JPH0479510A - チャンネル選局装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テレビジョン受信機及び磁気記録再生装置等
の受信機のチャンネル選局装置に関する。

〔従来の技術〕

従来において、異なる放送方式を受信できる受信機は、
その異なる放送方式の一方から他方へ変える場合に、同
一の放送方式間の操作と異なり、一般に操作がより多く
なるか、むずかしい方法が必要になっていた。

具体例で言うならば、衛星放送受信チューナー内蔵テレ
ビジョン受信機及び磁気記録再生装置（以下ＶＴＲと呼
ぶ）は、地上波すなわちＵＨＦ及びＶＨＦ放送受信から
、衛星波すなわちＳＨＦ放送受信へ移す場合に、特別な
選局ボタンを設け、これを押した後チャンネルナンバー
を押すという操作が必要であった。

又は、上記方法とは別の方法として、衛星波受信の為の
チャンネル選局ボタンを別に設けて、これを押すことに
よって実現していた。この場合は、チャンネル選局のボ
タンが地上波の為のものを合わせると多くなり、ＶＴＲ
の様に、チャンネル選局ボタンの他にも操作ボタンの多
く持つものでは、セット本体及びリモートコントロール
装置共に、ボタン数が多くなり過ぎ利用者が容易に操作
できなかった。

なおこの種の装置として関連するものに、衛星（ＢＳ）
チューナー内蔵ビデオがあり、例えばオ−ディオビデオ
（Ａｕｄｉｏ　　Ｖ、ｉ、ｄｅｏ）　１９９０年７月号
第５４乃至５５頁に掲載されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

」二足従来技術は、異なった放送方式の放送を受信する
際のチャンネル選局の操作性について配慮されておらず
、チャンネル選局ボタンを増設しただけであるので、利
用者が所望のボタンを探すのに時間がかかるか又は困難
であるという問題が有った。

本発明の目的は、異なる放送方式を受信できる受信機の
チャンネル選局装置において、一方の放送方式から他方
へのチャンネル変更の操作を簡単にし、さらにセット本
体およびこれを操作するリモートコントロール装置のボ
タン数を減らすことにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、チャンネル選局装置に、チ
ャンネル記憶手段を２つ設け、これらの記憶データをマ
イクロプロセッサにより別々に更新する様にしたもので
ある。

さらに、異なる放送方式を」二足の各々のチャンネル記
憶手段に割り当て、専用のチャンネル選局ボタンを設け
、このボタン１つだけを押すことによって、」二足２つ
のチャンネル記憶手段より、それぞれ更新されたデータ
を取り出し、このデータに従ったチャンネルを受信する
ようにしたものである。

〔作用〕

チャンネル選局のデータを記憶する２つの装置は、マイ
クロプロセッサにより、異なる放送方式のそれぞれに対
応する様に動作し、各々のチャンネル選局データは、チ
ャンネル選局される度に更新される。

異なる放送方式間を切換える専用のボタンにより、上記
チャンネル選局データのそれぞれから、１つづつデータ
を取り出し、それに応じたチャンネルを受信する様に動
作する。

それによって、利用者が使用した最終の状態を保持し、
１ボタンの操作でチャンネル切換できる。

解決原理の異なる代案としては、上記チャンネル記憶装
置を３つ以上用意した場合や、異なる放送方式間を切換
えるボタンを、それぞれの放送をＡ、Ｂとすると、Ａ−
＋Ｂのボタンと、Ｂ−＋Ａのボタンと２つ設けて同様の
目的を達成する方法が有る。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図から第３図により説明
する。ここでは以下衛星波をＢＳ、地上波をＵ／Ｖと呼
ぶ。

第１図は、本発明の−・実施例の選局回路のブロック図
を示す。リモコン装置１のボタン入力によって、リモコ
ン受光部２よりリモコンの選局に応じたデータがＣＰ　
Ｕ　５に伝送される。又セット本体３のボタン入力によ
って、同様にデータがＣＰＵ５に伝えられる。

ＣＰＵ５は、チャンネル表示部４にチャンネル数を伝送
し表示すると共に、チャンネルボタンの入力に従って、
ＢＳ選局メモリー６もしくはＵ　／’　Ｖ選局メモリー
７より適切なチャンネルデータを取り出す。このデータ
を出力データ制御部８により、ＢＳチャンネルＰＬＬ部
９もしくはＵ／■チャンネルＰＬＬ部１０へ、必要なタ
イミングにて制御され出力する。

これを受けたＰＬＬ部９，１０は、各々のチューナー１
１．１２へ選局された周波数に応じた局部発振周波数を
出力し、チューナーが受信する。

第２図は、第１図に示した選局回路の中のＣＩ−’ＵＳ
が、本発明にて設定した専用の選局ボタンを押された時
のチャンネル選局のフローチャー１−図である。専用に
設けられたボタンを押した場合、まず現在の状態がＢＳ
チャンネルを受信しているか、否かを判別する。そこで
ＢＳチャンネル受信中である時は、第１図のＵ／Ｖ選局
メモリー７から、現時点で最終のデータを出力し、この
チャンネルへ移行する。逆に、現在Ｕ／Ｖチャンネル受
信中であれば、ＢＳ選局メモリー６から、現時点で最終
のデータを出力し、このＢＳチャンネルへ移行する。

第３図（ｃＬ）、　（ｂ）は、本発明の一実施例のチャ
ンネル移行の概念図である。第２図のチャンネル選局の
フローチャー１・の流れを、それぞれ具体的なチャンネ
ルの一例として示し、現在の状態がＢＳチャンネル受信
中で、ＢＳ専用ボタンを押した時、Ｕ／Ｖチャンネルへ
移行する場合と、現在の状態がＵ／Ｖチャンネル受信中
でＢＳ専用ボタンを押した時、ＢＳチャンネへ移行する
場合とを示す。

本実施例によれば、従来の公知例の如く、ＢＳチャンネ
ルを選局する際に、−旦ＢＳチャンネルボタンを押して
から、チャンネル数のボタンを押す。もしくは、ＢＳチ
ャンネルが何チャンネルで見られるかを記憶しておく必
要が無く、利用者が簡単にＢＳチャンネルを選局できる
という効果が有る。

更に、ＢＳチャンネル選局の為の追加ボタンが本実施例
の如く、１個だけである為、ボタン数の増加を最小限に
できる。特にリモコン装置に本発明のボタンを設ける場
合は、リモコン装置のボタン設置面積が限られている為
、効果が有る。

〔発明の効果〕

本発明によれば、受信機を２つ内蔵する機器において、
各々の受信機の選局データの最終状態を保持しているの
で、利用者が一方の受信機を何度か選局した後、他方の
受信機を再度選局した時、以前に選んだチャンネルが一
度に受信できるという効果が有る。

一例として、一方の受信機を地上波チャンネル受信機、
他方を衛星波チャンネル受信機とした場合の如く、−力
は選局する回数が多く、他方は選局する回数が少ないと
いう場合に、特に効果が有る。

又、リモコン装置を有する場合に、選局の為に増加する
ボタンが少なくて済むので、ＶＴＲの如くその他の操作
ボタンが多い場合は、リモコン装置全体のボタン数が多
くなり過ぎるのを妨ぎ、利用者に操作を分り易くする効
果が有る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の選局回路のブロック図、
第２図は本発明の選局時のフローチャート図、第３図（
α）、（ｂ）は本発明の一実施例のチャンネル移行動作
を示す概念図である。 １・・リモコン装置、 ２・・・リモコン受光部、 ３・七ット本体のボタン入力部、 ４・・・チャンネル表示部、 ５・・ＣＰＵ。 ６・・・ＢＳ選局メモリー ７−Ｕ　ＨＦ　／　Ｖ　ＨＦ選局メモリー８・・・出力
データ制御部、 ９・・・ＢＳチャンネルＰ　Ｌ　Ｌ部、１Ｏ−ＵＨＦ／
ＶＨＦチャンネ、Ｉｔ／ＰＬＬ部、１１・・ＢＳチュー
ナー １２−Ｕ　Ｉ−Ｉ　Ｆ　／　Ｖ　Ｉ−Ｉ　Ｆチューナー
第 ？ 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、受信機と、選局ボタンと、２つのチャンネル記憶手
   段と、該２つのチャンネル記憶手段のデータをそれぞれ
   独立に更新する手段と、専用の選局ボタンと、該選局ボ
   タンを押す事によって前記２つのチャンネル記憶手段か
   らのデータを交互に呼び出し、そのデータに基づくチャ
   ンネルを受信する手段を備えた事を特徴とするチャンネ
   ル選局装置。