JPH06252797A - 送受信装置 - Google Patents

送受信装置

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JPH06252797A
JPH06252797A JP5033639A JP3363993A JPH06252797A JP H06252797 A JPH06252797 A JP H06252797A JP 5033639 A JP5033639 A JP 5033639A JP 3363993 A JP3363993 A JP 3363993A JP H06252797 A JPH06252797 A JP H06252797A
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power
transmission
signal
linear
control
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Masami Abe
雅美 阿部
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 可変減衰器31は、送信電力を制御するため
に送信信号のレベルを可変する。線形電力増幅器32
は、可変減衰器31の出力を線形領域又は準線形領域で
増幅する。減衰量制御回路33は、受信信号に含まれる
送信電力制御情報及び受信電力に基づいて可変減衰器3
1の減衰量を制御する。バイアス制御回路34は、減衰
量制御回路33からの減衰量に応じて、線形電力増幅器
32のバイアス電圧を制御する。 【効果】 高精度かつ広いダイナミックレンジでの送信
電力の制御ができ、また、歪みが少ない増幅を行うこと
ができる。さらに、従来の装置に比して消費電力を下げ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送受信装置に関し、例
えば所謂スペクトラム拡散(Spread Spectrum )通信方
式を採用した移動体通信システムの送受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】スペクトラム拡散通信方式を用いた移動
体通信システムでは、所謂遠近問題を解決するため、移
動局から送信される送信信号の電力を制御して、基地局
で受信される各移動局からの受信電力が均一になるよう
にしなけらばならない。すなわち、遠近問題に起因した
回線容量の減少を防ぐために、移動局の送受信装置で
は、高精度かつ広いダイナミックレンジでの送信電力制
御が必要である。また、周波数有効利用の観点から、例
えば所謂QPSK(Quadrature Phase Shift Keying )
等の線形変調方式が用いられるようになり、歪みが小さ
な電力増幅器が要求されている。
【0003】現在、商用化されているFM変調方式を採
用した移動体通信システムでは、所謂飽和領域で動作す
る電力増幅器と、この電力増幅器のバイアス電圧を制御
する制御回路とを備え、この制御回路によって電力増幅
器の飽和バイアス電圧を制御することにより、送信電力
の制御を行うようになっている。
【0004】このような技術を上述のスペクトラム拡散
通信システムの送受信装置に用いると、以下に示すよう
な問題が生じる。 1.電力増幅器を飽和領域で動作させているため、歪み
により送信信号のスペクトラムが広がり、線形変調方式
を採用しているシステムでは隣接チャネルに干渉を与え
る。
【0005】2.電力増幅器を飽和領域で動作させてい
るため、充分に大きなレベルの送信信号を電力増幅器に
入力する必要があり、付加効率が低下する。 3.電力増幅器に供給する飽和バイアス電圧を制御して
いるため、制御可能なダイナミックレンジが狭く、また
その精度が悪い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ディジタル
通信方式を用いた移動体通信システムでは、上記第1の
問題点を解決するために、例えば千葉、野島他:”双方
向フィールド形ドレイン電圧制御増幅器”、信学技報、
RCS89−33において、電力増幅器に供給する入力
信号の包絡線を検波し、この包絡線信号に基づいて電力
増幅器のバイアス電圧を制御する技術が開示されてい
る。しかし、この技術をスペクトラム拡散通信システム
の送受信装置に適用しても、依然として上記第2、第3
の問題点は解決することはできない。
【0007】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、従来の装置に比して、歪みが少なく、ダ
イナミックレンジが広く、また消費電力を小さくするこ
とができる送受信装置の提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る送受信装置は、送信電力を制御するた
めに送信信号のレベルを可変する送信信号可変手段と、
送信信号可変手段の出力を線形領域又は準線形領域で増
幅する電力増幅手段と、受信信号に基づいた制御信号に
応じて電力増幅手段のバイアス電圧を制御する制御手段
とを備えることを特徴とする。
【0009】また、上記送受信装置において、受信信号
に含まれる送信電力制御情報を検出する送信電力制御情
報検出手段と、受信信号の受信電力を検出する受信電力
検出手段とを備え、制御手段は、送信電力制御情報検出
手段からの送信電力制御情報及び受信電力検出手段から
の受信電力に基づいて、電力増幅手段のバイアス電圧を
制御することを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明に係る送受信装置では、送信電力を制御
する際に、送信信号のレベルを変化させた後、レベルが
制御された送信信号を線形領域又は準線形領域で増幅す
ると共に、電力増幅器に供給するバイアス電圧を受信信
号に基づいた制御信号に応じて制御する。
【0011】また、本発明に係る送受信装置では、送信
電力を制御する際に、送信信号のレベルを変化させた
後、レベルが制御された送信信号を線形領域又は準線形
領域で増幅すると共に、電力増幅器に供給するバイアス
電圧を受信信号に含まれる送信電力制御情報及び受信電
力に基づいて制御する。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る送受信装置の一実施例を
図面を参照しながら説明する。この実施例は、所謂スペ
クトラム拡散通信方式を採用した送受信装置に本発明を
適用したものであり、図1は、この送受信装置全体の具
体的な回路構成を示すブロック図であり、図2は、その
要部の具体的な回路構成を示すブロック図である。
【0013】この実施例の送受信装置は、図1に示すよ
うに、基地局からの電波を受信すると共に、基地局に電
波を送信するアンテナ11と、送受を分波する分波器1
2と、該分波器12からの受信信号を増幅する受信増幅
器13と、局部発信信号を発生する局部発振器14と、
上記受信増幅器13の出力と上記局部発振器14からの
局部発信信号を混合して、中間周波数帯の信号(以下受
信IF信号という)を生成するミキサ15と、該ミキサ
15からの受信IF信号を検波、復調すると共に、受信
信号に含まれる送信電力制御情報を検出する復調器16
と、該復調器16で再生されたベースバンドの信号に符
号同期(スペクトラム逆拡散)処理等を施して、受信デ
ータを再生する信号処理回路17と、受信信号の電力を
検出する電力測定回路18と、上記信号処理回路17か
らのスペクトラム拡散符号化された送信データを変調す
る変調器19と、該変調器19からの送信IF信号を周
波数変換するミキサ20と、上記ミキサ20からの送信
信号を増幅する送信電力増幅回路30とを備える。
【0014】そして、この送受信装置では、送信デー
タ、例えばディジタル信号に変換された利用者の音声信
号等は、信号処理回路17においてスペクトラム拡散符
号化され、変調器19に供給される。変調器19は、ス
ペクトラム拡散符号化された送信データを、例えば所謂
QPSK等により線形変調し、得られる送信IF信号を
ミキサ20に供給する。ミキサ20は、局部発振器14
からの局部発信信号により送信IF信号を所謂RF帯に
周波数変換し、得られる送信信号を送信電力増幅回路3
0に供給する。送信電力増幅回路30は、受信信号に基
づいた制御信号、例えば復調器16で検出される基地局
から送られてくる送信電力制御情報と電力測定回路18
で検出される受信電力に基づいて、送信信号を基地局に
おいて各移動局から受信される受信信号の電力が略一定
となるように増幅する。そして、増幅された送信信号
は、分波器12、アンテナ11を介して基地局に送信さ
れるようになっている。
【0015】一方、受信データ、例えば相手の音声信号
等は、アンテナ11、分波器12及び受信増幅器13を
介して、受信信号としてミキサ15に供給される。ミキ
サ15は、この受信信号と局部発振器14からの局部発
信信号を混合して、受信IF信号を生成し、この受信I
F信号を復調器16に供給する。復調器16は、受信I
F信号を検波すると共に、所定の復調処理を施して、ス
ペクトラム拡散符号化された受信データを再生する。信
号処理回路17は、スペクトラム拡散符号化された受信
データに対して所謂符号同期(スペクトラム逆拡散)を
とり、音声信号等のデータを再生する。そして、音声信
号のデータは、ディジタル/アナログ変換器(図示せ
ず)に供給され、音声信号に変換されるようになってい
る。
【0016】かくして、この送受信装置を用いて通話が
行われるようになっている。つぎに、上述した送信電力
増幅回路30の具体的な回路構成について説明する。
【0017】送信電力増幅回路30は、図2に示すよう
に、送信電力を制御するために上記ミキサ20からの送
信信号のレベルを可変する例えば可変減衰器31と、該
可変減衰器31の出力を線形領域又は準線形領域で増幅
する線形電力増幅器32と、上記復調器16からの送信
電力制御情報及び上記電力測定回路18からの受信電力
に基づいて、上記可変減衰器31の減衰量を制御する減
衰量制御回路33と、該減衰量制御回路33からの減衰
量に応じて、上記線形電力増幅器32のバイアス電圧を
制御するバイアス制御回路34とから構成される。
【0018】そして、減衰量制御回路33は、復調器1
6からの送信電力制御情報及び電力測定回路18からの
受信電力に基づいて、基地局から指示される送信電力と
なるように可変減衰器31の減衰量を制御すると共に、
受信電力の変化に応じて、例えば受信電力が低下したと
きは可変減衰器31の減衰量が小さくなるように制御す
る。
【0019】一方、バイアス制御回路34は、可変減衰
器31の減衰量に応じて、すなわち可変減衰器31の出
力レベルに応じて、線形電力増幅器32が線形領域又は
準線形領域で動作するように、この線形電力増幅器32
に供給するバイアス電圧を制御する。例えば、バイアス
制御回路34は、可変減衰器31の減衰量が大きいとき
は、可変減衰器31から出力される信号のレベルは低い
ことから、バイアス電圧を低くし、可変減衰器31の減
衰量が小さいときは、可変減衰器31から出力される信
号のレベルは高いことから、バイアス電圧を高く制御し
て、線形電力増幅器32が線形領域又は準線形領域で動
作するのに必要な最低限のバイアス電圧となるように制
御する。すなわち、送信電力の制御を可変減衰器31で
行っていることから、高精度かつ広いダイナミックレン
ジでの送信電力の制御ができ、また、線形電力増幅器3
2を線形領域又は準線形領域で動作させていることか
ら、歪みが少ない増幅を行うことができる。さらに、可
変減衰器31の出力レベルに応じて、線形電力増幅器3
2に対するバイアス電圧を最低必要な電圧となるように
制御していることから、従来の装置に比して消費電力を
下げることができる。なお、上述の準線形領域での増幅
とは、隣接チャネルに干渉を与えない程度の歪みを有す
る増幅である。
【0020】ここで、可変減衰器31〜バイアス制御回
路34の具体的な回路構成について説明する。可変減衰
器31は、例えば図3に示すように、ダイオード31
a、31b等を用いた所謂ダイオード減衰器からなり、
減衰量制御回路33によってダイオード31a、31b
の順方向電圧を制御することにより、送信信号のレベル
を制御するようになっている。なお、可変減衰器31と
しては、上述のダイオード減衰器以外に、例えば電界効
果トランジスタ(以下FET:Field Effect Transisto
rという)を用いた可変減衰器、FETやBJT(Bipol
ar Junction Transistor)を用いた可変利得増幅器とし
てもよい。また、可変減衰器を複数段縦続接続して、さ
らに広いダイナミックレンジを確保するようにしてもよ
い。
【0021】線形電力増幅器32は、例えば上述の図3
に示すように、FET32a、32b等を用いたFET
増幅器からなり、バイアス制御回路34によってFET
32bのドレイン電圧を制御することにより、そのバイ
アス電圧が制御されるようになっている。なお、線形電
力増幅器32としては、上述のFET増幅器以外に、他
の増幅素子を用いた増幅器としてもよく、また、上述で
はドレイン電圧を制御して、バイアス電圧を制御してい
るが、ゲート電圧を制御するようにしてもよい。
【0022】減衰量制御回路33は、例えば上述の図3
に示すように、上記復調器16、電力測定回路18から
の送信電力制御情報、受信電力に基づいて、上記可変減
衰器31の減衰量を計算する送信電力演算回路33a
と、送信電力演算回路33aからの減衰量を指示する制
御信号を、可変減衰器31等が有する非線形特性に適合
させて修正する非線形修正回路33bとから構成され
る。
【0023】また、バイアス制御回路34は、例えば上
述の図3に示すように、送信電力演算回路33aからの
減衰量を指示する制御信号を、線形電力増幅器32等が
有する非線形特性に適合されて修正する非線形修正回路
34aと、該非線形修正回路34aで修正された制御信
号に基づいてバイアス電圧を上記線形電力増幅器32に
供給するバイアス電源34bとから構成される。
【0024】そして、送信電力演算回路33aは、復調
器16から供給される送信電力制御情報及び電力測定回
路18から供給される受信電力に基づいて、基地局にお
いて各移動局から受信される受信信号の電力が略一定と
なるような可変減衰器31の減衰量を求め、この減衰量
を指示する制御信号を非線形修正回路33b、34aに
供給する。具体的には、例えば、移動局の最大送信電力
をVMAXとし、基地局から指示される送信電力変動分
をVPTとし、受信信号の振幅をVPRとすると、送信
電力演算回路33aは、下記式1により、減衰量Vatt
を求める。
【0025】 Vatt =VMAX−(C−VPR+VPT)・・・式1
【0026】なお、Cは基地局において決まるシステム
定数である。非線形修正回路33b、34aは、必要に
応じて、例えば可変減衰器31の特性、バイアス電源3
4bと線形電力増幅器32を合わせた特性が、送信電力
演算回路33aで求められた減衰量Vatt に対してそれ
ぞれ非線形な特性を有するとき、その非線形の逆特性に
より、総合的に線形電力増幅器32の出力が減衰量Vat
t に対して線形となるように減衰量Vatt を修正する。
【0027】非線形修正回路33bは、修正された減衰
量に対応した電圧を、コイル31c、コンデンサ31
d、31e等から構成される低域通過フィルタを介して
ダイオード31a、31bに印加する。この結果、可変
減衰器31の減衰量が変化し、この可変減衰器31から
は電力が制御された送信信号が出力される。
【0028】一方、非線形修正回路34aは、修正され
た減衰量に応じて、すなわち可変減衰器31の出力に応
じて、線形領域又は準線形領域で動作することができる
バイアス電圧を線形電力増幅器32に供給するようにバ
イアス電源34bを制御する。
【0029】かくして、従来の装置に比して、歪みが少
なく、ダイナミックレンジが広くかつ高精度であって、
消費電力を小さくして送信信号を増幅することができ
る。例えば、図4は、線形電力増幅器32の入力電力を
−20dBm 〜0dBm の範囲で変化させ、線形電力増幅器
32の出力電力POUT に対する消費電力Pdcの関係を示
した特性図であり、実線で示す特性は、バイアス電圧を
入力電圧に応じて2V〜8Vの範囲で変化させたときの
線形電力増幅器32の消費電力特性であり、破線で示す
消費電力特性は従来のバイアス電圧を固定としたときの
特性を示している。すなわち、この図4に示すように、
従来の装置に比して、200mW送出時に70%、40
mW送出時に50%、4mW送出時に7%まで消費電力
を低減することができる。
【0030】つぎに、送信電力増幅回路30の他の具体
的な回路構成について説明する。なお、上述の図2に示
した回路と同じ回路には、同じ指示番号を付して説明を
省略する。
【0031】送信電力増幅回路30は、例えば図5に示
すように、送信電力を制御するために上記ミキサ20か
らの送信信号のレベルを可変する可変減衰器31と、該
可変減衰器31の出力を線形領域又は準線形領域で増幅
する線形電力増幅器32と、上記復調器16からの送信
電力制御情報及び上記電力測定回路18からの受信電力
に基づいて、上記線形電力増幅器32のバイアス電圧を
制御するバイアス制御回路44と、該バイアス制御回路
44からのバイアス電圧に応じて、上記可変減衰器31
の減衰量を制御する減衰量制御回路43とから構成され
る。
【0032】すなわち、この回路構成の送信電力増幅回
路30では、先ず送信電力制御情報及び受信電力に基づ
いて線形電力増幅器32のバイアス電圧を決定し、その
バイアス電圧に応じて可変減衰器31の減衰量を決定す
るようになっている。したがって、上述の実施例と同じ
効果を得ることができることは言うまでもない。
【0033】さらに、送信電力増幅回路30は、例えば
図6あるいは図7に示すように、可変減衰器31をミキ
サ20の前段に設けるようにしてもよい。すなわち、I
F帯において送信電力の制御を行うようにしても、同様
の効果を得ることができる。また、上述の図7に示すよ
うに、減衰量制御回路53、バイアス制御回路54にお
いて、送信電力制御情報及び受信電力に基づいて、可変
減衰器31の減衰量と線形電力増幅器32のバイアス電
圧をそれぞれ求めるようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上の説明で明かなように、本発明に係
る送受信装置では、送信電力を制御する際に、送信信号
のレベルを例えば可変減衰器で変化させた後、レベルが
制御された送信信号を線形領域又は準線形領域で増幅す
ると共に、電力増幅器に供給するバイアス電圧を受信信
号に基づいた制御信号に応じて制御することにより、高
精度かつ広いダイナミックレンジでの送信電力の制御が
でき、また、線形領域又は準線形領域で増幅しているこ
とから、歪みが少ない増幅を行うことができる。さら
に、電力増幅手段に対するバイアス電圧を制御している
ことから、従来の装置に比して消費電力を下げることが
できる。
【0035】また、本発明に係る送受信装置では、送信
電力を制御する際に、送信信号のレベルを変化させた
後、レベルが制御された送信信号を線形領域又は準線形
領域で増幅すると共に、電力増幅器に供給するバイアス
電圧を受信信号に含まれる送信電力制御情報及び受信電
力に基づいて制御することにより、高精度かつ広いダイ
ナミックレンジでの送信電力の制御ができ、また、線形
領域又は準線形領域で増幅していることから、歪みが少
ない増幅を行うことができる。さらに、電力増幅手段に
対するバイアス電圧を制御していることから、従来の装
置に比して消費電力を下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したスペクトラム拡散通信方式の
送受信装置の具体的な回路構成を示すブロック図であ
る。
【図2】上記送受信装置を構成する送信電力増幅回路の
具体的な回路構成を示すブロック図である。
【図3】上記送信電力増幅回路を構成する可変減衰器、
線形電力増幅器、減衰量制御回路及びバイアス制御回路
の具体的な回路構成を示すブロック図である。
【図4】上記線形電力増幅器の消費電力特性を示す図で
ある。
【図5】上記送信電力増幅回路の他の具体的な回路構成
を示すブロック図である。
【図6】上記送信電力増幅回路の他の具体的な回路構成
を示すブロック図である。
【図7】上記送信電力増幅回路の他の具体的な回路構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
16・・・復調器 18・・・電力測定回路 30・・・送信電力増幅回路 31・・・可変減衰器 32・・・線形電力増幅器 33、43、53・・・減衰量制御回路 34、44、54・・・バイアス制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信電力を制御するために送信信号のレ
    ベルを可変する送信信号可変手段と、 該送信信号可変手段の出力を線形領域又は準線形領域で
    増幅する電力増幅手段と、 受信信号に基づいた制御信号に応じて上記電力増幅手段
    のバイアス電圧を制御する制御手段とを備えることを特
    徴とする送受信装置。
  2. 【請求項2】 前記受信信号に含まれる送信電力制御情
    報を検出する送信電力制御情報検出手段と、 上記受信信号の受信電力を検出する受信電力検出手段と
    を備え、 前記制御手段は、上記送信電力制御情報検出手段からの
    送信電力制御情報及び上記受信電力検出手段からの受信
    電力に基づいて、前記電力増幅手段のバイアス電圧を制
    御することを特徴とする請求項1記載の送受信装置。
JP5033639A 1993-02-23 1993-02-23 送受信装置 Pending JPH06252797A (ja)

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