JPH0671521A - 移送機構付圧入機 - Google Patents

移送機構付圧入機

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JPH0671521A
JPH0671521A JP4250749A JP25074992A JPH0671521A JP H0671521 A JPH0671521 A JP H0671521A JP 4250749 A JP4250749 A JP 4250749A JP 25074992 A JP25074992 A JP 25074992A JP H0671521 A JPH0671521 A JP H0671521A
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JP
Japan
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press
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fitting
rod
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Withdrawn
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JP4250749A
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English (en)
Inventor
Hideaki Kanetani
秀明 金谷
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Nidec Corp
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Nidec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧入機と移送機が一体化され、圧入開始位置
への物品の位置決めにより同時に加圧部の位置決めを行
い得、全体が簡略化・コンパクト化される。 【構成】 スライダ38前面にエアシリンダ40を固定
する。ロッド42下端部に位置決め補正装置44及びプ
レート46を介して圧入用ロッド48及びエアチャック
50を一体固定する。スライダ38が左端に位置する旨
の第1近接スイッチ60の信号によりエアシリンダ40
の駆動圧が圧入用の高圧から低圧になる。スライダ38
が右端に位置してロッド42が下降すると、対象物20
とワーク22及び圧入用ロッド48の軸線が一致する。
エアチャック50に挟持されたワーク22が圧入開始位
置に達した旨の第2ピストン位置検出センサ68の信号
により、その挟持が解除され、エアシリンダ40駆動圧
が高圧に切り替わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品を圧入開始位置に
移送すると共にその物品を対象物に対し圧入することが
できる移送機構付圧入機に関する。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】従来、圧入の
ために物品を移送し、その物品を対象物に対し圧入する
には、圧入機と移送機を別々に設けていた。
【0003】そのため、移送機により移送されてきた物
品を圧入機に引き渡した後、更に圧入のために圧入機の
位置決めを行う機構乃至工程や、物品を圧入開始位置に
位置決めした後、更に加圧部を圧入のために位置決めす
る機構乃至工程を必要とし、全体として装置が複雑且つ
大型化する。
【0004】本発明は、従来技術に存した上記のような
問題点に鑑み行われたものであって、その目的とすると
ころは、圧入機と移送機が一体化され、圧入開始位置へ
の物品の位置決めにより同時に加圧部の位置決めを行い
得、全体の簡略化及びコンパクト化が可能な移送機構付
圧入機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の移送機構付圧入機は、物品に圧入力を加え
るための加圧部と、物品をその加圧部の加圧方向上に把
持する物品把持装置と、物品把持位置と圧入位置との間
で物品把持装置及び加圧部を一体的に移動させる移動手
段と、加圧部に圧入力を付与するための圧入力付与手段
と、物品が圧入開始位置に達すると、物品把持装置が物
品把持を解除すると共に圧入力付与手段が作動し、少な
くとも物品把持装置が物品把持位置に達する前に圧入力
付与手段が停止するよう物品把持装置及び圧入力付与手
段を制御する制御手段とを備えてなるものとしている。
【0006】
【作用】移動手段により加圧部と一体的に移動する物品
把持装置が物品把持位置に達する前には圧入力付与手段
が停止しているので、物品把持装置による物品把持の際
に加圧部により物品を損傷させることが防がれる。
【0007】物品把持装置により物品を把持した状態で
移動手段により物品把持装置及び加圧部を一体的に移動
させ、その物品が圧入開始位置に達すると、物品把持装
置が物品把持を解除すると共に圧入力付与手段が作動
し、加圧方向上にある物品に、加圧部が圧入力を加え、
対象物に対しその物品を圧入する。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を、図面を参照しつつ説明す
る。図1及び図2は、本発明の1実施例としての移送機
構付圧入機についてのものであって、そのうち図1は正
面図、図2は要部側面図である。図3はワーク(物品)
の平面図、図4は、ワーク及びそのワークを圧入しよう
とする対象物の正面図である。
【0009】10はフリーフローコンベヤ、12は、そ
のフリーフローコンベヤ10のコンベヤチェーン(図示
を略す。)に取り付けられたローラ、14は、そのロー
ラ12を介して搬送されるパレットである。16及び1
8は、それぞれパレット14上の一定位置に定められた
ワーク載置部及び対象物載置部である。ワーク載置部1
6の位置は、対象物20に圧入されたワーク22の高さ
に一致するよう、対象物載置部18よりも一段高くなっ
ている。24は、パレット14に垂直方向に設けられた
位置決め孔である。ワーク22の形状は、平面形状にお
いて直径の両端部に対称状に突出部26を有する円形状
の有底筒状体形状であり、ワーク22は、その下方開口
の凹部30において対象物20の上部に圧入される。
【0010】32は、移送機構付圧入機34の基台、3
6は、基台32の上部前面に水平方向に固定されたロッ
ドレスエアシリンダ、38は、そのスライダである。
【0011】スライダ38の前面には、エアシリンダ4
0が垂直方向に固定されている。エアシリンダ40のロ
ッド42の下端部には、位置決め補正装置44(バンド
ー化学社製 商品名:RCCデバイス)を介して、プレ
ート46が連結され、そのプレート46に、圧入用ロッ
ド48(加圧部の一例)及びエアチャック50(物品把
持装置の一例)が一体的に固定されている。
【0012】圧入用ロッド48は、エアシリンダ40の
ロッド42と実質上同一軸線上に位置する。エアチャッ
ク50の爪52の先端部には、ワーク22をその突出部
26において両側から挟持するための爪先54が設けら
れている。爪先54には、ワーク22を一定の位置関係
で挟持することができるように、内側に開口する断面三
角形状の保持溝56が設けられており、爪先54の位置
は、それによって挟持されたワーク22の軸線が実質上
圧入用ロッド48の軸線と一致するように定められてい
る。
【0013】エアチャック50の下端部の前後位置に、
位置決めピン58が垂下されている。パレット14上の
対象物載置部18に載置された対象物20にワーク22
を圧入するに際し、この位置決めピン58がパレット1
4の位置決め孔24に挿入されることにより、対象物2
0の軸線に対し、エアチャック50の爪先54に挟持さ
れたワーク22及び圧入用ロッド48の軸線を合わせ
る。位置決めピン58がパレット14の位置決め孔24
に挿入されることにより定められるワーク22及び圧入
用ロッド48の軸線位置とエアシリンダ40のロッド4
2の軸線とがずれる場合の水平距離や角度の誤差は、位
置決め補正装置44によって吸収される。従ってエアシ
リンダ40の圧力は、対象物20の軸線に一致する方向
に修正されて、圧入用ロッド48を介しワーク22に伝
達される。
【0014】ロッドレスエアシリンダ36のスライダ3
8は、ワーク載置部16に載置されたワーク22をエア
チャック50により挟持する水平方向位置(図1におけ
る左端位置)とワーク22を対象物載置部18に載置さ
れた対象物20に圧入する水平方向位置(図1における
右端位置)との間で、ロッドレスエアシリンダ36に接
続された方向制御弁(図示を略す。)の動作に応じて往
復動し、エアシリンダ40のロッド42は、ワーク載置
部16に載置されたワーク22をエアチャック50によ
り挟持する垂直方向位置及び対象物載置部18に載置さ
れた対象物20にワーク22の圧入を完了する垂直方向
位置を最下降位置として、エアシリンダ40に接続され
た方向制御弁(図示を略す。)の動作に応じて上下往復
動する。
【0015】エアシリンダ40を駆動するエア圧は、精
密減圧弁と圧力切替用電磁弁(図示を略す。)とを利用
して、ワーク22を圧入するための高圧(例えば27kg
f/cm2 )と、ワーク22を把持する際等にロッド42を
下降させるための低圧(例えば2kgf/cm2 )との間で、
切り替えられる。
【0016】ワーク載置部16及び対象物載置部18に
それぞれワーク22及び対象物20が載置されたパレッ
ト14が、フリーフローコンベヤ10における圧入作業
位置に達すると、パレット14は停止されて位置決めさ
れる。
【0017】スライダ38を左端に位置させると、第1
近接スイッチ60がそれを検出し、その検出信号により
圧力切替用電磁弁が作動し、エアシリンダ40の駆動圧
が高圧から低圧に切り替わる。次いでエアシリンダ40
に接続された第1方向制御弁を作動させ、ロッド42を
下降させる。エアチャック50がワーク挟持位置(図1
における左下位置)に達したことをエアシリンダ40に
設けられた第1ピストン位置検出センサ62が検出する
と、エアチャック50が作動し、その爪52がワーク2
2を挟持する。この場合、ロッド42の下降により、圧
入用ロッド48の下端面はワーク22の上面を押圧した
状態となっているが、エアシリンダ40の駆動圧が低圧
であるため、ワーク22が圧入用ロッド48により損傷
することは防止される。
【0018】次いで第1方向制御弁を作動させ、エアシ
リンダ40のロッド42を上昇させる。ロッド42が上
端に達したことを第3ピストン位置検出センサ64が検
出すると、その検出信号によりロッドレスエアシリンダ
36に接続された第2方向制御弁が作動し、スライダ3
8が右端に移動する。第2近接スイッチ66がそれを検
出すると、その検出信号によりエアシリンダ40に接続
された第1方向制御弁が作動し、ロッド42が下降す
る。位置決め孔24に位置決めピン58が挿入されて、
必要に応じ位置決め補正装置44が作動して対象物20
とワーク22及び圧入用ロッド48の軸線が一致させら
れる。エアチャック50に挟持されたワーク22が圧入
開始位置に達したことを第2ピストン位置検出センサ6
8が検出すると、その検出信号によりエアチャック50
によるワーク22の挟持が解除されると共に圧力切替用
電磁弁が作動してエアシリンダ40の駆動圧が低圧から
高圧に切り替わる。それによって、圧入用ロッド48を
介してワーク22に圧入力が加えられ、ワーク22が対
象物20に圧入される。
【0019】エアシリンダ40のピストンを第1ピスト
ン位置検出センサ62が検出することにより圧入が完了
したことを検知すると、その検出信号により第1方向制
御弁が作動し、エアシリンダ40のロッド42が上昇す
る。ロッド42が上端に達したことを第3ピストン位置
検出センサ64が検出すると、その検出信号によりロッ
ドレスエアシリンダ36に接続された第2方向制御弁が
作動し、スライダ38が左端に移動する。またフリーフ
ローコンベヤ10におけるパレット14の停止が解除さ
れ、次のパレット14が圧入作業位置に搬送される。
【0020】以上のような構成により、圧入機と移送機
を別々に設ける必要がなく、ロッド42を下降させて位
置決め孔24に位置決めピン58を挿入しつつワーク2
2を圧入開始位置に位置決めすれば、圧入用ロッド48
も同時に位置決めされ、移送段階から圧入段階への移行
をほぼ連続的に行うことができ、全体として装置が簡略
化され、コンパクト化されている。
【0021】なお、この実施例における制御手段は、上
記第1近接スイッチ60、第2近接スイッチ66、第1
ピストン位置検出センサ62、第2ピストン位置検出セ
ンサ68及び第3ピストン位置検出センサ64と、例え
ばそれらの検出信号に応じて圧力切替用電磁弁、第1方
向制御弁、第2方向制御弁及びエアチャック50に動作
指令を発するマイクロコンピュータ、プログラマブルコ
ントローラ、リレーシーケンス等(図示を略す。)とを
組合せることにより実現することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明の移送機構付圧入機では、物品把
持装置により物品を加圧部の加圧方向上に把持した状態
で加圧部と一体的に物品を圧入開始位置に移送させるこ
とにより、物品を圧入開始位置に位置決めすれば、その
物品に対し加圧部も位置決めされる。次いで物品把持を
解除すると共に圧入力付与手段を作動させて加圧部によ
り圧入力を加えることによって、物品を圧入することが
できる。圧入機と移送機を別々に設ける必要がなく、物
品を圧入開始位置に位置決めすれば加圧部も同時に位置
決めされ、移送段階から圧入段階への移行をほぼ連続的
に行い得るので、全体として装置が簡略化され、コンパ
クト化が可能となる。
【0023】また、物品把持装置が物品把持位置に達す
る前には圧入力付与手段が停止しているので、物品把持
装置による物品把持の際に加圧部により物品を損傷させ
ることが防がれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移送機構付圧入機の正面図である。
【図2】移送機構付圧入機の要部側面図である。
【図3】ワークの平面図である。
【図4】ワーク及び対象物の正面図である。
【符合の説明】
22 ワーク 34 移送機構付圧入機 36 ロッドレスエアシリンダ 40 エアシリンダ 48 圧入用ロッド 50 エアチャック 60 第1近接スイッチ 68 第2ピストン位置検出センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物品に圧入力を加えるための加圧部と、物
    品をその加圧部の加圧方向上に把持する物品把持装置
    と、物品把持位置と圧入位置との間で物品把持装置及び
    加圧部を一体的に移動させる移動手段と、加圧部に圧入
    力を付与するための圧入力付与手段と、物品が圧入開始
    位置に達すると、物品把持装置が物品把持を解除すると
    共に圧入力付与手段が作動し、少なくとも物品把持装置
    が物品把持位置に達する前に圧入力付与手段が停止する
    よう物品把持装置及び圧入力付与手段を制御する制御手
    段とを備えてなる移送機構付圧入機。
JP4250749A 1992-08-25 1992-08-25 移送機構付圧入機 Withdrawn JPH0671521A (ja)

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JP4250749A JPH0671521A (ja) 1992-08-25 1992-08-25 移送機構付圧入機

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JPH0671521A true JPH0671521A (ja) 1994-03-15

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012093133A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Hitachi High-Technologies Corp アダプタ移載装置及びそれを用いた検体検査自動化システム
JP5000527B2 (ja) * 2005-10-26 2012-08-15 平田機工株式会社 組立装置
CN106514203A (zh) * 2016-12-20 2017-03-22 成都嘉陵华西光学精密机械有限公司 一种防尘盖压装装置
CN106671475A (zh) * 2016-12-25 2017-05-17 东至绿洲环保化工有限公司 磁石压入设备
CN109352320A (zh) * 2018-12-18 2019-02-19 福州鸿基自动化设备有限公司 钢珠压入机

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991102