JPH0652664A - 制御装置 - Google Patents

制御装置

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JPH0652664A
JPH0652664A JP4202654A JP20265492A JPH0652664A JP H0652664 A JPH0652664 A JP H0652664A JP 4202654 A JP4202654 A JP 4202654A JP 20265492 A JP20265492 A JP 20265492A JP H0652664 A JPH0652664 A JP H0652664A
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JP
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control
code
control device
equipment
terminal
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JP4202654A
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English (en)
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Toru Kurita
徹 栗田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 何れの機器を接続した場合にも、初期設定に
手間がかからないようにすると共に、接続作業自体も容
易に行える制御装置を提供する。 【構成】 複数の端子と、このそれぞれの端子にプラグ
が接続されていることを検出する検出手段20と、端子
にプラグを介して接続された機器が映像機器かオーディ
オ機器かを識別する第1の識別手段と、この第1の識別
手段の識別結果に応じて映像処理又はオーディオ処理を
行う制御手段11と、接続された機器の機種を識別する
第2の識別手段と、この第2の識別手段の識別結果に応
じて選択された機器情報を表示する表示手段17と、接
続された機器の機種を記憶する記憶手段とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばVTR(ビデオ
テープレコーダ),テレビジョン受像機などの映像機器
や、オーディオ用アンプ装置,スピーカ装置などのオー
ディオ機器を接続して、この接続された機器の制御を統
一的に行う制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、VTRやテレビジョン受像機など
の映像機器や、オーディオ用アンプ装置やスピーカなど
のオーディオ機器を接続して、この接続された機器の制
御を統一的に行う制御装置として、いわゆるAVアンプ
と称されるものが開発されている。このような制御装置
は、例えば図1に示すように、テレビジョン受像機1
と、左右のスピーカ装置2L,2Rと、第1のVTR3
と、第2のVTR4と、ビデオディスク再生装置5とを
接続するコントロール装置10として構成され、各VT
R3,4やビデオディスク再生装置5から供給される映
像信号を選択して、テレビジョン受像機1に供給して受
像させると共に、各VTR3,4やビデオディスク再生
装置5から供給される音声信号を選択した後、増幅など
の音声処理を行い、処理された音声信号を左右のスピー
カ装置2L,2Rから出力させる。このようにシステム
を構成することで、映像と音声の切換えなどが1台のコ
ントロール装置10で可能で、使い勝手が良い。
【0003】ところで、このような場合に、単に映像や
音声の切換えだけでなく、システムを構成する各機器の
動作制御をコントロール装置10側で行うようにしたも
のがある。このような場合には、コントロール装置10
と、各機器1,3,4,5とを制御信号ライン(図1に
破線で示すライン)で接続し、VTR3,5やビデオデ
ィスク再生装置5での再生動作や、テレビジョン受像機
1でのチャンネル切換えなどが、コントロール装置10
からの制御で出来るようにする。なお、有線の制御信号
ラインで接続する代わりに、赤外線信号の無線伝送で制
御コードを伝送させる場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
コントロール装置10からの制御で、各機器が正しく作
動するようにするためには、コントロール装置10と接
続された各機器1,3,4,5が、コントロール装置1
0から供給される制御コードで作動するように構成する
必要がある。ところが、実際にはVTRやテレビジョン
受像機などの映像機器やオーディオ機器は、製造会社毎
に異なる制御コードを使用しているので、従来は少なく
とも同一の会社で製造された機器だけでシステムを構成
させない限り、コントロール装置10による統一的なコ
ントロールは不可能であった。
【0005】この不都合を解決するためには、例えばコ
ントロール装置10側に予め複数の会社の制御コードを
記憶させておくことが考えられる。ところが、このよう
に複数の会社の制御コードを記憶させた場合には、コン
トロール10を使用したシステムを組む場合に、接続さ
れた機器の制御を、何れの会社のコードで行うのか選択
する必要があり、初期設定に手間がかかる不都合があっ
た。
【0006】また、このようなコントロール装置に各機
器を接続する場合には、非常に多くの端子間を信号ライ
ンで接続する必要があり、接続作業が非常に煩雑である
不都合があった。即ち、例えばこの種のコントロール装
置の背面の端子の配置例を図8に示すと、50はコント
ロール装置を示し、このコントロール装置50の背面側
に、第1のVTR用の端子51,第2のVTR用の端子
52,第3のVTR用の端子53,ビデオディスク再生
装置用の端子54‥‥と接続できる機器の数だけ端子部
を設け、それぞれの端子を構成する映像端子,左音声端
子,右音声端子を対応した機器側の端子と接続する。こ
の場合、VTR用の端子51,52,53の場合には、
入力端子と出力端子とがある。
【0007】このようにして、それぞれの端子をプラグ
などで対応した機器側に接続させる必要があるが、この
ように接続される機器の数が多い場合には、接続用の信
号ラインが、何れの端子に接続させるものであるのか確
認する作業に非常に手間がかかる不都合があった。
【0008】本発明の目的は、何れの機器を接続した場
合にも、初期設定に手間がかからないようにすると共
に、接続作業自体も容易に行える制御装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の端子
と、このそれぞれの端子にプラグが接続されていること
を検出する検出手段と、端子にプラグを介して接続され
た機器が映像機器かオーディオ機器かを識別する第1の
識別手段と、この第1の識別手段の識別結果に応じて映
像処理又はオーディオ処理を行う制御手段と、接続され
た機器の機種を識別する第2の識別手段と、この第2の
識別手段の識別結果に応じて選択された機器情報を表示
する表示手段と、接続された機器の機種を記憶する記憶
手段とを設けたものである。
【0010】またこの場合に、第2の識別手段は、双方
向信号伝送手段と、複数の機種に対応した識別コードを
送信すると共に識別コードが接続された機器側で一致し
た場合に機器側から伝送されるコードを受信する制御部
とからなるものである。
【0011】またこの場合に、第2の識別手段は、赤外
線信号送信部と、複数の機器に応じた電源立ち上げコー
ドを発生する制御部とで構成し、コードの赤外線信号送
信部からの送信による接続された機器の作動状態より識
別するようにしたものである。
【0012】またこの場合に、接続された機器側へのコ
ードの送信を、予め決められた優先順位の高い機種順に
行うようにしたものである。
【0013】またこの場合に、端子へのプラグを介した
機器の接続を行った場合に、第1及び第2の識別手段で
の識別を行うようにしたものである。
【0014】またこの場合に、接続された機器に送信す
る制御コードとして、第2の識別手段が識別した機種に
対応した制御コードに変換するようにしたものである。
【0015】
【作用】本発明によると、接続された機器の機種を自動
的に識別するので、この識別した機種に対応した制御を
行うようにすれば、制御装置側から各機器の制御が可能
になる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜図6を参
照して説明する。
【0017】本例においては、いわゆるAVアンプとし
て構成したもので、図1に示すように他の機器と接続さ
れる。即ち、テレビジョン受像機1と、左右のスピーカ
装置2L,2Rと、第1のVTR3と、第2のVTR4
と、ビデオディスク再生装置5とを接続するコントロー
ル装置10として構成され、各VTR3,4やビデオデ
ィスク再生装置5から供給される映像信号を選択して、
テレビジョン受像機1に供給して受像させると共に、各
VTR3,4やビデオディスク再生装置5から供給され
る音声信号を選択した後、増幅などの音声処理を行い、
処理された音声信号を左右のスピーカ装置2L,2Rか
ら出力させる。また、テレビジョン受像機1に内蔵され
た衛星放送受信用チューナの出力がコントロール装置1
0側に供給されるようにしてあり、この出力がコントロ
ール装置10を介して各VTR3,4側に供給されて録
画できる。
【0018】従って、テレビジョン受像機1と各VTR
3,4は、コントロール装置10の入力端子と出力端子
とを備えた端子部に接続され、ビデオディスク再生装置
5は少なくとも入力端子を備えた端子部に接続される。
この端子部の構成については後述する。
【0019】そして、本例のコントロール装置10は、
図2に示すように構成される。即ち、システムコントロ
ーラ11に操作キー12が接続され、この操作キー12
の操作に基づいて接続された機器の各種制御が行われ
る。この操作キー12の操作に基づいた制御としては、
ファンクション制御部13での入力映像,入力音声の切
換えや、アンプ部14での音声の処理状態(ボリューム
の調整,サラウンド処理など)が行われる。また、シス
テムコントローラ11からの指令に基づいた表示駆動回
路16の制御により、表示パネル17に文字,図形など
が表示できるようにしてある。この場合、表示パネル1
7としては、例えば液晶ディスプレイが使用され、現在
使用中の機種名(VTR,ビデオディスクなどの区別と
機種の会社名など)などを表示させる。
【0020】また、赤外線信号受光部18を備え、この
コントロール装置10の付属品として用意されたリモー
トコントロール装置(図示せず)から送信される赤外線
信号を受光部18が受光して、システムコントローラ1
1に供給するようにしてある。従って、リモートコント
ロール装置に配されたキーを操作することで、コントロ
ール装置10が備える操作キー12を操作した場合と同
様の操作ができる。
【0021】また本例においては、接続された各機器の
動作の制御がコントロール装置10から出来るようにし
てある。即ち、各機器の制御コードが予め記憶されたコ
ントロールデータメモリ15がシステムコントローラ1
1に接続してあり、このメモリ15に記憶された制御コ
ードの中から、後述する初期設定作業により登録された
機種の制御コードをシステムコントローラ15が読出し
て、各機器に供給するようにしてある。従って、登録さ
れた機種が、システムコントローラ11から出力される
制御コードで直接コントロールできない機器の場合(即
ち他の会社の機器が接続された場合)には、コントロー
ルデータメモリ15の記憶データに基づいて制御コード
が変換されることになる。
【0022】この場合の制御コードの伝送用として制御
信号入出力部19を備え、制御信号入出力部19に設け
られた制御信号出力端子と、各機器1,3,4,5の制
御信号入力端子とを接続しておくことで、各機器1,
3,4,5の制御に制御コードが伝送され、対応した動
作制御が行われる。また、制御信号入出力部19には制
御信号入力端子も備えられ、各機器1,3,4,5の動
作状態などを示す制御データがコントロール装置10側
に伝送されるようにしてある。但し、接続された各機器
1,3,4,5が制御コードを伝送できない機器の場合
もある。
【0023】また、本例の制御信号入出力部19は赤外
線信号発光部を備え、コントロール装置10と接続され
た機器1,3,4,5の内で、制御データの入力端子が
ない機器に対しては、制御コードに対応した赤外線信号
を発光させて、赤外線信号の無線伝送により制御コード
を伝送できるようにしてある。
【0024】そして本例においては、コントロール装置
10が備える各端子へのプラグの接続の有無を検出する
接続検出部20と、この各端子の内の入力端子(映像入
力端子及び音声入力端子)に得られる信号を検出する信
号検出部21とを備える。この信号検出部21での検出
としては、入力端子に得られる信号が、映像信号である
か或いは音声信号であるかを検出する。そして、この接
続検出部20の検出データと信号検出部21の検出デー
タとをシステムコントローラ11で判断して、このコン
トロール装置10が備える端子に接続された機種を判別
して、システムコントローラ11内のメモリ(図示せ
ず)に判別した機種を記憶(登録)させる。
【0025】ここで、本例のコントロール装置10が各
機器と接続するための端子部の構成を図3に示すと、コ
ントロール装置10の背面側に、第1の機器接続端子部
31,第2の機器接続端子部32‥‥と接続できる機器
の数だけ機器接続端子部が用意され、それぞれの機器接
続端子部に映像入力端子,映像出力端子,左右の音声入
力端子,音声出力端子を備える。但し、映像と音声の入
力端子だけで、出力端子がない端子部(図3の第4の機
器接続端子部34)もある。これらの機器接続端子部
は、接続する機器が特定されていない。そして、各機器
接続端子部31,32と信号ラインを介して接続された
機器の機種を、接続検出部20の検出データと信号検出
部21の検出データとに基づいて、システムコントロー
ラ11が判別する。
【0026】以下、この機種の判別動作を図4及び図5
のフローチャートを参照して説明すると、まず機器接続
端子部に何れかの信号ラインが接続された場合、機器の
接続検出を図4のフローチャートに従って行う。即ち、
接続検出部20の検出データより、第1の機器接続端子
部31にプラグが接続されたか否か判断し(ステップ1
01)、接続が行われた場合には信号検出部21の検出
データより、入力端子に供給される信号が映像信号か音
声信号かを判断する(ステップ102)。そして、映像
信号であると判断したときには、この第1の機器接続端
子部31に映像機器が接続されていると判断し、対応し
た映像処理を行うようにする(ステップ103)。ま
た、音声信号だけしか供給されないと判断したときに
は、この第1の機器接続端子31にオーディオ機器が接
続されていると判断し、対応した音声処理を行うように
する(ステップ104)。
【0027】この第1の機器接続端子部31に関する検
出を行った後は、第2の機器接続端子部32について同
様の検出を行う。即ち、第2の機器接続端子部32にプ
ラグの接続があるか否か判断し(ステップ105)、接
続がある場合には信号検出部21の検出データより、入
力端子に供給される信号が映像信号か音声信号かを判断
する(ステップ106)。そして、映像信号であると判
断したときには、この第2の機器接続端子部32に映像
機器が接続されていると判断し、対応した映像処理を行
うようにする(ステップ107)。また、音声信号だけ
しか供給されないと判断したときには、この第2の機器
接続端子32にオーディオ機器が接続されていると判断
し、対応した音声処理を行うようにする(ステップ10
8)。
【0028】以下同様にして、このコントロール装置1
0に用意された機器接続端子部の数だけ接続と信号の検
出を行う。
【0029】そして、この接続検出を全ての接続端子部
の数だけ行った後は、図5のフローチャートに示すよう
に、各接続端子部に接続された機器の機種を特定させる
機種判別処理を行う。ここでは、製造会社毎に制御コー
ドが異なるので、各製造会社の制御コードを順次出力さ
せ、何れの会社の制御コードを出力させたときに、機器
が応答したかを判断する。即ち、図5のフローチャート
はテレビジョン受像機の機種判定処理を示す図で、A
社,B社,C社‥‥とテレビジョン受像機の製造会社が
ある場合、システムコントローラ11の制御で、まずA
社のテレビジョン受像機の電源をオンさせる制御コード
(テレビジョン受像機の電源立ち上げコード)を制御信
号入出力部19から出力させる(ステップ201)。こ
のとき、テレビジョン受像機側からオンしたことを示す
制御データが供給されるか否か判断し(ステップ20
2)、オンしたことを示す制御データが供給された場
合、A社のテレビジョン受像機が接続されていると判断
して、機種を確定させる処理を行う(ステップ20
3)。
【0030】この機種を確定させる処理としては、接続
されていることを検出したテレビジョン受像機をシステ
ムコントローラ11側のメモリに登録させると共に、こ
のテレビジョン受像機が、どの機器接続端子部に接続さ
れているかを検出する。即ち、例えばコントロール装置
10から、テレビジョン受像機内の衛星放送受信用チュ
ーナから映像信号を出力させる制御コードを出力させ、
この映像信号がどの機器接続端子部の入力端子に供給さ
れるかを、信号検出部21で検出させる。そして、信号
検出部21で映像信号の供給開始を検出した機器接続端
子部に、テレビジョン受像機が接続されているとシステ
ムコントローラ11が判断する。
【0031】そして、A社の電源立ち上げ用制御コード
の送信で、オンしたことを示す制御データが供給されな
い場合、B社のテレビジョン受像機をオンさせる制御コ
ードを制御信号入出力部19から出力させ(ステップ2
04)、テレビジョン受像機側からオンしたことを示す
制御データが供給されるか否か判断し(ステップ20
5)、オンしたことを示す制御データが供給された場
合、B社のテレビジョン受像機が接続されていると判断
して、ステップ203へ移って機種を確定させる処理を
行う。
【0032】そして、B社の電源立ち上げ用制御コード
の送信で、オンしたことを示す制御データが供給されな
い場合、C社のテレビジョン受像機をオンさせる制御コ
ードを制御信号入出力部19から出力させ(ステップ2
06)、テレビジョン受像機側からオンしたことを示す
制御データが供給されるか否か判断し(ステップ20
7)、オンしたことを示す制御データが供給された場
合、C社のテレビジョン受像機が接続されていると判断
して、ステップ203へ移って機種を確定させる処理を
行う。
【0033】そして、C社の電源立ち上げ用制御コード
の送信でも、オンしたことを示す制御データが供給され
ない場合、更に別の会社の制御コードを送信させる処理
を同様に行い、コントロールデータメモリ15に記憶さ
れたテレビジョン受像機に関する全ての会社の制御コー
ドを送信させて、テレビジョン受像機側からオンしたこ
とを示す制御データが供給されない場合、制御できるテ
レビジョン受像機が接続されていないと判断する(ステ
ップ208)。
【0034】そして次に、VTRの電源をオンさせる制
御コードを、同様の手順でA社,B社,C社‥‥と出力
させ、何れかの会社の制御コード出力時に応答があると
き、対応した会社のVTRであると判断し、機種を確定
させると共に接続された端子を検出させる。また、VT
Rの制御コードを全ての会社のコードで送信させて応答
がない場合には、ビデオディスク再生装置の電源をオン
させる制御コードを、同様の手順でA社,B社,C社‥
‥と出力させ、何れかの会社の制御コード出力時に応答
があるとき、対応した会社のビデオディスク再生装置で
あると判断し、機種を確定させると共に接続された端子
を検出させる。さらに、接続できる他の映像機器やオー
ディオ機器の制御コードについてのデータがコントロー
ルデータメモリ15に記憶されている場合には、この制
御コードも送信させて、応答があるか確認させる。
【0035】なお、ここでは制御コードを双方向に伝送
できるように接続した場合について説明したが、制御コ
ードが双方向に伝送できるように接続されていない場合
には、コントロール装置10側からの制御コードを送信
させた後、映像信号やオーディオ信号がどの機器接続端
子部の入力端子に供給されるかを信号検出部21で検出
させ、信号検出部21で映像信号の供給開始を検出した
機器接続端子部に、対応した制御コードで作動する機種
の機器が接続されていると判断して、機種と接続された
端子とを確定させるようにしても良い。
【0036】また、それぞれの機器毎に制御コードをA
社,B社,C社‥‥と出力させる場合の会社の順序とし
ては、予め決められた優先順位の高い順に行うようにす
る。例えば、それぞれの機器の市場占有率より決めるよ
うにしても良い。即ち、例えばテレビジョン受像機の場
合の市場占有率がA社,B社,C社の順で高いとする
と、テレビジョン受像機の制御コードをA社,B社,C
社の順で出力させる。そして、VTRの場合の市場占有
率がB社,A社,C社の順で高いとすると、VTRの制
御コードをB社,A社,C社の順で出力させる。このよ
うにして、予め決められた優先順位の高い順に制御コー
ドを出力させることで、設定作業が短時間で終了する可
能性が高くなる。
【0037】このようにして接続された全ての機器の機
種と、その接続端子が確定することで、初期設定作業が
終了し、以後は操作キー12の操作(或いは図示しない
リモートコントロール装置の操作)により、各機器を統
一的に制御できる。即ち、例えば第1のVTR3(図1
参照)の電源をオンさせるキーが操作された場合、図6
のフローチャートに示すように、このキー操作をシステ
ムコントローラ11が判別した後(ステップ301)、
表示パネル17に機種名(機器の名称と会社名)を表示
させる(ステップ302)。さらに、このときファンク
ション制御部13に対応したファンクション設定を実行
させる(ステップ303)。即ち、第1のVTR3が接
続された機器接続端子部に得られる映像信号を、テレビ
ジョン受像機1が接続された機器接続端子部から出力さ
せるようにファンクション切換させ、第1のVTR3が
再生した映像をテレビジョン受像機1に受像させる。ま
た、第1のVTR3が接続された機器接続端子部に得ら
れる音声信号についても、アンプ部14に供給させるよ
うにファンクション切換させ、左右のスピーカ装置2
L,2Rから出力させる。
【0038】このようにコントロール装置10を使用し
て接続された機器の統一的な制御ができることで、映像
機器やオーディオ機器の使い勝手が向上する。この場
合、初期設定が図4及び図5のフローチャートに示すよ
うに自動的に行われることで、どの機器接続端子にテレ
ビジョン受像機やVTRなどの機器を接続しても、自動
的に機器の機種と接続した端子が判別され、各機器を対
応した端子に接続させる必要がなく、信号ラインにより
接続する場合に接続の順序を考慮する必要がないと共
に、接続された機器の機種(製造会社の区別など)を登
録させる操作が必要なく、このコントロール装置10を
使用したシステムを組む場合に手間がかからない。
【0039】なお、上述実施例においては、コントロー
ル装置10側だけの制御で自動的に初期設定が行われる
ようにしたが、接続されたそれぞれの機器にリモートコ
ントロール装置が付属している場合には、このリモート
コントロール装置を使用することで、簡単な操作で初期
設定させることもできる。即ち、図7のフローチャート
に示すように、コントロール装置10の所定の操作キー
12の操作により、接続機器の設定作業開始を指示させ
た後(ステップ401)、操作者は接続を登録したい機
器に付属するリモートコントロール装置が備える何れか
のキー(例えば電源をオンさせるキー)を押し、コント
ロール装置10の赤外線信号受光部18で受光させる。
この赤外線信号受光部18で赤外線信号の受光があるこ
とを検出したとき(ステップ402)、受信コードのチ
ェックを行い(ステップ403)、何れの会社のコード
であるかと何れの機器の制御コードであるかを判別す
る。例えば、まずA社の制御コードか否か判断した後
(ステップ404)、A社の制御コードであるとき、テ
レビジョン受像機の制御コードか否か判断し(ステップ
405)、テレビジョン受像機の制御コードであると
き、接続されたテレビジョン受像機の制御コード(機
種)を登録すると共に(ステップ406)、信号検出部
21の検出データに基づいて接続された端子の検出を行
う(ステップ407)。
【0040】また、テレビジョン受像機の制御コードで
ない場合には、VTRの制御コードか否か判断し(ステ
ップ408)、VTRの制御コードである場合には、テ
レビジョン受像機の場合と同様に機種の登録と接続され
た端子の判別を行う。さらに、VTRの制御コードでな
い場合には、ビデオディスク再生装置の制御コードか否
か判断し(ステップ409)、ビデオディスク再生装置
の制御コードである場合には、機種の登録と接続された
端子の判別を行う。
【0041】そして、A社の制御コードでない場合に
は、同様に制御コードより会社の判別を順に行い(ステ
ップ410,411)、判別した会社のどの機種である
か判別させる。
【0042】この処理を接続された全ての機種に対して
行う(即ち全ての機種のリモートコントロール装置から
赤外線信号を順に出力させる)ことで、接続された全て
の機種がコントロール装置10のシステムコントローラ
11側のメモリに登録され、以後は上述した図6に示す
処理で各機器の制御が行われる。
【0043】このように、各機器に付属するリモートコ
ントロール装置のキー操作を行うだけで、自動的にこの
機器の機種が判別され、接続された端子も自動的に判別
されるので、簡単に初期設定作業が行われる。特に、こ
の場合にはコントロール装置10側で機種を判別するの
に必要な処理が、受信した制御コードを解読するだけな
ので、システムコントローラ11内での演算処理だけで
解読が行われ、迅速に機種を判別することができる。
【0044】なお、上述実施例ではVTR,ビデオディ
スク再生装置,テレビジョン受像機の制御を行うコント
ロール装置に適用したが、他の映像機器やオーディオ機
器の制御を行うコントロール装置にも適用できる。
【0045】
【発明の効果】本発明によると、接続された機器の機種
を自動的に識別するので、機器を接続したときの初期設
定が容易にできる。
【0046】この場合、双方向信号伝送手段と、複数の
機種に対応した識別コードを送信すると共に識別コード
が接続された機器側で一致した場合に機器側から伝送さ
れるコードを受信する制御部とを設けたことで、双方向
にコードを伝送させながら良好に接続された機器の判別
ができる。
【0047】また、赤外線信号送信部と、複数の機器に
応じた電源立ち上げコードを発生する制御部とを設け、
コードの赤外線信号送信部からの送信による接続された
機器の作動状態より識別するようにしたことで、制御コ
ードを直接伝送することができない機器が接続された場
合にも、良好に機器を識別することができる。
【0048】また、接続された機器側へのコードの送信
を、予め決められた優先順位の高い機種順に行うように
したことで、初期設定を短時間で処理させることが可能
になる。
【0049】また、端子へのプラグを介した機器の接続
を行った場合に、第1及び第2の識別手段での識別を行
うようにしたことで、機器が接続された場合に、自動的
に初期設定が行われ、初期設定を開始させるキー操作な
どが不要になる。
【0050】また、接続された機器に送信する制御コー
ドとして、識別した機種に対応した制御コードに変換す
ることで、異なる会社の機器を接続した場合のように、
他の制御コードで作動する機器を接続した場合にも、良
好に制御ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるシステム全体を示す構
成図である。
【図2】一実施例の装置を示す構成図である。
【図3】一実施例の装置の端子配置状態を示す構成図で
ある。
【図4】一実施例の接続検出処理を示すフローチャート
図である。
【図5】一実施例の機種判別処理を示すフローチャート
図である。
【図6】一実施例の装置の使用時の動作を示すフローチ
ャート図である。
【図7】他の実施例の機種判別処理を示すフローチャー
ト図である。
【図8】従来の装置の端子配置状態を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 テレビジョン受像機 2L,2R スピーカ装置 3 第1のVTR 4 第2のVTR 5 ビデオディスク再生装置 10 コントロール装置 11 システムコントローラ 13 ファンクション制御部 15 コントロールデータメモリ 17 表示パネル 18 赤外線信号受光部 19 制御信号入出力部 20 接続検出部 21 信号検出部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端子と、 該それぞれの端子にプラグが接続されていることを検出
    する検出手段と、 上記端子にプラグを介して接続された機器が映像機器か
    オーディオ機器かを識別する第1の識別手段と、 該第1の識別手段の識別結果に応じて映像処理又はオー
    ディオ処理を行う制御手段と、 上記接続された機器の機種を識別する第2の識別手段
    と、 該第2の識別手段の識別結果に応じて選択された機器情
    報を表示する表示手段と、 上記接続された機器の機種を記憶する記憶手段とを設け
    た制御装置。
  2. 【請求項2】 上記第2の識別手段は、 双方向信号伝送手段と、 複数の機種に対応した識別コードを送信すると共に、上
    記識別コードが上記接続された機器側で一致した場合に
    機器側から伝送されるコードを受信する制御部とからな
    る請求項1記載の制御装置。
  3. 【請求項3】 上記第2の識別手段は、 赤外線信号送信部と、 上記複数の機器に応じた電源立ち上げコードを発生する
    制御部とで構成し、 上記コードの上記赤外線信号送信部からの送信による上
    記接続された機器の作動状態より識別するようにした請
    求項1記載の制御装置。
  4. 【請求項4】 接続された機器側への上記コードの送信
    を、予め決められた優先順位の高い機種順に行うように
    した請求項2又は3記載の制御装置。
  5. 【請求項5】 上記端子へのプラグを介した上記機器の
    接続を行った場合に、上記第1及び第2の識別手段での
    識別を行うようにした請求項1記載の制御装置。
  6. 【請求項6】 上記接続された機器に送信する制御コー
    ドとして、上記第2の識別手段が識別した機種に対応し
    た制御コードに変換するようにした請求項1記載の制御
    装置。
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