JPH06151440A - 半導体装置およびその製造方法ならびに半導体装置の実装体 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法ならびに半導体装置の実装体

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JPH06151440A
JPH06151440A JP4300737A JP30073792A JPH06151440A JP H06151440 A JPH06151440 A JP H06151440A JP 4300737 A JP4300737 A JP 4300737A JP 30073792 A JP30073792 A JP 30073792A JP H06151440 A JPH06151440 A JP H06151440A
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contact
semiconductor device
electrical connection
protruding
metal wire
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JP4300737A
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English (en)
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Toshiaki Takenaka
敏昭 竹中
Kunio Kishimoto
邦雄 岸本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/11Manufacturing methods
    • H01L2224/113Manufacturing methods by local deposition of the material of the bump connector
    • H01L2224/1133Manufacturing methods by local deposition of the material of the bump connector in solid form
    • H01L2224/1134Stud bumping, i.e. using a wire-bonding apparatus

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  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体装置と回路基板とを容易に信頼性よ
く、かつ微細ピッチに接続する。 【構成】 ボールボンディング法を用いて半導体装置の
IC基板1上の電極パッド2上に第1の突起接点7を形
成した後、第1の突起接点7とつながる金属ワイヤーを
熱エネルギーによって溶断して球状の第2の突起接点8
とネック部9を形成して分銅状の電気的接続接点11を
得る。次に、前記電気的接続接点11の第2の突起接点
8とネック部9を主体に導電性接着剤14などを介して
回路基板12上の端子電極13と接続して実装体を得
る。 【効果】 電気的接続接点のネック部で温度サイクルな
どで発生する応力を吸収・緩和し、金属ワイヤーの引き
ちぎりがない形成法により電気的接続接点の形状が安定
し、ショートやオープンなどの電気的接続不良がない、
信頼性の高い微細ピッチの接合ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に関し、よ
り詳細には、半導体装置をフェースダウンにより回路基
板上の端子電極群に実装する際の半導体装置の電気的接
続接点とその形成方法およびこの電気的接続接点を有す
る半導体装置の実装体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置の回路基板上への実装
には半田付けがよく利用されていたが、近年、半導体装
置のパッケージの小型化と接続端子の増加により接続端
子間、いわゆるピッチ間隔が次第に狭くなり、従来の半
田付け技術で対処することが困難になってきた。また、
最近では電卓、電子時計あるいは液晶ディスプレイにあ
っては、裸の半導体装置をガラス基板上の端子電極に直
付けして実装面積の小型化と効率的使用を図ろうとする
動きがあり半田付けに代わる有効かつ微細な電気的接続
手段が強く望まれていた。
【0003】裸の半導体装置と回路基板の電極とを電気
的に接続する方法としては、半導体装置の電極パッド上
に形成した電気的接続接点を導電性接着剤やハンダなど
を用いて接続する方法が知られている。電気的接続接点
はメッキ技術やボールボンディング技術を用いて形成さ
れているが、メッキ技術による電気的接続接点の形成は
かなり複雑で、多数の処理工程および高度のエッチン
グ、メッキ技術が必要であり、加えてメッキ精度や形成
コストの点から高さにも一定の限界が生じていた。
【0004】これらの問題を解決するため、ボールボン
ディング法を用いた2段突起状の電気的接続接点の形成
法(例えば、特願昭62−140264号)が提案され
ている。
【0005】以下、図面を参照しながら従来の半導体装
置装置の電気的接続接点および形成方法ならびにその実
装体について説明する。
【0006】図4は従来の半導体装置の電気的接続接点
の概略断面図であり、図5(a)〜(e)は前記半導体
装置の電気的接続接点の形成工程の概略説明図であり、
図6(a)、(b)は前記電気的接続接点先端への接合
層形成の概略説明図と半導体装置と回路基板の実装体の
概略一部断面図である。図7(a)、(b)は半導体装
置の電気的接続接点の形成不良の概略断面図である。
【0007】図4〜図7において、1は半導体装置のI
C基板であり、150μmピッチで約150個の電極パ
ッド2が形成されている。4はキャピラリー3にAuな
どの金属ワイヤー5を通す貫通孔である。6は放電トー
チ10などの熱エネルギーによって金属ワイヤー5の先
端に形成されたボールである。
【0008】図6において、11は電気的接続接点であ
り、第1の突起接点7と第2の突起接点8で形成されて
いる。12は液晶パネルなどの回路基板であり、IC基
板1の電極パッド2と同数・同ピッチの端子電極13が
形成されている。14は回路基板12の端子電極13と
ICチップ1の電極パッド2とを電気的に接続する導電
性接着剤である。
【0009】従来の半導体装置の電気的接続接点11
は、図4に示すように、IC基板1の電極パッド2上に
電気的に接合された第1の突起接点7と、前記第1の突
起接点7の上方にループ状に形成された第2の突起接点
で構成され、2段突起状の構造となっている。
【0010】この半導体装置の電気的接続接点11は、
図5(a)〜(c)に示す工程で形成される。まず、図
5(a)に示すように、セラミックス材料や人工ルビー
などで作られたキャピラリー3の貫通孔4に通した25
μmの金属ワイヤー5の先端に、放電トーチ10などの
熱エネルギーによって径が55〜75μmのボール6を
形成する。
【0011】次に、図5(b)に示すように、前記金属
ワイヤー5の先端に形成したボール6をキャピラリー3
を介してIC基板1の電極パッド2に当接し、熱圧着や
超音波振動によって固着させて外径が80〜100μ
m、高さが20〜30μm程度の第1の突起接点7を形
成する。
【0012】そして、図5(c)に示すように、前記し
た第1の突起接点7とつながっている金属ワイヤー5を
キャピラリー3の貫通孔4に通した状態でキャピラリー
3をループ状に移動させ第1の突起接点7の上部に高さ
が50〜70μm程度の第2の突起接点8を形成する。
その方法としては、図5(d)に示すように、キャピラ
リー3を前記第1の突起接点7の上方で垂直方向にルー
プ軌道を描いて移動し、図5(e)のように、第1の突
起接点7の上部にキャピラリー3を下降させて金属ワイ
ヤー5一部を固着した後、クランパで金属ワイヤー5を
挟んで引きちぎり、リング状や逆U字の第2の突起接点
を形成する。この方法によって形成した電気的接続接点
は外形が80〜100μm、全体の高さが70〜100
μm程度のものが得られる。
【0013】この電気的接続接点11を有する半導体装
置の実装体の一実施例を図6(a)、(b)に示す。上
記のようにして形成した電気的接続接点11を有する半
導体装置を、図6(a)に示すように、フェースダウン
で導電性接着剤14からなる接合層を前記電気的接続接
点11の先端に転写法や印刷法によって形成した後、図
6(b)に示すように、液晶パネルなどの回路基板12
上のITOなどからなる端子電極13の所定の位置に合
わせフェースダウンで載置した後、80℃〜150℃で
前記接合層を熱硬化して前記半導体装置の電気的接続接
点11と回路基板12上の端子電極13とを電気的に接
合することで半導体装置の実装体を得ることができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
半導体装置の電気的接続接点は、金属ワイヤーでループ
を描いて第2の突起接点を形成するため、第1の突起接
点上には必ず2本の金属ワイヤーが並んで第2の突起接
点が形成されることになる。そのため、平面上の2方向
に対する自由度はあるものの、他の2方向への自由度は
十分でなく実装体において、熱衝撃試験などで発生する
応力を吸収・緩和できない場合がある。
【0015】そして、電気的接続接点の第2の突起接点
の形成後に金属ワイヤーを引きちぎって切断するため、
ボンディング条件によっては、図7(a)に示すよう
に、第2の突起接点の引きちぎり部に金属ワイヤーが残
ったり、図7(b)、(c)に示すように、第2の突起
接点の形成不良が発生して、安定した形状の電気的接続
接点が得られなかったり、半導体装置の実装体を得る時
にショートやオープンなどの電気的な接合不良を招くと
いった問題があった。
【0016】本発明は上記課題を解決するもので、半導
体装置と回路基板とを容易に信頼性よく、かつ微細ピッ
チで接続する半導体装置の電気的接続接点および形成方
法ならびにその実装体を提供するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、半導体装置の電気的接続接点を電極パッド
上に第1の突起接点と前記第1の突起接点の上方の球状
の第2の突起接点を、前記第1の突起接点と第2の突起
接点より細いネック部を介して連続して形成し分銅状の
構造としたものであり、金属ワイヤーの先端に熱エネル
ギーによって形成したボールを、電極パッドに圧着して
第1の突起状接点を形成した後、前記第1の突起接点と
つながる金属ワイヤーの所定の位置で位置で熱エネルギ
ーによって溶断して球状の第2の突起接点とネック部を
形成することで得られ、前記電気的接続接点を導電性接
着剤などの接合層を介して回路基板上の端子電極と接続
することで、信頼性の高い微細ピッチの半導体装置の回
路基板への実装を実現できるものである
【0018】
【作用】上記手段による半導体装置装置の電気的接続接
点および形成方法ならびにその実装体は、まず、半導体
装置の電気的接続接点を第1の突起接点と球状の第2の
突起接点を前記第1の突起接点と第2の突起接点より細
い1本の金属ワイヤーのネック部を介して連続して形成
し分銅状の構造としたことで、ネック部に平面4方向の
自由度が得られ、温度サイクル試験などで発生する応力
をネック部の変形によって吸収・緩和でき、信頼性の高
い接続が実現できる。
【0019】そして、半導体装置の電気的接続接点にお
いて、第1の突起接点を形成した後、金属ワイヤーの所
定の位置で熱エネルギーによって溶断して球状の第2の
突起接点を形成することで、金属ワイヤーの引きちぎり
動作が不要となり、機械的に設定された位置で安定して
溶断するため、金属ワイヤー引きちぎりによって発生す
る金属ワイヤー残りや、第2の突起接点の形成不良がな
くなり、安定した形状の電気的接続接点が実現できる。
【0020】さらに、本発明の半導体装置の電気的接続
接点の先端に導電性接着剤などの接合層を形成した後、
回路基板上の端子電極と接続することで、ショートやオ
ープンのない電気的に接続が安定した微細ピッチの半導
体装置装置の実装体が実現できる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の半導体装置の電気的接続接点
および形成方法ならびにその実装体の一実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0022】図1は本発明の半導体装置の電気的接続接
点の概略断面図であり、図2(a)〜(c)は前記半導
体装置の電気的接続接点の形成工程の概略説明図であ
り、図3(a)、(b)は前記電気的接続接点への接合
層形成の概略説明図と半導体装置と回路基板の実装体の
概略一部断面図である。
【0023】図1、図2(a)〜(c)、図3(a)、
(b)において、1は半導体装置のIC基板であり、1
50μmピッチで約150個の電極パッド2が形成され
ている。3はキャピラリーでありAuなどの径が25μ
mの金属ワイヤー5を通す貫通孔4を設けてある。6は
放電トーチ10などの熱エネルギーによって金属ワイヤ
ー5の先端に形成されたボールである。11は突起接点
7とネック部9と第2の突起接点8からなる電気的接続
接点である。12は液晶パネルなどの回路基板であり、
IC基板1の電極パッド2と同数・同ピッチの端子電極
14が形成されている。14は回路基板12の端子電極
13とICチップ1の電極パッド2とを電気的に接続す
る導電性接着剤である。
【0024】本発明の半導体装置の電気的接続接点11
は、図1に示すように、IC基板1の電極パッド2上に
電気的に接続された第1の突起接点7と、前記第1の突
起接点7の上方にネック部9を介して球状に形成した第
2の突起接点8からなり、分銅状の構造となっている。
ネック部9は、温度サイクルなどによって発生する応力
をネック部9の変形によって吸収・緩和するため第1の
突起接点7と第2の突起接点8より小さい径となってい
る。
【0025】この半導体装置の電気的接続接点11は、
図2(a)〜(c)に示す工程で形成される。まず、図
2(a)に示すように、セラミックス材料や人工ルビー
などで作られたキャピラリー3の貫通孔4に通した金属
ワイヤー5の先端に、放電トーチ10などの熱エネルギ
ーによって金属ワイヤー5の2〜3倍のボール6を形成
する。
【0026】次に、図2(b)に示すように、前記金属
ワイヤー5の先端に形成したボール6をキャピラリー3
を介してIC基板1の電極パッド2に当接し、熱圧着や
超音波振動によって固着させ径が約80〜85μm、高
さが約20〜23μmの第1の突起接点7を形成する。
そして、前記第1の突起接点7形成後、キャピラリー3
を上昇させて第1の突起接点7とつながる金属ワイヤー
5の所定の位置で放電トーチ10の熱エネルギーによっ
て溶断してネック部9と球状の第2の突起接点8を形成
して得られる。
【0027】例えば、25μmの金属ワイヤー5で径が
40μmの第2の突起接点を形成するには、第1の突起
接点7の約70μm以上の位置で溶断すればよく、金属
ワイヤー5の径で形成するネック部9の長さも溶断する
金属ワイヤー5の位置で任意に設定できる。本実施例で
は、約80μmの位置で溶断し、径が約40μmの第2
の突起接点8と長さが約10μmのネック部が得られ
た。
【0028】本実施例ではIC基板1を200個用いて
(電極パッド総数30000個)確認したが、電気的接
続接点11の形成時に金属ワイヤー5を引きちぎらずに
機械的に設定した一定位置で熱エネルギーによって溶断
するため、引きちぎりによって発生する金属ワイヤー5
残りや第2の突起接点の形成不良はなかった。また、金
属ワイヤー5の溶断位置が安定するため、次の電気的接
続接点11を形成するためのボール6径は70〜75μ
mと従来55〜75μmと比較して大幅に安定なものと
なり、ボール6でもって形成される第1の突起接点7も
径が80〜85μmと安定した電気的接続接点11が得
られていることを確認した。
【0029】なお、本実施例では金属ワイヤーの材質を
Auとしたが、その材質はAuに限定されるものではな
く、Al、Cuなどボールボンディングが可能なもので
あれば使用することができる。
【0030】また、本実施例では説明を省略したが、第
の突起接点の球径の変更は、第1の突起接点の形成後に
金属ワイヤーを溶断する際、放電トーチの熱エネルギー
を調整することによって実現できる。熱エネルギーの調
整は、一つの放電トーチを用いて第1の突起接点と第2
の突起接点の形成時の放電出力を回路で変更する方法
や、第1二つの放電トーチを備えて個別に放電出力を設
定することでできる。
【0031】また、本実施例では熱エネルギーを得る手
段に放電トーチを用いたが、水素炎トーチ、レーザーを
単体、もしくは併用しても同様の効果が得られる。
【0032】この電気的接続接点11を有する半導体装
置の実装体の一実施例を図3(a)、(b)に示す。上
記のようにして形成した電気的接続接点11を有する半
導体装置を、図3(a)のように、フェースダウンで前
記電気的接続接点11の第2の突起接点8とネック部9
を主体に導電性接着剤14などの接合層を転写法で形成
した後、図3(b)のように、液晶パネルなどの回路基
板12上のITOなどからなる端子電極13の所定の位
置に合わせフェースダウンで載置した後、80℃〜15
0℃で前記接合層を熱硬化して、前記半導体装置の電気
的接続接点11と回路基板12上の端子電極13とを電
気的に接合することで半導体装置の実装体が得られる。
【0033】本実施例では200個のIC基板1(電極
パッド総数30000個)を用いたが、金属ワイヤー5
残りや第2の突起接点8の形成不良がない安定した形状
の電気的接続接点11となっているため、ショートやオ
ープンなどの電気的接続不良はなく、信頼性の高い接続
が得られている。
【0034】この半導体装置の実装体で温度サイクル試
験(−40〜80℃ 各30分保持)を実施したところ
500サイクル以上経過しても、電気的にも外観的にも
異常は認められず、電気的接続接点による応力吸収・緩
和効果が大きいことを確認した。
【0035】なお、本実施例では接合層に導電性接着剤
を用いたが、異方性導電膜を用いてもよい。異方導電膜
の場合は、電気的接続接点の先端と回路基板の端子電極
間に介在する導電粒子でのみ電気的接続が得られるた
め、さらに微細ピッチの接続が容易となる。異方導電膜
を用いた実装体は、回路基板の端子電極上の所定位置に
シート状の異方導電膜仮固定した後、半導体装置をフェ
ースダウンで載置して、加圧と加熱によって異方導電膜
を硬化させることで得ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の半導体
装置の電気的接続接点および形成方法ならびにその実装
体は、半導体装置の電気的接続接点を第1の突起接点と
第2の突起接点をネック部を介して連続して形成し分銅
状の構造としたことで、ネック部で自由度、特に面方向
の自由度が大きくなり、温度サイクル試験などで発生す
る応力の吸収・緩和力が向上する。
【0037】そして、第1の突起接点形成後、金属ワイ
ヤーを熱エネルギーによって溶断して球状の第2の突起
接点を形成して電気的接続接点とすることで、ワイヤー
残りが一定となり、安定した形状の電気的接続接点が得
られ、前記電気的接続接点と回路基板上の端子電極とを
接合層を介して接続することで、ショートやオープンな
ど電気的接続不良がない、信頼性の高い微細ピッチの半
導体装置装置の実装体が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の一実施例の構成を示す断
面図
【図2】同実施例半導体装置の製造工程図
【図3】本発明の半導体装置の実装体の構成を示す断面
【図4】従来例の半導体装置の構成を示す断面図
【図5】従来例の半導体装置の製造工程図
【図6】従来例の半導体装置の実装体の構成を示す断面
【図7】従来例における半導体装置の課題の説明図
【符号の説明】
1 IC基板 2 電極パッド 3 キャピラリー 4 貫通孔 5 金属ワイヤー 6 ボール 7 第1の突起接点 8 第2の突起接点 9 ネック部 10 放電トーチ 11 電気的接続接点 12 回路基板 13 端子電極 14 導電性接着剤

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属導体からなる、第1の突起状接点と前
    記第1の接点の上方に球状に形成されている第2の突起
    接点が前記第1の突起接点と第2の突起接点より細いネ
    ック部を介して連続して形成された電気的接続接点が、
    半導体装置の電極パッド上に電気的に導通状態で接合さ
    れた半導体装置。
  2. 【請求項2】キャピラリーに挿通された金属ワイヤーの
    先端に熱エネルギーによってボールを形成する工程と、
    金属ワイヤーの先端に形成された前記ボールをキャピラ
    リーにより半導体装置の入出力パッドに圧着して第1の
    突起状接点を形成する工程と、前記第1の突起接点形成
    後キャピラリーを上昇させて第1の突起接点とつながる
    金属ワイヤーの所定の位置で熱エネルギーによって溶断
    してネック部と球状の第2の突起接点を形成する工程と
    からなる半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】熱エネルギーを得る手段が放電トーチ、水
    素炎トーチ、もしくはレーザーである請求項2記載の半
    導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】熱エネルギーを得る手段を一つ以上用いる
    請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】フェースダウンで回路基板に実装する半導
    体装置の実装体であって、半導体装置の電極パッド上に
    電気的に接合されている金属導体からなる第1の突起接
    点と前記突起接点の上方に球状に形成されている第2の
    突起接点が、前記第1の突起接点と第2の突起接点より
    細いネック部を介して連続して形成されている半導体装
    置の電気的接続接点を接合層を介して回路基板上の端子
    電極に接続した半導体装置の実装体。
  6. 【請求項6】接合層が導電性接着剤、異方性導電膜から
    なる請求項5記載の半導体装置の実装体。
JP4300737A 1992-11-11 1992-11-11 半導体装置およびその製造方法ならびに半導体装置の実装体 Pending JPH06151440A (ja)

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