5)したものであり、図4bは図4
aに区間6で求められた平均回転モーメントMH6と角度
変化量ΔθH6との関係をP6として加えたものである。
なお、区画6におけるM−Δθモデル作成のために利用
される過去のデータは、ここでは最新の区間6より前の
4区間2,3,4,5であり、したがって図4bでは区
間1のデータは削除されている。
【0022】このようにして、区間6のM−Δθモデル
作成を、最新の区間6のデータとそれより前の区間2〜
5の各データとを合わせた5区間5点のデータから、数
式1で表わされる一次式近似直線を作成し、比例定数K
1 を一次式近似直線の傾き、モーメントMHof をオフセ
ット値としてそれぞれ以下に述べる方法により求める。
【0023】図5を参照して、ステップSS1では5点
のデータの散らばり具合を判定する。これは5点のデー
タパターンが後述する直接計算方法を適用できるパター
ンであるかどうかを判定するものである。直接計算方法
は、5点のデータから一次式近似直線を推定する方法で
あり、5点のデータが1点に集中するような場合には適
用できず、ある程度以上の範囲に、ある程度以上の相関
関係をもってデータ点が散らばっている必要がある。5
点のデータが適当に散らばっている場合には、処理はス
テップSS2に進む。
【0024】ステップSS2では、図4bに示されるよ
うな5点のデータから直接、一次式近似直線の傾きK1
とオフセット値MHof とを計算により求める。計算手法
としては、最小自乗法が代表的な例としてあげられる
が、他の方法でも良い。傾きK1 とオフセット値MHof
が計算されると、傾きK1 に対して図6に示す所定の範
囲K1 max (上限値)、K1 min (下限値)内におさま
っているかどうかの判定が行われる(ステップSS3,
SS4)。そして、傾きK1 がK1 min <K1 <K
1 max の条件を満たしていれば、一次式近似モデルΔθ
=K1 (M−MHof )が確定する(ステップSS5)。
【0025】一方、ステップSS1においてデータの散
らばり具合が適当でないと判定された場合、あるいはス
テップSS3,SS4において傾きK1 が所定の範囲を
越えていると判定された場合、傾きは区間5において求
められたものを用いる(ステップSS6)。
【0026】次に、ステップSS7では、区間6の終点
における角度変化量ΔθH6が図7に破線で示すような、
許容範囲内に入っているかどうかを判定し、許容範囲内
に入っていればオフセット値も区間5において求められ
たものを用いる(ステップSS8)。これは、前回作成
されたM−Δθモデルに対し、すべてのデータが一定の
許容範囲内に入っていれば、前回モデルは十分にM−Δ
θ特性を表しておりモデルの変更を必要としないという
理由による。
【0027】これに対し、ステップSS7で角度変化量
ΔθH6が、図7に点P6で示すように、所定範囲から外
れている場合には、ステップSS9に進んで一次式近似
直線を平行移動させるようにし、オフセット値で調整を
行う。この場合、傾きK1 は前回の値で既知であるか
ら、図7の点P6を通る直線のオフセット値MHof6は次
の数式4で求められる。
【0028】
【数4】
【0029】このようにして求めた最新の区間6を含む
数区間のオフセット値の平均をもって最新モデルのオフ
セット値MHof とする。例えば、数区間を3区間とすれ
ば、最新モデルのオフセット値MHof は次の数式5で求
められる。
【0030】
【数5】 但し、MH4,MH5はそれぞれ、区間4,5におけるモデ
ル作成により求められた回転モーメントであり、Δ
θH4,ΔθH5はそれぞれ、区間4,5の終点における角
度変化量である。
【0031】次に、位置iから位置(i+1)の間で変
化する位置ずれ量dH の変化量ΔdHiは次の数式6で表
せる。
【0032】
【数6】
【0033】ここで、K2 は比例定数で理論的には1で
あるが、土質によって変化する。また、θHof はシール
ド掘進機が図9のように横すべりしている場合のオフセ
ット値である。これらのパラメータK2 ,θHof は、シ
ールド掘進機の過去の挙動(過去1リング(通常900
mm)〜数リング分程度)から回帰分析等の手法を用い
て算出する。そして、1リング毎に更新してゆくことで
土質の変化に追従させるが、これは1リング分より短か
くても良い。
【0034】そこで、図8の挙動モデルの逆モデルを図
10に示すように作成し、回転モーメントMH,i+1 を計
算する。図10中、Kθ,Kd は角度ずれ量、位置ずれ
量に関しての補正ゲインであり、理想的には1である
が、蛇行が大きい場合には1以下の値に設定する。これ
は、シールド掘進機の初期調整時に行われる。
【0035】以上のような処理方法により、土質によっ
て変化する横ずれ量θHof や、回転モーメントのオフセ
ット値MHof を、掘進しながら変更してゆくことがで
き、土質の変化に適応した回転モーメントの指令値MH
を出力する。垂直方向の回転モーメントの指令値MV
ついても同様に算出して出力する。
【0036】片押し度計算装置13では、シールド掘進
機本体15で計測されたジャッキ推力と回転モーメント
指令値MH ,MV により、次の数式7、数式8で表わさ
れる水平方向、垂直方向の片押し度(力点座標)FH
V を計算する。
【0037】
【数7】
【0038】
【数8】
【0039】但し、nは掘進に使用しているジャッキの
本数、rはジャッキの取付け半径、FJ はジャッキ1本
あたりのジャッキ推力で(ジャッキへの供給油圧×ジャ
ッキシリンダ面積)で計算される。
【0040】ジャッキパターン選定装置14は、片押し
度FH ,FV にもとづいてこれらの組合わせに対応して
あらかじめ用意されているジャッキパターンテーブルよ
り最適なジャッキパターンを選択する。
【0041】以上説明してきたように、本発明ではシー
ルド掘進機が短距離の1区間(例えば40mm)掘進す
る毎に、過去の4区間分のデータと現在の最新データと
により最小自乗法等を用いてモデルを区間毎に演算作成
し、このモデルにより次に出力すべき回転モーメントを
求め、この回転モーメントに最適なジャッキパターンを
選択して次の区間の掘進を行う。なお、実施例では、4
0mm毎にモデルを作成するようにしているが、これを
20mm、10mmというように小さくしてゆくことに
より、より連続制御に近い形となり、より正確なモデル
を作成してトンネル施工精度を向上させることができ
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、土質の変化に対応しながら自動方向制御を行うこと
ができ、施工精度の向上を図ることができる。また、熟
練度を必要とするような特別な作業無しで、自動方向制
御を行うことができ、初心者でもオペレータとして従事
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示されたずれ量計算装置11を説明する
ためにシールド掘進機本体と計画線との関係を示した図
である。
【図3】図1に示された回転モーメント計算装置12を
説明するために掘進距離と角度ずれ量、回転モーメント
を示した図。
【図4】図1に示された回転モーメント計算装置12の
動作を説明するために回転モーメントと角度ずれ量との
関係を示した図。
【図5】図1に示された回転モーメント計算装置12の
パラメータ変更動作を説明するためのフローチャート
図。
【図6】図1に示された回転モーメント計算装置12の
パラメータ変更動作の各種条件設定を説明するための
図。
【図7】図1に示された回転モーメント計算装置12の
パラメータ変更動作に必要な各種条件設定の原理を説明
するための図。
【図8】図1における回転モーメント計算装置12の動
作を説明するためのシールド掘進機の挙動モデル図であ
る。
【図9】シールド掘進機における横ずれ量を説明するた
めの図である。
【図10】図1における回転モーメント計算装置12に
適用されるモデル図で図8の逆モデル図である。
【符号の説明】
11 ずれ量計算装置 12 回転モーメント計算装置 13 片押し度計算装置 14 ジャッキパターン選定装置 15 シールド掘進機本体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掘削部を複数のジャッキで推進しながら
    トンネルを掘削し、前記複数のジャッキのうちどのジャ
    ッキをオンとするかを規定するジャッキパターンを適宜
    選定しながら前記掘削部を計画線に沿って推進せしめる
    ためのシールド掘進機の自動方向制御装置において、あ
    らかじめ定められた距離Lを一区間として定め、該1区
    間の終点で前記掘削部に設定された代表点Pの位置検出
    情報と姿勢検出情報と計画線情報とから前記計画線から
    の位置ずれ量と角度ずれ量とを計算するずれ量計算部
    と、前記計算された位置ずれ量と角度ずれ量とから回転
    モーメントの指令値を計算する回転モーメント計算部
    と、前記回転モーメントの指令値とジャッキ推力の検出
    値とにもとづいて片押し度を計算する片押し度計算部
    と、前記片押し度にもとづいて最適なジャッキパターン
    の選定を行うジャッキパターン選定部とを含み、前記回
    転モーメント計算装置は、あらかじめ定められたモデル
    にもとづいてシールド掘進機の横ずれ量や回転モーメン
    トのオフセット値等をパラメータとしてこれらのパラメ
    ータを学習させながら前記回転モーメントの指令値を計
    算するものであることを特徴とするシールド掘進機の自
    動方向制御装置。
JP23576192A 1992-09-03 1992-09-03 シールド掘進機の自動方向制御装置 Pending JPH0681580A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023516213A (ja) * 2021-03-22 2023-04-18 中▲鉄▼九局集▲団▼第四工程有限公司 シールド掘進姿勢のずれ修正制御の方法及び装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04209295A (ja) * 1990-11-30 1992-07-30 Konoike Constr Ltd シールド掘進機における推進ジャッキの制御方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980715