JPH0523428Y2 - - Google Patents
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- JPH0523428Y2 JPH0523428Y2 JP1987008121U JP812187U JPH0523428Y2 JP H0523428 Y2 JPH0523428 Y2 JP H0523428Y2 JP 1987008121 U JP1987008121 U JP 1987008121U JP 812187 U JP812187 U JP 812187U JP H0523428 Y2 JPH0523428 Y2 JP H0523428Y2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01H—MEASUREMENT OF MECHANICAL VIBRATIONS OR ULTRASONIC, SONIC OR INFRASONIC WAVES
- G01H11/00—Measuring mechanical vibrations or ultrasonic, sonic or infrasonic waves by detecting changes in electric or magnetic properties
- G01H11/02—Measuring mechanical vibrations or ultrasonic, sonic or infrasonic waves by detecting changes in electric or magnetic properties by magnetic means, e.g. reluctance
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R25/00—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
- B60R25/10—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles actuating a signalling device
- B60R25/1004—Alarm systems characterised by the type of sensor, e.g. current sensing means
- B60R25/1006—Mechanical sensors, e.g. pendulums
-
- G—PHYSICS
- G08—SIGNALLING
- G08B—SIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
- G08B13/00—Burglar, theft or intruder alarms
- G08B13/16—Actuation by interference with mechanical vibrations in air or other fluid
- G08B13/1654—Actuation by interference with mechanical vibrations in air or other fluid using passive vibration detection systems
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、自動車のエンジンルーム、シヤー
シ、室内、センターピラー又はトランク内等の適
当個所に取り付けられ、自動車の盗難時等の振
動、すなわち、自動車室内への外部からの侵入、
タイヤ取り外し、窓ガラスの破損、ドア又はトラ
ンクの鍵穴への鍵挿入等による人為的に加えられ
た自動車の振動を感知して信号を発生し、各種の
警報器等と組み合わせて自動車の盗難等を防止す
る自動車の盗難等感知器に関するものである。そ
して、本考案は、特に、駐車時に車体が大きく傾
斜していても感度の低下がほとんどなく、また地
下に埋設された高圧線や強力な電磁波を発生する
送信アンテナ等による外部からの電磁誘導の影響
を受けて誤動作や過大入力による動作不能となる
おそれがないことを特徴とするものである。
シ、室内、センターピラー又はトランク内等の適
当個所に取り付けられ、自動車の盗難時等の振
動、すなわち、自動車室内への外部からの侵入、
タイヤ取り外し、窓ガラスの破損、ドア又はトラ
ンクの鍵穴への鍵挿入等による人為的に加えられ
た自動車の振動を感知して信号を発生し、各種の
警報器等と組み合わせて自動車の盗難等を防止す
る自動車の盗難等感知器に関するものである。そ
して、本考案は、特に、駐車時に車体が大きく傾
斜していても感度の低下がほとんどなく、また地
下に埋設された高圧線や強力な電磁波を発生する
送信アンテナ等による外部からの電磁誘導の影響
を受けて誤動作や過大入力による動作不能となる
おそれがないことを特徴とするものである。
従来、自動車の盗難時等の振動を感知して信号
を発生する自動車の盗難等感知器としては、第7
図示の感知器が提供された。
を発生する自動車の盗難等感知器としては、第7
図示の感知器が提供された。
同図において、1は筐体、2は該筐体1に張設
した弾性紐、3は該弾性紐2の中央に設けた錘
で、該錘3は下面に露出する永久磁石4を備えた
構成とされている。また、上記錘3の下方には銅
線輪コイル5が設けられている。
した弾性紐、3は該弾性紐2の中央に設けた錘
で、該錘3は下面に露出する永久磁石4を備えた
構成とされている。また、上記錘3の下方には銅
線輪コイル5が設けられている。
この感知器は自動車の適当箇所に取り付けられ
る。そして、この感知器の振動の原理は弾性紐2
を軸としたトーシヨンバー方式であり、自動車に
振動が生ずると錘3が振り子となつて弾性紐2を
軸として首を振り、該錘3の永久磁石4によつて
銅線輪コイル5に鎖交する磁束が変化し、該銅線
輪コイル5に誘導電流が発生し、これにより自動
車の盗難等が感知されるものであつた。
る。そして、この感知器の振動の原理は弾性紐2
を軸としたトーシヨンバー方式であり、自動車に
振動が生ずると錘3が振り子となつて弾性紐2を
軸として首を振り、該錘3の永久磁石4によつて
銅線輪コイル5に鎖交する磁束が変化し、該銅線
輪コイル5に誘導電流が発生し、これにより自動
車の盗難等が感知されるものであつた。
しかしながら、この感知器では、駐車時に車体
が大きく傾斜した場合など上記銅線輪コイル5を
配置した面が大きく傾いたときには、重力により
錘3が回転して鉛直方向を向き、錘3の永久磁石
4が銅線輪コイル5から離れてしまい、このため
感度が低下する欠点があつた。また、地下に埋設
された高圧線上に駐車した場合や付近に強力な電
磁波を発生する送信アンテナがある場合などに
は、外部からの電磁誘導の影響を受けて上記銅線
輪コイル5に誘導電流が発生してしまい、誤動作
や過大入力による動作不能となる欠点があつた。
その他、水平面内の全方向におもり及びマグネツ
トを振動させるために、それぞれ直線方向に振動
する第1及び第2のアームを直角交叉状態に設
け、該それぞれのアームに前記おもり及びマグネ
ツトをそれぞれ設け、さらに前記それぞれのマグ
ネツトに対向させてそれぞれ磁気抵抗素子を設け
た考案が提供されている(実開昭61−84515号公
報参照)。
が大きく傾斜した場合など上記銅線輪コイル5を
配置した面が大きく傾いたときには、重力により
錘3が回転して鉛直方向を向き、錘3の永久磁石
4が銅線輪コイル5から離れてしまい、このため
感度が低下する欠点があつた。また、地下に埋設
された高圧線上に駐車した場合や付近に強力な電
磁波を発生する送信アンテナがある場合などに
は、外部からの電磁誘導の影響を受けて上記銅線
輪コイル5に誘導電流が発生してしまい、誤動作
や過大入力による動作不能となる欠点があつた。
その他、水平面内の全方向におもり及びマグネツ
トを振動させるために、それぞれ直線方向に振動
する第1及び第2のアームを直角交叉状態に設
け、該それぞれのアームに前記おもり及びマグネ
ツトをそれぞれ設け、さらに前記それぞれのマグ
ネツトに対向させてそれぞれ磁気抵抗素子を設け
た考案が提供されている(実開昭61−84515号公
報参照)。
該考案は、それぞれ2個のおもり、マグネツ
ト、磁気抵抗素子、アームが必要であり、構成が
複雑で、製造に手数を要し、さらに装置の小型化
及びコストダウンに限界があつた。
ト、磁気抵抗素子、アームが必要であり、構成が
複雑で、製造に手数を要し、さらに装置の小型化
及びコストダウンに限界があつた。
本考案は上記従来技術の欠点を除去するもの
で、駐車時に車体が大きく傾斜していても感度の
低下がほとんどなく、また地下に埋設された高圧
線や強力な電磁波を発生する送信アンテナ等によ
る外部からの電磁誘導の影響を受けて誤動作や過
大入力による動作不能となるおそれがなく、さら
に構成が簡単で、製造も容易であり、小型化及び
コストダウンが可能な自動車の盗難等感知器を提
供しようとするものである。
で、駐車時に車体が大きく傾斜していても感度の
低下がほとんどなく、また地下に埋設された高圧
線や強力な電磁波を発生する送信アンテナ等によ
る外部からの電磁誘導の影響を受けて誤動作や過
大入力による動作不能となるおそれがなく、さら
に構成が簡単で、製造も容易であり、小型化及び
コストダウンが可能な自動車の盗難等感知器を提
供しようとするものである。
上記問題点を解決するために、本考案は、端部
を固定した弾性薄膜の略中央に永久磁石を有する
錘を付着し、該錘の永久磁石と対向する位置に該
永久磁石と適当間隔をあけてホール素子又は磁気
抵抗素子を配設した構成としたものである。
を固定した弾性薄膜の略中央に永久磁石を有する
錘を付着し、該錘の永久磁石と対向する位置に該
永久磁石と適当間隔をあけてホール素子又は磁気
抵抗素子を配設した構成としたものである。
本考案の感知器は自動車の適当箇所に取り付け
られる。したがつて、本考案では端部を固定した
弾性薄膜の略中央に錘が付着されているため、車
体が振動すると上記弾性薄膜の作用により上記錘
が振動する。そして、錘は永久磁石を有してお
り、該錘の永久磁石に対向する位置にホール素子
又は磁気抵抗素子が配設されているため、該ホー
ル素子又は磁気抵抗素子から上記錘の振動周波数
に対応する交流電流が得られ、自動車の盗難等が
感知されるものである。
られる。したがつて、本考案では端部を固定した
弾性薄膜の略中央に錘が付着されているため、車
体が振動すると上記弾性薄膜の作用により上記錘
が振動する。そして、錘は永久磁石を有してお
り、該錘の永久磁石に対向する位置にホール素子
又は磁気抵抗素子が配設されているため、該ホー
ル素子又は磁気抵抗素子から上記錘の振動周波数
に対応する交流電流が得られ、自動車の盗難等が
感知されるものである。
そして、本考案によれば、上記従来の前者の感
知器の如きトーションバー方式でなく、錘が弾性
薄膜に付着されているため、駐車時に車体が大き
く傾斜して上記弾性薄膜面が水平面に対し大きく
傾いても、錘の永久磁石部とホール素子又は磁器
抵抗素子との相対位置はほとんど変化しないの
で、感度はほとんど低下しないものである。
知器の如きトーションバー方式でなく、錘が弾性
薄膜に付着されているため、駐車時に車体が大き
く傾斜して上記弾性薄膜面が水平面に対し大きく
傾いても、錘の永久磁石部とホール素子又は磁器
抵抗素子との相対位置はほとんど変化しないの
で、感度はほとんど低下しないものである。
さらに、上記従来の後者の感知器に比べて構成
が極めて簡単であるため、製造も容易で、小型化
及びコストダウンが可能となるものである。
が極めて簡単であるため、製造も容易で、小型化
及びコストダウンが可能となるものである。
また、本考案では感知部としてホール素子又は
磁気抵抗素子が使用されており、上記従来の感知
器の如き銅線輪コイルは使用されていないため、
地下に埋設された高圧線や強力な電磁波を発生す
る送信アンテナ等による外部からの電磁誘導の影
響を受けて誤動作や過大入力による動作不能とな
るおそれがないものである。
磁気抵抗素子が使用されており、上記従来の感知
器の如き銅線輪コイルは使用されていないため、
地下に埋設された高圧線や強力な電磁波を発生す
る送信アンテナ等による外部からの電磁誘導の影
響を受けて誤動作や過大入力による動作不能とな
るおそれがないものである。
以下、図面に示す実施例に基づき本考案を説明
する。
する。
第1図は本考案の自動車の盗難等感知器の要部
を示す斜視図、第2図はその縦断面図である。
を示す斜視図、第2図はその縦断面図である。
第1図及び第2図において、10は端部を固定
した弾性薄膜であり、その略中央に永久磁石11
を有する錘12が付着される。
した弾性薄膜であり、その略中央に永久磁石11
を有する錘12が付着される。
上記弾性薄膜10は各種材質のものを使用する
ことができるが、経年変化の少ないシリコンゴム
を使用することが望ましい。
ことができるが、経年変化の少ないシリコンゴム
を使用することが望ましい。
また、図面実施例の場合、上記弾性薄膜10は
矩形に構成され、その両端にストツパー13が一
体に構成されており、該ストツパー13の溝部1
4を支持台15の先端部16に嵌合し接着剤等に
より接着されている。もつとも、弾性薄膜10の
端部は他方法で固定してもよく、例えば上記スト
ツパー13を構成せずに弾性薄膜10の端部を支
持台15の先端部16に直接接着剤等で接着して
もよいものである。また、弾性薄膜10の形状は
矩形に限定されるものではなく、後述の如き他の
種々の形状とすることもできる。
矩形に構成され、その両端にストツパー13が一
体に構成されており、該ストツパー13の溝部1
4を支持台15の先端部16に嵌合し接着剤等に
より接着されている。もつとも、弾性薄膜10の
端部は他方法で固定してもよく、例えば上記スト
ツパー13を構成せずに弾性薄膜10の端部を支
持台15の先端部16に直接接着剤等で接着して
もよいものである。また、弾性薄膜10の形状は
矩形に限定されるものではなく、後述の如き他の
種々の形状とすることもできる。
なお、図面には詳細に示していないが、支持台
15は他の構成部分とともに箱型の筐体17に収
納され、該支持台15が筐体17に固定されてい
る。もつとも、支持台15を設けずに弾性薄膜1
0の端部を筐体17の壁面に直接固定してもよい
ものである。
15は他の構成部分とともに箱型の筐体17に収
納され、該支持台15が筐体17に固定されてい
る。もつとも、支持台15を設けずに弾性薄膜1
0の端部を筐体17の壁面に直接固定してもよい
ものである。
また、図面実施例の場合、錘12は鉛や半田等
の比重の大きい材質からなる円筒部18とその中
心に設けられた円柱状の永久磁石11とから構成
されており、該永久磁石11が下面に露出するよ
うになつている。もつとも、錘12は永久磁石を
備えた構成とすればよいものであり、その形状が
限定されるものではない。また、錘12全体を永
久磁石で構成してもよいものである。しかしなが
ら、図面実施例の如く永久磁石11だけでなく永
久磁石に比べて比重の大きい材料をも使用して錘
12を構成した方が、後述の如く感知器の小型化
を図ることができるので望ましい。さらに、永久
磁石11を必ずしも外部に露出させる必要はな
く、該永久磁石11から所要の磁束が後述のホー
ル素子19又は磁気抵抗素子に加わるようにすれ
ば、永久磁石11を上記比重の大きい材質中に埋
設してもよいものである。
の比重の大きい材質からなる円筒部18とその中
心に設けられた円柱状の永久磁石11とから構成
されており、該永久磁石11が下面に露出するよ
うになつている。もつとも、錘12は永久磁石を
備えた構成とすればよいものであり、その形状が
限定されるものではない。また、錘12全体を永
久磁石で構成してもよいものである。しかしなが
ら、図面実施例の如く永久磁石11だけでなく永
久磁石に比べて比重の大きい材料をも使用して錘
12を構成した方が、後述の如く感知器の小型化
を図ることができるので望ましい。さらに、永久
磁石11を必ずしも外部に露出させる必要はな
く、該永久磁石11から所要の磁束が後述のホー
ル素子19又は磁気抵抗素子に加わるようにすれ
ば、永久磁石11を上記比重の大きい材質中に埋
設してもよいものである。
また、本考案では、上記錘12の永久磁石11
と対向する位置に永久磁石と適当間隔をあけてホ
ール素子19又は磁気抵抗素子が配設される。
と対向する位置に永久磁石と適当間隔をあけてホ
ール素子19又は磁気抵抗素子が配設される。
図面実施例の場合、ホール素子19を配設した
例を示しているが、代りに磁気抵抗素子を配設し
てもよいものである。なお、図中20,21はホ
ール素子19にバイアス電圧を印加するためのリ
ード線、22,23はホール素子19の出力信号
を取り出すためのリード線である。
例を示しているが、代りに磁気抵抗素子を配設し
てもよいものである。なお、図中20,21はホ
ール素子19にバイアス電圧を印加するためのリ
ード線、22,23はホール素子19の出力信号
を取り出すためのリード線である。
なお、図面には示していないが、自動車の走行
中等の大きな衝撃により錘12が大きく振動して
ホール素子19に衝突するおそれがあるので、錘
12又はホール素子19の対向面に緩衝材を設
け、衝突の衝撃を緩和するようにすることが望ま
しい。
中等の大きな衝撃により錘12が大きく振動して
ホール素子19に衝突するおそれがあるので、錘
12又はホール素子19の対向面に緩衝材を設
け、衝突の衝撃を緩和するようにすることが望ま
しい。
上記構成の本考案によれば、筐体17が自動車
のエンジンルーム、シヤーシ、室内、センターピ
ラー又はトランク内等の適当箇所に直接又は他の
金具等を用いて取り付けられる。
のエンジンルーム、シヤーシ、室内、センターピ
ラー又はトランク内等の適当箇所に直接又は他の
金具等を用いて取り付けられる。
したがつて、車体が振動すると、その振動が筐
体17及び支持台15を介して弾性薄膜10に伝
わり、錘12が振動する。そして、錘12は永久
磁石11を有しており、該錘12の永久磁石11
と対向する位置にホール素子19が配設されてい
るため、該ホール素子19から、すなわちリード
線22,23から上記錘12の振動周波数に対応
する交流電圧が得られ、自動車の盗難等が感知さ
れるものである。
体17及び支持台15を介して弾性薄膜10に伝
わり、錘12が振動する。そして、錘12は永久
磁石11を有しており、該錘12の永久磁石11
と対向する位置にホール素子19が配設されてい
るため、該ホール素子19から、すなわちリード
線22,23から上記錘12の振動周波数に対応
する交流電圧が得られ、自動車の盗難等が感知さ
れるものである。
このため、ホール素子19の出力信号(感知信
号)を別に設けた電気回路、例えば、増幅器、検
出器、ホールド回路、リレー駆動回路及びリレー
等をこの順序で接続した電気回路等により適当に
処理することにより、タイヤ窃盗時のジヤツキア
ツプ、車内侵入時の体重負荷、窓ガラスの破損、
ドア又はトランクの鍵穴への鍵挿入、駐車中の車
の追突や牽引等の異常事態をブザーで鳴らしたり
無線電波信号を発して所有者等に知らし得る防犯
警報装置等を構成することができるものである。
号)を別に設けた電気回路、例えば、増幅器、検
出器、ホールド回路、リレー駆動回路及びリレー
等をこの順序で接続した電気回路等により適当に
処理することにより、タイヤ窃盗時のジヤツキア
ツプ、車内侵入時の体重負荷、窓ガラスの破損、
ドア又はトランクの鍵穴への鍵挿入、駐車中の車
の追突や牽引等の異常事態をブザーで鳴らしたり
無線電波信号を発して所有者等に知らし得る防犯
警報装置等を構成することができるものである。
なお、図面実施例の場合、弾性薄膜10は矩形
に構成されてその両端が固定されているため、上
記錘12の共振周波数は、錘12の質量をm、
弾性薄膜10の両端間の長さをl、その張力をT
とすれば、 となる。したがつて、錘12の共振周波数は、
弾性薄膜10の長さl、その張力T、錘12の質
量mを変更することにより任意に設定することが
できるものである。ところで、外来の音響ノイズ
等による誤動作等を防止するために上記共振周波
数を20数Hz前後の低周波数に設定することが望
ましいが、図面実施例の場合、上述の如く錘12
を永久磁石11だけでなく比重の大きい材料を使
用して構成しているので錘12の質量mを重くす
ることができるため、弾性薄膜10の長さlを長
くせずに共振周波数を上記低周波数に設定する
ことができ、このため感知器の形状を小形にする
ことができるものである。
に構成されてその両端が固定されているため、上
記錘12の共振周波数は、錘12の質量をm、
弾性薄膜10の両端間の長さをl、その張力をT
とすれば、 となる。したがつて、錘12の共振周波数は、
弾性薄膜10の長さl、その張力T、錘12の質
量mを変更することにより任意に設定することが
できるものである。ところで、外来の音響ノイズ
等による誤動作等を防止するために上記共振周波
数を20数Hz前後の低周波数に設定することが望
ましいが、図面実施例の場合、上述の如く錘12
を永久磁石11だけでなく比重の大きい材料を使
用して構成しているので錘12の質量mを重くす
ることができるため、弾性薄膜10の長さlを長
くせずに共振周波数を上記低周波数に設定する
ことができ、このため感知器の形状を小形にする
ことができるものである。
そして、本考案によれば、上記従来の感知器の
如きトーションバー方式でなく、錘12が弾性薄
膜10に付着されているため、駐車時に車体が大
きく傾斜するなどにより上記弾性薄膜10面が水
平面に対し大きく傾いても、錘12の永久磁石1
1部とホール素子19又は磁気抵抗素子との相対
位置はほとんど変化しないので、感度はほとんど
低下しないものである。したがつて、本考案の感
知器は弾性薄膜10面が略々水平となるように自
動車に取り付ければよく、取付け時に弾性薄膜1
0面が完全に水平になるように神経を使う必要も
ないものである。
如きトーションバー方式でなく、錘12が弾性薄
膜10に付着されているため、駐車時に車体が大
きく傾斜するなどにより上記弾性薄膜10面が水
平面に対し大きく傾いても、錘12の永久磁石1
1部とホール素子19又は磁気抵抗素子との相対
位置はほとんど変化しないので、感度はほとんど
低下しないものである。したがつて、本考案の感
知器は弾性薄膜10面が略々水平となるように自
動車に取り付ければよく、取付け時に弾性薄膜1
0面が完全に水平になるように神経を使う必要も
ないものである。
また、本考案では感知器としてホール素子19
又は磁気抵抗素子が使用されており、上記従来の
感知器の如き銅線輪コイルは使用されていないた
め、地下に埋設された高圧線や強力な電磁波を発
生する送信アンテナ等による外部からの電磁誘導
の影響を受けて誤動作や過大入力による動作不能
となるおそれがないものである。
又は磁気抵抗素子が使用されており、上記従来の
感知器の如き銅線輪コイルは使用されていないた
め、地下に埋設された高圧線や強力な電磁波を発
生する送信アンテナ等による外部からの電磁誘導
の影響を受けて誤動作や過大入力による動作不能
となるおそれがないものである。
第3図乃至第5図は、それぞれ本考案の他の実
施例の要部を示す平面図である。これらの実施例
が上記第1図及び第2図示の実施例と異なる所は
弾性薄膜10の形状であり、第3図乃至第5図に
おいて、ハツチング部24は弾性薄膜10の固定
端を示し、25は錘12の付着位置を示してい
る。第3図示の弾性薄膜10は円形に構成され、
その周囲が固定されている。第4図示の弾性薄膜
10は矩形に構成され、両端のみでなくその周囲
が全て固定されている。第5図示の弾性薄膜10
は十字状に構成され、各端部が固定されている。
このように、本考案では、弾性薄膜10の形状を
種々変更することができるものである。なお、そ
の形状は第3図乃至第5図示の形状に限定される
ものではないことは勿論である。
施例の要部を示す平面図である。これらの実施例
が上記第1図及び第2図示の実施例と異なる所は
弾性薄膜10の形状であり、第3図乃至第5図に
おいて、ハツチング部24は弾性薄膜10の固定
端を示し、25は錘12の付着位置を示してい
る。第3図示の弾性薄膜10は円形に構成され、
その周囲が固定されている。第4図示の弾性薄膜
10は矩形に構成され、両端のみでなくその周囲
が全て固定されている。第5図示の弾性薄膜10
は十字状に構成され、各端部が固定されている。
このように、本考案では、弾性薄膜10の形状を
種々変更することができるものである。なお、そ
の形状は第3図乃至第5図示の形状に限定される
ものではないことは勿論である。
なお、第6図に本考案の感知器に接続される外
部回路の例を示してある。
部回路の例を示してある。
同図において、30は上記リード線22,23
が接続されホール素子19の出力信号が入力され
る増幅器、31は該増幅器30の出力信号を受け
て所定レベル以上の信号を直流電圧信号に変換し
て出力する検出器、32は該検出器31の出力信
号がベースに入力されるスイツチングトランジス
タである。また、該スイツチングトランジスタ3
2のコレクタはリレーのコイル部33を介して直
流電源Vccに接続され、エミツタは発光ダイオー
ド34を介して接地されている。さらに、35は
スピーカ、36は該スピーカ35を駆動して警告
音を発生せしめる発振器、37は上記リレーの接
点で、該接点37は上記コイル部33に電圧が印
加されると導通するようになつている。なお、上
記発光ダイオード34は増幅器30の増幅度の調
整や検出器31の検出レベルの調整の際に利用さ
れるものである。
が接続されホール素子19の出力信号が入力され
る増幅器、31は該増幅器30の出力信号を受け
て所定レベル以上の信号を直流電圧信号に変換し
て出力する検出器、32は該検出器31の出力信
号がベースに入力されるスイツチングトランジス
タである。また、該スイツチングトランジスタ3
2のコレクタはリレーのコイル部33を介して直
流電源Vccに接続され、エミツタは発光ダイオー
ド34を介して接地されている。さらに、35は
スピーカ、36は該スピーカ35を駆動して警告
音を発生せしめる発振器、37は上記リレーの接
点で、該接点37は上記コイル部33に電圧が印
加されると導通するようになつている。なお、上
記発光ダイオード34は増幅器30の増幅度の調
整や検出器31の検出レベルの調整の際に利用さ
れるものである。
この外部回路によれば、本考案の感知器から感
知信号が得られると、上記スイツチングトランジ
スタ32が導通し、リレーのコイル部33に電圧
が印加され、その接点37が導通し、スピーカ3
5から警告音が発生するものである。
知信号が得られると、上記スイツチングトランジ
スタ32が導通し、リレーのコイル部33に電圧
が印加され、その接点37が導通し、スピーカ3
5から警告音が発生するものである。
もつとも、本考案の感知器に接続される外部回
路は、上記第6図示の構成に限定されず、他の
種々の構成とすることができるものである。
路は、上記第6図示の構成に限定されず、他の
種々の構成とすることができるものである。
本考案は、駐車時に車体が大きく傾斜しても感
度の低下がほとんどなく、また地下に埋設された
高圧線や強力な電磁波を発生する送信アンテナ等
による外部からの電磁誘導の影響を受けて誤動作
や過大入力による動作不能となるおそれがなく、
さらに構成が簡単であるため、製造も容易で、小
型化及びコストダウンが可能となる等の効果が得
られるものである。
度の低下がほとんどなく、また地下に埋設された
高圧線や強力な電磁波を発生する送信アンテナ等
による外部からの電磁誘導の影響を受けて誤動作
や過大入力による動作不能となるおそれがなく、
さらに構成が簡単であるため、製造も容易で、小
型化及びコストダウンが可能となる等の効果が得
られるものである。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は要部を示す斜視図、第2図はその縦断面図、第
3図は他の実施例の要部を示す平面図、第4図は
さらに他の実施例の要部を示す平面図、第5図は
さらに他の実施例の要部を示す平面図、第6図は
外部回路の例を示す電気回路図、第7図は従来例
を示す一部切欠斜視図である。 10……弾性薄膜、11……永久磁石、12…
…錘、19……ホール素子。
は要部を示す斜視図、第2図はその縦断面図、第
3図は他の実施例の要部を示す平面図、第4図は
さらに他の実施例の要部を示す平面図、第5図は
さらに他の実施例の要部を示す平面図、第6図は
外部回路の例を示す電気回路図、第7図は従来例
を示す一部切欠斜視図である。 10……弾性薄膜、11……永久磁石、12…
…錘、19……ホール素子。
Claims (1)
- 端部を固定した弾性薄膜の略中央に永久磁石を
有する錘を付着し、該錘の永久磁石と対向する位
置に該永久磁石と適当間隔をあけてホール素子又
は磁気抵抗素子を配設したことを特徴とする自動
車等の盗難等感知器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987008121U JPH0523428Y2 (ja) | 1987-01-22 | 1987-01-22 | |
US07/021,633 US4749056A (en) | 1987-01-22 | 1987-03-04 | Sensor of the theft and the like of an automobile |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987008121U JPH0523428Y2 (ja) | 1987-01-22 | 1987-01-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63115866U JPS63115866U (ja) | 1988-07-26 |
JPH0523428Y2 true JPH0523428Y2 (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=11684456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987008121U Expired - Lifetime JPH0523428Y2 (ja) | 1987-01-22 | 1987-01-22 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4749056A (ja) |
JP (1) | JPH0523428Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4864288A (en) * | 1987-12-18 | 1989-09-05 | Iwata Electric Co., Ltd. | Hall effect motion detector responsive to dual frequency stimuli |
JPH02119784U (ja) * | 1989-03-08 | 1990-09-27 | ||
US20070205881A1 (en) * | 2000-09-08 | 2007-09-06 | Automotive Technologies International, Inc. | Energy Harvesting Systems and Methods for Vehicles |
JP2007202381A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-08-09 | Usc Corp | 発電装置 |
DE102012015796A1 (de) * | 2012-08-10 | 2014-02-13 | Marquardt Verwaltungs-Gmbh | Kraftfahrzeug |
CN109405957A (zh) * | 2018-10-30 | 2019-03-01 | 佛山市合宏泰业科技有限公司 | 一种电磁振动传感器 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3566350A (en) * | 1968-03-27 | 1971-02-23 | Fedtro Inc | Automotive tamper alarm |
US4151507A (en) * | 1977-08-08 | 1979-04-24 | Willis Billy R | Vehicle alarm system |
US4450326A (en) * | 1981-10-19 | 1984-05-22 | Ledger Curtis G | Anti-theft vibration detector switch and system |
US4584569A (en) * | 1981-11-23 | 1986-04-22 | Lopez Michael J | Motion sensitive security system |
JPS6184515U (ja) * | 1984-11-09 | 1986-06-04 |
-
1987
- 1987-01-22 JP JP1987008121U patent/JPH0523428Y2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1987-03-04 US US07/021,633 patent/US4749056A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4749056A (en) | 1988-06-07 |
JPS63115866U (ja) | 1988-07-26 |
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