JPH06150470A - テープガイド装置 - Google Patents

テープガイド装置

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Publication number
JPH06150470A
JPH06150470A JP4299971A JP29997192A JPH06150470A JP H06150470 A JPH06150470 A JP H06150470A JP 4299971 A JP4299971 A JP 4299971A JP 29997192 A JP29997192 A JP 29997192A JP H06150470 A JPH06150470 A JP H06150470A
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JP
Japan
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ultrasonic
exciter
electrode
guide device
tape
Prior art date
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Pending
Application number
JP4299971A
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English (en)
Inventor
Naoki Inomata
直樹 猪俣
Toshiyuki Shirasu
俊行 白須
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 超音波加振子を回り止め部材で保持したときに、超音波
加振子の電極と回り止め部材の電極とが電気的に接続さ
れるようにすることで、組立工程を簡素化でき、これに
よって組立工程の自動化を実現でき、更にメンテナンス
も非常に容易となり、テープガイド装置の定コスト化を
実現することができるようにする。 【目的】テープをガイドするガイドパイプ部材1と、一
端面が自由端とされ、他端面がガイドパイプ部材1に固
着され、これを超音波により加振する超音波加振子4
と、この超音波加振子4を固着したガイドパイプ部材1
の回転を超音波加振子4を保持することで防止する回り
止め部材5とを有し、回り止め部材5に通電用の電極9
a及び9bを設け、超音波加振子4を回り止め部材5で
保持したときに、超音波加振子4の電極12a及び12
bと回り止め部材5の電極9a及び9bとが電気的に接
続されるようにする。 【構成】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばテープ・レコー
ダ等に適用して好適なテープガイド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テープ・レコーダ等に使用されるテープ
ガイド装置は、大別すると回転型と固定型とがあげられ
る。
【0003】回転型には、テープに与える走行抵抗が少
ないといった特徴がある。しかしながら、例えば使用す
るベアリングの回転ムラがテープの走行ムラとなって現
れることや、回転ローラーの回転方向に対し、テープの
走行方向が直角になっていないと、テープがローラーか
ら幅方向の力を受けること等の欠点があった。
【0004】特に後者の欠点においては、更にテープが
幅方向に移動して、テープのエッジを損傷する等の致命
的欠点があった。従って、回転型のテープガイド装置を
使用する場合には、部品精度や組立精度が頗る高くなる
ようにしなければならなく、製造が困難であった。
【0005】一方、固定型はテープの走行が安定したも
のとなるが、テープの走行抵抗が大きいという欠点があ
った。
【0006】このような理由により、固定型でしかもテ
ープの走行抵抗の小さいテープガイド装置が要望されて
おり、一例としてエアーガイドがあげられる。
【0007】このエアーガイドは、ガイド対の表面に設
けた小孔からエアーを噴出し、テープを浮上させてテー
プの走行抵抗を減じる方式である。しかしながら、この
エアーガイドはエアー源としてのコンプレッサが必要と
なり、装置が大きくなったり、コストが非常に高くなる
等新たな問題が生じる。
【0008】このような欠点や問題を解消すべく、本出
願人は先に超音波を用いた超音波テープガイド装置を提
案している(特願平02−103627号参照)。
【0009】図6にこの超音波テープガイド装置を示
し、以下図について説明する。
【0010】この図6において、6は基台で、この基台
6には図示しない主軸が植立され、その主軸に下フラン
ジ3が通され、更にガイドパイプ部材1及び上フランジ
2が通される。図示せずも、主軸の上部にはネジ部が形
成され、また上フランジ2の孔もネジ部が形成されてい
るので、主軸のネジ部と上フランジ2を螺合させ、上フ
ランジ2を回転させることにより、ガイドパイプ部材1
の高さを調整できるようになされている。
【0011】4は超音波加振子で、このガイドパイプ部
材1に固着され、回り止め部材5の凹部で挟まれて保持
される。従って、ガイドパイプ部材1が回転しない。ま
た、この超音波加振子4の一方の電極にはハーネス7a
が、他方の電極にはハーネス7bが夫々接合され、更に
これらハーネス7a及び7bはよりを掛けられた後に基
板8の一方及び他方の電源端子に半田付けされる。
【0012】ハーネス7a及び7bを介して基板8から
の交流電圧を超音波加振子4に供給すると、超音波加振
子4はガイドパイプ部材1を超音波によって加振する。
【0013】さて、図6に示すガイドパイプ部材1によ
って図示しないテープを案内、走行させ、基板8から超
音波加振子4にテープガイド装置の共振周波数に相当す
る交流電圧をハーネス7a、7bを介して供給すると、
ガイドパイプ部材1には定在波が発生し、テープ及びガ
イドパイプ部材1間の摩擦係数は、交流電圧を供給しな
いでテープを走行させた場合と比較して、略数分の1に
減少する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のテー
プガイド装置においては、超音波加振子4に通電するた
めハーネス7a及び7bを回り止め部材5に固定された
基板8に半田付けし、この基板8から給電するようにし
ているので、超音波加振子4を含むガイド部材を組み立
てた後、必ずハーネス7a、7bを基板8に半田付けし
なければならなく、よけいな手間がかかるという不都合
があった。
【0015】また、超音波加振子4を含むガイド部材を
交換する際は、ハーネス7a、7bを基板8から外さな
ければならなく、同様に手間がかかるという不都合があ
った。
【0016】更に、超音波加振子4のハーネス7a、7
bは非常にもろく、超音波加振子4に対する半田付け、
または基板8に対する半田付けを繰り返すと、根元から
折れてしまうという不都合があった。
【0017】即ち、上述したテープガイド装置において
は、組立工程の複雑さ、メンテナンスの難しさが大きな
問題となっていた。
【0018】また、上述のように、基板8を用いている
こと、超音波加振子4にハーネス7a、7bがあること
から、組立工程の自動化を実現することは殆ど困難であ
り、これに起因して製造コストが高いという不都合があ
った。
【0019】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、組立工程を簡素化して組立工程の自動化を実現でき
ると共に、メンテナンスを容易にし、低コスト化を実現
することのできるテープガイド装置を提案しようとする
ものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、テープをガイ
ドするガイド部材1と、一端面が自由端とされ、他端面
がガイド部材1に固着され、ガイド部材1を超音波によ
り加振する超音波加振子4と、この超音波加振子4を固
着したガイド部材1の回転を超音波加振子4を保持する
ことで防止する回り止め部材5とを有し、回り止め部材
5に通電用の電極9a及び9b、16a及び16b、2
0a及び20bを設け、超音波加振子4を回り止め部材
5で保持したときに、超音波加振子4の電極12a及び
12bと回り止め部材5の電極9a及び9b、16a及
び16b、20a及び20bとが電気的に接続されるよ
うにしたものである。
【0021】更に上述において本発明は、回り止め部材
5の電極9a及び9b、16a及び16b、20a及び
20bを、少なくとも超音波加振子4に接続される電極
部と、電源供給端子13a及び13bに電極部を接続す
るための接続部とで構成したものである。
【0022】更に上述において本発明は、回り止め部材
5の接続部を回り止め部材5の内部を通して電源供給端
子13a及び13bに接続するようにしたものである。
【0023】更に上述において本発明は、回り止め部材
5の電極9a及び9b、16a及び16b、20a及び
20bと超音波加振子4の電極12a及び12bは圧接
により電気的に接続されるものである。
【0024】更に上述において本発明は、回り止め部材
5の電極9a及び9b、16a及び16b、20a及び
20bをバネ形状としたものである。
【0025】更に上述において本発明は、超音波加振子
4の電極12a及び12bをバネ形状としたものであ
る。
【0026】更に上述において本発明は、超音波加振子
4の電極部分を凹形状にし、回り止め部材5の電極16
a及び16bをバネ、あるいは凸形状にしたものであ
る。
【0027】
【作用】本発明の構成によれば、超音波加振子4を回り
止め部材5で保持したときに、超音波加振子4の電極1
2a及び12bと回り止め部材5の電極9a及び9b、
16a及び16b、20a及び20bとが電気的に接続
されるようにする。
【0028】更に上述において本発明の構成によれば、
少なくとも超音波加振子4に接続される電極部と、電源
供給端子13a及び13bに電極部を接続するための接
続部とで構成した回り止め部材5の電極9a及び9b、
16a及び16b、20a及び20bと超音波加振子4
の電極12a及び12bとが電気的に接続されるように
する。
【0029】更に上述において本発明の構成によれば、
電源供給端子13a及び13bからの電源を、回り止め
部材5の内部を通して電源供給端子13a及び13bに
接続した接続部を介して電極部に供給する。
【0030】更に上述において本発明の構成によれば、
回り止め部材5の電極9a及び9b、16a及び16
b、20a及び20bと超音波加振子4の電極12a及
び12bを圧接により電気的に接続する。
【0031】更に上述において本発明の構成によれば、
超音波加振子4を回り止め部材5で保持したときに、超
音波加振子4の電極12a及び12bと回り止め部材5
のバネ形状の電極9a及び9b、16a及び16b、2
0a及び20bとが電気的に接続されるようにする。
【0032】更に上述において本発明の構成によれば、
超音波加振子4を回り止め部材5で保持したときに、超
音波加振子4のバネ形状の電極12a及び12bと回り
止め部材5の電極9a及び9b、16a及び16b、2
0a及び20bとが電気的に接続されるようにする。
【0033】更に上述において本発明の構成によれば、
超音波加振子4を回り止め部材5で保持したときに、超
音波加振子4の凹形状の電極12a及び12bと回り止
め部材5のバネあるいは凸形状の電極9a及び9b、1
6a及び16b、20a及び20bとが電気的に接続さ
れるようにする。
【0034】
【実施例】以下に、図1〜図3を参照して本発明テープ
ガイド装置の一実施例について詳細に説明する。
【0035】この図1〜図3において、図6と対応する
部分には同一符号を付し、その詳細説明を省略する。
【0036】11は主軸で、この主軸11に下フランジ
3を通し、更にガイドパイプ部材1及び上フランジ2を
通す。図示せずも、主軸11の上部にはネジ部を形成
し、また上フランジ2の孔にもネジ部を形成しているの
で、主軸11のネジ部と上フランジ2を螺合させ、上フ
ランジ2を回転させることにより、ガイドパイプ部材1
の高さを調整できるようにしている。
【0037】4は超音波加振子で、この超音波加振子4
の両端に超音波加振子側電極12a及び12bを形成す
る。そしてこの超音波加振子4をガイドパイプ部材1に
固着する。
【0038】5は回り止め部材で、凹部の内壁に夫々バ
ネ電極9a及び9bを突出させる。このバネ電極9a及
び9bは、この突出部分以外の他の部分を回り止め部材
5の内部を通して端子13a及び13bに夫々接続する
構造、もしくはこれら全て一体構造とする。
【0039】そして図3に示すように超音波加振子4及
び主軸11に通した上フランジ2、ガイドパイプ部材
1、下フランジ3で構成されるガイド部材30を、主軸
11を基台6に植立させると共に、超音波加振子4を回
り止め部材5の凹部に挟ませて保持させることにより、
ガイド部材30及びガイド部材31を組み合わせてテー
プガイド装置を組み立てる。
【0040】このとき、図3に示すように、回り止め部
材5の凹部の内壁から突出したバネ電極9a及び9b
が、夫々超音波加振子4の超音波加振子側電極12a及
び12bに圧接し、これら間が電気的に接続されると共
に、超音波加振子4が凹部に挟まれて保持されることに
より、ガイド部材30の回転が防止されることになる。
尚、超音波加振子4はバネ電極9a及び9bによって圧
接されているので端子13a及び13bを介して超音波
加振子4に対して行う通電には何等影響はない。
【0041】端子13a及び13bを図示しない駆動回
路等の電圧供給源に接続し、この電圧供給源からテープ
ガイド装置の共振周波数に相当する交流電圧を端子13
a及び13b、バネ電極9a及び9bを介して超音波加
振子4の超音波加振子側電極12a及び12bに供給
し、この後図示しないテープを案内、走行させると、ガ
イドパイプ部材1には定在波が発生し、テープ及びガイ
ドパイプ部材1間の摩擦係数は、交流電圧を供給しない
でテープを走行させた場合と比較して、略数分の1に減
少する。
【0042】このように、本例においては、超音波加振
子4の超音波加振子側電極12a及び12bと回り止め
部材5のバネ電極9a及び9bを圧接によって電気的に
接続するようにし、しかも、端子13a及び13bと超
音波加振子側電極12a及び12bとの接続をバネ電極
9a及び9bの突出部分から回り止め部材5内部に延在
した部分で行うようにしたので、組立工程を簡素化で
き、これによって組立工程の自動化、例えばパーツフィ
ーダ等を用いた組立工程の自動化を実現でき、更にメン
テナンスも非常に容易となり、テープガイド装置の定コ
スト化を実現することができる。また、テープガイド装
置以外の給電部材、給電経路等の変更を必要としないの
で、即座に新方式への置き換えが可能となり、テープガ
イド装置の標準化を図ることができる。
【0043】次に図4を参照して本例テープガイド装置
の他の例について説明する。この図4において、図1〜
図3と対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明
を省略する。
【0044】この図4に示すテープガイド装置の場合
は、回り止め部材側電極20a及び20bを用いる。こ
の回り止め部材側電極20a及び20bは一体型のもの
で、その先端を折り曲げによって偏倚力を持たせた電極
部とし、終端部分を端子14a及び14bとし、更にこ
れら間を接続するための部分を接続部とする。
【0045】そして図に示すように、回り止め部材5に
取り付ける際には、電極部を凹部の内壁に位置するよう
取り付け、接続部の一部を回り止め部材5の外側を這わ
せ、残りの一部を回り止め部材5の内部を通し、端子1
4a及び14bを回り止め部材5の表面に出るようにす
る。
【0046】このように組み立てたガイド部材32にガ
イド部材30を組み合わせてテープガイド装置を組み立
てると、超音波加振子4の超音波加振子側電極12a及
び12bが回り止め部材側電極20a及び20bに夫々
圧接され、これら間が電気的に接続される。尚、超音波
加振子4は回り止め部材側電極20a及び20bによっ
て圧接されているので端子14a及び14bを介して超
音波加振子4に対して行う通電には何等影響はない。
【0047】端子14a及び14bを図示しない駆動回
路等の電圧供給源に接続し、この電圧供給源からテープ
ガイド装置の共振周波数に相当する交流電圧を端子14
a及び14b、回り止め部材側電極20a及び20bを
介して超音波加振子4の超音波加振子側電極12a及び
12bに供給し、この後図示しないテープを案内、走行
させると、ガイドパイプ部材1には定在波が発生し、テ
ープ及びガイドパイプ部材1間の摩擦係数は、交流電圧
を供給しないでテープを走行させた場合と比較して、略
数分の1に減少する。
【0048】このように、本例においては、超音波加振
子4の超音波加振子側電極12a及び12bと回り止め
部材5の回り止め部材側電極20a及び20bを圧接に
よって電気的に接続するようにし、しかも、端子14a
及び14bと超音波加振子側電極12a及び12bとの
接続を回り止め部材側電極20a及び20bの電極部か
ら回り止め部材5外部及び内部に延在した部分で行うよ
うにしたので、組立工程を簡素化でき、これによって組
立工程の自動化、例えばパーツフィーダ等を用いた組立
工程の自動化を実現でき、更にメンテナンスも非常に容
易となり、テープガイド装置の定コスト化を実現するこ
とができる。また、テープガイド装置以外の給電部材、
給電経路等の変更を必要としないので、即座に新方式へ
の置き換えが可能となり、テープガイド装置の標準化を
図ることができる。
【0049】次に図5を参照して本例テープガイド装置
の更に他の例について説明する。この図5において、図
1〜図4と対応する部分には同一符号を付し、その詳細
説明を省略する。
【0050】この図5に示すテープガイド装置は、超音
波加振子4の超音波加振子側電極15a及び15bを図
に示す如く凹部を持つ形状とし、更にバネ電極16a及
び16bの一部を超音波加振子側電極15a及び15b
に形成した凹部に合致する凸形状にしたものである。
【0051】即ち、このようにバネ電極16a及び16
bの一部を凸形状にし、超音波加振子側電極15a及び
15bに設けた凹部に偏倚力を以てはめ込むことによ
り、これら間の圧接を更に強化することができる。尚、
高さ調整可能とするには、凹部の大きさに対して凸部の
大きさを十分小さくすれば良い。
【0052】端子14a及び14b(図4の構成の場
合)を図示しない駆動回路等の電圧供給源に接続し、こ
の電圧供給源からテープガイド装置の共振周波数に相当
する交流電圧を端子14a及び14b、バネ電極16a
及び16bを介して超音波加振子4の超音波加振子側電
極15a及び15bに供給し、この後図示しないテープ
を案内、走行させると、ガイドパイプ部材1には定在波
が発生し、テープ及びガイドパイプ部材1間の摩擦係数
は、交流電圧を供給しないでテープを走行させた場合と
比較して、略数分の1に減少する。
【0053】このように、本例においては、超音波加振
子4の超音波加振子側電極15a及び15bに形成した
凹部と回り止め部材5のバネ電極16a及び16bの凸
部をはめ込み、圧接によって電気的に接続するようにし
たので、これら間の接続強度を向上することができ、組
立工程を簡素化でき、これによって組立工程の自動化を
実現でき、更にメンテナンスも非常に容易となり、テー
プガイド装置の定コスト化を実現することができる。ま
た、テープガイド装置以外の給電部材、給電経路等の変
更を必要としないので、即座に新方式への置き換えが可
能となり、テープガイド装置の標準化を図ることができ
る。
【0054】尚、上述の例においては、回り止め部材5
側の電極9a、9b、16a、16b、20a及び20
bに偏倚力を持たせ、この偏倚力で超音波加振子4と圧
接し、超音波加振子4の超音波加振子側電極12a、1
2b、15a及び15bと電気的に接続するようにした
が、超音波加振子側電極12a、12b、15a及び1
5bを偏倚力を持たせたいわゆるバネ電極とし、回り止
め部材5側の電極9a、9b、16a、16b、20a
及び20bと圧接により電気的に接続するようにしても
良い。
【0055】また、上述の実施例は本発明の一例であ
り、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成
が取り得ることは勿論である。
【0056】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、超音波加振子
を回り止め部材で保持したときに、超音波加振子の電極
と回り止め部材の電極とが電気的に接続されるようにし
たので、組立工程を簡素化でき、これによって組立工程
の自動化を実現でき、更にメンテナンスも非常に容易と
なり、テープガイド装置の定コスト化を実現することが
できる。また、テープガイド装置以外の給電部材、給電
経路等の変更を必要としないので、即座に新方式への置
き換えが可能となり、テープガイド装置の標準化を図る
ことができる。
【0057】更に上述において本発明によれば、少なく
とも超音波加振子に接続される電極部と、電源供給端子
に電極部を接続するための接続部とで構成した回り止め
部材の電極と超音波加振子の電極とが電気的に接続され
るようにしたので、上述の効果に加え、電源供給のため
の部品の構成及び製造を簡単にすることができる。
【0058】更に上述において本発明の構成によれば、
電源供給端子からの電源を、回り止め部材の内部を通し
て電源供給端子に接続した接続部を介して電極部に供給
するようにしたので、上述の効果に加え、例えば自動組
立装置で組立を行ったときに、給電経路がテープガイド
装置の表面にあることによる組立装置の故障や、テープ
ガイド装置の組立不良を一切なくすことができる。
【0059】更に上述において本発明の構成によれば、
回り止め部材の電極と超音波加振子の電極を圧接により
電気的に接続するようにしたので、上述の効果に加え、
組立工程を簡単にすることができると共に、超音波加振
子と回り止め部材の離間を容易に行うことができる。
【0060】更に上述において本発明の構成によれば、
超音波加振子を回り止め部材で保持したときに、超音波
加振子の電極と回り止め部材のバネ形状の電極とが電気
的に接続されるようにしたので、上述の効果に加え、超
音波加振子と回り止め部材の組立及び電気的接続を簡単
に行うことができる。
【0061】更に上述において本発明は、超音波加振子
を回り止め部材で保持したときに、超音波加振子のバネ
形状の電極と回り止め部材の電極とが電気的に接続され
るようにしたので、上述の効果に加え、半田付け工程を
なくし、組立工程を最小限にすることができる。
【0062】更に上述において本発明は、超音波加振子
を回り止め部材で保持したときに、超音波加振子の凹形
状の電極と回り止め部材のバネあるいは凸形状の電極と
が電気的に接続されるようにしたので、上述の効果に加
え、更に超音波加振子及び回り止め部材間の接続、並び
にこれら間の電気的接続を強化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明テープガイド装置の一実施例を示す斜視
図である。
【図2】本発明テープガイド装置の一実施例を示す組立
斜視図である。
【図3】本発明テープガイド装置の一実施例の一部を拡
大した断面図である。
【図4】本発明テープガイド装置の一実施例の他の例を
示す組立斜視図である。
【図5】本発明テープガイド装置の一実施例の更に他の
例の要部を示す断面図である。
【図6】従来の超音波テープガイド装置の例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 ガイドパイプ部材 4 超音波加振子 5 回り止め部材 12a、12b、15a、15b 超音波加振子側電極 9a、9b、16a、16b バネ電極 13a、13b、14a、14b 端子 20a、20b 回り止め部材側電極

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープをガイドするガイド部材と、 一端面が自由端とされ、他端面が上記ガイド部材に固着
    され、上記ガイド部材を超音波により加振する超音波加
    振子と、 この超音波加振子を固着した上記ガイド部材の回転を上
    記超音波加振子を保持することで防止する回り止め部材
    とを有し、 上記回り止め部材に通電用の電極を設け、上記超音波加
    振子を上記回り止め部材で保持したときに、上記超音波
    加振子の電極と上記回り止め部材の電極とが電気的に接
    続されるようにしたことを特徴とするテープガイド装
    置。
  2. 【請求項2】 上記回り止め部材の電極は少なくとも上
    記超音波加振子に接続される電極部と、電源供給端子に
    上記電極部を接続するための接続部とで構成されること
    を特徴とする請求項1記載のテープガイド装置。
  3. 【請求項3】 上記回り止め部材の接続部を上記回り止
    め部材の内部を通して上記電源供給端子に接続するよう
    にしたことを特徴とする請求項2記載のテープガイド装
    置。
  4. 【請求項4】 上記回り止め部材の電極と上記超音波加
    振子の電極は圧接により電気的に接続されることを特徴
    とする請求項1記載のテープガイド装置。
  5. 【請求項5】 上記回り止め部材の電極をバネ形状とし
    たことを特徴とする請求項1記載のテープガイド装置。
  6. 【請求項6】 上記超音波加振子の電極をバネ形状とし
    たことを特徴とする請求項1記載のテープガイド装置。
  7. 【請求項7】 上記超音波加振子の電極部分を凹形状に
    し、上記回り止め部材の電極をバネ、あるいは凸形状に
    したことを特徴とする請求項1記載のテープガイド装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9226012B2 (en) 1998-08-26 2015-12-29 Rovi Guides, Inc. Systems and methods for providing a program as a gift using an interactive application
US10003848B2 (en) 1998-07-23 2018-06-19 Rovi Guides, Inc. Interactive program guide system providing an application program interface for non-program guide applications

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