JPH06177478A - 波長制御装置 - Google Patents

波長制御装置

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JPH06177478A
JPH06177478A JP4345108A JP34510892A JPH06177478A JP H06177478 A JPH06177478 A JP H06177478A JP 4345108 A JP4345108 A JP 4345108A JP 34510892 A JP34510892 A JP 34510892A JP H06177478 A JPH06177478 A JP H06177478A
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理 若林
Masahiko Kowaka
雅彦 小若
Yukio Kobayashi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は波長制御装置に係わり、特には、半
導体露光装置の光源として使用される狭帯域エキシマレ
ーザ装置の波長の安定化に関するものである。 【構成】 波長検出装置により出力レーザ光の発振波長
を検出し、設定の波長となるようレーザ共振器中の波長
選択素子を制御する狭帯域パルスレーザにおいて、発振
波長が所定の範囲内にある時は所定のサンプル数の波長
を検出し、前記サンプルされた波長の平均値に基づいて
前記波長選択素子を制御し、前記所定の範囲内を越えた
ら直ちに前記波長選択素子を制御する手段を備えてい
る。あるいは、波長検出装置により出力レーザ光の発振
波長を検出し、設定の波長となるようレーザ共振器中の
波長選択素子を制御する狭帯域パルスレーザにおいて、
設定波長と発振波長の差が所定の波長差よりも大きい
時、直ちに出射シャッタを閉じ、かつ、波長異常を示す
信号を外部に出力して、波長選択素子の選択波長を波長
差とほぼ同じ量だけ戻すようにシフトさせる手段を備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は波長制御装置に係わり、
特には、半導体露光装置の光源として使用される狭帯域
エキシマレーザ装置の波長の安定化に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のエキシマレーザの波長制御は文献
〔SPIE Vol.1088 Optical/La
ser Microlithography2(198
8)〕に記載されているように波長を制御しない領域デ
ッドバンドとこのバンドよりも大きな波長の安定性を保
証する領域リミットバンドを設置している。この波長制
御のフローチャートを図8に示す。 まず、レーザが発
光すると、レーザに内蔵された波長検出装置により発振
波長λを検出する。つぎに、設定波長λtと発振波長λ
との差Δλを計算(Δλ=λ−λt)する。そして、差
Δλの絶対値がリミットバンド(LB)よりも大きい
か、否かを判断する。リミットバンドLBよりも大きい
場合は外部に波長異常を出力する。
【0003】一方、リミットバンドLBよりも小さい場
合は波長選択素子を制御せず、スタートに戻る。デッド
バンドよりも大きい場合、または波長異常を出力した場
合は、差Δλの正負を判定し、正の場合には負の方向に
波長選択素子の選択波長を所定量シフトさせる。一方、
負の場合には正の方向に波長選択素子の選択波長を所定
量シフトさせる。そして、スタート時点に戻る。
【0004】波長を制御しないデッドバンドを設けたの
は、以下の二つの理由によるものである。 (1)レーザの放電の揺らぎまたはレーザ共振器の微小
振動等による短期的な波長の変化があるため、各一つの
パルス毎に差Δλ分だけ波長選択素子の選択波長を変化
させると波長制御のゲインが高すぎて発散してしまって
いたからである。 (2)波長選択素子の選択波長の最小シフト量が大きい
ためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、例えば、従
来の制御の例を図9で示す。なお、デッドバンドDB=
±0.3pmに、リミットバンド=±0.5pmに、波
長シフト量=0.2pmに設定している。この場合に、
差Δλがデッドバンド以下(内側)の時は、図9に示す
ように波長選択素子を全く制御しないために、波長がデ
ッドバンド内で、例えば、片側に偏ったり、あるいは、
同じ傾向で変動しても修正されないため、デッドバンド
を所定量以下に小さくすることは出来なかった。また、
波長がデッドバンドを越えた時は、各一つのパルス毎に
所定量しか波長選択素子を変化させないために波長をロ
ックするまでの時間が非常に長くなるという問題があ
る。
【0006】本発明は上記問題に鑑みたもので、波長制
御装置に係わり、特には、半導体露光装置の光源として
使用される狭帯域エキシマレーザ装置の波長の安定化の
改良を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために本発明の第1
発明では、波長検出装置により出力レーザ光の発振波長
を検出し、設定の波長となるようレーザ共振器中の波長
選択素子を制御する狭帯域パルスレーザにおいて、発振
波長が所定の範囲内にある時は所定のサンプル数の波長
を検出し、前記サンプルされた波長の平均値に基づいて
前記波長選択素子を制御し、前記所定の範囲内を越えた
ら直ちに前記波長選択素子を制御する手段を備えてい
る。
【0008】第2の発明では、波長検出装置により出力
レーザ光の発振波長を検出し、設定の波長となるようレ
ーザ共振器中の波長選択素子を制御する狭帯域パルスレ
ーザにおいて、設定波長と発振波長の差が所定の波長差
よりも大きい時、直ちに出射シャッタを閉じ、かつ、波
長異常を示す信号を外部に出力して、波長選択素子の選
択波長を波長差とほぼ同じ量だけ戻すようにシフトさせ
る手段を備えている。
【0009】第3発明では、設定波長が変更された場
合、設定される前に発振された波長と新しく設定された
波長の差が所定の波長差よりも大きい時、直ちに出射シ
ャッタを閉じ、かつ、波長異常を示す信号を外部に出力
して、波長選択素子の選択波長を波長差とほぼ同じ量だ
け戻すようにシフトさせる手段を備えている。
【0010】
【作用】上記の構成によれば、発振波長がデッドバンド
内にあっても、発振波長を平均化して波長を制御し、か
つ、もし発振波長がデッドバンドを越えた場合には直ち
に波長を制御することにより、高速で、かつ非常に波長
安定性がよくなる。また、設定波長と発振波長が所定の
波長差よりも大きい時、直ちに出射シャッタを閉じ、か
つ、波長異常を示す信号を外部に出力して、波長選択素
子の選択波長を波長差とほぼ同じ量だけ戻すようにシフ
トさせるさせることにより、高速で、かつ少ない発振パ
ルス数で高速に設定波長にロックできる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明に係わる波長制御装置の実施
例につき、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発
明に係わる波長制御装置の実施例を示す構成図である。
図1において、レーザチャンバ1には図示しないレーザ
媒質とこのレーザ媒質の励起手段とにより発振したレー
ザ光を出力するウインドウ2、3が、また、レーザチャ
ンバ1の前側(図示の右側)にはフロントミラー4が、
後側には狭帯域化ユニット10が設けられ、出力するレ
ーザ光を狭帯域化して出力している。出力するレーザ光
側には、レーザ光の波長を検出するビームスプリッタ5
と、異常波長時に出力レーザ光が出力しないように閉じ
る出射口シャッタ6が配設されている。
【0012】狭帯域化ユニット10はエタロン、グレー
ティングまたはビームエキスパンダ等の波長選択素子1
1から構成されている。狭帯域化ユニット10の波長選
択素子11は、波長を制御する波長コントローラ20か
らの指令により駆動するドライバ30に連結され、出力
するレーザ光の波長を変えている。
【0013】波長コントローラ20は、ドライバ30
と、ビームスプリッタ5に接続される波長検出装置40
と、出射口シャッタ6と、ステッパ制御装置50に接続
されている。波長コントローラ20はサンプル光の波長
を計算するとともに、ドライバ30には波長選択素子1
1を駆動し出力するレーザ光の波長を変える信号を、出
射口シャッタ6には発振波長と設定波長差が所定範囲よ
り大きいときには異常波長として出力レーザ光が出力し
ないように閉じる信号あるいは正常波長時には開く信号
を、また、ステッパ40には波長が異常である信号を出
力する。また、波長コントローラ20には、波長検出装
置40からはサンプルし検出された波長の信号が、およ
び、ステッパ制御装置50からは設定波長の変更命令信
号が入力される。
【0014】上記構成において作動について説明する。
図2には本発明のフローチャート例を示す。まず、サン
プリング回数Nと、平均値Δλa(設定波長λtと発振
波長λとの差Δλの平均値)について、ステップ101
で初期設定、N=0、Δλa=0を行う。ステップ10
2では、レーザが発振したか、否かを判断し、発光する
とN=N+1が実行される(ステップ103)。次のス
テップ104では、波長検出装置40により発振波長λ
を検出し、ステップ105で発振波長λと設定波長λt
との差Δλを計算する。
【0015】次に、差Δλの絶対値がリミットバンドL
Bよりも小さいか、否かを判断する(ステップ10
6)。否の場合(NOの場合)はステップ107に移行
し波長異常信号を出力し、それと同時に出射口シャッタ
6を閉じる。そして、ステップ108では、波長選択素
子11のドライバ30を駆動し、選択波長を差Δλだけ
シフトする。差Δλだけシフトしたらステップ101に
戻る。ステップ106でYESの場合、波長正常を出力
するとともに、出射口シャッタ6を開ける(ステップ1
09)。
【0016】次に、ステップ110では差Δλの絶対値
がデッドバンドDBよりも小さいか、否かを判断する。
否の場合(NOの場合)はステップ108に移行し、波
長選択素子11のドライバ30を駆動し、選択波長を差
Δλだけシフトする。差Δλだけシフトしたらステップ
101に戻る。ステップ110でYESの場合には、ス
テップ111で平均値Δλa=差Δλと置き、ステップ
112でΔλas=Δλas+Δλaを行う。
【0017】続いて、サンプリング回数Nが平均サンプ
リング回数Nsumよりも小さいか、否かを判断する
(ステップ113)。否の場合(NOの場合)はステッ
プ102に戻る。YESの場合には、ステップ114で
発振波長λと設定波長λtとの差Δλの平均値Δλaを
計算〔Δλa=(Δλas/Nsum)〕する。そし
て、ステップ108に行き、波長選択素子11のドライ
バ30を駆動し、選択波長を差Δλaだけシフトする。
差Δλaだけシフトしたらステップ101に戻る。
【0018】図3には本発明の波長制御を行った場合の
発振波長の変化を示す。ここで、平均サンプリング回数
Nsum=10とする。図3において、初期の10パル
ス(図中●記号)はデッドバンドDB内に入っている
が、これら10パルスの発振波長λの平均化を行い、1
1パルス目には設定波長(図中◎記号、以下通常の場合
には〇記号で示す。)となるよう波長選択素子11の選
択波長を制御している。17パルス目(図中▽記号)で
は発振波長がデッドバンドDBを越えているので直ちに
設定波長となるように波長選択素子11の選択波長を制
御している。
【0019】また、26パルス目(図中×記号)では発
振波長がリミットバンドLBを越えているので、波長異
常信号を出力し出射口シャッタ6を閉じ、波長選択素子
11の選択波長を設定波長となるようにシフトさせる。
次のパルスで発振波長が設定波長となり、波長正常信号
を出力し、それと同時に出射口シャッタ6を開ける。こ
のようにして、デッドバンド範囲内でも平均化すること
ににより、波長制御が発散することなく、高精度に制御
を行うことができる。さらに、デッドバンドを越えた場
合には直ちに波長を制御するため、高速制御が可能とな
る。
【0020】図4には、設定波長を変更した場合の制御
のフローチャート例を示す。まず、最初に新しく設定さ
れた波長λaを読み込む(ステップ201)。次に、ス
テップ202では、新しく設定する前に発振した波長λ
bとの差Δλを計算する。差Δλの絶対値がリミットバ
ンドLBよりも小さいか、否かを判断する(ステップ2
03)。否の場合(NOの場合)はステップ204へ移
行し、波長異常信号を出力し、それと同時に出射口シャ
ッタ6を閉じる。
【0021】そして、ステップ6では、図2に示した定
常制御を行う。一方、ステップ203でYESの場合に
はステップ6に移行する。このようにすることにより設
定波長を変化させた場合に、レーザ発振させる前に波長
に異常があるか、否かを判断して、レーザ光を設定範囲
内から外部に出ないようにしている。
【0022】図5に設定波長が変更された場合の従来と
本発明の場合の発振波長の変化を示す。従来の方式で
は、新しく設定する前に発振した波長λbからパルス毎
に所定量発振波長がシフトし、10パルス目(図中△記
号)でリミットバンド内に入り波長正常となり、12パ
ルス目(図中□記号)でデッドバンド内に入り、以下で
は波長選択素子の選択波長の制御を停止している。
【0023】一方、本発明の場合には、設定波長が変更
されると波長異常信号を出力するとともに、出射口シャ
ッタ6を閉じ、波長選択素子の選択波長を新しく設定さ
れた波長λaとなるようにシフトさせ、その後にレーザ
を発振させ、2パルス目(図中□記号)でデッドバンド
内に入り波長正常信号を出力し、出射口シャッタ6を開
けている。このように本発明では、少ないパルス数で、
しかも高速に高精度で設定波長にロックできる。
【0024】次に、平均値のデッドバンドDBavを設
定して、更に波長安定性を良くした例のフロチャートの
例を図6に示す。まず、サンプリング回数Nと、平均値
Δλa(設定波長λtと発振波長λとの差Δλの平均
値)について、ステップ301で初期設定、N=0、Δ
λa=0を行う。ステップ302では、レーザが発振し
たか、否かを判断し、発光するとN=N+1が実行され
る(ステップ303)。
【0025】次のステップ304では、波長検出装置4
0により発振波長λを検出し、ステップ305で発振波
長λと設定波長λtとの差Δλを計算する。次に、差Δ
λの絶対値がリミットバンドLBよりも小さいか、否か
を判断する(ステップ306)。否の場合(NOの場
合)はステップ307に移行し波長異常信号を出力し、
それと同時に出射口シャッタ6を閉じる。そして、ステ
ップ308では、波長選択素子11のドライバ30を駆
動し、選択波長を設定波長側へ所定量シフトする。所定
量シフトしたらステップ301に戻る。ステップ306
でYESの場合、波長正常を出力するとともに、出射口
シャッタ6を開ける(ステップ309)。
【0026】次に、ステップ310では差Δλの絶対値
がデッドバンドDBよりも小さいか、否かを判断する。
否の場合(NOの場合)はステップ308に移行し、波
長選択素子11のドライバ30を駆動し、選択波長を設
定波長側へ所定量シフトする。所定量シフトしたらステ
ップ301に戻る。ステップ310でYESの場合に
は、ステップ311で平均値Δλa=差Δλと置き、ス
テップ312でΔλas=Δλas+Δλaを行う。
【0027】続いて、サンプリング回数Nが平均サンプ
リング回数Nsumよりも小さいか、否かを判断する
(ステップ313)。否の場合(NOの場合)はステッ
プ302に戻る。YESの場合には、ステップ314で
差Δλの平均値〔Δλas/Nsum〕の絶対値がデッ
ドバンドDBavよりも小さいか、否かを判断する。N
Oの場合、ステップ308に行き、波長選択素子11の
ドライバ30を駆動し、選択波長を設定波長側へ所定量
シフトする。所定量シフトしたらステップ301に戻
る。YESの場合は直ちにステップ301に戻る。
【0028】図7には本発明の波長制御を行った場合の
発振波長の変化を示す。ここで、平均サンプリング回数
Nsum=10とする。図7において、初期の10パル
ス(図中●記号)はデッドバンドDB内に入っている
が、これら10パルスの発振波長λの平均化を行い、1
1パルス目には設定波長(図中◎記号、以下通常の場合
には〇記号で示す。)となるよう波長選択素子11の選
択波長を制御している。
【0029】22パルス目(図中▽記号)では発振波長
がデッドバンドDBを越えているので直ちに設定側へ所
定量、波長選択素子11の選択波長をシフトしている。
23パルス目はDB内に入っているが、その後10パル
スの平均がDBav内に入るまで所定量シフトを続ける
(33パルス及び43パルス目)。
【0030】また、53パルス目(図中×記号)では発
振波長がリミットバンドLBを越えているので、波長異
常信号を出力し出射口シャッタ6を閉じ、波長選択素子
11の選択波長を設定波長側へDB内に入るまでシフト
させる。1パルスの発振がDB内に入ったら、波長正常
信号を出力し、それと同時に出射口シャッタ6を開け
る。その後、10パルスの平均値がDBav内に入るま
で所定量シフトを続ける(66パルス及び76パルス
目)。このようにして、デッドバンド範囲内でも平均化
することににより、波長制御が発散することなく、高精
度に制御を行うことができる。さらに、デッドバンドを
越えた場合には直ちに波長を制御するため、高速制御が
可能となる。
【0031】図6および図7の実施例では、発振波長の
シフトをパルスモータ等で制御する場合、平均値のデッ
ドバンドDBavを設定しているため、非常に高精度に
波長を安定化することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
つとして、発振波長がデッドバンド内にあっても、発振
波長を平均化して波長を制御し、かつ、発振波長がデッ
ドバンドを越えた場合には、直ちに波長を制御すること
により、高速でかつ非常に波長安定性がよくなる。ま
た、二つとして、設定波長と発振波長が所定の波長差よ
りも大きい時、直ちに出射シャッタを閉じ、かつ、波長
異常を示す信号を外部に出力して、波長選択素子の選択
波長を波長差とほぼ同じ量だけ戻すようにシフトさせる
させることにより、高速で、かつ少ない発振パルス数で
高速に設定波長にロックできるという優れた効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる波長制御装置の実施例を示す構
成図である。
【図2】本発明のフローチャート例を示す。
【図3】本発明の波長制御を行った場合の発振波長の変
化を示す図である。
【図4】設定波長を変更した場合の制御のフローチャー
ト図である。
【図5】設定波長が変更された場合の従来と本発明の場
合の発振波長の変化を示す図である。
【図6】設定波長を変更した場合の他の制御の例のフロ
ーチャート図である。
【図7】設定波長が変更された図6の場合の発振波長の
変化を示す図である。
【図8】従来の波長制御のフローチャート図である。
【図9】従来の制御を行わない発振波長の変化を示す図
である。
【符号の説明】
1 レーザチャンバ、 2、3 ウインド、 4 フロントミラー、 5 ビームスプリッタ、 6 出射口シャッタ、 10 狭帯域化ユニット、 11 波長選択素子、 20 波長コントローラ、 30 ドライバ、 40 波長検出装置、 50 ステッパ制御装置、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波長検出装置により出力レーザ光の発振
    波長を検出し、設定の波長となるようレーザ共振器中の
    波長選択素子を制御する狭帯域パルスレーザにおいて、
    発振波長が所定の範囲内にある時は所定のサンプル数の
    波長を検出し、前記サンプルされた波長の平均値に基づ
    いて前記波長選択素子を制御し、前記所定の範囲内を越
    えたら直ちに前記波長選択素子を制御する手段を備えた
    ことを特徴とする波長制御装置。
  2. 【請求項2】 波長検出装置により出力レーザ光の発振
    波長を検出し、設定の波長となるようレーザ共振器中の
    波長選択素子を制御する狭帯域パルスレーザにおいて、
    設定波長と発振波長の差が所定の波長差よりも大きい
    時、直ちに出射シャッタを閉じ、かつ、波長異常を示す
    信号を外部に出力して、波長選択素子の選択波長を波長
    差とほぼ同じ量だけ戻すようにシフトさせる手段を備え
    たことを特徴とする波長制御装置。
  3. 【請求項3】 設定波長が変更された場合、設定される
    前に発振された波長と新しく設定された波長の差が所定
    の波長差よりも大きい時、直ちに出射シャッタを閉じ、
    かつ、波長異常を示す信号を外部に出力して、波長選択
    素子の選択波長を波長差とほぼ同じ量だけ戻すようにシ
    フトさせる手段を備えたことを特徴とする波長制御装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001267673A (ja) * 2000-02-09 2001-09-28 Cymer Inc レーザの帯域幅制御技術
WO2022244237A1 (ja) * 2021-05-21 2022-11-24 ギガフォトン株式会社 レーザ装置及び電子デバイスの製造方法
WO2023276103A1 (ja) * 2021-07-01 2023-01-05 ギガフォトン株式会社 波長制御方法、レーザ装置、及び電子デバイスの製造方法

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