JPH057722Y2 - - Google Patents

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JPH057722Y2
JPH057722Y2 JP1985084313U JP8431385U JPH057722Y2 JP H057722 Y2 JPH057722 Y2 JP H057722Y2 JP 1985084313 U JP1985084313 U JP 1985084313U JP 8431385 U JP8431385 U JP 8431385U JP H057722 Y2 JPH057722 Y2 JP H057722Y2
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【考案の詳細な説明】 本考案電子ビーム調整装置におけるマグネツト
保持構造を以下の項目に従つて説明する。
A 産業上の利用分野 B 考案の概要 C 従来技術 D 考案が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段 F 実施例 a 陰極線管[第2図] b 偏向ヨーク[第2図] c 電子ビーム調整装置[第1図乃至第4図] c−1調整用マグネツト[第1図乃至第4
図] c−2 ホルダー[第1図乃至第8図] c−2−a 中間部 c−2−b ヨーク取付部 c−2−c 締付部 c−2−d マグネツト係止部 c−2−e 保持片 c−3 マグネツトの保持構造[第1図、第
2図] c−4 締付バンド[第2図] c−5 電子ビームの調整 G 考案の効果 (A 産業上の利用分野) 本考案は新規な電子ビーム調整装置におけるマ
グネツト保持構造に関する。詳しくは、略リング
状に形成され、かつ、それぞれ所定の磁極構造を
有する複数の調整用マグネツトを有し、陰極線管
の電子銃から発射された電子ビームのコンバージ
エンス調整等を行なう電子ビーム調整装置におけ
るマグネツト保持構造に関するものであり、特別
のスペーサー部材を用いることなく、複数のマグ
ネツトのうちの互いに離間されるべきものを互い
に間隔を置いて位置せしめることができると共
に、これらマグネツトのホルダーに対して所定の
圧着力で圧着された状態を確実に保持することが
できるようにした新規な電子ビーム調整装置にお
けるマグネツト保持構造を提供しようとするもの
である。
(B 考案の概要) 本考案は、略リング状に形成され、かつ、それ
ぞれ所定の磁極構造を有する複数の調整用マグネ
ツトを有し、陰極線管の電子銃から発射された電
子ビームのコンバージエンス調整等を行なう電子
ビーム調整装置におけるマグネツト保持構造にお
いて、上記調整用マグネツトが外嵌されるホルダ
ーの外周部に先端部に略楔形を成す突起が形成さ
れた保持片を形成すると共に、マグネツトの内周
縁を上記突起の斜面に弾接せしめ、それによつ
て、特別のスペーサー部材を用いることなく、複
数のマグネツトのうちの互いに離間されるべきも
のを互いに間隔を置いて位置せしめることができ
ると共に、これらマグネツトのホルダーに対して
所定の圧着力で圧着された状態を確実に保持する
ことができるようにしたものである。
(C 従来技術) 例えば、テレビジヨン受像機等の受像管として
用いられる陰極線管(CRT)のネツク部には、
これの後端部に設けられた電子銃から蛍光面へ向
けて発射された電子ビームを所定の方向へ偏向せ
しめるための偏向装置や該電子ビームの所謂静コ
ンバージエンス調整、ピエリテイ調整等を行なう
ための電子ビーム調整装置等が外嵌状に設けられ
る。
そして、この種の電子ビーム調整装置は、一般
に、前記ネツク部に外嵌状に取着される略円筒状
のホルダーと、それぞれ所定の着磁構造を有し、
かつ、略リング状に形成されると共に、上記ホル
ダーに外嵌状に保持される数種類の調整用マグネ
ツトとから成る。
ところで、このような電子ビーム調整装置は、
そのマグネツトを適宜回転せしめることによつて
前記した所定の調整を行なうものであるから、こ
れらマグネツトはホルダーに対し、各別に回転さ
れ得ると共に、各マグネツトが所謂共回りしない
状態で保持されることを要すると共に、調整が行
なわれた状態の位置が容易に狂わされることのな
いように保持されることを必要とする。
そこで、従来からこの種の電子ビーム調整装置
においては、そのマグネツトを、少なくとも異種
のものの間に適宜な間隔が保たれ、かつ、各マグ
ネツトが互いに圧接し合い、あるいはホルダーに
圧着される状態でホルダーに保持せしめるように
されている。
例えば、実公昭57−29237号に記載されたもの
は、ホルダーにこれの軸方向にのみ移動される略
リング状のスペーサーを設けると共に、このスペ
ーサーを異種のマグネツトの間に配置せしめ、こ
れによつて、異種のマグネツト間の共回りを防止
すると共に、これらマグネツト及びスペーサーを
これらが軸方向に互いに圧着された状態で保持す
るようにされている。
また、例えば、実開昭54−129931号公報に記載
されたものは、マグネツトの内周面にこれの軸方
向と直交する方向に延びる略溝状の係合部を形成
すると共に、ホルダーの外周面の所定の位置に弾
性片を形成し、かつ、該弾性片の先端部に略蒲鉾
形の突条を形成し、該突条をマグネツトに形成さ
れた上記係合部に係合せしめ、それによつて、異
種のマグネツトを、これらが互いに適宜な間隔を
置いて位置されると共に、各マグネツトが突条と
ホルダーに設けられたストツパー部材とによつて
軸方向から挾持される状態で保持するようにされ
ている。
(D 考案が解決しようとする問題点) 従来の電子ビーム調整装置においては、その調
整用のマグネツトが上記したようにして保持され
ているのであるが、このような保持構造にはそれ
ぞれ次のような問題がある。
先ず、前記した2つの保持構造のうちのスペー
サーを用いた前者のものは、ホルダー及びマグネ
ツトとは別体の部材であるスペーサーを必要とす
るため、電子ビーム調整装置の部品点数が多くな
ると共に、その分組立て工数を多く必要とし、コ
ストを押し上げる原因となる等の問題がある。
また、後者のものは、ホルダーにマグネツトを
保持するための特別な部材を必要としない利点は
あるが、マグネツトのホルダーに対する圧着力を
増大せしめるために、マグネツトに対してその軸
方向から押圧力を加えると、突条がマグネツトに
よつて押圧されることによりホルダーの内側へ向
けて逃げるように変位されるため、場合によつて
は、突条の大部分がマグネツトの係合部から外れ
てしまうこともある。このような状態になると、
突条によるマグネツトを軸方向へ押圧する押圧力
が著しく低下することになるため、マグネツトの
ホルダーに対する圧着力が却つて低下し、また、
極端な場合は、異種のマグネツト同士が互いに接
触して共回りする状態にもなりかねない。
(E 問題点を解決するための手段) 本考案電子ビーム調整装置におけるマグネツト
保持構造は、上記した問題点を解決するために、
調整用のマグネツトが外嵌されるホルダーの外周
部の所定の位置に弾性を有する保持片を形成する
と共に、該保持片の先端部にホルダーの外周面か
ら外側へ向けて突出され断面形状が略楔形を成す
突起を形成し、複数のマグネツトのうちの互いに
離間されるべき2つのマグネツトの間に前記突起
を位置せしめ、上記2つのマグネツトのうちの一
方のものの内周縁に前記突起の斜面を弾接せしめ
たものである。
従つて、本考案によれば、複数のマグネツトの
うちの互いに離間されるべき2つのマグネツト
を、これらの間に位置される突起によつて、互い
に間隔を置いて位置し合う状態で位置せしめるこ
とができる。
そして、その内周縁が突起の斜面に弾接せしめ
られたマグネツト及びこれに突起を挾んで対向す
るマグネツトには、当該突起が形成された保持片
の弾性による反力の一部がこれらマグネツトを軸
方向へ押圧するように作用するので、複数のマグ
ネツトは、全て、突起とマグネツト係止部とによ
り軸方向における両側から所定の押圧力で挾まれ
た状態でホルダーに保持されることになる。
また、突起はその断面形状が略楔形を成すよう
に形成されているため、これが位置される2つの
マグネツトの間から完全に抜け落ちてしまうよう
なことはない。
(F 実施例) 以下に、本考案電子ビーム調整装置におけるマ
グネツト保持構造の詳細を添附図面に示した実施
例に従つて説明する。
(a 陰極線管)[第2図] 1は陰極線管(CRT)であり、2は該陰極線
管1の頭部、3は該頭部2の背面から後方へ向け
て突出するように形成されたネツク部である。
尚、図示を省略してあるが、頭部2の内面のうち
の前部には蛍光面が形成され、また、ネツク部3
の後端部には電子銃が設けられており、該電子銃
から蛍光面へ向けて発射された赤、青、緑の3本
の電子ビームはネツク部3に設けられた電子レン
ズ等を介して蛍光面に当たるようになつている。
(b 偏向ヨーク)[第2図] 4は陰極線管1のネツク部3の前端寄りの部分
に外嵌状に設けられた偏向ヨークであり、電子銃
から発射された電子ビームはネツク部3の前端部
を通るときに、この偏向ヨーク4によつて、水平
方向と垂直方向とへ偏向せしめられることにな
る。
(c 電子ビーム調整装置)[第1図乃至第4図] 5は電子ビーム調整装置である。該電子ビーム
調整装置5は略円筒状に形成されたホルダーと、
該ホルダーに保持された調整用のマグネツトとか
ら成り、上記ホルダーが陰極線管1のネツク部3
に固定されることによつて、陰極線管1に一体的
に取着されるようになつている。
(c−1 調整用マグネツト)[第1図乃至第4
図] 6,7,8,9,10及び11は調整用のマグ
ネツトである。これらマグネツト6,7,8,
9,10及び11は略リング状に形成されると共
に、その外径及び内径がいずれも互いに等しくさ
れており、それぞれの外周面のうちの互いに略
180°離間した部分から摘み用の突片6a,6a,
7a,7a,8a,8a,9a,9a,10,1
0a及び11a,11aが互いに反対方向へ向け
て突設されている。
そして、これらマグネツト6,7,8,9,1
0及び11のうちの6,7は電子ビームの静コン
バージエンス調整を行なうための第1のスタテイ
ツクマグネツトであり、該2枚の第1のスタテイ
ツクマグネツト6,7は4極の着磁構造を有す
る。また、マグネツト8,9は電子ビームの静コ
ンバージエンス調整を行なうための第2のスタテ
イツクマグネツトであり、該2枚の第2のスタテ
イツクマグネツト8,9は6極の着磁構造を有す
る。更に、マグネツト10,11は電子ビームの
ピエリテイ調整を行なうためのピエリテイマグネ
ツトであり、該2枚のピエリテイマグネツト1
0,11は2極の着磁構造を有する。
尚、マグネツト6,7,8,9,10及び11
の突片6a,7a,8a,9a,10a及び11
aにはこれらの着磁構造を示す数字「4」あるい
は「6」又は記号「P」が刻印されている。
また、これらマグネツト6,7,8,9,10
及び11の外径は後述するホルダーに設けられた
前側のマグネツト係止部の外径より稍大きくさ
れ、その内径、即ち、各内周面6b,7b,8
b,9b,10b及び11bの径はホルダーの中
間部の外径より稍大きくされている。
(c−2 ホルダー)[第1図乃至第8図] 12は主として上記したマグネツト6,7,
8,9,10及び11を保持するためのホルダー
である。
該ホルダー12は合成樹脂により形成されると
共に、その大部分が略円筒状に形成されている。
(c−2−a 中間部) 13はホルダー12の中間部である。該中間部
13はホルダー12の軸方向における両端部の間
に位置すると共に、略円筒状に形成されている。
そして、中間部13の内径はその全長において略
一定であるが、外径はその軸方向における略中央
部から前側半分13aの外径が後側半分13bの
外径より僅かに大きく形成されている。
尚、中間部13の内径は陰極線管1のネツク部
3の外径より稍大きくされている。
(c−2−b ヨーク取付部) 14はホルダー12のヨーク取付部(第2図及
び第3図にのみ示してあり、第3図においては概
略的に示してある。)である。該ヨーク取付部1
4は前記中間部13の前端に連続して一体に形成
されると共に、前端面が開口され、中間部13の
略2倍程度の径を有する軸方向に短い略円筒状に
形成されており、前記偏向ヨーク4の後端部を支
持する支持片等が形成されている。
(c−2−c 締付部) 15はホルダー12の締付部である。該締付部
15は前記中間部13の後端に連続して形成され
ると共に、中間部13の径より稍小さい径を有
し、かつ、中間部13の長さの略3分の1程度の
長さに形成されており、その外周面の後端縁に沿
つて略蒲鉾形の突条16が形成されている。
そして、締付部15は、これに軸方向に沿つて
延びるスリツトが形成されることによつて、その
径をある程度拡縮することができるようにされて
いる。即ち、17,17及び18,18は締付部
15の後端縁から軸方向に沿つて前方へ向けて切
り込むように形成されたスリツトであり、これら
のスリツト17,17及び18,18のうちの一
方のもの17,17は締付部15のうちの、ホル
ダー12が陰極線管1に第2図に示すように取着
された状態の姿勢を前方から見た場合の右側中央
部(以下、ホルダー12について向きを示すとき
はこの状態の姿勢における方向によるものとす
る。)から時計回り方向及び反時計回り方向へそ
れぞれ略30°程度離れた位置に形成されており、
他方もの18,18は一方のスリツト17,17
の位置と略左右対称を為す位置に形成されてい
る。そして、これらのスリツト17,17及び1
8,18の前端は前記中間部13の後側半分13
bの軸方向における中央部から稍後側へ寄つた位
置まで延びている。
尚、締付部15と中間部13との間の連結部は
略テーパー状に形成されている。また、締付部1
5の内径は陰極線管1のネツク部3の外径と略等
しいかそれより僅かに大きい程度とされている。
19,19は締付部15の軸方向における略中
央部のうち前記スリツト17,17の間の部分及
びスリツト18,18の間の部分から突設された
バンド係合ピンである。
(c−2−d マグネツト係止部) 20は略フランジ状に形成された前側のマグネ
ツト係止部である。該前側のマグネツト係止部2
0は中間部13の前側半分13aのうちの後端か
ら稍前側に寄つた位置に形成されると共に、その
後面のうち前記スリツト17,17及び18,1
8と略前後方向に対応する位置に略半球状の小さ
な突起21,21,22,22が形成されてい
る。
また、23,24は後側のマグネツト係止部で
ある。該後側のマグネツト係止部23,24は中
間部13の左右両端部のうちの後端部に位置する
と共に、これらの部分にホルダー12を右側から
見た状態において前後方向に長い略コ字形を成す
切溝25,25を設けることによつて、その前端
部を支点としてある程度撓むことができる弾性片
状に形成されている。そして、後側のマグネツト
係止部23,24の後面23a,24aは前端へ
行くに従つて次第に外側へ変位されるような斜面
に形成されており、また、その前端面23b,2
4bは中間部13の後側半分13bの軸方向にお
ける略中央部に位置されていると共に、ホルダー
12の軸方向に対して垂直な面を為している。
尚、26,26は前記切溝25,25の前端に
連続し、かつ、互いに反対側へ向けて略L字状を
成して延びるように形成された切溝である。
しかして、前側のマグネツト係止部20の後面
と後側のマグネツト係止部23,24の前端面2
3b,24bとはホルダー12の軸方向に互いに
距離L(第8図参照)離間し、かつ、互いに対向
し合うように位置される。
尚、ホルダー12のうちのこれらマグネツト係
止部20と23,24との間に位置する部分に、
前記したマグネツト6,7,8,9,10及び1
1が外嵌されるようになつている。
(c−2−e 保持片) 27及び28は第1の保持片である。該第1の
保持片27及び28は、ホルダー12のうち前記
前側のマグネツト係止部20と後側のマグネツト
係止部23,24との間の部分の前側のマグネツ
ト係止部20寄りの部分に側方から見て略逆コ字
形を成す切溝29,29を設けることによつて、
その後端部を支点としてある程度撓むことができ
る弾性を有するように形成されている。そして、
これら第1の保持片27,28の前端部は、前側
のマグネツト係止部20から前記した距離Lの略
3分の1程度の間隔l(第8図参照)後方へ離間
して位置されている。この間隔lはマグネツト
6,7,8,9,10及び11の2枚を重ね合わ
せた状態における厚さより僅かに長い距離となつ
ている。
30,31は第1の保持片27,28の前端部
から外側へ向けて突出するように形成された突起
であり、該突起30,31はその断面形状が略楔
形を成すように形成されている。
即ち、突起30,31の前面30a,31aは
ホルダー12の軸方向に対して垂直な面とされ、
また、後側の面30b,31bはホルダー12の
中心に向うに従つて後方へ変位する斜面とされて
いる。
また、32,32,33,33は第2の保持片
である。該第2の保持片32,32及び33,3
3は、ホルダー12のうち前記前側のマグネツト
係止部20と前記スリツト17,17,18,1
8の前端との間の部分のうちのスリツト17,1
7,18,18寄りの部分の略逆コ字形を成す切
溝34,34,34,34を設けることによつ
て、その後端部を支点としてある程度撓むことが
できる弾性を有するように形成されている。そし
て、これら第2の保持片32,32,33,33
の前端部は、ホルダー12の軸方向において、前
記第1の保持片27,28の突起30,31から
前記間隔l分だけ後方へ離間して位置されてい
る。
35,35,36,36は第2の保持片32,
32,33,33の前端部から外側へ向けて突出
するように形成された突起であり、該突起35,
35,36,36も、前記第1の保持片27,2
8に形成された突起30,31と略同じような楔
形を成すように形成されている。従つて、これら
突起35,35,36,36の前面35a,35
a,36a,36aはホルダー12の軸方向に対
して垂直な面とされ、後側の面35b,35b,
36b,36bはホルダー12の中心に向うに従
つて後方へ変位する斜面とされている。
しかして、ホルダー12の外周面に、前側のマ
グネツト係止部20と、第1の保持片27,28
の突起30,31と、第2の保持片32,32,
33,33の突起35,35,36,36と、後
側のマグネツト係止部23,24とがホルダー1
2の軸方向において互いに略等しい間隔lを置い
て配置されることになる。
尚、後側のマグネツト係止部23,24の高
さ、突起30,31,35,35,36,36の
高さはいずれも略等しくされている。
(c−3 マグネツトの保持構造)[第1図、第
2図] そこで、前記したマグネツト6,7,8,9,
10及び11は、ホルダー12に後方から外嵌さ
れると共に、ホルダー12の所定の位置に次のよ
うにして保持される。
先ず、2枚の第1のスタテイツクマグネツト
6,7をホルダー12の後方から嵌め込んで行つ
て、前側のマグネツト係止部20と第1の保持片
27,28の突起30,31との間の部分に外嵌
せしめる。尚、マグネツト6,7をホルダー12
に相対的に外嵌するとき、後方のマグネツト係止
部23,24と突起30,31,35,35,3
6,36がマグネツト6,7の内周縁に衝突する
が、マグネツト6,7をある程度強い力で前方へ
押圧すれば、マグネツト係止部23,24、保持
片27,28,32,33を突起30,31,3
5,35,36,36がホルダー12の内側へ向
けて移動するように撓ませることができるので、
マグネツト6,7を前記所定の位置まで嵌め込む
ことができる。
これによつて、第1のスタテイツクマグネツト
6,7はこれらのうちの前側に位置するもの6の
前面の一部が前側のマグネツト係止部20に形成
された前記半球状の突起21,21,22,22
の頂点と接触され、かつ、後側に位置するもの8
の後面の一部が突起30,31の各前面30a,
31aと接触された状態でホルダー12に保持さ
れることになる。
次に、2枚の第2のスタテイツクマグネツト
8,9をホルダー12に嵌め込んで行つて、第1
の保持片27,28に形成された突起30,31
と第2の保持片32,32,33,33に形成さ
れた突起35,35,36,36との間の部分に
外嵌せしめる。そして、第2のスタテイツクマグ
ネツト8,9がこのような位置に外嵌されると、
これらのうちの前側に位置するもの8の内周面8
bの前側の周縁(以下、「前側内周縁」と言う。)
の一部が第1の保持片27,28に形成された突
起30,31の斜面30b,31bに接触して該
斜面30b,31bを略斜め前方へ向けて押圧す
るようになる。
これによつて、第2のスタテイツクマグネツト
8,9はその前側のもの8の前側内周縁の一部が
突起30,31の斜面30b,31bに弾接さ
れ、かつ、後側のもの9の後側の一部が突起3
5,35,36,36の前面35a,35a,3
6a,36aと接触された状態でホルダー12に
保持されることになる。
更に、2枚のピエリテイマグネツト10,11
をホルダー12に外嵌するように嵌め込んで行つ
て、第2の保持片32,32,33,33に形成
された突起35,35,36,36と後側のマグ
ネツト係止部23,24の前端面23b,24b
との間の部分に外嵌せしめる。そして、ピエリテ
イマグネツト10,11がこのような位置に外嵌
されると、これらのうちの前側に位置するもの1
0の前側内周縁の一部が突起35,35,36,
36の斜面35b,35b,36b,36bに接
触して該斜面35b,35b,36b,36bを
略斜め前方へ向けてある程度押圧するようにな
る。
これによつて、ピエリテイマグネツト10,1
1はその前側のもの10の前側内周縁の一部が突
起35,35,36,36の斜面35b,35
b,36b,36bに弾接され、かつ、後側のも
の11の後面の一部が後側のマグネツト係止部2
3,24の前端面23b,24bと接触された状
態でホルダー12に保持されることになる。
しかして、マグネツト6,7,8,9,10及
び11は、いずれも、その軸方向における両側か
ら押圧された状態でホルダー12に保持される。
即ち、第1のスタテイツクマグネツト6,7
は、保持片27,28に設けられた突起30,3
1が第2のスタテイツクマグネツト8によつて前
記したように押圧されることにより、該突起3
0,31によつて後方から押圧されるため、これ
により、これら突起30,31と前側のマグネツ
ト係止部20に形成された突起21,21,2
2,22とにより前後から押圧されることにな
る。また、第2のスタテイツクマグネツト8,9
は、これらのうちの前側のもの8が突起30,3
1を押圧することによつて該突起から受ける反力
により前側から押圧されると共に、保持片32,
32,33,33に設けられた突起35,35,
36,36がピエリテイマグネツト10によつて
前記したように押圧されることにより後側からも
押圧されることになる。そして、ピエリテイマグ
ネツト10,11は、これらのうちの前側のもの
10が突起35,35,36,36を押圧するこ
とによつて突起35,35,36,36から受け
る反力により前側から押圧されるため、これによ
り、これら突起35,35,36,36と後側の
マグネツト係止部23,24とにより前後から押
圧されることになる。
そして、第1のスタテイツクマグネツト6,7
と第2のスタテイツクマグネツト8,9とは、こ
れらのうちの互いに隣接し合うもの7と8との間
に突起30,31が位置されることによつて互い
に離間した状態が保持され、また、第2のスタテ
イツクマグネツト8,9とピエリテイマグネツト
10,11とは、これらのうちの互いに隣接し合
うもの9と10との間に突起35,35,36,
36が位置されることによつて互いに離間した状
態が保持されることになる。
尚、マグネツト6,7,8,9,10及び11
が前記したようにホルダー12に保持された状態
において、例えば、ピエリテイマグネツト11を
後方から押圧するような押圧力が加えられると、
この押圧力の一部は突起30,31,35,3
5,36,36をホルダー12の内側へ向けて移
動せしめるように作用することになるが、これら
突起30,31,35,35,36,36は断面
形状が略楔形を成すように形成されているため、
その押圧力が相当に強い力でなければ、これら突
起が各隣接するマグネツトの間から容易に離脱せ
しめられてしまうことはない。
従つて、磁極構造の異なるマグネツトが互いに
離間した状態が確実に保持されることになる。
(c−4 締付バンド)[第2図] 37は締付バンドである。該締付バンド37
は、略環状を成すように形成されると共に、その
両端部に外方へ屈曲された突合せ片38,38が
形成されており、その互いに反対側に位置する部
分に長孔39,39(図面では一方のもののみ示
してある。)が形成されている。そして、締付バ
ンド37はマグネツト6,7,8,9,10及び
11が保持された状態のホルダー12の締付部1
5に、その長孔39,39にバンド係合ピン1
9,19が係合された状態で巻回されると共に、
その突合せ片38,38に形成された図示しない
挿通孔にねじ40が挿通され、該ねじ40にナツ
ト41が締付バンド37を締め付けない程度に螺
合される。
そこで、ホルダー12を陰極線管1のネツク部
3に外嵌せしめると共に、ナツト41をねじ込む
と、締付バンド37がホルダー12の締付部15
を締め付けるようになるため、該締付部15がネ
ツク3に圧着されることになる。
これによつて、電子調整装置5が陰極線管1の
ネツク部3に外嵌状に取着されることになる。
尚、前記したように、ホルダー12の中間部1
3は締付部15より稍大径に形成されているの
で、ホルダー12が陰極線管1のネツク部3に取
着された状態において、中間部13の内周面はネ
ツク部3の外周面と稍離間するように位置される
ことになる。従つて、この中間部13に形成され
た保持片27,28,32,32,33,33
は、その突起30,31,35,35,36,3
6が前記したように押圧されることによつてその
各先端部がホルダー12の内側へ向けて移動する
ように撓まされるが、その場合に、その先端部が
ネツク部3と接触するようなことはない。
(c−5 電子ビームの調整) 尚、電子銃から発射された電子ビームの静コン
バージエンス調整は第1のスタテイツクマグネツ
ト6,7及び第2のスタテイツクマグネツト8,
9をそれぞれ一緒にあるいは各別に回転せしめる
ことにより行なわれ、また、ピエリテイ調整は、
ピエリテイマグネツト10,11を一緒にあるい
は各別に回転せしめることにより行なわれる。即
ち、これらマグネツト6と7、8と9、10と1
1を一緒に回転させることによつて磁力線の方向
が調整され、また、各別に回転させることにより
磁界の強さが調整される。
尚、マグネツト6,7,8,9,10及び11
を回転せしめる操作はこれらに突設された摘み用
の突片6a,6a,7a,7a,8a,8a,9
a,9a,10a,10a,11a,11aを摘
んで回すことにより行なわれる。
(G 考案の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本
考案電子ビーム調整装置におけるマグネツト保持
構造は、陰極線管のネツク部に外嵌されると共に
軸方向に互いに離間した位置にマグネツト係止部
が設けられた略円筒状のホルダーと、それぞれ所
定の磁極構造を有すると共に上記ホルダーのうち
の2つのマグネツト係止部の間に回転可能な状態
で外嵌される複数の略リング状のマグネツトとか
ら成る電子ビーム調整装置におけるマグネツト保
持構造であつて、上記ホルダーの中間部の外周面
に前側のマグネツト係止部と第1の保持片の突起
と第2の保持片の突起と後側のマグネツト係止部
とがホルダーの軸方向において互いに略等しい間
隔をおいて配置され、上記前側のマグネツト係止
部は略フランジ状に形成され、上記第1の保持片
と上記第2の保持片と上記後側のマグネツト係止
部はホルダーの一部を略コ字状に打抜いた舌片状
に形成され、上記舌片状の保持片及び後側係止部
はその先端がホルダーの外周面から外側へ向けて
突出されるとともにホルダーの後方へ向けては傾
斜部を有しており、上記保持片の突起は略楔形を
しており、上記ホルダーにはホルダー中間部の後
側係止部より後方において複数のスリツトにより
弾性を有する締付部が設けられ陰極線管のネツク
部に対して締付固定可能な構造とし、上記ホルダ
ー中間部の内径は少くとも上記第1及び第2の保
持片が形成された部分において前記ホルダー後半
部の内径よりも少し大きめとして各保持片に円筒
内側への弾性体としての作用が働くようにし、複
数のマグネツトのうちの互いに離間されるべき2
つのマグネツトの間に前記突起を位置せしめ、上
記2つのマグネツトのうちの一方のものの内周縁
に前記突起の傾斜部を弾接せしめたことを特徴と
する。
従つて、本考案によれば、複数のマグネツトの
うちの互いに離間されるべき2つのマグネツト
を、これらの間に位置される突起によつて、互い
に間隔を置いて位置し合う状態で位置せしめるこ
とができる。
そして、その内周縁が突起の斜面に弾接せしめ
られたマグネツト及びこれに突起を挾んで対向す
るマグネツトには、当該突起が形成された保持片
の弾性による反力の一部がこれらマグネツトを軸
方向へ押圧するように作用するので、複数のマグ
ネツトは、全て、突起とマグネツト係止部とによ
り軸方向における両側から所定の押圧力で挾まれ
た状態でホルダーに保持されることになる。
また、保持片に形成された突起はマグネツトが
軸方向から押圧されることによつてホルダーの内
側へ向けて変位されるが、この突起はその縦断面
形状が略楔形を成すように形成されているので、
該突起が位置される2つのマグネツトの間から完
全に抜け落ちてしまうような惧れは無い。
しかして、本考案によれば、特別なスペーサー
部材を用いることなく、互いに離間されるべきマ
グネツト同士が共回りするのを確実に防止するこ
とができると共に、各マグネツトを所定の調整が
成された位置に確実に保持することができる。
尚、前記した実施例においては突起の互いに対
向し合う2つの面のうちの一方を斜面とし、この
斜面にマグネツトの内周縁を弾接せしめるように
したが、場合によつては、突起の上記2つの面を
いずれも斜面に形成し、この2つの斜面のうちの
一方に互いに離間されるべき2つのマグネツトの
一方の内周縁を弾接せしめ、他方の斜面に他方の
マグネツトの内周縁を弾接せしめるようにしても
良い。
また、前記した実施例においては、それぞれ所
定の調整目的を有するマグネツトが同じ磁極構成
を持つ2枚のマグネツトにより構成される場合の
ものを示したが、本考案が適用される電子ビーム
調整装置の調整用マグネツトの数及びそれぞれの
磁極構造等は実施例に示した態様のものに限られ
るものではない。
そして、前記した実施例においては、2つのマ
グネツト係止部を予めホルダーと一体に形成する
ようにしたが、例えば、このマグネツト係止部の
一方を該ホルダーにねじ込み可能な別体の部分と
して形成すると共にホルダーに対してある程度ね
じ込んでおき、マグネツトの所定の調整が成され
た後これを更にねじ込むことによつてマグネツト
を軸方向から押圧するようにすることも考えられ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案電子ビーム調整装置におけるマグ
ネツト保持構造の実施の一例を示すものであり、
第1図は第8図と同じ部位で切断した電子ビーム
調整装置の要部縦断面図、第2図は陰極線管に取
着された状態における電子ビーム調整装置の側面
図、第3図は電子ビーム調整装置の背面図、第4
図は一部を切欠いたホルダーとマグネツトを拡大
して示す要部の分解斜視図、第5図はホルダーを
一部切欠いて示す拡大側面図、第6図は第5図の
−線に沿う断面図、第7図は第5図の−
線に沿う断面図、第8図は第5図の−線に沿
う拡大断面図である。 符号の説明、1……陰極線管、3……ネツク
部、5……電子ビーム調整装置、6,7,8,
9,10,11……マグネツト、12……ホルダ
ー、13……(12の)中間部、15……(12
の)締付部、17……スリツト、20……前側の
マグネツト係止部、23,24……後側のマグネ
ツト係止部、27,28……第1の保持片、3
0,31……(27,28の)突起、32,33
……第2の保持片、35,36……(32,33
の)突起、30b,31b,35b,36b……
(30,31,35,36の)傾斜部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 陰極線管1のネツク部3に外嵌されると共に軸
    方向に互いに離間した位置にマグネツト係止部2
    0,23,24が設けられた略円筒状のホルダー
    12と、それぞれ所定の磁極構造を有すると共に
    上記ホルダー12のうちの2つのマグネツト係止
    部の間に回転可能な状態で外嵌される複数の略リ
    ング状のマグネツト6,7,8,9,10,11
    とから成る電子ビーム調整装置5におけるマグネ
    ツト保持構造であつて、 上記ホルダー12の中間部13の外周面に前側
    のマグネツト係止部20と第1の保持片27,2
    8の突起30,31と第2の保持片32,33の
    突起35,36と後側のマグネツト係止部23,
    24とがホルダー12の軸方向において互いに略
    等しい間隔をおいて配置され、 上記前側のマグネツト係止部20は略フランジ
    状に形成され、上記第1の保持片27,28と上
    記第2の保持片32,33と上記後側のマグネツ
    ト係止部23,24はホルダー12の一部を略コ
    字状に打抜いた舌片状に形成され、 上記舌片状の保持片27,28,32,33及
    び後側係止部23,24はその先端がホルダー1
    2の外周面から外側へ向けて突出されるとともに
    ホルダー12の後方へ向けては傾斜部30b,3
    5b,24aを有しており、 上記保持片の突起30,31,35,36は略
    楔形をしており、 上記ホルダー12にはホルダー中間部13の後
    側係止部23,24より後方において複数のスリ
    ツト17により弾性を有する締付部15が設けら
    れ陰極線管1のネツク部3に対して締付固定可能
    な構造とし、 上記ホルダー中間部13の内径は少くとも上記
    第1及び第2の保持片27,28,32,33が
    形成された部分において前記ホルダー後半部15
    の内径よりも少し大きめとして各保持片27,2
    8,32,33に円筒内側への弾性体としての作
    用が働くようにし、 複数のマグネツト6,7,8,9,10,11
    のうちの互いに離間されるべき2つのマグネツト
    の間に前記突起を位置せしめ、上記2つのマグネ
    ツトのうちの一方のものの内周縁に前記突起の傾
    斜部30b,35b,24aを弾接せしめた ことを特徴とする電子ビーム調整装置におけるマ
    グネツト保持構造。
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