JPH06334661A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JPH06334661A
JPH06334661A JP5116804A JP11680493A JPH06334661A JP H06334661 A JPH06334661 A JP H06334661A JP 5116804 A JP5116804 A JP 5116804A JP 11680493 A JP11680493 A JP 11680493A JP H06334661 A JPH06334661 A JP H06334661A
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JP5116804A
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Hiroshi Morita
浩史 森田
Atsushi Yamashita
敦士 山下
Naoko Iwami
直子 岩見
Susumu Matsui
進 松井
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Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】ネットワークを介し接続された音声通信機能を
備えた計算機(端末)において、ユーザは計算機使用時
にユーザIDを入力し、計算機は入力されたユーザID
を端末アドレスへ変換し、該ユーザIDと端末アドレス
をメッセージとして全端末へブロードキャストする。全
端末はユーザIDと端末アドレスの対応およびユーザの
所属、名前からなるアドレス管理テーブルを有し、該メ
ッセージを受信した端末はメッセージ内のユーザIDに
対応した端末アドレスをメッセージ内の端末アドレスに
書き替える。 【効果】電話機能を有する計算機間で通信を行う場合
に、ユーザはアドレス,ネットワーク構成にとらわれる
ことなくユーザが移動した時に移動先で着信を受けるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークに接続さ
れた通信機能を有する計算機に係り、特に、計算機の利
用者に移動が発生する場合に移動先において着信を実現
するのに最も好適な通信システムに関する。
【0002】また、本発明は、ネットワークに接続され
た音声通信機能を有する計算機に係り、発信者において
通信相手のアドレスが不明な場合に問合せを行うのに最
も好適な音声通信システムに関する。
【0003】
【従来の技術】特開平4−183048 号公報では、着信転送
先番号を入力,記憶し、次に登録者識別用サブアドレス
を入力,記憶し、登録者が着信転送先から移動した場合
にその移動先から着信転送先を設定した着信転送元のI
SDN端末に対して発信したときに着信転送先番号を随
時変更しようとする。
【0004】また、特開昭62−245846号公報では、使用
者名および回線番号からなる個人宛先情報を記憶し、宛
先の使用者名を指定された場合に対応した回線番号を個
人宛先情報から検索し、回線を接続することにより、発
信者に回線番号の入力を行わないようにさせようとす
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平4−183048
号の技術は、着信転送先登録者が着信転送先より移動す
る毎にそのユーザが着信転送先番号を記憶している場所
を意識し、着信転送先番号を変更するために記憶場所に
対し、着信転送先番号を送信するため、ユーザは常に着
信転送先を記憶した場所のアドレスを記憶しておく必要
が生じていた。また、着信転送先番号を記憶している場
所が1箇所なので障害が発生した場合に、全ての着信を
受信することができなくなるという欠点がある。
【0006】上記特開昭62−245846号の技術では、単に
ユーザが発信の際に直接回線番号の入力を行わないでい
いように使用者名を入力し、使用者名から回線番号へ変
換し発信するものであり、既に通信相手が確定している
場合にのみ適用可能であり、通信相手のアドレスが不確
定である場合の発信方法については記述していない。
【0007】本発明の目的は、各端末にユーザID,端
末アドレス,ユーザの所属,氏名からなるアドレス管理
テーブルを設け、ユーザは端末使用時にユーザIDを入
力し、端末はユーザIDを端末アドレスへ変換し全端末
にユーザIDと端末アドレスからなるメッセージをブロ
ードキャストすることにより、ユーザが移動したことあ
るいは移動先のアドレスを意識せず、自動的に移動先に
着信がおこなえるようにすることにある。
【0008】本発明の他の目的は、交換機を介して回線
を接続する必要のある通信相手に対し、発信端末におい
て相手アドレスがわからない場合にアドレスの問合せを
行う機能を備え、問合せ先で相手アドレスが確定できる
場合に問合わせ結果を発信端末に返送せずに回線の接続
をすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明はユーザが端末を使用する場合に、ユーザI
Dを入力させ、入力したユーザIDは、電話利用可能ユ
ーザであるかを判定し、前記ユーザIDが電話使用可能
である場合に、ユーザIDを端末アドレスに変換し、ユ
ーザIDと端末アドレスからなるメッセージを全端末へ
ブロードキャストし、指定した端末からの着信のみを受
付けたい場合には端末をグループ化し、指定したグルー
プにのみメッセージを送信し、前記メッセージを受信し
た端末は、メッセージの内容に従い所有するアドレス管
理テーブルの書替えを行う。
【0010】また、一つ以上の端末装置を交換機に接続
し、発信端末において相手アドレスが分からない場合
に、交換機を接続した端末へ通信相手の所属,名前を含
む問合せメッセージを送信し、メッセージを受信した端
末は、問合せに対し、所属をキーとしてアドレスを検索
し、アドレスが特定できない場合に姓をキーとしてアド
レスを検索し、さらにアドレスが特定できない場合に名
をキーとしてアドレスを検索し、アドレスが特定できた
場合に、交換機へ発信し、アドレスの特定ができない場
合にアドレスリストを問合せ要求のあった端末に送信す
る。
【0011】
【作用】本発明では、ネットワークを介して接続された
電話機能を備えた端末装置において、全端末はユーザI
D,端末アドレスおよびユーザ名を含むアドレス管理テ
ーブルを有し、端末使用時にユーザにユーザIDを入力
させ、端末はユーザIDを端末のアドレスに変換し、こ
のユーザIDとアドレスからなるメッセージを全端末に
ブロードキャストするため、ユーザが移動した場合にも
移動先において着信を受けることができる。また、端末
をグループ化し、メッセージをグループ指定し、送信す
ることも可能なため、指定端末以外からの着信を受ける
必要がなくなり、回線上の余分なトラヒック増加を低減
できるとともにユーザのプライバシを守ることができ
る。さらに、端末から交換機を介した通信を行う場合
に、端末にアドレス問合せ機能を持たせ、アドレスを管
理するサーバに対し、通信相手のアドレスが不明な場合
に問合せを行うようにし、サーバは、問合せを受けた場
合にアドレスが特定できれば交換機に対し発信を行い、
問合せに対する候補者が複数存在する場合には問合せ元
にアドレスのリストを返送するので、問合せ時にアドレ
スが特定できるにもかかわらず問合せ元にアドレスを返
送し、再度サーバに対し発信要求を行う手間がなくな
る。
【0012】
【実施例】図2に本発明における構成を示す。201〜
204は、計算機の能力を持つ端末装置を示し、各端末
装置201〜204は通信回線205によって接続され
ている。端末の台数は4台を例として述べているが本発
明はこれにとらわれるものではない。各端末装置201
〜204は音声通信能力を持ち、ハンドセットあるい
は、スピーカとマイクが接続されているものとする。ハ
ンドセットあるいはマイク等から入力された音声は、通
信回線205を介して指定した端末201〜204と通
信可能となる。発信は、端末201〜204において、
相手端末のアドレスを指定し、回線を接続することによ
り実現する。
【0013】次に端末のハードウエア構成を図3を用い
て説明する。端末装置201〜204は、以下に述べる本
発明の実施内容あるいは様々なソフトウエアを動作させ
るためのCPU301,プログラム,データを格納するメモリ
302,音声の入力・出力を行うハンドセット303,
ハンドセットからの入力をデジタル化し、通信制御イン
タフェース306へデジタル化した音声を送信し、ま
た、通信制御インタフェース306から送られてきたデ
ジタル信号をアナログ化し、ハンドセット303に音声
を送信する音声制御インタフェース304,音声制御イ
ンタフェース304からの音声を通信制御インタフェース
へ渡す仲介および通信制御インタフェース306からの
音声を音声制御インタフェースへ送信するDMAC(dir
ect memoryaccess controller)305,音声情報およ
び端末201〜204間のその他の情報をやり取りするた
めに通信回線205の接続された通信制御インタフェー
ス306から構成され、各ユニットはバス307により接
続されている。
【0014】このシステム構成において、音声通信を実
現するための本発明の特徴である端末201〜204に
おける処理フローチャートを図1に示す。端末201〜
204を使用するユーザは、まず処理101でユーザID
を入力する。図4にユーザIDの入力画面を示す。画面
401は、ユーザIDの入力フィールド402とパスワ
ードの入力フィールド403からなる。端末201〜2
04立ち上げ時には、この画面401を表示する。ユー
ザがユーザIDおよびパスワードを入力すると処理10
1で適切なユーザであるかを確認する。ユーザIDが端
末に登録されていれば処理102で電話利用可能者であ
るかを判定する。
【0015】登録の判定は、後述する図5に示すアドレ
ス管理テーブル500を参照することにより行う。これ
により、電話利用者を限定することが可能となり、通信
回線速度が遅く回線利用率が高くなるような回線におい
ては通信トラフィックを低減できる。処理102で電話
利用可能者であることは確認できた後、ユーザIDを端
末アドレスへ変換する。
【0016】図5にユーザIDと端末アドレスの関係を
保持するアドレス管理テーブルを示す。アドレス管理テ
ーブルは、ユーザが端末に使用が可能であるかを確認す
るためのユーザIDを示すフィールド501、ネットワ
ーク内でユニークな端末201〜204毎に付けられたア
ドレスを示す端末アドレスフィールド502。ここで、
端末アドレスは、各端末201〜204自身においてネ
ットワーク加入時に設定するものとする。従って各端末
201〜204は起動時には自端末のアドレスを認識し
ている。処理103でユーザIDを端末アドレスへ変換
する場合には、アドレス管理テーブル500のユーザI
Dフィールド501で処理101で入力したユーザID
と一致するものを検索し、現在使用している端末のアド
レスを端末アドレスフィールド502へ書き込む。ここ
で、書き込もうとしたアドレスが既に設定されているア
ドレスと等しい場合には後述する処理104でアドレス
通知メッセージ601を送信しない。これにより余分な
トラフィック発生を抑えることができる。
【0017】アドレス管理テーブル500の所属フィー
ルド503は、総務部あるいは、開発部等、ユーザの識
別を行うのに使用する。会社内における一例を示したが
特に限定するものではない。そして、姓フィールド50
4には名字、名フィールド505には、名前を記入す
る。ユーザは発信時にこのアドレス管理テーブル500を
参照し、音声通信の相手の端末アドレスを認識し、発信
制御を行う。処理102でユーザIDを端末アドレスへ変
換後、処理104で図6に示すアドレス通知メッセージ
601を作成し全端末へブロードキャストする。
【0018】アドレス通知メッセージフォーマットは、
ユーザIDフィールド602と端末アドレスフィールド
603,相手アドレスフィールド604,メッセージ種
別フィールド605から成る。ユーザIDフィールド6
02は、端末使用者のユーザIDを記述する。端末アド
レスフィールド603には、現在使用している端末のア
ドレスを記述する。相手アドレスフィールド604には
全局へ送信することを示すアドレスを設定する。フレー
ム種別フィールド605には本フレームがアドレス通知
メッセージ601であることを示す識別子を設定する。
アドレス通知メッセージを受信した各端末201〜20
4は、アドレス管理テーブル500のユーザIDフィー
ルド501を参照し、一致するユーザIDを検索する。
そして、端末アドレスフィールド502に受信したアド
レス通知メッセージ601の端末アドレス603を書き
込む。
【0019】次にシステム全体の動作概要を説明する。
【0020】図2において、端末201を森田が使用
し、端末204を山下が使用し、端末202を前田が使
用する場合を考える。端末203は空きとする。この
時、アドレス管理テーブル500は図5のようになる。
このアドレス管理テーブル500は全ての端末が同じも
のを所有する。音声通信開始時は、このテーブル500
を参照し、通信相手のアドレスを検索し、発信を行う。
端末201のユーザ森田が端末203に移動すると、ま
ず、ユーザID入力画面401にユーザID,パスワー
ドを入力する。ユーザIDは個人と1対1に対応し、端
末が異なっても同じものを使用する場合を例として示
す。端末203は、ユーザIDが入力されると、処理フ
ロー図1に従い、処理を行いアドレス管理テーブル50
0のユーザIDフィールド501のmoriに対応する端末
アドレスフィールド502を現在使用している端末のア
ドレスに書き替える。端末203はこのユーザIDと端
末アドレスによりアドレス通知メッセージ601を作成
し、全端末201,202,204へブロードキャストす
る。このメッセージ601を受信した端末201,20
2,204は、アドレス管理テーブル500を参照し、
受信したメッセージ601のユーザID602と一致す
るものを検索し、対応する端末アドレスフィールド50
2に受信したメッセージ601の端末アドレス603を
記入する。
【0021】アドレス管理テーブル500に示した端末
アドレス502は、端末に対し一つ割り当てたものであ
った。一つの端末に複数のアドレスを割当て、受信バッ
ファをアドレス単位に分ける方法について次に示す。
【0022】図3において回線205を介して受信した
情報はまず、通信制御インタフェースで処理する。この
とき、端末アドレスのほかにポートアドレスを設け、一
つの端末で複数のアドレスを実現する。すなわち、通信
制御インタフェース306は、この端末アドレスとポー
トアドレスの組合せにより一つのアドレスを認識する。
この時、この組み合わせたアドレス単位に受信バッファ
を別に設ける。さらにこのバッファに対し優先順位をつ
ける。そして端末は、優先順位の高いバッファから順次
処理を行う。例えば、ある社内においてアクセスが頻繁
に必要な自分の所属する開発グループ員の使用する端末
に対しては優先順位の高いバッファを伴った端末アドレ
スとポートアドレスの組み合わせを通知しておき、その
他の端末に対しては、優先順位の低いアドレスを通知す
る。以上により着信処理に優先順位を持たせ、効率的な
業務遂行ができる通信システムの構築が可能となる。
【0023】以上により人の移動とともに自動的にアド
レスの変更を行うことができ、ユーザは、発信時に通信
相手の居場所の変更にとらわれることなく通信を実現で
きる。端末毎に付されたアドレスがあたかもユーザ個人
毎に付けられたIDのように使用可能と成る。
【0024】次に第2の実施例として、端末をグループ
化し、指定したグループにのみ端末アドレスを送信する
方法について述べる。
【0025】システム構成図を図7に示す。端末70
4,705をグループ1(701)とし、端末706,
707,708をグループ2(702)とし、端末70
9,710をグループ3(703)とする。ユーザが端
末706においてユーザID入力画面401にユーザI
Dを入力し、他のグループ701あるいは703からの
着信を拒否したい場合、すなわち、自グループ702か
らの着信のみを受けたい場合について述べる。
【0026】処理フローを図8に示す。端末706は、
ユーザからのユーザID入力を受け付けた後、ユーザに
対し、端末アドレスをグループ指定で送信するか、全端
末704〜710に送信するかを問合せる。処理8でグ
ループ指定で送信する場合には、アドレス通知メッセー
ジフォーマット601のアドレス部604にグループ2
(702)のアドレスを設定し、その他の項目について
も第1の実施例と同様に設定し、処理802で指定した
グループ2(702)に対してメッセージ601を送信
する。処理801で全端末へ端末アドレスを送信する場
合には、その旨を端末から問合せられたときに指定し、
処理803でアドレス通知メッセージ601を第1の実
施例と同様に作成し、全端末704〜710へ送信す
る。
【0027】アドレス通知メッセージ601の相手アド
レスフィールド604にグループアドレスを設定する場
合について示し、自分の属するグループからの着信を受
け付ける方法について説明したが相手アドレスフィール
ド604を拡張し、複数のグループアドレスを指定する
場合や、個々の端末のアドレスを複数指定し、他端末か
らの着信が来ないようにする事も可能である。
【0028】アドレス通知メッセージ601をある限ら
れた端末にのみ送信することにより、指定端末以外から
の着信をなくすことができ、さらにトラフィックを低減
することが可能である。
【0029】次に第3の実施例として、1台の端末をサ
ーバとし、交換機に接続して公衆回線を介した電話との
やり取りを行うことができるシステムにおいて、サーバ
に他の端末(以下クライアントと呼ぶ)からのアドレス
問合せに対する応答機能を持たせたときのクライアント
からのアドレス問合せ方法について示す。
【0030】図9にシステム構成を示す。基本構成は、
第1の実施例で示したものと同じである。異なる点は、
端末202をサーバとし、クライアントから交換機を介
した通信を行う場合において、相手アドレス(電話番
号)が不明な時にアドレス問合せに対して応答する機能
をサーバに持たせ、サーバ202を交換機901に接続
することである。図9で902は相手電話機を示す。
【0031】このシステムにおいて、端末204が交換
機901を介した音声通信を行う時、相手アドレス不明
確であるために端末204が端末202のサーバに対
し、問合せを行う場合について説明する。
【0032】図10を用いてクライアントの処理フロー
について説明する。クライアント端末204が端末20
2にアドレスの問合せを行う場合、処理1001で図1
1に示すアドレス問合せメッセージ1100を作成す
る。アドレス問合せメッセージ1100は、サーバ20
2のアドレスを示す相手アドレスフィールド604,問
合せメッセージ1100であることを示すメッセージ種
別フィールド605,サーバ202においてどの端末か
らの問合せかを識別するための送信元アドレスフィール
ド1101,アドレスの検索を要求する検索名1102
から構成する。また、検索名のフィールド1102は、
所属1103,姓1104,名1105の各フィールド
からなる。検索名のフィールド1102は、所属のみし
か分からない場合あるいは名字のみしか分からない場合
が存在する。この検索要求に対しサーバ202は、後述
するように該当者が複数の場合にはその全員のアドレス
リストをクライアント204に返送する。
【0033】クライアント204は、次にステップ10
02でサーバ202に対しメッセージを送信する。そし
て、処理1003でサーバ202からの応答の受信待ち
となる。処理1004で受信内容を判定し、サーバ20
2において問合せた検索名1102が特定できる場合に
はサーバ202は交換機901に発信を行い、クライア
ント204では接続完の通知を受信し、処理1007で
通話状態となる。処理1004において、検索結果が複
数の場合には、サーバ202は、クライアント204に
対し、該当アドレスを全て送信する。処理1005で、
受信したアドレスリストから対象となるアドレスを選択
し、サーバ202へ発信する。処理1006で接続完の
通知を受信すると処理1007で通話状態となる。
【0034】第1の実施例で示したように交換機901
を介さない通信においては、端末間で直接接続制御を行
うが、本実施例のように交換機901を介した通信を行
う場合には必ずサーバ202に接続要求を行うこととな
る。このため、交換機901を介した通信の接続制御は
サーバが仲介し行う。
【0035】次に、本実施例におけるサーバ202の処
理フローチャートを図12を用いて説明する。
【0036】処理1201でクライアント204からの
アドレス問合せを待つ。アドレス問合せを受信すると処
理1202で問合せメッセージ1100の所属フィール
ド1103を参照し、該当するアドレスを検索する。処
理1203で発信相手が特定できた場合には処理120
9で交換機に対し発信要求を行う。該当者が複数の場合
には、処理1204で検索結果の所属1103による検
索の複数の該当者を対象とし姓1104により検索す
る。処理1205で発信相手を特定できた場合には処理
1209で交換機901へ発信要求を行う。特定できな
い場合は、処理1206で更に問合せメッセージ110
0の名のフィールド1105を参照し、検索を行い通信
相手の特定を行う。通信相手が決定できた場合は処理1
209で交換機へ発信要求を行う。処理1208で通信
相手が特定できない場合に複数該当者についてアドレス
リストを作成し、クライアント204へ送信する。
【0037】以上のサーバによる処理により、通信相手
の特定ができた場合にクライアントへアドレスを通知
し、再度クライアントがサーバに対し発信要求を行うと
いう手間を省き、クライアントにおける処理負荷の低減
および回線のトラフィック低減を実現することができ
る。
【0038】
【発明の効果】電話機能を有する計算機間で通信を行う
場合に、ユーザはアドレス、ネットワーク構成にとらわ
れることなくユーザが移動した時に移動先で着信を受け
ることができ、発信者は相手ユーザの移動を意識するこ
となく通信を実現できる。また、発信を行う際に相手ア
ドレスが不明な時、アドレスの問合せを行い、問合せを
受けた側で該当者が特定できた場合には発信者に通知を
行わず直接通信相手との接続を行うことにより効率的な
回線接続手段を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】端末使用開始時の処理フローチャート。
【図2】システム構成のブロック図。
【図3】端末ハードウエアのブロック図。
【図4】ユーザID入力画面の説明図。
【図5】アドレス管理テーブルの説明図。
【図6】アドレス通知メッセージフォーマットの説明
図。
【図7】端末グループ化システムのブロック図。
【図8】グループ指定送信時の処理フローチャート。
【図9】一台の端末を交換機に接続した時のシステムの
ブロック図。
【図10】アドレス問合せ送信処理フローチャート。
【図11】問合せメッセージフォーマット。
【図12】問合せ受信処理フローチャート。
【符号の説明】
201,202,203,204…端末、205…通信
回線、301…CPU、302…メモリ、303…ハン
ドセット、304…音声制御インタフェース、305…
DMAC、306…通信制御インタフェース、307…
バス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩見 直子 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 松井 進 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークを介して接続された音声通信
    機能を備えた計算機において、各端末は、 (1)ユーザID,端末アドレスおよびユーザ名を有す
    るアドレス管理テーブルを設ける第1のステップ、 (2)ユーザが端末を使用する場合に、ユーザIDを入
    力させる第2のステップ、 (3)前記ユーザIDを端末アドレスに変換する第3の
    ステップ、 (4)ユーザIDと端末アドレスからなるメッセージを
    全端末へブロードキャストする第4のステップ、 とからなり、前記メッセージを受信した端末は、アドレ
    ス管理テーブル内のメッセージのユーザIDに対応した
    端末アドレス部をメッセージ内の端末アドレスに書替え
    を行うことを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記第2のステップの
    後、入力したユーザIDは、電話利用可能ユーザである
    かを判定する通信システム。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記第4のステップ
    は、前記メッセージを送信する際にアドレス管理テーブ
    ルに記されているアドレスとユーザが利用する端末のア
    ドレスを比較し、同一の場合には前記メッセージの送信
    を行わない通信システム。
  4. 【請求項4】請求項1において、各端末は優先順位を持
    つ着信のポートを複数持つ通信システム。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記第4のステップ
    は、予め端末をグループ化し、指定したグループにのみ
    前記メッセージを送信する通信システム。
  6. 【請求項6】請求項1において、 ネットワーク内の一つ以上の端末装置を交換機と接続
    し、発信端末において相手アドレスが分からない時に交
    換機と接続した端末へ問合せを行う場合に、前記問合せ
    を受ける端末は、 (1)所属,姓名からなるアドレスの問合せメッセージ
    を受信する第1のステップ、 (2)問合せに対し、所属をキーとしてアドレスを検索
    する第2のステップ、 (3)アドレスが特定できない場合に姓をキーとしてア
    ドレスを検索する第3のステップ、 (4)第3のステップにおいてアドレスが特定できない
    場合に名をキーとしてアドレスを検索する第4のステッ
    プ、 (5)前記第2〜4のステップで、アドレスが特定でき
    た場合に、交換機へ発信する第5のステップ、 (6)前記第4のステップでアドレスの特定ができない
    場合にアドレスリストを問合せ要求のあった端末に送信
    する通信システム。
JP5116804A 1993-05-19 1993-05-19 通信システム Withdrawn JPH06334661A (ja)

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