JPH05208714A - フローラック - Google Patents

フローラック

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Publication number
JPH05208714A
JPH05208714A JP4042094A JP4209492A JPH05208714A JP H05208714 A JPH05208714 A JP H05208714A JP 4042094 A JP4042094 A JP 4042094A JP 4209492 A JP4209492 A JP 4209492A JP H05208714 A JPH05208714 A JP H05208714A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rack
flow rack
take
luggage
braking member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4042094A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyokazu Kobayashi
豊和 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP4042094A priority Critical patent/JPH05208714A/ja
Publication of JPH05208714A publication Critical patent/JPH05208714A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単な構成によりラック上を滑り落ちてくる荷
物に制動力を付与できるようにする。 【構成】 ラック22の前端に取り出しテーブル26が
設けられ、その取り出しテーブルの手前に制動部材30
が取り付けられている。制動部材30には摩擦面30b
が形成され、この摩擦面30bと荷物Wの底面とが接触
することにより、荷物Wに制動力が付与される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動倉庫などに用いら
れるフローラックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来自動倉庫として、先入れ先出しが可
能で格納効率が高いフローラックを備えたものが知られ
ている。このフローラックは、複数段の傾斜したラック
(棚)を有し、各ラックには傾斜方向と平行に多数のロ
ーラコンベアが設けられている。荷物はラックの後端側
から入庫され、その自重によってローラコンベア上をラ
ック前端側に向って移動し、整列してラックに収納され
る。ラックの前端側には、荷物を停止させる傾斜した取
り出しテーブルが設けられ、作業者はそのテーブルに到
達した荷物を取り出して次工程へ送る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】荷物をフローラックの
先端まで到達させるためには、ローラコンベアの角度を
ある程度大きくしなければならないが、そうすると、荷
物が取り出しテーブルに勢いよく滑り落ち、荷物の内容
物が破損するおそれがある。一方、ローラコンベアの角
度を緩くすると、荷物がローラコンベア上を滑りにくく
なり、途中で停止してしまうおそれがある。そこで従
来、ローラコンベアの傾斜角をある程度大きくするとと
もに、ローラコンベアの一部にブレーキ付きローラを設
けた構成が提案されている。しかしこのような構成は、
複雑で高価であるという問題がある。本発明は、簡単な
構成によりラック上を滑り落ちてくる荷物に制動力を付
与できるようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によるフローラッ
クは、取り出しテーブルの手前に、荷物に制動力を付与
する制動部材を設けたことを特徴としている。
【0005】
【実施例】以下図示実施例により本発明を説明する。図
1は天井走行車およびフローラックを備えた自動倉庫に
本発明を適用した例を示している。天井走行車11は天
井側に設けられたレール12に沿って走行し、天井走行
車11の下側には昇降台13が設けられる。昇降台13
は荷物Wを支持する支持部14と、天板15と、支持部
14および天板15を連結する四隅の4つの柱16とか
ら成る。天板15の上面の四隅にはスチールベルト17
が取り付けられている。ベルト17は可撓性を有する部
材から成り、天井走行車11の昇降駆動系に接続された
巻上げ機構(図示せず)によって巻上げ、あるいは開放
され、それにより昇降台13が昇降する。支持部14に
はガイド18が取り付けられる。
【0006】フローラック21は、天井走行車11のレ
ール12に対して直交方向に延びるとともに、レール1
2側から下方に傾斜した3段のラック22,23,24
を備えている。各ラックには複数のローラ列25が設け
られ、各ラックの前端には取り出しテーブル26が取り
付けられる。フローラック21の後部には支持部14の
ガイド18と係合して昇降台13を上下に案内する複数
のガイドポール27が取り付けられている。ガイドポー
ル27は上下ブラケット28,29によってフローラッ
ク21の後部に取り付けられている。
【0007】取り出しテーブル26の手前には制動部材
30が設けられている。
【0008】さて、荷物Wは支持部14に設けられたコ
ンベアローラなどの搬送装置(図示せず)によってフロ
ーラック21に排出される。排出された荷物Wはその自
重によってラック前部側に向って移動し、テーブル26
で受け止められる。その後同じ列に入庫された荷物は既
に入庫された荷物の後に当接する。
【0009】図2は制動部材30の拡大側面図であり、
ここでは最上段のラック22に取り付けられた制動部材
を示したが、他のラックの制動部材も同様である。
【0010】制動部材30はラック22の間口方向に延
びる板材(たとえばアルミニューム板)を図に示すよう
な形状に折り曲げて形成されたもので、その一端30a
はラック22にボルトまたは溶接などにより固定されて
いる。制動部材30には荷物Wの移動方向とほぼ平行な
摩擦面30bが形成されている。この摩擦面30bは平
面であり、滑り落ちてくる荷物Wの底面に接触して荷物
に制動力を付与するもので、荷物の移動方向の長さdが
長いほど制動力が大きくなる。また摩擦面30bはロー
ラコンベア25のローラ面よりわずかに高さh(実施例
では2mm)だけ突出して設けられ、荷物Wの底面が摩
擦面30dと確実に接触できるようにしている。
【0011】以上のような構成によれば、滑り降りてき
た荷物Wは、図2の鎖線に示すように、まず制動部材の
摩擦面30bに乗り上げ、さらに荷物Wの底面が摩擦面
30bと接触しながら移動することにより一定の制動力
が付与され、荷物Wは減速されて取り出しテーブル26
で停止される。
【0012】このように非常に簡単かつ安価な構成によ
り荷物Wに制動力を付与することができる。
【0013】なお上記実施例は制動部材の一例を示した
もので、制動部材の材質、形状、寸法などはそれに限ら
れるものではない。たとえば、摩擦面30bは平面であ
る必要はなく、波形や凸凹形状でもよく、また長さdや
高さhは必要とされる制動力との関係で決定される。ま
た上記実施例においては天井走行車を含む自動倉庫を例
にとって説明したが、本発明のフローラックの利用範囲
はそれに限定されないことは言うまでもない。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、簡単な構
成によりラック上を滑り落ちてくる荷物に制動力を与え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフローラックの一実施例を用いた
自動倉庫の全体を示す斜視図である。
【図2】制動部材の拡大側面図である。
【符号の説明】
21 フローラック 22、23、24 ラック 26 取り出しテーブル 30 制動部材 W 荷物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜した棚の後端側から入庫される荷物
    が自重によって棚先端側に移動して収納され、棚先端に
    設けられた取り出しテーブルから取り出されるフローラ
    ックにおいて、前記取り出しテーブルの手前に、荷物に
    制動力を付与する制動部材を設けたことを特徴とするフ
    ローラック。
JP4042094A 1992-01-31 1992-01-31 フローラック Pending JPH05208714A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4042094A JPH05208714A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 フローラック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4042094A JPH05208714A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 フローラック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05208714A true JPH05208714A (ja) 1993-08-20

Family

ID=12626419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4042094A Pending JPH05208714A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 フローラック

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JP (1) JPH05208714A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5780826A (en) * 1995-03-27 1998-07-14 Toyo Umpanki Co., Ltd. Container handling apparatus and management system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5780826A (en) * 1995-03-27 1998-07-14 Toyo Umpanki Co., Ltd. Container handling apparatus and management system

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