JPH06103945B2 - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH06103945B2
JPH06103945B2 JP62064561A JP6456187A JPH06103945B2 JP H06103945 B2 JPH06103945 B2 JP H06103945B2 JP 62064561 A JP62064561 A JP 62064561A JP 6456187 A JP6456187 A JP 6456187A JP H06103945 B2 JPH06103945 B2 JP H06103945B2
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邦雄 末定
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    • G11B20/02Analogue recording or reproducing
    • G11B20/06Angle-modulation recording or reproducing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/87Regeneration of colour television signals
    • H04N9/877Regeneration of colour television signals by assembling picture element blocks in an intermediate memory
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/87Regeneration of colour television signals
    • H04N9/8722Regeneration of a colour reference signal, e.g. the colour synchronisaton burst signal, the chrominance signal carrier

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  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は映像信号をディジタル化して記録再生する装
置、例えばディジタルVTRなどのような記録再生装置に
関するものである。
従来の技術 従来の記録再生装置のブロック図の例を第13図に示す。
同図で、1から映像信号が入力し、2のADブロックでア
ナログ信号をディジタルデータに変換し、5の符号化処
理回路で、前記ディジタルデータに対して場合によって
は各種帯域圧縮符号化処理を加えたり、誤り訂正符号化
処理等を行い、6のメモリに書き込む。メモリ6に書き
込む例を第14図,第15図,第16図に示す。これらの例で
はNTSC信号を色副搬送波周波数FSCの4倍、すなわち4F
SCでサンプリングし、一水平走査線の有効サンプルを0
から767までの768サンプルにしている。図中の番号はす
べてこれらのサンプル番号である。第14図では一水平走
査線の有効サンプルを左から右に順次よく書き込んでい
き、水平走査線が変わるごとに下にずれていく。すなわ
ちラスタスキャン的に書き込む。また読み出しは書き込
みと同じ方法で行う。第15図では書き込みは第14図と同
じくラスタスキャン的に行うが、読み出しは上から下に
行い、縦方向の一列の読み出しが完了するとともに右に
ずれていく。第16図では書き込みは一水平走査線の有効
サンプルを横方向の一行に書き込むことに変わりはない
が、左から右に順序よく書き込むのではなく、ランダム
に書き込む。このような方法はシャフリングと呼ばれて
いる。16図の読み出しは第15図と同じである。このよう
にして第13図のメモリ6から読み出し、7の同期/ID付
加回路である単位ごとに同期信号とその単位の識別コー
ドであるID信号を付加する。ここでは第14図の場合、横
方向の一行分、第15図,16図の場合、縦方向の一列分と
する。このような単位はシンクブロックと呼ばれてい
る。同期/ID付加回路の出力8を記録アンプを通して媒
体に書き込む。次に媒体から再生した信号をディジタル
データに識別し9の端子から10の同期/ID検出回路に入
力する。同期/ID検出回路では、再生された同期信号か
らシンクブロックの区切りを検出し、同時にID信号を検
出する。次に同期/ID検出回路10の出力を12のメモリに
送り、11のメモリ制御回路に従ってシンクブロック単位
にメモリ12に書き込む。メモリ制御回路11の入力には、
同期/ID検出回路10からのID信号が入力しており、シン
クブロックに固有のID信号からメモリのアドレス信号や
チップイネーブル信号等を生成する。メモリ制御回路11
のさらに詳細なブロック図を第12図に示す。同図で端子
50からID信号を51のIDレジスタに入力し、一時記憶す
る。前述のようにID信号はシンクブロック固有の識別コ
ードであり、1フィールド内のシンクブロックの識別を
示すブロック番号や、フィールドの順番を示すフィール
ド番号等を含む。第13図のメモリ12は一般にフィールド
メモリを数個使用しており、前記ブロック番号を前記フ
ィールドメモリのアドレスに変換し、前記フィールド番
号を前記フィールドメモリのチップイネーブルに変換す
る。そのために第12図では、IDレジスタ51の出力として
52からブロック番号をとり出し、これを54の先頭アドレ
スROMに入力して、書き込むべきシンクブロックの先頭
アドレスを求め、それを55のカウンタにロードして、そ
の出力56に前記シンクブロック内の全データのアドレス
を出力する。一方53からはフィールド番号を出力し、フ
ィールドメモリのチップイネーブルに使用する。ここで
フィールド番号の例として、NTSCの場合4フィールド分
を区別する必要があるから、0,1,2,3となる。第13図に
もどって、メモリ12に書き込み、あるいは読み出す方法
は、メモリ6で説明した方法の逆を行う。すなわち第14
図,第15図,第16図のそれぞれについて、読み出しを書
き込みに変え、書き込みを読み出しに変えればよい。こ
のようにしてメモリ12から読み出したデータを13の復号
化処理回路に入力し、誤り訂正復号化処理を実行した
り、場合によっては帯域圧縮復号化処理を行ったりす
る。その後16のDAブロックに入力してアナログ映像信号
に変換し、端子18から出力する。
発明が解決しようとする問題点 以上のように構成された従来の記録再生装置において、
高速にデータを再生する場合、次のような問題点を発生
していた。NTSCを4FSCでサンプリングした場合の色副搬
送波の位相を第6図に示す。フィールド番号を0,1と2,3
に分けて、フレーム単位のそれぞれについてサンプル番
号、すなわち水平走査線内での有効サンプルの番号、が
nから(n+3)まで、そしてライン番号、すなわち1
フレーム中の水平走査線の番号、がmから(m+3)ま
でとm′から(m′+4)までの範囲で、色副搬送波の
4つの位相0°,90°,180°,270°の様子を示してい
る。各サンプルにおけるこの色副搬送波の位相を、以下
ではサンプル位相とよぶ。ライン番号m〜(m+3)は
フィールド番号0または2に属し、ライン番号m′〜
(m′+4)はフィールド番号1または3に属する。す
なわちこれらの間にはm′=m+262の関係があり、m
〜(m+3)とm′〜(m′+4)はテレビ画面上のイ
ンタレース走査の関係になっている。このようなディジ
タル映像信号を第13図の回路を用いて記録し、高速に再
生した場合を考える。ディジタルVTRは民生用のアナロ
グVTRと同様、ヘリキャルスキャン形を用いており、標
準速度で記録したテープを標準より速い速度で読み出し
た場合、再生ヘッドは記録されたトラックを横切って走
査していく。そして1フィールド時間(約1/60秒)内に
再生ヘッドが走査する記録トラックの範囲は、N倍速の
場合約Nフィールドになる。すなわちフィールドメモリ
に集められたデータは、フィールド番号の異なるものが
混在している。したがって高速再生時の1フィールド内
の色副搬送波は正規のNTSCから大幅に変化しており、一
般に色相は再現できない。例えば第6図で、フィールド
番号0の(m+2,n+1)のサンプルを中心に考える
と、フィールド番号0の(m+1,n+1)のサンプル位
相は180°であるべきなのに、場合によってはフィール
ド番号2の(m+1,n+1)のサンプル位相0°になっ
てしまう。
このように従来の構成では、高速再生時に色信号が再生
できないという問題点を有していた。
本発明はかかる点に鑑み、高速再生時にも良好な画質の
色信号を再生する記録再生装置を提供することを目的と
する。
問題点を解決するための手段 本発明(第1)はディジタル映像信号の水平同期区間を
除く水平走査期間におけるサンプルの選択範囲をフィー
ルド番号等のフィールドの識別情報に応じて遷移する手
段を備えた記録再生装置である。
また、本発明(第2)はシンクブロック中のID信号が表
わすフィールド番号等のフィールドの識別情報に応じ
て、前記シンクブロック毎の再生メモリへの書き込みア
ドレスを遷移する手段を備えた記録再生装置である。
作用 本発明(第1)は前記した構成により、フィールド番号
が変化するサンプル位相の並び方が同一になるようにサ
ンプルの選択範囲が遷移し、したがって再生メモリの同
一アドレス上に同一サンプル位相を書き込むため、高速
再生時にも鮮明なカラー画像を再現できる。
また本発明(第2)は前記した構成により、高速再生
時、シンクブロック中のID信号が表わすフィールド番号
が変化すると、シンクブロック毎の再生メモリへの書き
込みアドレスが、前記再生メモリの同一アドレス上に同
一サンプル位相が対応するように、遷移するから、高速
再生時にも鮮明なカラー画像を再現できる。
実施例 第1図は本発明の第1の実施例における記録再生装置の
ブロック図を示すものである。第1図において、従来例
の第13図と異なるところを重点に説明する。ADブロック
2からのアナログ映像信号が3のフィールド番号発生回
路に入力する。フィールド番号発生回路3の公知の具体
的構成例を第2図に示す。端子20からアナログ映像信号
が入力し、21のFSC分離回路で色副搬送波周波数FSCを分
離し、22の水平同期分離回路で水平同期を分離し、23の
フレーム同期分離回路でフレーム同期を分離する。一
方、FSC分離回路21で分離されたFSCを24の4FSC−PLL回
路に入力し、4FSCのサンプルクロックを作る。そのサン
プルクロックを25の水平カウンタに入力してサンプルを
カウントするが、その初期値は一水平走査線ごとに水平
同期分離回路22の出力によってロードされる。また水平
カウンタ25のカウント値を26のデコーダに出力し、端子
27を通して各種制御信号を各回路に分配する。次に水平
カウンタ25のキャリー出力を28のフレームカウンタがカ
ウントするが、その初期値は一フレームごとにフレーム
同期分離回路23の出力によってロードされる。そしてフ
レームカウンタ28のキャリー出力を32のカラーフレーム
カウンタがカウントするが、その初期値は、FSCとフレ
ームカンウタ28のキャリー出力を31のカラーフレーム同
期回路に入力してカラーフレーム同期を作り、一カラー
フレームごとにそのカラーフレーム同期回路31の出力に
よってロードされる。またフレームカウンタ28とカラー
フレームカウンタ32のそれぞれのカウント値を29のデコ
ーダに入力し、フィールド番号を作って端子30から出力
する。このように第1図のフィールド番号発生回路3で
作ったフィールド番号を4のフィールド依存遅延回路に
送る。第3図にフィールド依存遅延回路4の具体的構成
例を示す。第3図においてADブロック2の出力を端子40
に入力する。端子40は44のマルチプレクサの入力0に接
続している。41,42,43の3つのラッチは、それぞれ4FSC
のクロックで動作する1サンプル遅延のラッチである。
ラッチ41の出力、およびラッチ42の出力、およびラッチ
43の出力は、それぞれマルチプレクサ44の入力1,2,3に
入力する。マルチプレクサ44で選択されたデータは端子
47から出力する。一方フィールド番号発生回路3からの
フィールド番号を端子45から46のデコーダに入力する。
デコーダ46の出力によってマルチプレクサ44の入力0,1,
2,3を選択する。
さて、第6図がNTSCを4FSCでサンプリングした場合のサ
ンプル位相を示すことは、前述のごとくである。ここで
第6図においてサンプル位相が0°の場合に注目して、
サンプル位相0°がフィールド番号によってどのように
移動していくかを調べる。第7図にその様子を示す。同
図では、方法Aと方法Bに分けて(その説明は後述す
る)、それぞれについて第6図と同じサンプル番号とラ
イン番号の範囲で、各サンプル位置に示されたフィール
ド番号で、それぞれのサンプル位相が0°になる。した
がって0から3までのフィールド番号が全部過不足なく
含む領域を設定し、その領域内のフィールド番号の動き
に従って、フィールド番号が変わるごとに再生側のメモ
リ12に書き込むアドレスを変化させ、フィールド番号に
無関係に同一アドレスには同一サンプル位相を書き込む
ようにすれば、高速再生時のように再生した1フィール
ド画面内にフィールド番号の異なるサンプルが混在する
場合でも、色副搬送波の位相関係は正しく保たれる。た
だしこれはこのような領域内の画像の相関性がフィール
ド間にわたって高い場合にいえることで、したがって領
域内のサンプルはラスタ画面上なるべく近接しているこ
とが望ましい。第7図ではこの領域を斜線で示し、領域
のとり方で方法A,Bの2種類に分けてある。NTSCを4FSC
でサンプリングする場合、画面上に見える1水平走査線
当りの有効サンプルは約753サンプル、同じく1フレー
ム当りの有効ライン数は約486ラインであり、ラスター
比3:4を考慮すると、1ライン分が相当するサンプル数
は、 753÷4×3÷486≒1.2サンプル/ラインである。領域
内のサンプル間の相関度を、水平方向はサンプル間の最
大間隔、垂直方向はライン間の最大間隔に上記換算値を
かけたもので計算し、それらのどちらか大きい方で大略
表現できる。第7図で方法Aの場合、垂直方向で決ま
り、その相関度は 3×1.2=3.6サンプル である。方法Bの場合水平方向で決まり2サンプルであ
る。すなわち方法Bの方が相関性が高く、画質的にすぐ
れている。また通常有効サンプル数は割り切りのいい値
を選ぶため、2サンプル程度の損失は問題でない。今の
場合、有効サンプルは768をとるが、実際に必要なサン
プルは約753であり、十分余裕がある。
そこで、NTSCの場合は第7図の方法Bを採用し、第3図
の回路を用いて実現する方法を考えると、そのデコーダ
46の出力は第4図になる。すなわち第7図方法Bにおい
て、記録時にはフィールド番号0と1について2サンプ
ル遅延し、フィールド番号2と3について遅延させない
ようにする。フィールド番号0,2とフィールド番号1,3と
間の垂直方向のずれについては、もともとこれらはイン
タレース走査の関係にあるから、従来のディジタルVTR
と同様に、1フィールド内における記録すべき有効ライ
ンのはじまりをm′=m+262の関係にしておけばよ
い。したがって第4図のようにフィールド番号に従って
記録の項に示したデコード値をとれば、第3図の回路で
第7図方法Bの実現できることがわかる。
このようにして第1図のフィールド依存遅延回路4で処
理したデータを、符号化処理回路5で、フィールド番号
によらず一定の処理をする。その処理内容は従来例第13
図と同様である。その後従来例と同様な過程を経て記録
する。
次に再生したデータを前記のように、メモリ12に1フィ
ールド単位で集めるが、異なるフィールドのサンプルが
混在する高速再生モードでも、サンプル位相の関係は標
準再生のときと変わらずに書き込むことができる。次に
メモリ12から読み出したデータを14のフィールド依存遅
延回路に通して、記録時におけるフィールド依存遅延回
路4の処理と逆の処理をする必要がある。フィールド依
存遅延回路14に送られるフィールド番号は15のフィール
ド番号発生回路で作られるが、この回路の構成はフィー
ルド番号発生回路3の構成と同じで、その入力が端子17
を通して外部から供給されることが異なるだけである。
またフィールド依存遅延回路14の構成も、記録側のフィ
ールド依存遅延回路4の構成を示す第3図と同じである
が、デコーダ46の入力45に対する出力の関係が第4図の
再生の項に示すように、記録の場合とは変えられてい
る。これらの関係は記録と再生を通してフィールド番号
によらず遅延量が同じになるようにしてある。したがっ
て標準再生のとき再生画像がずれない。このようにして
本発明の第1の実施例によれば、高速再生の場合でも、
標準再生と同様カラー画像を再生でき、しかもその画質
はすぐれている。
第10図は本発明の第2の実施例を示す記録再生装置のブ
ロック図である。第10図が従来例の第13図と異なる点は
3点ある。まず再生側にフィールド依存遅延回路14とフ
ィールド番号発生回路15が加わっていることである。こ
れらの回路の構成と動作は第1の実施例である第1図の
場合とまったく同じである。次にメモリ6とメモリ12に
おける書き込みと読み出し方法が限定されることであ
る。従来例の第10図や第1の実施例の第1図では、メモ
リの書き込み読み出し方式については、第14図,第15
図,第16図のいずれでもよかった。しかし第2の実施例
の第10図では、第16図のシャフリング方式は省かれる。
3つ目としてメモリ制御回路11の具体的構成が異なる。
第2の実施例におけるメモリ制御回路11の具体例を第11
図に示す。従来例の第13図や第1の実施例の第1図で
は、第12図の構成であった。第11図と第12図の構成で異
なる点は、第11図ではブロック番号52のみならずフィー
ルド番号53も先頭アドレスROM54に入力されることであ
る。
このように構成された第2の実施例の記録再生装置にお
いて、記録側は従来例と同様に記録する。再生側ではメ
モリ12に書き込む時に、第1の実施例の第1図のフィー
ルド依存遅延回路4での動作と同じことを行う。第16図
のようにシャフリングする場合、これは容易に実現でき
ないが、第14図,第15図の場合には容易に実現できる。
第14,15図の場合、メモリ12の書き込み時に、フィール
ド番号に従って、第4図の記録の項に示してある数字に
相当するサンプルだけ先頭アドレスを右へずらす。例え
ば4FSC−NTSCの場合、フィールド番号0,1では、第14図
に点線60で示すように右側に2サンプルだけずらして書
き込む。このようにすれば、第1の実施例のフィールド
依存遅延回路4とまったく同じ結果が得られることはい
うまでもない。第11図でフィールド番号53を先頭アドレ
スROMに入力したのはこのためである。
このように第2の実施例においては、メモリの書き込み
読み出し法に制限はあるが、記録側の回路に影響なく、
再生側だけで第1の実施例と同じ効果が得られる。
なお第1の実施例の第1図,第2の実施例の第10図と
も、符号化処理回路5に帯域圧縮符号化処理回路、復号
化処理回路13に帯域圧縮復号化処理回路を含ませる場合
もあることは前述した。例えばADブロック2で4FSCでサ
ンプリングした後、符号化処理回路5の中で、2FSCにサ
ブナイキストサンプリングしてもよい。またアダマール
変換等の変換符号化を行ってもよい。ただし変換符号化
にあたっては、変換符号化前のデータサンプルを数サン
プルずつにグループ分けし、それらを変換ブロックとし
て変換ブロック単位に変換符号化するが、これらの符号
化処理はフィールド番号によらず行う。その結果、第1
の実施例の第1図に従えば、フィールド依存遅延回路4
によって、前記変換ブロックの境界は、フィールド番号
に依存して有効サンプルの範囲が変化するのに伴って変
化し、前記変換ブロック内でのサンプル位相の並び方
は、1フィールド以内の同一場所の変換ブロックなら、
フィールド番号によらず一定となり、したがって第1の
実施例と同じ効果を得る。
本発明の一実施例である第1図では、メモリ12からの信
号の読み出しは、外部同期信号17に同期して読み出すよ
うにしたが、通常の再生では、外部同期信号17に従って
キャプスタンサーボを動作させ、外部同期信号17のカラ
ーフレームに一致する再生出力が得られるようにテープ
位置をコントロールするからである。例えばスロー再生
のように、外部同期信号17と再生信号のカラーフレーム
が異なることもある。このような場合も含めて正常に動
作させるためには、フィールド依存遅延器14を外部同期
信号17のフィールド番号で動作させるのではなく、同期
/ID検出器10からの再生されたフィールド番号で動作さ
せればよい。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、NTSCのコンポジ
ット映像信号をディジタル化して記録した媒体を高速に
再生する場合、色副搬送波の同相になるサンプルが再生
フィールドメモリの同一アドレスを占めるように処理す
るため、高速再生であってもカラー画像が再現でき、し
かも同一アドレスを占めるサンプル間の相関性が非常に
強いアルゴリズムを用いているため、解像度のすぐれ
た、鮮明な高速再生カラー画像になり、その実用的効果
は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における一実施例の記録再生装置のブロ
ック図、第2図はフィールド番号発生回路3の詳細なブ
ロック図、第3図はフィールド依存遅延回路4,14の詳細
なブロック図、第4図はNTSCにおけるデコーダ46の入出
力関係図、第5図はNTSCにおけるサンプル点の色副搬送
波の位相の説明図、第6図はNTSCにおける位相が0にな
るフィールド番号の説明図、第7図は本発明の第2の実
施例の記録再生装置のブロック図、第8図は同実施例の
メモリ制御11の詳細なブロック図、第9図は従来例のメ
モリ制御の詳細なブロック図、第10図は従来例の記録再
生装置のブロック図、第11図,第12図,第13図はメモリ
の書き込み読み出し方法の説明図である。 3,15……フィールド番号発生回路、4,14……フィールド
依存遅延回路、5……符号化処理回路、13……復号化処
理回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】NTSCディジタル映像信号を入力とし、その
    水平同期区間を除く水平走査期間におけるサンプルをデ
    ィジタル処理して記録再生する装置であって、前記水平
    走査期間における前記サンプルの選択範囲をフィールド
    番号等のフィールドの識別情報に応じて遷移させる手段
    を備え、前記遷移させる手段は、サンプル間の相関値が
    所定の値以上である領域内におけるサンプルの位相特性
    により遷移方法を決定することを特徴とする記録再生装
    置。
  2. 【請求項2】NTSCディジタル映像信号を入力とし、その
    水平同期区間を除く水平走査期間におけるサンプルをデ
    ィジタル処理し、ID信号を付加してシンクブロックにし
    て記録再生する装置であって、高速再生のために用いる
    メモリを有し、高速再生時、前記シンクブロック中のID
    信号が表すフィールド番号等のフィールドの識別情報に
    応じて、前記シンクブロック毎の前記メモリへの書き込
    みアドレスを遷移する手段を備え、前記遷移させる手段
    は、サンプル間の相関値が所定の値以上である領域内に
    おけるサンプルの位相特性により遷移方法を決定するこ
    とを特徴とする記録再生装置。
JP62064561A 1987-03-19 1987-03-19 記録再生装置 Expired - Fee Related JPH06103945B2 (ja)

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US07/171,032 US4853796A (en) 1987-03-19 1988-03-21 Recording/reproducing apparatus for digital composite video signal with means for synchronizing color subcarrier phase
DE3889568T DE3889568T2 (de) 1987-03-19 1988-03-21 Vorrichtung zum Aufnehmen und Wiedergeben eines digitalisierten zusammengesetzten Videosignals mit Mitteln zur Synchronisierung der Phase des Farbunterträgers.
EP88302449A EP0283320B1 (en) 1987-03-19 1988-03-21 Recording/reproducing apparatus for digital composite video signal with means for synchronising colour subcarrier phase

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