JPH06293377A - ディスクカートリッジ用ケース - Google Patents

ディスクカートリッジ用ケース

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Publication number
JPH06293377A
JPH06293377A JP9832293A JP9832293A JPH06293377A JP H06293377 A JPH06293377 A JP H06293377A JP 9832293 A JP9832293 A JP 9832293A JP 9832293 A JP9832293 A JP 9832293A JP H06293377 A JPH06293377 A JP H06293377A
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JP
Japan
Prior art keywords
case
cartridge
portions
plate member
top plate
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9832293A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Koizumi
達哉 小泉
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH06293377A publication Critical patent/JPH06293377A/ja
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  • Packaging For Recording Disks (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスクカートリッジを片手でも簡単に取り
出すことのできるディスクカートリッジ用ケースを提供
する。 【構成】 上面部、底面部、及び4つの側面部分のうち
3つの側面部分に壁面が形成され、内部にディスクカー
トリッジ収納空間を有する直方体形状の筺体として形成
されるとともに、壁面が形成されていない一の側面部分
からディスクカートリッジ収納空間Sに対してディスク
カートリッジが挿脱できるように構成されたディスクカ
ートリッジ用ケースにおいて、カートリッジ挿脱用部分
と対向する側面部分(ケース後部)における壁面から上
面部に連続して、ディスクカートリッジ収納空間Sを表
出する開口部Kを設ける。また、開口部Kを塞ぐカバー
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスクや光磁気ディ
スク等のディスクをカートリッジに収納して構成された
記録媒体(ディスクカートリッジ)を収納するためのデ
ィスクカートリッジ用ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ディスクをカートリッジに収
納して構成されたディスクカートリッジや、記録テープ
が嵌装されたテープリールをカセットに収納して構成さ
れたテープカセット等を収納するケースとして、いわゆ
るスリーブケースが提案されている。
【0003】従来のディスクカートリッジ用のケース
(スリーブケース)を図27に示す。図27において1
01はディスクカートリッジを示し、このディスクカー
トリッジ101の筺体(カートリッジ)102は上ハー
フ103と下ハーフ104がはめ合わされて形成され、
その内部に光磁気ディスクまたは光ディスクとしてのデ
ィスク117が回転可能に収納されている。
【0004】このディスクカートリッジ101を収納す
るディスクカートリッジ用ケース(以下、単にケースと
いう)200は、上ハーフ201と下ハーフ202がは
め合わされて扁平な略直方体の筺体として形成される。
そして、筺体内部はディスクカートリッジ101が収納
されるサイズのディスクカートリッジ収納空間Sが形成
されている。そして、図示するように上面部から底面部
への4つの側面部分のうち3つの側面部分に壁面が形成
され、一方、側面部分203は壁面が形成されておら
ず、この側面部分からディスクカートリッジ収納空間S
に対してディスクカートリッジ101を挿入し、また取
り出すことができるようにされている。このようなケー
ス200にディスクカートリッジ101を収納した状態
を図28に示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このケース200から
ディスクカートリッジ101を取り出す際の便宜のため
に、上ハーフ201と下ハーフ202の側面部分203
側の部分には切欠部204,205が形成され、例えば
図28に示すように指でディスクカートリッジ101を
つまんで取り出すことができるようにされている。
【0006】ところが、切欠部204,205の部分の
面積(つまりディスクカートリッジ101をつまめる面
積)はさほど広くないため、ディスクカートリッジ10
1の取り出しがやや困難であり、また、このようにつま
んで取り出すことは片手では難しい。特にカーステレオ
を使用しているユーザーが運転中にディスクカートリッ
ジ101を再生演奏のためにケース200から取り出そ
うとする場合など、片手で取り出さなければならない場
合が多く、使用性が悪いという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点にかんがみてなされたもので、ディスクカートリッジ
を片手でも簡単に取り出すことのできるディスクカート
リッジ用ケースを提供することを目的とする。
【0008】このために、上面部、底面部、及び4つの
側面部分のうち3つの側面部分に壁面が形成され、内部
にディスクカートリッジ収納空間を有する筺体として形
成されるとともに、壁面が形成されていない一の側面部
分からディスクカートリッジ収納空間に対してディスク
カートリッジが挿脱できるように構成されたディスクカ
ートリッジ用ケースにおいて、壁面が形成されていない
一の側面部分と対向する側面部分における壁面から上面
部に連続して、ディスクカートリッジ収納空間を表出す
る開口部が設けられるようにする。
【0009】また、開口部の位置に対応して、開口部の
設けられた壁面及び上面部の内側に位置するカバー体を
設けて、ディスクカートリッジ収納空間と筺体外部との
間を仕切ることができるようにするとともに、カバー体
は、壁面が形成されていない一の側面部分の方向へ摺動
可能に構成する。
【0010】
【作用】壁面が形成されていない一の側面部分、即ちデ
ィスクカートリッジを挿脱部分と対向する側面部分にお
ける壁面から上面部に連続して開口部が形成されている
ことにより、ディスクカートリッジ収納空間に収納され
ているディスクカートリッジを、その開口部を用いて押
し出すことができ、容易にケースから取り出すことがで
きる。
【0011】また、開口部にカバー体を取り付けること
により、収納されたディスクカートリッジの保護機能も
十分となり、また、そのカバー体が摺動可能に構成され
ることにより、開口部を用いてカバー体毎ディスクカー
トリッジを押し出せば、ディスクカートリッジをケース
から容易に取り出すことができる。
【0012】
【実施例】以下、図1〜図22により本発明のディスク
カートリッジ用ケースの第1の実施例を説明する。この
実施例のケースは、図1に示すように光ディスクや光磁
気ディスク等の記録ディスク117をカートリッジ10
2に収納して構成されたディスクカートリッジ101を
収納するためのケースである。
【0013】まず、ディスクカートリッジ101を図
1、図2により説明する。ディスクカートリッジ101
のカートリッジ102は図1、図2に示すように、上下
ハーフ103、104がはめ合わされて薄い筺体状に構
成され、この内部にディスク117が回転可能に収納さ
れている。
【0014】ディスク117は合成樹脂材料より成る円
盤状のディスク基板と、このディスク基板の主面部上に
被着形成された信号記録層とを有して成る。そして、デ
ィスク117には、中央部にチャッキング孔114が形
成され、ディスク基板の一方の主面部においてチェッキ
ング孔114の周囲がチャッキング基準面116とされ
ている。そして、ディスク基板の他方の主面部には、チ
ャッキング孔114を閉蓋して、金属材料より成るチャ
ッキングプレート115が取り付けられている。
【0015】カートリッジ102は、一辺の長さがディ
スク117の直径に略対応した長さである略矩形状の主
面部を有する扁平な筺体状に形成されている。このカー
トリッジ102の上下両主面部には、略矩形状の一対の
記録再生用開口部106,107が、互いに相対向する
位置に形成されている。
【0016】下ハーフ104に設けられた記録再生用開
口部107は、ディスク117の一方の主面部の一部
を、その内外周にわたってカートリッジ102の外部に
表出するように形成され、また、上ハーフ103に設け
られた記録再生用開口部106は、ディスク117の他
方の主面部の一部を、その内外周にわたってカートリッ
ジ102の外部に表出するように形成されている。
【0017】各記録再生用開口部106,107は、カ
ートリッジ102にスライド可能に取り付けられたシャ
ッタ105により開閉可能となされている。このシャッ
タ105は、薄い金属板等の材料が略コ字状に屈曲形成
されて各記録再生用開口部106,107に対応する一
対のシャッタ板部を有して形成されている。そして、こ
れらのシャッタ板部は、シャッタ105の中央部分によ
って互いに一端側部分を連設された状態となされ、互い
に平行に相対向している。このシャッタ105は、中央
部分をカートリッジ102の一側面部にスライド可能に
支持されて、各シャッタ板部をカートリッジ102の各
主面部に沿わせている。そして、各シャッタ部材を各記
録再生用開口部106,107に対応する位置とするこ
とにより、これら記録再生用開口部106,107を閉
じている。
【0018】そして、このシャッタ105は、図1、図
2に矢印Aとして示す方向からこのディスクカートリッ
ジ101が記録再生装置へ装填されたときに、記録再生
装置側の機構によって矢印Bとして示す方向にスライド
されることにより、シャッタ板部による記録再生用開口
部106,107に対する閉蓋状態を脱し、記録再生用
開口部106,107からディスク117の盤面を表出
させる。
【0019】また、カートリッジ102には、下方側の
主面部の中央位置に、円形のチャッキング用開口部10
8が設けられている。このチャッキング用開口部108
からは、チャッキング孔114、チャッキング基準面1
16、及びチャッキングプレート115が表出されてい
る。
【0020】また、カートリッジ102の下方側の主面
部には、記録再生装置においてディスクカートリッジ1
01の装着位置の位置決めを行なうために、一対の位置
決め孔112,113が形成されている。位置決め孔1
12,113は、カートリッジ102の下方側の主面部
の、前端部近傍と後端部近傍とに配分されて設けられ
る。
【0021】さらに、カートリッジ102の下方側の主
面部には、一対のクランピング凹部110,109及び
ディスク種別識別用凹部111が設けられている。クラ
ンピング凹部110,109は、カートリッジ102の
下方側の主面部の前方側において、両側位置に配分され
て設けられ、かつそれぞれ側面方向に開放されている。
【0022】またディスク種別識別用凹部111は、カ
ートリッジ102の下方側の主面部の前方側に設けられ
ており、カートリッジ102の前端部となる側面方向に
開放されている。このディスク種別識別用凹部111
は、ディスク117の種別を表示するために複数のディ
スク種別に対応して定められた複数種類の深さのうち一
の深さを有して形成される。
【0023】このようなディスクカートリッジ101を
収納する本実施例のケース1は以下のように構成され
る。図1にはケースの斜視図、図3は底面図、図4は底
面側を上方にして見た背面図、図5は平面図、図6は正
面図、図7は分解斜視図である。これらの図からわかる
ように、ケースは天板部材(上ハーフ)1と底板部材2
(下ハーフ)とを有して構成されている。
【0024】天板部材1は、カートリッジ102の主面
部の形状及び大きさに略対応した形状及び大きさの天板
部1aを有し、略平板状の形状とされて合成樹脂等の材
料により形成されている。この天板部材1は、例えばア
クリル樹脂(ポリメチルメタクリレート等)、ABS樹
脂、ポリカーボネイト、ポリスチレン等の材料により透
明に形成される。
【0025】天板部材1の形状を図8〜図11で説明す
る。図8は天板部材1を底面方向からみた斜視図、図9
は天板部材1の正面図、図10は底面図、図11は側面
図である。
【0026】これらの図からわかるように、天板部材1
は、その下面部の両側部分に、天板部1aの側縁部と平
行な一対の内側側壁部11,12が形成される。また、
下面部の後方側部分には、天板部1aの後縁部と平行な
内側後壁部15が形成される。これらの内側側壁部1
1,12及び内側後壁部15は天板部1aに対して一体
的に形成され、互いに連設されて前方側を除く周壁をな
している。また、これらは、天板部1aからカートリッ
ジ102の厚さに略等しい高さを有して突設されてい
る。さらにこれらは、天板部1aの両側縁部及び後縁部
よりも、これら各壁部11,12,15の厚みに相当す
る程度だけ内側位置に形成されている。
【0027】ただし、この天板部材1においては、天板
部1aから内側後壁部15にかけて大きく切欠部K1
形成されており、この切欠部K1 に相当する部位におい
て内側後壁部15は設けられず、従って内側後壁部15
は2つの部位に隔てられている。つまり内側側壁部1
1,12及び内側後壁部15によるコ字状の周壁は、切
欠部K1 に相当する部位のみは連続されていない。
【0028】また、図8〜図11の各図から分かるよう
に各内側側壁部11,12の互いに外側となる側面部に
は、側方係合突条13,14がそれぞれ外側方向に向か
って突設されている。これらの側方係合突条13,14
は、各内側側壁部11,12の前端部近傍より後端部側
にわたって、天板部1aの両側縁部に平行に延在されて
設けられる。そして、これらの側方係合突条13,14
は、内側側壁部11,12の下端部よりやや上側、即ち
天板部1aに接近する側に位置して形成される。
【0029】また、内側後壁部15には外側に向かって
後方係合突条16が突設されている。この後方係合突条
16は、2つの部位とされる内側後壁部15において、
天板部1aの後側縁部に平行に延在されて設けられる。
そして、この後方係合突条16は、内側後壁部15の下
端部よりやや上側、即ち天板部1aに接近する側に位置
して形成される。
【0030】さらに、各内側側壁部11,12の外側の
側面部には、係合突起23,24がそれぞれ外側に向か
って突設されている。これらの係合突起23,24は、
各内側側壁部11,12の前方側であって、各側方係合
突条13,14の上面側に隣接した位置に設けられてい
る。
【0031】また、これらの係合突起23,24は、側
方係合突条13,14よりもやや少ない突出量を有して
形成されており、前方側端面が内側側壁部11,12に
対して略垂直とされるとともに、後方側端面が内側側壁
部11,12に対して傾斜され、後方側ほど突出量が減
少する形状となっている。
【0032】また、内側側壁部11,12の外側面部の
後方側の位置には、一対の縦溝部39,40が対応して
設けられている。縦溝部39,40は各内側側壁部1
1,12の基端側より下端側にわたって、即ち、天板部
1aの下面部より内側側壁部11,12の下端部近傍に
わたって形成されている。
【0033】天板部1aの下面側には、両側位置と後方
側位置に、段差状に膨出された段差部48,49,50
が形成されている。これらの段差部48,49,50
は、僅かな膨出量を有して形成され、このケースにディ
スクカートリッジ101が挿入された時に、ディスクカ
ートリッジ101が天板部1aの中央部に摺接すること
を防止するためのものである。
【0034】また、天板部1aの前端側には、上方切欠
部5が形成されている。この上方切欠部5は、このケー
スに収納されたディスクカートリッジ101の後端部分
を外方に臨ませるためのものである。
【0035】次に、底板部材2の形状を図12〜図14
で説明する。図12は底板部材2の平面図、図13は天
板部材1の正面図、図14は図12におけるA−A断面
図である。
【0036】底板部材2は、天板部1aと略同一形状の
底板部2aを有して、略平板状の形状とされて合成樹脂
等の材料により形成されている。この底板部材2は、例
えば耐熱ABS樹脂、ポリカーボネイトのように、良好
な耐熱性を有する材料により形成される。
【0037】図12〜図14からわかるように、底板部
材2は、その上面部の両側部分に、底板部2aの側縁部
と平行な一対の外側側壁部17,18が形成される。ま
た、この底板部材2は、上面部の後方側部分には、底板
部2aの後縁部と平行な外側後壁部19が形成される。
これらの外側側壁部17,18及び外側後壁部19は底
板部2aに対して一体的に形成され、互いに連設されて
前方側を除くコ字状の周壁をなしている。また、これら
は、底板部2aからカートリッジ102の厚さに略等し
い高さを有して突設されている。さらにこれらは、底板
部2aの両側縁部及び後縁部に沿って形成されている。
【0038】ただし、この底板部材2は、外側後壁部1
9において切欠部K2 が形成されている。この切欠部K
2 は上記した天板部材1の切欠部K1 における内側後壁
部15を切り欠いた部分に略対応するように設けられて
いる。
【0039】また、図12〜図14の各図から分かるよ
うに各外側側壁部17,18の互いに対向する側である
内側となる側面部には、側方係合溝20,21がそれぞ
れ内側方向に向かって形成されている。これらの側方係
合溝20,21は外側側壁部17,18の前端部近傍よ
り後端部側にわたって、底板部2aの上面部に平行に設
けられる。そして、これらの側方係合溝20,21は、
外側側壁部17,18の基端部よりやや上側、即ち底板
部2aよりやや離間する位置に形成される。
【0040】また、外側後壁部19の内側には、後方係
合溝を形成する鍔部22が前方側に向かって突設されて
いる。この鍔部22は外側後壁部19における前記した
切欠部K2 に相当していない部位において、外側後壁部
19の上縁部に沿った状態で、底板部2aの上面部に平
行に設けられる。そして、この鍔部22の下側部と底板
部2aとで、後方係合溝を構成している。
【0041】さらに、各外側側壁部17,18の内側の
側面部には、係止凹部25,26がそれぞれ内側に開口
して設けられている。これらの係止凹部25,26は、
天板部材1の係合突起23,24に対応して、各外側側
壁部17,18の前方側位置に、各側方係合溝20.2
1の上面側に連通して設けられている。また、これらの
係止凹部25,26は、側方係合溝20,21よりもや
や浅い深さ有して形成されている。
【0042】さらに、各外側側壁部17,18の外側の
側面部の上縁側には、凹部37,38が形成される。こ
の凹部37,38は、各外側側壁部17,18の上端縁
に沿って段差状に形成されている。また、凹部37,3
8の上方側は、外側側壁部17,18の上端縁側に開放
されている。
【0043】また、外側側壁部17,18の後方側の位
置には、天板部材1の縦溝部39,40に対応して、一
対の縦溝対応切欠部41,42が設けられている。縦溝
対応切欠部41,42は各外側側壁部17,18の上端
部より基端側に向かって形成されている。
【0044】底板部2a上には、両側位置と後方側位置
に、段差状に膨出された段差部30,31,32が形成
されている。これらの段差部30,31,32は、僅か
な膨出量を有して形成され、このケースにディスクカー
トリッジ101が挿入された時に、ディスクカートリッ
ジ101が底板部2aの中央部に摺接することを防止す
るためのものである。
【0045】さらに底板部2aの段差部32上には、誤
挿入防止突起29が突設されている。この誤挿入防止突
起29は、底板部2aの後方部の中央位置よりやや一側
側にずれた位置に形成されており、これは、ディスクカ
ートリッジ101が挿入された際に、ディスク識別用凹
部111に対応することになる位置とされる。
【0046】また、底板部2aの前端側には、下方切欠
部6が形成されている。この下方切欠部6は、このケー
スに収納されたディスクカートリッジ101の後端部分
を外方に臨ませるためのものである。
【0047】なお、鍔部22の端部に連続して、リブ上
の補強部27,28が設けられている。これらの補強部
は、外側後壁部19の内面に一体的に突設された突条で
あって、それぞれ鍔部22より底板部2aにわたって形
成される。また、側方係合溝20,21内の下方側に
は、この側方係合溝20,21内の側面部より底板部2
aにわたって、複数の補強リブ43が設けられている。
【0048】以上のような形状の天板部材1及び底板部
材2は、図1及び図3〜図6のように係合されるわけで
あるが、このとき天板部材1と底板部材2は、図15に
示すように、側方係合突条13,14が、側方係合溝2
0,21に係合し、また、図16に示すように、後方係
合突条16が、鍔部22と底板部2aとの間として形成
される後方係合溝に嵌入係合することにより、互いに接
合される。
【0049】これら天板部材1と底板部材2の接合は、
天板部材1を底板部材2の前方側に位置させ、側方係合
突条13,14の後端側を側方係合溝20,21の前方
側から挿入し、次いで、天板部材1を後方側に移動させ
て、側方係合突条13,14を側方係合溝20,21内
でスライドさせることにより行なう。そして、天板部材
1が、天板部1aを底板部2aに対向させる位置までス
ライドされると、後方係合突条16が上記した後方係合
溝に嵌入係合するとともに、各係合突起23,24が各
係止凹部25,26に対応して嵌入する。
【0050】係合突起23,24が係止凹部25,26
に嵌入するときには、係合突起23,24は、まず、外
側側壁部17,18の前端側より、外側側壁部17,1
8に進入し、これら外側側壁部17,18を外側に押圧
してやや可撓変位させていき、次いで、係止凹部25,
26に対向する位置に至ったときに、外側側壁部17,
18の初期状態への復帰によって係止凹部25,26に
嵌合する。
【0051】そして、このように両側及び後端部分が連
結されて天板部材1と底板部材2が接合されると、天板
部1aと底板部2aは平行状態となり、スリーブケース
としての上面及び底面を形成する。そして、前方側にス
リット上の開口部が形成される。このスリット上の開口
部は、長さがカートリッジ102の一辺の長さにほぼ対
応し、また幅がカートリッジ102の厚みにほぼ対応し
ている。
【0052】このように天板部材1と底板部材2が接合
された際には、内側側壁部11,12及び内側後壁部1
5(切欠部K1 に相当する位置を除く)の下端部は、底
板部2aの上面部に当接し、また、外側側壁部17,1
8及び外側後壁部19(切欠部K2 に相当する位置を除
く)の上端部は、天板部1aの下面部の周縁部近傍に当
接している。
【0053】また、外側側壁部17,18の外側面部の
上端側に形成された凹部37,38と、天板部1aの両
側縁部近傍とにより、側方溝部7,8が形成されてい
る。即ち、外側側壁部17,18の上縁端は、図15に
示すように、天板部1aの側方側縁部に対して、各凹部
37,38の深さに相当する距離だけ内側である位置に
当接している。これら側方溝部7,8は、このケースの
側面部の前端側より後端側にわたって形成されている。
【0054】側方溝部7,8の底部の後方側位置には、
外側側壁部17,18に設けられた縦溝対応切欠部4
1,42と、内側側壁部11,12に形成された縦溝部
39,40とによって構成された有底孔がそれぞれ位置
している。
【0055】また、天板部材1,底板部材2の間には、
スリット状の開口部から挿入されるディスクカートリッ
ジ101を係止する一対のロック部材9,10が図7の
ように配設されている。
【0056】ロック部材9,10は、ポリアセタール
(POM)のように可撓性及び弾発性を有する材料によ
り、図17〜図20に示すような形状に成形される。即
ち、両端部の被保持部44,45と、これらの被保持部
44,45間にわたる弾性アーム部46とを有して一体
的に形成される。
【0057】被保持部44,45は、それぞれ略円柱形
状とされ、互いに軸心を平行となしている。そして弾性
アーム部46は、各被保持部44,45の周側面部間に
わたる湾曲したアーム状に形成されている。この弾性ア
ーム部46は、被保持部44,45の軸心に直交する方
向に湾曲形成され、この湾曲により形成される膨出部の
頂点を被保持部44,45に対して等距離である位置と
なしている。湾曲により形成される膨出部は、ディスク
カートリッジ101を係止するための係止面部47とさ
れている。
【0058】各ロック部材9,10は、底板部材2に形
成された一対のロック部材取付部33,34にそれぞれ
保持されて取り付けられる。ロック部材取付部33,3
4は、図12に示すように、外側側壁部17,18の内
側部において、これら外側側壁部17,18の後方側に
位置して形成されている。
【0059】これらのロック部材取付部33,34は、
それぞれ前後一対の保持突起54,55を有している。
そして保持突起54,55は、外側側壁部17,18の
下方側よりそれぞれ内側に向かって突設され、底板部2
aにも連続している。即ち、保持突起54,55は、外
側側壁部17,18と底板部2aとの隅部に設けられて
いる。
【0060】保持突起54,55は互いに相対向する側
に、保持凹部52,53が形成される。保持凹部52,
53は、上方に開放された凹部であって、横断面形状が
前後方向を長径とする楕円形又は長円形の一部をなして
いる。ロック部材9,10は、各被保持部44,45を
各保持凹部52,53に対応させて嵌入されることによ
り、保持突起54,55によって保持されている。
【0061】ロック部材9,10は、各被保持部44,
45の軸心を底板部2aに対して垂直となし、係止面部
47を底板部2aの内方側に向けている。即ち、これら
ロック部材9,10の湾曲アーム部46は、底板部2a
の内方側に膨出されたようになされている。
【0062】そして、これらロック部材9,10は、そ
れぞれ湾曲アーム部46が外側側壁部17,18に接近
する方向へ弾性変位することが可能とされる。湾曲アー
ム部46が弾性変位した際には、各被保持部44,45
は、各保持凹部52,53内において前後方向に移動さ
れる。
【0063】一方、天板部材1の各内側側壁部11,1
2は、後方側部分が切り欠かれて、その部分が各ロック
部材9,10の幅に相当する長さだけ、中央部分及び前
方側部分よりも天板部1aからの垂下距離が短くされて
いる。即ち、内側側壁部11,12はは、各ロック部材
保持部33,34に保持されたロック部材9,10に当
接しないようになされているとともに、ロック部材9,
10がロック部材保持部33,34より上方への脱落を
防止している。
【0064】なお、ロック部材取付部33,34の裏
側、即ち各外側側壁部17,18の外側位置には、この
底板部材2を射出成形により成形する際に、いわゆるヒ
ケが発生しやすい。このヒケは、ロック部材取付部3
3,34が設けられた部分が外側側壁部17,18の他
の部分よりも厚肉となるために、成形時の冷却工程にお
いてその部分が内方に陥没して生ずる。このようなヒケ
を防止するため、外側側壁部17,18のロック部材取
付部33,34に対応する位置には、肉逃げ孔35,3
6が中空状態に設けられている。
【0065】このように構成されたケースによってディ
スクカートリッジ101を収納する際には、図1に矢印
Aとして示すようにスリット状の開口部からディスクカ
ートリッジ101を挿入していく。そして、ディスクカ
ートリッジ101の前部がケースの後方側にまで達する
と、カートリッジ102の両側側面部は各ロック部材
9,10の係止面部47,47を押圧して、各湾曲アー
ム部46,46をそれぞれ外側側壁部17,18に接近
させる方向に変位させる。
【0066】そして、カートリッジ102の前端部がほ
ぼ内側後壁部15に当接する所定位置まで挿入される
と、ロック部材9,10は、カートリッジ102のクラ
ンピング凹部110,109に対向することになり、こ
のときロック部材9,10の湾曲アーム部46,46が
弾性により初期状態に復帰してクランピング凹部11
0,109に嵌入する。これにより、カートリッジ10
2はケース内で所定位置に保持され、衝撃や振動等によ
ってもスリット状の開口部から抜け落ちてしまうことは
なくなる。
【0067】なお、このとき、誤挿入防止突起29は、
ディスクカートリッジ101のディスク識別用凹部11
1内に嵌入される。
【0068】ここで、本実施例のケースにおいては、上
記したように天板部材1において天板部1aから内側後
壁部15にかけて切欠部K1 が形成され、さらに底板部
材2においても外側後壁部19には切欠部K2 が形成さ
れている。これにより天板部材1と底板部材2が接合さ
れた際には、図1、図4、図5、図6に示すように、ケ
ースの上面から後部側面にいたる開口部Kが形成される
ことになる。
【0069】従って、このケースにディスクカートリッ
ジ101を収納した際には、図21に示すように開口部
Kからディスクカートリッジ101の上面及び前端面の
一部が表出することになる。
【0070】ところで、ケースからディスクカートリッ
ジ101を取り出す場合において、スリット状の開口部
の上方切欠部5及び下方切欠部6を用いて上記図28に
おいて説明したようにディスクカートリッジ101をつ
まんで引っ張り出すことは、なかなか容易ではなく、ま
た片手では非常に困難であるが、本実施例では開口部K
を利用して容易にディスクカートリッジ101を取り出
すことができる。
【0071】即ち、図21に示す収納状態にあるとき
に、図22に示すように開口部Kから指等によりディス
クカートリッジをスリット状の開口部の方へ押し出すの
みでディスクカートリッジ101をケースから取り出す
ことができる。もちろん片手でも可能である。
【0072】また、特に開口部Kはケースの上面から後
部側面にいたるように形成されているため、利点が生ず
る。例えば上面(天板部1a)のみに開口部を形成して
ディスクカートリッジ101を押し出そうとすると、か
なり強くディスクカートリッジ101を底板部材2側に
押し付けるように力を加えることになる。このためカー
トリッジ102の変形、破損や内部に収納されたディス
ク117の傷等が発生する恐れがあるが、本実施例の場
合、後部側面に開口部Kが達しているため、カートリッ
ジ102を取り出す際に押しつける必要はなく、軽い力
で取り出すことができる。
【0073】また、例えば後部側面(内側後壁部15及
び外側後壁部19)のみに開口部を形成すると、スリッ
ト状の開口部からディスクカートリッジ101を十分に
突出させるだけの押圧ストロークを生むことができな
い。つまり、取り出しが容易とはならない。ところが本
実施例では、上面にも開口部Kが連続しているため、こ
のような不具合も生じない。
【0074】次に、図23〜図26により本発明のディ
スクカートリッジ用ケースの第2の実施例を説明する。
この実施例のケースも、図23に示すように光ディスク
や光磁気ディスク等の記録ディスク117をカートリッ
ジ102に収納して構成されたディスクカートリッジ1
01を収納するためのケースである。なお、上記第1の
実施例と同一部分については同一符合を付し、重複説明
を避ける。
【0075】図23はディスクカートリッジ101およ
びこの実施例のケースの斜視図、図24はケースの分解
斜視図、図25はケースの天板部材1及びカバー体60
を下面側から見た斜視図である。これらの図から分かる
ように、この第2の実施例のケースは、天板部材1、底
板部材2に加えてカバー体60を有して構成されてい
る。天板部材1及び底板部材2の接合状態及び接合のた
めの部位の構成は上記第1の実施例と同様である。
【0076】カバー体60は薄肉の板状体が略コ字状に
屈曲されて形成されており、天板部材1側に位置する上
面部61と、底板部材2側に位置する下面部62、及
び、天板部材1の内側後壁部15に略当接するように位
置し上面部61と下面部62を連結する後面部63を有
して成る。また、図25からわかるように下面部62の
下面側にはわずかな高さの略ドーム状とされた一対のク
リック突起64が突設されている。
【0077】一方、底板部材2においては、図24から
分かるように、底板部2aの上面側に後端部から略中央
部分にかけて一対のレール70が形成されており、この
レール70は、カバー体60における一対のクリック突
起64の対応する位置とされている。そしてレール70
の深さはクリック突起64の高さよりもわずかに低い高
さに相当する深さとされており、またレール70の幅は
クリック突起64の直径に略対応した幅となっている。
さらに、レール70の所定位置には、クリック突起64
が嵌入される深さの係合凹部71、及び同じく係合凹部
72が形成されている。
【0078】また、底板部2aの中央部より前方に近い
所定位置に段部73が形成されている。この段部73
は、中央部平面に比べて前方部分の平面が1段高くなる
ようになされた段部で、その段差はカバー体60の下面
部62の厚みと略等しい段差とされている。
【0079】そしてカバー体60を一対のクリック突起
64が一対のレール70(係合凹部71)に嵌入した状
態で位置決めしたうえで、上記第1の実施例と同様の手
順で天板部材1と底板部材2がはめ合わせられると、図
23に示すようにカバー体60が天板部材1と底板部材
2の間に配置され、カバー体60の上面部61及び後面
部63が、ケースの上面から背面にかけて形成されてい
る開口部Kを閉じることになる。
【0080】すなわち、この実施例のケースにおいて
も、天板部材1において天板部1aから内側後壁部15
にかけて切欠部K1 が形成され、さらに底板部材2にお
いても外側後壁部19には切欠部K2 が形成されている
ことにより天板部材1と底板部材2が接合された際に
は、図23に示すように、ケースの上面から後部側面に
いたる開口部Kが形成されることになるが、この開口部
Kをカバー体6が塞いでいる。
【0081】このように天板部材1と底板部材2が結合
された状態でカバー体60は前後方向に摺動可能とされ
ている。即ち、カバー体60のクリック突起64がレー
ル70に案内されて摺動可能とされる。
【0082】クリック突起64がレール70の係合凹部
71に嵌入している場合の位置状態は図26(a)に示
すとおりであり、また、クリック突起64がレール70
の係合凹部72に嵌入している場合の位置状態は図26
(b)に示すようになる。(なお、この断面図は図23
のC−C線で切った断面であり、レール70、係合凹部
72及びクリック突起64はあらわれない)このクリッ
ク突起64が係合凹部71に係合する位置から係合凹部
72に係合する位置までの間、摺動自在とされている。
【0083】クリック突起64が係合凹部71に係合し
ている位置から係合凹部72に係合する位置までに達す
るカバー体60の摺動は、開口部Kから指等でカバー体
60を押し出すようにすることにより行なわれる。な
お、クリック突起64が係合凹部72に係合する位置に
あるときにさらにカバー体60を前方側に押し出そうと
しても、下面部62の先端が段部73に当接することに
より、それ以上の摺動は不能とされている。
【0084】また逆に、クリック突起64が係合凹部7
2に係合している位置から係合凹部71に係合する位置
までに達するカバー体60の摺動は、スリット状の開口
部からディスクカートリッジ101が収納されてきた際
に、ディスクカートリッジ101の前面端部がカバー体
60の後面部63を内側から押すことにより行なわれ
る。即ち、ディスクカートリッジ101が上記第1の実
施例で説明したと同様の所定位置まで挿入された際に、
クリック突起64が係合凹部71に嵌入する位置まで戻
される。すなわちディスクカートリッジ101が収納さ
れている時はカバー体60が開口部Kを塞いだ状態とな
る。
【0085】このようにケース内で前後方向に摺動可能
なカバー体60を有して構成することにより、上記第1
の実施例と同様にディスクカートリッジ101の取り出
しが非常に容易化されることに加えて、ディスクカート
リッジ101を収納している際にカバー体60がディス
クカートリッジ101を開口部Kから直接表出させない
ようにするため、ディスクカートリッジ101の第1の
実施例に比べて保護機能を強化することができる。
【0086】なお、カバー体60を設ける実施例として
は、カバー体の形状、カバー体のスライド動作のための
構成などは他にも各種考えられる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように本発明のディスクカ
ートリッジ用ケースは、ケースの上面から後部側面にい
たる開口部が形成されているため、収納されているディ
スクカートリッジを取り出す際には、片手でも容易に取
り出すことが可能になるという効果がある。
【0088】特に開口部はケースの上面から後部側面に
いたるように形成されているため、ディスクカートリッ
ジを押し出す際にカートリッジをケース内面底部に押し
付けることもなく、カートリッジやディスクを傷つけな
いとともに、ディスクカートリッジを十分にケースから
引き出すだけのストロークを生むことができるという利
点もある。
【0089】また、開口部がカバー体によって塞がれる
ように構成することにより、収納されたディスクカート
リッジの保護機能も十分となるという効果もある。
【0090】さらに、このように押し出しによりディス
クカートリッジを取り出すことがかのうとなれば、ケー
ス収納状態から記録再生装置に直接ローディングするよ
うな装置にも容易に対応できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のケース及び収納される
ディスクカートリッジの斜視図である。
【図2】第1の実施例のケースに収納されるディスクカ
ートリッジの底面側から見た斜視図である。
【図3】第1の実施例のケースの底面図である。
【図4】第1の実施例のケースの背面図である。
【図5】第1の実施例のケースの平面図である。
【図6】第1の実施例のケースの正面図である。
【図7】第1の実施例のケースの分解斜視図である。
【図8】第1の実施例のケースの天板部材の底面側から
見た斜視図である。
【図9】第1の実施例のケースの天板部材の正面図であ
る。
【図10】第1の実施例のケースの天板部材の底面図で
ある。
【図11】第1の実施例のケースの天板部材の側面図で
ある。
【図12】第1の実施例のケースの底板部材の平面図で
ある。
【図13】第1の実施例のケースの底板部材の正面図で
ある。
【図14】第1の実施例のケースのA−A断面図であ
る。
【図15】第1の実施例のケースの天板部材と底板部材
の接合状態の説明図である。
【図16】第1の実施例のケースの天板部材と底板部材
の接合状態の説明図である。
【図17】第1の実施例のケースにおけるロック部材の
斜視図である。
【図18】第1の実施例のケースにおけるロック部材の
斜視図である。
【図19】第1の実施例のケースにおけるロック部材の
平面図である。
【図20】第1の実施例のケースにおけるロック部材の
正面図である。
【図21】第1の実施例のケースにディスクカートリッ
ジを収納した状態の斜視図である。
【図22】第1の実施例のケースからディスクカートリ
ッジを取り出す場合の説明図である。
【図23】本発明の第2の実施例のケース及び収納され
るディスクカートリッジの斜視図である。
【図24】第2の実施例のケースの分解斜視図である。
【図25】第2の実施例のケースの天板部材及びカバー
体の底面側からみた斜視図である。
【図26】第2の実施例のカバー体の摺動動作の説明図
である。
【図27】従来のケース及び収納されるディスクカート
リッジの斜視図である。
【図28】従来のケースからディスクカートリッジを取
り出す場合の説明図である。
【符号の説明】
1 天板部材 1a 天板部 2 底板部材 2a 底板部 5 上方切欠部 6 下方切欠部 9,10 ロック部材 11,12 内側側壁部 15 内側後壁部 17,18 外側側壁部 19 外側後壁部 60 カバー体 61 上面部 62 下面部 63 後面部 K 開口部 K1 ,K2 切欠部 S ディスクカートリッジ収納空間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面部、底面部、及び前記上面部から前
    記底面部への4つの側面部分のうち3つの側面部分に壁
    面が形成され、内部にディスクカートリッジ収納空間を
    有する筺体として形成されるとともに、前記壁面が形成
    されていない一の側面部分から前記ディスクカートリッ
    ジ収納空間に対してディスクカートリッジが挿脱できる
    ように構成されたディスクカートリッジ用ケースにおい
    て、 前記壁面が形成されていない一の側面部分と対向する側
    面部分における壁面から前記上面部に連続して、前記デ
    ィスクカートリッジ収納空間を表出する開口部が設けら
    れていることを特徴とするディスクカートリッジ用ケー
    ス。
  2. 【請求項2】 前記開口部の位置に対応して、前記開口
    部の設けられた壁面及び上面部の内側に位置するカバー
    体が設けられ、前記ディスクカートリッジ収納空間と筺
    体外部との間を仕切ることができるとともに、前記カバ
    ー体は、前記壁面が形成されていない一の側面部分の方
    向へ摺動可能に構成されていることを特徴とする請求項
    1に記載のディスクカートリッジ用ケース。
JP9832293A 1993-04-02 1993-04-02 ディスクカートリッジ用ケース Withdrawn JPH06293377A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5881871A (en) * 1997-05-08 1999-03-16 Tdk Corporation Cartridge receiving casing
JP2014133364A (ja) * 2013-01-10 2014-07-24 Toshiba Tec Corp サーマルプリンタ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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