JPH0424949Y2 - - Google Patents

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JPH0424949Y2
JPH0424949Y2 JP2711088U JP2711088U JPH0424949Y2 JP H0424949 Y2 JPH0424949 Y2 JP H0424949Y2 JP 2711088 U JP2711088 U JP 2711088U JP 2711088 U JP2711088 U JP 2711088U JP H0424949 Y2 JPH0424949 Y2 JP H0424949Y2
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container
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動飲料攪拌機において、容器保持
部への容器の装填及び容器保持部からの容器の取
り出しが容易であり、しかも、攪拌時に容器を確
実に保持できるようにした自動飲料攪拌機の容器
保持装置に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、嗜好の多様化に応えるために、ハンバー
ガーシヨツプ等の軽飲食店においては、原料を攪
拌してから提供するシエーク飲料の販売が盛んに
行われている。シエーク飲料は、これを長時間放
置すると風味が損なわれるので、通常は作り置き
せずに、注文を受けたときにその注文数に応じて
作られる。
従来、シエークを作る方法としては、各種の原
料をカツプ状の容器に入れ、店員がその容器を手
で持つて、定位置で回転しているミキサの垂下し
た攪拌羽根の下側から容器を上げ下げしながら原
料を攪拌している。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、このように店員が容器を持つてミキ
サの攪拌羽根の下側から上げ下げする従来の飲料
攪拌方法では、剥き出しになつて回転している攪
拌羽根に対して容器を手で持つて上下させるの
で、回転中の攪拌羽根が薄い容器の周壁だけを隔
てて手に触れる虞れがあり、甚だ危険であるのみ
ならず、容器を上げ下げする操作量や攪拌時間が
まちまちになり、シエーク過剰によつてシエーク
が容器から飛び出したり、シエーク不足によつて
満足な風味が得られなかつたりする等の問題があ
つた。
シエークが容器から飛び出すことについては、
上面に攪拌羽根を挿通できる開口を有する蓋を容
器の上端開口部に被せることにより、ある程度は
防止できる。しかしながら、この場合、蓋によつ
て容器内部が見え難くなるので、容器を上げ下げ
する操作量のばらつきが一段と生じやすくなり、
シエークの生成具合のばらつきが一層顕著なもの
となる。
そこで、本発明者は、飲料を自動的に攪拌する
ことのできる自動飲料攪拌機を開発した。この攪
拌機は、定位置に配置された縦軸の攪拌羽根と、
この攪拌羽根を回転駆動する攪拌駆動モータと、
上記攪拌羽根を挿通できる開口を有する容器を支
持し、攪拌羽根の下方に該容器が位置する容器着
脱位置と攪拌羽根が容器内の所定の深さに位置す
る上死点との間で昇降する容器保持部と、容器保
持部を昇降駆動する昇降駆動モータと、攪拌駆動
モータ及び昇降駆動モータを制御する制御回路と
を備えたものである。
しかしながら、上記容器保持部は、容器の装填
及び取り出しが容易であり、しかも、攪拌時には
容器を確実に保持し固定できるものでなければな
らない。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る自動飲料攪拌機の容器保持装置
は、上記の課題を解決するために、容器を下側か
ら受け止め、縦軸の攪拌羽根に対して昇降駆動手
段によつて所定の昇降ストロークにわたつて昇降
される容器載台と、容器載台の上方に昇降可能に
設けられるとともに引寄せ手段によつて容器載台
へ引き寄せられる方向に付勢された容器押え具と
を備え、容器載台をこれに容器を装填しあるいは
これから容器を取り出す容器着脱位置に位置させ
たときに、容器載台に支持された容器と適当な挿
抜空間を隔てた牽制位置に上記容器押え具を牽制
するための牽制具が備えられていることを特徴と
している。
本考案において使用される容器としては、攪拌
羽根を挿通できる開口を有しておれば特に限定さ
れず、例えば、カツプ状に形成したものや、カツ
プ状に形成された容器本体と、この容器本体の上
端開口部を覆い、且つ、上面に攪拌羽根を挿通で
きる開口を有する蓋とで容器を構成したもの等を
用いることができる。このような蓋を有する容器
は、攪拌中に遠心力によつて容器本体の内周面に
沿つて上昇する原料等が周囲に飛散するのを防止
できる。
また、容器載台は、容器の落下を防止できるよ
うに構成されていればよく、その他については特
に限定しない。例えば、容器の底面を下側から受
け止める平板で構成することも可能である。ま
た、容器のテーパ状の外周面、容器の上端部に形
成された外つば部の下面、容器の外周面の途中に
形成された段付面等を下側から受け止める貫通
孔、U字溝、有底孔等の係止部を設けて、容器の
横揺れを防止できるように構成してもよい。
容器押え具は、容器載台に載置された容器が牽
制位置以上に位置するときには容器に下側から受
け止められるように形成する必要があるととも
に、容器とともに昇降するときに容器内への攪拌
羽根の挿抜を妨害しないように形成する必要があ
る。また、容器をできるだけ平均的に押さえるた
めに、容器の中心に対して対称に容器に受け止め
られるように形成することが好ましい。従つて、
容器押え具は、容器の側縁部を対称位置で押さえ
得るように1対設けたり、攪拌羽根を挿通でき且
つ容器の側縁部を対称位置で押さえ得るようにし
た円孔、U字溝を有する板枠、骨枠等の枠体で構
成してもよい。
上記引寄せ手段としては、容器載台と容器押え
具とを互いに接近させる方向に付勢する構成にな
つておればよく、例えば、引つ張りコイルバネや
磁石などが用いられる。
昇降駆動手段としては、容器保持部を所定のス
トローク内で昇降駆動できるように構成されてお
ればよく、例えば、種々の公知の昇降駆動手段を
利用できる。また、攪拌羽根は、回転駆動手段に
よつて回転駆動される。更に、自動飲料攪拌機に
は、昇降駆動手段及び回転駆動手段を制御するた
めの制御回路が設けられる。
〔作用〕
上記の構成により、容器載台を上記容器着脱位
置に位置させたときに、容器載台に支持された容
器と適当な挿抜空間を隔てた牽制位置に上記容器
押え具が牽制具によつて牽制されるので、容器を
その挿抜空間を通過させることにより容易に、容
器載台に容器を装填したり、容器載台から容器を
取り出したりすることができる。また、容器押え
具を容器載台に引寄せ手段によつて容器載台に引
き寄せているので、容器押え具が容器に受け止め
られて牽制位置よりも高位置に持ち上げられたと
きに、引寄せ手段によつて容器載台と容器押さえ
具の間に容器を挟圧支持することができるので、
容器を確実に保持し固定することができる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図ないし第7図に基づ
いて説明すれば、以下の通りである。
この自動飲料攪拌機は、縦軸のアジテータ1を
ベース2の右半部の上方の所定の高さにスタンド
3を介して回転可能に支持し、ベース2の左半部
上に設けられるケーシング4内に配置された昇降
駆動手段5により、アジテータ1の下方の容器着
脱位置で容器6の装填された容器保持部7を所定
の上死点まで上昇させ、上死点で折り返して元の
容器着脱位置に復帰させる一方、この容器6及び
容器保持部7が昇降する間の所定の期間にわたつ
て上記アジテータ1をスタンド3の上部に内蔵し
た攪拌駆動モータ8によつて一方向に回転駆動す
るようになつている。
容器6は、例えば断熱性を有する発泡合成樹脂
で作られ、下方が小径になるテーパ状の周壁を有
するカツプ状の容器本体9と、この上面開口9a
を覆うとともに、上記アジテータ1を上下方向に
挿通できる開口10aを上面に開口させた伏椀状
の蓋10とで構成される。容器本体9は、上周縁
部を僅かに拡径することによつて形成された外つ
ば9bを有し、蓋10の下周縁部にはこの外つば
9bにスナツプ嵌合される嵌合部10bが形成さ
れている。飲料を作る原料は、蓋10をする前に
容器本体9の上面開口9aから容器本体9内に入
れてもよく、また、蓋10をしてから蓋10の開
口10aから容器6内に入れてもよい。
容器保持部7は、例えば第1図に示すように、
容器本体9の下部を内嵌して下方から支持する容
器載台11と、容器載台11に載置された容器6
の蓋10の嵌合部10bを上から押さえる蓋押え
具12とで構成される。容器載台11及び蓋押え
具12はいずれも食品衛生を配慮して、例えば、
ステンレス鋼板、アルミニウム板、合成樹脂板等
で作られ、L字形に形成されている。そして、容
器載台11には、容器本体9の下部を内嵌する貫
通孔からなる係止部11aが形成され、蓋押え具
12には、蓋10の周壁を内嵌できる右方に開放
されたU字溝からなる係止部12aが形成されて
いる。
上記昇降駆動手段5は、ベース2にコラム13
及びモータブラケツト14を介して支持された横
軸の昇降駆動モータ15と、昇降駆動モータ15
の出力軸の回転運動を昇降運動に変換して容器載
台11に伝動するスライダ・クランク機構16と
からなる。スライダ・クランク機構16は、昇降
駆動モータ15の出力軸にロータキー17及びロ
ータ18を介して連動連結されたクランクアーム
19と、クランクアーム19の自由端部に一端部
が回転自在に枢支されたコネクチングロツド20
と、コネクチングロツド20の他端部に回転自在
に連結された本体スライダ21と、本体スライダ
21を昇降案内する前後1対の案内レール22と
で構成される。
本体スライダ21は、第3図に示すように平面
視においてほぼH字形に形成され、両案内レール
22を挟んで左右1対の部分21a,21bに分
割形成され、そのいずれか一方あるいは双方には
両案内レール22間に摺動自在に挿入される前後
動防止突起22cが形成される。
また、この昇降駆動手段5は、本体スライダ2
1の上方に配置され、本体スライダ21と同様に
して両案内レール22に昇降摺動可能に支持させ
た蓋スライダ23と、容器着脱位置に位置する容
器載台11に装填された容器6の嵌合部10bの
上側に容器6の容器載台11への嵌合深さ以上に
高い挿抜空間を形成できる牽制位置に、蓋スライ
ダ23を牽制するための前後1対をなす牽制具と
しての牽制板24と、本体スライダ21と蓋スラ
イダ23とにわたつて架着された引寄せ手段とし
ての引つ張りコイルバネ25とを備えている。
尚、本体スライダ21には、昇降時に牽制板24
との干渉を防止するためにその全高にわたつて切
欠21dが形成されている。
上記攪拌駆動モータ8と昇降駆動モータ15と
を制御する制御回路Cは、第5図に示すように、
上記昇降駆動モータ15と攪拌駆動モータ8がプ
ラグ26を介して図示しない商用電源に並列に接
続される。また、この商用電源には、押しボタン
スイツチからなる始動スイツチ27を介在させた
始動回路28が、昇降駆動モータ15及び攪拌駆
動モータ8と並列に接続される。この始動回路2
8には、始動スイツチ27と直列に自己保持リレ
ースイツチからなる通電保持スイツチ29のリレ
ーコイル29aが介在されている。
昇降駆動モータ15の電源回路30には昇降駆
動スイツチ31が介在されており、この昇降駆動
スイツチ31と並列に通電保持スイツチ29の第
1の開閉作動部29bが接続される。そして、昇
降駆動スイツチ31は、1つの可動接点31aと
これと択一的に接触する2つの固定接点31b,
31cとを有し、可動接点31aが固定接点31
bと接触する時には電源回路30が閉成され、電
源回路30が固定接点31cと接触するときには
ブザー停止回路33のラツチングリレー32のリ
セツト用リレーコイル32aがオンになり、ラツ
チングリレー32の開閉作動部32cが開かれる
ようになつている。
攪拌駆動モータ8の電源回路34は攪拌駆動ス
イツチ回路35によつて開閉されるようになつて
おり、この攪拌駆動スイツチ回路35は、電源回
路34と並列に接続されるリレー駆動回路36
と、リレースイツチ37と、攪拌駆動スイツチ3
8とを備えている。上記リレー駆動回路36に
は、リレースイツチ37のリレーコイル37aと
攪拌駆動スイツチ38とが直列に接続されてお
り、また、ラツチングリレー32のセツト用リレ
ーコイル32bがリレーコイル37aと並列に接
続されている。上記リレースイツチ37の開閉作
動部37bは、電源回路34に介在されている。
攪拌駆動スイツチ38は、1つの可動接点38a
とこれと択一的に接触する2つの固定接点38
b,38cとを有し、可動接点38aが固定接点
38bに接触する時には通電保持スイツチ29の
第2の開閉作動部29cを介して始動スイツチ2
7と並列に通電保持スイツチ29のリレーコイル
29aに接続され、可動接点38aが固定接点3
8cに接触する時にはリレー駆動回路36が閉じ
られ、リレーコイル37aがオンとなつて開閉作
動部37bが電源回路34を閉成するようになつ
ている。
一方、リレースイツチ37の開閉作動部37b
は、1つの可動接点37cとこれと択一的に接触
する2つの固定接点37d,37eとを有し、可
動接点37cが固定接点37dと接触する時には
電源回路34が閉成され、可動接点37cが固定
接点37eと接触する時にはブザー回路39が閉
成される。ブザー回路39には、開閉作動部37
bと直列に、ブザー47とラツチングリレー32
の開閉作動部32cが接続されており、このラツ
チングリレー32は、セツト用リレーコイル32
bがオンになれば閉成されてこの閉成状態をラツ
チし、リセツト用コイル32aがオンになれば開
かれてこの開放状態をラツチするようになつてい
る。
上記攪拌駆動スイツチ38と昇降駆動スイツチ
31とはそれぞれマイクロスイツチで構成され、
第4図に示すように、上記牽制板24に上下に並
べて支持されている。そして、本体スライダ21
に設けたスイツチ駆動部40がその操作入力部3
8d,31dを押している時には、攪拌駆動スイ
ツチ38あるいは昇降駆動スイツチ31は可動接
点38a,31aが固定接点38b,31cに接
触し、スイツチ駆動部40がその操作入力部38
d,31dから離れると可動接点38a,31a
が固定接点38c,31bに接触するようになつ
ている。
昇降駆動スイツチ31は、本体スライダ21が
容器着脱位置から僅かに上昇した位置以上に位置
するときには操作入力部31dがスイツチ駆動部
40から離れ、それよりも低い位置では操作入力
部31dがスイツチ駆動部40によつて押さえら
れるようになつている。また、攪拌駆動スイツチ
38は、例えば、容器保持部7に保持された容器
6内の原料の上面がアジテータ1の下端の近傍に
位置する位置以上に本体スライダ21が位置する
ときには操作入力部38dがスイツチ駆動部40
から離れ、それよりも低い位置では操作入力部3
8dがスイツチ駆動部40によつて押さえられる
ようになつている。
上記の構成において、まず、原料を入れた容器
6を手で持つて、その下部を容器保持部7の容器
載台11に形成した係止部11aに嵌合させるこ
とにより容器6が容器保持部7に装填される。
蓋押え具12は牽制板24によつて上記の牽制
位置に牽制されているので、容器着脱位置に位置
させた容器載台11に装填する容器6を容器載台
11上に若干持ち上げて左右方向へ自由に移動で
き、これによつて容易に容器6を容器載台11に
装填することができる。
この後、始動スイツチ27を一押しすることに
より昇降段階が開始される。即ち、始動スイツチ
27を押すことにより始動指令が出力され、始動
回路28のリレーコイル29aがオンになり、通
電保持スイツチ29の第1及び第2の開閉作動部
29b,29cがともに閉成される。
この時点では、攪拌駆動スイツチ38の操作入
力部38dがスイツチ駆動部40によつて押さえ
られており、可動接点38aは固定接点38bに
接触しているので、始動スイツチ27を手放して
も第2の開閉作動部29cを介してリレーコイル
29aのオン状態が保持される。従つて、第1の
開閉作動部29bも閉成状態を保持することにな
り、攪拌駆動スイツチ38の接点切り替えが行わ
れるまで通電保持スイツチ29の第1の開閉作動
部29bを介して昇降駆動モータ15に電流が供
給され、昇降駆動モータ15の運転が保持される
ことになる。
昇降駆動モータ15の始動によつて本体スライ
ダ21が上昇駆動されると、本体スライダ21が
容器着脱位置から僅かに上昇して昇降制御位置に
達したときに、昇降駆動スイツチ31の操作入力
部31dがスイツチ駆動部40から離れ、昇降駆
動スイツチ31の可動接点31aが固定接点31
bに接続される。そして、昇降駆動モータ15が
昇降駆動スイツチ31と通電保持スイツチ29と
を介して電流が供給されて回転する。これによ
り、スライダ・クランク機構16を介して容器載
台11が上昇駆動され、やがて、容器6の嵌合部
10bと蓋押え具12との間の空間が狭められて
嵌合部10bに蓋押え具12受け止められ、この
時以後、蓋押え具12が容器6を介して容器載台
11によつて牽制板24から持ち上げられ、容器
載台11と一定の距離を保ちながら上昇すること
になる。
蓋押え具12が牽制板24上に持ち上げられて
いる間は、引寄せ手段としての引つ張りコイルバ
ネ25によつて容器6が容器載台11と蓋押え具
12との間に挟圧支持されるので、容器6を確実
に容器保持部7に保持し固定させることが可能と
なる。
この後、例えば、容器6内の原料の上面がアジ
テータ1の下面の近傍に持ち上げられる攪拌制御
位置に容器6及び容器保持部7が達すると、攪拌
駆動スイツチ38の操作入力部38dがスイツチ
駆動部40から離れ、可動接点38aは固定接点
38cと接触することになる。これにより、リレ
ースイツチ37の可動接点37cが固定接点37
dに接続され、攪拌駆動モータ8が始動される。
また、同時に通電保持スイツチ29の第2の開閉
作動部29cへの通電が停止されるので、リレー
コイル29aはオフとなり、通電保持スイツチ2
9の第1の開閉作動部29bも開かれることにな
る。更に、ラツチングリレー32のセツト用リレ
ーコイル32bがオンになつて開閉作動部32c
が閉状態にラツチされる。
攪拌駆動モータ8が始動された後は、アジテー
タ1を回転させながら容器6が更に上昇し、アジ
テータ1が容器6内の底部まで攪拌した後、容器
6が上死点で折り返して攪拌制御位置よりも低い
位置まで下降すると、攪拌駆動スイツチ38の操
作入力部38dがスイツチ駆動部40に押さえら
れて、可動接点38aは固定接点38bと接触す
る位置に切り替えられる。これにより、リレース
イツチ37の可動接点37cが可動接点37Cが
固定接点37eに接触する位置に切り替えられ、
攪拌駆動モータ8の電源回路34が開かれて攪拌
段階が終了するとともに、ブザー47の鳴動が開
始される。
更に容器6及び容器保持部7は下降するが、蓋
押え具12は上昇を開始する前の牽制位置に牽制
具24によつて牽制され、容器6及び容器保持部
7だけが更に下降する。
やがて、容器6及び容器保持部7が昇降制御位
置まで下降すると、昇降駆動スイツチ31の操作
入力部31dがスイツチ駆動部40に押さえられ
て可動接点31aは固定接点31cに接触する位
置に切り替えられる。これにより、昇降駆動モー
タ15の電源回路30が開かれ、昇降駆動モータ
15への通電が停止されるとともに、リセツト用
リレーコイル32aが通電され、ラツチングリレ
ー32の開閉作動部32cが開かれ、ブザー47
の鳴動が停止する。容器6及び容器保持部7は、
昇降駆動モータ15への通電が停止した後、慣性
よつて容器着脱位置まで移動して停止し、昇降段
階が終了する。従つて、容器6と蓋押え具12と
の間に形成された挿抜空間を通じて容器6を容易
に容器載台11から取り出せる。
第8図は本考案の他の実施例の自動飲料攪拌機
の要部縦断正面図である。この実施例では、上記
ケーシング4の右側壁に縦溝41を形成して、こ
の縦溝41の前後両側部分で容器載台11用案内
レール22aが構成されている。そして、この縦
溝41及び案内レール22に昇降可能に嵌合され
た本体スライダ21の右端面に、上記縦溝41及
び本体スライダ21を前後及び右の横側から覆う
目隠し板42が固定され、この目隠し板42に左
面及び下面が開放された箱状部11bとその下端
から右方に延出された容器載部11cとを有する
容器載台11が固定される。
箱状部11bの右面には縦溝11dが形成さ
れ、この縦溝11dの前後両側部で蓋スライダ2
3用案内レール22bが構成されている。案内レ
ール22bに昇降摺動可能に嵌合された蓋スライ
ダ23の右面には、縦溝11dを覆い隠すカバー
43が固定され、このカバー43の右側面に蓋押
え具12が固定される。箱状部11bの下部と目
隠し板42の下部には箱状部11bの下部のぐら
つきを防止するためのブラケツト44が挿入さ
れ、このブラケツト44と蓋スライダ23の左方
に突出させたブラケツト45との間に引つ張りコ
イルバネ25が架着される。また、上記ケーシン
グ4の右側面には、蓋押え具12の下降下限位置
を設定するための牽制具としての牽制枠46が固
定されており、この牽制枠46の上面でブラケツ
ト45を受け止めることにより、蓋押え具12の
下降が牽制されるようになつている。
なお、本実施例の作用及び効果については、本
質的には前記の実施例と同様であるから、これら
の説明を省略する。
〔考案の効果〕
本考案の自動飲料攪拌機の容器保持装置は、以
上のように、容器を下側から受け止め、縦軸の攪
拌羽根に対して昇降駆動手段によつて所定の昇降
ストロークにわたつて昇降される容器載台と、容
器載台の上方に昇降可能に設けられるとともに引
寄せ手段によつて容器載台へ引き寄せられる方向
に付勢された容器押え具とを備え、容器載台をこ
れに容器を装填しあるいはこれから容器を取り出
す容器着脱位置に位置させたときに、容器載台に
支持された容器と適当な挿抜空間を隔てた牽制位
置に上記容器押え具を牽制するための牽制具が備
えられている構成である。
これにより、容器載台を上記容器着脱位置に位
置させたときに、容器載台に支持された容器と適
当な挿抜空間を隔てた牽制位置に容器押え具が牽
制具によつて牽制されるので、その挿抜空間を利
用して容器を自由に動かして容易に容器載台に容
器を装填したり、容器載台から容器を取り出した
りすることができる。また、容器押え具を引寄せ
手段によつて容器載台へ引き寄せているので、容
器押え具が牽制位置よりも高位置に持ちあげられ
たときには引寄せ手段によつて容器載台と容器押
え具との間で容器を挟圧支持することができ、こ
れによつて容器を確実に保持し固定することがで
きるといつた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本考案の一実施例を示す
ものであつて、第1図は自動飲料攪拌機を概略的
に示した縦断正面図、第2図はその昇降駆動手段
の分解斜視図、第3図はその昇降駆動手段の要部
の横断平面図、第4図はその昇降駆動手段の要部
の側面図、第5図はその電気回路図、第6図はそ
の各部の動作タイミング図、第7図は容器の縦断
面図である。第8図は本考案の他の実施例を示す
ものであつて、自動飲料攪拌機の要部を示す縦断
正面図である。 1はアジテータ(攪拌羽根)、5は昇降駆動手
段、6は容器、11は容器載台、12は蓋押え具
(容器押え具)、25は引つ張りコイルバネ(引寄
せ手段)、24は牽制板(牽制具)、45は牽制枠
(牽制具)である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 容器を下側から受け止め、縦軸の攪拌羽根に対
    して昇降駆動手段によつて所定の昇降ストローク
    にわたつて昇降される容器載台と、 容器載台の上方に昇降可能に設けられるととも
    に引寄せ手段によつて容器載台へ引き寄せられる
    方向に付勢された容器押え具とを備え、 容器載台をこれに容器を装填しあるいはこれか
    ら容器を取り出す容器着脱位置に位置させたとき
    に、容器載台に支持された容器と適当な挿抜空間
    を隔てた牽制位置に上記容器押え具を牽制するた
    めの牽制具が備えられていることを特徴とする自
    動飲料攪拌機の容器保持装置。
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