JPH0661151B2 - 光ディスクカ−トリッジの自動装填排出機構 - Google Patents

光ディスクカ−トリッジの自動装填排出機構

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JPH0661151B2
JPH0661151B2 JP62182156A JP18215687A JPH0661151B2 JP H0661151 B2 JPH0661151 B2 JP H0661151B2 JP 62182156 A JP62182156 A JP 62182156A JP 18215687 A JP18215687 A JP 18215687A JP H0661151 B2 JPH0661151 B2 JP H0661151B2
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cartridge carrier
eject plate
carrier
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光ディスク駆動装置における光ディスクカート
リッジの自動装填排出機構に関する。
(従来の技術) 従来、ディスクカートリッジの自動挿入、排出機構につ
いては種々開発されている。例えば特開昭61−123
052号公報では挿入口よりディスクカートリッジをセ
ット位置まで挿入すると、先ずシャッタオープンレバー
が押され、続いてイジェクトプレートと本体との間に設
けられているロック部が外れる。ロック部が外れるとイ
ジェクトプレートと本体との間に掛けてあるイジェクト
スプリングによって、イジェクトプレートが平面往復運
動の一方向へ引張られ、イジェクトプレートとカートリ
ッジキャリアとの間の構カム機構によりカートリッジキ
ャリアが下降し、ディスクカートリッジは装填される。
次に排出用ボタンを押すと、イジェクトプレートが他方
向へ動き上記ガイド溝に沿ってカートリッジキャリアが
上昇し、上記ロック部が再びロック状態となり、イジェ
クトプレートは本体に固定される。続いて上記シャッタ
ーオープンレバーのスプリング力によってディスクカー
トリッジは排出される。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、光ディスク等になるとカートリッジは大
型となり、重量も増す。従って排出する場合を考慮して
イジェクトスプリング、シャッタオープンレバ用スプリ
ングを強くしなければならない。イジェクトスプリング
を強くすることはカートリッジが本体に挿入される際強
い衝撃力を受けることを意味し、取扱いに慎重を要する
光ディスク等には向かない上、機器の寿命にも影響を与
える。又、排出の際強いイジェクトスプリングに抗して
イジェクトプレートを押込むことは使用者の負担をかけ
ることになり、不快感を与え、力の入れ過ぎによって機
器の破損にもつながる。
(問題点を解決するための手段) この発明は、上記問題点を解決するためにディスクカー
トリッジの自動装填排出機構において、挿入口から挿入
されたディスクカートリッジを支持し、平面往復移動及
び前記平面移動と直角な垂直往復移動可能なカートリッ
ジキャリアと、カートリッジキャリアの平面往復移動と
同方向に、装填開始位置から装填終了位置までの平面往
復移動可能なイジェクトプレートと、ディスクカートリ
ッジの挿入を検出する挿入検出手段と、ディスクカート
リッジの排出を指示する排出指示手段と、挿入検出手段
からの出力信号に従って前記イジェクトプレートを装填
開始位置から装填終了位置へと移動させ、排出指示手段
からの出力信号に従って装填終了位置から装填開始位置
へと移動させる駆動手段と、イジェクトプレートの装填
開始位置から装填終了位置までの平面往復運動に応じて
カートリッジキャリアの平面往復運動及び垂直往復運動
を提供する手段であって、カートリッジキャリアの装填
開始位置から装填位置までの平面往復運動を提供する第
1係合部と該装填位置におけるカートリッジキャリアの
装填上死点から装填下死点までの垂直往復運動を提供す
る第2係合部とを有する係合手段とを備えた構成とした
ものである。
(作用) ディスクカートリッジが挿入口から挿入されると、挿入
検出手段がその挿入を検出し、その挿入検出手段からの
出力信号に従って駆動手段がイジェクトプレートを装填
開始位置から装填終了位置へと平面移動させる。そのイ
ジェクトプレートの平面移動に応じて、カートリッジキ
ャリアは、係合手段の第1係合部により装填開始位置か
ら装填位置へと移動し、更にその装填位置において第2
係合部によって装填上死点から装填下死点へと移動し、
カートリッジキャリアに支持されているディスクカート
リッジのセットが終了する。
一方、排出指示手段によりディスクカートリッジの排出
が支持されると、駆動手段はその排出指示手段からの出
力信号に従ってイジェクトプレーヤを装填終了位置から
装填開始位置へと平面移動させる。その移動に応じて、
カートリッジキャリアは、第2係合部により装填下死点
から装填上死点へと移動され、更に第1係合部により装
填位置から装填開始位置へと移動され、カートリッジキ
ャリアに支持されているディスクカートリッジは挿入口
へと排出される。
(実施例) 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
尚、各図面に共通な要素には同一符号を付す。
第1図は本発明による光ディスクカートリッジの自動装
填排出機構図であり、同(イ)図は平面図であり、同(ロ)図
は側面図である。
光ディスクカートリッジの自動装填排出機構は本体1、
イジェクトプレート2、カートリッジキャリア4の順で
層状に構成されている。本体1には光ディスクカートリ
ッジ(以後カートリッジと記す)22を装填する際に位
置決めに使用するポスト1aとカートリッジキャリア4
のストツパとして使用するレバポスト9,10とシャッ
ターオープンレバ7,8のストツパ1b,1cと駆動源
としてDCモータ3が設けられている。又、本体1の一
端側にはカートリッジ挿入排出口18aと、カートリッ
ジ22を排出する際に使用する排出用ボタン15と、図
示せぬ電源ボタンとを設けたフロントパネル18が本体
1にねじ20にて固着されたサイドフレーム19に取付
けられ、他端側にはカートリッジ22が異常にセットさ
れた場合に異常を検知する異常挿入検知用マイクロスイ
ッチ17がブロック1dに取付けられている。ブロック
1dの高さはカートリッジキャリア4のカートリッジ2
2の積載面4gと同一高さである。状のイジェクトプ
レート2には本体1のポスト1aに設けられた図示せぬ
ガイド溝に沿って矢印X−X′の方向へ摺動するように
平面部2fに溝2eと従動節としてのラック2aとが設
けられ、側壁2gにはカートリッジキャリア4を矢印Y
−Y′方向に往復運動させるカム機構の原動節側として
ガイド溝2bが設けられている。ガイド溝2bはイジェ
クトプレート2が矢印X′方向へ動くとカートリッジキ
ャリア4が矢印Y′方向へ動くように傾斜しており、更
にカートリッジキャリア4が矢印Y′方向の頂点に達し
たのち、少しX方向へ動くように設けられている。又、
イジェクトプレート2の平面2fには各穴2hが設けら
れ、角穴2hの一辺2dがリミッタとして使用される。
平面2fと反対の面にはスプリングフック2cが設けら
れている。イジェクトプレート2のラック2aは歯車3
a,3b,3c,3dを介して本体1のDCモータ3の
軸と係合している。歯車3aには後述する第3図に示す
装填開始位置検出センサ32及び装填終了位置検出セン
サ33が設けられている。状のカートリッジキャリア
4にはカートリッジ22を積載する面4gに位置センサ
としてマイクロスイッチ16を設け、面4gの反対の面
にリミッタ2dと係合する突起部としてスプリングフッ
ク6を設ける。又、面4gの矢印X方向の端部に本体1
のレバポスト9,10と係合するリミッタ4eとツメ部
4dとからなるコの字形状の切欠き部4fを設ける。側
壁4gにはカム機構の従動節としてローラ4aを固着す
る。又、カートリッジ22の位置決めとしてストツパ1
3a,14aと付勢材13,14を固着する。イジェク
トプレート2のスプリングフック2cとカートリッジキ
ャリア4のスプリングフック6との間には付勢材として
引張スプリング5が取付けられ、スプリングフック6に
イジェクトプレート2の角穴2hの一辺であるリミッタ
2dが突当っている。又、本体1のレバポスト9,10
には固着側端部の反対側の端部に図示せぬ溝を設け、そ
れぞれ、カートリッジ22の後述するシャッタを開ける
シャッタオープンレバ7,8のボス部7b,8bを挿入
し回転自在に且つ矢印Y−Y′方向へ往復運動可能にE
形リング21で取付ける。シャッタオープンレバ7,8
はそれぞれレバ部7a,8aとボス部7b,8bとから
なり、レバ部7a,8aには一端側の先端にローラ7
c,8cと他端側の裏面部にはスプリングポスト7e,
8eが固着され、ボス部7b,8bにはカートリッジキ
ャリア4の切欠き部4fと係合する溝7d,8dが設け
られている。シャッタオープンレバ7,8はそれぞれス
プリングポスト7e,8eとカートリッジキャリア4の
側壁4gに設けたスプリング穴4b,4cとの間に引張
スプリング11,12を取付け、引張スプリング11,
12の引張力によって本体1のストッパ1b,1cに突
当てられている。上記シャッタが上面になるようにカー
トリッジ22がセットされた場合はシャッタオープンレ
バ7がシャッタを開け、反対にセットされた場合はシャ
ッタオープンレバ8がシャッタを開ける。
第2図はカートリッジの構造図であり、同(イ)図は平面
図であり、同(ロ)図は側面図であり、同(ハ)は正面図であ
る。カートリッジ22は偏平で硬質なケース24に光デ
ィスク23を収容しており、シャッタ25を開いてヘッ
ドウィンド27より図示せぬヘッド部によって読み書き
するようになっている。シャッタ25は光ディスク23
をほこり、汚れから防ぐため通常シャッタスプリング2
6によって閉じられ、開ける場合には穴部25aにシャ
ッタオープンレバ7,8のローラ7c,8cを引掛け
る。突当て部24c,24dはカートリッジ22をカー
トリッジキャリア4に挿入した際ストッパ13a,14
aに突当る部分であり、フック24a,24bは付勢材
13,14と係合する部分である。角穴24e,24f
は本体1のポスト1aに嵌合し、位置決めに使用され
る。カートリッジ22はB端を手前にしA端から挿入す
る。第3図は本発明による光ディスクカートリッジの自
動装填排出機構の制御ブロック図であり、制御部28は
マイクロスイッチ16、装填開始位置検出センサ32、
装填終了位置検出センサ33、異常挿入検知用マイクロ
スイッチ17、排出用ボタン15からのアナログ電気信
号34をA/D変換器31にてデジタル信号35に変換
して入力し、処理し、デジタル制御信号36として出力
し、D/A変換器29にてアナログ信号37に変換し、
駆動回路30にて増巾し、増巾された駆動電流38にて
DCモータ3を駆動する。第4図は制御タイムチャート
であり、同図(イ)は第3図に示した本実施例の光ディス
クカートリッジの自動装填排出機構の制御ブロック図に
おける制御タイムチャートであり、(a)は装填開始位置
検出センサ32の動作を表わしており、(b)はマイクロ
スイッチ16の動作を表わしており、(c)は装填終了位
置検出センサ33の動作を表わしており、(d)は排出用
ボタンの動作を表わしており、(e)はDCモータ3の動
作を表わしている。又、同図(ロ)はイジェクトプレート
とカートリッジキャリアとのタイムチャートであり、
(a)はイジェクトプレート2の動作を表わしており、(b)
はカートリッジキャリア4の動作を表わしている。
次に作用について第5図、第6図、第7図、第8図をも
加えて、第4図に従って説明する。第5図はカートリッ
ジの動作状態図であり、同図(イ)は挿入している状態図
であり、同図(ロ)はカートリッジがマイクロスイッチ1
6をオンにした状態図であり、同図(ハ)はカートリッジ
を装填終了した状態図である。第6図はカートリッジの
セット状態図である。第7図はイジェクトプレートとカ
ートリッジキャリアとの動作状態図であり、同図(イ)は
マイクロスイッチ16がオンになった直後の状態図であ
り、同図(ロ)はカートリッジキャリアが装填上死点に達
した直後の状態図であり、同図(ハ)はカートリッジキャ
リアが下死点に達した状態図である。第8図は逆にセッ
トされたカートリッジの状態図である。第4図(イ)にお
いて、先ず装填時の場合には時刻Tで図示せぬ電源ボ
タンをオンにすると、制御部28は駆動回路30を介し
てDCモータ3を動かし、歯車3aの装填開始位置検出
センサ32に装填開始位置を検出させる。時刻Tで装
填開始位置検出センサ32はオンとなり、インジェクト
プレート2及びカートリッジプレート4は装填開始位置
に位置決めされる。第1図に示すフロントパネル18の
カートリッジ挿入排出口18aから第5図(イ)に示すよ
うにカートリッジ22をA端からや矢印X方向へ挿入す
ると、第5図(ロ)に示すようにシャッタ25の穴部25
aにシャッタオープンレバ7のローラ7cが掛かり、シ
ャッタオープンレバ7,8はそれぞれ矢印D,E方向へ
回転し、シャッタオープンレバ7がカートリッジ22の
シャッタ25を矢印C方向へ動かし、ヘッドウインド2
7を開け始め、更に挿入すると、第6図に示すようにカ
ートリッジ22の突当て部24dがカートリッジキャリ
ア4のストッパ14aにに突当り、フック24bに付勢
材14が掛り、カートリッジ22はセット位置に固定さ
れる。同時にカートリッジ22のA端部がマイクロスイ
ッチ16をオンにする。もしB端側から挿入されると第
8図に示すようになりマイクロスイッチ16はオフのま
まである。時刻Tでマイクロスイッチ16がオンにな
ると、DCモータ3が正回転を始め第7図(イ)に示すよ
うにカートリッジキャリア4とイジェクトプレート2と
が共に第4図(ロ)に示す装填開始位置からX方向へ動き
始める。DCモータ3が動き始める結果時刻Tで歯車
3aに設けられた装填開始位置検出センサ32はオフと
なる。時刻Tで第4図(ロ)に示すようにカートリッジ
キャリア5が本体1に対し装填上死点に達したところで
第7図(ロ)に示すようにカートリッジキャリア4のコの
字形状の切欠き部4fのリミッタ4eがオープンシャッ
タレバ7の溝7dを介して本体1のレバポスト9に突当
る。イジェクトプレート2は更に引張スプリング5に抗
しながらX方向へ動くので、第4図(ロ)示すようにカー
トリッジキャリア4は少し充填上死点に留ったのち、時
刻Tで第4図(ロ)及び第7図(ロ)に示すようにカートリ
ッジキャリア4のローラ4aがイジェクトプレート2の
ガイド溝2dに沿ってカム運動を行い、カートリッジキ
ャリア4は矢印Y方向へ降下する。降下する際カートリ
ッジキャリア4の切欠き部4fはシャッタオープンレバ
7,8を一諸に矢印Y方向へ降下させる。時刻Tで歯
車3aの装填終了位置検出センサ33がオンとなり、D
Cモータ3は回転を停止し、イジェクトプレート2は装
填終了位置に達するとともに、カートリッジキャリア4
は装填下死点に達し、カートリッジ22の穴角24e,
24fは本体1のポスト1aに挿入される。
次に排出する場合に時刻Tで第1図に示すフロントパ
ネル18に設けられている排出用ボタン15を押すとオ
ンとなりDCモータ3は逆回転を始め、イジェクトプレ
ート2は矢印X′方向へ動き出し、カートリッジキャリ
ア4は矢印Y′方向へ上昇を始める。時刻Tで装填終
了位置検出センサ33はオフとなる。時刻T10で排出用
ボタン15から手を離しオフとなり、時刻T11でカート
リッジキャリア4は装填上死点に達し、装填上死点に少
し留まったのち、時刻T12でイジェクトプレート2のリ
ミッタ2dがカートリッジキャリア4のスプリングフッ
ク6に突当り、イジェクトプレート2とカートリッジキ
ャリア4とが共に矢印X′方向へ動き出す。時刻T13
歯車3aに設けた装填開始位置検出センサ32がオンと
なりDCモータ3が停止し、イジェクトプレート2とカ
ートリッジキャリア4とは装填開始位置に停止する。こ
の時、カートリッジ22は第5図(ロ)の状態にあり、フ
ロントパネル18のカートリッジ挿入排出口18aから
B端が突出ているので、時刻T14でカートリッジ22を
引き抜くとマイクロスイッチ16はオフとなり、カート
リッジ22のシャッタ25はシャッタスプリング26に
よって閉じられる。
次にカートリッジが異常状態で挿入された場合の作用に
ついて第9図、第10図をも加えて説明する。第9図は
異常セット時の制御タイムチャートであり、(a)は装填
開始位置検出センナ32の動作を表わしており、(b)は
マイクロスイッチ16の動作を表わしており、(c)は異
常挿入検知用マイクロスイッチの動作を表わしており、
(d)はDCモータ3の動作を表わしている。第10図は
カートリッジの異常セット状態図であり、挿入されたカ
ートリッジ22のシャッタ25の穴部25a穴にシャッ
タオープンレバー7のローラ7cが掛っていない状態で
ある。第9図において時刻Tから時刻Tまでは正常
に挿入した場合と同様である。時刻Tで正回転したD
Cモータ3はイジェクトプレート2とカートリッジキャ
リア4とを共に矢印X方向へ動かし、時刻Tで装填上
死点に達するが、シャッタオープンレバー7のローラ7
cがシャッタ25の穴部25aに正常に掛っていないの
で、シャッタオープンレバ7が時刻Tで異常挿入検知
用マイクロスイッチ17をオンにする。異常挿入検知用
マイクロスイッチ17がオンになるとDCモータ3は同
時に逆回転し、時刻Tで異常挿入検知用マイクロスイ
ッチ17はオフになり、時刻Tで歯車3aに設けられ
た装填開始位置検出センサ32がオンになりDCモータ
3は停止し、カートリッジ22のB端がフロントパネル
18のカートリッジ挿入排出口18aから突出る。な
お、本実施例では装填開始位置検出センサと装填終了位
置検出センサを歯車に設けたが、イジェクトプレートの
ラック部に設けてもよいし、駆動源にパルスモータを使
用すれば装填開始位置から装填終了位置までの駆動パル
ス数を設定しておき、駆動中、現時点のパルス数と比較
させ駆動すればセンサを設ける必要はない。又、駆動源
に流体圧シリンダーを用いて、ピストンロッドをイジェ
クトプレート固着してもよい。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように本発明によれば、光ディスク
カートリッジの自動装填排出機構に置いて、ディスクカ
ートリッジの挿入を検出する手段及び排出を指示する手
段と、その挿入検出手段又は排出指示手段からの出力信
号に従ってイジェクトプレートに平面往復移動を提供す
る駆動手段と、そのイジェクトプレートの平面往復移動
に応じてカートリッジキャリアに平面往復移動及び垂直
往復移動を提供する係合手段とを設けた構成としたの
で、カートリッジの装填及び排出時にはそれぞれ挿入検
出信号、排出指示信号に従ってイジェクトプレートが平
面移動を行い、その平面移動に追従してカートリッジキ
ャリアが平面及び垂直移動を行ってセット、排出が行わ
れるため、重量のある大型の光ディスクカートリッジで
あるにかかわらず、そのカートリッジ排出用の強力なス
プリング等の付勢手段が不要となり、カートリッジに衝
撃を与えずに静かに装填、排出を行うことができる。従
って、取扱いに慎重を要する光ディスク機器の寿命を長
くすることができるという効果が期待できる。
又、イジェクトプレートとカートリッジキャリアとの間
に設けた係合手段に従って、イジェクトプレートの平面
往復移動に追従してキャリアが平面及び垂直移動を行う
ので、モータ等の駆動手段からの駆動力の直接的伝達
は、イジェクトプレートの平面往復運動のみに提供され
ればよいため、その駆動力の伝達部分の構成を非常に簡
単にすることができる。従って、駆動力伝達部の複雑さ
による調整の困難さ、更には破損が生じるということも
なく、安価で小型の光ディスク機器を実現できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による光ディスクカートリッジの自動装
填排出機構図、第2図は光ディスクカートリッジの構造
図、第3図は本実施例の光ディスクカートリッジ自動装
填排出機構の制御ブロック図、第4図は制御タイムチャ
ート、第5図はカートリッジの動作状態図、第6図はカ
ートリッジのセット状態図、第7図はイジェクトプレー
トとカートリッジキャリアとの動作状態図、第8図は逆
にセットされたカートリッジの状態図、第9図は異常セ
ット時の制御タイムチャート、第10図はカーリッジの
異常セット状態図である。 1……本体、2……イジェクトプレート、2a……ラッ
ク、2b……ガイド溝、3……モータ、3d……歯車、
4……カートリッジキャリア、4a……ローラ、9,1
0……レバポスト、15……排出用ボタン、16……マ
イクロスイッチ、22……カートリッジ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】挿入口から挿入されたディスクカートリッ
    ジを支持し、平面往復移動及び前記平面移動と直角な垂
    直往復移動可能なカートリッジキャリアと、 前記カートリッジキャリアの平面往復移動と同方向に、
    装填開始位置から装填終了位置までの平面往復移動可能
    なイジェクトプレートと、 ディスクカートリッジの挿入を検出する挿入検出手段
    と、 ディスクカートリッジの排出を指示する排出指示手段
    と、 前記挿入検出手段からの出力信号に従って前記イジェク
    トプレートを装填開始位置から装填終了位置へと移動さ
    せ、前記排出指示手段からの出力信号に従って装填終了
    位置から装填開始位置へと移動させる駆動手段と、 前記イジェクトプレートの装填開始位置から装填終了位
    置までの平面往復運動に応じて前記カートリッジキャリ
    アの平面往復運動及び垂直往復運動を提供する手段であ
    って、カートリッジキャリアの装填開始位置から装填位
    置までの平面往復運動を提供する第1係合部と該装填位
    置におけるカートリッジキャリアの装填上死点から装填
    下死点までの垂直往復運動を提供する第2係合部とを有
    する係合手段と、 を備えたことを特徴する光ディスクカートリッジの自動
    装填排出機構。
  2. 【請求項2】前記係合手段は、イジェクトプレートの装
    填開始位置から装填終了位置への平面運動に応じて前記
    カートリッジキャリアの装填開始位置から装填位置への
    平面運動及び装填上死点から装填下死点への垂直運動を
    提供し、イジェクトプレートの装填終了位置から装填開
    始位置への平面運動に応じて前記カートリッジキャリア
    の装填下死点から装填上死点への垂直運動及び装填位置
    から装填開始位置への平面運動を提供するように構成さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    光ディスクカートリッジの自動装填排出機構。
  3. 【請求項3】カートリッジキャリアの前記装填位置への
    移動に応じて挿入されたカートリッジのシャッタを開く
    レバーと、 カートリッジのシャッタが前記レバーによって開かれな
    い状態で該カートリッジキャリアが装填位置へと移動し
    たことを検出する異常検出スイッチとを備え、 前記駆動手段は、前記異常検出スイッチからの出力信号
    に従ってイジェクトプレートを装填開始位置へと移動さ
    せることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の光デ
    ィスクカートリッジの自動装填排出機構。
  4. 【請求項4】前記係合手段の第1係合部は、 カートリッジキャリアとイジェクトプレートとの間に設
    けられ、カートリッジキャリアがイジェクトプレートと
    相対的に装填位置方向へ移動するのを阻止する係止手段
    と、 カートリッジキャリアとイジェクトプレートとの間に設
    けられ、前記係止手段によって阻止される方向にカート
    リッジキャリアを付勢する付勢手段と、 カートリッジキャリアの平面移動を装填位置にて停止さ
    せる停止手段と、 を備えたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    光ディスクカートリッジの自動装填排出機構。
  5. 【請求項5】前記係合手段の第2係合部は、前記装填位
    置にてカートリッジキャリアの平面移動が停止された状
    態で、前記付勢手段の付勢力に抗したイジェクトプレー
    トの平面往復運動に応じて、前記カートリッジキャリア
    を装填上死点から装填下死点まで垂直往復移動させるカ
    ム機構を備えたことを特徴とする特許請求の範囲第4項
    記載の光ディスクカートリッジの自動装填排出機構。
  6. 【請求項6】前記カム機構は、イジェクトプレートに設
    けられた溝部と、カートリッジキャリアに設けられ、前
    記溝部に沿って摺動するローラから構成されることを特
    徴とする特許請求の範囲第5項記載の光ディスクカート
    リッジの自動装填排出機構。
JP62182156A 1987-07-23 1987-07-23 光ディスクカ−トリッジの自動装填排出機構 Expired - Lifetime JPH0661151B2 (ja)

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