JPH0540833A - カラ−画像制御方法 - Google Patents

カラ−画像制御方法

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JPH0540833A
JPH0540833A JP3195326A JP19532691A JPH0540833A JP H0540833 A JPH0540833 A JP H0540833A JP 3195326 A JP3195326 A JP 3195326A JP 19532691 A JP19532691 A JP 19532691A JP H0540833 A JPH0540833 A JP H0540833A
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color
vector
image
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JP3195326A
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English (en)
Inventor
Yoshiharu Suzuki
祥治 鈴木
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles

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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Image Generation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 物体の色だけでなく、色の見え方、光沢感、
材質感等を簡単かつ自由に、しかも極め細かく行う。 【構成】 画像入力装置11は物体のRGB表色系にお
ける画像を入力して画像保持用メモリ13に記憶し、デ
ィスプレイ制御部12はRGB表色系で表現した物体色
ベクトル、照明光ベクトル、2次反射光ベクトルを決定
してデータメモリ12dに記憶すると共に、これらベク
トルと物体の各画素毎の画像データを反射モデル式に代
入して各画素毎に3つの係数k1〜k3を演算し、係数記
憶部18に記憶する。かかる状態で、操作部19より3
つのベクトル及び3つの係数のうち少なくとも1つのパ
ラメ−タを変更すると、ディスプレイ制御部12は反射
モデル式を用いて各画素のRGB表色系における画像デ
ータを生成して画像表示部14に記憶し、ディスプレイ
装置17に描画する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラ−画像制御方法に係
わり、特に任意の物体画像の色や光沢、メタリック感及
び質感などを自然さを保存したまま変更し、物体の色や
表面の見え方や、画像全体の雰囲気を制御できるカラ−
画像制御方法に関する。
【0002】計算機とカラ−モニタを利用したデザイン
システムやコンピュ−タグラフィックスの作成などにお
いて、色指定、色修正などカラ−画像の操作は必要不可
欠である。例えば、計算機を利用して作成した商品(パ
ッケ−ジや車の外装など)やポスタ−などのデザインで
は、モニタ上に画像を作成し、または読取装置などで基
となる画像を入力し、画像の各部分に色を割り付けた
り、割り付けた色を調整・修正したり、更には物体の材
質感を変更したりする。このため、計算機上で色を利用
するにあたっては、より一層高精度で、かつ簡単、自由
に物体の色や物体表面の材質の制御が行え、しかも変更
結果に自然さを保持でき、更には使いやすい計算機と人
間とのインタフェ−ス(ヒュ−マン・インタフェ−ス)
が要望されている。
【0003】
【従来の技術】従来、画像中の色を、画像の自然さを保
持したまま変更する方法としては、ディスプレイ画面上
にカラ−パレットを表示し、マウス等によりカラ−パレ
ットから望みの色を選択し、画像の所定部分に割り付け
て色相値だけ変更する方法や、簡単な物体反射モデルを
利用したものがあった。又、光沢感や材質感の変更で
は、予め光沢や材質の異なる他の物体を別途入力してお
き、それら画像を貼り合わせる(画像データを置き換え
る)ことにより実現している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術における色相
値のみの変更による色の変更では、物体表面の影や光沢
などの自然さを、ある程度保存して色を変更することが
できるが、微妙な色調整を行うために彩度や明度を変更
すると、影や光沢などの見え方が不自然になり、たとえ
ば、影が白っぽくなったり、光沢が消えたりする問題が
あった。
【0005】又、簡単な反射モデルを利用した色の変更
では、微妙な色の変更でも自然さはある程度保存できる
が、色だけしか変更できず、光沢や色の見え方(例え
ば、色の見え方に指向性を持たせ、キラキラ光らせる効
果)の変更はできない問題があった。更に、光沢感や色
の見え方を変更するために、他の物体を予め別途入力す
る方法では、入力する手間が面倒であり、更に入力した
物体の特性にしか変更できず、自由な変更ができないと
いう問題があった。
【0006】以上から本発明の目的は、物体の色だけで
なく、色の見え方、光沢感、材質感等を変更できるカラ
−画像制御方法を提供することである。本発明の別の目
的は、自然な影や光沢などの見え方を精度よく保持しつ
ゝ、物体の色を変更できるカラ−画像制御方法を提供す
ることである。本発明の更に別の目的は、簡単かつ自由
に、しかも極め細かく、物体の色や物体表面の材質感の
制御が行えるカラ−画像制御方法を提供することであ
る。本発明の他の目的は使いやすい計算機と人間とのイ
ンタフェ−スを提供できるカラ−画像制御方法を提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。11は画像入力装置、12はカラ−画像の変
更等の制御を行うディスプレイ制御部、13は画像入力
装置から入力された画像を記憶する画像保持用メモリ、
14は描画すべき画像を記憶する画像表示用メモリ、1
7はディスプレイ装置、18は反射モデル式に含まれる
係数値を各画素毎に記憶する係数記憶メモリ、19はマ
ウス、キ−ボ−ド等の操作部である。ディスプレイ制御
部12において、12aは反射モデル式に基づいて各画
素の画像データを演算して画像表示用メモリ14に記憶
する画像データ演算部、12bは反射モデル式の係数を
演算して係数記憶メモリ18に記憶する係数演算部、1
2cは係数変更操作により係数を変更する係数変更部、
12dは物体色ベクトル(Rd,Gd,Bd)、照明光ベ
クトル(Rs,Gs,Bs)、2次反射光ベクトル(Ra,
Ga,Ba)等を記憶するデータメモリである。
【0008】
【作用】画像入力装置11は物体のRGB表色系におけ
る画像を入力して画像保持用メモリ13に記憶し、ディ
スプレイ制御部12はRGB表色系で表現した物体色ベ
クトル(Rd,Gd,Bd)、照明光ベクトル(Rs,G
s,Bs)、2次反射光ベクトル(Ra,Ga,Ba)を決
定してデータメモリ12dに記憶すると共に、これらベ
クトルと物体の各画素毎の画像データを反射モデル式に
代入して各画素毎に反射モデル式の3つの係数k1〜k3
を演算し、係数記憶部18に記憶する。尚、反射モデル
式は、物体色ベクトルと照明光ベクトルと2次反射光ベ
クトルのそれぞれに、拡散反射特性、鏡面反射特性、観
察者の視点方向、物体表面の凹凸等に依存する第1〜第
3の係数K1〜K3を乗じて加算することにより表現さ
れ、この反射モデル式によりRGBのカラ−画像データ
が得られる。
【0009】かかる状態で、操作部19より3つのベク
トル及び3つの係数のうち少なくとも1つのパラメ−タ
を変更すると、ディスプレイ制御部12は反射モデル式
を用いて各画素のRGB表色系における画像データを生
成して画像表示部14に記憶し、ディスプレイ装置17
に描画する
【0010】このように、物体の色と強さを表す物体色
ベクトルと、照明光の色と強さを表す照明光ベクトル
と、周囲物体による反射光の色と強さを表す2次反射光
ベクトルのそれぞれに第1、第2、第3の係数を乗じて
加算する反射モデル式により画像データを表現し、3つ
のベクトル及び3つの係数のうち少なくとも1つのパラ
メ−タを変更してカラ−画像を変更するようにしたか
ら、物体の色だけでなく、色の見え方、光沢感、材質感
等を変更でき、しかも自然な影や光沢などの見え方を精
度よく保持しつゝ物体の色を変更できる。また、光沢感
などが異なる他の物体画像を入力する必要もないので、
より高度なカラ−画像の操作が可能となる。
【0011】更に、物体色ベクトルを対象物体の代表画
素のRGB値とし、照明光ベクトルを最も明度の大きい
画素のRGB値あるいは白色光とし、2次反射光ベクト
ルを予め設定しておくことにより、反射モデル式から各
画素毎に3つの係数を演算でき、これらベクトル、係数
の各パラメ−タを個々に変更して物体の色や、色の見え
方、光沢感、材質感等を個々に変更、あるいは組み合わ
せて変更でき、カラ−画像の変更を極め細かく行える。
例えば、物体色ベクトル、照明光ベクトル、2次反射光
ベクトルの少なくとも1つを変更することにより物体の
色の特性を変更でき、照明光ベクトルを変更することに
よりカラ−画像中の光沢の特性を変更でき、物体色ベク
トルに乗算する第1係数を変更することにより物体の色
の見え方を変更でき、照明光ベクトルに乗算する第2係
数を変更することにより、カラ−画像中の物体の光沢や
メタリック感、ざらつき感を変更でき、2次照明光ベク
トルに乗算する第3係数を変更することにより、カラ−
画像中の物体周囲の色の影響の強さを変更することがで
きる。
【0012】
【実施例】反射モデルの導出 図2は本発明の基となる、物体の物理的な反射モデルの
例であり、図2(a)は照明光と視点の関係を示すもの、
図2(b)は照明光の物体表面での反射特性を説明するも
のである。尚、図2(a)に示すように、Is(λ)の分光特
性を有する照明光が物体OBJに照射している時、視点
EYと照明光のなす角度を2θ、その角度の2等分線
(2分ベクトル)Hと物体法線Nとのなす角度をαとす
る。
【0013】照明光が物体OBJに照射すると、物体表
面では拡散反射と鏡面反射が発生する。拡散反射におい
ては、照明光が物体内部に入り込み、特定の波長が吸収
され、それ以外の波長の光だけが反射する。拡散反射特
性は図2(b)の円状曲線CIRで示すようになり、この
円状曲線に示す強さで全ての方向に反射する。すなわ
ち、視点が法線方向に存在する時、拡散反射が最大とな
り、法線方向から外れるに従って拡散反射は小さくな
る。
【0014】又、鏡面反射においては、照明光の全ての
波長が物体表面で反射し、すなわち照明光と同じ色の光
を反射し、鏡面反射特性は図2(b)の楕円状曲線ELP
で示すようになる。すなわち、この楕円状曲線に示す強
さで所定方向に反射し、視点が入射角と同じ反射角β
(=θ)方向で鏡面反射が最大となり、反射角βからず
れるにつれ急速に零となる。
【0015】物体反射光I(λ)は拡散反射と鏡面反射の
両方を加え合わせたもので、物体表面での反射光の特性
は(1)式 I(λ)=Is(λ)・[kd(λ)・cos(θ-α)・sin(θ+α) +km(θ,λ)・D(α)・G/(πcos(θ+α)] +Ia(λ)・[kd(λ)・cos(θ′-α′)・sin(θ′+α′) +km(θ′,λ)・D(α′)・G/(πcos(θ′+α′)] ・・・(1) により表現される(反射モデル)。(1)式において、右
辺第1項は照明光Is(λ)によるもの、第2項は2次反射
光Ia(λ)によるもの、右辺第1項及び第2項における左
項は拡散反射によるもの、右辺第1項及び第2項の右項
は鏡面反射によるもので、kd(λ)は拡散反射特性、km
(λ)は鏡面反射特性、D(α)・Gは物体表面の凹凸関数で
ある。物体の反射光I(λ)は上式より明らかなように、
拡散反射特性と鏡面反射特性を加え合わせたものに照明
光Is(λ)を掛け合わせたものが主となる。尚、照明光が
周囲物体で反射し、対象物体に照射する場合も考慮する
と、拡散反射特性と鏡面反射特性を加え合わせたものに
2次反射光Ia(λ)を掛け合わせたものが加わる。
【0016】拡散反射は物体の拡散反射反射特性kd(λ)
や、照明光や視点の位置により決まる角度θ、αで表現
され、鏡面反射は物体の鏡面反射特性km(λ)や、物体表
面の凹凸を表す関数D(α)・G、照明光や視点の位置によ
り決まる角度θ、αで表現される。尚、D(α)は微小面
勾配分布関数、Gは幾何学的減衰係数である。鏡面反射
は2分ベクトルHを法線ベクトルとする微小面のみで起
こる。それゆえ、2分ベクトルHの分布は鏡面反射を起
こす微小面の向きの分布を表し、これは微小面を考慮し
た鏡面反射特性の強さの分布を意味する。強度分布から
反射光の強さが計算できるので、2分ベクトルの分布を
Hと法線ベクトルNのなす角度αの関数で表現したもの
が微小面勾配分布関数D(α)である。又、鏡面の凹凸に
より入射光の一部はさえぎられ、また反射した光の一部
はさえぎられる。この光の遮断による補正を行うのが幾
何学的減衰係数Gである。
【0017】(1)式では、照明光と2次反射光が共に1
個づつであるが、複数の照明光、2次反射光が存在する
場合には、それぞれについて同様の計算を行い、それら
を加え合わせたものが物体反射光となる。
【0018】さて、(1)式において、照明光Is(λ)に対
する拡散反射を、拡散反射特性kd(λ)と係数K1の積で
表現し、鏡面反射を係数K2で表現する。又、2次反射
光Ia(λ)に対する拡散反射を、拡散反射特性kd(λ)と係
数K3の積で表現し、鏡面反射を係数K4で表現する。こ
れにより、(1)式は、 I(λ)=Is(λ)・(kd(λ)・K1+K2)+Ia(λ)・(kd(λ)・K3+K4) =(K1・Is(λ)+K3・Ia(λ))・kd(λ)+K2・Is(λ)+K4・Ia(λ) ・・・(2) と表現される。ここで、Is(λ)>>Ia(λ)であることを考
慮すると、(2)式は I(λ)=K1・Is(λ)・kd(λ)+K2・Is(λ)+K4・Ia(λ) ・・・(3) と簡易的に表現できる。(3)式を波長λに関して可視光
の範囲で積分すると、(4)式に示す反射モデル式
【数01】 が得られる。例えば、目の赤に対する感度特性r(λ)
は図3に示すようになっているから、r(λ)を(3)式の
両辺に乗算して赤色可視光の範囲で積分すると、 R0 =k1Rd +k2Rs +k3Ra が得られ、同様に、g(λ),b(λ)を(3)式の両辺に乗算
してそれぞれ緑色可視光の範囲、青色可視光の範囲で積
分すると、 G0 =k1Gd +k2Gs +k3Ga B0 =k1Bd +k2Bs +k3Ba が得られ、これらをベクトル表現すると(4)式が得られ
る。
【0019】(4)式の反射モデル式において、左辺
(R0,G0,B0)はRGB表色系における物体の画像
データとなり、右辺第1項の(Rd,Gd,Bd)はRG
B表色系における物体色ベクトル、右辺第2項の(R
s,Gs,Bs)は照明光ベクトル、右辺第3項の(Ra,
Ga,Ba)は2次反射光ベクトルとなり、実際の物理的
な反射モデルを非常によく近似している。尚、以後k1
は拡散反射係数、k2は鏡面反射係数、k3は2次反射係
数という。
【0020】物体色ベクトル等の変更によるカラ−画像
制御 図4はRGBの3次元色空間中で物体色ベクトルBa、
照明光ベクトルBb、2次反射光ベクトルBcを用いて物
体の画像データを表現する様子を示すものである。反射
モデル式に従って物体の画像データを表すと、図4(a)
に示すように、物体色ベクトルBa、照明光ベクトルB
b、2次反射光ベクトルBcによる立体により3次元色空
間における位置を決められる。2次反射光は通常照明光
に対して、十分小さいと考えられるため、画像データの
分布は物体色ベクトルBaと照明光ベクトルBbとで決ま
る広い面を持つ、薄い直方体状の立体となる。
【0021】ここで、物体色ベクトルBaを他の色に変
更すると、図4(b)に示すように画像データは新たな物
体色ベクトルBa′と照明光ベクトルBbと2次反射光ベ
クトルBcにより決まる立体による位置に変更され、物
体の色を変更できる。同様に、物体色ベクトルの代わり
に照明光ベクトル又は2次元反射光ベクトルを変更すれ
ば、物体の色を変更できる。そして、照明光ベクトルを
変えると、物体色の他に光沢の色も変えることができ
る。例えば、白い光のもとでは、光沢は白っぽいが、赤
い光のもとでは赤い光沢に変更することができる。尚、
2つのベクトル又は3つのベクトルを同時に変更しても
物体の色を変えることができ、同様の効果が得られる。
【0022】拡散反射特性の変更によるカラ−画像の制
図5は拡散反射特性を変更することによりカラ−画像を
制御(操作)する場合の説明図である。通常の拡散反射
特性は図2で説明したように、照明光と別の色(物体
色)を円状に全ての方向に反射するものであり、拡散反
射の強さは視点の方向により図5(a)に示すようにな
る。この特性を例えば図5(b)の実線に示すように変更
すると、同一の視点から見ても物体の位置により色の見
え方が変化する。例えば、雲母のようにキラキラ反射す
るような特性を作れるようになる。具体的に拡散反射特
性を変更する方法としては、現拡散反射係数k10(図5
(b)の点線)と新たな新拡散反射係数k1n(図5(b)の実
線)の差Δkを考慮して図5(c)に示すようにk10−k1n
特性を設定する。
【0023】鏡面反射特性の変更によるカラ−画像の制
図6は鏡面反射特性を変更することによりカラ−画像を
制御(操作)する場合の説明図である。通常の鏡面反射
特性は図2で説明したように、照明光を楕円状に入射角
と同じ反射角で反射するものであり、鏡面反射の強さは
視点の方向により図6(a)に示すようになる。この特性
を例えば、図6(b)の実線に示すように、楕円を太らせ
たり、細くしたりすると、光沢の強さが変化する。又、
楕円の反射方向の位置を変更すれば、光沢の位置が変化
し、照明光の位置や観察者の視点位置も変更できる。具
体的に楕円を太らせたり、細くしたりするには、現鏡面
反射係数k2を一律にn倍すればよく、n>1では太ら
せることができ、n<1では細くすることができる。ま
た、図5(c)の場合と同様に、現鏡面反射係数k20と新
たな鏡面反射係数k2nの差Δkを考慮してk20−k2n
性を設定するようにしてもよい。尚、以上の他、2次反
射係数k3を変化させれば、2次反射光の強さを変える
ことができ、周囲物体との距離を変化させたような効果
が出せるし、更に、以上の各パラメ−タを組み合わせて
変更すれば、各種効果を同時に実現できる。
【0024】本発明の実施例構成図 図7は本発明の実施例構成図であり、図1と同一部分に
は同一符号を付している。図中、11はカメラ、イメ−
ジスキャナ等の画像入力装置であり、物体の画像デ−タ
をRGB表色系で取り込んで入力する。12はカラ−画
像の修正等の制御を行うディスプレイ制御部、13は画
像入力装置11から入力された画像デ−タを記憶する画
像保持用メモリ、14はディスプレイ制御部により演算
された画像デ−タを記憶する画像表示用メモリ、15は
カラ−パレットや各種メニュ−画像を記憶するメニュ−
表示用メモリ、16は各表示用メモリから画像デ−タを
読出して出力する読出制御部、17はディスプレイ装置
であり、ディスプレイ画面(スクリ−ン)は画像表示領
域17aとメニュ−領域17bに区分されている。
【0025】18は(4)式の反射モデル式に含まれる拡
散反射係数k1、鏡面反射係数k2、2次反射係数k3
各画素毎に記憶する係数記憶メモリ、19は操作部であ
り、マウス19a、キ−ボ−ド19bを備えている。マ
ウス19aには各種スイッチ19a-1,19a-2、トラックボ
ールが向けられ、トラックボールを回転することにより
スクリ−ン上のグラフィックカ−ソル(図示せず)を移
動したり、座標値入力やメニュ−コマンドをヒットして
所定のコマンドを入力するようになっている。
【0026】20はマウス制御部であり、マウス19a
のトラックボールの回転に応じてカ−ソルを各軸方向に
移動させる移動信号を発生すると共に、各スイッチのオ
ン・オフ状態を出力するようになっている。21はキ−
ボ−ド制御部であり、キ−ボ−ド上の各キ−のオンを検
知して該キ−に応じた所定のコ−ドを出力するようにな
っている。
【0027】ディスプレイ制御部12はマイコン構成に
なっており、反射モデル式に基づいて各画素の画像デー
タを演算して画像表示用メモリ14に記憶する画像デー
タ演算部12a、(4)式の反射モデル式における3つの係
数k1,k2,k3を演算して係数記憶メモリ18に記憶
する係数演算部12b、係数変更操作により係数k1
2,k3を変更する係数変更部12c、物体色ベクトル
(Rd,Gd,Bd)、照明光ベクトル(Rs,Gs,B
s)、2次反射光ベクトル(Ra,Ga,Ba)等を記憶す
るデータメモリ12d等を備えている。尚、画像データ
演算部12a、係数演算部12b、係数変更部12cは
実際にはソフトウェアにより構成される。
【0028】全体の動作 (a) 係数、ベクトルの決定制御(図8) 画像入力装置11は物体のRGB表色系における画像を
入力する。ディスプレイ制御部12は入力された画像デ
−タを画像保持用メモリ13に記憶すると共に、画像表
示メモリ14に記憶してディスプレイ装置17に表示す
る(ステップ101)。この場合、ディスプレイ画面に
は対象物体の他に不要物体が表示されているから、不要
物体をカ−ソルで指示して除去すると共に、対象物体の
み抽出して表示する(ステップ102)。
【0029】ついで、表示されている対象物体の代表色
の画素をカ−ソルで指示すれば、ディスプレイ制御部1
2は指示された画素のRGBを物体色ベクトルRd,G
d,Bdとしてデ−タメモリ12eに記憶する(ステップ
103)。
【0030】しかる後、ディスプレイ制御部12は照明
光ベクトル(Rs,Gs,Bs)を決定してデ−タメモリ
12eに記憶する(ステップ104)。物体中の光沢は
鏡面反射であり、照明光そのものの特性を反射したもの
である。従って、物体における光沢部分を捜し、該部分
の画像デ−タを照明光ベクトル(Rs,Gs,Bs)とす
る。具体的には、白っぽい照明光の場合、明度が最大の
画素を求め、該画素の画像デ−タを照明光ベクトル(R
s,Gs,Bs)とする。即ち、第i画素(iの初期値は
1)のRGB画像デ−タをH,S,V(色相、彩度、明
度)に変換し(ステップ104a)、明度Vと最大明度
Vmax(初期値は零)を比較し(ステップ104b),
V>Vmaxであれば、V→Vmaxとすると共に第i画素位
置を記憶し(ステップ104c,104d)、上記処理
を全画素について行ない(ステップ104e,104
f)、全画素について処理すれば、記憶されている画素
位置の画像デ−タを照明光ベクトルとする(ステップ1
04g)。
【0031】尚、白色光の場合には予め(250,25
0,250)のように照明光ベクトルを設定しておき、
該設定値を用いるようにもできる。又、2次反射光ベク
トルは、小さいため予め(5,10,7)というように
適当に設定しておき、該設定値を2次反射光ベクトル
(Ra,Ga,Ba)とする。
【0032】照明光ベクトルが求まれば、ディスプレイ
制御部12の係数演算部12bは、RGB表色系で表現
した物体色ベクトル(Rd,Gd,Bd)、照明光ベクト
ル(Rs,Gs,Bs)、2次反射光ベクトル(Ra,G
a,Ba)と物体の各画素毎の画像データ(Ro,Go,B
o)を(4)式の反射モデル式に代入して各画素毎に3つの
係数k1〜k3を演算し、係数記憶部18に記憶する(ス
テップ105)。すなわち、1つの画素について係数k
1〜k3を未知数とする3つの式ができるから、連立3元
方程式を解くことにより3つの係数k1〜k3を求め、係
数記憶部18に記憶する。
【0033】各画素毎に3つの係数が求まれば、画像デ
−タ演算部12aは各画素の係数k 1〜k3と物体色ベク
トル(Rd,Gd,Bd)、照明光ベクトル(Rs,Gs,
Bs)、2次反射光ベクトル(Ra,Ga,Ba)を(4)式
の反射モデル式に代入し、各画素のRGB表色系におけ
る画像データを生成して画像表示部14に記憶し、ディ
スプレイ装置16に描画する(ステップ106)。尚、
ステップ106で生成した画像はそれ迄の画像となんら
変化しない。
【0034】(b) 物体色の変更制御(図9) 物体色の色を変更すべく、物体色変更のメニュ−コマン
ドを入力すると共に、カラ−パレットより所望の物体色
を選択・指示すると(ステップ201,202)、画像
デ−タ演算部12aは選択された色の(R,G,B)を
新たな物体色ベクトル(Rd,Gd,Bd)とし(ステッ
プ203)、各画素の係数k1〜k3と、新たな物体色ベ
クトル(Rd,Gd,Bd)と、照明光ベクトル(Rs,G
s,Bs)と、2次反射光ベクトル(Ra,Ga,Ba)を
それぞれ(4)式の反射モデル式に代入し、各画素のRG
B表色系における画像データを生成して画像表示部14
に記憶し、ディスプレイ装置17に描画する(ステップ
204)。これにより、カラ−パレットより指示された
物体色に変更される。尚、以上は物体色を変更した場合
であるが、照明光、2次反射光を変更する場合も同様に
行なうことができる。
【0035】(c) 拡散反射係数k1の変更制御(図1
0) 拡散反射係数k1を変更すべく、拡散反射係数変更のメ
ニュ−コマンドを入力し、しかる後、図5で説明したk
10−k1n特性を設定する(ステップ301,302)。
尚、拡散反射係数変更のメニュ−コマンドによりk10
1n特性設定用のウインドウを表示し、カ−ソルでk10
−k1n特性曲線を描画しながら設定するように構成する
ことができる。
【0036】係数変更部12cは設定されたk10−k1n
特性に基づいて各画素の現在の拡散反射係数値k10を新
たな拡散反射係数値k1nに変更する(ステップ30
3)。拡散反射係数の変更が終了すれば、画像デ−タ演
算部12aは各画素の係数k1〜k3と、物体色ベクトル
(Rd,Gd,Bd)と、照明光ベクトル(Rs,Gs,B
s)と、2次反射光ベクトル(Ra,Ga,Ba)をそれぞ
れ(4)式の反射モデル式に代入し、各画素のRGB表色
系における画像データを生成して画像表示部14に記憶
し、ディスプレイ装置17に描画する(ステップ30
4,305)。尚、以上は拡散反射係数値を変更した場
合であるが、鏡面反射係数値を変更する場合も同様に行
なうことができる。
【0037】尚、以上の反射モデルは、光の加法混色を
利用したものであり(拡散反射と鏡面反射を加え合わせ
る)、従って加法混色が成立する表色系で計算を行なう
必要がある。すなわち、利用するデ−タ形式としては、
RGB表色系や、RGB表色系から線形に変換できる表
色系(例えばXYZ表色系)のデ−タである必要があ
る。以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は
請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の変形が
可能であり、本発明はこれらを排除するものではない。
【0038】
【発明の効果】以上本発明によれば、物体の色と強さを
表す物体色ベクトルと、照明光の色と強さを表す照明光
ベクトルと、周囲物体による反射光の色と強さを表す2
次反射光ベクトルのそれぞれに第1、第2、第3の係数
を乗じて加算する反射モデル式により画像データを表現
し、3つのベクトル及び3つの係数のうち少なくとも1
つのパラメ−タを変更してカラ−画像を変更するように
構成したから、物体の色だけでなく、色の見え方、光沢
感、材質感等を変更でき、しかも自然な影や光沢などの
見え方を精度よく保持しつゝ物体の色を変更できる。ま
た、光沢感などが異なる他の物体画像を入力する必要も
ないので、より高度なカラ−画像の操作が可能となる。
【0039】更に、本発明によれば、物体色ベクトルを
対象物体の代表画素のRGB値とし、照明光ベクトルを
最も明度の大きい画素のRGB値あるいは白色光とし、
2次反射光ベクトルを予め設定しておくことにより、反
射モデル式から各画素毎に3つの係数を演算でき、これ
らベクトル、係数の各パラメ−タを個々に変更して物体
の色や、色の見え方、光沢感、材質感等を個々に変更、
あるいは組み合わせて変更でき、カラ−画像の変更を極
め細かく行うことができる。
【0040】又、本発明によれば、物体色ベクトル、照
明光ベクトル、2次反射光ベクトルの少なくとも1つを
変更することにより物体の色の特性を変更でき、照明光
ベクトルを変更することによりカラ−画像中の光沢の特
性を変更でき、物体色ベクトルに乗算する拡散反射係数
を変更することにより物体の色の見え方を変更でき、照
明光ベクトルに乗算する鏡面反射係数を変更することに
より、カラ−画像中の物体の光沢やメタリック感、ざら
つき感を変更でき、2次照明光ベクトルに乗算する係数
を変更することにより、カラ−画像中の物体周囲の色の
影響の強さを変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の反射モデル説明図である。
【図3】赤、緑、青の感度特性である。
【図4】ベクトル変更によるカラ−画像制御の説明図で
ある。
【図5】拡散反射特性変更によるカラ−画像制御の説明
図である。
【図6】鏡面反射特性変更によるカラ−画像制御の説明
図である。
【図7】本発明の実施例構成図である。
【図8】本発明のカラ−画像操作制御の流れ図である。
【図9】物体色ベクトル変更によるカラ−画像操作制御
の流れ図である。
【図10】係数変更によるカラ−画像操作制御の流れ図
である。
【符号の説明】
11・・画像入力装置 12・・ディスプレイ制御部 12a・・画像データ演算部 12b・・係数演算部 12c・・係数変更部 12d・・データメモリ 13・・画像保持用メモリ 14・・画像表示用メモリ 17・・ディスプレイ装置 18・・係数記憶メモリ 19・・操作部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイ画面に描画されている物体
    のカラ−画像制御方法において、 物体の色と強さを表す物体色ベクトルと、照明光の色と
    強さを表す照明光ベクトルと、周囲物体による反射光の
    色と強さを表す2次反射光ベクトルとのそれぞれに第
    1、第2、第3の係数を乗じて加算する反射モデル式に
    より、カラ−画像データを表現し、 3つのベクトル及び3つの係数のうち少なくとも1つの
    パラメ−タを制御することにより、前記カラ−画像中の
    物体の色やメタリック感、光沢、質感の少なくとも1つ
    の特性を変更することを特徴とするカラ−画像制御方
    法。
  2. 【請求項2】 前記各ベクトルをRGB表色系で、又は
    RGB表色系から線形に変換される表色系で表現すると
    共に、対象物体に応じて1つの物体色ベクトル、照明光
    ベクトル、2次反射光ベクトルを決定すると共に、対象
    物体の画素毎に、各画素の画像データと、物体色ベクト
    ルと、照明光ベクトルと、2次反射光ベクトルを用いて
    第1〜第3の係数を演算し、 3つのベクトル及び3つの係数のうち少なくとも1つの
    パラメ−タを変更した時、前記反射モデル式に従って各
    画素のRGB表色系又はRGB表色系から線形に変換さ
    れる表色系におけるカラ−画像データを生成してディス
    プレイ画面に描画することを特徴とする請求項1記載の
    カラ−画像制御方法。
  3. 【請求項3】 前記物体色ベクトルは対象物体の指示さ
    れた画素のRGB値とすることを特徴とする請求項2記
    載のカラ−画像制御方法。
  4. 【請求項4】 前記照明光ベクトルは、最も明度の大き
    い画素のRGB値とすることを特徴とする請求項2又は
    請求項3記載のカラ−画像制御方法。
  5. 【請求項5】 物体色ベクトル、照明光ベクトル、2次
    反射光ベクトルの少なくとも1つを変更して物体の色の
    特性を変更することを特徴とする請求項1記載のカラ−
    画像制御方法。
  6. 【請求項6】 照明光ベクトルを変更することによりカ
    ラ−画像中の光沢の特性を変更することを特徴とする請
    求項1記載のカラ−画像制御方法。
  7. 【請求項7】 物体色ベクトルに乗算する第1係数を変
    更することにより物体の色の特性を変更することを特徴
    とする請求項1記載のカラ−画像制御方法。
  8. 【請求項8】 照明光ベクトルに乗算する第2係数を変
    更することにより、カラ−画像中の物体の光沢やメタリ
    ック感、ざらつき感を変更することを特徴とする請求項
    1記載のカラ−画像制御方法。
  9. 【請求項9】 2次照明光ベクトルに乗算する第3係数
    を変更することにより、カラ−画像中の物体周囲の色の
    影響の強さを変更することを特徴とする請求項1記載の
    カラ−画像制御方法。
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