JPH04332406A - スペーサー型可撓シールドケーブル及びその製造方法 - Google Patents
スペーサー型可撓シールドケーブル及びその製造方法Info
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- JPH04332406A JPH04332406A JP31230990A JP31230990A JPH04332406A JP H04332406 A JPH04332406 A JP H04332406A JP 31230990 A JP31230990 A JP 31230990A JP 31230990 A JP31230990 A JP 31230990A JP H04332406 A JPH04332406 A JP H04332406A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈発明の対象〉
本発明は、主に通信ケーブルや機器のインターフェー
スケーブル等に使用され、可撓性、シールド効果及び端
末処理作業が容易なスペーサー型可撓シールドケーブル
及びその製造方法に関する。
スケーブル等に使用され、可撓性、シールド効果及び端
末処理作業が容易なスペーサー型可撓シールドケーブル
及びその製造方法に関する。
〈従来技術とその問題点〉
従来は第５図に示すような構造で、各対にＡ■テープや
Ｃｕテープ等のテープ巻きを施さなければならないので
、ケーブル自体の可撓性が必然的に損なわれてしまうと
いう欠点があった。そればかりでなく、分岐して端末処
理作業を行う場合、分岐した先は剥離して収縮チューブ
等を施さなければならず、工数が大幅にかかってしまう
という問題もあった。
Ｃｕテープ等のテープ巻きを施さなければならないので
、ケーブル自体の可撓性が必然的に損なわれてしまうと
いう欠点があった。そればかりでなく、分岐して端末処
理作業を行う場合、分岐した先は剥離して収縮チューブ
等を施さなければならず、工数が大幅にかかってしまう
という問題もあった。
〈発明の目的〉
本発明は、これらの欠点を解決する為、可撓性、シー
ルド効果、端末処理作業に優れたスペーサー型可撓シー
ルドケーブル及びその製造方法の提供を目的としてなさ
れたもので、その要旨とするところは、第１番目として
、中心に支持線２を有し且つ表面に導電材４を塗布した
ゴム状弾性体からなり、その溝厚ｔを溝径ｒの１／４以
上にしたことを特徴とする溝付きスペーサーである。
ルド効果、端末処理作業に優れたスペーサー型可撓シー
ルドケーブル及びその製造方法の提供を目的としてなさ
れたもので、その要旨とするところは、第１番目として
、中心に支持線２を有し且つ表面に導電材４を塗布した
ゴム状弾性体からなり、その溝厚ｔを溝径ｒの１／４以
上にしたことを特徴とする溝付きスペーサーである。
第２番目として中心に支持線２を設け、ゴム状弾性体（
樹脂）と導電性樹脂６を一体成型で同時に押し出すこと
によって、前記ゴム状弾性体（樹脂）を導電性樹脂６で
被覆し、その溝厚ｔを溝径ｒの１／４以上にしたことを
特徴とする溝付きスペーサーの製造方法である。
樹脂）と導電性樹脂６を一体成型で同時に押し出すこと
によって、前記ゴム状弾性体（樹脂）を導電性樹脂６で
被覆し、その溝厚ｔを溝径ｒの１／４以上にしたことを
特徴とする溝付きスペーサーの製造方法である。
第３番目として、前記第１番目又は第２番目に記載の溝
付きスペーサーに単線又は複数本からなる撚り線を挿着
したことを特徴とするスペーサー型可撓シールドケーブ
ルである。
付きスペーサーに単線又は複数本からなる撚り線を挿着
したことを特徴とするスペーサー型可撓シールドケーブ
ルである。
第４番目として、前記第３番目に記載のスペーサー型可
撓シールドケーブル又は切り溝を設けた前記ケーブルの
外周に押えテープを施し、ゴム状弾性体をつぶしてなる
ことを特徴とするスペーサー型可撓シールドケーブルで
ある。
撓シールドケーブル又は切り溝を設けた前記ケーブルの
外周に押えテープを施し、ゴム状弾性体をつぶしてなる
ことを特徴とするスペーサー型可撓シールドケーブルで
ある。
〈実施例の構成〉
以下、本発明のスペーサー型可撓シールドケーブル及
びその製造方法の実施例を、添付図面を参照して詳細に
説明する。
びその製造方法の実施例を、添付図面を参照して詳細に
説明する。
第１図は本発明の第１実施例であって、中心に支持線２
を有し、且つ表面に導電材４を塗布したゴム状弾性体か
らなり、その溝厚ｔを溝径ｒの１／４以上にした溝付き
スペーサー１である。単線又は撚り線の挿着が容易であ
ると同時に分岐の際取り出しを容易にし、且つシールド
効果を出す為に鋭意実験を試みた結果、溝厚ｔが溝径ｒ
の１／４以上の場合に良好な結果を示した。
を有し、且つ表面に導電材４を塗布したゴム状弾性体か
らなり、その溝厚ｔを溝径ｒの１／４以上にした溝付き
スペーサー１である。単線又は撚り線の挿着が容易であ
ると同時に分岐の際取り出しを容易にし、且つシールド
効果を出す為に鋭意実験を試みた結果、溝厚ｔが溝径ｒ
の１／４以上の場合に良好な結果を示した。
次に、前記溝付きスペーサー１に単線又は第４図に示す
ような２個撚りの撚り線を挿着することによってスペー
サー型可撓シールドケーブル５を得ることが出来る。
ような２個撚りの撚り線を挿着することによってスペー
サー型可撓シールドケーブル５を得ることが出来る。
中心の支持線２は、柔らかさを保ちつつ、長さ方向に伸
びないようにする為に設けたもので、ケプラー（商品名
）、炭素繊維、ポリエステル、糸等が好ましいが設計に
応じて適宜選択して良い。
びないようにする為に設けたもので、ケプラー（商品名
）、炭素繊維、ポリエステル、糸等が好ましいが設計に
応じて適宜選択して良い。
導電材４としては、導電性ペーストやインク等の導電性
塗料がより望ましいが無電解メッキの上に更に電気メッ
キをしたものでも良い。
塗料がより望ましいが無電解メッキの上に更に電気メッ
キをしたものでも良い。
次に、ゴム状弾性体からなる溝付きスペーサーとしては
シリコン樹脂等の合成ゴムがより望ましいがこれに限る
ものではない。更に、ゴム状弾性体自体にシールド効果
を持たせるために、予め金属やフェライト粉末等を混入
しても良い。
シリコン樹脂等の合成ゴムがより望ましいがこれに限る
ものではない。更に、ゴム状弾性体自体にシールド効果
を持たせるために、予め金属やフェライト粉末等を混入
しても良い。
第２図は本発明の溝付きスペーサーの製造方法の第２実
施例を示し、中心に支持線２を設け、ゴム状弾性体（樹
脂）と導電性樹脂６を一体成型で同時に押し出すことに
よって、ゴム状弾性体のまわりを導電性樹脂６で被覆し
た構造である。この溝付きスペーサー１に単線又は撚り
線を挿着することによってスペーサー型可撓シールドケ
ーブル５を得ることが出来る。
施例を示し、中心に支持線２を設け、ゴム状弾性体（樹
脂）と導電性樹脂６を一体成型で同時に押し出すことに
よって、ゴム状弾性体のまわりを導電性樹脂６で被覆し
た構造である。この溝付きスペーサー１に単線又は撚り
線を挿着することによってスペーサー型可撓シールドケ
ーブル５を得ることが出来る。
第３図は本発明の第３実施例であって、第１実施例より
も良好な遮蔽シールド特性を要求される場合に適用され
る。
も良好な遮蔽シールド特性を要求される場合に適用され
る。
第１実施例の導電材４を塗布する表面に切り溝１０を施
してある。
してある。
従って、第１図、第２図又は第３図に示すスペーサー型
可撓シールドケーブル５の外側に押えテープを施し、ゴ
ム状弾性体をつぶすことによって単線又は撚り線の完全
遮蔽シールド化をはかることが出来る。
可撓シールドケーブル５の外側に押えテープを施し、ゴ
ム状弾性体をつぶすことによって単線又は撚り線の完全
遮蔽シールド化をはかることが出来る。
第４図は、本発明に使用される複数本からなる撚り線を
図示したもので、２個撚りと４個撚りの場合を例示して
いる。
図示したもので、２個撚りと４個撚りの場合を例示して
いる。
〈その他の変形例〉
今迄、スペーサー１の形状、溝形、溝数等第１図に示
すような代表例で説明してきたが、例えばスペーサーの
形状として断面が四角でも多角体でも何等差し支えなく
これに限るものではない。
すような代表例で説明してきたが、例えばスペーサーの
形状として断面が四角でも多角体でも何等差し支えなく
これに限るものではない。
すなわち、本発明の範囲内で設計上各種の変形を含むも
のであることはいうまでもない。
のであることはいうまでもない。
〈発明の効果〉
以上説明の様に、本発明のスペーサー型可撓シールド
ケーブルによれば、シールド効果は従来のテープ巻き構
造に比べて同等以上であるばかりでなく、可撓性すなわ
ち柔軟性は、従来構造と比べて段違いに良好である。又
、分岐する際の端末工数を大幅に削減することが出来る
という優れた効果を奏することが出来るのでその工業的
価値は大なるものがある。
ケーブルによれば、シールド効果は従来のテープ巻き構
造に比べて同等以上であるばかりでなく、可撓性すなわ
ち柔軟性は、従来構造と比べて段違いに良好である。又
、分岐する際の端末工数を大幅に削減することが出来る
という優れた効果を奏することが出来るのでその工業的
価値は大なるものがある。
第１図は本発明の、スペーサー型可撓シールドケーブ
ルの第１実施例の斜視図、第２図は本発明の溝付きスペ
ーサーの製造方法による第２実施例の断面図、第３図は
本発明のスペーサー型可撓シールドケーブルの第３実施
例の斜視図、第４図は本発明の複数本からなる撚り線の
説明図、第５図は従来のテープ巻きケーブルの断面図で
ある。 １：スペーサー、２：支持線、３：溝、４：導電材、５
：スペーサー型可撓シールドケーブル、６：導電性樹脂
、７、７′：導体、８、８′：絶縁体、９：撚り線、１
０：切り溝、１１′：ＰＥテープ、１２′：銅テープ、
１３′：プラスチックテープ、１４′：ＰＥコルデル、
ｒ：溝径、τ：溝厚。 特許出願人 沖電線株式会社
ルの第１実施例の斜視図、第２図は本発明の溝付きスペ
ーサーの製造方法による第２実施例の断面図、第３図は
本発明のスペーサー型可撓シールドケーブルの第３実施
例の斜視図、第４図は本発明の複数本からなる撚り線の
説明図、第５図は従来のテープ巻きケーブルの断面図で
ある。 １：スペーサー、２：支持線、３：溝、４：導電材、５
：スペーサー型可撓シールドケーブル、６：導電性樹脂
、７、７′：導体、８、８′：絶縁体、９：撚り線、１
０：切り溝、１１′：ＰＥテープ、１２′：銅テープ、
１３′：プラスチックテープ、１４′：ＰＥコルデル、
ｒ：溝径、τ：溝厚。 特許出願人 沖電線株式会社
Claims (4)
- 【請求項１】中心に支持線２を有し、且つ表面に導電材
４を塗布したゴム状弾性体からなり、その溝厚ｔを溝径
ｒの１／４以上にしたことを特徴とする溝付きスペーサ
ー。 - 【請求項２】中心に支持線２を設け、ゴム状弾性体と導
電性樹脂６を一体成型で同時に押し出すことによって、
前記ゴム状弾性体を導電性樹脂６で被覆し、その溝厚ｔ
を溝径ｒの１／４以上にしたことを特徴とする溝付きス
ペーサーの製造方法。 - 【請求項３】特許請求の範囲第１項又は第２項に記載の
溝付きスペーサーに単線又は複数本からなる撚り線を挿
着したことを特徴とするスペーサー型可撓シールドケー
ブル。 - 【請求項４】特許請求の範囲第３項に記載のスペーサー
型可撓シールドケーブル又は切り溝を設けた前記ケーブ
ルの外周に押えテープを施し、ゴム状弾性体をつぶして
なることを特徴とするスペーサー型可撓シールドケーブ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31230990A JPH04332406A (ja) | 1990-11-16 | 1990-11-16 | スペーサー型可撓シールドケーブル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31230990A JPH04332406A (ja) | 1990-11-16 | 1990-11-16 | スペーサー型可撓シールドケーブル及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04332406A true JPH04332406A (ja) | 1992-11-19 |
Family
ID=18027698
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31230990A Pending JPH04332406A (ja) | 1990-11-16 | 1990-11-16 | スペーサー型可撓シールドケーブル及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04332406A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1990
- 1990-11-16 JP JP31230990A patent/JPH04332406A/ja active Pending
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