JPH0530528A - 映像回路 - Google Patents
映像回路Info
- Publication number
- JPH0530528A JPH0530528A JP3184294A JP18429491A JPH0530528A JP H0530528 A JPH0530528 A JP H0530528A JP 3184294 A JP3184294 A JP 3184294A JP 18429491 A JP18429491 A JP 18429491A JP H0530528 A JPH0530528 A JP H0530528A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- video signal
- crt
- beam current
- power supply
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 映像信号の明暗による映像信号の黒レベルの
変動を防止し、高忠実度の映像を再生する。 【構成】 映像信号の明度によって変化するCRT内の
ビーム電流を検出し、この検出値を増幅器により調整し
た後、CRTカソードドライブ回路の電源回路に供給
し、電源電圧を調整し、黒レベルを一定とする。
変動を防止し、高忠実度の映像を再生する。 【構成】 映像信号の明度によって変化するCRT内の
ビーム電流を検出し、この検出値を増幅器により調整し
た後、CRTカソードドライブ回路の電源回路に供給
し、電源電圧を調整し、黒レベルを一定とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、映像信号の明暗によ
りCRTカソードドライブ回路の消費電流が変化し、黒
レベルが変動するのを補正するとともに、暗信号時のデ
ィーテル信号の再生を行なう映像回路に関するものであ
る。
りCRTカソードドライブ回路の消費電流が変化し、黒
レベルが変動するのを補正するとともに、暗信号時のデ
ィーテル信号の再生を行なう映像回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】CRTに3つの色差又は原色の映像信号
を入力して映像を再現するカラーテレビジョン受像機又
はディスプレイモニタ等において、図2は従来からよく
用いられている典形的なCRTカソードドライブ回路の
1部を示したものである。図において、1はCRT、2
はそのカソード、3はカソードドライブ回路の電源、4
はカソードドライブ終段抵抗、5はカソードドライブ終
段トランジスタ、6はトランジスタ5のバイアス電源、
7はトランジスタ5と組み合されてカスコード増幅器を
構成する前段トランジスタ、8は原色映像信号入力端
子、9はカットオフ調整用ボリューム、18は抵抗であ
る。
を入力して映像を再現するカラーテレビジョン受像機又
はディスプレイモニタ等において、図2は従来からよく
用いられている典形的なCRTカソードドライブ回路の
1部を示したものである。図において、1はCRT、2
はそのカソード、3はカソードドライブ回路の電源、4
はカソードドライブ終段抵抗、5はカソードドライブ終
段トランジスタ、6はトランジスタ5のバイアス電源、
7はトランジスタ5と組み合されてカスコード増幅器を
構成する前段トランジスタ、8は原色映像信号入力端
子、9はカットオフ調整用ボリューム、18は抵抗であ
る。
【0003】次に、動作について説明する。図3
(a),(b)はカソード2及び原色映像信号入力端子
8における信号波形を示す。T1 は水平掃引時帰線消去
期間、T2 は映像信号期間であり、10,11は映像信
号の黒レベルである。カットオフ調整用ボリューム9は
カソード2を流れるカソード電流が流れ始める点を黒レ
ベル10,11になるよう調整しており、これによって
映像信号の内容に応じた電圧がカソード2に印加され、
CRT1の前面の螢光体を打つビーム電流の量がコント
ロールされる。
(a),(b)はカソード2及び原色映像信号入力端子
8における信号波形を示す。T1 は水平掃引時帰線消去
期間、T2 は映像信号期間であり、10,11は映像信
号の黒レベルである。カットオフ調整用ボリューム9は
カソード2を流れるカソード電流が流れ始める点を黒レ
ベル10,11になるよう調整しており、これによって
映像信号の内容に応じた電圧がカソード2に印加され、
CRT1の前面の螢光体を打つビーム電流の量がコント
ロールされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のCRTカソード
ドライブ回路は以上のように構成されており、電源3の
インピーダンスが高い場合、映像内容が明るい場合には
トランジスタ5,7を流れる電流が増加して黒レベル1
1が下がり、映像信号がより白らけた状態になり、逆に
映像内容が暗い場合には黒レベル11が上がり、映像信
号がより暗くなる、いわゆる黒つぶれの状態になるとい
う課題があった。
ドライブ回路は以上のように構成されており、電源3の
インピーダンスが高い場合、映像内容が明るい場合には
トランジスタ5,7を流れる電流が増加して黒レベル1
1が下がり、映像信号がより白らけた状態になり、逆に
映像内容が暗い場合には黒レベル11が上がり、映像信
号がより暗くなる、いわゆる黒つぶれの状態になるとい
う課題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、映像信号の明暗によるCRT
カソードドライブ回路のカソード電流の黒レベルの変動
を補正するとともに、暗映像信号時の暗部ディーテル信
号を再生することができる映像回路を得ることを目的と
する。
めに成されたものであり、映像信号の明暗によるCRT
カソードドライブ回路のカソード電流の黒レベルの変動
を補正するとともに、暗映像信号時の暗部ディーテル信
号を再生することができる映像回路を得ることを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る映像回路
は、映像信号の明度によって変化するCRT内のビーム
電流を検出するビーム電流検出回路と、ビーム電流の出
力を調整する増幅器と、増幅器の出力に応じて出力電圧
がコントロールされるCRTカソードドライブ回路の電
源回路を設けたものである。
は、映像信号の明度によって変化するCRT内のビーム
電流を検出するビーム電流検出回路と、ビーム電流の出
力を調整する増幅器と、増幅器の出力に応じて出力電圧
がコントロールされるCRTカソードドライブ回路の電
源回路を設けたものである。
【0007】
【作用】この発明においては、映像信号の明度によって
変化するCRT内のビーム電流が検出され、この検出信
号が増幅器によって調整された後CRTカソードドライ
ブ回路の電源回路に供給され、これに応じて電源回路の
出力が調整される。
変化するCRT内のビーム電流が検出され、この検出信
号が増幅器によって調整された後CRTカソードドライ
ブ回路の電源回路に供給され、これに応じて電源回路の
出力が調整される。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面とともに説明
する。図1はこの実施例による映像回路の構成を示し、
12は映像信号の明度によって変化するCRT1内のビ
ーム電流を検出するビーム電流検出回路、13はビーム
電流検出回路12の出力レベル、出力変化特性等を微調
整し、処理しやすい信号に変える増幅器、14は増幅器
13の出力によって出力電圧がコントロールされるカソ
ードドライブ用電源回路であり、電源回路14から供給
される電源によって符号1〜9,18で示す部分からな
る従来同様のCRTカソードドライブ回路は駆動され
る。
する。図1はこの実施例による映像回路の構成を示し、
12は映像信号の明度によって変化するCRT1内のビ
ーム電流を検出するビーム電流検出回路、13はビーム
電流検出回路12の出力レベル、出力変化特性等を微調
整し、処理しやすい信号に変える増幅器、14は増幅器
13の出力によって出力電圧がコントロールされるカソ
ードドライブ用電源回路であり、電源回路14から供給
される電源によって符号1〜9,18で示す部分からな
る従来同様のCRTカソードドライブ回路は駆動され
る。
【0009】次に、動作について説明する。ビーム電流
検出回路12は映像信号の明度によって変化するCRT
1内のビーム電流を検出し、この検出信号は増幅器13
により微調整された後電源回路14に供給され、この入
力に従って電源回路14の出力電圧がコントロールされ
る。従って、CRTカソードドライブ回路の電源電圧は
映像信号の明度によって制御され、図3(b)のカソー
ド電流の黒レベル11が一定となるように制御される。
又、増幅器13によりビーム電流の検出レベル、変化特
性等が調整されるので、暗映像信号時の黒レベル11を
下げることができ、暗部のディーテル信号を意図的に明
るく再現することができる。
検出回路12は映像信号の明度によって変化するCRT
1内のビーム電流を検出し、この検出信号は増幅器13
により微調整された後電源回路14に供給され、この入
力に従って電源回路14の出力電圧がコントロールされ
る。従って、CRTカソードドライブ回路の電源電圧は
映像信号の明度によって制御され、図3(b)のカソー
ド電流の黒レベル11が一定となるように制御される。
又、増幅器13によりビーム電流の検出レベル、変化特
性等が調整されるので、暗映像信号時の黒レベル11を
下げることができ、暗部のディーテル信号を意図的に明
るく再現することができる。
【0010】図4はこの実施例による映像回路の詳細な
構成を示し、ビーム電流検出回路12はカラーテレビジ
ョン受像機、ディスプレイ等において、FBT(アノー
ド電圧発生部)15から、CRT1のアノード16の電
圧を発生させるラインの電流をビーム電流検出抵抗17
により電圧として取り出す。増幅器13はこの検出電圧
の変化の傾きやレベル等をコントロールする。増幅器1
3の出力を電源回路14に入力し、カソードドライブ回
路に印加される電圧をコントロールし、黒レベルの調整
を行なう。
構成を示し、ビーム電流検出回路12はカラーテレビジ
ョン受像機、ディスプレイ等において、FBT(アノー
ド電圧発生部)15から、CRT1のアノード16の電
圧を発生させるラインの電流をビーム電流検出抵抗17
により電圧として取り出す。増幅器13はこの検出電圧
の変化の傾きやレベル等をコントロールする。増幅器1
3の出力を電源回路14に入力し、カソードドライブ回
路に印加される電圧をコントロールし、黒レベルの調整
を行なう。
【0011】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、CRT
カソードドライブ回路の電源電圧が映像信号の明度によ
って調整されるので、映像信号の明暗にかかわらず、そ
の黒レベルを一定に制御することができ、高忠実度の映
像を再現することができる。又、ビーム電流の検出出力
が増幅器により調整されるので、暗映像信号時の黒レベ
ルを意図的に下げることができ、暗部のディーテル信号
を明るく再生することができる。
カソードドライブ回路の電源電圧が映像信号の明度によ
って調整されるので、映像信号の明暗にかかわらず、そ
の黒レベルを一定に制御することができ、高忠実度の映
像を再現することができる。又、ビーム電流の検出出力
が増幅器により調整されるので、暗映像信号時の黒レベ
ルを意図的に下げることができ、暗部のディーテル信号
を明るく再生することができる。
【図1】この発明による映像回路の構成図である。
【図2】従来の映像回路の構成図である。
【図3】映像回路の動作波形図である。
【図4】この発明による映像回路の詳細構成図である。
1 CRT 2 カソード 3 カソードドライブ回路電源 5,7 トランジスタ 8 原色映像信号入力端子 12 ビーム電流検出回路 13 増幅器 14 電源回路
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 CRTに3つの色差又は原色の映像信号
を入力して映像を再現する映像回路において、映像信号
の明度によって変化するCRT内のビーム電流を検出す
るビーム電流検出回路と、ビーム電流検出回路の出力レ
ベル、変化特性を調整する増幅器と、増幅器の出力に応
じて出力電圧がコントロールされる電源回路と、電源回
路から電圧を供給されるCRTカソードドライブ回路を
備えたことを特徴とする映像回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3184294A JPH0530528A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 映像回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3184294A JPH0530528A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 映像回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530528A true JPH0530528A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16150816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3184294A Pending JPH0530528A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 映像回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0530528A (ja) |
-
1991
- 1991-07-24 JP JP3184294A patent/JPH0530528A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050209 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20050311 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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