JPH05281342A - レーダ装置 - Google Patents

レーダ装置

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JPH05281342A
JPH05281342A JP4077175A JP7717592A JPH05281342A JP H05281342 A JPH05281342 A JP H05281342A JP 4077175 A JP4077175 A JP 4077175A JP 7717592 A JP7717592 A JP 7717592A JP H05281342 A JPH05281342 A JP H05281342A
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勉 渡部
Mitsuyoshi Shinonaga
充良 篠永
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    • G01S13/50Systems of measurement based on relative movement of target
    • G01S13/52Discriminating between fixed and moving objects or between objects moving at different speeds
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明の目的は、移動物標の検出機能を失う
ことなく、送信周波数を高速変更できるレーダ装置を提
供することにある。 【構成】この発明は、コヒーレントな正弦波であるロー
カル信号を発生する発生手段と、この手段で生成された
ローカル信号を変調して、互いに異なる変調関数により
変調された2信号の合成信号を生成する手段と、この手
段で得られた合成信号を繰返し送信し、その反射信号を
受信する手段と、この手段で得られた受信信号について
前記異なる変調関数により変調された2つの信号成分に
分離した後、その差を求めることにより固定クラッタか
らの反射信号を除去し、移動物標により周波数偏移を受
けた信号成分を抽出する手段と、この手段の検出出力に
基づいて移動目標を表示する表示手段とを具備して構成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、移動目標表示装置の
機能を失うことなく、送信周波数の高速変更を可能と
し、移動しない物標からの反射による不要信号を除去す
る機能を有するレーダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、レーダ装置は、図12に
示すように、アンテナ部1、送信部2、受信部3及び移
動目標表示装置4で構成される。
【0003】まず、送信部2において、第2局部発振器
21で生成された第2ローカル信号(周波数f0 )はミ
キサ22で第1局部発振器23で生成された第1ローカ
ル信号(周波数fx )と混合されて周波数変換され、さ
らに周波数フィルタ24により不要な周波数成分が除去
されて、送信RF信号となる。この送信RF信号はパル
ス変調器25でパルス化された後、高出力増幅器26で
増幅され、アンテナ部1に送られる。
【0004】アンテナ部1において、送信部2からの送
信RF信号は送受切換器11を介して送受信アンテナ1
2に送られ、送信波として放射される。送信波が様々な
固定または移動物標により反射されると、その反射波は
送受信アンテナ12で受信され、受信RF信号として送
受切換器11を介して受信部3に送られる。
【0005】受信部3において、アンテナ部1からの受
信RF信号は低雑音増幅器31で増幅された後、ミキサ
32で第1局部発振器23で生成された送信系とコヒー
レントな第1ローカル信号(周波数fx )と混合され、
中間周波数に変換されて受信IF信号となる。この受信
IF信号は中間周波増幅器33で増幅された後、第2局
部発振器21で生成された送信系とコヒーレントな第2
ローカル信号を基準に位相検波される。この位相検波信
号はA/D(アナログ/デジタル)変換器35でデジタ
ル信号に変換され、移動目標表示装置4に送られる。
【0006】移動目標表示装置4では、受信部3からの
デジタル信号を入力し、時間的に位相変化している信号
成分をデジタル信号処理によって抽出する。この成分は
移動目標によるドップラ周波数成分であり、この装置4
では、さらに他のレーダ情報と合わせて、移動する物標
の位置が適宜表示するようになっている。
【0007】このように、従来のレーダ装置では、移動
物標によって変化を受けた周波数偏移成分を送信周波数
を基準にして送信パルス毎に抽出している。すなわち、
移動物標を検出するには、移動目標表示装置4により送
信周波数を基準にドップラ周波数を検出するため、送信
信号の周波数は一定である。
【0008】しかしながら、送信信号が一定周波数で
は、レーダ電波の探知が容易であり、特に電子戦下にあ
っては簡単に電波妨害されてしまうことになる。このた
め、電波妨害等に対応して、送信周波数を高速変更でき
るようにすることが強く望まれている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のレーダ装置では、電波妨害等に対応して送信周波数
を変更すると、移動物標に対応するドップラ周波数を検
出できなくなり、移動物標を検出表示できなくなるとい
う問題があった。
【0010】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたもので、移動物標の検出機能を失うことなく、送
信周波数を高速変更できるレーダ装置を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、コヒーレントな正弦波であるローカル信
号を発生するローカル信号発生手段と、この手段で生成
されたローカル信号を変調して、互いに異なる変調関数
により変調された2信号の合成信号を生成するローカル
信号変調手段と、この手段で得られた合成信号を繰返し
送信し、その反射信号を受信する送受信手段と、この手
段で得られた受信信号について前記異なる変調関数によ
り変調された2つの信号成分に分離した後、その差を求
めることにより固定クラッタからの反射信号を除去し、
移動物標により周波数偏移を受けた信号成分を抽出する
MTI処理手段と、この手段の検出出力に基づいて移動
目標を表示する表示手段とを具備して構成される。
【0012】
【作用】上記構成によるレーダ装置では、コヒーレント
な正弦波信号であるローカル信号を変調することによ
り、異なる変調関数により変調された2信号の合成信号
を生成し、これを送信信号として送信し、この送信信号
から得られる受信信号を前記異なる変調関数により変調
された2つの信号成分に分離し、その差を求めることに
より固定クラッタからの反射信号成分を除去し、さらに
移動物標による周波数偏移成分を抽出して、移動目標を
検出表示することを特徴とする。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
詳細に説明する。尚、各図において、図13と同一の部
分及び互いに同一の部分には同一符号を付して示し、そ
れぞれ異なる部分を中心に説明する。
【0014】図1はこの発明に係るレーダ装置の基本構
成を示すものである。送信部2において、第2局部発振
器21で生成された第2ローカル信号(周波数f0 )は
振幅変調器27に供給され、変調信号発生器28からの
変調信号により振幅変調されて、第1局部発振器23か
らの第1ローカル信号(周波数fx )と共に2周波形成
器29に供給される。
【0015】この2周波形成器29は、具体的には図2
に示すように構成される。すなわち、入力した第1、第
2ローカル信号はミキサ291で混合される。この混合
出力は和成分fx +f0 及び差成分fx −f0 の合成信
号であり、電力分配器292で2系統に分配される。
【0016】各系統にはそれぞれ周波数フィルタ293
1,2932が設けられ、各フィルタ2931,293
2でそれぞれ差成分送信信号(周波数fx −f0 )と和
成分送信信号(周波数fx +f0 )が抽出される。そし
て、各系統の信号は信号切換器294で順次切換導出さ
れる。これにより、送信繰り返し周期内でfx −f0と
fx +f0 の2つの周波数信号を時分割した2周波送信
RF信号を得る。ここでは、以下の説明を簡単にするた
め、繰返し周期内で差成分送信信号が先に、和成分送信
信号が後に送出されるものとする。
【0017】上記2周波形成器27で生成された送信R
F信号は、パルス変調器25に供給されてパルス化され
た後、高出力増幅器26で増幅され、アンテナ部1に送
られる。
【0018】アンテナ部1において、送信部2からの送
信RF信号は送受切換器11を介して送受信アンテナ1
2に送られ、送信波として放射される。送信波が様々な
固定または移動物標により反射されると、その反射波は
送受信アンテナ12で受信され、受信RF信号として送
受切換器11を介して受信部3に送られる。受信部3に
おいて、アンテナ部1からの受信RF信号は低雑音増幅
器31で増幅された後、2信号MTI処理器36に供給
される。
【0019】この2信号MTI処理器36は、具体的に
は図3に示すように構成される。すなわち、入力した受
信RF信号は電力分配器361で2系統に分配される。
各系統にはそれぞれ周波数フィルタ3621,3622
が設けられ、各フィルタ3621,3622でそれぞれ
fx −f0 の周波数成分(以下、差成分受信信号と称す
る)とfx +f0 の周波数成分(以下、和成分受信信号
と称する)が抽出される。
【0020】ここで、2信号MTI処理器36は送信側
から第1、第2局部発振器23,21からそれぞれ第
1、第2のローカル信号(周波数fx ,f0 )を受取
り、2周波形成器363で差成分信号(周波数fx −f
0 )、和成分信号(周波数fx +f0 )を生成する。
【0021】上記周波数フィルタ3621で抽出された
差成分受信信号はミキサ3641に供給され、2周波形
成器363で生成された差周波数信号fx −f0 と混合
された後、周波数フィルタ3651で不要な周波数成分
が除去されて、MTI処理器3661に供給される。
【0022】同様に、周波数フィルタ3622で抽出さ
れた和成分受信信号はミキサ3642に供給され、2周
波形成器363で生成された和周波数信号(fx +f0
)と混合された後、周波数フィルタ3652で不要な
周波数成分が除去されて、MTI処理器3662に供給
される。
【0023】各MTI処理器3661,3662は、具
体的には図4に示すように構成される。すなわち、入力
した周波数信号を信号分配器A1で2系統に分配し、各
系統の周波数信号をそれぞれパルス圧縮器A21,A2
2に入力する。このパルス圧縮器A21,A22はそれ
ぞれ送信信号形成時に与えられた周波数対時間特性と同
じ特性とその正負逆の特性で入力信号を圧縮出力する。
各パルス圧縮器A21,A22の各出力は減算器A3で
減算処理される。ここで、固定クラッタの反射信号成分
は各パルス圧縮出力間で同一であるので、減算処理によ
り固定クラッタによる反射信号成分が除去される。
【0024】各MTI処理器3661の出力は、遅延素
子367により、2周波形成器29の信号切換器294
の切換タイミングに合わせた遅延時間だけ遅延制御され
てMTI処理器3662の出力とのタイミングが調整さ
れた後、位相検波器368で乗算される。この位相検波
信号(ビデオI,Q信号)はA/D変換器35に供給さ
れ、デジタル信号に変換されて、移動目標表示装置4に
送られる。
【0025】移動目標表示装置4では、受信部3からの
デジタル信号を入力し、時間的に位相変化している信号
成分をデジタル信号処理によって抽出する。この成分は
移動目標によるドップラ周波数成分であり、この装置4
では、さらに他のレーダ情報と合わせて、移動する物標
の位置を適宜表示する。
【0026】尚、上記第1局部発振器23は、具体的に
は図5に示すように構成される。すなわち、この発振器
23は複数個(ここではm個とする)のローカル信号発
生回路2311〜231mを備え、各回路2311〜2
31mで互いに異なる周波数の信号を発生させ、信号切
換器232を適宜切換制御して、任意の周波数信号を選
択出力することにより、任意に周波数変更された第1ロ
ーカル信号を得る。上記構成において、以下、その動作
を説明する。
【0027】まず、送信系において、変調信号発生器2
8が時間と共に周波数が直線的に高くなる変調信号(中
心周波数を0とし、時間τ内に−Δfから+Δfまで変
化する)を発生するものとする。この変調信号で振幅変
調された第2ローカル信号と変調されない第1ローカル
信号を用いて、2周波形成器29で差成分送信信号、和
成分送信信号を生成すると、各成分の送信信号はそれぞ
れ図6に示すアップチャープ信号と図7に示すダウンチ
ャープ信号の合成信号となる。
【0028】このような特性が与えられた各成分の送信
信号は、繰返しパルス期間内に時分割出力される。ま
た、第1ローカル信号がパルス繰返し周期ごとにfx1,
fx2,…の順に切り換えられるとすれば、送信出力は図
8に示すようになる。尚、図8ではパルス繰返し周期T
内に2つのパルス(先が差成分、後が和成分)が時間τ
だけおいて時分割出力される場合を示している。
【0029】この場合、受信系において、2信号MTI
処理器36では、まず受信信号を2系統に分配する。各
系統に分配された受信信号は、和成分送信パルス信号に
対応する反射信号成分と差成分送信パルス信号に対応す
る反射信号成分の合成信号である。
【0030】第1の系統についてみると、まず、分配さ
れた受信信号は周波数フィルタ3621で差成分受信信
号が抽出され、ミキサ3641で送信系で生成された差
成分送信信号とコヒーレントな差成分周波数信号と混合
されて中間周波数に変換され、周波数フィルタ3651
で不要な周波数成分が除去されて、MTI処理器366
1に供給される。
【0031】MTI処理器3661では、入力信号を2
分配し、パルス圧縮器A21,A22でそれぞれ図9,
図10に示す周波数対時間復調特性を持ってパルス圧縮
を行う。すなわち、入力信号はアップチャープ信号とダ
ウンチャープ信号の合成信号であるから、図9の特性を
持つパルス圧縮器A21で復調を行うと、アップチャー
プ信号のみ圧縮パルスが形成され、図10の特性を持つ
パルス圧縮器A22で復調を行うと、ダウンチャープ信
号のみ圧縮パルスが形成される。
【0032】ここで、上記パルス圧縮器A21の出力を
みると、移動目標からの反射信号、つまりドップラ周波
数シフトfd を持ったアップチャープ信号が、図11
(a)に示すように、δ(δはドップラ周波数に比例す
る)だけ時間遅れを生じる。同様に、上記パルス圧縮器
A22の出力をみると、図11(b)に示すように、δ
だけ時間進みを生じる。
【0033】しかし、固定クラッタからの反射信号は時
間のずれを生じない。そこで、両パルス圧縮器A21,
A22の出力を減算器A3に送り、その差を求める。こ
れによって、固定クラッタからの反射信号を除去するこ
とができる。図11(c)に減算器A3の出力波形を示
す。
【0034】一方、第2の系統についてみると、第1の
系統と全く同様の処理が成される。すなわち、分配され
た受信信号は周波数フィルタ3622で和成分受信信号
が抽出され、ミキサ3642で送信系で生成された和成
分送信信号とコヒーレントな和成分周波数信号と混合さ
れて中間周波数に変換され、周波数フィルタ3652で
不要な周波数成分が除去され、MTI処理器3662で
固定クラッタからの反射信号が除去される。
【0035】但し、上記MTI処理器3661,366
2で得られたMTI出力は、それぞれ第1ローカル信号
の周波数変更に伴って位相変化が生じる。そこで、各M
TI出力について、遅延素子367でタイミングを一致
させ、位相検波器368で位相検波する。これによっ
て、第1ローカル信号の周波数変更に伴う位相変化分を
除去することができる。さらに、この2信号MTI処理
器36の処理動作を詳述する。
【0036】まず、送信系における送信波は (1)〜 (3)
式のように示される。 Tx(t) = A(t)・cos(πk ・ t2 ) ・exp(j2πf1・t) + A(t-dt)・cos{πk ・(t-dt)2 } ・exp(j2πf2・t) …(1) f1 = fx - f0 …(2) f2 = fx + f0 …(3) 但し、 Tx(t) ;送信信号、 A(t) ;パルス変調関数、 dt ;2周波の送信時間差、 f1 ;差成分送信信号の周波数、 f2 ;和成分送信信号の周波数、 fx ;第1ローカル信号の周波数、 f0 ;第2ローカル信号の周波数、 k ;周波数変調係数、 である。
【0037】時分割された2周波の送信信号はcos(πk
・t 2 ) で振幅変調されている。振幅変調項は次式で示
される。 cos(πk ・t 2 ) = 1/2 ・exp (jπk ・t 2 ) + 1/2 ・exp(-jπk ・t 2 ) …(4)
【0038】(4)式で右辺の第1項はアップチャープを
示し、第2項はダウンチャープを示す。したがって、
(1)式の送信信号はアップチャープ信号とダウンチャー
プ信号の和信号として表記でき、アップチャープ信号と
ダウンチャープ信号を同時に送信した信号であることが
わかる。
【0039】この送信波に対して、固定または移動物標
により反射されて変化を受けた反射信号が受信RF信号
として受信される。このときの受信波は (5)〜 (9)式の
ように示される。尚、 (5)〜 (9)式では距離Ra だけ離
れた位置に速度vで移動する物標Aが存在する場合につ
いて示す。
【0040】 Rx(t) = Rx1(t) + Rx2(t) …(5) Rx1(t) = A(t-ta)・Pa・ cos {πk ・(t-ta)2 } ・exp[j2π{f1 ・(t-ta) + f1a・t}] …(6) Rx2(t) = A(t-dt-ta')・Pa・ cos {πk ・(t-dt-ta')2 } ・exp[j2π{f2 ・(t-dt-ta') + f2a・(t-dt)}] …(7) ta = 2Ra/c , ta' = 2(Ra-v・dt) /c , …(8) f1a =(2v/c)・(fx+f0) , f2a =(2v/c)・(fx-f0) …(9) 但し、 Rx(t) ;受信信号、 Rx1(t);第1パルス信号に対応する受信信号、 Rx2(t);第2パルス信号に対応する受信信号、 Pa ;物標Aの反射信号の受信強度、 f1a ;周波数f1におけるドップラ周波数、 f2a ;周波数f2におけるドップラ周波数、 ta ;第1パルスの物標Aによる信号遅延時間、 ta' ;第2パルスの物標Aによる信号遅延時間、 c ;光速、 である。
【0041】この受信信号を2信号MTI処理器36に
入力し、差成分受信信号(Rx1 )と和成分受信信号
(Rx2 )に信号分離し、第1ローカル信号及び第2ロ
ーカル信号で形成された和周波数信号(f1 )、差周波
数信号(f2 )でそれぞれミキシングし、中間周波数I
F(t) に変換すると、次式のようになる。
【0042】 IF(t) = IF1(t) + IF2(t) …(10) IF1(t) = Rx1(t) ・ exp(-j2πf1・t) = A(t-ta)・Pa・cos{πk ・(t-ta)2 } ・exp{j2π(f1a・t - f1・ta)} …(11) IF2(t) = Rx2(t) ・ exp{-j2πf2・(t-dt)} = A(t-dt-ta')・Pa・cos{πk ・(t-dt-ta')2 } ・exp[j2π{f2a・(t-dt)-f2 ・ta'}] …(12) 但し、 IF1(t);第1パルス信号による受信IF信号、 IF2(t);第2パルス信号による受信IF信号、 である。
【0043】上記受信IF信号はcos(πk ・t 2 ) の係
数を持つことから、アップチャープ信号とダウンチャー
プ信号の合成信号であることがわかる。この信号をMT
I処理器3661,3662でそれぞれ2分配し、一方
を図9に示すような周波数対遅延時間特性を有するパル
ス圧縮器A21で、他方を図10に示すような周波数対
遅延時間特性を有するパルス圧縮器A22で復調する。
これによって、アップチャープ信号とダウンチャープ信
号の2信号に分離することができる。
【0044】この2信号を減算器を用いて差信号を生成
すると、ドップラ周波数シフトのない反射信号成分は除
去される。これはf1a=f2a=0とする場合で、 (4)式
を適用することにより確認できる。
【0045】但し、移動目標からの反射信号、すなわち
ドップラ周波数シフトを持った成分は、アップチャープ
信号ではδだけ時間遅れに、ダウンチャープ信号ではδ
だけ時間進みが生じるため、減算器により減算しても消
え残る。この時間のずれは和成分受信信号及び差成分受
信信号ではそれぞれ(13),(14)式で示される。
【0046】 δ1 = f1a / k = 2v / c/ k・(fx+f0) …(13) δ2 = f2a / k = 2v / c/ k・(fx-f0) …(14) 但し、 δ1 ;和成分受信信号のパルス圧縮による時間のず
れ、 δ2 ;差成分受信信号のパルス圧縮による時間のず
れ、 である。
【0047】第1ローカル信号の周波数fx を変更した
場合でも、この時間のずれを一定にするには周波数変調
係数kを送信周波数変更ごとに変えればよい。すなわ
ち、 k = Bw /τp …(15) 但し、 τp ;パルス幅、 Bw ;周波数変調関数の帯域幅、 であるから、周波数変調関数の帯域幅もしくはパルス幅
を変更すればよい。
【0048】以下、式を簡単にするため、MTI処理器
3661,3662の出力信号をそれぞれ(16),(17)式
のように表す。 s1(t) = B(t-ta)・exp{j2π(f1a・t - f1・ta)} …(16) s2(t) = B(t-dt-ta')・exp[j2π{f2a・(t-dt) -f2・ta'}] …(17) 但し、 s1(t);差成分側MTI処理器3661の出力信号、 s2(t);和成分側MTI処理器3662の出力信号、 B(t) ;MTI出力包絡線波形(符号付き実数値を持
つ)、 である。
【0049】MTI処理器3661から出力される差成
分受信信号に遅延時間dtを与え、MTI処理器366
2から出力される和成分受信信号と位相検波すると、そ
の位相検波信号x(t) は、 x(t) = s1(t-dt) ・s2(t)* = B(t-dt-ta)2 ・exp[j2π{(f1a-f2a)・(t-dt) -f1・ta +f2・ta' }] = B(t-dt-ta)2 ・exp [-j2π{2f0a ・(t-dt) -fx・v ・dt/c }] …(18) となる。
【0050】ここで、(18)式では次式を用いている。 f1a - f2a = (2v/c)・(fx - f0) -(2v/c)・(fx + f0) = -2・ (2v/c)・f0 = -2・f0a …(19) 但し、 x(t) ;2信号MTI処理器36の出力信号、 * ;共役複素数、 f0a ;周波数f0 におけるドップラ周波数、 である。
【0051】また、(18)式では、f0 はfx に比べて十
分小さいとし、次式のように近似している。 f1・ta -f2・ta' = (fx - f0)・ta - (fx + f0)・ta' fx ・(ta-ta') = fx ・v ・ dt /c …(20)
【0052】(18)式から、2信号MTI処理器36の出
力信号は、第1ローカル信号の周波数fx における時間
変動成分は存在しないことがわかる。これにより、移動
する物標がfx そのものに及ぼす周波数偏移効果を除去
することができる。
【0053】また、差成分送信信号と和成分送信信号と
のパルス間隔dt を第1ローカル信号の周波数を変更す
るごとに次式に従って変更すると、(18)式において、第
1ローカル信号の周波数成分fx に関する位相項は一定
となる。 fx・dt = const (一定) …(21) すなわち、物標の速度が一定であるとすると、fx・dtを
一定にすれば、(18)式で示されるMTI検波出力は第1
ローカル信号の周波数fx に依存しない信号出力とな
る。
【0054】以上の関係式から明らかなように、第1ロ
ーカル信号に依存しない移動目標による周波数偏移成分
が得られるので、電波妨害に対応して第1局部発振器2
3の発振周波数を送信パルス毎に変更したとしても、移
動目標指示装置4を機能させることができる。また、(1
8)式から明らかなように、f0 に対応するドップラ周波
数成分を検出することができる。
【0055】したがって、上記構成によるレーダ装置
は、移動物標の検出機能を失うことなく、送信周波数を
高速変更することができ、電波妨害等に対応して送信周
波数を変更し、移動物標に対応するドップラ周波数を検
出して、移動物標を検出表示することができる。
【0056】尚、この発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば必ずしも上記実施例のように繰返し
周期内のパルス列の時間間隔を等間隔にする必要はな
い。すなわち、非等間隔にした場合においても適応でき
る。
【0057】また、上記実施例では、繰返し周期内の各
パルスを周波数分離する方法として周波数変調の場合を
示したが、受信側で分離できれば、振幅、位相、周波数
のいずれかまたはこれらの組み合わせにより変調する場
合にも適用できる。例えば、チャープ信号に振幅リミッ
タをかけた信号、もしくは振幅2値化信号等があげられ
る。
【0058】また、上記実施例では2信号MTI処理器
36において異なる2周波数に分離する方法、固定クラ
ッタからの反射信号を除去する方法をアナログ信号で行
う場合の構成を示したが、A/D変換器によってデジタ
ル変換した後、デジタル信号によって2周波の信号を分
離したり、固定クラッタからの反射信号を除去する場合
においても適用できる。また、2周波形成器363にお
いて、fx +f0 及びfx −f0 を発生させるものとし
たが、他の周波数で処理することも可能である。
【0059】また、上記実施例では第1、第2ローカル
信号の和成分、差成分の2周波を用いる場合の構成を示
したが、2周波形成器29及び2信号MTI処理器36
の構成を変更することにより、送信する2周波は第1、
第2のローカル信号を用いて形成できる2周波のどのよ
うな組み合わせ(例えば、周波数fx と周波数fx +f
0 の組み合わせ)においても実現可能である。
【0060】また、上記実施例では送信信号を線形周波
数変調された2信号(アップチャープ信号とダウンチャ
ープ信号)の合成信号となるように、第2ローカル信号
を振幅変調する場合の構成を示したが、非線形周波数変
調された2信号の合成信号となるように、第2ローカル
信号を振幅変調した場合についても適用できる。以上の
他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
も、同様に実施可能であることはいうまでもない。
【0061】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、移動物
標の検出機能を失うことなく、送信周波数を高速変更で
きるレーダ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るレーダ装置の一実施例を示す基
本構成図。
【図2】図1の2周波形成器の具体的な構成を示すブロ
ック図。
【図3】図1の2信号MTI処理器の具体的な構成を示
すブロック図。
【図4】図3のMTI処理器の具体的な構成を示すブロ
ック図。
【図5】図1の第1局部発振器の具体的な構成を示すブ
ロック図。
【図6】同実施例の第2ローカル信号の振幅変調により
送信RF信号に形成されるアップチャープの周波数対時
間特性を示す特性図。
【図7】同実施例の第2ローカル信号の振幅変調により
送信RF信号に形成されるダウンチャープの周波数対時
間特性を示す特性図。
【図8】同実施例のパルス信号時分割送信方法を説明す
るためのタイムチャート。
【図9】図4の一方のパルス圧縮器に用いられる復調関
数の周波数対時間特性を示す特性図。
【図10】図4の他方のパルス圧縮器に用いられる復調
関数の周波数対時間特性を示す特性図。
【図11】図4のMTI処理器の処理動作を説明するた
めの波形図。
【図12】従来のレーダ装置の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…アンテナ部、11…送受切換器、12…送受信アン
テナ、13…信号切換器、2…送信部、21…第2局部
発振器、22…ミキサ、23…第1局部発振器、231
1〜231m…ローカル信号発生回路、232…信号切
換器、24…周波数フィルタ、25…パルス変調器、2
6…高出力増幅器、27…振幅変調器、28…変調信号
発生器、29…2周波形成器、291…ミキサ、292
…電力分配器、2931〜2932…周波数フィルタ、
294…信号切換器、3…受信部、31…低雑音増幅
器、32…ミキサ、33…中間周波増幅器、34…位相
検波器、35…A/D変換器、36…2信号MTI処理
器、361…信号分配器、3621〜3622…周波数
フィルタ、363…2周波形成器、3641,3642
…ミキサ、3651,3652…周波数フィルタ、36
61,3662…MTI処理器、367…遅延素子、3
68…位相検波器、4…移動目標表示装置、A1…信号
分配器、A21,A22…パルス圧縮器、A3…減算
器。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コヒーレントな正弦波であるローカル信号
    を発生するローカル信号発生手段と、 この手段で生成されたローカル信号を変調して、互いに
    異なる変調関数により変調された2信号の合成信号を生
    成するローカル信号変調手段と、 この手段で得られた合成信号を繰返し送信し、その反射
    信号を受信する送受信手段と、 この手段で得られた受信信号について前記異なる変調関
    数により変調された2つの信号成分に分離した後、その
    差を求めることにより固定クラッタからの反射信号を除
    去し、移動物標により周波数偏移を受けた信号成分を抽
    出するMTI処理手段と、 この手段の検出出力に基づいて移動目標を表示する表示
    手段と、を具備するレーダ装置。
  2. 【請求項2】コヒーレントな正弦波信号であり、互いに
    異なる周波数の第1、第2のローカル信号を発生するロ
    ーカル信号発生手段と、 この手段で生成された第1、第2のローカル信号のいず
    れか一方を変調して、互いに異なる変調関数により変調
    された2信号の合成信号を生成するローカル信号変調手
    段と、 この手段で得られた合成信号と変調されないローカル信
    号との組み合わせにより互いに異なる周波数の第1、第
    2の送信信号を形成する2周波形成手段と、 この手段で形成された第1、第2の送信信号を時分割で
    繰返し送信し、その反射信号を受信する送受信手段と、 この手段で得られた受信信号を前記第1、第2の送信信
    号に対応する2つの周波数成分に分離する信号分離手段
    と、 この手段で分離された各受信信号について前記異なる変
    調関数により変調された2つの信号成分に分離し、減算
    することにより固定クラッタからの反射信号を除去した
    後、タイミングを一致させて乗算することにより移動物
    標からの反射信号成分を抽出するMTI処理手段と、 この手段の検出出力に基づいて移動目標を表示する表示
    手段と、を具備するレーダ装置。
  3. 【請求項3】前記ローカル信号発生手段は、ローカル信
    号の周波数を変更する周波数変更手段を備えることを特
    徴とする請求項1、2のいずれか記載のレーダ装置。
  4. 【請求項4】前記変調関数として、アップチャープ、ダ
    ウンチャープ信号を用いることを特徴とする請求項1,
    2いずれか記載のレーダ装置。
  5. 【請求項5】前記送受信手段は、前記送信信号の周波数
    の変更に応じて、その送信信号の周波数変調帯域幅、送
    信パルス幅のいずれか一方、もしくはそれらの組み合わ
    せによる変更手段を備えることを特徴とする請求項3記
    載のレーダ装置。
  6. 【請求項6】前記送受信手段は、前記送信信号の周波数
    の変更に応じて、時分割された送信パルス間隔を変更す
    る変更手段を備えることを特徴とする請求項3記載のレ
    ーダ装置。
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