JPH05289608A - ろうあ者用会話補助装置及び翻訳用会話補助装置 - Google Patents

ろうあ者用会話補助装置及び翻訳用会話補助装置

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JPH05289608A
JPH05289608A JP9074192A JP9074192A JPH05289608A JP H05289608 A JPH05289608 A JP H05289608A JP 9074192 A JP9074192 A JP 9074192A JP 9074192 A JP9074192 A JP 9074192A JP H05289608 A JPH05289608 A JP H05289608A
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JP
Japan
Prior art keywords
voice
message
speech
party
input
Prior art date
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Pending
Application number
JP9074192A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Terajima
正己 寺嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP9074192A priority Critical patent/JPH05289608A/ja
Publication of JPH05289608A publication Critical patent/JPH05289608A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ろうあ者と健常者が双方向での会話を可能と
する。 【構成】 本体の表面のキーボード23中の文字キー1
3を操作してメッセージを入力すると、それが文章処理
回路24によって各文字のコード列に変換され、その入
力が正しいことを表示部17の表示で確認して発声キー
を操作すると、前記文字コード列は音声合成回路25で
音声合成され、その音声合成信号はスピーカ19により
相手方に放声される。相手方よりの応答音声はマイクロ
ホン21で捕捉され、音声入力処理回路27で処理さ
れ、更に音声認識回路28で音声認識され、その認識結
果が表示部17と表示部18とに表示される。認識がで
きなかった場合は、そのことが文章処理回路24に伝え
られ、そこのメモリ29内に記憶されている例えば「も
ういちどおねがいいたします」の決り文句が読出され、
それが音声合成回路で音声合成されてスピーカ19より
放声されて相手方に伝えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は聴覚あるいは言語障害
者と健常者とが相互に会話することを補助する会話補助
装置及び互いに言語を異にする人が会話する場合にその
両者の会話を補助する翻訳用会話補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来においてろうあ者用会話補助装置と
して、例えば実開平1−88554号公報に示すものが
提案されている。これは言語系に障害を持つ者がキーボ
ードのキーを操作することによってメッセージを入力す
ると、その入力したメッセージを音声合成して音声信号
として相手方に放声するものである。しかし、相手方よ
りの音声をろうあ者に伝えることはできないものであっ
て、一方通行的なものでしかない。
【0003】また従来において翻訳の補助装置として
は、電子辞書があるが、会話に利用する場合は知らない
単語をその辞書を引いて知ることができるだけであり、
相手の言語を全く知らない者同志の会話には利用できな
い。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、この会話補助装置は片手で持つことができるような
大きさとされ、その本体の表面にはキーなどの手動入力
手段が設けられ、その手動入力手段によって入力された
メッセージは音声合成手段によって音声信号に変換さ
れ、その変換された音声信号がスピーカによって相手方
に放声される。またその相手方よりの音声はマイクロホ
ンで受音され、そのマイクロホンの出力信号は音声認識
手段によって音声認識され、その認識された信号は文字
として、また上記メッセージが当方向けに表示部によっ
て表示され、一方音声認識手段による認識ができなかっ
た場合はそのことが相手方に知らされるようになされて
いる。
【0005】請求項2の発明によれば、これも同様に片
手で保持できる程度に本体が構成されており、その本体
には入力手段によってメッセージを入力することがで
き、その入力されたメッセージは翻訳手段によってその
メッセージの言語と異なる言語に、つまり相手方の言語
に翻訳され、その翻訳された信号が音声合成手段によっ
て音声信号に変換され、その音声信号はスピーカにより
放声される。相手方よりの音声はマイクロホンによって
受音され、そのマイクロホンの出力は音声認識手段によ
って音声認識され、その認識された信号は上記メッセー
ジの言語に翻訳手段によって翻訳され、その翻訳された
音声信号は音声合成手段によって音声合成され、その合
成された音声信号はスピーカにより放声される。また音
声認識手段によって音声認識ができなかった場合はこれ
を相手方に知らせるようになされている。
【0006】
【実施例】図1に請求項1及び請求項2の会話補助装置
の何れにも適用される外観例を示す。本体11は通常の
人が片手で保持できるような大きさであり、この例では
全体として薄めの細長い箱状に構成され、その手前側の
部分が片手で握り易いように幅が狭い幅狭部11aとさ
れ、その前方部は幅が少し広くされた幅広部11bとさ
れている。この本体11の表面に入力手段としてこの例
ではキーが設けられている。その表面12上にはカナの
キー、英数字キーなどの文字キー13が主に幅狭部11
a上に配列して設けられている。また幅狭部11aの側
面に機能キー14が設けられている。この幅狭部11a
を握った手15の親指の近くに機能キー中の発声指令キ
ー14aが設けられ、他の側面側、つまり人指し指や中
指などの位置の近くにその他の機能キーが設けられてい
る。またこの例ではろうあ者用と翻訳用とに切替え使用
できるようにした場合で、そのためのモード選択キー1
6が設けられている。
【0007】本体11の幅広部11bの上面には当方用
表示部17と相手方用表示部18とが設けられ、横方向
に延長した三角柱の手前側の斜面が当方用表示部17の
表示面とされ、前方側の斜面が相手方用表示部18の表
示面とされ、それぞれ表示が見易いようにされている。
この本体11の前方端部に相手方へ音声を放声するため
のスピーカ19が設けられ、また相手方からの音声を受
音するためのマイクロホン21が取付けられている。
【0008】図2を参照してろうあ者用会話補助装置の
機能構成を説明する。文字キー13、機能制御キー14
のキーボード23を操作してメッセージをその各文字ご
とに順次入力すると、文章入力処理回路24によりその
操作された各キーと対応したコードに変換され、そのメ
ッセージの各文字を示すコードの配列が文章入力処理回
路24より音声合成回路25へ供給され、音声合成回路
25で音声合成され、その音声合成信号はスピーカ19
により放声される。また、文章入力処理回路24からの
メッセージを示す文章コードは文章表示回路26にも供
給され、そのメッセージが当方用表示部17に表示さ
れ、その入力したメッセージに間違いがなかったことを
表示部17の表示を見て確認し、その後発声キー14b
を操作すると音声合成回路25で合成された合成音声信
号がスピーカ19より放声される。
【0009】相手方はこのスピーカ19より放声される
音声を聴いてこれに対する返事をすると、マイクロホン
21でそれが捕捉され、そのマイクロホン21の出力は
音声入力処理回路27で処理されて、更に音声認識回路
28において音声認識され、その音声認識された信号は
文字列として文章表示部26を通じて当方表示部17及
び相手用表示部18にそれぞれ表示される。
【0010】この時音声認識回路28で認識できない部
分が生じると、そのことが文章入力処理回路24へ通知
され、その内部の定型メッセージ登録メモリ29内に予
め記憶されているそのことを知らせるメッセージ、例え
ば「もういちどおねがいいたします」と言う文章を読み
出して、それを音声合成回路25で音声合成し、その音
声合成された信号をスピーカ19より放声して相手方に
もう一度同じことをしゃべって貰うようにする。また相
手用表示部18における表示において、音声認識できな
かった部分を例えばアスタリスク記号で表示することに
よって相手方が音声認識できなかった部分があることを
知らせることもできる。この場合この認識できなかった
部分が判るためそこが認識され易いようによりはっきり
と次に発声して認識誤りが生じないようにすることがで
きる。
【0011】このようにこの会話補助装置によれば、声
を発声することができないろうあ者が手動でメッセージ
を入力すると、これが音声として相手方に放声され、一
方相手方よりの音声によるメッセージは音声認識により
文章として表示部に表示され、ろうあ者と健常者とが会
話をすることが可能である。この場合、定型メッセージ
登録メモリ29は先の「もういちどおねがいいたしま
す」の例に限らず、よく使用されるようなメッセージは
予め記憶し、これを簡単な操作で読出すようにすること
ができる。尚、音声認識できなかったことを相手方に知
らせるためには、先に述べたように音声による場合と表
示による場合との両者による場合に限らず、その一方だ
けでもよい。また入力手段としては文字キー13による
場合に限らずペン入力でもよい。
【0012】次に図3を参照して翻訳用会話補助装置の
機能的構成を説明する。図3において図2と対応する部
分には同一符号を付けてある。この例においては翻訳し
ようとするメッセージをキーボード23を操作して入力
する。例えば日本語でメッセージを入力すると、そのキ
ーボードよりの入力は文章入力処理回路24によって文
字のコードに変換され、その文字のコード列のメッセー
ジは翻訳回路31で例えばその日本語のメッセージがこ
れと異なる言語、例えば英語のメッセージに翻訳され
る。その翻訳された、つまりこの例では英語のメッセー
ジは音声合成回路25で音声信号に合成変換され、相手
方にスピーカ19を通じて放声される。この場合も入力
されたメッセージが正しいか否かを文章表示回路26を
通じて当方用表示部17に表示して、正しいメッセージ
が入力された場合のみ翻訳制御のキー、あるいは音声合
成回路に対する指令キーを押してその正しい音声信号を
スピーカ19を通じて放声することができる。
【0013】一方、このスピーカ19よりのメッセージ
を聴いて相手方はその答えを例えば英語で行うが、それ
がマイクロホン21で受音され、それが音声入力処理回
路17によって処理され、更に音声認識回路28で音声
認識される。この音声認識された信号は翻訳回路32に
より例えば英語から日本語に翻訳され、その翻訳された
日本語の文字列は音声合成回路33に入力され、音声合
成された信号がスピーカ34より放声され、このスピー
カ34は当方向けに放声されるように向けられている。
【0014】この際、先の場合と同様に音声認識回路2
8で認識できなかった場合はそのことを相手方に通知す
るため文章処理回路24のメモリ29より定型の文章
「もういちどおねがいいたします」と言うようなものを
自動的に読出して、それが翻訳回路32で翻訳され、更
に音声合成回路25で合成されてスピーカ19より相手
方に放声されるようになされる。更に必要に応じて音声
認識回路28にその音声認識できなかったことが通知さ
れる。相手用表示部18に音声認識結果を表示して相手
方に音声認識できなかったことを知らせる。
【0015】このようにして例えば日本語しかしゃべれ
ない人と英語しかしゃべれない人とが会話を行うことが
できる。キーボード23による入力の代わりに音声入力
してその入力された音声を認識し、その認識結果を翻訳
回路31へ供給してもよい。また表示部17,18は省
略してもよい。ただ相手方や当方の音声が認識できなか
った場合はそれを何らかの手段によって相手方や当方に
知らせる手段を設ける必要がある。またキーボード23
の代わりにペン入力としてもよい。スピーカ19,34
を二つ設ける代わりに一つ設けてそのスピーカよりの音
が相手方と当方とが聞きとることができるようにしても
よい。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように請求項1の発明によれ
ば、ろうあ者と健常者とが通常の会話を一方通行ではな
く、こちらの意志を音声で伝えることができ、かつ健常
者の音声をろうあ者に文字で伝えることができ、双方向
の会話が可能である。請求項2の発明によれば、この場
合も当方と相手方とが通常の会話をそれぞれの言語で行
えばよく、円滑な会話を行うことができ、辞書を使う場
合と違って全く相手方の言語を知らなくてもよい。
【0017】更にこの発明では本体11を片手で握るこ
とができるような小さなもので構成され、簡単に持ち歩
いて片手で操作することができ、取扱いが便利である。
その場合、翻訳も日常会話程度の翻訳を行う場合は翻訳
回路も小さなICとして作ることができ、十分実用可能
である。また機能キーを本体の側面に設け、表面には文
字キーを設けることによって例えば左手で持って右手で
表面のキーを操作し、左手の指で機能キーを操作でき、
操作性がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による会話補助装置の外観例を示す斜
視図。
【図2】請求項1の発明の機能構成例を示すブロック
図。
【図3】請求項2の発明の機能構成例を示すブロック
図。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片手で保持することができる本体と、 その本体の外面に設けられた手動入力手段と、 その入力手段により入力されたメッセージを音声信号に
    変換する音声合成手段と、 その変換された音声信号を相手方に向けて放声するスピ
    ーカと、 上記相手方よりの音声を受音するマイクロホンと、 そのマイクロホンの出力信号を音声認識する音声認識手
    段と、 その音声認識された信号を文字として、また上記メッセ
    ージを当方に向けてそれぞれ表示する当方用表示部と、 上記音声認識ができなかった場合はこれを相手方に知ら
    せる手段と、 を具備するろうあ者用会話補助装置。
  2. 【請求項2】 片手で保持することができる本体と、 その本体に設けられた入力手段と、 その入力手段に入力されたメッセージを他の言語に翻訳
    する翻訳手段と、 その翻訳されたメッセージを音声信号に変換する音声合
    成手段と、 その音声を放声する放声手段と、 相手方よりの音声を受音するマイクロホンと、 そのマイクロホンの出力信号を音声認識する音声認識手
    段と、 その認識された信号を上記メッセージの言語に翻訳する
    翻訳手段と、 その翻訳された言語を音声信号に変換する音声合成手段
    と、 その音声信号を放声する放声手段と、 上記音声認識ができなかったことを相手方に知らせる手
    段と、 を具備する翻訳用会話補助装置。
JP9074192A 1992-04-10 1992-04-10 ろうあ者用会話補助装置及び翻訳用会話補助装置 Pending JPH05289608A (ja)

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JP9074192A JPH05289608A (ja) 1992-04-10 1992-04-10 ろうあ者用会話補助装置及び翻訳用会話補助装置

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ID=14007012

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JP9074192A Pending JPH05289608A (ja) 1992-04-10 1992-04-10 ろうあ者用会話補助装置及び翻訳用会話補助装置

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JP (1) JPH05289608A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000308198A (ja) * 1999-02-16 2000-11-02 Gm & M:Kk 補聴器
US7676372B1 (en) 1999-02-16 2010-03-09 Yugen Kaisha Gm&M Prosthetic hearing device that transforms a detected speech into a speech of a speech form assistive in understanding the semantic meaning in the detected speech

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000308198A (ja) * 1999-02-16 2000-11-02 Gm & M:Kk 補聴器
US7676372B1 (en) 1999-02-16 2010-03-09 Yugen Kaisha Gm&M Prosthetic hearing device that transforms a detected speech into a speech of a speech form assistive in understanding the semantic meaning in the detected speech

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