JPH05297884A - 音声合成装置 - Google Patents

音声合成装置

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JPH05297884A
JPH05297884A JP4100990A JP10099092A JPH05297884A JP H05297884 A JPH05297884 A JP H05297884A JP 4100990 A JP4100990 A JP 4100990A JP 10099092 A JP10099092 A JP 10099092A JP H05297884 A JPH05297884 A JP H05297884A
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JP
Japan
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speech
fluctuation
voice
output
added
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Pending
Application number
JP4100990A
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English (en)
Inventor
Hiroki Kodama
広記 兒玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音声合成装置に関し、自然な音声を出力する
ことをを目的とする。 【構成】 入力文字テキスト1に基づいて、その内容を
合成音声波形2として出力する音声合成手段3を有する
音声合成装置において、パワーが周波数に逆比例する周
波数特性を有するランダム性のゆらぎを生成する1/f
ゆらぎ生成部4を設け、出力音声に該ゆらぎを付加する
ものとして構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音声合成装置に係り、特
に入力文字テキストに基づいて、その内容を音声で出力
する音声合成手段を有する音声合成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述のような音声合成装置とし
て、図6に示すものがある。図6において31は文章等
の入力テキスト38が入力され、テキストを解析してそ
の発音記号を生成する発音記号生成部、32は入力テキ
ストが入力され、テキストを解析してその韻律を生成す
る韻律記号生成部、33は出力する音声の時間を制御す
る時間長制御部、34は韻律記号から音声のピッチを生
成するピッチ生成部、35は発音記号から音声の周波数
分布を示すスペクトルを生成するスペクトル生成部、3
6はピッチと発音記号とから音声の音源を生成する音源
生成部、37はスペクトルと音源とから合成音声波形を
合成する波形合成部を示すものである。
【0003】このような音声合成装置によれば、入力さ
れたテキストを自動的に読み上げるように合成された音
声が出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の音声
合成装置にあっては、出力すべき音声を比較的簡単な規
則に基づき合成するようにしているため、出力される音
声は単調で機械的になりがちであり、音声の自然性を損
なっていた。そこで、本発明は自然な音声を出力するこ
とができる音声合成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明において、上記の
課題を解決するための第1の手段は、図1に示すよう
に、入力文字テキスト1に基づいて、その内容を合成音
声波形2として出力する音声合成手段3を有する音声合
成装置において、パワーが周波数に逆比例する周波数特
性を有するランダム性のゆらぎを生成する1/fゆらぎ
生成部4を設け、出力音声に該ゆらぎを付加したことで
ある。
【0006】本発明の第2の手段によれば、上記ゆらぎ
を出力音声のピッチに付加することができる。また、本
発明の第3の手段によれば、上記ゆらぎを出力音声の振
幅に付加することができる。更に、本発明の第4の手段
によれば、上記ゆらぎを出力音声のスペクトルに付加す
ることができる。
【0007】そして、本発明の第5の手段によれば、上
記ゆらぎを出力音声の発声速度に付加することができ
る。
【0008】
【作用】本発明によれば、合成される音声には、ゆらぎ
生成部が生成するパワーが周波数に逆比例する周波数特
性を有するランダム性のゆらぎが付加されるから、音声
は単調でなくなり、更に機械的ではなくなり、自然なも
のとなる。
【0009】
【実施例】以下本発明に係る音声合成装置の実施例を図
面に基づいて説明する。図2乃至図5は本発明に係る音
声合成装置の実施例を示すものである。本実施例に係る
音声合成装置は図2に示すように、文章等の入力テキス
ト38が入力され、テキストを解析してその発音記号を
生成する発音記号生成部11と、入力テキストが入力さ
れ、テキストを解析してその韻律を生成する韻律記号生
成部12と、出力する音声の時間を制御する時間長制御
部13と、韻律記号から音声のピッチを生成するピッチ
生成部14と、発音記号から音声の周波数分布を示すス
ペクトルを生成するスペクトル生成部15と、ピッチと
発音記号とから音声の音源を生成する音源生成部16
と、スペクトルと音源とから合成音声波形を合成する波
形合成部と、パワーが周波数に逆比例する周波数特性を
有するランダム性のゆらぎ即ち1/fゆらぎを生成し時
間長制御部、ピッチ生成部、音源生成部及びスペクトル
生成部に出力する1/fゆらぎ生成部18と、発音記号
及び韻律記号から各成分へのゆらぎの影響量を制御する
ゆらぎ量制御部19とからなる。
【0010】ここで、1/fゆらぎ生成部は、図4に示
すように、白色雑音発生回路20で発生した白色雑音を
1/f特性フィルタ21を通過させたものである。そし
て1/f特性フィルタは、図5に示すように、通過振幅
がその周波数に逆比例する特性を有するものである。従
って、本実施例によれば、図3に示すように、ピッチに
ついてみれば、通常のピッチ生成部によって生成された
ピッチパターン(図3(1))に、1/fゆらぎ生成部
が生成したゆらぎ(図3(2))が付加され、ゆらぎを
含む自然なピッチとなり(図3(3))、自然な音声を
合成するすることができる。
【0011】また、本実施例によれば、上述したピッチ
の他、時間長、スペクトル、音源に付いても同様にゆら
ぎ量制御部で個別に制御されたゆらぎを付加するものと
しているからより自然な音声を合成することができる。
尚、上記の実施例では、ゆらぎをピッチの他、時間長、
スペクトル、音源に付いて付加したが、より簡便な装置
においては、上記のうち選択したものについてのみゆら
ぎを付加してもよい。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、音
声合成装置に1/fゆらぎ生成部を設け、合成音声に1
/fのゆらぎが与えられるから、単調さや機械的な響き
がなくなり自然な音声を合成することができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施例に係る音声合成装置の構成を示
すブロック図である。
【図3】実施例の出力ピッチパターンを示す図である。
【図4】実施例の1/fゆらぎ生成部の構成を示すブロ
ック図である
【図5】1/f特性フィルタの通過振幅特性を示すグラ
フである。
【図6】従来の音声合成装置の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 入力テキスト 2 出力音声波形 3 音声合成部 4 1/fゆらぎ生成部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力文字テキスト(1)に基づいて、そ
    の内容を合成音声波形(2)として出力する音声合成手
    段(3)を有する音声合成装置において、 パワーが周波数に逆比例する周波数特性を有するランダ
    ム性のゆらぎを生成する1/fゆらぎ生成部(4)を設
    け、出力音声に該ゆらぎを付加したことを特徴とする音
    声合成装置。
  2. 【請求項2】 上記ゆらぎを出力音声のピッチに付加し
    たことを特徴とする音声合成装置。
  3. 【請求項3】 上記ゆらぎを出力音声の振幅に付加した
    ことを特徴とする音声合成装置。
  4. 【請求項4】 上記ゆらぎを出力音声のスペクトルに付
    加したことを特徴とする音声合成装置。
  5. 【請求項5】 上記ゆらぎを出力音声の発声速度に付加
    したことを特徴とする音声合成装置。
JP4100990A 1992-04-21 1992-04-21 音声合成装置 Pending JPH05297884A (ja)

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Effective date: 20001107