JPH0676923A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JPH0676923A
JPH0676923A JP23098492A JP23098492A JPH0676923A JP H0676923 A JPH0676923 A JP H0676923A JP 23098492 A JP23098492 A JP 23098492A JP 23098492 A JP23098492 A JP 23098492A JP H0676923 A JPH0676923 A JP H0676923A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の加熱調理器は、ノイズを発生させる
ことがなく、しかも、発光性のヒータのちらつき強度を
低く抑えるようにしている。 【構成】 制御回路38は、サイクル制御における通断
電1周期に対する通電サイクルの割合が1/3を上回る
ときには、通電波形を電源周波数の1サイクルとし、該
1/3以下であるときには、通電波形を電源周波数の半
サイクルとする。従って、ちらつきの強度が強くなると
予想されるサイクル制御パターンにおいて通電波形が半
サイクルとされ、もって、ハロゲンランプヒータ21な
いし24通電時での発光強度が下がり、この結果ちらつ
きの強度が低くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発光性のヒータを備え
た加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種加熱調理器としては、
いわゆるクッキングヒータが知られている。図7には、
システムキッチンとして台所に組み込まれたクッキング
ヒータを示している。キャビネット1にはヒータユニッ
ト2,3および4を有するレンジ部5が組み込まれてお
り、これらヒータユニット2,3および4の上方部には
半透明の耐熱ガラスからなるトッププレート6が設けら
れている。上記ヒータユニット2,3は発光性のヒータ
を有する同一構成のもので、他のヒータユニット4はニ
クロム線ヒータを有して構成されている。
【0003】ヒータユニット2,3は発光性のヒータと
して例えば4本のハロゲンランプヒータ7を有してい
る。なお、これらハロゲンランプヒータ7の上には安全
スイッチの感温部8が配設されている。
【0004】しかして、ヒータユニット2により調理を
する場合には、被加熱物としての例えば調理鍋を、トッ
ププレート6上に載せ、ハロゲンランプヒータ7を通電
して被加熱物を加熱するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このもので
は、加熱強度を調整するについて、位相制御によりヒー
タ7に対する入力を制御することで加熱強度を制御する
ようにしている。しかしながらこの場合、位相制御に用
いるスイッチング素子の点弧時に雑音が発生する問題が
あり、これを防止するためには、ノイズフィルターが必
要になり、コスト高を来してしまう。また、ノイズフィ
ルターを用いても雑音を完全に除去することはできず、
電話等にその雑音が入ってしまう。
【0006】この対策として、図8に示すように、交流
電源を交流波形のゼロクロスで点弧するいわゆるサイク
ル制御してハロゲンランプヒータ7に給電することによ
り、加熱強度を調整することを考えている。ところで、
この場合、通電および断電の割合や断電時間によって
は、ハロゲンランプヒータ7の発光が断続することでい
わゆるちらつきが発生する。このちらつきは不可避的に
発生することなのでやむを得ないが、このちらつき(発
光状態と非発光状態との明るさの差)が強く感じること
がある。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、発光性のヒータを有し、このヒータ
に交流電源をサイクル制御して給電することにより加熱
強度を調整するようにしたものにおいて、加熱強度の調
整するについてノイズを発生させることがなく、しか
も、発光性のヒータのちらつき強度を低く抑えることが
できる加熱調理器を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の加熱調理器は、
発光性のヒータを有し、このヒータに交流電源をサイク
ル制御して給電することにより加熱強度を調整するよう
にしたものにおいて、前記サイクル制御における通断電
1周期に対する通電サイクルの割合が1/3を上回ると
きには、通電波形を電源周波数の1サイクルとし、該1
/3以下の所定範囲であるときには、通電波形を電源周
波数の半サイクルとする加熱強度制御手段を設けたとこ
ろに特徴を有する(請求項1の発明)。
【0009】他の発明の加熱調理器は、発光性のヒータ
を有し、このヒータに交流電源をサイクル制御して給電
することにより加熱強度を調整するようにしたものにお
いて、前記サイクル制御における断電時間が31msec
を下回ると、通電波形を電源周波数の1サイクルとし、
該31msec 上回る所定範囲内で通電波形を電源周波数
の半サイクルとする加熱強度制御手段を設けたところに
特徴を有する(請求項2の発明)。
【0010】上述した各加熱強度制御手段は、サイクル
制御における通電波形が電源周波数の半サイクルである
ときにはその通電波形をプラスとマイナスとが交互とな
るように制御するようにしても良い(請求項3の発
明)。
【0011】
【作用】図8(a)や同図(b)に示すサイクル制御の
場合には、ヒータの発光により全体的に明るいが、ちら
つきの強度はさほど強くなく、むしろ図9(a)や
(b)に示すサイクル制御の場合にちらつきの強度が強
いといった傾向がある。また、図10に示すサイクル制
御の場合には、ちらつきの強度が低くなる。これらのこ
とから、ちらつき強度が強くなるサイクル制御パターン
は、サイクル制御の通電サイクルを1周期(Ta)とし
たときであって、通断電1周期の時間Tにおける通電時
間の割合(Ta/T)がほぼ1/3以下、あるいはこの
時間Tにおける断電時間Tbの長さがほぼ31msec 以
上の場合となっている。
【0012】ただし、(Ta/T)がほぼ1/3以下で
もこの(Ta/T)がかなり低くなると(図10の場合
等)、また、断電時間Tbの長さがほぼ31msec 以上
でもその長さがかなり長くなると(同、図10の場
合)、ちらつきの強度は逆に低くなる傾向がある。
【0013】しかして、請求項1の発明においては、サ
イクル制御における通断電1周期に対する通電サイクル
の割合が1/3を上回るときには、通電波形を電源周波
数の1サイクルとし、該1/3以下の所定範囲であると
きには、通電波形を電源周波数の半サイクルとするか
ら、ちらつきの強度が強くなると予想されるサイクル制
御パターンにおいて通電波形が半サイクルとされ、もっ
て、通電時での発光強度が下がり、この結果ちらつきの
強度が低くなる。
【0014】また、請求項2の発明においては、サイク
ル制御における断電時間が31msec を下回ると、通電
波形を電源周波数の1サイクルとし、該31msec 上回
る所定範囲内で通電波形を電源周波数の半サイクルとす
るから、ちらつきの強度が強くなると予想されるサイク
ル制御パターンにおいて通電波形が半サイクルとされ、
これにより、通電時での発光強度が下がり、この結果ち
らつきの強度が低くなる。
【0015】ここで、サイクル制御における通電波形が
電源周波数の半サイクルであるときにはその通電波形を
プラスとマイナスとが交互となるように制御すれば、半
サイクルの通電波形が常にプラスとなる場合あるいは常
にマイナスとなる場合とは異なり、ヒータのノッチング
現象発生を抑えることができてヒータの使用寿命を延ば
すことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例につき図1ない
し図5を参照しながら説明する。図2においては、加熱
調理器としてクッキングヒータを示し、このクッキング
ヒータはシステムキッチンとして台所に組み込まれてい
る。
【0017】キャビネット11上面にはレンジ部12が
組み込まれ、前面から内部にかけてはロースター部13
が組み込まれ、そして、前面におけるロースター部13
の左右には、操作パネル14,15が組み込まれてい
る。
【0018】上記レンジ部12のケース16の内部に
は、第1のヒータユニット17と、第2のヒータユニッ
ト18と、第3のヒータユニット19とが配設されてい
る。第1のヒータユニット17と第2のヒータユニット
18とは、発光性のヒータであるハロゲンランプヒータ
を備えており、第3のヒータユニット19は発光性が乏
しいニクロム線ヒータを備えている。そして、ケース1
6にはこれらヒータユニット17ないし19を覆うよう
にトッププレート20が設けられている。
【0019】第1のヒータユニット17と第2のヒータ
ユニット18とは同一の構成であり、以下、第1のヒー
タユニット17について述べる。すなわち、このヒータ
ユニット17においては、発光性のヒータとしての4本
のハロゲンランプヒータ21ないし24がほぼ平行に配
設されており、これらハロゲンランプヒータ21ないし
24の上方部には安全スイッチ25(図1参照)の感温
部25aが配設されている。
【0020】また、前記操作パネル14,15には第1
のヒータユニット17用の操作部26、第2のヒータユ
ニット18用の操作部27、第3のヒータユニット19
用の操作部28およびロースター部13用の操作部29
が配設されている。
【0021】第1のヒータユニット17用の操作部26
と第2のヒータユニット18用の操作部27とは同じ構
成であるので、第1のヒータユニット17用の操作部2
6について述べる。図3に示すように、この操作部26
は、加熱運転「入り」スイッチ30、加熱運転「切り」
スイッチ31、加熱強度アップスイッチ32、加熱強度
ダウンスイッチ33、および加熱強度表示用の9個の発
光ダイオード34を有して構成されている。なお、第3
のヒータユニット用の操作部28およびロースター部1
3用の操作部29については本発明と直接関係がないの
で説明は省略する。
【0022】図1には、ハロゲンランプヒータ21ない
し24周りの電気的構成を示している。交流電源35の
電源ライン35a,35b間には、電源スイッチ36
と、前記安全スイッチ25と、並列接続のハロゲンラン
プヒータ21ないし24と、トライアック37とが直列
に接続されている。
【0023】制御回路38はマイクロコンピュータおよ
びA/D変換器を含んで構成されており、この制御回路
38には定電圧回路39から動作電源が与えられると共
に、ゼロクロス回路40からゼロクロス検出信号がそれ
ぞれ与えられるようになっている。
【0024】そして、さらにこの制御回路38には、前
記操作部26の各構成要素である前記加熱運転「入り」
スイッチ30、加熱運転「切り」スイッチ31、加熱強
度アップスイッチ32、加熱強度ダウンスイッチ33、
および9個の加熱強度表示用の発光ダイオード34を接
続している。
【0025】さて、上記制御回路38は加熱強度制御手
段として作用するものであり、以下、第1のヒータユニ
ット17の加熱強度が制御される場合について述べる。
制御回路38は、加熱強度アップスイッチ32または加
熱強度ダウンスイッチ33の操作に基づいて、加熱強度
レベルを[強]、「7」、「6」、「5」…「1」、
「弱」の9段階のいずれかに設定するようになってい
る。しかして各加熱強度レベルについての制御内容を、
図5を参照して述べる。
【0026】(a)加熱強度レベル「強」の場合;トラ
イアック37をゼロクロスで点弧することにより、交流
電源35からの電力をハロゲンランプヒータ21ないし
24に100%給電する。この結果、加熱強度は全ヒー
タ入力換算で「1800W」となる。
【0027】(b)加熱強度レベル「7」の場合;トラ
イアック37に、図4に示すように、交流電源35の1
サイクルのゼロクロスで点弧信号を出力し、次の半サイ
クルは点弧信号を出力せず、次の1サイクルのゼロクロ
スで点弧信号を出力することを繰り返すように制御し、
もって交流電源35の1サイクルで通電し且つ次の半サ
イクル分を断電するというサイクル制御を行なって、ハ
ロゲンランプヒータ21ないし24に給電する。このと
き、このサイクル制御における通断電1周期Tに対する
通電サイクルTaの割合(Ta/T)は2/3である。
この結果、加熱強度は全ヒータ入力換算で「1200
W」となる。
【0028】(c)加熱強度レベル「6」の場合;トラ
イアック37を点弧制御して、交流電源35の1サイク
ルを通電し且つ次の1,5サイクル分を断電するという
サイクル制御を行なって、ハロゲンランプヒータ21な
いし24に給電する。このとき、このサイクル制御にお
ける通断電1周期Tに対する通電サイクルTaの割合
(Ta/T)は2/5である。この結果、加熱強度は全
ヒータ入力換算で「720W」となる。
【0029】(d)加熱強度レベル「5」の場合;トラ
イアック37を点弧制御して、交流電源35の半サイク
ルを通電し且つ次の1サイクル分を断電するというサイ
クル制御を行なって、ハロゲンランプヒータ21ないし
24に給電する。このとき、このサイクル制御における
通断電1周期Tに対する通電サイクルTaの割合(Ta
/T)は1/3である。この結果、加熱強度は全ヒータ
入力換算で「600W」となる。
【0030】(e)加熱強度レベル「4」の場合;トラ
イアック37を点弧制御して、交流電源35の半サイク
ルを通電し且つ次の2サイクル分を断電するというサイ
クル制御を行なって、ハロゲンランプヒータ21ないし
24に給電する。このとき、このサイクル制御における
通断電1周期Tに対する通電サイクルTaの割合(Ta
/T)は1/5である。この結果、加熱強度は全ヒータ
入力換算で「360W」となる。
【0031】(f)加熱強度レベル「3」の場合;トラ
イアック37を点弧制御して、交流電源35の半サイク
ルを通電し且つ次の3サイクル分を断電するというサイ
クル制御を行なって、ハロゲンランプヒータ21ないし
24に給電する。このとき、このサイクル制御における
通断電1周期Tに対する通電サイクルTaの割合(Ta
/T)は1/7である。この結果、加熱強度は全ヒータ
入力換算で「257W」となる。
【0032】(g)加熱強度レベル「2」の場合;トラ
イアック37を点弧制御して、交流電源35の半サイク
ルを通電し且つ次の5サイクル分を断電するというサイ
クル制御を行なって、ハロゲンランプヒータ21ないし
24に給電する。このとき、このサイクル制御における
通断電1周期Tに対する通電サイクルTaの割合(Ta
/T)は1/11である。この結果、加熱強度は全ヒー
タ入力換算で「164W」となる。
【0033】(h)加熱強度レベル「1」の場合;トラ
イアック37を点弧制御して、交流電源35の半サイク
ルを通電し且つ次の8サイクル分を断電するというサイ
クル制御を行なって、ハロゲンランプヒータ21ないし
24に給電する。このとき、このサイクル制御における
通断電1周期Tに対する通電サイクルTaの割合(Ta
/T)は1/17である。この結果、加熱強度は全ヒー
タ入力換算で「106W」となる。
【0034】(i)加熱強度レベル「弱」の場合;トラ
イアック37を点弧制御して、交流電源35の半サイク
ルを通電し且つ次の14.5サイクル分を断電するとい
うサイクル制御を行なって、ハロゲンランプヒータ21
ないし24に給電する。このとき、このサイクル制御に
おける通断電1周期Tに対する通電サイクルTaの割合
(Ta/T)は1/30である。この結果、加熱強度は
全ヒータ入力換算で「61W」となる。
【0035】このような本実施例によれば、サイクル制
御における通断電1周期に対する通電サイクルの割合が
1/3を上回るときには、通電波形を電源周波数の1サ
イクルとし、該1/3以下であるときには、通電波形を
電源周波数の半サイクルとするから、ちらつきの強度が
強くなると予想されるサイクル制御パターンにおいて通
電波形が半サイクルとされ、もって、通電時での発光強
度が下がり、この結果ちらつきの強度が低くなる。
【0036】なお、上記実施例では、加熱強度レベルが
「1」および「弱」の場合にも、通電波形を半波とした
が、この場合、断電時間がかなり長いことから、通電波
形を1サイクルとしても強いちらつきはみられない。つ
まり、通断電1周期に対する通電サイクルの割合が1/
3以下から1/16程度までの範囲内で半波とすれば、
本発明の所期の目的は達成できる。
【0037】また、本実施例によれば、サイクル制御に
おける通電波形が電源周波数の半サイクルであるときに
はその通電波形をプラスとマイナスとが交互となるよう
に制御しているから、半サイクルの通電波形が常にプラ
スとなる場合あるいは常にマイナスとなる場合とは異な
り、ハロゲンランプヒータ21ないし24のノッチング
現象発生を抑えることができてヒータの使用寿命を延ば
すことができる。すなわち、ヒータに通電するとその表
面に凹凸が発生してヒータの直径が減少し、その細り部
分の電流密度が増大し異常高温となり、蒸発が促進され
るというノッチング現象がみられるが、特に直流電源の
ときにこの現象が激しく、ヒータの使用寿命が短くな
る。しかるに、本実施例では通電波形をプラスとマイナ
スとが交互となるようにすることで、交流電源となり、
上記ノッチング現象を抑え得る。
【0038】ここで、上述したサイクル制御において、
断電時間Tbの長さがほぼ31msec 以上のときに1サ
イクル通電とすると、ちらつきの強度が強くなる傾向が
あり、ただし断電時間Tbの長さがほぼ31msec 以上
でもその長さがかなり長くなると(加熱強度「1」や
「弱」の場合)、ちらつきの強度は逆に低くなる傾向が
ある。図6には、断電時間Tbの長さに応じて通電波形
を1サイクルあるいは半サイクルに制御する場合を本発
明の第2の実施例として示している。この場合、加熱強
度レベルを8段階としている。同図から分かるように、
加熱強度例ベル「5」以上つまり断電時間Tbが電源周
波数50Hzおよび60Hzにかかわらず31msec を
下回るときは、通電波形を1サイクルとし、この31m
sec を上回るときには通電波形を半サイクルとしてい
る。ただし、この場合も加熱強度「1」あるいは「弱」
の場合には1サイクル通電でも良い。
【0039】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、次の効果を得ることができる。
【0040】請求項1の発明によれば、サイクル制御に
おける通断電1周期に対する通電サイクルの割合が1/
3を上回るときには、通電波形を電源周波数の1サイク
ルとし、該1/3以下の所定範囲であるときには、通電
波形を電源周波数の半サイクルとするから、加熱強度の
調整するについてノイズを発生させることがなく、しか
も、発光性のヒータのちらつき強度を低く抑えることが
できる。
【0041】請求項2の発明によれば、サイクル制御に
おける断電時間が31msec を下回ると、通電波形を電
源周波数の1サイクルとし、該31msec 上回る所定範
囲内で通電波形を電源周波数の半サイクルとするから、
加熱強度の調整するについてノイズを発生させることが
なく、しかも、発光性のヒータのちらつき強度を低く抑
えることができる。
【0042】請求項3の発明によれば、サイクル制御に
おける通電波形が電源周波数の半サイクルであるときに
はその通電波形をプラスとマイナスとが交互となるよう
に制御するから、ヒータのノッチング現象発生を抑える
ことができてヒータの使用寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気的構成図
【図2】クッキングヒータの斜視図
【図3】操作パネル部分の正面図
【図4】トライアックの点弧の様子と給電波形とを示す
【図5】各種給電波形の様子を示す図
【図6】本発明の第2の実施例を示す図5相当図
【図7】従来例を示す図2相当図
【図8】給電波形を示す図
【図9】給電波形を示す図
【図10】給電波形を示す図
【符号の説明】
21ないし24はハロゲンランプヒータ(ヒータ)、3
5は交流電源、38は制御回路(加熱強度制御手段)、
40はゼロクロス回路を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光性のヒータを有し、このヒータに交
    流電源をサイクル制御して給電することにより加熱強度
    を調整するようにしたものにおいて、前記サイクル制御
    における通断電1周期に対する通電サイクルの割合が1
    /3を上回るときには、通電波形を電源周波数の1サイ
    クルとし、該1/3以下の所定範囲であるときには、通
    電波形を電源周波数の半サイクルとする加熱強度制御手
    段を設けたことを特徴とする加熱調理器。
  2. 【請求項2】 発光性のヒータを有し、このヒータに交
    流電源をサイクル制御して給電することにより加熱強度
    を調整するようにしたものにおいて、前記サイクル制御
    における断電時間が31msec を下回ると、通電波形を
    電源周波数の1サイクルとし、該31msec 上回る所定
    範囲内で通電波形を電源周波数の半サイクルとする加熱
    強度制御手段を設けたことを特徴とする加熱調理器。
  3. 【請求項3】 加熱強度制御手段は、サイクル制御にお
    ける通電波形が電源周波数の半サイクルであるときには
    その通電波形をプラスとマイナスとが交互となるように
    制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の加熱
    調理器。
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