JPH05103280A - テレビジヨン受像機 - Google Patents

テレビジヨン受像機

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JPH05103280A
JPH05103280A JP26064991A JP26064991A JPH05103280A JP H05103280 A JPH05103280 A JP H05103280A JP 26064991 A JP26064991 A JP 26064991A JP 26064991 A JP26064991 A JP 26064991A JP H05103280 A JPH05103280 A JP H05103280A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
screen
video signal
generating means
video
Prior art date
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Pending
Application number
JP26064991A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Aoki
宏司 青木
Takashi Kato
喬 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH05103280A publication Critical patent/JPH05103280A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2画面表示において、子画面表示部分におい
て欠落する親画面の映像情報を判読できるようにするこ
と。 【構成】 表示画面上に映出される親画面中に子画面を
映出可能なテレビジョン受像機において、親画面映像信
号の二次微分信号(輪郭信号)を得る二次微分回路20
を設ける一方、この二次微分信号を制御信号として子画
面映像信号の輝度レベルを制御する明るさ制御回路21
を設けたことを特徴とするものである。これにより、子
画面表示部分において、親画面の映像が輝度変化となっ
て現れるので、親画面情報を漏らすことなく映し出すこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1つの表示画面上に映
出される画像(親画面)中に他の画像(子画面)を映出
可能な、いわゆるピクチャー・イン・ピクチャー方式の
テレビジョン受像機に関する。
【0002】
【従来の技術】図8にピクチャー・イン・ピクチャー方
式のテレビジョン受像機の概略構成図を示す。1はテレ
ビジョン放送信号受信用アンテナ、2はチューナ、3は
映像中間周波増幅器(PIF)、4は映像検波回路、5
は映像増幅回路、6は陰極線管(CRT)であり、通常
のテレビジョン放送信号の映像信号を得て受信画像(親
画面)を映出するテレビジョン受像回路を構成してい
る。1〜5が親画面の映像信号発生回路であり、7は親
画面中の一部に挿入される子画面映像信号10を発生す
る子画面映像信号発生回路である。
【0003】子画面映像信号10は、前記チューナ2と
は他系統のチューナを介して得られるテレビジョン信号
であったり、またテレビジョン受像機に内蔵されるキャ
ラクタジェネレータより発生される文字,図形等であっ
たりと様々なものが考えられる。これら子画面映像信号
10は合成回路8を介して親画面映像信号9の一部に挿
入されて映出される。
【0004】合成回路8は、供給される親画面及び子画
面映像信号のそれぞれに輝度調整、コントラスト調整等
を行い、両映像信号を合成して出力する回路である。
【0005】図9を用いて上記合成方法を説明する。親
画面中に子画面を映出するには、親画面映像信号9の一
部に子画面映像信号10を時間軸圧縮し、親画面映像信
号9に代えて挿入すればよい。ゲートパルス11は、こ
の挿入位置を規定するパルスである。
【0006】ところで、子画面は本来親画面の映像が映
出されている位置に挿入されるので、子画面が挿入され
ることによってこの部分の親画面の映像は全く見えなく
なるという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、親画面に
子画面の映像が挿入されることによって、この挿入部分
の親画面の映像は全く判読できなくなるという問題があ
った。
【0008】そこで、本発明は上記の問題に鑑み、2画
面表示において、子画面部分における親画面の映像情報
を判読することが可能なテレビジョン受像機を提供する
ことを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
親画面用の第1の映像信号を発生する第1の信号発生手
段と、子画面用の第2の映像信号を発生する第2の信号
発生手段と、前記第1の信号発生手段からの第1の映像
信号の一部に第2の信号発生手段からの第2の映像信号
を挿入する信号合成手段と、前記信号合成手段からの合
成信号を画面上に表示する表示手段とを有し、前記表示
手段にて親画面の中に子画面を映出することが可能なテ
レビジョン受像機において、前記第1の映像信号の輪郭
部を強調するための補正信号を発生する第3の信号発生
手段と、前記第3の信号発生手段からの前記補正信号に
よって前記第2の映像信号のレベルを制御する明るさ制
御手段とを具備したことを特徴とするものである。
【0010】請求項2記載の発明は、親画面用の第1の
映像信号を発生する第1の信号発生手段と、子画面用の
第2の映像信号を発生する第2の信号発生手段と、前記
第1の信号発生手段からの第1の映像信号の一部に第2
の信号発生手段からの第2の映像信号を挿入する信号合
成手段と、前記信号合成手段からの合成信号を画面上に
表示する陰極線管とを有し、前記陰極線管にて親画面の
中に子画面を映出することが可能なテレビジョン受像機
において、前記陰極線管のネック部に取り付けられ、電
子ビームの走査速度を変調する速度変調コイルと、前記
第1の映像信号を微分する微分手段と、前記微分手段か
らの微分信号を、前記子画面の表示期間に前記速度変調
コイルに供給する手段とを具備したことを特徴とするも
のである。
【0011】
【作用】請求項1の発明においては、子画面の表示部分
についてその明るさを、親画面の映像信号の輪郭部を強
調する信号を用いて制御することにより、子画面表示部
分でも親画面映像の輪郭成分を映し出すことができ、子
画面映像を消すことなく、親画面の映像情報を判読する
ことができる。
【0012】請求項2の発明においては、親画面映像信
号を微分した信号を速度変調コイルに供給して電子ビー
ムに速度変調をかける際に、速度変調コイルに前記の微
分信号を子画面表示期間にのみ供給するので、これによ
り子画面表示部分でも親画面映像の輪郭をとらえること
ができ、子画面映像を消すことなく、親画面の映像情報
を判読することができる。
【0013】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明の一実施例のテレビジョン受像機を示すブロ
ック図である。
【0014】図1において、図8と同一の部分には同符
号を付してある。本実施例では、図8の従来例に対し
て、親画面映像信号9を二次微分する二次微分回路20
を設ける一方、子画面映像信号発生回路7と合成回路8
との間に、前記二次微分回路20からの二次微分信号に
て子画面映像信号10の電位(輝度レベル)を制御する
明るさ制御回路21を設けたものである。
【0015】図2は明るさ制御回路21に制御信号とし
て供給される親画面映像信号9の二次微分信号を発生す
る様子を示す。
【0016】図2において、(a) は映像増幅回路5から
出力される親画面映像信号の1水平走査期間分を示し、
(b) は(a) の映像信号を微分した信号を示している。更
に、この信号を微分すると、(c) の二次微分信号とな
る。(c) の二次微分信号は、(a)の映像信号の輝度変化
点で発生していることが分る。即ち、この二次微分信号
は親画面映像信号9の輪郭信号を表わしていることにな
る。従って、(c) の二次微分信号を用いて、子画面映像
信号10の電位(輝度レベル)さを高速に制御すれば、
CRT6の子画面表示部分には親画面の絵柄の輪郭に対
応した明るさの変化が現われる。
【0017】上記実施例によれば、本来は子画面を映出
することによって欠損する親画面の輪郭を、輝度の変化
として子画面部分に映出することができる。
【0018】図3は本発明の他の実施例を示すブロック
図である。図3において、図8と同一の部分には同符号
を付してある。本実施例では、図8の従来例に対して、
電子ビ―ム走査速度を親画面映像の輝度変化に対応して
変調するための速度変調回路30を設け、その速度変調
効果を、子画面エリアを示すゲ―トパルスにより子画面
部分に対してのみ強くかけるように構成したものであ
る。これにより、子画面内にある親画面映像の輪郭成分
を強調するようにした。
【0019】図4は前記速度変調回路30の一例を示す
詳細なブロック図である。この速度変調回路30は、映
像増幅回路5からの親画面映像信号9を利得可変映像増
幅回路31を通して増幅した後、一次微分回路32で微
分し、さらにドライブ・出力回路33で増幅して速度変
調コイル34に加えることにより、速度変調コイル34
に一次微分波形の電圧及び電流を供給する構成となって
いる。利得可変映像増幅回路31では、子画面部分につ
いてのみ利得が大きくなるように利得制御を行ってい
る。
【0020】前記速度変調コイル34は、例えば図5に
示すような銅箔らせん状コイル35で構成されており、
CRT6のネック部分に、磁界が電子ビームの向きに対
してほぼ垂直の向きに作用するように取り付けられる。
速度変調コイル35には、速度変調電流を加え、磁界は
フレミングの左手の法則に従って電子ビームに力が働
き、これが水平走査速度の変化となって画面上に現れ
る。
【0021】次に、図6を参照して図3及び図4の速度
変調動作を説明する。図6において、(a) は入力される
親画面映像信号であり、(b) は一次微分回路32の電圧
波形、及び速度変調コイル34の電流波形である。(c)
は(b) による速度変調コイルの磁界と、水平偏向コイル
による磁界とを合成した磁界で、電子ビームにはこの合
成した磁界が加わる。(d)は電子ビームの走査速度で、
これは磁界の変化の割合に比例するため二次微分波形と
なる。(e) はCRT画面上の輝度変化で、映像信号の立
ち上がり部(黒→白)の前半T1 期間は走査期間が速
く、画面上の輝度は低下する。後半T2 期間は走査速度
が遅くなり、画面上の輝度は高まる。映像映像信号の立
ち下がり部(白→黒)では逆の動作を行う。この結果、
立上がり,立下がりの各エッジ部では、図6(e) に示す
ような急峻な輝度変化が得られるため、鮮鋭度の高い画
面となる。以上のように、速度変調回路は、本来鮮鋭度
を上げるために付加するものであるが、動作原理上から
電子ビームの走査速度に変調をかけるので、輝度変化に
より輪郭を表す効果を持っている。利得可変映像増幅回
路31では、子画面のエリアを示す信号を制御信号とし
て用いて利得制御を行っており、これにより子画面部分
についてのみ利得が大きくなるように制御し、子画面部
分の親画面輪郭を強調している。
【0022】図7は図4の速度変調回路30の一実施例
を示す回路図である。図7において、Aは親画面映像信
号を入力する端子であり、Bは子画面エリア信号を入力
する端子である。また、Cは速度変調動作を停止させる
制御信号を入力する端子である。Dは一次微分回路、E
はドライブ・出力回路、Fは速度変調コイルである。Q
1 〜Q10はトランジスタである。トランジスタQ2 及び
そのコレクタに接続した抵抗r1 は、一次微分回路32
の微分量を制御するもので、端子Bに子画面エリア信号
が入力されたときにトランジスタQ2 がオンして微分量
を増大させる。この一次微分信号の増大により、子画面
内にある親画面の輪郭成分は強調され、後段のドライブ
・出力回路Eで増幅された後、速度変調コイルFで電子
ビームの走査速度が変調される。なお、トランジスタQ
10,抵抗r2 ,及びコンデンサC1 は、ドライブ・出力
回路Eの動作を停止するように制御するためのもので、
子画面内に親画面の輪郭成分を映出したくないときは、
端子Cにブランキング信号を入力してトランジスタQ10
をオンすることにより増幅動作を停止させる。
【0023】速度変調回路を用いた上記の実施例におい
ても、本来は子画面を映出することによって欠損してい
た親画面の輪郭を、子画面部分に映出できるという効果
を得ることができる。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、親画
面に映出される映像やテロップ文字等の輪郭を、子画面
表示時においても子画面で隠すことなく映し出すことが
できる。従って、2画面表示における従来の欠点である
親画面情報の欠損を補うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のテレビジョン受像機を示す
ブロック図。
【図2】図1の動作を説明する波形図。
【図3】本発明の他の実施例を示すブロック図。
【図4】図3における速度変調回路の一例を示すブロッ
ク図。
【図5】図4における速度変調コイルの一例を示す斜視
図。
【図6】図3及び図4の動作を説明する波形図。
【図7】図4の速度変調回路の具体的回路例を示す回路
図。
【図8】従来のテレビジョン受像機を示すブロック図。
【図9】図8において合成した映像信号を説明する波形
図。
【符号の説明】
2 チューナ 4 映像検波回路 5 映像増幅回路 1〜5 親画面映像信号発生手段 6 CRT 7 子画面映像信号発生回路 8 合成回路 9 親画面映像信号 10 子画面映像信号 20 二次微分回路 21 明るさ制御回路 30 速度変調回路 34 速度変調コイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】親画面用の第1の映像信号を発生する第1
    の信号発生手段と、 子画面用の第2の映像信号を発生する第2の信号発生手
    段と、 前記第1の信号発生手段からの第1の映像信号の一部に
    第2の信号発生手段からの第2の映像信号を挿入する信
    号合成手段と、 前記信号合成手段からの合成信号を画面上に表示する表
    示手段とを有し、 前記表示手段にて親画面の中に子画面を映出することが
    可能なテレビジョン受像機において、 前記第1の映像信号の輪郭部を強調するための補正信号
    を発生する第3の信号発生手段と、 前記第3の信号発生手段からの前記補正信号によって前
    記第2の映像信号のレベルを制御する明るさ制御手段と
    を具備したことを特徴とするテレビジョン受像機。
  2. 【請求項2】親画面用の第1の映像信号を発生する第1
    の信号発生手段と、 子画面用の第2の映像信号を発生する第2の信号発生手
    段と、 前記第1の信号発生手段からの第1の映像信号の一部に
    第2の信号発生手段からの第2の映像信号を挿入する信
    号合成手段と、 前記信号合成手段からの合成信号を画面上に表示する陰
    極線管とを有し、 前記陰極線管にて親画面の中に子画面を映出することが
    可能なテレビジョン受像機において、 前記陰極線管のネック部に取り付けられ、電子ビームの
    走査速度を変調する速度変調コイルと、 前記第1の映像信号を微分する微分手段と、 前記微分手段からの微分信号を、前記子画面の表示期間
    に前記速度変調コイルに供給する手段とを具備したこと
    を特徴とするテレビジョン受像機。
JP26064991A 1991-10-08 1991-10-08 テレビジヨン受像機 Pending JPH05103280A (ja)

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