JPH06114113A - カテーテルシース - Google Patents

カテーテルシース

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JPH06114113A
JPH06114113A JP4263893A JP26389392A JPH06114113A JP H06114113 A JPH06114113 A JP H06114113A JP 4263893 A JP4263893 A JP 4263893A JP 26389392 A JP26389392 A JP 26389392A JP H06114113 A JPH06114113 A JP H06114113A
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JP
Japan
Prior art keywords
catheter sheath
side hole
catheter
blood
diameter
Prior art date
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Pending
Application number
JP4263893A
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English (en)
Inventor
Sunao Watanabe
直 渡辺
Nobumasa Tsutsui
宣政 筒井
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BUAAYU KK
Original Assignee
BUAAYU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 細小の血管に対しても下肢への血流を確保可
能なカテーテルシースを提供する。 【構成】 末端部11から基端部13まで内径12Fr
のパイプ状であり、末端部11より1cmのところから
基端部13より10cmのところまで、長さ9cmにわ
たって4方向(上部15、下部17、左部19及び右部
21)に直径1mmの側孔23が鈍縁で開けられたカテ
ーテルシース10。細小の血管にカテーテルシース10
を挿入させても側孔23を抜けて血液が下肢に流れ、従
って、血流を阻止することが防がれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カテーテルを血管内に
挿入するときに補助具として使用するカテーテルシース
に関する。
【0002】
【従来の技術】今日において、急性心筋梗塞による心原
性ショックや開心術後の低心拍出量症候群(LOS)な
どの症例に対して、薬物療法である強心剤、カテコラミ
ン投与に加え、補助循環の一種である大動脈内バルーン
パンピング(IABP)を使用する頻度が増えてきてい
る。またIABPはその冠血流増加効果を期待して極め
て不安定な狭心症切迫心筋梗塞などの症例にも適応され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用操
作の簡便さも手伝って臨床使用が増えるにつれて、合併
症もまた多く報告されるに至っている。挿入側下肢の血
行障害、バルーンの大動脈壁への機械的損傷による腹腔
内臓器阻血、バルーン破裂による気体塞栓症やバルーン
に付着した血栓による血栓塞栓症、溶血や血小板破壊な
どであるが、このうち最も多く経験され、問題となるの
が挿入側の下肢の血行障害である。
【0004】IABP挿入側の大腿動脈が細小な症例の
場合、挿入用のカテーテルシースが大腿動脈と同径とな
ってしまうため、挿入側下肢の阻血がおこり、時とし
て、下肢の壊死、マイオネフロパチック・メタボリック
・シンドローム[myonephropathic−m
etabolic syndrome(MNMS)]や
腎不全を発症し、重篤な経過をたどることがある。現状
の材質及び構造では、カテーテルシース径を血管に比べ
てかなり細くすることは困難であり、欧米人に比較して
体格が平均的に小さい日本人にIABPを用いる場合、
特に問題となる点である。
【0005】従って、本発明は、上記課題を解決し、細
小の血管に対しても下肢への血流を確保可能なカテーテ
ルシースを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のカテーテルシー
スは、基端部から末端部まで連続する中空構造を有する
パイプ型のカテーテルシースにおいて、1個又は複数の
側孔を備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明のカテーテルシースによれば、側孔を有
するため、カテーテルシースによって血管が防がれても
側孔を抜けて血液が下肢へ流れ、血流が妨げられること
がない。従って、細小の血管に対しても下肢への血流が
確保され、下肢への血行障害による挿入側下肢の阻血や
下肢の壊死、腎不全等を発症することがほぼなくなり、
重篤な経過をたどることが極めて少なくなる。
【0008】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下に本発明の好適な実施例を説明す
る。 (1)カテーテルシース及びその使用方法 本実施例のカテーテルシース10の平面図を図1に、及
びそのA−A拡大断面図を図2に示す。本実施例のカテ
ーテルシース10は、末端部11から基端部13まで内
径12Fr(4mmφ)のパイプ状であり、末端部11
より1cmのところから基端部13より10cmのとこ
ろまで、長さ9cmにわたって4方向(上部15、下部
17、左部19及び右部21)に直径1mmの側孔23
の列が鈍縁で開けられている。側孔3が小さく、また鈍
縁であるのは、挿入させるバルーン損傷を防ぐためであ
る。側孔23の配列は上部15及び下部17の2方向に
各10個、他の左部19及び右部21の2方向に9個等
間隔に縦並べし、計38個の孔が形成されている。基端
部13より10cmは側孔23を開けなかったのは、カ
テーテルシース10の側孔23からソ径部皮下に出血を
させないためである。基端部13は、図3にそのB−B
拡大断面図を示すように、アダプターメス25とアダプ
ターオス27とによって把持されている。
【0009】このカテーテルシース10は、図4及び図
5に示すように、従来のカテーテルシースと同様に用い
る。即ち、先ず、図4(イ)に示すように大腿動脈50
にセルジンガー針52を穿刺し、図4(ロ)に示すよう
にセルジンガー針52を通してガイドワイヤ54を血管
56内に挿入し、ガイドワイヤ54を残してセルジンガ
ー針52を抜去し、図5(イ)に示すように残ったガイ
ドワイヤ54の周囲に、止血弁等の付属品55を備えた
カテーテルシース10をセットした状態のイントロデュ
ーサ本体60を覆いかぶせるようにして、イントロデュ
ーサ本体60を血管56内に挿入し、それとともにカテ
ーテルシース10も血管56内に挿入させて、図5
(ロ)に示すようにガイドワイヤ54とイントロデュー
サ本体60とを抜去し、カテーテルシース10のみを残
し、このカテーテルシース10を通してカテーテル(図
示せず)を挿入させる。この際、カテーテルシース10
の側孔23からソ径部皮下に出血をしないように、カテ
ーテルシース10はソ径部皮膚上5cm以上露出させな
いように深く挿入するよう留意する。
【0010】尚、本実施例においては、IABP製品は
T.M.P.経皮的IABPバルーンカテーテル(東海
メディカルプロダクツ社製)のTypeM(ダブルルー
メン、バルーン容積35cc、バルーン長205mm、
バルーン径15.5mm、駆動容量35cc、外カテー
テル径9.5Fr(3.2mmφ)、適用身長140〜
160cm)を使用した。
【0011】このカテーテルシース10を1991年1
0月以来36人の患者に用い、下肢虚血の発生を含めた
合併症の発生率につき、同じIABPバルーンカテーテ
ルを従来のカテーテルシースを用いて挿入した179例
(1990年2月〜1991年9月)と比較して検討し
た。統計処理は、平均値の検定に関してはt−検定を、
発生率の検定に関してはx2 検定を用いた。
【0012】(2)結果 1990年2月〜1991年9月までの従来のカテーテ
ルシースを用いた179例(I群)と91年10月〜9
2年2月までの側孔23を有するカテーテルシース10
を用いた36例(II群)の年齢構成、性別構成、およ
び身長に関して両群間に統計学的有意差は認められなか
った。下肢虚血により早期IABP抜去を余儀なくされ
た率を始めとする合併症の下肢虚血発生率は、I群で1
7.9%(32/179例)、II群で0%(0/36
例)であり、有意(p<0.01)にII群で低い発生
率であった。図6に示すように、血管56内において矢
印の如く血液がカテーテルシース10の側孔23を抜け
て流れ、下肢に対して血流が保たれたためと考えられ
る。
【0013】上記のように挿入時にカテーテルシース1
0をソ径部皮膚上5cm以上露出させないよう深く挿入
する留意を行った結果、II群(本実施例のカテーテル
シース10を使用)において予想された挿入側ソ径部血
腫の発生(カテーテルシース10の側孔23が血管56
外に出ている場合に発生すると予想される)は1例もな
く、また側孔23が小さく鈍縁で作られているために側
孔23を有するカテーテルシース10を通過する際のバ
ルーンの損傷も経験されなかった。さらにIABP抜去
においてカテーテルシース10の側孔23からの出血に
伴い血腫形成を生じて圧迫止血に問題を生じるおそれも
懸念されたが、このような経験もなかった。従って、安
全に用い得ることがわかった。
【0014】また、側孔23を有するカテーテルシース
10を用いてIABPを挿入した症例のIABP駆動中
の下肢趾尖脈波(プレシズモグラフィー)を測定した
が、挿入側下肢に良好に血流が保たれていることが示さ
れた。IABP挿入時にガイドワイヤ54でバルーンカ
テーテルを誘導するが、この際ガイドワイヤ54が側孔
23から出ようとする場合は、挿入時にX線透視下で行
うか、あるいは手術室やICUなどで透視なしに挿入す
るときには、ガイドワイヤ54や側孔23の大きさ、方
向、形状、強度等を適当に工夫することにより防止する
ことができる。
【0015】さらに、本実施例では、あえて内径12F
r(4mmφ)のカテーテルシース10を用いて、カテ
ーテルシース径と挿入されているバルーンカテーテルの
径との差をつけておき、挿入中にもカテーテルシース1
0の中を通して下肢に血流を保ったが、内径11Fr
(3.7mmφ)のカテーテルシースでもIABP駆動
中には挿入側下肢に良好に血流が保たれ、従って使用可
能である。尚、使用するカテーテルの大きさに応じてカ
テーテルシース10の内径は、11Frまたは12Fr
に限られず、5Fr(1.7mmφ)〜13Fr(4.
3mmφ)、IABP使用の場合には8Fr(2.7m
mφ)〜12Fr(4mmφ)まで任意に用いることが
できる。
【0016】例えば、最近バルーン材質の改良によって
同じバルーン容量で9Fr(3mmφ)外径のカテーテ
ルが開発された。バルーンカテーテル外径とカテーテル
シース10の内径とのゆとりを考慮しても11Fr
(3.7mmφ)で十分であり、9Fr(3mmφ)の
IABPカテーテル+11Fr(3.7mmφ)の側孔
23を有するカテーテルシース10の組み合わせでも同
様に良好な結果を得ることができる。
【0017】上記実施例によれば、カテーテルシース1
0に側孔23を設けたことによって、血液が側孔23か
ら流れることにより血流が保たれ、カテーテルシース1
0によって血流が妨げられることが極めて減少された。
このため、挿入側下肢阻血や血行障害を防止することが
できる。従って、足背動脈、後脛骨動脈の拍動の消失、
下肢末梢皮膚温の低下、末梢皮膚色の悪化、または下肢
痛、知覚運動神経麻痺等、さらには、骨格筋壊死が防が
れ、このためにIABPが使用不能となることもなくな
った。
【0018】尚、上記実施例では、パイプ状のカテーテ
ルシース10に側孔23を図1に示すような2条ラセン
状に設けたが、血管56に挿入するに十分な強度を有
し、かつ血流を確保できる形態であればこれに限定され
ることなく、例えば図7に示すような1条ラセン状の側
孔を設けたものでもよく、あるいは十分な強度を有する
メッシュ状のカテーテルシースでも同様な効果が得られ
る。側孔23の間隔及びピッチも適宜選択することがで
きる。
【0019】また、本実施例では、カテーテルシース1
0の全長を20cm、側孔23を有しない末端部分aを
1cm、側孔23を有する側孔周設部分bを9cm,そ
して側孔23を有しない基端部分cを10cmとした
が、病変や患者の体格に応じて、カテーテルシース10
の全長を8cm〜30cmとし、側孔23を有しない末
端部分aを3mm〜20mm、側孔23を有する側孔周
設部分bをカテーテルシース全長の20%〜80%、そ
して側孔23を有しない基端部分cを残りとすることも
できる。
【0020】さらに、本実施例においては、側孔23を
直径1mmの円としたが、使用するカテーテルや病変に
応じて、直径を0.5mmφ〜2mmφ、形状も円もし
くは楕円状にすることもできる。その際、次式(1)に
て表される側孔23を有する側孔周設部分bの空隙率A
は、0.5%〜20%、好ましくは1%〜10%であ
る。
【0021】A(%)=(側孔の面積×個数)×100/
(側孔周設部分bの外表面積)…(1) 例えば、外径4mmφ、側孔周設部分b10cmの場合
には、 側孔の直径が1mmφで 側孔の個数が38個で、空隙率2.4%; 側孔の個数が40個で、空隙率2.5%; 側孔の個数が60個で、空隙率3.7%; 側孔の個数が80個で、空隙率5.0%; 側孔の直径が2mmφで 側孔の個数が38個で、空隙率9.5%; 側孔の個数が40個で、空隙率10%; 側孔の個数が60個で、空隙率15%; 側孔の個数が80個で、空隙率20%; 等のものを用いることができる。
【0022】本実施例において用いたカテーテルシース
10は、テフロン製であるが、血管56に挿入するに十
分な強度を有し、かつ生体に不利な反応・損傷を起こさ
せないものであればこれに限定されず、例えばポリエチ
レン等が挙げられる。以上本発明の実施例について説明
したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種
々なる態様で実施し得ることは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカテーテ
ルシースによれば、細小の血管に対しても下肢への血流
を確保することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】上記実施例のカテーテルシースを表す平面図で
ある。
【図2】上記実施例のカテーテルシースを表す拡大断面
図である。
【図3】上記実施例のカテーテルシースの基端部を表す
拡大断面図である。
【図4】上記実施例のカテーテルシースの使用方法を示
す模式図である。
【図5】上記実施例のカテーテルシースの使用方法を示
す模式図である。
【図6】上記実施例のカテーテルシースを血管内に挿入
させている場合に血液が流れる様子を示す説明図であ
る。
【図7】上記実施例とは別の側孔の配置方法を示すカテ
ーテルシースの平面図である。
【符号の説明】
10……カテーテルシース、11……末端部、13……
基端部、23……側孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端部から末端部まで連続する中空構造
    を有するパイプ型のカテーテルシースにおいて、1個又
    は複数の側孔を備えたことを特徴とするカテーテルシー
    ス。
JP4263893A 1992-10-01 1992-10-01 カテーテルシース Pending JPH06114113A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6280434B1 (en) 1997-01-31 2001-08-28 Terumo Kabushiki Kaisha Angiographic catheter
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