JPH0642243A - Rfリモコン錠システム - Google Patents

Rfリモコン錠システム

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JPH0642243A
JPH0642243A JP7565592A JP7565592A JPH0642243A JP H0642243 A JPH0642243 A JP H0642243A JP 7565592 A JP7565592 A JP 7565592A JP 7565592 A JP7565592 A JP 7565592A JP H0642243 A JPH0642243 A JP H0642243A
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JP
Japan
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intermittent
signal
locking
transmission signal
transmitter
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JP7565592A
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Inventor
Harumi Kano
晴巳 加納
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SMK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送受信機の消費電力を出来る限り少なくして
電源の使用寿命を長くするリモコン錠システム。 【構成】 送信信号を適宜間隔でオン・オフする間欠送
信信号にし、適宜間隔でオン・オフを繰り返す間欠受信
モードで受信すると共に、送受信を一定の関係を有して
受信する構成にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドア又はその他の開閉
部に取り付けられる錠の開閉を行うRFリモコン錠シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に知られているRFリモコン錠シス
テムは、施解錠信号を含んだ高周波信号を変調して送信
する送信機と、この高周波信号を受信して施解錠信号を
抽出する受信機と、該受信機によって制御され施解錠信
号に基づいて施解錠動作を行なう制御部とを有する構成
になっている。また、従来例としては、特開平2ー35
177号公報に記載されたものが周知である。この従来
例においてはバッテリーを電源とした電気錠が開示され
ており、該電気錠はワイヤレステンキーの操作により解
錠信号を送出し、バックアップ用電源を別途設けてドア
の施解錠を行うものである。
【0003】また、例えば車両のドアを開けたい場合に
は、携帯している送信機のスイッチをオンすることによ
り、ヘッダ、IDコード等から構成されている施解錠信
号を含んだ高周波信号を変調して送信する。この時、車
両に搭載されている受信機が受信できる状態になってい
ると共に、送信機からの高周波信号を受信できるエリア
であれば、高周波信号を復調して施解錠信号を解読し、
施錠信号又は解錠信号を制御部に送出してドアの開閉を
するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例のRFリモ
コン錠システムに於ける送信機は、送信機のスイッチを
入れた後は継続して高周波信号を出力する構成であるた
め電源の使用寿命が短いという問題点があり、そのた
め、別途電源部分を持ち運ぶか別途バックアップ用の電
源を備えて対処する必要があった。
【0005】特に、携帯用の送信機であれば搭載できる
電源の容量には限界があり、無駄な消費電力は出来る限
り少なくしなければ実用上の効果を得ることができな
い。また、電源の容量を大きくできる車両等に備えた受
信機であっても経済的な面から、電源の消費電力を出来
る限り少なくすることが要求されている。
【0006】従って、前記従来例においては、送信機及
び受信機で費やす消費電力を出来る限り少なくし、しか
も確実に受信され、施解錠の駆動がなされるようにする
点に解決しなければならない課題を有している。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記従来例の課題を解決
する具体的手段として本発明は、施解錠信号を含んだ高
周波信号を変調して送信する送信機と、該高周波信号を
復調して前記施解錠信号を抽出する受信機と、前記施解
錠信号に基づいて施解錠動作を行なう制御部とを備え、
前記送信機の送信信号は適宜間隔でオン・オフする間欠
送信信号であり、該間欠送信信号は適宜間隔でオン・オ
フを繰り返す前記受信機側の間欠受信モードで受信され
ることを特徴とするRFリモコン錠システムであり、送
信機側から送信される間欠送信信号は、施解錠信号の前
にプリアンブルを含み、該プリアンブルの時間帯(t3)
と、前記間欠受信モードにおける受信不可能な時間帯
(t7)及び受信可能な時間帯(t6)内における前記プリ
アンブルを判別する時間帯(△t)との関係において少
なくとも、(t7+2△t)≦t3が成り立つように設
定したRFリモコン錠システムであり、送信機側からの
送信信号は、一定時間経過後に自動的にオフするように
設定されるRFリモコン錠システムである。
【0008】
【作用】送信機側及び受信機側のいづれも適宜間隔でオ
ン・オフさせる間欠信号であること、並びに間欠送信信
号は、送信開始から一定時間経過後自動的にオフするこ
とにより、電源の消費電力を大幅に節減することができ
ると共に、施解錠信号の前においたプリアンブルと、受
信不能及びプリアンブルの判別時間帯を特定した関係に
設定することで確実に受信されるのである。
【0009】
【実施例】次に、本発明を図示の実施例により更に詳し
く説明すると、図1に示したように、RFリモコン錠シ
ステムは、施解錠信号を含んだ高周波信号を変調して送
信する送信機1と、この高周波信号を受信して施解錠信
号を抽出する受信機2と、施解錠信号に基づいて施解錠
動作を行なう制御部3とから構成され、該制御部は例え
ばドア4等の開閉部に取り付けられている。
【0010】前記送信機1は、通常用いられる施解錠信
号の間欠送信信号を出力するための間欠スイッチ1a
と、強制的に施解錠するための強制スイッチ1bと、信
号を送出するための送信アンテナ1cとを具備し、必要
があれば連続信号を出力するための連続スイッチ1dを
設けることもできる。
【0011】そして、前記送信機1からの送信は、通常
は間欠スイッチ1aを投入することで、間欠送信信号に
より施解錠を行なうものである。もし、通常用いられる
間欠送信信号でドアの施解錠が出来ないとき、例えば間
欠送信信号によって開錠を行なった後の施錠した直後
に、又は直ちに施解錠したいときには強制スイッチ1b
によって強制信号を送出させて施解錠できる構造になっ
ている。
【0012】前記受信機2は受信アンテナ2aを有し、
該受信アンテナで受信した高周波信号から施解錠信号を
抽出し、適宜の導電線2bを介して制御部3に制御信号
を送出するものである。そして、この受信機2における
受信は間欠受信モードで行われる構成になっている。
【0013】前記制御部3は受信機2で受信された適正
な施解錠信号に基づき、該受信機2からの指令信号によ
り錠の施解錠の制御を行うものであり、ドア又はトラン
クルーム等の開閉部に取り付けられる。そして、一定の
制約(後述する)をもって錠の施解錠を行なうように構
成されている。
【0014】前記送信機1から送信される通常の施解錠
信号である間欠送信信号は、図2の(1),(2)に示
したように、間欠スイッチ1aをオンさせると適宜間隔
をもってオン・オフの繰り返しを継続して一定時間(t
1)送出される。この場合の間欠送信信号がオフしてい
る時間帯の長さは、受信機2の受信能力や受信方式等に
対応して決定される。
【0015】送信機1から一定時間(t1)の間送信され
る間欠送信信号はパルス信号であり、図2の(3),
(4)に示したようにキャリア信号により施解錠信号を
含んだものであって、そのパルス信号は、例えば、約2
sec間隔の信号が一定時間(t1)だけ発生し、各パルス
信号の幅(t)は約180msecである。このパルスの態
様は、使用する条件や受信機2の受信方式に応じて自由
に変更することが出来る。
【0016】前記図2の(3)のキャリア信号は、一定
周波数のRF波であって、目的のあて先に向けて送信さ
れる搬送波である。そして間欠送信信号のオンしている
時間(t)よりも若干長く設定されている。本実施例に
おいては、間欠送信信号のオンしている時間の長さ
(t)が約180msecであるのに対してキャリア信
号が発生している時間の長さは約200msecであ
る。
【0017】前記間欠送信信号に含まれている施解錠信
号は、プリアンブル、ヘッダ、IDコード、制御コード
から構成されており、その施解錠信号を含んだ信号をパ
ルス位置変調し、パルス位置変調した信号をFM変調し
て、図示していないが送信機1の高周波発振器から40
MHz帯又は300MHz帯等の周波数で送信アンテナ
1cから送信される。
【0018】前記プリアンブルは一定の時間長さ(t3)
を有し、パルス位置変調する際に、施解錠信号を含んだ
信号のブロックの前に置く特別の列からなるバーストで
あって、施解錠信号を含んだ周波数を復調する際に同期
化するためのものである。
【0019】ヘッダは、送信信号の番号、送信機の固有
番号、日付等、適宜のデータから構成されている。ま
た、IDコードは、お互いに目的とする送受信機1、2
であることを見分けるか、或は確認するためのコードで
ある。
【0020】制御コードは、複数のビットの構成によ
り、間欠送信信号、又は連続送信信号の区別、及び強制
信号の区別をするものである。この制御コードを付加さ
せることにより送受信回路等を何等付加せずに種々の機
能を付加させることができる構成になっている。
【0021】前記制御コードの一例としては、以下に示
した表1のように、例えば5ビットから構成され、1ビ
ット目は、タイマーモードで動作する通常の信号と間欠
送信信号の識別用として使用する。
【0022】即ち、受信側において、1ビット目が有効
であれば間欠送信信号を識別後一定時間内は例え再度間
欠送信信号を受信しても、該間欠送信信号に含まれる制
御コードに基づく機能を制限して、トランクを自動的に
オープン後閉めても閉まらないという誤動作を回避する
ことができる。
【0023】同時に、もしこの1ビット目がオフであれ
ば強制信号であると識別することによって、例え間欠送
信信号により発生している一定時間内であっても制御コ
ードに含まれているデータを解読して実行する。即ち、
トランクを閉めたが直ちに開けたい場合等に有効であ
る。
【0024】また、5ビット目はトランクのオープンを
制御するために使用する。即ち、このビットが有効であ
ればトランクを自動的に開くことができる。本実施例に
おいては、間欠送受信によるトランクのオープンだけを
目的としているため2ビットあれば自動的にトランクを
オープンさせ、且つ自動的にオープンすることによる弊
害を回避することができる。しかし、表1に示している
ように、例えば他に3ビット以上を用意しておくことに
よって、適宜種々の機能を付加させることができる。例
えば、エンジンのスタート時においては、トランクのオ
ープンを制止したり、運転時においては、ドアのオープ
ンを制止する等の機能を割り当てることができる。
【0025】
【表1】
【0026】前記受信機2は、前記送信機1からの前記
間欠送信信号を受信アンテナ2aで間欠受信して施解錠
信号を抽出するものであって、図2の(5−a)で示し
たように、受信回路への電圧供給している時間の長さ
(t4)と供給電圧を遮断している時間の長さ(t5)を1
周期とし、この供給電圧に対応して間欠を繰り返す間欠
受信モードで受信するものである。そして、図2の(5
ーb)で示したように、前記送信機1から送信された間
欠送信信号を受信し、その間欠送信信号の施解錠信号に
含まれているプリアンブルを判別してから一定時間長さ
(t2)の間、連続受信モードになってプリアンブルによ
る同期をとると共に、その後に続くヘッダ、IDコード
等の施解錠信号を抽出して、再び間欠受信モードにな
る。
【0027】前記間欠受信モードにおける受信態様を更
に詳しく説明すると、図3に示したように適宜間隔でオ
ン・オフを繰り返す供給電圧(t4,t5)に対応して間欠
受信モードが生成されており、送信機1からの間欠送信
信号を的確に受信できるように検出時間が設定される。
即ち、検出時間は受信可能な時間帯(t6)と受信不可能
な時間帯(t7)とから構成され、受信可能な時間帯(t
6)を短くして、受信不可能な時間帯(t7)を出来る限
り長くした間欠受信モードにすれば消費電流を少なく
し、バッテリー等の電源の使用寿命を大幅に延ばすこと
ができるが、実用上の効果を期すためには一定の限界が
ある。
【0028】そこで、受信可能な時間帯(t6)と受信不
可能な時間帯(t7)は、図3に示すように受信回路に供
給される間欠供給電圧に対応し、一定の時間遅れで発生
するので、確実な検出を行うには送信信号との間におい
て一定の関係を保つようにする必要がある。
【0029】この受信可能な時間帯(t6)を設置する上
で、間欠送信信号のプリアンブル(t3)を判別する時間
帯(△t)が適正に働く範囲で設定する必要がある。こ
の受信可能な時間帯(t6)は、受信回路の応答時間を考
慮に求められる。即ち、受信回路に電圧が供給されてい
る時間帯(t4)の立ち上がりから受信するのに充分対応
できる時間帯(△t4)を差引き、且つ受信回路に供給さ
れている電圧を遮断した時間帯から一定時間経過した時
間帯(△t5)をプラスした範囲になる。
【0030】このように、受信可能な時間帯(t6)は、
受信回路への間欠供給電圧の時間帯(t4)に依存して発
生するが、その受信可能な時間帯(t6)の内にプリアン
ブルを判別する時間帯(△t)を確保できるように設定
することで間欠受信であっても、間欠送信信号を確実に
受信できるようになるのである。尚、キャリア信号に搬
送されている施解錠信号において、先頭のプリアンブル
を検出すると、前述したように一定時間(t2)連続受信
モードにして施解錠信号を構成するIDコード、制御コ
ードを抽出して制御部3に出力し、一定時間(t2)経過
後は再び間欠受信モードになる(図2(5ーb)参
照)。
【0031】また、検出時間における受信不可能な時間
帯(t7)は、受信回路に供給されている電圧を遮断して
いる時間帯(t5)に対応して、遮断した時から一定時間
経過した時間帯(△t5)を差引き、且つ遮断状態から電
圧が供給され受信に対応できる時間帯(△t4)を加えて
設定する。従って、受信不可能な時間帯(t7)は、t7
=t5+△t4−△t5となる。
【0032】このように受信回路に間欠的に供給される
電圧に対応して設定される受信可能な時間帯(t6)と受
信不可能な時間帯(t7)との長さが設定できるが、間欠
送信信号の施解錠信号に含まれているプリアンブルの時
間帯(t3)との関係において、プリアンブルを判別する
時間(△t)を、充分に作用させることを考慮する必要
がある。
【0033】つまり、間欠受信側における受信可能な時
間帯(t6)はプリアンブルを判別する時間帯(△t)に
よって設定されるが、受信側の間欠受信は送信側の間欠
送信と必ずしも同期して駆動されるものではないから、
受信可能な時間帯(t6)がプリアンブルの時間帯(t3)
との間において、前後に一山ずれることも考慮され、確
実な検出を行うためには、プリアンブルの時間帯(t6)
の中にプリアンブルを判別する時間帯(△t)を2個含
むように設定しなければならない。然るに少なくとも下
記式が成立する関係が維持できるようにすればよい。 (t7+2△t)≦t3……(1)
【0034】上記(1)式が満足するには2通りの方法
がある。1つの方法は、プリアンブル判別時間帯(△
t)をプリアンブルの時間帯(t3)内に少なくとも独立
して2個以上設定する方法である。即ち図4に示すよう
に受信側の受信時間帯(A)、(B)、(C)、(D)
が送信信号のプリアンブルの時間帯(t3)に対して充分
な判別時間帯(△t)がとれなくても必ず片方の判別時
間帯(△t)が送信信号のプリアンブルの時間帯(t3)
内に存在することができるので受信した送信信号のプリ
アンブルの時間帯(t3)に対して確実に判別時間帯を得
ることができる。
【0035】もう1つの方法は図5に示すようにプリア
ンブルの時間帯(t3)に対して判別時間帯(△t)を2
個連続した時間帯によってプリアンブルの時間帯(t3)
を判別するようにすることであり、上記(1)式が成立
する関係が維持できるように設定すればよい。
【0036】即ち、受信した送信信号のプリアンブルの
時間帯(t3)に対して、どのような時点で受信可能な状
態になっても、受信側の間欠受信時間帯(E)、
(F)、(G)、(H)、(I)に示すようにプリアン
ブルを判別する時間帯を連続した判別時間帯(2△t)
内に確保することができるため、発生した送信信号のプ
リアンブル(t3)を確実に判別することができる。
【0037】また、このようにして設定された間欠受信
モードによる受信電流は、従来技術である連続受信によ
り消費する電流に比べて、以下に示すように低消費化す
ることができる。 [t4/(t4+t5)]・I=i (I:連続受信時の電流、i:間欠受信モード時の電
流) 尚、本実施例においては、受信可能な時間(t6)と受信
不可能な時間(t7)は各々約35msに設定され、プリア
ンブル(t3)は約80msに設定されている。
【0038】このように間欠受信モードのうち受信不可
能な時間帯(t7)と受信可能な時間帯におけるプリア
ンブルを判定する時間帯(△t)と間欠送信信号のプリ
アンブルの時間帯(t3)の関係を上記(1)式で求めた
関係にすることによって間欠受信モードであっても送信
機1からの通常の施解錠信号である間欠送信信号を確実
に受信することができる。
【0039】制御部3は、送信機1から出力される通常
の施解錠信号である間欠送信信号を抽出後タイマーが設
定され、一定時間経過するまで同じ間欠送信信号による
施解錠動作を行なわない機能を備えている。同じ間欠送
信信号出力間による再度の施解錠動作を防止する必要が
あるから、送信機1の間欠スイッチ1aをオンしてから
間欠送信信号を送信する一定時間(t1)よりも長く設定
されている。
【0040】例えば、車両のトランクに備えた受信機2
と制御部3において、送信機1からの送信信号を受信し
てトランクが自動的に開いた後、トランクを閉めた時に
同一間欠信号を受信して解錠動作が行われることを防ぐ
ものである。
【0041】この間に解錠したい場合には、強制スイッ
チ1bをオンすることによりトランクルームを開けるこ
とができる。この強制スイッチ1bのオンによって発信
される通常信号は間欠送信信号を受信後の一定時間内で
あってもトランクを開けることができる。この通常信号
は、前述した表1に示した制御コードの1ビット目のオ
ン・オフにより判別される。即ち、1ビット目の制御に
よって間欠送信信号を受信後の一定時間経過前であって
も施解錠動作を行なうことができる。
【0042】ここで、自動車のトランクルームの施解錠
に適用した場合における本発明のリモコン錠システムの
動作につき説明する。先ず、目的地に赴いて、自動車か
ら離れ、買物等によって両手で抱えるような荷物がある
場合に、荷物を持つ前に送信機1の間欠スイッチ1aを
オンにしてから、荷物を両手で抱えて自動車に向かう。
このとき、間欠スイッチ1aがオンされたことにより、
一定時間の間欠信号がオン・オフを繰り返して継続して
出力されている。
【0043】そして、自動車には受信できる状態にある
受信機2が備えられていて、荷物を両手で抱えた状態で
受信機2の受信エリアにくれば、送信機1からの間欠送
信信号を受信し、施解錠信号を抽出して自動的にトラン
クルームの錠が外れ、ドアを開くことができる。従っ
て、両手がふさがっていてもトランクルームの近傍にく
れば自動的にトランクルームのドアが開き、抱えている
荷物等を直接収納することができる。
【0044】しかし、トランクルームの解錠する距離
は、利用者が自動車のトランクルームの中に手に抱えた
状態で荷物を入れられる至近距離であれば充分であり、
余りにも遠くから反応して解錠しては保安上等問題が生
ずる。従って、使用時には、受信エリアを約4m位に設
定した方がよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るRFリ
モコン錠システムは、間欠送信と間欠受信モードにし、
間欠送信信号を送信開始から一定時間経過後自動的にオ
フすることにより、送信に必要な消費電力を最小限にす
ることができ、不要な施解錠動作をも回避することがで
きる。
【0046】また、送信機側から送信される間欠送信信
号は、施解錠信号の前にプリアンブルを含み、該プリア
ンブルの時間帯(t3)と、間欠受信モードにおける受信
不可能な時間帯(t7)及び受信可能な時間帯におけるプ
リアンブルを判別する時間帯(△t)との関係において
少なくとも、(t7+2△t)≦t3が成り立つように
設定したことにより、間欠送受信信号及び間欠受信モー
ドであっても確実に受信して施解錠することができ、送
受信回路での消費する電力を大幅に節減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体概略図である。
【図2】本発明の間欠送信信号と間欠受信の概略波形図
である。
【図3】本発明の実施例の間欠送信信号と間欠受信信号
の関係をあらわしたものである。
【図4】本発明の実施例の間欠送信信号と間欠受信信号
の関係を表わしたタイミングチャートである。
【図5】本発明の実施例の間欠送信信号と間欠受信信号
の関係を表わしたタイミングチャートである。
【符号の説明】 1 送信機 1a 間欠スイッチ 1b 強制スイッチ 1c 送信アンテナ 1d 連続スイッチ 2 受信機 2a 受信アンテナ 2b 制御信号 3 制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施解錠信号を含んだ高周波信号を変調し
    て送信する送信機と、該高周波信号を復調して前記施解
    錠信号を抽出する受信機と、前記施解錠信号に基づいて
    施解錠動作を行なう制御部とを備え、 前記送信機の送信信号は適宜間隔でオン・オフする間欠
    送信信号であり、該間欠送信信号は適宜間隔でオン・オ
    フを繰り返す前記受信機側の間欠受信モードで受信され
    ることを特徴とするRFリモコン錠システム。
  2. 【請求項2】 送信機側から送信される間欠送信信号
    は、施解錠信号の前にプリアンブルを含み、該プリアン
    ブルの時間帯(t3)と、前記間欠受信モードにおける受
    信不可能な時間帯(t7)及び受信可能な時間帯(t6)内
    における前記プリアンブルを判別する時間帯(△t)と
    の関係において少なくとも、 (t7+2△t)≦t3 が成り立つように設定した請求項1に記載のRFリモコ
    ン錠システム。
  3. 【請求項3】 送信機側からの送信信号は、一定時間経
    過後に自動的にオフするように設定される請求項1又は
    2に記載のRFリモコン錠システム。
JP7565592A 1992-02-27 1992-02-27 Rfリモコン錠システム Pending JPH0642243A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4856054B2 (ja) * 2004-03-24 2012-01-18 ソムフィ ソシエテ パ アクシオンス シンプリフィエ 低電力rf制御システム
JP2013505619A (ja) * 2009-09-21 2013-02-14 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ダブルウェイクアップによる非同期送信

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