JPH06327001A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH06327001A
JPH06327001A JP10914893A JP10914893A JPH06327001A JP H06327001 A JPH06327001 A JP H06327001A JP 10914893 A JP10914893 A JP 10914893A JP 10914893 A JP10914893 A JP 10914893A JP H06327001 A JPH06327001 A JP H06327001A
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JP10914893A
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Kazuhiro Matsukura
和浩 松倉
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、2次元的な図形の画像を高能率、高
解像度で符号化及び復号化する画像処理装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】本発明は、符号化すべき原画像について符号化
前に最適な符号化処理が行なえるように画像を変換する
前処理画像変換部1と、前処理された画像に対して、非
可逆な符号化処理を施す非可逆符号化部2と、同様に前
処理された画像に対して、可逆な符号化処理を施す可逆
符号化部3と、前記非可逆符号化部2および前記可逆符
号化部3から出力される符号語を混合する混合部4とで
構成される。また画像復号化装置においては、前記画像
符号化装置により符号化された画像情報を分離する分離
部5と、この分離部5から分離された画像信号に対し
て、復号する非可逆復号化部6と、同様に分離部3から
の画像信号に対して、復号する可逆復号化部7と、前記
非可逆復号化部6及び前記可逆復号化部7からの各出力
から復号画像を作成する画像再構成部8とで構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イラスト画像、アニメ
ーション画像あるいはコンピュータグラフィックス画像
(以下、CG画像と略記)等の2次元的な図形画像に好
適した画像符号化及び画像復号化する画像情報の処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像情報を符号化する場合、文
書画像を白及び黒の2値画像化した画像データに変換し
た後、ゼロランレングス符号化やハフマン符号化等の方
式により、画像情報を圧縮する技術が利用されている。
例えば、ファクシミリ装置による画像の符号化および復
号化においては、LSI技術の発展のみならず、ファク
シミリ画像に関する符号化技術を国際標準化し、装置間
の通信を円滑に行うために、“CCITT BLUE
BOOK VO+UME VII FASCICLE V
II−3、勧告T−4、勧告T−6”に記載されているG
3(グループ3)、G4(グループ4)と称される標準
化を採用したことも、高効率や高解像度に寄与してい
る。
【0003】また、風景画像や人物画像に代表される自
然画像においても、効率よく画像情報を符号化するため
の技術検討も行われてきた。例えば、CCDに代表され
る固体撮像装置等により撮像された画像信号をメモリカ
ード、磁気ディスクあるいは、磁気テープ等の記憶装置
にディジタルデータとして記録する場合、そのデータ量
は膨大なものとなり、多くのフレーム画像を限られた記
録容量の範囲で記録するためには、得られた画像信号の
データに何らかの圧縮を施すことが必要となる。
【0004】さらにディジタル電子スチルカメラにおい
ては、撮影した画像を銀塩フィルムの代わりに、メモリ
カードや磁気ディスク等のデータ記録媒体にディジタル
データとして保存するため、1枚のメモリカードあるい
は磁気ディスク装置に記録できる画像の枚数は、保証さ
れなければならない。
【0005】同様に、ディジタルVTR(ビデオテープ
レコーダ)等の場合もフレーム当たりの画像のデータ量
に影響されることなく、所定量のフレームを記録できな
ければならない。すなわち、静止画像、動画像を問わず
要求されるコマ数分を確実に記録できる必要がある。
【0006】このような条件に対処するための画像デー
タの符号化方法として、直交変換符号化方式が広く知ら
れている。その代表的な例として、国際標準化方式にお
いて、静止画像符号化についてはJPEG方式、また、
動画像符号化においては、MPEG方式があげられる。
【0007】このように従来の符号,復号化の画像処理
技術において、文書画像ではG3,G4等の符号化方
式、自然画像ではJPEG,MPEG等の符号化方式が
採用されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、符号化処理を
要求される画像としては、前述した種類の画像だけでな
く、イラスト画像、アニメーション画像あるいはコンピ
ュータグラフィックス画像(以下、CG画像と略記)等
の2次元的な図形の画像(以下、図形画像と称する)も
あげられる。もし、これらの図形画像をG3,G4方式
により符号化すると、いずれも2値画像符号化方式であ
るために、画像の輝度に関する改良情報が著しく失わ
れ、且つ、色情報についても白もしくは黒のいずれかの
色に変換されることになり、好適する符号化方式ではな
い。そこで本発明は、2次元的な図形の画像を高能率、
高解像度で符号化及び復号化する画像処理装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、フレーム画像内またはフィールド画像内を
所定画素毎にブロック分割し、符号化すべき注目ブロッ
クに対しブロック符号化処理及び画像復号化処理を行な
う画像処理装置において、原画像に前処理を施し画像変
換を行なう前処理画像変換手段と、前記前処理画像変換
手段から出力された変換画像に非可逆な符号化を行う非
可逆符号化手段と、前記前処理画像変換手段から出力さ
れた変換画像に可逆な符号化を行う可逆符号化手段と、
前記非可逆符号化手段および前記可逆符号化手段から出
力される各符号化情報に対し統合した符号化情報を作成
する混合手段とで構成される画像符号化装置と、前記画
像符号化装置により符号化された画像情報を非可逆符号
化情報と可逆符号化情報に分離する分離手段と、前記分
離手段から出力された非可逆符号化情報を復号化する非
可逆復号化手段と、前記分離手段から出力された可逆符
号化情報を復号化する可逆復号化手段と、前記非可逆復
号化手段から出力された復号画像と、および前記可逆復
号化手段から出力された復号画像とに基づき原画像に関
する復号画像を作成する画像再構成手段で構成される画
像復号化装置とからなる画像処理装置を提供する。
【0010】
【作用】以上のような構成の画像処理装置の画像符号化
装置においては、前処理画像変換手段により、符号化す
べき原画像について符号化前に最適な符号化処理が行な
えるように画像が変換され、前処理画像に対して、非可
逆符号化手段により非可逆な符号化処理を施すと共に、
同様に、前処理画像に対して、可逆符号化手段により可
逆な符号化処理を施す。さらに非可逆符号化手段および
可逆符号化手段から出力される符号語を混合手段により
混合され、画像が符号化される。また画像復号化装置に
おいては、前記画像符号化装置により符号化された画像
情報を分離手段により分離され、分離された画像信号に
対して、非可逆復号化手段によりハフマン復号化等を用
いて復号され、同様に分離された画像信号に対して、可
逆復号化手段により復号される。前記非可逆復号化手段
及び前記可逆復号化手段からの各出力は、画像再構成手
段により復号画像が作成される。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1に、本発明の画像処理装置の概念的な
構成を示し説明する。この画像処理装置は、フレーム画
像内またはフィールド画像内を所定画素毎にブロック分
割し、所望する注目ブロックに対して符号化及び、画像
に復号化する画像符号化装置である。
【0012】まず、符号化装置側においては、図1
(a)に示すように、符号化すべき原画像について符号
化前に最適な符号化処理が行なえるように画像を変換す
る前処理画像変換部1と、前処理された画像に対して、
非可逆な符号化処理を施す非可逆符号化部2と、同様に
前処理された画像に対して、可逆な符号化処理を施す可
逆符号化部3と、前記非可逆符号化部2および前記可逆
符号化部3から出力される符号語を混合する混合部4と
で構成される。
【0013】また画像復号化装置においては、前記画像
符号化装置により符号化された画像情報を分離する分離
部5と、この分離部5から分離された画像信号に対し
て、復号する非可逆復号化部6と、同様に分離部3から
の画像信号に対して、復号する可逆復号化部7と、前記
非可逆復号化部6及び前記可逆復号化部7からの各出力
から復号画像を作成する画像再構成部8とで構成され
る。
【0014】次に図2には、本発明による実施例として
の画像処理装置の画像符号装置側の構成を示し説明す
る。まず、入力した原画像を所定のブロックサイズに分
割するブロック化部11が設けられる。前記ブロック化
部11の出力端は、ブロック内のエッジ検出を行うエッ
ジ検出フィルタ部12の入力端、ブロック画像を所定時
間遅延させる遅延部14の入力端、前記遅延部により遅
延されたブロック画像と元ブロック画像とを比較する比
較部15,特徴画像変換部16及び疑似画像変換部17
のそれぞれ一方の入力端に接続される。前記エッジ検出
フィルタ部12は、エッジ領域の存在の有無を判定する
ブロック判定部13を介して、後述する量子化部18b
に接続される。
【0015】また、前記比較部15の出力端は、特徴画
像変換部16、類似画像変換部17の入力端の他方にそ
れぞれ接続され、比較結果が入力される。前記特徴画像
変換部16の出力端は非可逆符号化部18の入力端に接
続され、該非可逆符号化部18は、非可逆な符号化方式
のJPEGアルゴリズムの一種となるベースラインシス
テムを用いて符号化処理を施すものであり、DCT部1
8a、量子化部18b及びエントロピーコーダ部18c
がシリーズに接続され構成される。また前記類似画像変
換部17の出力端には、可逆符号化部19の入力端に接
続され、該可逆符号化部19は、可逆な符号化方式のJ
PEGアルゴリズムの一種となるインディペンデントフ
ァンクションを用いて符号化処理を施すものであり、予
測部19aとエントロピーコーダ部19bとで構成され
る。
【0016】前記エントロピーコーダ部18c,19c
によりハフマン符号化等の方式により符号化処理された
各出力は、混合部20に入力され、該混合部20でシー
ケンシャルに統合されて符号語が出力される。
【0017】次に図3を参照して、このように構成され
た画像符号化装置における具体的な符号化について説明
する。まず原画像が入力されると、ブロック化部11に
おいて、例えば8×8画素のブロックサイズで画像が切
り出される。そしてエッジ検出フィルタ部12では、前
記ブロックデータに対し、ブロック内のエッジ検出をフ
ィルタリングにより行なう。その具体的な処理例として
は、階段状エッジ部や傾斜形エッジの傾斜部分を検出す
るならば、ブロックデータに対して、1次微分処理を施
せばよい。
【0018】
【数1】 但し、f:ブロックデータ(2次元),x:水平方向,
y:垂直方向とする。または、屋根形や傾斜形エッジの
肩の部分を検出するならば、2次微分処理を施こせばよ
い。
【0019】
【数2】
【0020】前記ブロック判定部13では、前記エッジ
検出フィルタからの出力により、各ブロックごとにエッ
ジ領域の存在の有無を判定し、エッジ領域が有る場合フ
ラグ信号fg1=1、エッジ領域が無い場合フラグ信号f
g1=0を出力する。判定方法の具体例として、エッジ検
出用のフィルタリング後のブロックデータ値が任意のし
きい値Th1 より大きな値を有する値が、ある任意のし
きい値Th2 より多く存在した場合エッジ領域であると
判定する、という方式などがあげられる。
【0021】前記遅延部14においては、次段の比較部
15でブロックデータ間の比較を行なうときまで、ブロ
ックデータの出力を遅延させる働きをもつ。例えば、図
3(a)の原画像を同図(b)のように8×8画素サイ
ズにブロック分割され、ブロック化部11からブロック
ナンバー1のブロックデータが比較部15へ出力される
とき、ブロックナンバー0のブロックデータが遅延部1
4から出力されるようなタイミングとなる。
【0022】この比較部15においては、注目ブロック
と1つ前のブロックのそれぞれのデータが極めて等しい
ものか否かを判定する。例えば、各ブロックデータの同
一位置にある画素値の差分絶対値和が任意の閾値Th3
と比較し、 Σ|Pij−Qij|<Th3ij:1つ前のブロックにおける画素位置(i,j)の
画素値 Qij:注目ブロックにおける画素位置(i,j)の画素
値 なる関係式が満たされる場合、同一なブロックとみなし
フラグ信号fg2=1を出力する。しかし、該関係式が成
り立たない場合には、フラグ信号fg2=0を出力する。
【0023】前記特徴画像変換部16では、フラグ信号
g2の情報に基づき、原画像の各ブロックごとの変換が
行なわれる。例えば、図3に示されるように、注目ブロ
ック(例えば、ブロックナンバー1、ブロックナンバー
23など)について比較部15よりfg2=1が出力され
た場合、同図(c),(d)に示されるように伝送ブロ
ックデータから注目ブロックデータをはずし、伝送ブロ
ックデータをコンパクトにする。
【0024】一方、疑似画像変換部17において、前記
フラグ信号fg2の情報に基づき連続する同一ブロックの
数(スキップブロック数)をカウントし、疑似画像の画
素値とする。図3に示した原画像の例によれば、スキッ
プブロック数データは、11,0,0,…,12の20
個となる。ここで、疑似画像として、例えば7×3画素
の2次元配列化するとデータ数が20であることから、
1つデータが足りないことになるのでダミーデータとし
て、0を1つ加えることとする。
【0025】前記非可逆符号化部18では、特徴画像変
換部16から出力される伝送ブロックデータに対し、例
えば、高圧縮が可能である非可逆な符号化方式であるJ
PEGアルゴリズムの一種であるベースラインシステム
により符号化処理が施される。すなわち、DCT部18
aによりDCT係数が出力され量子化部18bにおい
て、任意のステップサイズによりDCT係数が量子化さ
れる。ここで、ブロックタイプの違いによらず、ステッ
プサイズを一定としてもよいが、前記ブロック判定部1
3からのフラグ信号fg1=0のとき、平坦ブロックであ
るため、ステップサイズはやや粗目にし、一方、fg1
1のとき、エッジブロックであるためステップサイズを
細目にするという方式でもよい。また同量子化係数は、
エントロピーコーダ部18cにおいて、ハフマン符号化
あるいは算術符号化方式などにより符号語に変換され
る。
【0026】また、可逆符号化部19では、疑似画像変
換部17から出力される疑似画像に対して、例えば符号
化による歪が発生しない可逆な符号化方式のJPEGア
ルゴリズムの一種であるインディペンデントファンクシ
ョンを用いて、符号化処理が施される。
【0027】図4(a)には、疑似画像の一部であり現
在符号化すべき、注目画素(y)と予測に用いる周囲に
存在する3画素(a,b,c)との位置関係を示し、同
図(b)にはその予測演算式を示す。
【0028】図4(b)に示す予測演算式は選択可能と
なっており、また、注目画素yと予測値との差により予
測誤差値を求める。このような予測方式が予測部19a
で行なわれ、前記予測誤差値に関して、エントロピーコ
ーダ部19bにおいて、ハフマン符号化等の方式により
符号化処理が施こされる。
【0029】そして混合部20において、前記非可逆符
号化部18から出力される伝送ブロックデータに関する
符号語および前記可逆符号化部19から出力されるスキ
ップブロック数データに関する符号語がシーケンシャル
に統合され、原画像に関する符号語が出力される。
【0030】次に図5には、本発明の画像処理装置にお
ける画像復号化装置の構成を示し、説明する。前述した
画像符号化装置から出力された符号語は、図示しない伝
送路あるいは蓄積メディア等を介して、画像復号化装置
の分離部31へ入力される。この分離部31の出力端に
は、復号化部32及び復号化部33が接続される。前記
復号化部32及び復号化部33の各出力端には、画像再
構成部34が接続され、該画像再構成部34により画像
が作成され復号画像として出力される。
【0031】このように構成された画像復号装置の復号
動作について説明する。まず、前述した画像符号化装置
から出力された符号語が、図示しない伝送路あるいは蓄
積メディア等を介して、画像復号化装置の分離部31へ
入力される。この分離部31は、前述した非可逆符号化
に関する符号語と可逆符号化に関する符号語とに分離さ
れ、復号化部32若しくは復号化部33に出力される。
【0032】前記復号化部32において、バッファ部3
2aでは符号語が一時的に記憶され、ここから読出され
た符号は、エントロピーデコーダ部32bにより、ハフ
マン復号化若しくは算術復号化のいずれかにより、順序
よく復号化される。
【0033】そして、逆量子化部32cにより、復号化
された値が逆量子化され、その値に基づきIDCT部3
2dにより、逆DCT変換されて、各ブロックごとの原
画像に関する復号画像が得られる。ここで、前記復号化
部32はJPEGアルゴリズムにおけるベースラインシ
ステムに準拠した復号化装置であるものとする。
【0034】また前記復号化部33では、分離部31か
らの符号語がバッファ部33aにおいて一時的に記憶さ
れ、ここから読出された符号語はエントロピーデコーダ
部33bにより、ハフマン復号化等を用いて順序よく復
号化される。さらに再生部33cにより、符号化された
時と逆の手順で復号化された予測誤差値を加算すること
で、スキップブロック数に関するデータが順次算出され
る。
【0035】そして画像再構成部34では、前記復号化
部32からの出力である各ブロックごとの復号画像情報
と、前記復号化部33からの出力である各ブロックごと
のスキップブロック数とに基づき、復号画像が作成され
る。
【0036】図6にはこのような画像復号化装置により
復号された画像の一例を示す図である。まず、図3
(b)に示したブロックナンバー0に関するブロック化
復号画像とスキップブロック数の値11により、図3
(b)におけるブロックナンバー1から11までのブロ
ック化画像を復号化されたブロックナンバー0の画像を
コピーすることにより復号画像を得る。このような処理
は、例えば図3(b)におけるブロックナンバー23か
ら25をブロックナンバー22の画像をコピーする場合
についても同様に行なわれる。すなわち、復号化される
注目ブロックは、伝送ブロックデータの復号画像とスキ
ップブロックナンバーとにより一意的に復号することが
可能である。
【0037】以上説明したような画像の符号化及び復号
化を行う画像処理装置により、イラスト画像、アニメー
ション画像等の画像を対照として画像符号化を行なった
場合、次の効果がある。
【0038】第1に、本実施例で述べられたJPEGア
ルゴリズムをシステム化した方式により画像符号化処理
を施しているため、JPEG準拠のビットストリームを
形成することができる。すなわち、ノンクローズドな符
号化方式である。第2に、現在の半導体技術により容易
にハード化(チップ化)が可能である。第3に、例え
ば、連続する同一で平坦な画像ブロックについて、JP
EGアルゴリズムのベースラインのみで符号化すると、
差分DC成分およびEOB(End of Bloc
k)コードに必要以上にコードが割りあてられ符号化効
率の低下をもたらしていたが、本実施例の画像処理装置
によれば、スキップブロックデータにより前記欠点を回
避することができ、原画像にスキップブロックが数多く
存在する前記符号化対照画像に関しその符号化効率が向
上する。
【0039】以上、詳述したように本実施例の画像処理
装置によれば、同一画像内に数多く類似性の高い画像領
域を有するイラスト画像、アニメーション画像、CG画
像(例えば、背景などのべた画領域)等の2次元的な図
形の画像を極めて高能率な符号化を高品質な画像の状態
で行なうことができる。また本発明は、前述した実施例
に限定されるものではなく、他にも発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々の変形や応用が可能であることは勿論で
ある。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、2
次元的な図形の画像を高能率、高解像度で符号化及び復
号化する画像処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置の概念的な構成を示す図
である。
【図2】本発明による画像処理装置における画像復号装
置の構成を示す図である。
【図3】図2に示した画像符号化装置による符号化につ
いて説明するための図である。
【図4】疑似画像の一部であり、符号化すべき注目画素
と予測に用いる周囲に存在する3画素との位置関係と予
測演算式を示す図である。
【図5】本発明の画像処理装置における画像復号化装置
の構成を示し、説明する
【図6】図5に示した画像復号化装置により復号された
画像の一例を示す図である。
【符号の説明】
1…前処理画像変換部、2,18…非可逆符号化部、
3,19…可逆符号化部、4,20…混合部、5,31
…分離部、6…非可逆復号化部、7…可逆復号化部、
8,34…画像再構成部、11…ブロック化部、12…
エッジ検出フィルタ部、13…ブロック判定部、14…
遅延部、15…比較部、16…特徴画像変換部、17…
疑似画像変換部、18a…DCT部、18b…量子化
部、18c,19b…エントロピーコーダ部、19a…
予測部、32,33…復号化部、32a…バッファ部、
32b,33b…エントロピーデコーダ部、32c…逆
量子化部、32d…IDCT部、33a…バッファ部、
33c…再生部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム画像内またはフィールド画像内
    を所定画素毎にブロック分割し、符号化すべき注目ブロ
    ックに対しブロック符号化処理及び画像復号化処理を行
    なう画像処理装置において、 原画像に前処理を施し画像変換を行なう前処理画像変換
    手段と、 前記前処理画像変換手段から出力された変換画像に非可
    逆な符号化を行う非可逆符号化手段と、 前記前処理画像変換手段から出力された変換画像に可逆
    な符号化を行う可逆符号化手段と、 前記非可逆符号化手段および前記可逆符号化手段から出
    力される各符号化情報に対し統合した符号化情報を作成
    する混合手段とで構成される画像符号化装置と、 前記
    画像符号化装置により符号化された画像情報を非可逆符
    号化情報と可逆符号化情報に分離する分離手段と、 前記分離手段から出力された非可逆符号化情報を復号化
    する非可逆復号化手段と、 前記分離手段から出力された可逆符号化情報を復号化す
    る可逆復号化手段と、 前記非可逆復号化手段から出力された復号画像と、およ
    び前記可逆復号化手段から出力された復号画像とに基づ
    き原画像に関する復号画像を作成する画像再構成手段で
    構成される画像復号化装置と、 を具備することを特徴とする画像処理装置。
JP10914893A 1993-05-11 1993-05-11 画像処理装置 Withdrawn JPH06327001A (ja)

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