JPH0628388Y2 - 大型掘削機械用のトレーラ台車 - Google Patents

大型掘削機械用のトレーラ台車

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JPH0628388Y2
JPH0628388Y2 JP8783789U JP8783789U JPH0628388Y2 JP H0628388 Y2 JPH0628388 Y2 JP H0628388Y2 JP 8783789 U JP8783789 U JP 8783789U JP 8783789 U JP8783789 U JP 8783789U JP H0628388 Y2 JPH0628388 Y2 JP H0628388Y2
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JP
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trailer
trailer truck
floor
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JP8783789U
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JPH0326682U (ja
Inventor
春雄 小西
Original Assignee
春雄 小西
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、トラクタに牽引されるセミトレーラ型台車
の改良構造に関し、特に重量20トン前後のバックホー
タイプの掘削機械を搭載して運搬することを目的とした
ものである。
〔従来の技術及びその問題点〕 従来から屈折自在な複数のブームを有する大型のバック
ホー型掘削機械(以下「ショベル」という」を輸送する
専用のトレーラ台車は広く知られているが、そのいづれ
もが第3図に例示したように、トラクタとトレーラ台車
(a)を連結するグーズネック部(b)から後輪(c)にかけて
のフレームを比較的低く位置せしめて道板を設けた低床
部(d)とし、該部にバケット(e)を後向きとしたショベル
本体(f)を搭載するのであるが、後輪(c)には前後の車軸
を牽引するトラニオン機構(g)が存在する関係で、台車
後部の道板面は上記低床部(d)のそれよりも一段上った
高床部(h)となり、この部分にバケットが載置されるこ
とゝなる。
従ってこの場合、台車(a)全長の制約もあって、バケッ
トのブーム(i)の高さが、上記低床部(d)に搭載される本
体のキャビン(j)の高さを遥かに上回って、屡々輸送経
路中のトンネルやガードなどの制限高さを超過すること
があった他、従来の台車における道板は、その全長が上
記グーズネックの基部(b′)から始って後輪後方で終る
6,350cmが一般規格とされており、これに上記グー
ズネック長を加算すれば総長9,050cmと長大化する
ものである為、走行時の小回り動作が著しく制限される
という問題が見られたものである。更に、従来構造のト
レーラ台車の道板は前期低床部(d)、高床部(h)とも水平
面であったため、特に高床部(h)に載置されるバケット
(e)は走行中の台車の振動や揺動によって道板上を滑動
し、安定性が著しく悪くなるだけでなく、屡々ショベル
の積み直しを余儀なくされる等の問題点も指摘されてい
た。
〔問題を解決するための手段〕
かゝる実情に鑑み本考案者は、鋭意、実験、改善の結
果、グーズネック基部から、後輪間を低床部、又後輪上
を高床部としたトレーラ台車において、上記高床部の中
央部分に前後方向に通ずる凹溝を設け、この部分にバケ
ットの背面で連繋するバケットピストンのヒンジアーム
を陥入可能とすると同時に、グーズネックの両側フレー
ム上面に、低床部の道板を延設するという手段によって
上記従来の課題を克服したものである。
〔作用〕
上記構成のトレーラ台車によれば、大型のショベル本体
を台車の低床部に、また上記バケット背部のヒンジアー
ムを高床部の凹溝に陥入せしめた状態で搭載した場合、
その陥入深さだけブームの高さが低く維持できるので、
ブーム上端位置がショベル本体(キャビン)の高さを上
回ることがないという格別の作用の他、高床部の凹溝に
陥載されたバケット背面のヒンジアームが該凹溝壁によ
って位置を規制されるので、走行中にもバケットの滑動
がなく安定性が著しく向上し、しかも低床部をグーズネ
ック基部から更に前方に延長したことにより、台車の総
長を実質的には、その長さだけ短縮可能となって、トレ
ーラ台車として小回り動作が改善されるという作用を有
するものである。
〔実施例〕
以下、本考案の構成を実施例に従って更に詳述すると、
第1・2図は、本考案のトレーラ台車を示したもので、
1は先端がトラクタ(図示せず)に連結されるグーズネ
ック、2はグーズネック基部1′から後輪(t)(t)後方に
通設されるフレーム、3はフレーム2の上面に敷設され
た道板であって、上記グーズネック1の両側部から後輪
の(t)(t)の前端位置にかけて低床部4、また後輪上を上
記低床部4よりも一段上った高床部5、更に最後部を勾
配の強い傾斜板6としたものである。
又7は、上記高床部の道板中央部分に前後方向に設けら
れた凹溝であって、従来のトラニオン機構を改良した上
で下記バケット9の背面と連繋するバケットピストンの
ヒンジアーム10の幅(約50cm)に見合う溝巾とし、
その溝高は大凡15cm前後の落し込みとしたものであ
る。
尚、図中8は上記トレーラ台車上に搭載されたショベル
本体、9はブーム9′を介してショベル本体と連結する
バケット、10はバケットピストン10′とバケット背
面とを連繋するヒンジアームを示す。
〔考案の効果〕
上記構成に係る本考案の掘削機械用トレーラ台車によれ
ば、次のような効果を得ることができた。
従来のこの種台車における低床部の全長は、3200
mmであるがグーズネック部の両側フレーム上に道板を延
設したことと、台車後部の傾斜板を急角度(約18°の
下り勾配)にしたことにより、それに見合って台車の総
長が図示のL分だけ短縮する。
又上記台車総長の短縮により、トラクタの後輪と台車
の車輪間の軸距が短かくなって台車の最少回転半径が小
さくなり、小回りが効くようになる。
この他、台車の高床部中央部分を前後方向に落し込ん
だ凹溝とすることにより、バケット背面のヒンジアーム
が陥入してブームの全高を低く保持し得るとともに、高
床部の道板上でのバケットの移動が阻止される。
以上、本考案における上記項の効果により、従来
のこの種トレーラ台車では、通過不能であったトンネル
やガード下あるいは侵入不可能な幅員の道路でも自由に
通行できることとなり、その効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るトレーラ台車の平面図、第2図は
台車上に大型ショベルを搭載した状態を一部切欠して示
す側面図、又第3図は従来のトレーラ台車に同型のショ
ベルを搭載した状態の側面図である。 尚、図中1……グーズネック、2……フレーム、3……
道板、4……低床部、5……高床部、6……傾斜板、7
……凹溝、8……ショベル本体、9……バケット、10
……ヒンジアーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】グーズネックの基部から、後輪間を低床
    部、又後輪上を高床部としたトレーラ台車において、上
    記高床部の中央部分に前後方向に通ずる凹溝を設け、こ
    の部分にバケット背部のヒンジアームが陥入可能である
    ようにすると同時に、グーズネックの両側フレーム上面
    に低床部の道板を延設したことを特徴とする大型掘削機
    械用のトレーラ台車
JP8783789U 1989-07-26 1989-07-26 大型掘削機械用のトレーラ台車 Expired - Lifetime JPH0628388Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8783789U JPH0628388Y2 (ja) 1989-07-26 1989-07-26 大型掘削機械用のトレーラ台車

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JP8783789U JPH0628388Y2 (ja) 1989-07-26 1989-07-26 大型掘削機械用のトレーラ台車

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Publication Number Publication Date
JPH0326682U JPH0326682U (ja) 1991-03-18
JPH0628388Y2 true JPH0628388Y2 (ja) 1994-08-03

Family

ID=31637477

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JP8783789U Expired - Lifetime JPH0628388Y2 (ja) 1989-07-26 1989-07-26 大型掘削機械用のトレーラ台車

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JP (1) JPH0628388Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100813875B1 (ko) * 2002-02-08 2008-03-17 긴파라 시로 풍력발전용 풍차

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100813875B1 (ko) * 2002-02-08 2008-03-17 긴파라 시로 풍력발전용 풍차

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Publication number Publication date
JPH0326682U (ja) 1991-03-18

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