JPH04304567A - 画像処理システム - Google Patents

画像処理システム

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JPH04304567A
JPH04304567A JP3068224A JP6822491A JPH04304567A JP H04304567 A JPH04304567 A JP H04304567A JP 3068224 A JP3068224 A JP 3068224A JP 6822491 A JP6822491 A JP 6822491A JP H04304567 A JPH04304567 A JP H04304567A
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JP
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cursor
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JP3068224A
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Yoji Furuya
陽二 古谷
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば、通信ネットワー
クに接続された複数の端末装置から画像データを入力す
ることによって、ひとつの表示画像を製作する画像処理
システム等に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LAN等の通信ネットワークによ
り、多数のパーソナルコンピュータ(パソコン)やワー
クステーシヨンを接続し、システム資源を共有すること
が常識化している。その多くの場合は、フアイル転送や
電子メール交換・プリンタ共有等に用いる程度の使い方
だつた。また、ネットワーク対応のワードプロセサ或は
描画ソフトウエアなどと言う場合であっても、多くはネ
ットワークサーバ上のデータフアイルを共有するために
フアイルのロツク機能を設けているという程度のもので
あつた。ロツク機能とは、あるユーザが操作しているデ
ータフアイルには、他のユーザはアクセスできない様に
する機能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術で述べた
LAN等のネットワーク対応の描画ソフトウエアでは、
ネットワーク対応とは言っても基本的には1ユーザが1
表示画像を製作するのであつて、例えば多数の端末装置
を用いて多数のユーザがひとつの絵画を共同製作すると
いったことはできない。
【0004】本発明は上記実施例に鑑みてなされたもの
で、ネットワークに接続された複数の端末装置で描かれ
た複数の画像からひとつの画像データを合成し、どの端
末装置からも、合成された画像を自由に変更できる画像
処理システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る画像処理システムは次のような構成か
らなる。
【0006】通信ネットワークを介して、画像データ入
力をする端末装置とサーバとが接続された画像処理シス
テムであって、前記端末装置は入力された画像データを
サーバに送信する第1の送信手段と、サーバから送信さ
れた画像データを受信して画面に表示する表示手段とを
有し、前記サーバは第1の送信手段で送信された画像デ
ータを受信して合成し、1つの画面を表す画像データを
合成する合成手段と、該合成手段で合成された画像を端
末装置に送信する第2の送信手段とを有する。
【0007】
【作用】以上の構成により、端末装置で入力した画像デ
ータをサーバで合成し、合成された画像データを再び端
末装置に送り返して表示させることができる。
【0008】
【実施例】以下では、図に従つて本発明の一実施例であ
るLANシステムを説明する。
【0009】<実施例の構成>図1は実施例のネツトワ
ークシステム全体の構成図である。2・3はネットワー
クに接続された端末であり、そのうち2はネットワーク
ユーザであるクライアントマシン、3はサービスを提供
しているネットワークサーバである。本実施例では、ク
ライアントは1〜nのn台を想定するが、すべて対等な
関係にある。1は各端末を接続するLANケーブルであ
る。クライアントマシン−1〜nとサーバ3は具体的に
はパ−ソナルコンピュータ(パソコン)で、図2はその
パソコンのシステム構成を示した図である。10は中央
処理装置(CPU)、11は表示用のCRTデイスプレ
イ、12は文字列入力用のキーボード、13はポインテ
イングデバイスとしてのマウス、14はメモリである。 メモリ14は、基本的入出力制御を行なうオペレーテイ
ングシステム(OS)の一部や表示用の文字フオントを
内蔵したリードオンリメモリ(ROM)15と、各種プ
ログラムをロードし実行する領域やワーク領域となるラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)16、CRTデイスプ
レイ11に表示する際に表示データを格納しておくため
のビデオRAM(VRAM)17から構成されている。
【0010】18は多量のプログラムファイルやデータ
ファイルを貯えるための外部記憶装置、19はパソコン
とLANを接続するためのLAN接続装置である。
【0011】図3(a)・(b)は、本実施例の画像処
理システム上で描画の実行時のRAM16上のメモリマ
ツプである。図3(a)はサーバ3のメモリマツプで、
20はサーバのOSで、サーバ3の基本的な入出力制御
等を行い、マルチタスク環境を提供している。21はサ
ーバのLANマネージヤであり、ユーザ管理・データ転
送・メツセージ転送・セキユリテイ管理等を行なう。2
2はサーバの描画プログラムで、サーバ3上の図形デー
タを合成することや、合成した図形データの表示指令を
クライアントへ出す等の役目を負っている。23はサー
バ側の全カーソル保存プログラムで、サーバ3にある各
クライアントごとのマウスカーソルの座標データのフア
イル(カーソルファイル)を統合する役目を負う。サー
バの描画プログラム22の指令のもとに、表示プログラ
ム34の働きで各クライアントの作成した図形が統合さ
れて表示されるが、その際に、各クライアントのマウス
カーソルの座標データ(カーソルデータ)に基づき、カ
ーソルの表示がされて、他のユーザが現在図形のどの部
分を製作中か分かるしくみになつている。各クライアン
トの図形データを統合した図形ファイルと、マウスカー
ソルの座標データを統合した全カーソルファイルとは、
図12の54・53各々の様に外部記憶装置18に作成
される。24は20・21・22・23の各プログラム
のワーク領域である。
【0012】図3(b)はクライアントのメモリマツプ
で、30はクライアントのOSでクライアントの基本的
な入出力制御を行い、マルチタスク環境を提供している
。31はクライアントのLANマネージヤで、ユーザの
LANへのログインと接続・データ転送・メツセージ転
送等を行なう。32はクライアントの描画プログラムで
、ユーザの指示に従つて直線・曲線・円等の図形要素の
図形への追加あるいは削除を実行する。
【0013】追加・削除データはクライアントマシンの
RAM16に蓄えられると共に、サーバ3に送られ、外
部記憶装置18にクライアントごとの図形要素の追加・
削除のデータフアイル(更新ファイル)として保存され
る。33はクライアントのカーソル保存プログラムで、
クライアントマシンのカーソルデータを一定時間ごと、
例えば0.5秒ごとに、サーバ3上にクライアントごと
のカーソルフアイルとして保存する。更新ファイル・カ
ーソルファイルは図12の52・51の様に、外部記憶
装置18上に作成され、各々図形ファイル・全カーソル
ファイルの更新のために用いられる。
【0014】34は表示プログラムで、サーバ3の描画
プログラム22の指令により、これも一定時間ごとに、
例えば約5秒おきにサーバ3上の図形フアイル54のデ
ータをもとに、全図形要素をクライアントのCRTデイ
スプレイ11に表示する。同時に、サーバ3上に集めら
れた各クライアントのカーソルフアイル51をもとに作
成された全カーソルファイル53から、描画作業に参加
しているクライアントマシンのマウスカーソルを、番号
付きで各クライアントのCRTデイスプレイ11に表示
する。
【0015】35は30・31・32・33・34の各
ソフトのワーク領域である。なお、サーバ3上の20・
21・22・23の各プログラム、クライアント上の3
0・31・32・33・34の各プログラムはそれぞれ
マルチタスクで動作しているので、並行して処理が進め
られる。また、サーバ3上にあるクライアントごとの更
新ファイル名と、クライアントごとのカーソルファイル
名は各々、dsp_nnn・datとcur_nnn・
datのように決められている。“nnn”の部分は、
クライアントマシンの番号があてはめられていて、これ
によつてクライアントの区別ができるしくみになつてい
る。
【0016】<図形を合成する手順の説明>図4は、図
3で説明済みの各プログラムの働きで、どのように図形
の表示と図形要素の追加作業等が行なわれるか示したも
のである。以下、図中の番号順に説明する。
【0017】■  サーバ3上の図形フアイル54が、
図を描いている各クライアントに送られ、そのデイスプ
レイ11に図形が表示される。ユーザはそれを見ながら
図形要素の追加や削除を行なう。
【0018】■  ■の操作によって、各クライアント
ごとに図形の更新データがまとめられ、サーバに送られ
て更新フアイル52が作られる。
【0019】■  クライアントごとに分かれていた更
新フアイル52が約5秒ごとにサーバでまとめられ、統
合した形での図形フアイル54が作成される。
【0020】■  ■で作成された図形ファイル54を
各クライアントに送付し、クライアント上で更新された
図形の表示を行なう。
【0021】以上説明した■から■のステツプが繰返さ
れることで、図形の表示と図形要素の追加作業等が行な
われる。マウスカーソルの表示についても、同様な方法
で表示と位置の変更が行なわれる。
【0022】■´  サーバ3の全カーソルフアイル5
3を各クライアントに送り、描画作業に参加しているク
ライアントのマウスカーソルを番号付きで表示させる。
【0023】■´  各クライアントマシンのマウスの
カーソル位置を示すデータが0.5秒おきにサーバ3に
送られ、クライアントごとのカーソルフアイル51が作
成される。
【0024】■´  クライアントごとに分かれていた
カーソルフアイル51をまとめ、全カーソルフアイル5
3を作成する。
【0025】■´  図形の表示にあわせて、約5秒お
きに全カーソルフアイル51のカーソルデータをもとに
、各クライアント上に参加している全てのクライアント
マシンのマウスカーソルが表示される。
【0026】この■´から■´のステツプが繰返されて
、約5秒おきに全クライアントのマウスカーソルが表示
し直される。
【0027】図5(a)〜(c)は、図形データの追加
・削除で作成される更新フアイル52で用いられる図形
要素ごとのデータフオーマツトの例である。このフォー
マットはサーバ3上で統合された図形ファイル54でも
、各クライアントごとに作成されたファイル52でも同
じである。(a)は「直線」のフオーマツトで、1番目
のフィールドは要素追加作業におけるデータの開始マー
ク、2番目は直線であることの種別、3番目は直線の始
点座標、4番目は直線の終点座標、5番目は線の太さ、
6番目は線の種類、7番目は図形要素のデータ終了マー
クをあらわしている。同様にして、(b)は円を図形要
素として追加する際のデータフオーマツトで、図形の種
別が円になり、第3のフィールドが円の中心を、第4の
フィールドが円の半径を示し、第7のフィールドは閉領
域の塗りつぶしパターンを示す。データ終了マークは第
8のフィールドである。(c)は四角形を削除する図形
要素とする際のデータフオーマツトである。第1のフィ
ールドが削除開始マークになる。残りのフィールドは図
の様に図形の要素を表している。
【0028】図5(d)は、全カーソルフアイル、クラ
イアントごとのカーソルフアイル内で用いられるマウス
カーソルの座標を表すデータフオーマツトの例である。 1番目のフィールドにクライアントマシン番号があり、
2番目にマウスカーソルのx座標、3番目にマウスカー
ソルのy座標がセツトされている。
【0029】図6は4台のクライアントマシンを用いて
、4人のユーザが共同でひとつの絵画をコンピユータ上
で製作しているときに、参加クライアントの1つである
クライアントマシン−1のデイスプレイに表示される合
成された画像の例である。図中、40は画面わく、41
は表題、42は終了マーク、43はメニユー欄である。 本実施例では、メニューから図形の種類・線の太さ・線
の種類・図形の削除を選ぶことができる。44は製作中
の絵画表示、45は番号付きで表示された他のクライア
ントマシンのマウスカーソル、46はクライアント−1
自身のマウスカーソル、47は、この表示中のクライア
ント−1を操作しているユーザが引いている直線である
。丸囲みの数字は各クライアントマシンを一意的に表し
ている。クライアント−7のユーザは太陽を描く途中で
あり、クライアント−5のユーザは近いピラミツドを描
く途中、クライアント−3のユーザは遠いピラミツドを
描く途中、そしてこの絵を表示中のクライアント−1の
ユーザは近くのピラミツドの頂上に何かを描こうとして
いる場面である。
【0030】直線を引く場合は、直線の始点部分にマウ
スカーソル46をあて、ユーザがマウスボタンをプツシ
ユすると、そこが始点として確定し、そしてボタンをプ
ツシユしたままマウスカーソル46を移動させ、ボタン
を離したところが直線の終点となり、これで図形要素と
して直線が追加されたことになる。また、ユーザがメニ
ユー43のひとつを選択する場合も、マウスカーソル4
6をメニユー43のひとつにあわせて、マウスボタンを
プツシユすれば良い。さらに、この描画作業を行ってい
るクライアントで描画プログラム32・表示プログラム
34・カーソル保存プログラム33を終了させるには、
ユーザがマウスカーソル46を終了マーク42にあて、
マウスボタンをプツシユすれば良い。なお、この表示で
は、太陽や大小のピラミツド、番号付きマウスカーソル
は約5秒おきに表示が更新されるが、このクライアント
1自身のユーザが追加作業途中の直線47とマウスカー
ソル46とは連続して表示が行なわれ、追加作業に支障
のないようにできている。ここで、太陽・大小ピラミツ
ド・番号付きマウスカーソルは、合成された画像を表示
する表示プログラム34によつて表示されるが、追加作
業途中の直線47やマウスカーソル46は、各クライア
ントでの描画を支援する描画プログラム32によつて表
示される。
【0031】<フローチャートの説明>次に、各プログ
ラムのフローチヤートに従つてクライアント及びサーバ
のCPU10の動作を説明する。図7−1・7−2はク
ライアントの表示プログラム34のフローチャートであ
る。参加しているすべてのクライアントでこのプログラ
ムは実行されるが、ここでは便宜的にクライアント−1
を例にとって説明する。図中の「自分自身」とはもちろ
んクライアント−1を指す。
【0032】まず終了指示がされたことをテストする(
S1)。終了でなければ、表示指令がされているか否か
テストする(S2)。表示指令はユーザからでなく、サ
ーバの描画プログラムから定期的に与えられる。これは
サーバの描画プログラムの説明で述べる。表示指令がな
ければステップS1に戻り、ループを形成する。表示指
令があれば、まずサーバで作成された図形ファイル54
を読み込み(S3)、そのデータに基づき表示を行う(
S4)。これで図形の表示は完了しても良いのだが、サ
ーバが各クライアントの更新ファイルを基に行う図形の
更新が、実際に各クライアントでなされている最新の変
更すべてを取り込んではおらず、例えばクライアント−
1で、図形ファイルを基にした表示をしていても、クラ
イアント−1自身による最新の操作結果は表れていない
。そのため、ステップ5・6の処理を行う。まず、クラ
イアント−1による図形の更新の記録である追加・削除
データ(更新ファイルの基となるデータ)のうち、サー
バから読み込んだ図形ファイルのデータに反映されてい
るデータを削除する(S5)。残ったデータは、最新の
更新ファイルがサーバ3に作成された後、なされた操作
によるものなので、これらデータに基づき更に表示の更
新をする(S6)。次にマウスカーソルを表示する。 まず、図形ファイルと同様に、全カーソルファイルをサ
ーバ3から読み込む(S7)。読み込んだデータにはク
ライアント−1自身のカーソルデータも含まれているが
、クライアント−1自身のカーソルはクライアント−1
の描画プログラムによって表示されているため、全カー
ソルデータから削除する(S8)。残った全カーソルデ
ータを基に、各クライアントのマウスカーソルを識別番
号付きで表示する(S9)。
【0033】図8はクライアントの描画プログラム32
のフローチャートである。実行されたらまず、プログラ
ムの終了指示をテストする(S10)。終了指示がなけ
ればユーザの入力に従って、図形要素データを作成する
(S11)。図形要素データは、ひとつの要素が追加あ
るいは削除されるたびにそれが確定されたかどうかテス
トする(S12)。確定されれば、RAM32中にある
図形データ群も更新する。また、更新した図形要素の更
新データをサーバに送り、更新ファイル52とする(S
13)。
【0034】図9はクライアントのカーソル保存プログ
ラム33のフローチャートである。他のプログラムと同
じく、まず終了指示の有無をテストし(S20)、終了
していないなら現在のマウスカーソルの位置をカーソル
データとして保持する(S21)。以上の2ステップを
0.5秒の待ちを入れて繰り返す。
【0035】図10はサーバの描画プログラム22のフ
ローチャートである。プログラム22はサーバ3にある
ものだから、画像表示を直接行うものではなく、表示す
る端末に送り出す画像を作成するものである。まず、終
了が指示された事をテストする(S30)。指示されて
いれば終了とし、そうでなければ図形ファイル54の更
新を行う。mとnという2つの変数を用意し、mにクラ
イアントマシンから送られてきた更新ファイル52の数
をセットする。nは処理中の更新ファイル(dsp_n
nn.dat)が第何番目か決めるための数で、初期値
として”1”をセットする(S31)。第何番目か、と
いうのは画像作成に参加するクライアントにあらかじめ
割り当てておけば良い(即ち、ファイル名中の”nnn
”の値でも良い)。前段でセットした変数nの値を番号
として与えられた更新ファイルのデータに従って、図形
ファイル54を更新する(S32)。更新を終えたなら
、不要になった更新ファイル52は削除してしまう(S
33)。ステップS32からS33で1つのクライアン
トでなされた図形の更新が終了する。これをm個のクラ
イアントについて行うため、nに1加えて処理を繰り返
し、次の更新ファイルを処理する(S34・S35)。 このように繰り返し、ステップS35で(n>m)と判
定された時が、全図形更新ファイルを処理し終えた時で
あり、この後引き続き、各クライアントのカーソル位置
も集めてしまう。まず、サーバのカーソル保存プログラ
ムで全クライアントのカーソルファイルを集め、全カー
ソルファイルを作成するよう指示を出す(S36)。全
カーソルファイルができ上がるのを待つ間は、0.1秒
ごとにその作業の終了をモニタする(S37・S38)
。全カーソルファイルができ上がったら、このファイル
と、ステップS36までの段階で既にできている図形フ
ァイルを各クライアントに送りつけ、図形を表示させる
(S39)。この後5秒のインターバルを入れて(S4
0)、再び初めのステップS30から繰り返す。この5
秒とは、前に述べた「一定時間おきの更新」の一定時間
の例として与えた数値である。以上で、約5秒に一回程
度の割合で、合成された画像が更新される。
【0036】図11は図10のステップS36で指示さ
れる、サーバ3のカーソル保存プログラムによるCPU
10の動作を説明するためのフローチヤートである。ま
ず、終了指示をテストし(S50)、指示されているな
らそのまま終了する。そうでなければ、各クライアント
のカーソルファイル51を集め全カーソルファイル53
を作る、という指示が来ているかテストする(S51)
。なければステップS50に戻り、S50・S51のテ
ストを繰り返す。指示があれば、2つの変数i・jを用
い、変数iにサーバ3に集められたカーソルファイル5
1の数をセットし、jに1をセットする(S52)。j
はクライアント数分のカーソルファイルを処理する時、
処理済みあるいは処理中のファイルの数を表すのに用い
る。従って1とは最初のファイルである事を意味する。 変数i・jの初期設定が済んだら第j番目のカーソルフ
ァイル中のカーソルデータを、全カーソルファイル53
にセットする(S53)。ファイルの順番付けは、i個
のファイルなら1からiまで連続してついていれば順序
は問題にならない。1つのカーソルファイルの処理が終
えたならjに1加えて(S54)次のカーソルファイル
の処理を繰り返し行う。この時、変数iとjを比較し、
(j>i)ならばすべてのカーソルファイルは処理し終
えたとして、全カーソルファイルを作成し終えた事を、
指示を与えた描画プログラムに応答する。
【0037】以上説明した様に、サーバ・クライアント
双方のプログラムによって上記フローのごとく制御され
る事で、個々のクライアントが作成した画像を合成・表
示し、それを各クライアントでメンテナンスできる。
【0038】<本実施例特有の効果>本実施例では、ひ
とつの絵画画像を多人数で共同製作するが、絵画を構成
するひとつひとつの図形要素についてだれが製作者か記
録しないので、だれがどの部分にどのような図形要素を
置くか自由であり、また誰の描いた図形要素でも自由に
削除できる。つまり、他の人の書いた部分だから消せな
いということはなく、自由度の高い共同制作が実現でき
る。
【0039】
【他の実施例】[実施例2]前記実施例では、図5(a
)〜(d)で示したような図形要素の追加・削除データ
フオーマツトが定められていたが、このデータフオーマ
ツトにユーザ名を記録する部分を加えればセキユリテイ
ー機能を付加することもできる。つまり、あるユーザが
ひとつの図形要素を追加した場合、追加のあとでその図
形要素を削除できるユーザは追加作業を行つたユーザだ
けに限定することができる。
【0040】[実施例3]前述の実施例1では、図5で
図形要素として直線、円、四角形を取り上げたが、もち
ろん文字列も絵画の中に図形要素として加えることもで
きる。そのときのデータフオーマツトは、文字列種別、
文字列始点、文字列終点、文字の大きさ、フオントの種
類、文字列のコードデータの長さ、文字列のコードデー
タ本体等で構成され、これを追加開始マークと終了マー
クで囲む形となる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る画像
処理システムは、ネットワークに接続された複数の端末
装置で描かれた複数の画像からひとつの画像データを合
成し、どの端末装置からも合成された画像を自由に変更
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるネツトワークシステム構
成図である。
【図2】パソコンのシステム構成図である。
【図3】サーバ、クライアントのメモリマツプである。
【図4】動作手順の説明図である。
【図5】図形要素及びマウスカーソル座標のデータフオ
ーマツト例である。
【図6】クライアントのデイスプレイ表示例である。
【図7−1】
【図7−2】表示プログラムの動作を説明するためのフ
ローチヤートである。
【図8】クライアントの描画プログラムの動作を説明す
るためのフローチヤートである。
【図9】クライアントのカーソル保存プログラムの動作
を説明するためのフローチヤートである。
【図10−1】
【図10−2】サーバの描画プログラムの動作を説明す
るためのフローチヤートである。
【図11】サーバのカーソル保存プログラムの動作を説
明するためのフローチヤートである。
【図12】サーバの外部記憶装置に格納されたファイル
を説明する図である。
【符号の説明】
1…LANケーブル 2…クライアントマシン 3…サーバ 10…CPU 11…CRTデイスプレイ 12…キーボード 13…マウス 14…メモリ 15…ROM 16…RAM 17…VRAM 18…外部記憶装置 19…LAN接続装置 20…サーバ側OS 21…サーバ側LANマネージヤ 22…サーバ側描画プログラム 23…サーバ側カーソル保存プログラム24…ワーク領
域 30…クライアント側OS 31…クライアント側LANマネージヤ32…クライア
ント側描画プログラム 33…クライアント側カーソル保存プログラム34…表
示プログラム 35…ワーク領域 40…画面わく 41…表題 42…終了マーク 43…メニユー欄 44…絵画表示 45…他のクライアントの番号付きマウスカーソル46
…表示中のクライアントのマウスカーソル47…追加作
業途中の直線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  通信ネットワークを介して、画像デー
    タ入力をする端末装置とサーバとが接続された画像処理
    システムであって、前記端末装置は、入力された画像デ
    ータをサーバに送信する第1の送信手段と、サーバから
    送信された画像データを受信して画面に表示する表示手
    段とを有し、前記サーバは、第1の送信手段で送信され
    た画像データを受信して合成し、1つの画面を表す画像
    データを合成する合成手段と、該合成手段で合成された
    画像を端末装置に送信する第2の送信手段とを有するこ
    とを特徴とする画像処理システム。
  2. 【請求項2】  前記第1の送信手段は、一定時間おき
    に画像データを送信することを特徴とする請求項1の画
    像処理システム。
  3. 【請求項3】  前記第2の送信手段は、一定時間おき
    に画像データを送信することを特徴とする請求項1の画
    像処理システム。
  4. 【請求項4】  前記表示手段は、第1の送信手段によ
    って最後に画像データを送信した後で入力された画像デ
    ータを、受信した画像データに合成して表示することを
    特徴とする請求項1の画像処理システム。
JP3068224A 1991-04-01 1991-04-01 画像処理システム Withdrawn JPH04304567A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3068224A JPH04304567A (ja) 1991-04-01 1991-04-01 画像処理システム

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JP3068224A JPH04304567A (ja) 1991-04-01 1991-04-01 画像処理システム

Publications (1)

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JPH04304567A true JPH04304567A (ja) 1992-10-27

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ID=13367629

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