JPH049333A - 動物の寄生虫駆除剤 - Google Patents

動物の寄生虫駆除剤

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JPH049333A
JPH049333A JP18681390A JP18681390A JPH049333A JP H049333 A JPH049333 A JP H049333A JP 18681390 A JP18681390 A JP 18681390A JP 18681390 A JP18681390 A JP 18681390A JP H049333 A JPH049333 A JP H049333A
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compound
animal
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JP18681390A
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Yoshiaki Kono
義明 河野
Makoto Tsukui
津久井 誠
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は温血動物における内部寄生虫又は外部寄生虫の
駆除剤及び温血動物における内部寄生虫又は外部寄生虫
感染の治療又は抑制方法に関する。
[発門が解決しようとする課題] 動物、例えば牛、馬、羊、豚などの家畜類、家さん類、
犬、猫などの動物の飼育では、しばしば各種ダニ類、ノ
ミ類、ンラミ類、ハエ類及び蚊などが外部寄生する。こ
れらの外部寄生虫は環境及び動物に不潔感と不快感を与
えるだけでなく動物に致命的疾病さえもたらしかねない
条虫、線虫等の内部寄生虫の運搬害虫でもある。
又、最近はペット・ブームと称せられるように多くの家
庭で犬、猫等が飼育されている。特にベットに寄生する
ノミ、蚊等はしばしば内部寄生虫を媒介し致命的な原因
になる。そこで、新規且つ安全な薬剤の出現が強く望ま
れているのが現状である。
本発明の主たる目的は動物に対する毒性が低く安全に使
用し得る動物の内部又は外部寄生虫駆除剤を提供するこ
とにある。
本発明のさらなる目的は、予防的に、治療的に又は薬物
学的に有効な量の活性成分化合物を含有するかかる駆除
剤を提供することによって温血動物における内部及び外
部寄生虫(総称的に寄生虫と称することがある)、昆虫
、線虫、ダニ及び嬬虫による病気及び感染の予防、治療
又は抑制のだめの方法を提供することにある。
「課題を解決するための手段1 本発明者らは上記目的を達成すべく多数の有機化合物を
合成し、生物試験を行うなど種々研究を重ねた。その結
果、下お一般式(1)で示される本発明化合物が動物の
内部又は外部寄生虫等の脂腺及び防除に効力を有するこ
とを見出し、本発明を完成した。
すなわち本発明は に+ [式中、R1は低級アルキル基を、R2は低級アルコキ
ン基または低級アルキルチオ基を、R”は水素4子また
は低級アルコキシカルボニル基を、Xは酸素原子または
硫黄原子を、Yは低級アルキル基、低級アルコキシ基、
低級アルキルチオ基、ハロゲン原子、ニトロ基またはト
リフルオロメチル基を表わし、nは0,1.2または3
の整数を表わす]で示されるピラゾール系リン酸エステ
ル類を活性成分として含有する動物の寄生虫駆除剤に関
する。
一般式(1)において、R1で示される低級アルキル基
は、炭素数1〜4の直鎖状あるいは分枝鎖状のアルキル
基を意味し、たとえばメチルエチル、n−プロピル、イ
ソプロピル、n−ブチル、イソブチル、 5ec−ブチ
ルなどが用いられる。R2で示される低級アルコキシ基
は、炭素数1〜4のアルコキシ基を意味し、たとえばメ
トキシ、エトキシ、nプロポキシ、インプロポキシ、n
−ブトキシ、イソブトキシ、 5ee−ブトキシ基など
が用いられ、また低級アルキルチオ基は、炭素数1〜4
のアルキルチオ基を意味し、たとえばメチルチオ、エチ
ルチオ、n−プロビルチ第2イソプロピルチオ、ローブ
チルチオ、インブチルチオ、 5ec−ブチルチオ基な
どが用いられる。R3が示す低級アルコキシカルボニル
基としては、たとえばメトキシ力ルポニルエトキシカル
ポニルなどの炭素数2〜5のアルコキンカルボニル基が
用いられれる。Yで示される基のうち、低級アルキル基
、低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基は、R’lR
2で定義したそれぞれの基と同じ意義を有するが、低級
アルキル基として前記の他、L−ブチル基も用いラレル
。ハロゲン原子としては、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素
原子が用いられる。nは置換基Yの数を表わし、Yを2
個以上有する場合には、これらの置換基は同一または相
異っていてもよい。また、Yで示される基が低級アルコ
キン基で、nが2個の場合には、2個のアルコキシ基が
合して、たとえばメチレンジオキシ、プロピリデンジオ
キシなどのアルキリデンジオキシ基を構成する場合も本
発明の範囲に含まれる。
本発明化合物のうち、特に重要な化合物としては例えば
下表に示す化合物があげられる。
表1 つづく つつく さらに、式(I)においてR1がエチル基を R2がn
−プロピルチオ基を意味する化合物が特に好ましい。
とりわけ式 で表わされる化合物(一般名、ビラクロポス、商品名ボ
ルテージ)が好ましい。
上記の本発明化合物(1)は、特開昭55130991
記載の方法、それに準じる方法あるいは自体公知の方法
に従って製造することができる。
動物の内部又は外部寄生虫等に対し本発明の化合物は、
強い殺虫・駆除作用を有し、しかもこのような優れた作
用を保持しながら、温血動物に対する経口急性毒性が低
いというすぐれた特徴をも有する。本発明の化合物の中
でも、とりわけ重要な化合物である式(1)においてR
1がエチル基。
R2がn−プロピルチオ基の組合せを有する一群の化合
物はペット類の蚊、ノミ、シラミ類、あるいは家畜類等
に寄生するダニ類等の有害害虫に対してすぐれた防除、
抑制効果を示し、しかも温血動物に対する経口急性毒性
か低い。このような作用は、本発明化合物を害虫の寄生
する家畜、ベント等に直接散布し、昆虫等に接触させる
ことによっても発現するが、薬剤を経口的に動物に投与
することによっても発現する。
つまり本発明化合物は動物における駆除剤、殺虫剤、殺
ダニ剤及び殺線虫剤として有用であり、これらの化合物
の製剤は動物に対し経口的又は非経口的に投与すること
により適用される。
経口投与のためには、通常の望ましい量の活性化合物を
含む例えばカプセル、丸薬9錠剤、顆粒剤。
液剤及び経口ペーストのような形態として使用すること
が出来る。
活性化合物を動物飼料中に投与する時には、飼料中にそ
れを均一に混合するか又は上述したカプセル、丸薬9錠
剤、顆粒剤、液剤及び経口ペーストとして飼料添加して
便用するか、又は場合によっては飼料と別個に供与して
もよい。
これらの投与形態の製剤は活性成分を、例えば澱粉、ラ
クトース、タルク、ステアリン酸マグネシウム1コロイ
ド二酸化珪素、微小結晶性セルローズ。
リン酸二カルンウム、ベントナイト、硫酸カルシウム半
水化物、ヒドロキシプロピルメチルセルローズ、とうも
ろこし澱粉、ナトリウムスターチグリコレート、amラ
ウリルナトリウム、ポリソールベート85(三洋化成)
、フェニルスルホネートCALX(I CI)、シンペ
ロニック NP13(ICI)、シンベロニック PE
  L44(ICI)、ベンジルアルコール、プロピレ
ングリコール又は植物性樹脂(ウッドレジン)などのよ
うな希釈剤。
崩壊剤、消泡剤、滑沢剤9分散剤、界面活性剤及び結合
剤等と均一に混合する通常の薬学的製剤方法によって製
造することが出来る。
本発明の目的を阻害しない限り、本発明製剤には、上記
化合物(I)に加え、他の薬剤例えば殺虫剤、殺ダニ剤
、殺菌剤、栄養剤等を配合してもよい。
このような形態の経口投与用製剤は、治療すべき宿主動
物の種類、感染の激しさと種類及び宿主の体重等によっ
て、処方物の全重量及び存在する活性成分の含量を広く
変えることが出来る。又、マイクロカプセル等の手法に
より活性化合物の放出時間を早めたり、遅くしたり調節
することも可能である。
これらの処方物は一般に重量で約1〜80%、好ましく
は10〜30%の活性化合物を含有させるのが適当であ
る。
本発明の活性化合物を非経口的に投与する場合には、た
とえば、こぶ胃内、筋肉内、気管内又は皮下注射によっ
て、動物に投与することができる。
このような場合には、通常活性化合物を液状の基剤担体
中に溶解又は分散させ投与してもよい。
本発明の活性化合物を非経口投与する場合には、通常の
薬学的手段は全て許容される。例えば腹腔内、筋肉内、
気管内、静脈内又は皮下注射などの方法を用いることに
より投与することが出来る。
このような場合には、通常活性化合物を液状の基剤(例
えば、落花生油、#!実油、コーン油、水、生理食塩水
など)中に溶解又は分散させて投与してもよい。分散さ
せ投与する場合には活性化合物単独でもよいが、ツルケ
タール、グリセロールポルマール、ベンジルアルコール
、カルボキシメチルセルローズ、ツルポール1200(
東邦化学)、ボIJ フルベート80(三洋化成)等の
界面活性剤、分散剤、安定化剤を併用してもよい。
このような非経口処方物は一般に重量で約1〜80%好
ましくは10〜50%の活性化合物を含有させるのが好
ましい。
本発明の化合物は主として嬬虫病の治療、予防又は抑制
御こ使用されるが、その他の寄生虫によって生じる病気
の治療においても有用である。たとえば、マダニ、シラ
ミ、ノミ、ダニ又はその他の家畜及び食用側鳥類におけ
る刺す昆虫のような節足動物寄生虫を本発明によって抑
制することができる。最良の結果を得るための施用量は
、いうまでもなく、使用する活性化合物、治療すべき動
物の種類及び寄生虫の感染又は蔓延の種類と程度による
が一般に、これらの活性化合物の経口投与において有用
な1日当りの投与量は通常動物の体重1kg当り約0.
1mg〜2000mg、好ましくは1mg〜1200m
gであり、このような用量を通常、1日当り4〜5回に
分けて投与するのが好ましい。
さらに1〜5日というような、比較的短い期間継続して
与えるのが好ましい。
一方、非経口投与の場合、例えば注射投与の投与量とし
ては、動物の体重1kg当り約0 、1 mg〜300
mg/ 1回−kg、好ましくは、約1 mg −30
mg/1回・kgである。
必要に応じ、再感染を防御するために繰返しの治療を行
なうのが好ましい。動物に対してこれらの駆除剤を投与
するに際しては、獣医学分野の専門家に公知の方法に従
って投与することができる。
本発明の化合物を動物の飼料の成分として、又は飲料水
中に溶解又は懸濁させて投与する場合には、不活性基剤
又は希釈剤中に活性化合物又は化合物類を均一に分散さ
せてなる組成物を調製するのか好ましい。ここで不活性
基剤とは当該活性成分化合物と反応することがないもの
及び動物に対して安全に投与することができるものをい
う。飼料中に混ぜて投与するための基剤は、動物飼料の
成分であるもの、又は成分となりうるものであることが
好ましい。
適当な組成物としては、活性化合物が比較的多量に存在
している飼料プレミックス又はサブリメントがあげられ
、このような飼料プレミックス又はサブリメントは動物
に直接に給飼するのに、又は、直接にあるいは中間的な
希釈又は混合段階後のいずれかで、飼料に添加するのに
適している。
このような組成物のために適する典型的な基剤又は希釈
剤は乾燥麦芽かす、コーンミール、醗酵かす、粉砕した
かき殻、小麦ふすま、糖蜜可溶物、とうもろこしの細粉
、大豆粉、粉砕した石灰石などを包含する。たとえば、
摩砕、撹拌、ミリング又は回転のような方法によって、
基剤全体に活性化合物を緊密に分散させる。重量で約1
〜80%好ましくは10〜30%の活性化合物を含有す
る組成物が飼料プレミックスとして特に適当である。
動物に対して直接に給飼する飼料サブリメントは、重量
で約1〜50%好ましくは5〜25%の活性化合物を含
有させるのが望ましい。このようなサブリメントは最終
飼料に対して寄生虫病の治療又は抑制のために望ましい
活性化合物の濃度を与えるべき量で動物飼料に添加する
。活性化合物の望ましい濃度は先に記した要因及び使用
する化合物によって異なるが、本発明の化合物は通常は
望ましい抗寄生虫結果を達成するためには、約1゜0〜
50.0%、好ましくは10〜30%の濃度で使用する
のが有利である。
本発明の化合物は溶液又は乳剤として動物の皮膚にかけ
る(例えば、ボアーオン)か又は皮膚に塗布して投与す
ることもできる。一般に、皮膚に外用的に投与するため
には、活性化合物を、たとえばジメチルスルホキシド、
プロピレングリコール。
メチルイソブチルケトン、フェニルスルホネートCAL
X、シンペロニック NP 13(I CI)、ツルベ
ン100(三洋化成)などのような、適当な不活性溶剤
又は溶剤の組合わせ中に溶解するか、さらに水で希釈し
て乳剤等として投与するのが好ましい。
動物の皮膚にかけて用いる場合は、均一に散布できるよ
うに約100〜11000pp程度に希釈した形態で投
与するのが望ましい。
[発明の効果] 嬬虫病として一般的に記される病気又は疾病群は嬬虫と
して知られる寄生虫による動物宿主の感染による、蝿虫
病は、たとえばブタ、ヒツジ、ウマ、ウシ、ヤギ、イヌ
、ネコ及び食用飼鳥類のような家畜動物において流行し
ている重大な病気である。嬬虫の中でも、線虫と呼ばれ
る寄生虫のグループは、種々の動物等において仏法で重
大な感染を生じさせる。前記の動物を侵すもっとも一般
的な属は、ヘモンクス(Haemonchus)、トリ
クストロンギルス(Trichostongylus)
 、オステルタギア(○stertagia) 、不マ
トジルス(Nematodirus)、コオペリア(C
ooper ia)、アスカリス(Ascar is)
、ブノストマム(Bunostomum)、エソファゴ
ストマム(Oesophagos tomum)、チャ
ペルチア(Chabert ia)、トリクリス((T
richuris)、ストロンギルス(SLrongy
lus)、トリコネマ(Trichonema) 、デ
イクチオカウルス(Dictyocaulus) 、キ
ャビラリア(Capi l 1aria)、ヘテラキス
(Hete rakis)、トキソカラ(Toxoca
ra、)、アスカルジア(Jscardia)、オキシ
ラリス(Oxyuris)、アンシロストーマ(Anc
y los toma)、ランシナリア([]ncin
aria)、トキサスカリス(Toxascar ia
)及びバラスカリス(Parascaris)である。
たとえば、線虫風、コオベリア及びエソファゴストマム
のような、これらの中のいくつかは、主として腸管を攻
撃するのに対して、たとえばヘモンクス及びオステルタ
ギアのようなものは、胃中においてもつとも多く存在し
、一方、たとえばジクチオカウルスのようなものは肺中
に認められる。更に別の寄生虫は、たとえば心臓及び血
管、皮下及びリンパ組織のような体のその他の組織及び
器官中に存在することができる。
嬬虫病として知られる寄生虫感染は貧血、栄養不良、虚
弱質、体重減少、腸管壁及びその他の組織と器官の激し
い損傷をもたらし且つ、治療しない場合には、感染した
宿主の死をみちびくおそれがある。本発明化合物はこれ
らの寄生虫病に対して予想外の高い活性を有しており、
その上、犬のジロフィラリア、誓書動物における不マト
スピロイデス、シフアジア、アスビクルリス、たとえば
、マダニ、ダニ、シラミ、ノミのような動物と鳥類の節
足動物外部寄生虫、羊におけるルシリア種、刺す昆虫及
びランにおける、ハイボデルマ種のような移行する双翅
目幼虫ウマにおけるガストロフィルス、及び誓書動物に
おけるクラレプラ種Iこ対しても活性である。
本発明を以下の実施例によって例証するが、これらの実
施例は本発明を例証するためのものであって本発明を制
限するものではない。
以下に使用される“活性成分”なる語は、本発明の活性
化合物を意味し、本実施例ではすべてビラクロホス(化
合物No、16)を用いた。
製剤例1  乳 剤 W/W% 本発明活性化合物         20.0フエニル
スルボネート CALX     4.0ンンペロニツ
ク NP 13       6.0ツルベン100 
          70.0上記処方に従いすべての
成分を混合し、溶解するまで撹拌し、溶液を得、これを
水で希釈し250 ppmの乳剤に調整する。
製剤例2  顆粒剤 (i)                W/W%本発
明活性化合物         10.0ウツドレジン
             4.0石膏顆粒(20〜6
0メツシユ)    86.0(ii )      
         W / W%本発明活性化合物  
       10.0シンペσニツクNP13   
    4.0石膏顆粒(20〜60メツシユ)   
 86.0本発明活性化合物とウッドレジン又はシンベ
ロニック NP13を塩化メチレンに溶解し、混合機中
の石膏顆粒に加える。その後充分に混合、溶剤を除去し
て乾燥後目的の顆粒剤を得る。
製剤例3  飼料添加による投与のだめの顆粒W/W% 本発明活性化合物         25.。
硫酸カルシウム半水化物      75.0湿式顆粒
法を用いて、本発明化合物を硫酸カルシウム・半水化物
と充分に混合する。その後、混合物はトレー又は流動床
乾燥器等を使用して乾燥し、適当な容器に充填し投与す
る。
製剤例4  錠 剤 W/W% 本発明活性化合物         50.0ステアリ
ン酸マグネシウム      1.0とうもろこし澱粉
          5.0ナトリウムスターチグリコ
レート   2.0硫酸ラウリルナトリウム     
  1.0微小結晶性セルローズ       41.
01O%澱粉ペーストの十分な量を活性成分に加えて顆
粒用の適当な湿潤塊状物を製造する。顆粒を製造しそし
てトレーまたは流動床乾燥器を使用して乾燥する。ふる
いに通し、残留成分を加えそして圧縮して錠剤にする。
もし必要ならば、水性または非水性溶剤系を使用してヒ
トミキシプロピルメチルセルローズまたは他の同様なフ
ィルム・形成物質を使用して錠剤芯をフィルム被覆する
。可塑剤および適当な着色剤をフィルム・被覆溶液に包
含させることかてきる。
製剤例5  経口液剤 W/W% 本発明活性化合物          5.0ポリソル
ベート85         50ベンジルアルコール
         3.0プロピレングリコール   
    30,0水                
   S7.0上記処方に従い活性成分をポリソルベー
ト85゜ベンジルアルコール及びプロピレングリコール
に溶解し、燐酸塩緩衝液を用いてpHを6.0〜6.5
に調整した後、水で最終容量にする。得られた液剤は飲
料液容器に充填し投与する。
製剤例6  経口ペースト W/W% 本発明活性化合物          4.0サツカリ
ンナトリウム         2.5ポリソルベート
85           3.Qジステアリン酸アル
ミニウム     5.0ヤシ油          
   85.5ジステアリン酸アルミニウムをヤシ油及
びポリソルベート85に50〜60’Cで加熱し分散す
る。
撹拌を続けなから室温に冷却し、サッカリンナトリウム
、ついで本発明活性化合物を分散させて所定のペースト
を得る。
製剤例7  ポアーオン W/W% 本発明活性化合物         20.0ジメチル
スルホオキシド      10.0メチルインブチル
ケトン      30.0プロピレングリコール  
     40.0本発明活性化合物をジメチルスルホ
オキシド及びメチルイソブチルケトンに溶解し、プロピ
レングリコールで最終容量に調整する。
製剤例8  注射液 W/W% 本発明活性化合物         200エタノール
            36.0ンンペロニツク P
E  L44   10.0プロピレングリコール  
     34.0活性数分をエタノール及び界面活性
剤(シンペロニック PE  L44)に溶解し、プロ
ピレングリコールで最終容量にする。生成物は在来の薬
学的方法例えば滅菌を濾過とかオートクレーブ中で加熱
することによって滅菌した後、無菌的に分包する。
製剤例9  注射液 W/W% 本発明活性化合物         10.0ベンジル
アルコール         1.0ポリソルベート8
0         10.0グリセロールホルマール
      50.0注射用水           
  290活性数分をポリソルベート80及びグリセロ
ールホルマールに溶解する。その混合液にベンジルアル
コールを加え、さらに注射用水で最終容量にする。生成
物は在来の薬学的方法等の手段で充分に滅菌し、無菌的
に分包する。
製剤例10  注射液 W/W% 本発明活性化合物         10.0CMC0
,5 生理食塩水            89.5上記すべ
ての成分を混合し、充分に懸濁させて、腹腔内あるいは
静脈内投与に供し得る注射液を得る。
製剤例11   注射液 W/W% 本発明活性化合物         10.0ツルポー
ル1200         20.0生理食塩水  
          70.0上記すべての成分を混合
し、充分に懸濁させて、腹腔内あるいは静脈内投与に供
し得る注射液を得る。
製剤例12  液 剤 W/W% 本発明活性化合物         30.0コ−7?
111              70.0活性化合
物をコーン油にとがし均−液として経口投与用液剤を得
る。
[試験例1 生物試験例1 本発明の活性化合物として。−[1−(4−タロルフェ
ニル)ピリゾール−4−イルノ 。−エチル5−n−プ
ロピルチオリン酸エステル(前記化合物No、 16 
)の50%アセトン溶液を下記タイプのマダニ−頭あた
り0.8,4.0,20.0μg/頭をミクロアブ1ノ
ケーターによって局所施用し、3日後と7日後の仰転率
(KT%)を求めた。
(1図10頭2反復) 対象マダニ:マウント アルフォード タイプ(Mt、
  Afford  type )生物試験例2 マダニ季)の寄生している乳牛(330〜450kg)
に、O−[1−(4−クロルフェニル)ピラゾール−4
−イル] 0−エチル 5−n−プロピルチオリン酸エ
ステル(化合物No、16)を用い製剤例1に従って調
製した乳剤を1頭当り所定の薬量lコなるように散布し
た。その後、経時的にマダニの寄生数を調べ、防除率を
算出した。
リ オーストラリア 生物試験例3 カズキダニ(Ornithodoros  mouba
ta)0−[1−(4−クロルフェニル)ピラゾール4
−イル] 0−エチル 5−n−プロピルチオリン酸エ
ステルの20%アセトン溶液をカズキダニ1の幼虫及び
生理に局所施用し、経時的に死虫数(異常個体を含む;
異常個体は殆ど回復しない)を数え死亡率として表示し
た。
生物試験例4 ノミの寄生しているイヌ(10,0〜14.0kg。
雑種)及びネコ(3,0〜4.0kg、雑種)に本発明
の活性化合物○−[1−(4−クロルフェニル)ピラゾ
ール−4−イル10〜エチル 5−n−プロピルチオリ
ン酸エステル、CMC(カルボキンメチルセルローズ)
及び、生理食塩水とを用い製剤例10に従って得た注射
液を腹腔内又は静脈内に所定量を投与する。
判定は投与6時間後に皮毛内及び動物の下に敷いた白布
上のノミの死亡率が80%以上の時を有効(+)とし、
それ以外を無効(=)とした。結果を表3に示す。
CMCの代りにツルポール1200を用い製剤例11に
従って得た注射液を上記と同様にして調製しその結果を
表−4に示す。
(地理時の寄生数は30〜40匹/頭であった。)表3 生物試験例5 ノミの寄生しているイヌ(10,0〜14.0kg雑種
)及びネコ(3,0〜4.0kg、雑種)に本発明の活
性化合物○−[1−(4−クロルフェニル)ピラゾール
−4−イル] 0−エチル 5−n−グロピルチオリン
厳エステル及びコーン油を用いて製剤例12に従って得
た液剤をカテーテルを用いて所定量を経口投与した。
判定は生物試験例4と同様にして行った。(処理時の寄
生数は30〜40匹/頭であった)結果を表−5に表す
4−イル10−エチル 5−n−プロピルチオリン酸エ
ステル(化合物No、16) 投与方法:カプセルに封入し1日1回、3日間イヌフイ
ラリア感染イヌに強制経口投与。
投与量=1夜絶食したイヌに本発明の上記化合物No、
16の10,100.1000mg/kg(体重)7日
を経口投与した。
検査方法・抹消血液中のミクロフイラリアを検査した。
外側伏在静脈よりltQの血液を採取し、メチレンブル
ー沈澱法(1500rpm、10分)で駆虫し検鏡しt
こ。
検査スケジュールを下図に示した。
H,2年  2./1314 15 16 17 18
 19 20 21 22 23生物試験例6 本発明の活性化合物をイヌフイラリア感染イヌに経口投
与し駆虫効果を観察した。
検  体:O−[1−(4−クロルフェニル)ピラゾー
ル−↑ ↑ ↑ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■投与
後日数尚、糞便中の内部寄生虫についても肉 眼観察を行った。
結果及び考察 検体投与後、生存動物の外側伏在静脈より採血したミク
ロフィラリャは、10.100及び1000 mg/k
gのいずれの投与群でも陰性を示しjこ。
検体投与によると考えらける回虫の糞便中排出か10m
g/kg投与群の1例に認められた。
以上の結果から本発明活性化合物はイヌフィラリア感染
イヌの血液中ミクロフィラリャを減少させ、イヌ回虫駆
除にも有効であると観察された。
(以下余白) 毒性試験 5週令、ddY SLC系マウス(♂)に対する急 性経口毒性値を表示する。
つづきあり

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1は低級アルキル基を、R^2は低級アル
    コキシ基または低級アルキルチオ基を、R^3は水素原
    子または低級アルコキシカルボニル基を、Xは酸素原子
    または硫黄原子を、Yは低級アルキル基、低級アルコキ
    シ基、低級アルキルチオ基、ハロゲン原子、ニトロ基ま
    たはトリフルオロメチル基を表わし、nは0、1、2ま
    たは3の整数を表わす]で示されるピラゾール系リン酸
    エステル類を活性成分として含有する動物の寄生虫駆除
    剤。
JP18681390A 1989-12-19 1990-07-13 動物の寄生虫駆除剤 Pending JPH049333A (ja)

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