JPH0634446A - 固定検光子を用いた偏波分散測定方法及び装置 - Google Patents

固定検光子を用いた偏波分散測定方法及び装置

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JPH0634446A
JPH0634446A JP4185466A JP18546692A JPH0634446A JP H0634446 A JPH0634446 A JP H0634446A JP 4185466 A JP4185466 A JP 4185466A JP 18546692 A JP18546692 A JP 18546692A JP H0634446 A JPH0634446 A JP H0634446A
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optical signal
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俊夫 川澤
Hiroharu Wakabayashi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高精度で簡易に測定でき、しかも光信号の全て
の偏波状態における測定対象の偏波分散を測定する方法
及び装置を提供する。 【構成】広帯域な光信号を出力する光源1又は出力光信
号の波長を変化させることが可能な光源1′を用いて、
当該光源1,1′から出力される光信号の偏波状態を、
任意の偏波状態に変換自在でかつ当該光信号の偏波主軸
を任意の方向に制御自在である偏波制御手段2αと、当
該偏波制御手段2αからの測定対象3通過後の光信号を
入力して干渉させる固定検光子4と、当該固定検光子4
から出力される干渉された光信号を分岐する分岐手段9
と、当該分岐手段9により分岐された一方の干渉された
光信号を入力して広帯域にわたってその光強度を測定す
る光スペクトラム・アナライザ5と、光信号の受信測定
を行う光受信測定手段13,13′と、前記光スペクト
ラム・アナライザ5と光受信測定手段13,13′の測
定結果を記録して演算する記録演算手段12とを具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術】本発明は、光ファイバ,光コンポーネン
ト及び光増幅中継伝送システム等において、固定検光子
を用いて偏波分散を測定する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の固定検光子を用いた偏波分散測定
方法の基本的な概念を図面を参照して説明する。図9は
基本的な偏波分散測定方法の構成例を示す図である。図
中、1は広帯域な光スペクトラム幅の光信号を出射する
光源、2aは偏光子、3は測定対象、4は固定検光子、
5は光スペクトラム・アナライザである。
【0003】従来の基本的な偏波分散測定方法を、以下
に説明する。まず、広帯域な光スペクトラム幅を有する
EDFA(Erドープ光ファイバアンプ),SLA(半
導体レーザアンプ),LED等の光源1の出力光信号を
偏光子2aを通過させる事により直線偏波状態とし、そ
れを測定対象3に入力する。その測定対象3から出力さ
れた出力光信号を検光子4で2つの直線偏波モードを干
渉させ、光スペクトラム・アナライザ5で測定する。
【0004】偏波分散τは、光スペクトラム・アナライ
ザ5に示される各変数を使用して以下の式(1)を用い
て求められる。 τ=λ1λ2/(cΔλ) …(1) 但し、Δλ(=|λ2−λ1|)は、光スペクトラム・
アナライザ5に示される山から山,あるいは谷から谷ま
での間隔であり、ビート長(位相差:2π)に相当し、
cは光速度を示している。
【0005】次に、従来の具体的な偏波分散測定方法の
一つである干渉法について、図を用いて説明する。図1
0は干渉法を用いる際に使用される装置の構成例であ
る。図中、2bはλ/4波長板等のπ/2位相素子、2
cはλ/2波長板等のπ位相素子、6はInGaAs−
PD等のフォト・ディテクタ、7は測定対象3の前後に
挿入する光学レンズ、8a及び8bはコーナー・キュー
ブ、9は光分岐器、10はフォト・ディテクタ6の出力
信号を増幅する増幅器である。
【0006】11はコーナー・キューブ8bを前後へ微
少な距離dを往復させる微小振動ステージ、12は増幅
器10からの信号S1と微小振動ステージ11からの前
進・後退を示す信号S2とを演算・記録して装置全体を
同期検波方式とするための記録演算器である。なお、前
記基本的な概念図である図9と同一の部材には同一の符
号を付した。
【0007】従来の偏波分散測定方法の一つである干渉
法による測定手順を図面を参照しながら説明する。広帯
域な光スペクトル幅を有するEDFA,SLA,LED
等の光源1の出力光信号を、まず偏光子2aで直線偏波
状態にして、次にλ/4波長板等のπ/2位相素子2b
で任意の偏波状態(通常は円偏波を採用)とする。
【0008】次に、光分岐器9に入力された光信号は、
2つの直交偏波モードへと分岐され、それぞれ固定され
たコーナー・キューブ8a方向と微小振動ステージ11
により微少な距離dを往復するコーナー・キューブ8b
方向へと向かい、それぞれのコーナー・キューブ8a,
8bで折り返され、測定対象3に入力される。
【0009】それぞれの単一の直交偏波モードとなった
光信号は測定対象3に入力されたあと、検光子4上で干
渉パターンを生じる。当該干渉パターンの信号はフォト
・ディテクタ6上で電気信号とされ、増幅器10で増幅
された電気信号S1とされた後に記録演算器12へ送ら
れる。
【0010】一方、微小振動ステージ11による微少な
動きも、電気信号S2とされて記録演算器12へと送ら
れる。記録演算器12は、電気信号S1及びS2を比較
演算して同期検波し、当該同期検波の結果より偏波分散
を求める。
【0011】この種の干渉法による偏波分散τは、微小
振動ステージ11により往復させられる可動式のコーナ
ー・キューブ8bの移動量dより、次の式(2)のよう
に求めることが可能である。 τ=2d/c …(2) 但し、cは光速度
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法に
於いては、次のような問題点が存在した。まず、基本的
な方法を示す図9の方法においては、次のような問題点
が存在した。すなわち、光源1の波長に依存する光パワ
ーの初期特性やその他の部材の偏波分散特性が含まれる
ため、どの波長におけるピーク値が、測定対象の偏波依
存の光信号成分であるか区別できないので、測定値がば
らつくという問題点があった。
【0013】この問題点を図11を用いて説明する。
今、ある広帯域な光信号の各波長λa,λb,λc,λ
dにおいて測定を行ったとする。λcの波長における測
定対象3通過後の光パワーは最も大きなものと測定され
る。ところが、λcの波長においてはもともと光源1の
光スペクトルの初期特性や他の部材による偏波分散特性
が含まれているため、実際の当該波長λcにおける測定
対象3による偏波分散による光パワーの変動は、その他
の各測定波長λa,λb,λc,λdの偏波分散と比較
して、小さいものである。
【0014】次に、図10のような装置で、干渉法を用
いた場合の問題点について図面を参照しながら述べる。
この干渉法は、基本的には時間領域における測定方法で
あるため、偏波軸の一定な、例えば偏波面保存光ファイ
バ(以下、PMFとする)や偏光依存性を有する光部品
等が測定対象3の場合には有用であるが、時間的に偏波
状態が変動する通常の単一モード光ファイバ(以下、S
MFとする)等が測定対象3の場合には、偏波分散の値
が過少評価されるという問題点があった。
【0015】このことを、図12を用いて説明する。図
12(a)は偏光依存性を有する光部品の偏波分散の測
定例を示すグラフであり、図12(b)はSMFの偏波
分散の測定例を示すグラフで、図12(a)及び図12
(b)のそれぞれ上のグラフは偏光依存性を有する光部
品及びSMFの偏波の速軸を示すためのグラフ,下のグ
ラフは偏光依存性を有する光部品及びSMFの偏波の遅
軸を示すためのグラフであり、図12(a)及び図12
(b)のそれぞれにおいて、横軸はコーナー・キューブ
8a及び8bによる光路長差で中央が0、縦軸は観測さ
れる光パワーの強度である。
【0016】図12(a)における偏光依存性を有する
光部品の測定例では、直交する偏波モード間の結合がな
いので、上と下のグラフでそれぞれ一つの山しかないた
めに、偏波分散τの値もすぐに求めることが可能であ
り、測定誤差も比較的生じにくい。しかし、図12
(b)におけるSMFの測定例においては、直交する偏
波モード間の結合が発生するために、干渉パターンが複
雑になる。
【0017】それ故、偏波状態が少しでも変化して観測
される光パワーの強度が変化すると、例えば、図12
(b)下のグラフの横軸中央0値より少し小さい箇所に
ある山が高くなると、そこが一つのピーク値であるとい
う認識が生じ、誤差が生じ易いという問題点が存在し
た。
【0018】ここにおいて、本発明は、前記従来の偏波
分散測定方法の問題点に鑑み、高精度で簡易に測定で
き、しかも光信号の全ての偏波状態における測定対象の
偏波分散測定方法及び装置を提供せんとするものであ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題の解決
は、本発明が、次に列挙する新規な特徴的構成手法及び
手段を採用することにより達成される。すなわち、本発
明方法の第1の特徴は、広帯域な光信号を出力する光源
手段を用い、当該広帯域光源手段から出力される光信号
を任意の偏波状態でかつ偏波主軸を任意の方向に制御し
て測定系に挿入された測定対象に入力し、当該測定対象
から出力された光信号を固定検光子に入力して、当該固
定検光子より出力される干渉された光信号の光強度の測
定により求められる余弦波状の周期関数の山(谷)の数
と山(谷)と山(谷)の間隔とを計数することにより前
記干渉された光信号の直交する偏波軸における偏波状態
の分散を求めて、前記測定対象の偏波分散を求める固定
検光子を用いてなる偏波分散測定方法である。
【0020】本発明方法の第2の特徴は、前記方法の第
1の特徴における広帯域な光信号を出力する光源手段
が、出力する波長を変化させることが可能である光源手
段に置き換えられてなる固定検光子を用いた偏波分散測
定方法である。
【0021】本発明方法の第3の特徴は、前記方法の第
1又は第2の特徴における測定系が、まず、測定対象を
挿入しない状態で偏波分散を予め測定・記録して置き、
ついで、測定対象を挿入した状態で偏波分散を測定・記
録し、引続き、前記測定対象を挿入しない状態の偏波分
散と測定対象を挿入した状態の偏波分散を比較演算し
て、測定対象以外の偏波分散特性を相殺してなる固定検
光子を用いた偏波分散測定方法である。
【0022】本発明方法の第4の特徴は、前記方法の第
1,第2又は第3の特徴における固定検光子より出力さ
れる干渉された光信号の測定が、同期検波方式で行なわ
れてなる固定検光子を用いる偏波分散測定方法である。
【0023】本発明装置の第1の特徴は、広帯域な光信
号を出力する広帯域光源と、当該光源から出力される光
信号の偏波状態を、任意の偏波状態に変換自在でかつ当
該光信号の偏波主軸を任意の方向に制御自在である偏波
制御手段と、当該偏波制御手段からの測定対象を通過し
た光信号を入力して干渉させる固定検光子と、当該固定
検光子から出力される干渉された光信号を分岐する分岐
手段と、当該分岐手段により分岐された一方の干渉され
た光信号を入力して広帯域にわたってその光強度を測定
する光スペクトラム・アナライザと、前記分岐手段によ
り分岐された他方の干渉された光信号を入力して特定の
周波数帯域を濾波する濾波手段と、当該濾波手段により
濾波された光信号の受信測定を行う光受信測定手段と、
前記光スペクトラム・アナライザと当該光受信測定手段
の測定結果を記録して演算する記録演算手段とを具備し
てなる固定検光子を用いた偏波分散測定装置である。
【0024】本発明装置の第2の特徴は、出力する光信
号の波長を変化させることが可能である波長可変光源
と、当該光源から出力される光信号の偏波状態を、任意
の偏波状態に変換自在でかつ当該光信号の偏波主軸を任
意の方向に制御自在である偏波制御手段と、当該偏波制
御手段からの測定対象を通過した光信号を入力して干渉
させる固定検光子と、当該固定検光子から出力される干
渉された光信号を分岐する分岐手段と、当該分岐手段に
より分岐された一方の干渉された光信号を入力して広帯
域にわたってその光強度を測定する光スペクトラム・ア
ナライザと、前記分岐手段により分岐された他方の干渉
された光信号を入力して光信号の受信測定を行う光受信
測定手段と、前記光スペクトラム・アナライザと光受信
測定手段の測定結果を記録して演算する記録演算手段と
を具備してなる固定検光子を用いた偏波分散測定装置で
ある。
【0025】本発明装置の第3の特徴は、前記装置の第
1又は第2の特徴における光源が、光源からの光信号を
変調して出射する変調手段を具備するとともに、光受信
測定手段が、同期検波型光受信測定器である固定検光子
を用いた偏波分散測定装置である。
【0026】
【作用】本発明は、上記のような構成手法及び手段を採
用するので、従来のような固定検光子からの干渉光信号
をそのまま演算するのではなく、干渉光信号の余弦波状
の山あるいは谷の数と山と山あるいは谷と谷の間隔とを
計数して、それを演算して全ての偏光状態における測定
対象の高精度でしかも安定した測定を実現できる。
【0027】更に、本発明方法の第3の特徴によれば、
測定対象以外の偏波分散特性を相殺できるので、一層の
高精度な測定を実現することができる。また、本発明方
法の第4の特徴によれば、同期検波方式の採用により、
光増幅器等を含んだ光雑音を発生するようなものが測定
対象である場合にも、安定した高精度な測定が可能とな
る。
【0028】
【実施例】
(装置例1)本発明の第1の装置例を図面につき説明す
る。図1は本装置例の構成を示すブロック・ダイアグラ
ムである。図中、Aは本装置例の偏波分散測定装置、2
αは偏光子2a,λ/4波長板等のπ/2位相素子2
b,λ/2波長板等のπ位相素子2cとから構成される
偏波制御装置、3′は参照用光ファイバ、13は光受信
測定器、14は濾過する波長を変化させることが可能で
ある波長可変狭帯域光フィルタ(BPF)である。図中
の偏波制御装置2αの構成は、本装置例においては、偏
光子2a,π/2位相素子2b,π位相素子2cとして
いるが、他の態様もとり得る。なお、前記従来例を示す
図9及び図10と同一の部材には同一の符号を付した。
【0029】(方法例1)第1の発明方法の実施手順
を、図面を参照しながら説明する。図2(a),
(b),(c)は、本方法の概念を説明するためのグラ
フである。図中、いずれも横軸は波長、縦軸は観測され
る光パワーの強度である。まず、参照用光ファイバ3′
を測定対象3の代わりに挿入し、光源1の光信号S3a
の光スペクトルの初期特性を光測定受信器13又は光ス
ペクトラムアナライザ5で測定し、記録演算器12へ測
定データを記録する。ここで測定・記録されるのは、図
2(a)のP1に示されるような曲線をもつグラフであ
る。
【0030】次に、参照用光ファイバ3′に代えて測定
対象3を挿入し、偏波制御装置2αで光信号S3aの偏
波状態を様々に変化させて光信号S3bとして、測定対
象を通過させ、光信号S4の光スペクトルを検光子4を
通過させた後、光受信測定器13又は光スペクトラム・
アナライザ5で測定し、記録演算器12へ測定データを
記録する。ここで測定・記録されるのは、図2(b)の
P2に示されるような複雑な曲線である。
【0031】ここで記録演算器12において、図2
(a)及び図2(b)に示されるそれぞれの曲線P1及
びP2に対して、概念的にいうとP2−P1という演算
を行って、光源1の光信号S3aの光スペクトルの初期
特性を相殺すれば、図2(c)に示すP3という曲線を
得られるが、これが測定対象3の本来の、平均レベルの
等しい干渉された偏波分散を示す光パワーである。
【0032】以下に、前記第1の装置例を利用した本発
明方法の詳細な実行手順を、図1を参照しながら説明す
る。まず、光源1の出力光信号S3aを偏波制御手段2
αへと入力する。偏波制御手段2αへ入力された光信号
S3aは、まず、偏光子2aへと入力されて直線偏波状
態にされ、次にπ/2位相素子2bに入力されて直線偏
波状態から任意の偏波状態に変換され、そしてπ位相素
子2cに入力されて偏波主軸を任意の角度にされて、光
信号S3bとされる。
【0033】ここで、初期の設定動作として次の作業を
行う。まず、偏波制御装置2α中の偏光子2aのみを働
かせて、光信号S3bを直線偏波状態とする。そして検
光子4通過後の光分岐器9で分岐された光信号S4aの
出力レベルが光受信測定器13で観測される光強度のパ
ワーが最小値に(消光比が大きく)なるように波長可変
狭帯域光フィルタ14の中心波長を調整し、その後同様
に、光受信測定器13で観測される光強度のパワーが最
小値に(消光比が大きく)なるように検光子4及び偏波
制御装置2α中のπ/2位相素子2b,π位相素子2c
を調整する。
【0034】前記の設定動作が終了したら、その次に、
測定対象3を通過した後の光信号S4aの光スペクトル
特性P2を光受信測定器13で測定し、記録演算器12
でデータを記録し、光源1の初期特性P1をキャンセル
すると、検光子4上に2つの直交偏波成分が干渉する事
により生じるビート信号(数学的に見ると周期的な関
数)が光スペクトラム・アナライザ5で得られる。
【0035】その山と山,あるいは谷と谷が1ビート長
(位相差=2π)に相当する事から、その山(谷)の数
Nより、偏波分散τは、以下の式(3)により求めるこ
とが可能となる。但し、山(谷)の数Nが多ければ多い
ほど、その数値は平均化されて安定な特性測定が可能と
なる。 τ=N{λ1λn/(cΔλn)} …(3) ここで、Δλn=|λn−λ1| λn:N番目の山(谷)の数
【0036】次に、π位相素子2cを45°回転して測
定対象3に入力する光信号S3bの偏波主軸を90°回
転させて、上記と同様に測定を行うと、山と谷が反転す
るため、ノイズの影響による雑音信号は偏波分散とは関
係ないので反転しないでそのままであるから、ノイズの
影響を取り除くことが出来、高精度の測定が可能とな
る。
【0037】(測定例)次に、本発明方法を適用した測
定例を図面に示す。図3乃至図5は、本発明方法の概念
説明図である図2(a)乃至図2(c)に対応した測定
結果のグラフである。測定対象3としてはSMFを採用
し、図3から図5においていずれも横軸は波長(単位は
μm)、縦軸は測定される光強度のパワー(単位はdB
m)である。
【0038】まず、図3は測定対象3を挿入しない段階
の、光源1の光スペクトルの初期特性を示すグラフであ
り、測定前或いは測定後に記録演算器12に入力される
ものである。図中の▽で示した箇所が、光源1の初期光
スペクトル特性のもっとも光強度がある測定波長であ
る。
【0039】図4は、測定対象3を挿入して実際に測定
された曲線のグラフである。そして、図5が記録演算器
12において、実際に{図4の曲線−図3の曲線}とい
う演算を行って得られたグラフである。このように、光
源1の初期光スペクトル特性に左右されない偏波干渉に
よる光強度の変動を非常に精密に測定することが可能と
なる。
【0040】(装置例2)本発明による第2の装置例を
図面につき説明する。図6は本装置例の構成を示すブロ
ック・ダイアグラムである。図中、Bは本装置例の偏波
分散測定装置1′は出射する光信号の波長を変化させる
事が可能である波長可変光源である。なお、前記従来例
及び第1装置例と同一の部材には同一の符号を付した。
【0041】本装置例は、前記第1装置例と比較する
と、波長可変狭帯域光フィルタ14が光分岐器9と光受
信測定器13との間に存在しないが、これは、光源1′
を波長可変とすることで、同一の動作を行えるからであ
る。
【0042】すなわち、光受信測定器13と光スペクト
ル・アナライザ5とで受信性能の特徴を比較すると、光
スペクトル・アナライザ5においては、一回の測定にお
いて比較的広い波長領域においてもある程度精密な測定
が可能であるが、光受信測定器13においては、一回の
測定においてはある一定の波長領域の光強度しか測定す
ることが出来ない。
【0043】それ故、広帯域な光スペクトルを有する光
源1を用いた場合には、測定対象3通過後の光信号S4
のある一定の波長領域を波長可変狭帯域光フィルタ14
で通過させて、その光強度を測定する必要があったが、
光源1′のように、出射する光信号S3a自体の波長領
域を制御してしまえば、一回の測定において、光受信測
定器13単体で十分精密な測定が可能となるのである。
【0044】(方法例2)次に、図6に示されるような
構成の装置を用いて、偏波分散を求める測定方法を説明
する。まず、光信号の流れから概略を説明する。波長可
変光源1′から出射する光信号S3aを、偏波制御装置
2αに入力し、任意の偏波状態でしかも偏波軸を任意の
方向に制御可能として、光信号S3bとする。当該光信
号S3bを測定対象3に入力し、その出射光信号S4を
検光子4を通過させて干渉させた後、光分岐器9で分岐
する。その一方の光信号S4aは光受信測定器13へと
入力し、他方の光信号S4bは光スペクトル・アナライ
ザ5へと入力して測定をする。
【0045】次に、詳細な実行手順を説明する。まず、
参照用光ファイバ3′を測定対象3の代わりに挿入し、
光源1の光信号S3aの光スペクトルの初期特性を光測
定受信器13又は光スペクトラムアナライザ5で測定
し、記録演算器12へ測定データを記録する。
【0046】次に、参照用光ファイバ3′に代えて測定
対象3を挿入し、偏波制御装置2αで光信号S3aの偏
波状態を様々に変化させて光信号S3bとして、測定対
象を通過させ、光信号S4の光スペクトルを検光子4を
通過させた後、光受信測定器13又は光スペクトラム・
アナライザ5で測定し、記録演算器12へ測定データを
記録する。
【0047】そして、偏波制御装置2α中の偏光子2a
のみを働かせて、光信号S3bを直線偏波状態とする。
そして検光子4通過後の光分岐器9で分岐された光信号
S4aの出力レベルが光受信測定器13で観測される光
強度のパワーが最小値に(消光比が大きく)なるように
検光子4及び偏波制御装置2α中のπ/2位相素子2
b,π位相素子2cを調整する。
【0048】その次に、測定対象3を通過した後の光信
号S4aの光スペクトル特性を光受信測定器13で測定
し、記録演算器12でデータを記録し、光源1の光スペ
クトルの初期特性をキャンセルすると、検光子4上に2
つの直交偏波成分が干渉する事により生じるビート信号
(数学的に見ると周期的な関数)が光スペクトラム・ア
ナライザ5で得られる。
【0049】その山と山,あるいは谷と谷が1ビート長
(位相差=2π)に相当する事から、その山(谷)の数
Nより、偏波分散τは、前記の式(3)により求めるこ
とが可能となる。ここで、山(谷)の数Nが多ければ多
いほど、その数値は平均化されて安定な特性測定が可能
となることが、前記方法例1と同様であることはいうま
でもない。
【0050】次に、π位相素子2cを45°回転して測
定対象3に入力する光信号S3bの偏波主軸を90°回
転させて、上記と同様に測定を行うと、山と谷が反転す
るため、ノイズの影響による雑音信号は偏波分散とは関
係ないので反転しないでそのままであるから、ノイズの
影響を取り除くことが出来、高精度の測定が可能とな
る。
【0051】(装置例3)本発明による第3の装置例を
図面につき説明する。図7は、本装置例の構成を示すブ
ロック・ダイアグラムである。図中、Cは本装置例の偏
波分散測定装置、13′は同期検波型光受信測定器、1
5は光源1′に変調信号Mを与える外部変調器、16は
波長計、17は微弱な光信号を同期検波方式で測定する
際に有用な電気的帯域フィルタである。なお、前記従来
例及び第1,第2装置例と同一の部材には同一の符号を
付した。
【0052】(方法例3)前記第3の装置例を用いた、
本発明方法の実施手順について説明する。まず、外部変
調器15により出力される変調信号Mにより、波長可変
光源1′から出射する光信号S3aを変調する。当該外
部変調器15は記録演算器12にも変調信号Mを出力す
る。当該変調された光信号S3aは、光分岐器9により
2分岐される。分岐された一方の光信号S3bは測定対
象3へ入力する光信号として偏波制御装置2αへ入力さ
れる。他方の光信号S3cは、波長モニタ用として、波
長計16へと入力される。
【0053】次に、参照用光ファイバ3′を測定対象3
の代わりに挿入し、光源1の光信号S3aの光スペクト
ルの初期特性を同期検波型光測定受信器13′で測定
し、記録演算器12へ測定データを記録する。
【0054】そして、参照用光ファイバ3′に代えて測
定対象3を挿入し、偏波制御装置2αで光信号S3aの
偏波状態を様々に変化させて光信号S3bとして、測定
対象を通過させ、光信号S4の光スペクトルを検光子4
を通過させた後、同期検波型光受信測定器13′で測定
し、記録演算器12へ測定データを記録する。
【0055】測定対象3へ入力されるための分岐光信号
S3bは、偏波制御装置2αへ入力されて、任意の偏波
状態でしかも偏波主軸が任意の方向へ向けられた光信号
S3dとされて、測定対象3へ入力される。
【0056】測定対象3へ入力された光信号S3dは、
測定対象3で偏波分散を受けて光信号S4となり、検光
子4を通過して干渉された光信号S4aとなり、同期検
波型光受信測定器13′へ入力されて光パワーを測定さ
れる。その測定された電気的信号S4bが電気的帯域フ
ィルタ17へと入力され、濾波されてその後記録演算器
12へと記録される。
【0057】本例においては、同期検波方式とするため
に、外部変調器15による変調信号Mにより波長可変光
源1′を直接変調し、同時に記録演算器12へと変調信
号Mを供給しているが、波長可変光源1′からの出射す
る光信号を光路中で変調する間接変調方式としてもよい
ことはいうまでもない。
【0058】また、本例によれば、波長可変光源1′を
利用しているので、一度に広帯域波長にわたる測定は出
来ないが、その分、前記第1装置例のような狭帯域光フ
ィルタを装置に組み入れなくてもよいので、全体の構成
が簡素になるという利点がある。なお、広帯域波長にわ
たる測定を一度に行いたければ、前記第1装置例のよう
に、光源に広帯域光源を使用し、光受信測定器13′の
前段に狭帯域光フィルタを備えればよいということはい
うまでもない。
【0059】(比較例)本発明による方法と前記従来技
術である干渉法の実際の測定の比較を図8の表に示す。
表中のσは、標準偏差である。これにより、従来技術で
ある干渉法における問題点であった偏波分散の値が過少
評価されるという点が、本発明により解消されているこ
とが理解できる。
【0060】
【発明の効果】かくして、本発明によれば、安定した高
精度な各種光デバイス等の偏波分散測定が実現可能とな
り、偏波分散の小さな光増幅器や光デバイス、長距離光
増幅中継伝送システムが実現可能となる等優れた有用性
を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の装置例の構成を示すブロック・
ダイアグラムである。
【図2】(a),(b),(c)は、それぞれ本発明方
法の概念を説明するためのグラフである。
【図3】本発明方法の概念説明図である図2(a)に対
応した、実際の測定結果を示すグラフである。
【図4】同上、図2(b)に対応した、実際の測定結果
を示すグラフである。
【図5】同上、図2(c)に対応した、実際の測定結果
を示すグラフである。
【図6】本発明の第2の装置例の構成を示すブロック・
ダイアグラムである。
【図7】本発明の第3の装置例の構成を示すブロック・
ダイアグラムである。
【図8】本発明による方法と前記従来技術である干渉法
の実際の測定の比較を示す表である。
【図9】固定検光子を用いた偏波分散測定方法の基本的
な構成例を示す図である。
【図10】従来の具体的な偏波分散測定方法の一つであ
る干渉法を用いる際に使用される装置の構成例を示すブ
ロック・ダイアグラムである。
【図11】図9に示される装置を用いた際の問題点を説
明するためのグラフである。
【図12】図10に示される装置を用いた際の問題点を
説明するためのグラフである。
【符号の説明】
A…偏波分散測定装置 1…広帯域光源 1′…波長可変光源 2α…偏波制御装置 2a…偏光子 2b…π/2位相素子 2c…π位相素子 3…測定対象 3′…参照用光ファイバ 4…固定検光子 5…光スペクトラム・アナライザ 6…フォト・ディテクタ 7…集光レンズ 8a,8b…コーナー・キューブ 9…光分岐器 10…増幅器 11…微小振動ステージ 12…記録演算器 13…光受信測定器 13′…同期検波型光受信測定器 14…波長可変狭帯域光フィルタ 15…外部変調器 16…波長計 17…電気的帯域フィルタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】広帯域な光信号を出力する光源手段を用
    い、 当該広帯域光源手段から出力される光信号を任意の偏波
    状態でかつ偏波主軸を任意の方向に制御して測定系に挿
    入された測定対象に入力し、 当該測定対象から出力された光信号を固定検光子に入力
    して、 当該固定検光子より出力される干渉された光信号の光強
    度の測定により求められる余弦波状の周期関数の山
    (谷)の数と山(谷)と山(谷)の間隔とを計数するこ
    とにより前記干渉された光信号の直交する偏波軸におけ
    る偏波状態の分散を求めて、 前記測定対象の偏波分散を求めることを特徴とする固定
    検光子を用いた偏波分散測定方法。
  2. 【請求項2】広帯域な光信号を出力する光源手段は、 出力する波長を変化させることが可能である光源手段に
    置き換えることを特徴とする、請求項1記載の固定検光
    子を用いた偏波分散測定方法。
  3. 【請求項3】測定系は、 まず、測定対象を挿入しない状態で偏波分散を予め測定
    ・記録して置き、 ついで、測定対象を挿入した状態で偏波分散を測定・記
    録し、 引続き、前記測定対象を挿入しない状態の偏波分散と測
    定対象を挿入した状態の偏波分散の双方を比較演算し
    て、 測定対象以外の光スペクトル特性を相殺することを特徴
    とする請求項1又は2記載の固定検光子を用いた偏波分
    散測定方法。
  4. 【請求項4】固定検光子より出力される干渉された光信
    号の測定は、同期検波方式で行っていることを特徴とす
    る請求項1,2又は3記載の固定検光子を用いる偏波分
    散測定方法。
  5. 【請求項5】広帯域な光信号を出力する広帯域光源と、 当該光源から出力される光信号の偏波状態を、任意の偏
    波状態に変換自在でかつ当該光信号の偏波主軸を任意の
    方向に制御自在である偏波制御手段と、 当該偏波制御手段からの測定対象を通過した光信号を入
    力して干渉させる固定検光子と、 当該固定検光子から出力される干渉された光信号を分岐
    する分岐手段と、 当該分岐手段により分岐された一方の干渉された光信号
    を入力して広帯域にわたってその光強度を測定する光ス
    ペクトラム・アナライザと、 前記分岐手段により分岐された他方の干渉された光信号
    を入力して特定の周波数帯域を濾波する濾波手段と、 当該濾波手段により濾波された光信号の受信測定を行う
    光受信測定手段と、 前記光スペクトラム・アナライザと当該光受信測定手段
    の測定結果を記録して演算する記録演算手段とを具備す
    ることを特徴とする固定検光子を用いた偏波分散測定装
    置。
  6. 【請求項6】出力する光信号の波長を変化させることが
    可能である波長可変光源と、 当該光源から出力される光信号の偏波状態を、任意の偏
    波状態に変換自在でかつ当該光信号の偏波主軸を任意の
    方向に制御自在である偏波制御手段と、 当該偏波制御手段からの測定対象を通過した光信号を入
    力して干渉させる固定検光子と、 当該固定検光子から出力される干渉された光信号を分岐
    する分岐手段と、 当該分岐手段により分岐された一方の干渉された光信号
    を入力して広帯域にわたってその光強度を測定する光ス
    ペクトラム・アナライザと、 前記分岐手段により分岐された他方の干渉された光信号
    を入力して光信号の受信測定を行う光受信測定手段と、 前記光スペクトラム・アナライザと当該光受信測定手段
    の測定結果を記録して演算する記録演算手段とを具備す
    ることを特徴とする固定検光子を用いた偏波分散測定装
    置。
  7. 【請求項7】光源は、光源からの光信号を変調して出射
    する変調手段を具備するとともに、光受信測定手段は、
    同期検波型光受信測定器であることを特徴とする請求項
    5又は6記載の固定検光子を用いた偏波分散測定装置。
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