JPH06290013A - 画面制御装置 - Google Patents

画面制御装置

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JPH06290013A
JPH06290013A JP5073327A JP7332793A JPH06290013A JP H06290013 A JPH06290013 A JP H06290013A JP 5073327 A JP5073327 A JP 5073327A JP 7332793 A JP7332793 A JP 7332793A JP H06290013 A JPH06290013 A JP H06290013A
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instruction
control
media
command
screen
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JP5073327A
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Koichi Hasebe
浩一 長谷部
Rajibu Torehan
ラジブ トレハン
Koji Yamaguchi
浩司 山口
Shinsuke Sawajima
信介 澤島
Ichiro Tomota
一郎 友田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、画面制御部が直接メディア機器を
制御することのできる画面制御装置を提供することを目
的とする。 【構成】 本発明の画面制御装置は、入力される情報を
画面に表示する表示手段と、接続される複数のメディア
を制御するメディア制御手段と、このメディア制御手段
を制御するためのメディア制御命令を記憶するメディア
制御命令記憶手段と、このメディア制御命令記憶手段に
記憶されるメディア制御命令を用いてメディア制御手段
と直接データ交換を行い表示手段に表示される画面を制
御する画面制御手段とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はマルチメディア処理等
における画面制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、計算機によるマルチメディア処理
の研究及び開発が盛んに進められている。
【0003】これまでの計算機は文字や図形、数値デー
タなど静的なメディアデータを扱っていたが、マルチメ
ディア処理を行うマルチメディアシステムでは音声や動
画など時間的に連続したメディアデータ(以下、単に連
続メディアデータという)も同様に扱われることを特徴
としている。これらの連続メディアデータは文字や図形
の場合と異なりVTR等の機器に記録され、計算機がこ
れらの機器を制御するようにしている。
【0004】初期のマルチメディアシステムにおける計
算機では、直接連続メディアデータを扱えなかったた
め、ディスプレイやスピーカ、マイクなどを計算機とは
別に用意し、これら機器で入出力を行っていた。また、
近年のハードウェアの発達により、特別な入出力機器を
接続することなく、計算機に連続メディアデータを取り
込み、計算機自身に具備されるディスプレイや内蔵スピ
ーカで上記連続メディアデータの入出力が可能となって
いる。
【0005】一方、計算機の画面を疑似的に領域分割
し、一つのディスプレイに複数の表示を同時に行うウイ
ンドウシステムが近年、普及し始めている。例えば、X
−Window Systemなどはその代表例であ
る。このウインドウシステムでは、1つまたは複数のプ
ロセスからの複数の表示要求を指定された領域(ウイン
ドウ)に表示し、さらにはマウスなどを利用してウイン
ドウを選択できるようにしてキーボードからの入力を各
プロセスに振り分けることを可能としている。
【0006】また、最近のウインドウシステムはクライ
アント/サーバモデルを使い、ディスプレイやキーボー
ドを制御するウインドウサーバ部と、実際の処理を行う
アプリケーション部であるウインドウクライアントを分
離するようにしており、これらの間にデータ交換用チャ
ネルをつくり画面制御コードや入出力データを交換する
ようにしている。このように画面制御部とアプリケーシ
ョン部を分離することでアプリケーションの開発が以前
と比較して容易になる。また、ウインドウシステムでは
アイコンやメニューなど単に文字だけを利用した端末と
は違ったユーザインタフェースが提供されているため、
よりユーザフレンドリなシステムを提供し易くなる。
【0007】また、マルチメディアシステムのように連
続メディアデータを扱う連続メディア機器とウインドウ
システムとを同時に利用するシステムの場合、処理プロ
セスは連続メディア機器とウインドウシステムの双方に
データ交換用チャネルを設ける。このときディスプレイ
画面上に設定されるウインドウには、ユーザが連続メデ
ィア機器を使った処理を行う指示を入力するための手段
が提供される。この手段を利用して、ユーザが処理の指
示を入力した場合、この指示はチャネルを通してウイン
ドウシステムから処理プロセスに送られる。処理プロセ
スでは指示を受けた後に必要な機器の制御命令をメディ
ア制御部へ送る。また、メディア制御機器の状態が変わ
ったときは、その変化が処理プロセスに送られ、その後
処理プロセスから画面制御部に画面変更の指示が送られ
て画面が変更される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにメディア
機器とウインドウシステムを使った処理プロセスでは、
ユーザからの指示は一度処理プロセスに渡され、それを
受けた処理プロセスがメディア機器に命令を送ってい
る。また、メディア機器の状態などの情報は、上記の経
路を反対に辿ることによって入手される。このため一つ
の処理をするためにプロセス間チャネルを2度通ること
になり、処理が遅延する原因となっている。特に、UN
IXのようなマルチタスクシステムではプロセスは時分
割で動いている場合が多いため指示が送られたときには
相手側プロセスはスリープしている。スリープしている
プロセスが送られた指示を受け取るにはタスクスイッチ
ングが行われるが、スイッチングには比較的時間が必要
なため、経由するプロセス/チャネルの数が多いという
ことはその分だけ余計に時間がかかることになる。
【0009】また、この遅延のために処理のための同期
が取りにくくなる。例えば、動画を表示するウインドウ
の位置を移動する場合、動画処理を専用ボードで行って
いる場合はウインドウの新しい位置を動画処理ボードに
送る必要がある。ところが、ウインドウのフレームはウ
インドウ制御部が管理しているため、ユーザがマウスな
どでウインドウ移動を指示すると、このウインドウ移動
に追随してフレームは移動するものの、動画部分はウイ
ンドウ制御部がウインドウが移動したことをアプリケー
ションプログラムに通知し、それからアプリケーション
プログラムが動画処理ボードに命令を送ることになるた
め、動画処理ボードの制御が遅れる場合が多い。
【0010】また、メディア機器は複数のアプリケーシ
ョンプログラムから使われる可能性があるためアプリケ
ーションプログラムを作成するたびにメディア機器プロ
グラムを書くことになるとともに、同じようなプログラ
ムが複数存在することに対する無駄が問題となる。
【0011】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、画面制御部が直接メディア機器を制御することので
きる画面制御装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、入力される情報を画面に表示する表示手段
と、接続される複数のメディアを制御するメディア制御
手段と、このメディア制御手段を制御するためのメディ
ア制御命令を記憶するメディア制御命令記憶手段と、こ
のメディア制御命令記憶手段に記憶されるメディア制御
命令を用いてメディア制御手段と直接データ交換を行い
表示手段に表示される画面を制御する画面制御手段とを
有することを要旨とする。
【0013】
【作用】本発明の画面制御装置は、ウインドウシステム
等における画面制御手段とメディア機器を制御するメデ
ィア制御手段との間でデータ交換をする手段を与えると
ともに、メディア制御命令をメディア制御命令記憶手段
に登録し、そこに指定した条件が発生したときにはアプ
リケーションプログラムを経由することなく画面制御手
段が直接メディア機器を制御する手段を与える。これに
より、従来方式では画面制御手段にユーザが与えた指示
が必ずアプリケーションプログラムを経由したために発
生した処理の遅延時間が小さくなるとともに画面とメデ
ィア制御機器の同期を正確にすることが可能となる。ま
た、アプリケーションプログラムにメディア機器制御プ
ログラム組み込む必要がなくなるためアプリケーション
プログラムの開発が容易となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例を図面を参照し
て説明する。図1は本発明の画面制御装置の一実施例で
ある連続メディア再生システムの構成図である。
【0015】この連続メディア再生システムは、当該シ
ステム全体を制御するシステム制御部1、システム制御
部1とシステムを構成する各制御部相互の命令やデータ
など各種の情報交換を制御する通信制御部3、複数のシ
ステム間で情報交換を行うためのネットワークを制御す
るネットワーク部5、ユーザに対して各種のサービスを
提供するためのアプリケーションプログラムを記憶する
記憶部7、この記憶部7に記憶されるアプリケーション
プログラムや、マウス15a、キーボード15bや、デ
ータグローブ、各種スイッチなどのユーザ用入力装置を
含む入力部15を経由したユーザからの指示や、或いは
その他各種制御部からの指示に従い、ディスプレイやホ
ログラフ装置、各種映写装置など表示画面13a及びプ
リンタ13b等のユーザに対して情報を提示するための
出力部13を制御する入出力制御部11、この入出力制
御部11を経由したユーザからの指示等に従い、出力部
13の表示画面13aを制御する命令を入出力制御部1
1を介して管理する画面制御部9、この画面制御部9に
登録されたメディア制御命令を記憶するメディア制御命
令記憶部9a、メディア機器及び音声や画像など連続メ
ディアを制御するメディア制御部17、メディア機器と
してメディアデータを記憶するためのメモリ21、カメ
ラ23、VTR25、光学式ビデオディスク(以下、単
にLDという)装置27、光学式デジタルオーディオデ
ィスク(以下、単にCDという)装置29、カセットテ
ープレコーダ31、マイク33、スピーカ35等から構
成される。
【0016】また、上記通信制御部3はシステムの設計
により様々な形態が可能である。例えばUNIXシステ
ムのようなマルチタスクシステムではパケットや共有メ
モリ、ファイルなどを利用したプロセス間通信である。
【0017】アプリケーションプログラムはユーザに対
して何らかのサービスを行うプログラムであり、1つま
たは複数を同時/交互に動作させることが可能で、この
プログラムを入れ換えることで様々なサービスを提供で
きる。例えば、スピーカ35とカセットテープレコーダ
31を制御するアプリケーションプログラムでは、カセ
ットープを再生するサービスを提供できる。また、VT
R25とスピーカ35及び入出力制御部11を利用して
ビデオを再生するサービスを提供するアプリケーション
プログラム等もある。さらに、マイク33とカメラ23
も利用することにするとビデオ記録サービスが提供でき
る。これらのサービスは入出力制御部11を介してユー
ザからの要求を受けるとともに必要な情報を表示する。
【0018】画面制御部9を利用することで、複数のサ
ービスを同時に表示/入力させることが可能となる。こ
のとき、画面制御部9は画面を疑似的に分割し、複数の
アプリケーションプログラムから指示されたことを各々
に対応するウインドウに表示する。同時にユーザからの
入力を各アプリケーションプログラムより割り振る処理
も行う。
【0019】メディア制御部17には、各種のメディア
機器が接続されているが、メディアデータを記録できる
ものとして、メモリ21や磁気記録装置、光ディスク装
置27,29など、計算機データを記録できる装置を利
用することも可能である。また、CD29などのように
ランダムアクセスが可能な機器はデータの途中から再生
/記録することが可能であるが、カセットテープレコー
ダ31などのようにシーケンシャルにしかアクセスでき
ない機器もある。これらの機器の場合、ランダムアクセ
スできる装置やパーツを利用して疑似的にランダムアク
セスが可能なように見せることも可能である。
【0020】図2は本実施例におけるシステムの画面の
一例を示す図である。この例では画面を必要に応じたサ
イズの領域(ウインドウ)に分割して表示している。V
TRやCD、カセットテープの3種類のメディア機器を
同時に制御しているため、VTR制御ウインドウ13
1、CD制御ウインドウ133、カセットテープレコー
ダ制御ウインドウ135が用意されている。VTR制御
ウインドウ131ではウインドウ内の画面の画像を指定
された大きさで表示することか可能である。さらに、音
声をどの機器から出力するかを制御するための音声出力
制御ウインドウ139も用意される。また、この例では
LD制御ウインドウ137はアイコン化され操作を中断
していることを示す。
【0021】また、各々の制御ウインドウは各メディア
機器が持つ制御命令に合わせた操作パネルをもつ。例え
ば、VTR制御ウインドウ131には再生、停止、一時
停止、早送り、巻戻しの操作ボタンがある。これらの操
作ボタンは必要に応じて作ることが可能である。このV
TR操作ウインドウ131では再生専用にしたために録
画操作ボタンを省略している。CD制御ウインドウ13
3ではトラックスキップの命令ボタンや、表示部があ
る。
【0022】音声出力制御ウインドウ139は各々のメ
ディア機器の音声データ交換の指定をする。例えば、こ
の図2に示す例ではVTRの音声をスピーカにCDの音
声をカセットテープに、カセットテープの音声はスピー
カに送るように指示している。同時に音量の指定も行っ
ている。このとき、VTRカセットテープの音声はどち
らもスピーカから出力するように指定されているので、
スピーカからは2つの音を合成したものが出力される。
また、例ではCDの音声は録画するためにカセットテー
プに送られているが、VTRの音声もカセットテープに
送るように指示するとカセットテープにはCDとVTR
の音声を合成した音声が録音される。さらに、一つの音
声を複数のメディア機器に送ることも可能である。例え
ば、CDの音声をカセットテープとスピーカに同時に送
るなどである。
【0023】図2ではLD制御ウインドウ137はアイ
コン化されている。このLD制御ウインドウ137は、
ウインドウのオープン/クローズがLD装置のスタート
/ストップに連動してる。つまり、LDの動作中にウイ
ンドウをアイコン化するとそれに連動してLDドライブ
が停止し、ウインドウをオープンするとLDが再スター
トする。ウインドウのオープン時については、クローズ
する時のLDの動作状態に戻るような設定と、クローズ
するときの状態に関わらず、特定の状態に移る設定を選
択することができる。例えば、クローズする前は再生、
録音、巻き戻し状態の場合、再度オープンすると各々再
生、録画、巻き戻し状態になるように設定と、オープン
したときは必ず再生状態にるなどという設定が可能であ
る。
【0024】図3は本実施例のシステムの機能を利用す
るアプリケーションプログラムのフローチャートの例で
ある。このアプリケーションプログラムは起動するとス
タートし、ステップS11で各種初期化を行う。さらに
ステップS13で画面制御部9に対して必要な指示を行
って画面を作成/初期化し、ステップS15ではこのア
プリケーションが利用するメディア機器の設定を行って
いる。ステップS17で画面制御部9に対して直接制御
するメディア機器の処理の指示を登録する。この処理が
終了するとステップS19へ移り、ユーザからの入力待
ちとなる。このステップでは入出力制御部11からの指
示や別のアプリケーションプログラムからの指示、ネッ
トワーク制御部5を経由して他のシステムから送られる
指示等を待つ。
【0025】何らかの入力が行われると、その指示にし
たがって必要な処理を行う。まず、ステップS21では
入力が再生指示であるか否かを調べる。再生の指示の場
合、ステップS23に移って再生処理を行う。再生処理
が終了するとステップS19へ戻って入力待ちをする。
ステップS21で再生指示ではないと判断された場合は
ステップS25へ移り、停止指示であるか否かを調べ
る。停止指示の場合、ステップS27へ移り停止処理を
行う。停止処理が終了するとステップS19へ戻って次
の入力待ちを行う。ステップS25で停止指示でないと
判断された場合はステップS29へ移り、その他の処理
を行う。
【0026】ここでの特徴はステップS17で画面と連
動する処理の全てまたは一部を画面制御部9のメディア
制御命令記憶部9aに登録してあることにある。これら
の処理を行う部分を省略することが可能である。また、
画面制御部9のバージョンや仕様のためにメディア機器
制御命令を登録できないときやネットワーク経由で同様
の命令がきたときのために、これらの命令処理ルーチン
を組み込んでおくことも可能である。
【0027】図4は画面制御部9の動作を示すフローチ
ャートである。スタートしてステップS41で必要な初
期化を行い、ステップS43で指示待ちをする。この指
示は入出力制御部11を介してユーザからくる場合や、
システム内の他の各制御部/アプリケーションプログラ
ムなどからくる場合、ネットワーク制御部5を介して他
のシステムからくる場合などがある。
【0028】何らかの指示があるとステップS45へ移
り、登録された命令関係であるか否かを調べる。登録関
連命令ではない場合、ステップS47へ移り一般処理を
行う。一般処理が終わるとステップS43へ戻り、再度
指示待ちとなる。ステップS45で登録関連命令である
と判断された場合、ステップS49へ移り登録命令であ
るか否かを調べる。登録命令の場合、ステップS51へ
移り登録処理を行う。例えば、図1の実施例システムで
はメディア制御命令記憶部9aにメディア機器制御命令
とそれを実行する条件を登録する。登録処理が終了する
とステップS43へ戻り、次の指示を待つ。
【0029】一方、ステップS49で登録命令ではない
と判断された場合、ステップS53に移り、登録命令変
更指示であるか否かを調べる。変更指示の場合、ステッ
プS55へ移り変更処理を行う。ここではメディア制御
命令記憶部9aに登録された命令の変更をする。変更処
理が終了するとステップS43へ戻り次の指示に対する
待機状態となる。
【0030】さらに、ステップS53で変更命令ではな
いと判断された場合、ステップS57へ移り登録された
命令のチェックを行う。ここではメディア制御命令記憶
部9aに対して当該命令を取り出す指示を行う。命令を
取り出すとステップS59へ移り、メディア機器命令か
どうか調べる。
【0031】メディア機器命令の場合、ステップS61
へ移りメディア機器制御処理を行う。処理の後、ステッ
プS69へ移り、ステップS57で取り出した命令がす
べて処理されたかどうかを調べる。まだ残りがある場
合、ステップS59へ戻り再度命令処理を行う。すべて
の処理が終了した場合、ステップS43へ戻り次の指示
を待つ。ステップS59でメディア機器命令ではないと
判断された場合、ステップS63へ移り、画面制御命令
かどうかを調べる。画面制御命令の場合、ステップS6
5へ移り画面制御処理を行う。処理が終了するとステッ
プS69へ移る。
【0032】ステップS63で画面制御命令ではないと
判断された場合はステップS67へ移り、その他の処理
を行う。処理終了後にステップS69へ戻る。その他の
処理ではメディア機器制御と画面制御の同期を取ること
が可能である。
【0033】例えば、メディア機器制御処理ステップS
61と画面制御処理ステップS65では必要な命令を登
録して起き、同期命令で登録した処理を同期して実行す
ることが可能である。
【0034】図5に示す図は記憶部7のアプリケーショ
ンプログラムから画面制御部9に対してメディア機器制
御命令を登録する場合の形式例である。図5に示す例で
は大きく3つの部分からなる。1つ目はウインドウ名称
を指定する部分であり、2つ目は命令を実行する条件と
なるユーザの指示やプロセスの状態などを指定する条件
指定部、3つ目は条件が成り立ったときに実行する登録
命令部である。条件指定部にはウインドウがクローズし
たときとか、移動されたときなどという形の条件が指定
される。登録命令部には「ウインドウのアイコン化処理
とメディア機器の停止処理を同期して行う」などという
命令が指定される。ここはプログラムをできるようにす
ることで、より複雑な処理ができるようにすることも可
能である。
【0035】図6及び図7は、図5の登録命令形式の例
である。図6(a)は、VTR制御ウインドウをクロー
ズしようとしたときの処理を登録する場合である。登録
する命令は、まずVTRの動作状態を記憶し、次に3つ
の命令を同期して処理する。同期させるのは、VTRの
停止処理、ウインドウアイコン化処理、画像処理ボード
停止処理である。この命令により、画面の表示とVTR
の操作を同期して行うことが可能となる。
【0036】図6(b)は(a)の反対にウインドウを
オープンするときの処理を登録する場合である。登録す
る命令は、まず停止前のVTRの動作状態を取り出し、
3つの命令を同期して処理する。同期させるのはVTR
の状態を復帰させる処理とウインドウのオープン処理、
画像処理ボードの表示処理である。
【0037】図7は図6(a)と同様にVTR制御用ウ
インドウをクローズしようとしたときの処理であるが、
図6(a)はVTRを停止したのに対して、図7では停
止せずに画面表示だけを中止し、同時に音量を小さくす
る処理を行う。さらに、VTRや画面などの状態が変更
されたことを元のアプリケーションプログラムに通知す
る。ここではシステムに設定してある音量にしている
が、陽に音量を指定することも可能である。
【0038】図1の実施例システムではこれらの同期処
理はシステム制御部1が行っているが、同期制御部を独
立させたシステム構成も可能である。
【0039】図2はいくつかのアプリケーションプログ
ラムの画面上の表示例であるが、本実施例のシステムで
はメディア間の同期を制御する同期制御プログラムをつ
くることが可能である。この同期制御プログラムは、通
常のアプリケーションプログラムが指定した時のタイミ
ングをユーザの好みに合わせて修正する機能を持つ。例
えば、アプリケーションプログラムでウインドウクロー
ズの時にVTRの表示を停止して音量を小さくすると指
定していたとき、この同期制御プログラムで音量を小さ
くしないように変更したり、音量を小さくするとき、一
度に音量を変更するのではなく、徐々に小さくするよう
に変更したりすることができる。
【0040】図8はこの同期制御プログラムのフローチ
ャートである。まずスタートすると、まずステップS8
1で修正する命令を検索/表示する。ここではメディア
制御命令記憶部9aに対して検索命令を発行する。表示
したら修正する命令を選択する。次に、ステップS83
で実際に修正するかどうか選択する。修正しない場合は
ステップS81へ戻り、再度検索/表示する。ステップ
S83で修正すると指定した場合、ステップS85へ移
り、標準型にするかどうかを選択する。標準型にする場
合、ステップS87へ移り、あらかじめ登録されている
命令の中から選択する。その後ステップS91へ移り、
命令の変更命令をメディア制御命令記憶部9aに対して
送り変更する。この後、ステップS83へ戻って再度修
正するかどうかを選択させる。
【0041】一方、ステップS85で標準型でないとい
う指定をした場合、ステップS89へ移り命令の編集を
行う。ここではテキストエディタや構造化エディタなと
を利用できる。修正したらステップS91へ移り命令を
変更し、ステップS83へ戻る。
【0042】この同期制御プログラムの応用としては英
語学習システムの変更がある。画面を利用した学習シス
テムにおいて、模範の発音を示すときに字幕で読んでい
る文を表示するようにプログラミングされていた場合、
この同期制御プログラムを利用して字幕の方を早くした
り、発生が終わってから字幕を表示したりするように変
更できる。このような処理は元のプログラムを書き直せ
ば可能であるが、本システムを利用すると元のプログラ
ムを修正できなくても自由に同期のタイミングを変更す
ることが可能となる。
【0043】本実施例のシステムではネットワーク制御
部5を経由して複数のシステム間を接続して利用するこ
とが可能である。この場合、画面制御部9と記憶部7と
の間をネットワーク経由で接続する場合と画面制御部9
とメディア制御部17との間をネットワーク経由で接続
する場合とがある。当然、ネットワークを経由してもし
なくても接続可能であり、それらのプロセスを混合して
接続することも可能である。
【0044】以上、説明してきたように、本実施例によ
れば画面制御部にメディア制御命令を登録することによ
り、処理プロセスを介せずにメディア機器を制御できる
手段が提供され、より正確に画面とメディア機器の同期
をとったメディア処理システムを構築できるとともに、
すべてのメディア処理アプリケーションに同じようなメ
ディア処理プログラムを書く必要がなくなりシステム開
発を容易にすることが可能である。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば画面制御
手段が直接メディア機器を制御することのできることか
ら、画面とメディア機器との間で同期したメディア処理
システムを構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略の構成を示すブロック
図である。
【図2】実施例システムの画面構成例である。
【図3】メディア制御プロセスの動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】画面制御部の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】画面制御部に登録するメディア制御命令の形式
例である。
【図6】図5の命令形式にそった命令の例である。
【図7】図5の命令形式にそった命令の例である。
【図8】同期制御プログラムの動作フローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 システム制御部 3 通信制御部 5 ネットワーク制御部 7 記憶部 9 画面制御部 9a メディア制御命令記憶部 11 入出力制御部 13 出力部 15 入力部 17 メディア制御部 21 メモリ 23 カメラ 25 VTR 27 LD 29 CD 31 カセットテープレコーダ 33 マイク 35 スピーカ 131 VTR制御用ウインドウ 133 CD制御用ウインドウ 135 カセットテープレコーダ制御用ウインドウ 139 音声制御用ウインドウ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤島 信介 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝研究開発センター内 (72)発明者 友田 一郎 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝研究開発センター内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される情報を画面に表示する表示手
    段と、 接続される複数のメディアを制御するメディア制御手段
    と、 このメディア制御手段を制御するためのメディア制御命
    令を記憶するメディア制御命令記憶手段と、 このメディア制御命令記憶手段に記憶されるメディア制
    御命令を用いてメディア制御手段と直接データ交換を行
    い表示手段に表示される画面を制御する画面制御手段
    と、 を有することを特徴とする画面制御装置。
JP5073327A 1993-03-31 1993-03-31 画面制御装置 Pending JPH06290013A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5073327A JPH06290013A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 画面制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5073327A JPH06290013A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 画面制御装置

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH1093938A (ja) * 1996-09-13 1998-04-10 Canon Inc 双方向画像通信の方法、装置、システム、及び記憶媒体
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