JPH0419729B2 - - Google Patents

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JPH0419729B2
JPH0419729B2 JP56502981A JP50298181A JPH0419729B2 JP H0419729 B2 JPH0419729 B2 JP H0419729B2 JP 56502981 A JP56502981 A JP 56502981A JP 50298181 A JP50298181 A JP 50298181A JP H0419729 B2 JPH0419729 B2 JP H0419729B2
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signal
output
input
gate
bit
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Uorutaa Rii Deebisu
Kupusuwamii Rafunasan
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Motorola Inc
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Publication date
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Publication of JPH0419729B2 publication Critical patent/JPH0419729B2/ja
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    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/22Microcontrol or microprogram arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/22Processing or transfer of terminal data, e.g. status or physical capabilities
    • H04W8/24Transfer of terminal data
    • H04W8/245Transfer of terminal data from a network towards a terminal
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B3/00Audible signalling systems; Audible personal calling systems
    • G08B3/10Audible signalling systems; Audible personal calling systems using electric transmission; using electromagnetic transmission
    • G08B3/1008Personal calling arrangements or devices, i.e. paging systems
    • G08B3/1016Personal calling arrangements or devices, i.e. paging systems using wireless transmission
    • G08B3/1025Paging receivers with audible signalling details
    • G08B3/1066Paging receivers with audible signalling details with other provisions not elsewhere provided for, e.g. turn-off protection
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    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
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    • H04W88/025Selective call decoders
    • H04W88/026Selective call decoders using digital address codes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • H04L7/033Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop
    • H04L7/0337Selecting between two or more discretely delayed clocks or selecting between two or more discretely delayed received code signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/04Speed or phase control by synchronisation signals
    • H04L7/041Speed or phase control by synchronisation signals using special codes as synchronising signal
    • H04L7/042Detectors therefor, e.g. correlators, state machines
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/022Selective call receivers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Description

請求の範囲 1 複数の多重ビツトの異なるワード長情報符号
化構成の中の1つに従つて伝送された信号を復号
する通信システムメツセージ受信装置において、 通信チヤンネルにより伝送された信号を検出す
る通信用受信機と、 バツテリと、 前記バツテリと前記受信機に結合され、リアル
タイムに前記検出した符号化信号を処理し、複数
の情報符号化構成に対応する複数の情報復号化構
成の任意の1つに従つて、前記検出した信号を処
理するデータサンプラー(データサンプリング手
段)と、 前記受信機及び前記データサンプラーに結合さ
れ、前記検出した符号化信号の所定の特性に応答
し、伝送された信号の構成を識別する識別手段
と、前記識別手段に応答し、前記複数の情報復号
化構成のいずれが前記検出した符号化信号を処理
するのに使用されるかを自動的に選択する選択手
段とを具える復号化構成選択手段と、 前記複数の情報復号化構成の各々に対応する復
号された信号の所定のシーケンスを含む前記選択
手段に結合された符号メモリと、 前記データサンプラーと前記符号メモリに結合
され、前記復号された信号が所定のシーケンスと
相互関係があるかどうかを決定し、前記復号され
た信号が相互関係を有する場合に、制御信号を発
生する比較手段と、 前記比較手段に結合され、前記制御信号に応答
し、使用者にメツセージの受信を知らせる表示手
段と、 を備える通信システムメツセージ受信装置。 2 前記選択手段の動作に結合され、前記複数の
情報復号化構成の少なくとも1つを選択すること
によつて前記選択手段の動作を限定し、それによ
つて前記複数の情報復号化構成より少ない検出さ
れた符号化信号を処理するように前記データサン
プラーの能力を制限する動作不能化手段を更に具
える前記請求の範囲第1項記載のメツセージ受信
装置。 3 前記動作不能化手段は、前記符号メモリに結
合され、かつそれに応答するものであり、前記符
号メモリは、更にメツセージ受信装置の動作機能
の特徴を示す情報を含み、前記メツセージ受信装
置は更に、前記符号メモリの前記情報に応答し、
前記動作機能の特徴を作動させる特徴付勢手段を
具える前記請求の範囲第2項記載のメツセージ受
信装置。 4 前記メツセージ受信装置は、時間信号を設定
する内部クロツク、及び前記時間信号に応答し、
符号化信号の検出とは無関係に前記メツセージ受
信装置に対する動作機能を制御する手段とを具え
る前記請求の範囲第3項記載のメツセージ受信装
置。 5 前記メツセージ受信装置は、前記時間信号に
応答し、前記メツセージ受信装置の予め選択され
た機能を一時的に動作不能にすることにより前記
バツテリの電力消費を減少する保全手段を具備す
る前記請求の範囲第4項記載のメツセージ受信装
置。 6 前記符号メモリは、更に受信装置の動作機能
の特徴を示す情報を含み、前記メツセージ受信装
置は更に、前記符号メモリの前記指示情報に応答
し、前記動作機能の特徴を作動させる特徴付勢手
段を具える前記請求の範囲第1項記載のメツセー
ジ受信装置。 7 前記メツセージ受信装置は、時間信号を設定
する内部クロツクと、 前記時間信号に応答し、符号化信号の検出とは
無関係に前記メツセージ受信装置に対する動作機
能を制御する手段と、を具える前記請求の範囲第
6項記載のメツセージ受信装置。 8 前記データサンプラーに結合され、現在選択
した構成に対する復号化動作が完了するまで情報
復号化構成の変更を防止する優先手段を具える前
記請求の範囲第7項記載のメツセージ受信装置。 9 前記表示手段は、前記復号化構成選択手段に
結合され、選択された情報復号化構成に応答し、
メツセージを受信すると、識別可能な信号通報パ
ターンの表示を指示及び始動する前記表示手段を
具える前記請求の範囲第8項記載のメツセージ受
信装置。 10 前記復号化構成選択手段に結合され、前記
複数の情報復号化構成のうちの任意のサブセツト
を使用可能にする外部的にアクセス可能なセレク
タを更に具える前記請求の範囲第7項記載のメツ
セージ受信装置。 11 前記データサンプラーに結合され、現在選
択した構成に対する復号化動作の完了まで情報復
号化構成の変更を防止する優先手段を更に具える
前記請求の範囲第10項記載のメツセージ受信装
置。 12 前記符号化構成選択手段に結合され、選択
された情報復号化構成に応答し、 メツセージを受信すると、識別可能な信号通報
パターンの表示を指示及び始動する前記表示手段
を具える前記請求の範囲第11項記載のメツセー
ジ受信装置。 13 複数の多重ビツトの異なるワード長(ワー
ドレングス)情報符号化構成のうちの1つに従つ
て、伝送されたメツセージを復号する通信システ
ムメツセージ受信装置において、 通信チヤンネルを通じて送信される符号化信号
を検出する通信用受信機と、 バツテリと、 固定メモリと相互接続されるマイクロプロセツ
サを具え、前記バツテリに接続され、受信機から
の検出した符号化信号に応答し、リアルタイムに
前記検出した符号化信号を処理し、前記複数の情
報符号化構成に対応する複数の情報復号化構成の
うち任意の1つに従つて前記検出した信号を処理
する能力を有するマイクロコンピユータと、 前記受信機及び前記マイクロコンピユータに結
合され、前記検出した符号化信号の所定の特性に
応答し、伝送されたメツセージの構成を識別する
識別手段と、前記検出した符号化信号を処理する
のに使用される前記複数の情報復号化構成のいず
れかを自動的に選択する選択手段とを含む復号化
構成選択手段と、 前記複数の情報符号化構成の各々に対応する復
号された信号の所定シーケンスを含む前記マイク
ロコンピユータに結合され、それによりアクセス
される符号メモリにおいて、前記マイクロコンピ
ユータは、前記復号化された信号が所定のシーケ
ンスと相互関係にあるかどうかを決定し、相互関
係を有する場合に、制御信号を発生する手段を具
えていることを特徴とする符号メモリと、 前記マイクロコンピユータに結合され、前記制
御信号に応答し、使用者にメツセージの受信を知
らせる表示手段と、 を具える通信システムメツセージ受信装置。 14 前記選択手段の動作に結合され、前記複数
の情報復号化構成の少くとも1つを選択すること
によつて前記選択手段の動作を限定し、それによ
つて、前記複数の復号化構成より少ない前記検出
した符号化信号を処理するように前記マイクロコ
ンピユータの能力を制限する制限手段を更に具え
る前記請求の範囲第13項記載のメツセージ受信
装置。 15 前記制限手段は前記符号メモリに結合及び
応答し、前記符号メモリは更に、メツセージ受信
装置の動作特性及び特徴を示す情報を含み、前記
メツセージ受信装置は更に、前記符号メモリの前
記指示情報に応答し、メツセージ受信装置の前記
動作機能の特徴を付勢する特徴付勢手段を具える
前記請求の範囲第14項記載のメツセージ受信装
置。 16 前記マイクロプロセツサは、更に、時間信
号を設定する内部クロツクを具え、前記メツセー
ジ受信装置は更に、前記時間信号に応答し、符号
化信号検出とは無関係に前記メツセージ受信装置
に対して動作機能を制御する手段を具える前記請
求の範囲第13項記載のメツセージ受信装置。 17 前記メツセージ受信信号は、前記時間信号
に応答し、前記メツセージ受信装置の予め選択さ
れた機能を一時的に動作不能にすることにより前
記バツテリの電力消費を減少する保全手段を更に
具える前記請求の範囲第16項記載のメツセージ
受信装置。 18 前記符号メモリは更に、メツセージ受信装
置の動作機能の特徴を示す情報を含み、前記メツ
セージ受信装置は更に、前記符号メモリの前記指
示情報に応答し、メツセージ受信装置の前記動作
機能の特徴を作動させる特徴付勢手段を含む前記
請求の範囲第13項記載のメツセージ受信装置。 19 前記マイクロコンピユータは、時間信号を
設定する内部クロツクを具え、前記メツセージ受
信装置は更に、前記時間信号に応答し、符号化信
号の検出とは無関係に前記メツセージ受信装置に
対する動作機能を制御する手段、を具備する前記
請求の範囲第18項記載のメツセージ受信装置。 20 前記マイクロコンピユータに結合され、現
在選択した構成に対する検出動作が完了するまで
情報復号化構成の変更を防止する優先手段を更に
具える前記請求の範囲第19項記載のメツセージ
受信装置。 21 前記表示手段は前記符号化構成選択手段に
結合され、選択された情報復号化構成に応答し、
メツセージを受信すると識別可能な通報パターン
の表示を指示及び始動する前記請求の範囲第20
項記載のメツセージ受信装置。 22 前記符号メモリは、前記固定メモリに完全
に含まれ、その一部である前記請求の範囲第21
項記載のメツセージ受信装置。 23 前記符号化構成選択手段に結合され、前記
複数の情報復号化構成のうち任意のサブセツトを
使用可能にする外部的アクセス可能なセレクタを
更に具える前記請求の範囲第19項記載のメツセ
ージ受信装置。 24 前記マイクロコンピユータに結合され、現
在選択した構成に対する復号化動作が完了するま
で情報復号化構成の変更を防止する優先手段を更
に具える前記請求の範囲第23項記載のメツセー
ジ受信装置。 25 前記表示手段は、前記符号化構成選択手段
に結合され、選択された情報復号化構成に応答
し、メツセージを受信すると、識別可能な通報パ
ターンの表示を指示及び始動する前記請求の範囲
第24項記載のメツセージ受信装置。 26 前記符号メモリは、前記固定メモリに完全
に含まれ、その一部である前記請求の範囲第25
項記載のメツセージ受信装置。 発明の背景 発明の分野 本発明は、一般的には通信システムメツセージ
受信装置の分野に関するもので、特に、信号処理
がデコーダによりリアルタイムに動作して実行さ
れ、多重構成のデコーデイングルーチン及びエネ
ルギー節約ルーチンを与える通信システムメツセ
ージ受信装置に関する。 従来の技術 ページヤは、一般的に使用者個人がポケツト中
に又はベルトにクリツプして運ぶように設計され
た小型、携帯用のバツテリ動作無線受信機であ
る。ページング装置に使用される技術は、特定の
受信機用に意図された送信がその受信機において
のみ応答を与える選択呼出と呼ばれる。選択呼出
し能力は、符号化され、搬送波を変調した1個又
はそれ以上の独特のアドレスコードをページヤご
とに割当ることによつて達成される。各ページヤ
は、その割当てられたアドレスコードにのみ応答
を与えるようにして設計された復号化(デコーデ
イング)部分を具える。割当てられたアドレスコ
ードの1つが検出される場合、ページヤは、付勢
されて対応する警報信号を発生する。即ち、通信
システムの他のページヤは、そのシステムが群
(グループ)呼出し動作をもつのでなければ、そ
の送信によつて付勢されるものはない。 ページヤ通信システムは、技術的に周知であ
り、単一又は複数トーン信号、トーン信号と音声
(voice)信号とデジタル符号化信号の選択した組
合せを含む多くの種類の符号化構成により動作す
る。典型的には、大都市とその周辺部を通して送
信可能な広範囲のページングサービス、及び多く
の小さいサービス領域例えば特定の建物の集団又
は他の設備間を送信する局内(local)ページン
グサービスが存在する。種々のシステムの動作範
囲は、一般的に使用する送信機の電力により決定
される。 若し、ページヤの携帯者が、幾つかの設備の境
界内の信号を受信する必要があれば、かような設
備の各々に対して彼は、個々の局内ページヤを必
要とするはずである。かような問題は、幾つかの
病院の職員であつてしかも幾つかの病院に患者を
訪ねる必要のある医者の場合には屡々起る問題で
ある。更に、異なる広い範囲のサービスシステム
を有する近郊都市に旅行するように場所を変更す
る場合には、原の広い領域のページヤ及び幾つか
の局内ページヤのすべてを無用なものとさせ、全
く新しいページヤセツトが必要となる。かくし
て、1個以上のページヤ通信システムに対して復
号化信号及び警報信号を与えるように機能するこ
とのできるページング装置を具えることが望まし
い。その場合には、ページヤが1つの通信(メツ
セージ)サービス領域から他の領域に運ばれる場
合に、特定の装置のページヤアドレスを変更した
り、又はページヤを物理的に変更したり又はアド
レスコードを変更するための回路を改変する困難
さを除去することができる。 個別のトーンだけの復号化システム、トーンと
音声信号の復号化システムが存在するが、かよう
な情報の復号化は、一般的に困難ではないか、又
はデジタル的に符号化した信号を使用するシステ
ムを復号する如く要求される。かようなデジタル
システムは、個々のページング装置をアドレスす
るために送信可能なより速い情報速度のために、
単位時間当り送信される高い通信量を可能として
いる。 デジタル通信システムにおいて送り出されるデ
ジタル情報は、通常、第1レベルから第2レベル
までレベル変換を含む2進信号列から成る。これ
らのレベルは、2進数0と2進数1との区別を示
す。また、ビツト間隔に対応する特定の時間間隔
が必要である。一般的に使用されるノンリターン
ツゼロ(NRZ)2進符号化システムは、ビツト
間隔を記述していない。従つて、情報ビツトが何
時開始し、何時終了するかを確認し、これを同期
システム及び非同期システムに何時適用するかを
確認する必要がある。NRZ直列2進パルス列の
情報は性質の可変性のために、個別ビツト間隔
は、信号レベル変換の発生なしで通過してしま
う。かくして、一般的には、受信機において受信
した情報からビツト間隔が何時開始し、何時終了
したかを正確に知ることが全く自明ではない。 デジタルシステムには、2つの一般形があり、
送信機と受信機の時間関係によりそれらを区別す
ることは可能である。同期システムにおいて、ビ
ツトアドレスシーケンスとフレーム記述情報語
(ワード)とが正しく復号されるように、送信機
と受信機とは同期しなければならない。これに反
し、非同期システムは、通常、アドレスの一部を
構成する序文の(preliminary)情報語を復号し、
一致している場合には、個々のページング装置の
アドレスの残余部分に関連したデジタル情報の連
続検出に先んじてタイムウインドーを設定させ
る。同期又は非同期システムの何れでも、1個以
上の符号化システムに対して復号化を与える困難
さは複雑となる。更に、ページヤにおいて多種シ
ステム能力を存在させることは、1個以上のシス
テムが何時ページヤにより検出され得るかを正し
く機能させるために或る種の優先順位付与が必要
となる。 ページヤ通信装置用の先行技術の信号処理回路
は、単一信号の復号システムに対して特定の高速
復号機能を実行させる特注の集積回路又は特注の
ハイブリド回路を具える。現在のIC及びハイブ
リド技術を利用することにより多重システムペー
ジヤは、コスト、設計の複雑さ、電力消費の観点
からはなはだ高価なものとなる。更に、現在提案
されている幾つかのページヤ通信システムが存在
し、全ユニツトの販売量のために、それは、現在
必要とする特注回路の開発に関連した最初の工場
整備コスト、エンジニアリングコストを支持する
ことが不可能であり、従つてシステム設定が妨げ
られている。然し、多重システムページヤにより
提供される経済性は、1つの特定の復号化構成を
復号するために高ユニツト量、多重システムペー
ジヤを改作することによつて比較的少数の単一シ
ステムページヤを有益に製造することを可能にし
ている。 ページングシステム用の信号デコーダに対する
重要な要件は、情報が失われるまで復号がおくれ
ないように、リアルタイムにて信号を処理しなけ
ればならないことである。リアルタイム処理を概
念は、技術的に周知であり、物理的事象が発生す
る間実時間と関連している。デコーダにより処理
するリアルタイム信号に関し、デコーダにより実
行される検出及びデコーデイングプロセスに関係
ある動作は、情報の損失なしでデバイスを制御す
る場合に得られる結果が有用であるように充分高
速にしなければならない。かくして、デジタル信
号処理を実行する多重システムデコーダの演算速
度は、ページヤ通信システムが動作する情報速度
と直接関係がある。デジタル情報送信速度は、シ
ステムからの別のシステムまで変化するであろう
し、所定の単位時間に全システムによつてより多
くの情報が処理されるからより速い速度が好まし
いことは明らかである。情報速度が速くなればな
るほど、多重システムデコーダの処理速度要求が
益々大きくなることは明らかである。 リアルタイムにて信号処理を実行する多重シス
テムデコーダ用の高クロツク速度は、システムに
必要な電圧及び消費される電力を増大し、したが
つてページヤの動作経済性に不利に影響を与え、
デバイスの大きさ及び重量に影響する。別個の異
なるページヤを持ち歩く欠点は、まさに大きな又
は極めて重い電力源を運びページング装置の作動
用電力を与えるのと等価な欠点となる。一般に、
電力消費が大きくなればなるほど、動作を与える
ために運ばなければならないバツテリの質量は
益々大きくなる。実際、電力消費が大きくなれ
ば、数時間動作ごとに新しい一次電池が必要とな
る。これは、連続動作を確立するためにページヤ
を使用する個人により動作用のバツテリ、別個の
新しい電池(セル)を運ぶ状態をつくり出す。ペ
ージヤは、個々のポータブル動作用のものである
から、バツテリのエネルギーが多重システム信号
復号(デコーデイング)用の有用な動作寿命を与
えるように保全されることは避けられない。 発明の概要 複数の復号化構成に従つて、検出された
(detected)符号化信号を処理することが可能で
あるバツテリ(電池)付勢による適合した信号の
デコーダが開示されている。そのデコーダは、マ
イクロコンピユータの実行と等価である。検出さ
れた信号とは無関係に動作するエネルギー保全手
段は、バツテリ(電池)のエネルギーを保全する
ように作用する。 発明の要約 本発明は、携帯用装置に対して多重構成信号の
復号(デコーデイング)能力を有する通信システ
ムの通信信号通報装置を包含し、その携帯用装置
は、通信チヤンネルを通じて送信される符号化信
号を検出するバツテリ作動通信用受信機、及びバ
ツテリに結合され、受信機からの検出した符号化
信号に応答して検出した符号化した信号をリアル
タイムにて処理するデコーダ、を具える。デコー
ダは、複数のデコーデイング(復号化)構成のう
ちの任意の1つに従つて検出する信号を処理する
ことが可能である。また、受信機、デコーダに結
合され、検出した符号化信号の所定の特性に応答
して選択する復号化構成選択手段が具えられ、複
数のデコーデイング(復号)構成が検出した符号
化信号を処理するのに利用される。デコーダに結
合され、それによりアクセスされる符号メモリ
は、選択された構成の所定シーケンスの符号化信
号を含む複数のデコーデイング構成のうちの各々
の1つに対応する情報を含み、その受信は、個々
のデコーダが信号通報により応動させるであろ
う。デコーダは、マイクロコンピユータから成る
等価な実施例を具える。 本発明の他の局面は、携帯用装置に対する通信
システム通信通報装置を包含し、携帯用装置は、
通信チヤンネルを通じて送信される符号化信号を
検出するバツテリ作動通信用受信機、及びバツテ
リに結合され、検出した符号化信号にリアルタイ
ムにて応答し、内部クロツク設定用タイミング信
号を具えるデコーダ、を具備する。また、デコー
ダのタイミング信号に応答し、通信通報装置の選
択機能を一時的に動作不能(disabling)にする
ことによりバツテリの電力消費を減少させる保全
手段(conservation means)が含まれる。符号
メモリは、デコーダによりアクセスされた情報に
結合され、前もつて指定された情報を含み、その
受信は、個々のデコーダが信号通報に応動させる
であろう。デコーダは、マイクロコンピユータか
ら成る等価な実施例を有する。 本発明の主要な構成は下記に示す通りである。
即ち本発明は、複数の多重ビツトの異なるワード
長情報符号化構成の中の1つに従つて伝送された
信号を復号する通信システムメツセージ受信装置
において、通信チヤンネルにより伝送された信号
を検出する通信用受信機と、バツテリと、前記バ
ツテリと前記受信機に結合され、リアルタイムに
前記検出した符号化信号を処理し、複数の情報符
号化構成に対応する複数の情報復号化構成の任意
の1つに従つて、前記検出した信号を処理するデ
ータサンプラー(データサンプリング手段)と、
前記受信機及び前記データサンプラーに結合さ
れ、前記検出した符号化信号の所定の特性に応答
し、伝送された信号の構成を識別する識別手段
と、前記識別手段に応答し、前記複数の情報復号
化構成のいずれが前記検出した符号化信号を処理
するのに使用されるかを自動的に選択する選択手
段とを具える復号化構成選択手段と、前記複数の
情報復号化構成の各々に対応する復号された信号
の所定のシーケンスを含む前記選択手段に結合さ
れた符号メモリと、前記データサンプラーと前記
符号メモリに結合され、前記復号された信号が所
定のシーケンスと相互関係があるかどうかを決定
し、前記復号された信号が相互関係を有する場合
に、制御信号を発生する比較手段と、前記比較手
段に結合され、前記制御信号に応答し、使用者に
メツセージの受信を知らせる表示手段と、を備え
る通信システムのメツセージ受信装置としての構
成を有する。 或いはまた、本発明は、複数の多重ビツトの異
なるワード長(ワードレングス)情報符号化構成
のうちの1つに従つて、伝送されたメツセージを
復号する通信システムメツセージ受信装置におい
て、通信チヤンネルを通じて送信される符号化信
号を検出する通信用受信機と、バツテリと、固定
メモリと相互接続されるマイクロプロセツサを具
え、前記バツテリに接続され、受信機からの検出
した符号化信号に応答し、リアルタイムに前記検
出した符号化信号を処理し、前記複数の情報符号
化構成に対応する複数の情報復号化構成のうち任
意の1つに従つて前記検出した信号を処理する能
力を有するマイクロコンピユータと、前記受信機
及び前記マイクロコンピユータに結合され、前記
検出した符号化信号の所定の特性に応答し、伝送
されたメツセージの構成を識別する識別手段と、
前記検出した符号化信号を処理するのに使用され
る前記複数の情報復号化構成のいずれかを自動的
に選択する選択手段とを含む復号化構成選択手段
と、前記複数の情報符号化構成の各々に対応する
復号された信号の所定シーケンスを含む前記マイ
クロコンピユータに結合され、それによりアクセ
スされる符号メモリにおいて、前記マイクロコン
ピユータは、前記復号化された信号が所定のシー
ケンスと相互関係にあるかどうかを決定し、相互
関係を有する場合に、制御信号を発生する手段を
具えていることを特徴とする符号メモリと、前記
マイクロコンピユータに結合され、前記制御信号
に応答し、使用者にメツセージの受信を知らせる
表示手段と、を具える通信システムメツセージ受
信装置としての構成を有するものである。
【図面の簡単な説明】
新規と考えられる本発明の特徴は、添付の請求
の範囲に特定的に述べられる。然し、本発明自身
は、更に他の目的及びその利点と共に、添付図面
に関連して説明されている次の記述を参照するこ
とにより最もよく理解されるであろう。 第1図は、等価な好ましい実施例を図示した本
発明の機能ブロツク図である。 第2図は、等価な好ましい実施例を図示した本
発明の更に詳細な機能ブロツク図である。 第3図は、好ましい実施例の共通の下部構造を
図示した機能ブロツク図である。 第4図は、好ましい実施例の共通の機能的下部
構造の更に詳細なブロツク図である。 第5図は、本発明のマイクロコンピユータ実施
例の機能的、概略図の組合せを示す。 第6A,6B,6C図は、本発明の好ましい実
施例に対する1つの第1データ符号化システム用
の説明図である。 第7A,7B図は、本発明の好ましい実施例に
対する第2データ符号化システム用の説明図であ
る。 第8図は、好ましい実施例の共通の下部構造の
詳細な機能ブロツク図である。 第9図は、好ましい実施例の等価なデータサン
プリング動作、シーケンス動作に対する電気的構
成を示す。 第10図A乃至Jは、第9図の動作構成に対す
る種々のタイミング図を示す。 第11A図、第11B図は、第8図の概要図の
多重変換装置部分の詳細な電気的構成を示す。 第12図のA乃至Mは、第11A図、第11B
図の構成に対する種々のタイミング図を示す。 第13図は、第8図の排他的論理和(OR)ア
レイ部分の詳細な電気的構成を示す。 第14図は、第8図の加算器/累算器部分の詳
細な電気的構成を示す。 第15図は、第8図の誤差(error)比較器部
分の詳細な電気的構成を示す。 第16A図及び第16B図は、第8図のビツト
速度検出部分の詳細な構成を示す。 第17A図乃至第17E図は、本発明の好まし
い実施例のマイクロコンピユータ実行の詳細なフ
ローチヤートを示す。 好ましい実施例の説明 第1図は、本発明の第1、第2実施例の両者に
適用可能な機能ブロツク図を示す。通信用受信機
20は、適合信号デコーダ22に接続される。デ
コーダ22は、1個以上のデコーデイング構成を
復号する情報を含むことを指示する役目を果すデ
コーデイング構成と呼ばれる領域を含む。バツテ
リ24は、通信用受信機20及びデコーダ22に
接続されて示される。デコーダ22は、破線にて
囲まれて示される符号メモリ26に別個に接続さ
れる。符号メモリ26は、更に、機能選択及びペ
ージヤIDと呼ばれる領域を含む。破線にて囲ま
れた符号メモリ26は、取外し可能であり従つて
システムの残部と別個につくり得る可能性を示
す。また、エネルギー保全手段(装置)28は、
デコーダ22と相互接続される。復号化選択手段
(装置)30、信号デコーダ22のデコーデイン
グ構成領域に結合される。信号デコーダ22の出
力は、表示変換器(annunciation transducter)
32に結合される。 マイクロコンピユータ34は、破線にて適合信
号デコーダ22と相互接続されて示される。この
相互接続は、適合信号デコーダ22がマイクロコ
ンピユータ34により完全に置き換えられること
を示している。マイクロコンピユータ34は、更
にマイクロプロセツサと固定メモリとから構成さ
れることを示し、固定メモリ部分は、デコーデイ
ング構成と呼ばれる部分を具えている。マイクロ
コンピユータ34は、デコーダ22と同様に同一
の相互接続を有する。マイクロコンピユータ34
による適合信号デコーダ22の置換は、また、正
確に同一のデコーデイング機能を与え、その結果
のシステム機能は、ページヤの使用者にとつて区
別し難いものとなる。かくして、2個の別個の実
施例の機能は、デバイス内で区別できない。 第1図に図示したシステムの動作は、通信用受
信機が別個の通信(メツセージ)形式にあるメツ
セージを受信可能にしている。適合信号デコーダ
22は、受信した信号に応動して別個のデコーデ
イング構成のうちのデータ選択信号を解析し、通
信用受信機20により受信された入力情報を適当
に復号化する。すべてのページング装置における
と同様に、その結果生ずる復号化信号は、符号メ
モリ26に含まれる指定のページヤアドレスと比
較して試験される。受信し含号化した信号と符号
メモリ26のアドレスとの間の対応を検出するこ
とにより、通信(メツセージ)が受信されたこと
をページヤ搬送波に対して指示して出力信号が発
生される。特に、デコーダ22からの出力信号
は、表示変換器32に供給され、メツセージの受
信を示す信号を発生する。 高速度、リアルタイムにて適合信号を復号化す
る要求、ページング装置に含まれるバツテリの有
効寿命を保全し延長する要求のために、エネルギ
ー保全装置28は、適合信号デコーダ22と協同
してバツテリ24を保全するように機能する。復
号化選択手段30は、ページヤの操作者(オペレ
ータ)に対して外部セレクタを与え、ある可能な
復号化構成のみを指定する。この選択機能は、ま
た符号メモリ26により供給されるか又は符号メ
モリとは独立した工場プリセツトとなるであろ
う。符号メモリ26は、幾つかのアドレスを含
み、各アドレスは、受信機20により受信される
信号に応答してデコーダ22により決定される適
当に選択した復号化構成に対応することが理解さ
れるであろう。 更に、符号メモリ26は、ページヤデバイスの
種々の特徴を選択するのに利用される機能選択領
域を包含する。すべての機能に対して回路形式に
て構成し、次いでページヤのアドレスを識別する
情報を符号メモリ26に与え、システム(装置)
の可能なる機能及び表示特徴の種々の組合せを指
定することが有利である。 マイクロプロセツサ、及び固定メモリ
(ROM)領域内に含まれるデコーデイング構成
とを包含するマイクロコンピユータ34により適
合信号デコーダ22を置換することは、ブロツク
22を取り除いてその全部をブロツク34により
置き換えた同一図面にて示される。その差異は、
マイクロコンピユータの内部機能にある。即ち受
信した通信信号に応動するハードウエアの適合信
号デコーダの代りに、同一の所定のサーチルーチ
ンにより、マイクロコンピユータは受信した信号
をリアルタイムにて処理するマイクロプロセツサ
を使用する。同一のプロセスにより識別した後、
マイクロプロセツサは、固定メモリの復号化構成
領域をアクセスし復号化構成を処理するためその
メモリ内に含まれる正しい命令を決定する。マイ
クロプロセツサは、適合信号デコーダがアクセス
すると全く同様に符号メモリをアクセスし、外部
復号化選択装置に応動するであろう。 再言すると、エネルギー保全装置は、マイクロ
プロセツサ及びROMと相互作用し、システム
(装置)のバツテリを保全する。マイクロプロセ
ツサが符号メモリに含まれるページヤ識別に対応
する信号受信を検出した場合、マイクロコンピユ
ータ34は、表示変換器32に接続され、メツセ
ージが1個の可能な復号化構成において受信され
たことをページヤ携帯者が知り得るような信号を
発生する。デコーダ又はマイクロコンピユータの
何れかにとつて、ページヤ携帯者に与えられる信
号通報のパターンの形式は、種々の復号化構成の
うち検出された機能となるであろう。復号化構成
は、表示変換器に供給される信号に対応して緊急
呼出し、非緊急呼出しの両方を与え、従つてペー
ジヤ携帯者は識別信号を受信し、直ちに応答でき
る。 第2図は、本発明の実施例の更に詳細なブロツ
ク図を示す。アンテナ36は、無線周波数増幅器
及び選択度(selectivity)装置38に接続され、
更にそれは第1混合器(ミクサ)40に接続され
る。第1発振器41は、また、第1混合器40に
接続される。第1混合器40の出力は、フイルタ
42を介して第2混合器44に接続される。第2
発振器46は、また第2混合器44に接続され
る。第2混合器44の出力は、中間周波(IF)
利得装置48を介して検波器50に接続される。
第2図の第1部分は、通信用受信機20の更に詳
細な説明を含む。 検波器50の出力は、適合信号デコーダ22に
接続される。適合信号デコーダ22は、第1発振
器41に接続される。第1図におけると同様に、
適合信号デコーダ22の出力は、表示変換器32
に接続される。検波器50は、トーン、音声ペー
ジングシステム用の正常接続である表示変換器3
2に接続されて図示される。バツテリ24は、電
力を通信用受信機に与えるように図示され、ま
た、DC−DC変換器52に接続される。DC−DC
変換器52は、また、適合信号デコーダ22及び
符号メモリ26と相互接続される。符号メモリ2
6は、前述の如く、デコーダ22と相互接続され
る。 第2図は、適合信号デコーダ22を対応するマ
イクロコンピユータ34及び周辺装置と完全に置
換した態様を点線(phantom line)にて示す。
特に、マイクロコンピユータ34は、固定メモリ
56と多重的に相互接続されるマイクロプロセツ
サ54から成るように図示されている。固定メモ
リ56は、DC−DC変換器52及び符号メモリ2
6と相互接続される。符号メモリ26及びDC−
DC変換器52は、また、相互接続される。マイ
クロプロセツサ54は、また、デツドマン
(deadman)タイマ58と相互接続される。3個
の周辺装置即ちDC−DC変換器52、符号メモリ
26及びデツドマンタイマ58は、破線にて囲ま
れて示され、支持(support)モジユール60と
呼ばれる。マイクロコンピユータ34がデコーダ
(マイクロプロセツサ)54を置換した場合を図
示していないが、第1発振器41はマイクロプロ
セツサ54に接続される。検波器50は、トーン
音声ページシステムにとつて慣例になつているよ
うに表示変換器32と点線(phantom)にて接
続され図示される。バツテリ24は、前述したよ
うにDC−DC変換器52と接続され、電力を通信
用受信機部分に供給するように図示される。 無線受信機において通例であるように、アンテ
ナは、適当に増幅され選択される無線周波数信号
を受信する。スーパーヘテロダイン技術を使用し
て第1発振器41は、混合器40において入力信
号周波数とビートをとり、その出力は、フイルタ
42に供給される。フイルタ42の出力は、第2
混合器44に供給され、そこでは、そのフイルタ
42の出力信号は、第2発振器46の出力と混合
され、その出力は、中間周波利得回路48に供給
される。利得回路48の出力は、検波器50に供
給され、検波器は、変調IF出力からの符号化信
号を再生する。特殊のスーパーヘテロダイン無線
システムが説明されたが、多くの他の通信用受信
機が利用されることは当業技術者にとつて明らか
である。 検波器出力は、多重構成復号化を含む適合信号
デコーダに供給される。適合信号デコーダは、別
個の可能な構成が復号化に適用されるべきである
ことを識別する動作において、それが種々の特性
測定を入力信号により実行すると云う意味で適合
できる。適当な構成配列が識別される場合、デー
タは、その書式により復号化され、符号メモリ
は、ページング装置がアドレスされたかどうか知
るために質問される。ページング装置が実際にア
ドレスされた場合に、前述したように表示変換器
32は、検出信号をページヤ携帯者に発生する。 種々の復号化構成配列が同一通信チヤンネル上
ですべて機能することが暗黙に仮定されてきた。
適合信号デコーダ22の多重構成復号化は、同一
周波数にて動作しないページングメツセージ構成
を検索し検波することを包含する。デコーダ22
から第1発振器41までの制御線の機能は、デコ
ーダ22が、復号化信号を受ける周波数を、周知
の周波数合成法により制御可能にすることを示す
ことである。実施例の等価な機能と両立する如
く、同一の制御機能がマイクロコンピユータ34
により実行されることができる。かくして、多重
構成配列の復号化は、異なる周波数で動作する複
数の異なる復号化構成を包含する。 バツテリ24は、電力を適合信号デコーダ22
に供給するDC−DC変換器52を介して相互接続
される。DC−DC変換器は、また、適合信号デコ
ーダ22に応動し、エネルギー保全装置を具え
る。適合信号が復号化構成を識別する場合に、そ
れは、また、ページヤがアドレスされたかどうか
を決定するために全電力を必要としない期間を特
定する。かような時間間隔は、メツセージ構成の
送信形式の機構により設定される。更に、DC−
DC変換器は、高速リアルタイム動作を支持する
高電圧レベルにおいて適合信号デコーダを動作さ
せるのに必要な余分の(付加的)電圧を与えるこ
とができる。 第1図におけると同様に、第2図の第2実施例
については、適合信号デコーダ22は、マイクロ
コンピユータ34及び相互接続周辺装置と全く置
換された。DC−DC変換器52は、電力を固定メ
モリ56に供給し、マイクロプロセツサ54に応
動する。再言すると、検波した符号形式のメツセ
ージを構成する適当な種々の時間に決定した符号
構成により、DC−DC変換器52は、システムに
供給される電力を減少し、それによりバツテリエ
ネルギーを保全することができる。デツドマンタ
イマ58は、自走実行状態が存在しないことを保
証するように機能する。特に、マイクロプロセツ
サ54は、正規間隔で信号をデツドマンタイマ5
8に与えるように設計される。デツドマンタイマ
がこれらの信号を正規間隔にて受信しない場合、
探索の初期設定が受信される復号化構成を識別さ
せるようにマイクロプロセツサ54のプログラム
ルーチンの再初期設定を強制する。 検出した信号は、また、検出された復号化構成
及び符号メモリ26に含まれるページヤアドレス
情報と比較されたその結果の情報に従つて処理さ
れる。ページヤ携帯者の観点から装置がマイクロ
コンピユータを含むか適合信号デコーダを含むか
を信号検出装置の機能から判断することは完全に
区別し難い。 第3図は、適合信号デコーダ22及びマイクロ
コンピユータ34の共通機能の下部構造を強調す
る第1図に対応するブロツク図を示す。この図
は、2つの実施例のハードウエア適合信号デコー
ダシステム及びフアームウエアマイクロコンピユ
ータシステムの両者に等しく適用可能である。入
力と記号を付した第2図の検波器50からの信号
は、データサンプリング記憶回路62に印加され
る。データサンプリング記憶回路62の出力は、
データシーケンスウインドー比較器64に供給さ
れる。データサンプリング回路は、多相クロツク
タイミング信号を供給できるクロツク66からの
タイミング信号を受信する。クロツク66は、ま
た、符号化システム検索検波回路68にタイミン
グ信号を供給する。データサンプリング記憶回路
62は、符号化システム検索検波回路68と相互
接続される。符号化システム検索検波回路68の
出力は、複数の信号であり、その信号の各々は、
別個の可能な復号化システムの1つが検波された
ことを識別する。これらの信号は、データシーケ
ンスウインドー比較器64に接続され、適当な復
号化が実行される。データシーケンスウインドー
比較器64は、また、クロツク66に接続され
る。クロツク66は、また、符号化システム検索
検波回路68と相互接続される。エネルギー保全
装置28は、クロツク66と相互接続され、減少
した電力消費の期間を与える。 データシーケンスウインドー比較器64は、通
常符号メモリ26内に含まれるページヤアドレス
回路70に接続される。データシーケンスウイン
ドー比較器64の出力は、ページヤアドレス回路
70に応動するように接続される。警報パターン
回路72の出力は、前述した表示変換器32に対
応する表示器装置74に接続される。 通信用受信機に含まれる検波器50(第2図)
は、データサンプリング記憶回路62に入力を与
え、クロツク66は、後で詳細に図示、説明され
るように、正規パターンにてデータのサンプリン
グを与える。データが受信されると同時に、復号
化システムの探索ルーチンが開始されて検出した
符号の特性に基づき別個の可能な復号化構成がデ
ータを復号化するのに利用されるべきであること
を決定する。これは、可能なシステムの各々に対
応し、特性を識別するデータを試験する検出シス
テムに種々のパラメータを印加することにより達
成される。ひとたび復号化システムが識別される
と、適当な制限がデータシーケンスウインドー比
較器64に印加され、サンプルし記憶したデータ
は、情報を復号化するように適当に処理される。
データをサンプルし記憶する技術の利点は、ペー
ジヤがアドレスされたかどうかを決定する場合に
高信頼度が維持されるようにサンプルされたデー
タが構成配列処理中に失われることが殆んどない
ということである。更に、このプロセスはリアル
タイムにて発生し、従つて受信したデータのすべ
ては、受信した復号化システムを確認し、復号化
システムに検出した信号を印加するのに利用さ
れ、ページヤがアドレスされたかどうかを確かめ
る。データシーケンスウインドー比較器64の出
力は、データサンプリング記憶回路に帰還され、
追加のサンプルを取り出すことを開始させるか、
又は検出した符号化システムの構成に従つてサン
プリング技術を継続させる。 データシーケンスウインドー比較器64とデー
タサンプリング記憶回路62との間の相互接続機
能は、選択した構成配列に従つて必要とするサン
プリングを継続させることである。これは、2個
又はそれ以上の順次アドレスワード(語)であろ
うし、又は、一組の符号化メツセージ内で信号位
置に従つて処理されなければならない追加の符号
化信号群となるであろう。単一のアドレスワード
(語)システムにとつて相互接続は利用されない
であろう。 第4図は、適合信号デコーダ又はマイクロコン
ピユータを包含し、第1図に図示の復号化選択装
置30と同様な外部セレクタの相互接続を具える
何れかのシステムに対する更に詳細な図を示す。
検波器50の出力である入力信号は、データサン
プリング順序回路76に印加される。データサン
プリング順序回路76は、サンプル記憶回路78
に印加される。データサンプリング順序回路76
及びサンプル記憶回路78は、第3図に図示のデ
ータサンプリング記憶ブロツク62から成る。サ
ンプル記憶回路78の出力は、データシーケンス
比較器80に供給され、それは、また比較器誤差
ウインドー制限装置82に接続される。データシ
ーケンス比較器80及び比較器誤差ウインドー制
限装置82は、第3図のデータシーケンスウイン
ドー比較器64から成る。第3図のクロツク66
に対応する多相クロツク84は、データサンプリ
ング順序装置76及びデータシーケンス比較器8
0にタイミング信号を供給する。多相クロツク8
4は、また、エネルギー保全装置28と相互接続
され、システムの減少動作期間中にバツテリエネ
ルギーを保全することを可能にする。 多相クロツク84は、また、符号化システム探
索制御回路86と相互接続され、それは、また、
外部システムサブセツトセレクタ88に応答する
ように接続される。符号化システム探索制御(以
下回路を省略)86は、データサンプリング順序
装置78に接続される。符号化システム探索制御
86の追加の出力は、システム特性検出器90に
接続され、それは、またサンプル記憶回路78に
接続される。システム特性検出器90の出力は、
別個の可能な復号化システムのうちの1個の検出
及び識別を示す一連の線となる。システム1、シ
ステム2乃至システムNを示すN個の線が示され
る。システム特性検出器90の出力の各々は、優
先制御装置92を介して符号化システム探索制御
86に入力信号を与えるように接続される。シス
テム特性検出器90の出力は、また、比較器誤差
ウインドー制限装置82、データシーケンス比較
器80、ページヤアドレスメモリ94の入力に供
給される。比較器誤差ウインドー制限装置82の
出力は、警報パターン回路72に接続され、それ
は表示器74に接続される。警報パターン回路7
2は、ページヤアドレスメモリ94に応動するよ
うに接続される。ページヤアドレスメモリ94
は、符号化システム探索制御86に点線にて相互
接続されるように示される。信号Next Wordと
記号付けされる比較器誤差ウインドー制限回路8
2の追加出力は、データサンプリング順序装置7
6に供給される。 ページヤ復号化システムが駆動される場合、可
能な符号化システムの1個に対する種々のパラメ
ータが種々のレジスタ、カウンタに押入され、検
波器50からデータサンプリング順序装置76へ
の入力信号は、対応する所定のタイムシーケンス
によりサンプルされる。サンプルは、データシー
ケンス比較器80により処理され、符号化システ
ム探索制御86により解析されるように記憶され
る。符号化システム探索制御86の機能は、シス
テム特性検出器90により処理される一時記憶デ
ータを編成し、受信したデータを復号するのに使
用される別個の可能な復号化構成配列のうち選択
された情報を受信情報から決定することである。
悪い選択がなされた場合には、次の符号システム
の新しいパラメータが入力され、他の復号化シス
テムが試験される。 システム特性検出器90は、システムが検出さ
れたことを示す出力線のうちの1つを付勢し、優
先制御回路92が符号化システム探索制御86の
正常な探索動作を中止(disrupt)させ、ページ
ング装置をアドレスしてメツセージが受信される
時間まで、又は、そのシステムにおいて情報がこ
れ以上受信されないことが決定されるまで、検出
した復号化システムをロツクさせることである。
かように続いて起る時間に、符号化システム探索
制御86は、探索動作を再開し、可能な復号化シ
ステムの何れにおいても通信放送の発生に伴う入
力信号を走査する。 システム特性検出器90の出力は、また、比較
器誤差ウインドー制限装置82に供給され、種々
の復号化システムに対する受入れ可能な誤差制限
を変更し、更にページヤアドレスメモリに供給さ
れる。データシーケンス比較器80のデータは、
検出した符号化システムに対応する正しいページ
ヤアドレスにより比較器82におけるウインドー
制限に対して試験される。比較器誤差ウインドー
制限装置82は、出力信号を警報パターン回路7
2に与え、メツセージが受信されたことをページ
ヤ携帯者に通報するために表示器を駆動させる。
ページヤアドレスメモリ94からの信号は、通報
パターンが警報パターン回路72により表示器7
4に供給されることを決定する。 幾つかのシステムは、逐次ワード符号化様式
(format)又は、多重バツチ符号化様式を具えて
いるから、比較器誤差ウインドー制限装置82か
らデータサンプリング順序装置76まで戻る出力
が存在する。この信号は、Next Word(次のワー
ド)と記号付けされ、次の直列ワードを復号化す
るか又は所定システム内で次のメツセージ群に対
して追加サンプリングを与える。 外部システムのサブセツトセレクタ88の機能
は、あらゆる可能な符号化システムを介して探索
を除去し、特定の領域内で受信可能であるシステ
ムのみ、又は、ページヤ操作者が所定の時間に応
答することを選択したシステムのみに探索を制限
することである。この制限は、符号メモリ26に
より支えられるか又は製造時に独立にハード配線
(hard−wired)しうることは明らかである。こ
のことは、ページヤがN個の可能な復号化システ
ムを復号し、ページヤ携帯者が可能な復号化シス
テムの最大数を拒絶するか、選択されたシステム
にのみ彼の応答を集中させるか、充分な柔軟性を
可能にする。 各目的に接続して示される符号メモリ26は、
符号化システム探索制御86によりアクセス可能
である一定の制限を符号メモリ自身が具えている
ので符号化システム探索制御に影響を与えること
は理解できる。ページヤの種々の機能を可能にす
ることと組合されて、これは、製造ラインに完全
な融通性を与える。ページヤアドレスメモリ94
は、符号化システム探索制御86に点線にて相互
接続して示される。この線は、符号化システム探
索制御86が可能な符号化システムの各々の内部
で個々のページヤのアドレスワードをアクセス可
能であることを示す。 ページヤが製造される時、又は、フアームウエ
アが設定される時に、種々のシステム内のページ
ヤアドレスが通常同一ではなく、独自性を維持す
るために各ページユニツトは、異なるアドレスを
具えなければならないことは明確である。従つ
て、種々の可能な復号化システムに対応する幾つ
かのページヤアドレスを指定することが有利であ
る。更に、一定のメツセージシステムが多重アド
レスを使用し、信号通報機能の異なる種類がそれ
らのページング装置の携帯者に供給されることに
なる。一例は、2つの異なるアドレスを有するペ
ージヤであり、その第1は、対応する警報通報パ
ターンを具えた緊急通信を指定し、第2は、実質
的に異なる警報通報パターンを具えた非緊急通信
を表示する。 この種の動作と両立して、本発明の2つの実施
例は、幾つかの可能な復号化システムの各々の内
部に幾つかの指定されたアドレスを持たせること
を全く可能にしている。更に、説明されている如
く、符号メモリ又は工場セツテイングがシステム
探索ルーチンの機能の利用性が制限し、ページン
グ装置の携帯者に利用できる復号可能なシステム
数を減少するであろう。 第5図は、第1図乃至第4図の1実施例として
示されるエネルギー保全装置を有する多重構成の
復号化ページヤの機能ブロツク図のフアームウエ
ア実行を具えるのに適している種類のマイクロコ
ンピユータの機能的、構成的ブロツク図の組合せ
を示す。マイクロコンピユータの実施例は、制限
されていないが、マイクロコンピユータは、モト
ローラ社の型番146805であることが望ましい。駆
動用のタイマ信号は、プリスケーラ、タイマ、カ
ウンタを含むタイマ制御ユニツト100に供給さ
れる。結晶(水晶)102は、発振器回路104
に結合され、タイマ制御回路100にて接続され
る。 発振器104は、また、中央処理ユニツト
(CPU)106に接続され、そのCPU106は、
中央処理ユニツト制御回路、ALUと呼ばれる演
算論理ユニツト、累算器、インデツクスレジス
タ、状態コードレジスタ、スタツクポインタ、プ
ログラムカウンタ高(high)モジユール、プログ
ラムカウンタ低(low)モジユールを包含する。
また、複数の入出力線を有するデータ方向性入出
力レジスタ108,110が中央処理ユニツトに
接続される。特に、8本の線が2個の入出力部分
の各々に示されている。固定メモリ(ROM)1
12及び等速呼び出しメモリ(RAM)114
は、また、中央処理ユニツトとインターフエイス
する。モトローラ146805フアミリーの特性として
オンチツプRAMは、外部のRAMメモリなしで
マイクロコンピユータを動作させることができ
る。並列の入力/出力能力は、それが入力となる
か又は出力となるかを示すプログラム可能なピン
を具えている。タイマ/カウンタは、通常プログ
ラム可能なプリスケーラを具えた8ビツトカウン
タであり、事象(event)カウンタとして使用さ
れ、一定のソフトウエア選択事象の割込み信号を
発生させるか、又はタイミングを保持するのに使
用可能である。モトローラ社CMOS化した
MC146805の場合、このタイマは、ソフトウエア
駆動命令によりマイクロプロセツサを起させるよ
うにセツトし、電力節約ウエイトモードを設定で
きる。 第5図は、また、ROMに記憶された主フアー
ムウエア及びモジユールが開始させる対応アドレ
スの配置を示す。このモジユールの選択及び配置
は、本発明の1実施例の特定プログラムの機能で
ある。主プログラムモジユール及びそれらのアド
レス原点を説明すれば充分であり、別の実施例に
対して動作するソフトウエアプログラムのコアダ
ンプ(core dump)により、種々のサブルーチ
ンを開始させる場所を探知できるようにする。 RAM114の使用は、主としてプログラム
中、スクラツチパツドメモリ(scratch pad
storage)としてアクセスされる変数を入れるこ
とである。モトローラMC146805の使用は、別の
実施例に対して必要な要件ではなく、便利である
からである。続いて開示される符号化(coding)
のすべては、MC146805符号化様式と両立できる
ように書き込まれる。 本発明のマイクロコンピユータ実施例は、ハー
ドウエア実施例と同一の方法で機能する。第5図
は、マイクロコンピユータ実施例に対する特定の
実行を示す。図示はしないが、検波器50からの
信号は、符号メモリ、警報パターン装置がある入
力/出力部分の1つに結合される。 本発明は、ページヤ符号化構成及びメツセージ
様式の任意数に適用されるが、好ましい実施例を
説明する目的で、2つの異なつた複雑なシステム
が選択された。符号化システム探索制御及び後で
詳細に説明される符号化システム特性検出器を使
用して追付システムを結合する方法は当業技術者
に明らかである。固定した長さ及び伝送速度の直
列アドレスワードを非同期検出して2値ページン
グシステムとするのも1つである。他方では、固
定した持続時間のバツチ(batch)にシステム的
に配置され、異なる速度で伝送される固定長短縮
のアドレスワードの同期伝送を使用する2値シス
テムである。簡単のために、両システムは、2進
符号を使用し、その差異をより困難にしているが
実施例は容易に理解される。信号トーン、トーン
音声又はデジタル信号の混合は、結合され得るこ
とが明らかである。 英国郵政省の国有のページングシステム用の標
準メツセージ符号化様式は、通常POCSAGとし
て知られ、次の如き符号化様式をもつている。各
伝送は、1秒当り512ビツトのビツト速度であり、
プリアンブル部に続いて1個又はそれ以上の選択
的に配置されるコード(符号)ワードのバツチ
(batch)から成る。第6図Aに示されるように、
プリアンブルは、一連の反転論理状態1−0等で
あり、それは、少なくとも576ビツトの所要時間
である。符号ワードは32ビツトデータシーケンス
であり、それは、同期用の情報又は個々のページ
ヤをアドレス指定する情報の何れかを含む。バツ
チ(batch)は、1個の同期符号ワード及び16個
のアドレス符号ワードを具え、2個のアドレス符
号ワードを含むごとに8個の別個のフレームに再
分割される。メツセージ伝送中の連続するバツチ
(batch)は、同一様式の32ビツト同期ワードを
含み、それが8フレーム続き、その各々は、1バ
ツチ内に全体として16アドレス符号ワードごとに
2個のアドレス符号ワードを含む。 アドレス符号ワードは、8個のフレーム数0〜
7にグループ分けされる。全ページヤアドレス人
口は、同様に8個の可能なグループに分けられ
る。各ページヤアドレスは、その21ビツト符号ワ
ードの同一性のうち3個の下位ビツトにより対応
する8フレームの1つに割当てられる。かくし
て、000にて終了するアドレスを具えるすべての
ページヤは、フレーム0に位置され、同様に111
にて終了するアドレス符号ワードを有するすべて
のページヤはフレーム7に位置されよう。 32ビツト構成及びアドレス符号ワードのうちビ
ツト1を有するアドレス符号ワードは、第6図B
に示されるように常に0である。ビツト2〜19
は、個々のページヤに割当てられた21ビツト同一
性シーケンスのうち18個の上位ビツトに対応する
アドレスビツトとなる。3個の下位ビツトは、ア
ドレス符号ワードが送信され、従つてバツチ
(batch)中のフレーム位置から誘導可能である
フレームをそれらが単に規定するのみであるか
ら、送信されない。ビツト20及び21は、ページヤ
に割当てられる4個の可能なアドレスから必要な
アドレスを選択するのに使用される2個の機能ビ
ツトである。ビツト22乃至31は、パリテイチエツ
クビツトであり、最後のビツト32は、偶数パリテ
イを与えるのに選択される。復号化システムは、
割当てられたフレーム中のアドレス符号ワードを
単に検査するのみで、従つて各ページヤのアドレ
ス符号ワードは、その符号ワード様式に割当てら
れるフレーム中で単に伝送されるのみである。以
下の説明において、アドレス符号ワードを、単に
アドレスワードと略称することもあることに注意
されたい。 各符号ワードは、それが同期符号ワードである
か又は、アドレス符号ワードであるかどうかによ
り、最上位ビツトが最初に伝送される同一の32ビ
ツト様式に従う。同符号ワードは、第6図Cにお
いてビツト位置(BIT POS)1中の最上位ビツ
ト、ビツト位置32中の最下位ビツトを具えて示さ
れる。 かくして、この符号化システムにおいてページ
ヤの識別に対する21ビツト2進シーケンスは、ペ
ージヤ用の可能なアドレスの200万以上の組合せ
を割当てる。2つの機能ビツトの付加は、バツチ
信号通報機能及びページアアドレスから成る総計
800万のメツセージの組合せを与える。 モトローラ社により開発された2進メツセージ
ページングシステムは、通常ECHOとして知られ
ており、1秒当り300ビツトの情報を伝送し、各
ページヤアドレスに対して2つの順次2進ワード
を使用する。このシステム用の語(ワード)は、
一連の23の2進ビツトである。このシステムに使
用される論理規約(convention)は、2進論理
1が最も正電圧に対応し、2進論理0が最も負電
圧に対応すると云うことである。ECHOシステム
における各ページングアドレスは、第7図Aに示
す如く、1/2ビツト間隔だけ離れた2つの23ビツ
ト2進ワードとそれに続く14ビツトのコンマとか
ら成る。2つの23ビツトページングアドレスワー
ドは、ページヤのアドレスを構成するように互に
直列に続き、特定の持続時間のコンマ又はポーズ
間隔は、23ビツトアドレスの各対間で伝送され、
アドレス間隔(interaddress gap)を構成する。
全アドレス指定データ長は、60.5ビツトとなる。 この2重アドレスシステムの各ワードは、情報
の12ビツトからつくられる。情報とパリテイビツ
トとの和は、23ビツトワードレングス(語長)を
具える。パリテイビツトは、情報ビツトに加えら
れるデータビツトであり、誤差(error)の発生
を許し、それでもなお、人間が他のワードを誤ら
ないように保証している。このシステムでは、順
次アドレスワード間の1/2ビツト間隔の論理レベ
ルは、常に2ワードアドレス系列の第2ワードの
うち第1ビツトの論理レベルと反対であることが
慣例である。かくして、第2ワードの第1ビツト
が1レベルにある場合、1/2ビツト間隔は0レベ
ルとなる。 第7図Bは、コンマ又はページ間隔が、繰返し
1−0パターンから成り、それは、14個の300秒
ビツトに等しい持続時間に正常なメツセージ伝送
のビツト速度の2倍のビツト速度で発生する。コ
ンマのスタート論理レベルは、また次のワードの
第1ビツトと同一の論理レベルでなければならな
い。 ページヤのアドレスを指定する12の2進ビツト
の使用は、4096の独自の組合せを可能にし、アド
レスを付加的に特定するため第2ワードに追加す
れば、通常殆んど1700万の独特のページヤアドレ
スをつくり出すであろう。然し、ECHOのメツセ
ージシステムを復号化する通常の方法は、各シー
ケンス(系列)の第1ワード(first word)を非
同期的に動作させる。この通常の復号化装置は、
ページヤアドレスの正しくない識別を発生する第
1ワードにおいて可能な疑似検出(false
detection)を生ずるアドレスパターンの周期的
な変化に敏感である。主として復号化するハード
ウエアに帰せられるべきこの問題を除くために
は、周期的に関係している2つの直列アドレスワ
ードは、このことが、アドレスワード1の疑似検
出の確率を強くしているので、2つの23ビツトワ
ードアドレスシステムの第1ワードとして使用さ
れない。各周期的変化の任意の1つが、少なくと
も7個の2進ビツトにより178の2進ワードの任
意の他の変化とは異なる場合、178の異なる23ビ
ツト2進ワードを与えることは可能である。正常
なECHO復号化装置用のフレーム同期精度は、12
又はそれ以上の周期的転換を有するそれらの第1
アドレスワードを利用するだけで改善されること
は付加的に観察されてきた。これは、更に、第1
アドレスワードにおいて利用できる符号化置換
(coding permutation)の数を118に制限する。
かくして、4095の可能な第2アドレスワードと組
合される第1アドレスワードは、ECHOシステム
にとつて480、000アドレス以上になる。前述の説
明における第1ワードは、以下、単にワード1と
略称する場合もあり、第2ワードは、単にワード
2と略称する場合もある。 第8図は、好ましい実施例の更に詳細な構造図
を示し、それは、適合信号デコーダかマイクロコ
ンピユータ実行と等価な機能か2つに1つを具え
る。便宜的にのみ、種々のモジユール間に1本の
相互接続線が示される。然し、かような1本の線
は、8本の2進入力線と同数を表わすものと理解
すべきである。調節可能な多相クロツク120
は、アンドゲート122の第1入力に接続され
る。エネルギー保全装置28からのパワーアツプ
信号は、アンドゲート122の第2入力に接続さ
れる。アンド122の出力は、5分周カウンタ1
24に接続され、それは更に4分周カウンタ12
6に接続される。アンド122、5分周カウンタ
124及び4分周カウンタ126の出力は、後で
更に詳細に説明されるようなタイミング信号を
種々に定義する。更に、カウンタ126の出力
は、RE1,RE2,RE3及びRE4と呼ばれる4
個の出力信号を有する多重分離器
(demultiplexer)128に接続される。アンド1
22、カウンタ124及び126、及び多重分離
器128は、破線にて囲まれて示され第4図に図
示のデータサンプリング順序装置76との比較を
増大する。カウンタ124の出力は、多重ビツト
直列シフトレジスタ130,132,134及び
136のクロツク入力の各々に直接結合される。
レジスタ可能信号RE1,RE2,RE3及びRE4
は、夫々、レジスタ130,132,134及び
136の可能端子に接続される。入力と呼ばれる
通信用受信機20の出力は、レジスタ130,1
32,134及び136の各々のデータ端子に接
続される。 レジスタ130,132,134及び136の
各々は、マルチプレクサ138に多重に接続され
る。4本線は、各レジスタとマルチプレクサ13
8との相互接続を示す。これらの4本の相互接続
線は、直列シフトレジスタが後で詳細に説明され
るように4個の8ビツト直列シフトレジスタの直
列配置から構成されるのが好ましいから、8本の
別個の線を示す。直列シフトレジスタ及びマルチ
プレクサ138は、破線にて囲まれて示され、第
4図のデータ記憶装置78を具えた比較を増大す
る。 マルチプレクサ138の出力は、8個の装置を
含む排他的論理和アレイ(EXOR ARRAY)1
40に接続される。符号メモリ26は、排他的論
理和140の第2入力に接続される。排他的論理
和140は、誤差(error)固定メモリ(ROM)
142に接続される。誤差ROM142は、誤差
加算器−累算器144に接続される。排他的論理
和アレイ140、誤差ROM142及び累算器1
44は、破線に囲まれて示され、データシーケン
ス比較器80を具えた比較を増大する。 誤差累算器144の出力は、比較器146,1
48に接続される。比較器146は、下方誤差制
限回路150に接続され、比較器148は、上方
誤差制限回路152に接続される。誤差制限回路
150及び152は、各々、後で詳細に説明され
るS1,S2システム選択信号を受信する。比較
器146,148は、ワード1(第1ワード)検
出メモリ154に接続される。ワード1検出メモ
リ154は、符号メモリ26に戻つて接続され、
またウインドータイマ156に接続される。ウイ
ンドータイマ156は、また後で説明される信号
S1,S2を受けとる。ウインドータイマ156
は、また、符号メモリ26からの信号を受信す
る。比較器146,148及びウインドータイマ
156は、警報検出ラツチ回路158に接続され
る。警報検出ラツチ158は、表示器74に接続
される警報パターン回路72に接続される。警報
パターン回路72は、また、符号メモリ26に応
動するように接続される。比較器146,14
8、下方誤差制限150、上方誤差制限152、
ワード1検出メモリ154、ウインドータイマ1
56は、破線にて囲んで示され、比較器誤差ウイ
ンドー制限回路82の比較を増大する。 マルチプレクサ138の付加出力端子は、マル
チプレクサ164に接続される。マルチプレクサ
164は、加算器/累算器168に接続されるビ
ツト速度ROM166に接続される。マルチプレ
クサ164、ビツト速度ROM166及び加算
器/累算器168は、破線にて囲んで示され、シ
ステム特性検出器90を具えた比較を増大する。
累算器168は、また、比較器170に接続され
る。比較器170は、ビツト速度誤差制限装置1
72に応動するように接続される。ビツト速度誤
差制限172は、システム選択信号S1,S2に
応答するパス(Pass)及びフエイル(fail)と呼
ばれる比較器170の出力は、夫々フエイルカウ
ンタ174のリセツト端子、カウント端子に接続
される。フエイルカウンタ174は構成
(scheme)カウンタ176のカウント端子に接続
される。Rへの信号と呼ばれるフエイルカウンタ
174の出力は、直列シフトレジスタ130,1
32,134,136のリセツト端子の各々に接
続される。比較器170、ビツト速度誤差制限1
72、フエイルカウンタ174、構成カウンタ1
76は、破線にて囲んで示され符号化システム探
索制御86を具えた比較を増大する。 中央端子178をB+に接続させた3個の位置
スイツチは、構成カウンタ176のS端子に接続
される“1”と呼ばれる第1端子と共に示され、
“2”と呼ばれる第2端子は、構成カウンタ17
6のリセツト端子に接続され、“both”と呼ばれ
る第3端子は接続されない。その関連端子を有す
るスイツチは、破線にて囲んで示され、各部サブ
セツトセレクタ88を有する比較を増大する。構
成カウンタ176の出力は、S1及びS2と呼ば
れ、調節可能多相クロツク120、符号メモリ2
6、ウインドータイマ156及び誤差ビツト速度
制限回路172に接続される。 適合信号デコーダ又はマイクロコンピユータ実
行を含む復号化システムに対して、カウンタ17
6が開始されると、調節可能クロツクに供給され
る1出力を付勢し、ビツト速度検出進行用のタイ
ミング動作を設定する。これは、2つの可能な復
号化構成のうちの1つを選択し、正しいメツセー
ジビツト速度が受信されるかどうかを決定するの
と等価である。エネルギー保全装置28により適
当に決定される時間に、調節可能クロツク120
からの信号は、レジスタ130,132,134
及び136を直列動作可能に与えられる。特に、
カウンタ124の出力は、レジスタの各々の入力
線においてデータのシフテイング又は前進を発生
させる。カウンタ124からの各サンプルクロツ
クパルスの出力中に、通信用受信機20からの情
報の1サンプルは、可能とされた1つの直列シフ
トレジスタに印加される。多重分離器128は、
シフトレジスタを直列に動作可能にし、従つて誘
導された入力ビツトパターンの第1サンプルはレ
ジスタ130に記憶され、第2サンプルはレジス
タ132に、第3サンプルはレジスタ134に、
第4サンプルはレジスタ136に記憶されるよう
になる。調節可能なクロツク120は、予期され
るビツト速度の20倍の速度で動作されるのが好ま
しく、従つてカウンタ124の出力は、所望サン
プリング速度にあるビツト速度を正確に4倍にな
るようにする。 システムが駆動される時間に、フエイルカウン
タは直列シフトレジスタをリセツトし、残つてい
る情報のすべてをクリアする。更に、構成カウン
タ176は、符号メモリ26から選択された復号
化構成及びウインドータイム156に対する正し
い制限に対応するアドレス情報を選択し、充分な
サンプリングデータが排他的論理和アレイ140
に供給された場合に、特定のページヤのアドレス
が検出されたかどうかを確認する方法が継続され
る。 ECHO及びPOCSAGシステム用の符号化様式
を検討することにより思い出されるように、種々
のシステムのワード長(word length)は、夫々
23ビツト、32ビツトである。第8図の動作例とし
て、便宜上ECHOシステムが、所望のワード長を
23ビツトとするように選択されるものと仮定す
る。入力ビツトの各サンプリングは、順次直列シ
フトレジスタに印加され、92サンプルを取得する
のと等しい時間間隔において、直列シフトレジス
タ130,132,134及び136はECHOに
要求されるデータでみたされるようにする。この
情報は、それが認識されるマルチプレクサ164
を介して供給され、ビツト速度ROM166に送
られる。このビツト速度ROMは、シフトレジス
タにおける個々のビツトパターンを比較して照合
度(degree of correspondence)を決定し、入
力信号のビツト速度が確認されたかどうかを確認
する。シフトレジスタのデータに対する照合度決
定は、1つのサンプル位置を対応するサンプル位
置の比較によりマークし、位置パターンの種々の
ビツト値に対応する誤差表を具えるビツト速度
ROMを使用することにより達成される。各サン
プルに対し、また任意のレジスタの各々を動作可
能にすることにより、累算器168は、認識され
たデータに対して全誤差を決定する。この情報
は、ビツト速度誤差制限回路172から選択され
た構成に対する適当な制限と比較するために比較
器170に供給される。比較器170の出力は、
パス(Pass)及びフエイル(Fail)と呼ばれる2
信号である。ビツト速度が正しく決定され、情報
がECHOシステムにおいて受信される場合に、カ
ウンタ174はリセツトされる。このリセツト動
作は、フエイルカウンタ174が次の構成を選択
するために構成カウンタ176を前進させること
が不可能であることを確実にすることにより探索
ルーチンを優先させる。誤差が最大制限を超える
場合、比較器170の出力は、フエイル信号を付
勢する。システムが、4つの連続サンプルの試み
でも検出されない場合、フエイルカウンタ174
は、構成カウンタ176の前進を発生させ、調節
可能多相クロツク120に対して新しいタイミン
グ周期を設定させ、シフトレジスタのすべてをク
リアする。 POCSAG構成に対してデータサンプル累算は
128サンプルであり、それは、マルチプレクサ1
38を介して仮定されたビツト速度が累算器16
8において受入れ可能な誤差を発生するかどうか
に関して比較するためのマルチプレクサ164に
供給される。再言すると、累算器168の出力
は、比較器170に供給され、比較器170は、
POCSAGシステムに対応して新しい誤差制限を
具えることになる。POCSAGシステムが再び正
しく識別された場合に、フエイルカウンタ174
は、リセツトを優先し、復号化を構成配列中にロ
ツクするであろう。 マルチプレクサ138に結合される別個のマル
チプレクサ164を具える場合の利点は、ビツト
速度決定手順がデータを注意深く再編成すること
により達成されることが可能で、ひとたび構成配
列が正しく識別されると、直列シフトレジスタ1
30,132,134及び136に含まれる同一
情報は、個々のページヤがアドレスされたかどう
かを識別するのに使用されると云うことである。 種々のタイミング信号により示されるように適
当な時間に、排他的論理和アレイが、符号メモリ
26における情報と比較するために各直列シフト
レジスタの各部分から適当な8ビツトを受信す
る。POCSAGシステムにとつてすべての32ビツ
トは比較用に処理され、直列シフトレジスタ13
0,132,134及び136に含まれる情報の
すべては、排他的論理和アレイの8ビツトを介し
て同時に処理される。排他的論理和アレイの出力
は、誤差ROM142に接続される。前述の通
り、このROMは、高速処理を可能にする利点を
有し、メモリを簡単にアドレスすることにより誤
差数を決定し、2つのパターンにおける誤差数の
差異に対応する数をその記憶場所に記憶する。こ
の誤差の差は、試験される8サンプルの各々に対
して誤差累算器144に供給される。サンプル毎
の原理に従い、誤差累算器144の出力は、比較
器146,148に送られ、誤差数が下方の受入
れ可能な制限より小さいか又は、上方の受入れ可
能な制限より大きいかどうかを試験する。比較器
146,148の出力は、ワード1検出メモリに
送られる。ECHOシステムは、2つの直列に関連
した23ビツトワードを使用し、他方、POCSAG
システムは、バツチ通信様式にて所定位置に単一
の32ビツトワードを使用することが思い出される
であろう。然し、各POCSAGバツチは、同期ワ
ードを含み、POCSAG構成復号化が検出構成の
ワード1をこの同期ワードに対応させることが有
利であることが見出された。ひとたびワード1が
検出されると、ECHOシステムの第2ワードの非
同期検出に要求されるウインドータイマが設定さ
れ、しかも、また、ウインドータイマは正しいペ
ージヤアドレスワードが見出されている間フレー
ム期間の開始と終了を設定できるからPOCSAG
システムにとつて有利である。若し、アドレスワ
ードが見出されない場合に、ビツト速度の仮定が
誤りであることを示すように、動作を継続してい
るビツトの速度検出器の時間がフエイル信号の充
分な数を具えるまで、そのシステムはサンプルを
継続する。これは、システム又は、他のシステム
で置き換えたシステム放送の終了を示すであろ
う。 他方、アドレスの第1ワードが何れかのシステ
ムに対して正しく識別されたと仮定すれば、正常
な探索ルーチンは、ワード1比較器の誤差識別と
同一であるアドレスの第2ワードに対して設定さ
れ、そのアドレスワードが正しく検出された場
合、警報検出ラツチ回路が駆動され、従つて警報
パターンが表示器に送られ、ページヤ携帯者に対
してメツセージの受信を指示する。 第9図は、データサンプリング順序回路76及
びサンプル記憶回路78用の電気的構成を示す。
従つて、それは、適合復号器及びマイクロコンピ
ユータ実施例の両者に適用可能である。第8図に
ついて説明したように、当節可能クロツク120
は、パワーアツプ信号により動作可能となるアン
ド122を通して接続される。アンド122の出
力は、ゲートされたクロツク信号であり、カウン
タ124のクロツク入力端子に送られる。カウン
タ124の20端子において信号BA、21端子にお
いてBBと呼ばれる信号となる。カウンタ124
の22端子は、カウンタ126のクロツク(CK)
端子に接続され、更にインバータ125を介して
それ自身(124)のRリセツト端子に接続され
る。5分周カウンタ124の22端子は、また、ア
ンドゲート200,202,204及び206の
第1入力に接続される。 カウンタ126の20端子においてRAと指定し
た信号となり、それは、また、4個の復号器/多
重分離器128の2進数の1つのA入力に接続さ
れる。カウンタ126の21の端子においてRBと
指定される信号となり、それは、また多重分離器
128のB入力端子に接続される。多重分離器1
28の4端子出力においてRE1,RE2,RE3
及びRE4と呼ばれる信号となる。信号RE1は、
アンド200の第2入力に接続され、RE2は、
アンド202の第2入力に、RE3は、アンド2
04の第2入力に、RE4は、アンド206の第
2入力に接続される。 入力と指定される入力用受信機20からの信号
は、シフトレジスタ208,210,212及び
214のデータ入力端子に供給される。レジスタ
208,210,212及び214の各々は、
夫々付加的な英字記号A、D、G、Kを有する。
アンド200の出力は、シフトレジスタ208の
クロツク端子、レジスタ216,218及び20
0のクロツク端子に接続される。レジスタ208
の8出力端子は、A1〜A8と指定される。レジ
スタ208のA8端子は、レジスタ216のデー
タ入力端子に接続される。レジスタ216は、付
加的な英字記号Bを有し、レジスタ216の8出
力端子は、B1〜B8と指定される。レジスタ2
16のB8端子は、レジスタ218のデータ入力
端子に接続される。レジスタ218は、付加的な
英字記号Cを有し、その8出力端子は、C1〜C
8と呼ばれる。レジスタ218のC8出力端子は、
レジスタ220のデータ入力端子に接続される。
レジスタ220は、付加的な英字記号Nを有し、
その8出力端子は、N1〜N8と呼ばれる。構成
カウンタ176からのS1と呼ばれる信号は、オ
ア(OR)ゲート221の第1入力に印加され
る。ORゲート221の出力は、レジスタ220
のリセツト端子に供給される。フエイルカウンタ
174からのサンプリングリセツト信号は、OR
221の第2入力に供給される。サンプリングリ
セツト信号は、また、レジスタ208,216、
及び218のリセツト端子に供給される。 アンド202の出力は、レジスタ210,22
2,224及び226のクロツク端子に印加され
る。レジスタ210の8出力端子は、D1〜D8
と呼ばれる。レジスタ210のD8端子は、レジ
スタ222のデータ入力端子に接続される。レジ
スタ222は、付加的名称Eを有し、8出力端子
は、E1乃至E8と記号付けされる。レジスタ2
22のE8出力端子は、レジスタ224のデータ
入力端子に接続される。レジスタ224は、付加
的英字記号Fを有し、8出力端子はF1〜F8と
呼ばれる。レジスタ224のF8出力端子は、レ
ジスタ226のデータ入力端子に接続される。レ
ジスタ226は、付加的英字記号Oを有し、その
8出力端子は、O1〜O8と呼ばれる。OR22
1の出力は、レジスタ226のリセツト端子に接
続される。フエイルカウンタ174からのサンプ
リングリセツト信号は、レジスタ210,22
2、及び224の各々のリセツト端子に供給され
る。 アンド204の出力は、レジスタ212,22
8,230及び232のクロツク端子に接続され
る。レジスタ212は、また、英字記号Gを有
し、その8出力端子は、G1〜G8と呼ばれる。
レジスタ212のG8出力端子は、レジスタ22
8のデータ入力端子に接続される。レジスタ22
8は、付加的英字記号Hを有し、その8出力端子
は、H1〜H8と呼ばれる。レジスタ228の
H8出力端子は、レジスタ230のデータ入力端
子に接続される。レジスタ230は、付加的英字
記号Jを有し、その8出力端子はJ1〜J8と指
定される。レジスタ230のJ8出力端子は、レジ
スタ232のデータ入力端子に接続される。レジ
スタ232は、付加的英字記号Pを有し、その8
出力端子は、P1〜P8と指定される。OR22
1の出力は、レジスタ232のリセツト端子に接
続される。フエイルカウンタ174からのサンプ
リングリセツト信号は、レジスタ212,228
及び230のリセツト端子の各々に供給される。 アンド206の出力は、シフトレジスタ21
4,234,236及び238のクロツク端子に
接続される。レジスタ215は、また、英字記号
Kを有し、その8出力端子は、K1〜K8と指定
される。シフトレジスタ214のK8出力端子は、
レジスタ234のデータ入力端子に接続される。
レジスタ234は、付加的英字記号Lを有し、そ
の8出力端子はL1〜L8と指定される。レジス
タ234のL8出力端子は、レジスタ236のデ
ータ入力端子に接続される。レジスタ236は、
付加的英字記号Mを有し、その8出力端子は、M
1〜M8と指定される。レジスタ236のM8出
力端子は、レジスタ238のデータ入力端子に接
続される。レジスタ238は、付加的英字記号Q
を有し、その8出力端子は、Q1〜Q8と指定さ
れる。OR221の出力は、レジスタ238のリ
セツト端子に接続される。フエイルカウンタ17
4からのサンプリングリセツト信号は、レジスタ
214,234及び236のリセツト端子の各々
に供給される。 動作する場合、調節可能クロツク120は、予
期されるビツト速度の20倍の速度で動作し、好ま
しい実施例のうちの2つのサンプリングシステム
の速度が選択されるのに応じてこの速度が調節さ
れる。この出力は、エネルギー保全装置28によ
り決定される時間に、アンドゲート122を介し
てカウンタ124に供給される。カウンタ124
のBA、BB信号出力に対するタイミング図は、
第10図に示される。20倍のビツト速度信号は、
5分割され、サンプリング速度であるビツト速度
の4倍にて正規に発生するパルス信号を発生させ
る。このサンプリング速度は、カウンタ126に
供給され、また、各サンプリング周期に対してア
ンドゲート200,202,204及び206を
可能ならしめるように供給される。 カウンタ126の出力には信号RA、RBがあ
り、それらの信号は、第10図において極めて詳
細に示され、マルチプレクサ128の入力端子に
供給される。マルチプレクサ128は、16個のシ
フトレジスタの水平列が各直列サンプリング周期
に対して可能になるように直列に選択する。4個
のアンドゲート全部がサンプリング信号により可
能になるが、マルチプレクサ128からの可能化
信号は、アンドゲートを介してシフトレジスタの
種々の列を選択的に使用可能にする。 各列は、32の可能ビツトと同数だけ1サンプリ
ング周期に対応する。この容量は、最大ワード長
(ワードレングス)に対して選択されたものであ
り、好ましい実施例の2つのシステム(ECHO、
及びPOCSAGシステム)に対しては32ビツトで
ある。OR221を介して動作する構成カウンタ
からの信号S1の機能は、システム1(ECHOシ
ステム)が選択されている間、すべてのサンプリ
ング期間に対してシフトレジスタ220,22
6,232及び238のリセツテイングを発生さ
せ、かくしてデータ記憶のうち最大24ビツトのみ
可能にすることが理解されよう。更に、フエイル
カウンタ174が構成カウンタ176のクロツキ
ング(colcking)を発生させ、同時にカウンタ1
76が新しい構成選択出力を指定するように前進
する時は必ず、OR221を介してレジスタ22
0,226,236及び238を含むすべてのシ
フトレジスタがリセツトされる。 各サンプル期間中、データはシフトレジスタ列
の1つに進められ、それに対応して、シフトレジ
スタは、そのデータを受け入れ記憶するようにク
ロツクされる。サンプリング期間中、ECHOの場
合に関しては、92のかようなサンプル期間後、12
のシフトレジスタA,B,C,D,E,F,G,
H,J,K,L及びMは、殆んどデータでみたさ
れ、シフトレジスタの十分な位置が24ビツト語の
可能性に対して割当てられているので、シフトレ
ジスタC,F,J及びMの最後の位置だけが除外
される。然し、排他的論理和アレイの動作につい
て後で詳細に説明するように、情報の最初の23ビ
ツトだけが利用される。データサンプリング順序
回路76の動作を更に充分理解するためには、第
10図を参照することが都合がよい。 第10図は、第10図A乃至Jと種々に区別さ
れた10個のタイミング図を示し、それは、データ
サンプリング順序回路の動作を更に完全に理解す
るのに有益である。第10図Aは、調節可能クロ
ツク120の出力波形を示し、それは、予期され
るビツト間隔の各々に対して20パルスを発生させ
る周波数において動作する矩形波である。信号
BA,BBは、夫々第10図B,Cにて示される。
信号BAは、カウンタ124の20出力において発
生され、BBは、カウンタ124の21端子におい
て発生される。 第10図Dは、カウンタ124の22端子に発生
される信号を示す。カウンタ124の22出力に発
生される信号は、予期されるビツト周期の4倍に
て規則的に発生するパルス列である。これは、回
路のサンプリング信号である。カウンタ124の
種々の出力についてのサンプリング間隔に関する
時間の相対的位置は、第10図B,C,Dに示さ
れる。 第10図E,Fは、夫々、カウンタ126の
20、21出力端子に発生される信号を示す。これら
は、RA,RBと指定される出力信号に対応する。
第10図G,H,I及びJは、マルチプレクサ1
28の出力であるレジスタ可能信号に対応する。
特に、第10図GはRE1を示し、第10図Hは
RE2を示し、第10図IはRE3を示し、第10
図JはRE4を示す。 データサンプリング順序回路76の動作は、
種々の制御信号のタイミングによつて説明され
る。第10図Dにより指定される各サンプル信号
間隔中、RE1,RE2,RE3及びRE4のうち唯
1個のみが、適当なアンドゲートを可能にする正
論理状態にあり、サンプリング信号が選択された
シフトレジスタのデータ端子に印加される入力信
号に含まれる情報の記録を可能にする。連続する
サンプル信号間隔の各々に対して第10図G,
H,I,及びJを第10図Dと比較することによ
り理解できるように、RE1乃至RE4の1つが正
になり、シフトレジスタの次の列がサンプル間隔
中にそのデータ端子に入力信号を受入れることを
可能にする。サンプリング信号間隔とレジスタ可
能化との連続する各組合せにより、多数ビツトワ
ードの各ビツトに対して4個の大きさ
(measurement)を構成するデータは、種々のレ
ジスタにクロツクされる。レジスタA,B,C及
びNは、第1の4サンプルクロツク位相に対して
直列情報を含み、レジスタD,E,F及びOは、
第2のクロツク位相サンプルのすべてを含み、レ
ジスタG,H,J及びPは、第3のクロツク位相
サンプルのすべてを含み、レジスタK,L,M及
びQは、第4クロツク位相サンプルのすべてを含
む。 フエイルカウンタ174からのサンプリングリ
セツト信号及び構成カウンタ176からの構成選
択線S1は、OR221を介して動作させ、シフ
トレジスタN,O,P及びQのリセツテイングを
選択的に発生する。この動作の目的は、ECHOシ
ステム用データの測定中、32ビツト語長が必要で
はなく従つてECHOシステムが試験されているか
又は復号されているかの時間中、直列シフトレジ
スタN,O,P及びQが常に0にリセツトされ、
その状態に保持されると云うことである。 直列シフトレジスタのすべての出力端子におけ
る情報は、適当に識別されマルチプレクサ138
に供給される。 任意の多数の種々の装置は、第9図に図示の第
1実施例を構成するのに使用されることができる
が、モトローラ社の14000系列のCMOS装置を使
用することが有利であることが見出されている。
カウンタ124は、非同期式プログラム可能な4
ビツトカウンタである型MC14163Bであることが
望ましい。かような装置の選択は、クロツク端子
とピン2、リセツトR端子とピン1、の対応とな
り、20、21及び22端子はピン14,13及び12
と夫々対応する。かようなカウンタの使用は、装
置(デバイス)に対するデータノートにより指定
されるように付加的な相互接続を必要とすること
が当業技術者により理解される。4分周カウンタ
126は、また、対応するピン及び端子識別とを
有するカウンタ124と同一の一般的型式であ
る。多重分離器(デマルチプレクサ)128は、
型番MC14555Bであることが望ましく、それは、
4個のデコーダ多重分離器の1つに対して2重
(並列)2重(binary)である。パツケージの2
重装置の何れも、復号化に対して充分である。特
に、A端子はピン2と同一のものとなり、端子は
ピン3と同一のものとなり、RE1〜RE4に対す
る対応出力は、ピン4,5,6及び7と同一とな
る。 英文字A、B、C、D、E、F、G、H、J、
K、L、M、N、O、P及びQと指定される16の
直列シフトレジスタは、すべて型番MC14015Bで
あることが望ましい。これらは、8ビツトシフト
レジスタを構成するように適当な相互接続される
2重(デユアル)4ビツトスタテイツクシフトレ
ジスタである。かような選択がなされると、デー
タ端子はピン7に対応し、クロツク端子は相互接
続されそれらはピン9及び1となり、リセツト端
子は相互接続され、それらはピン6と14に対応
し、第1の4出力端子はピン5,4,3,10に
対応し、ピン10は、第2の4ビツト装置に対す
るデータ入力端子であるピン15と相互接続され
る。8出力端子の残余の4個は、ピン13,1
2,11及び2に対応する。装置のこの選択によ
り、第9図において、1〜8と指定される対応す
る出力(各16個の直列シフトレジスタの出力)
は、ピン5,4,3,10,13,12,11及
び2の連続するシーケンスと同一となるであろ
う。 かような装置のすべての選択におけると同様
に、データシートを検討すれば、他のピン接続が
電源及び接地に対してなされなければならないこ
とを当業技術者に指示するであろう。 第11図A,Bは第8図のマルチプレクサ13
8の詳細な下部構造を示す。この図の記述におい
て、直列シフトレジスタの端子は、第9図におい
てこれらの端子の各々に与えた2文字英字記号に
より説明される。端子A1,B1,C1,N1
は、夫々マルチプレクサ250の0〜3入力端子
に接続される。端子D1,E1,F1及びO1
は、夫々マルチプレクサ252の0〜3入力端子
に接続される。端子G1,H1,J1及びP1
は、マルチプレクサ254の0〜3入力端子に接
続され、端子K1,L1,M1及びQ1は、夫々
マルチプレクサ256の0〜3入力端子に接続さ
れる。マルチプレクサ250,252,254及
び256の各々は、第9図に図示の5分周カウン
タ124の指定された出力端子からBA,BB選
択入力信号を受信する。信号BA,BBの各々は、
対応する入力端子においてマルチプレクサ25
0,252,254及び256に供給される。マ
ルチプレクサ250,252,254及び256
の出力端子は、夫々、マルチプレクサ258の0
〜3入力端子に接続される。マルチプレクサ25
0,252,254及び256の出力端子には、
夫々信号MT1,MT2,MT3及びMT4があ
る。マルチプレクサ258は、また、夫々A,B
と指定される入力端子において、カウンタ126
の指定された端子からの出力信号である信号
RA,RBを受信する。マルチプレクサ258の
出力には、SM1と呼ばれる信号がある。 端子A2,B2,C2及びN2は、夫々マルチ
プレクサ260の0〜3入力端子に接続される。
端子D2,E2,F2及びO2は、夫々マルチプ
レクサ262の0〜3入力端子に接続される。端
子G2,H2,J2及びP2は、夫々マルチプレ
クサ264の0〜3入力端子に接続され、端子K
2,L2,M2及びQ2は、夫々、マルチプレク
サ266の0〜3入力端子に接続される。マルチ
プレクサ260,262,264及び266の
各々は、対応する入力端子において信号BA,
BBを受信する。マルチプレクサ260,26
2,264及び266の出力は、マルチプレクサ
268の0〜3入力端子に接続される。マルチプ
レクサ260,262,264及び266の出力
には夫々信号MT5,MT6,MT7及びMT8
がある。マルチプレクサ268は、また夫々の入
力端子A,Bにおいて信号RA,RBを受信する。
マルチプレクサ268の出力はSM2と呼ばれる
信号である。 端子A3,B3,C3及びN3は、夫々マルチ
プレクサ270の0〜3入力端子に接続される。
信号D3,E3,F3及びO3に、夫々、マルチ
プレクサ272の0〜3入力端子に接続される。
端子G3,H3,J3及びP3は、夫々マルチプ
レクサ274の0〜3入力端子に接続される。端
子K3,L3,M3及びQ3は、夫々マルチプレ
クサ276の0〜3入力端子を介して接続され
る。マルチプレクサ270,272,274及び
276の各々は、対応する入力端子において信号
BA,BBを受信する。マルチプレクサ270,
272,274及び276の出力端子は、夫々マ
ルチプレクサ278の0〜3入力端子に接続され
る。マルチプレクサ270,272,274及び
276の出力端子には夫々信号MT9,MT1
0,MT11及びMT12がある。信号RA及び
RBは、夫々マルチプレクサ278のA,B入力
端子に接続される。マルチプレクサ278の出力
はSM3と呼ばれる信号である。 端子A4,B4,C4及びN4は、夫々マルチ
プレクサ280の0〜3入力端子に接続される。
端子D4,E4,F4及びO4は、夫々マルチプ
レクサ282の0〜3入力端子に接続される。端
子G4,H4,J4及びP4は、夫々マルチプレ
クサ284の0〜3入力端子に接続される。端子
K4,L4,M4及びQ4は、夫々マルチプレク
サ286の0〜3入力端子に接続される。マルチ
プレクサ280,282,284及び286の
各々は、対応する入力端子において信号BA,
BBを受信する。マルチプレクサ280,28
2,284及び286の出力は、夫々マルチプレ
クサ288の0〜3入力端子に接続される。マル
チプレクサ280,282,284及び286の
出力端子には、夫々信号MT13,MT14,
MT15及びMT16がある。信号RA,RBは、
夫々マルチプレクサ288のA,B入力端子に印
加される。マルチプレクサ288の出力は、SM
4と呼ばれる信号である。 端子A5,B5,C5及びN5は、夫々マルチ
プレクサ290の0〜3入力端子に接続される。
端子D5,E5,F5及びO5は、夫々マルチプ
レクサ292の0〜3入力端子に接続される。端
子G5,H5,J5及びP5は、夫々マルチプレ
クサ294の0〜3入力端子に接続される。端子
K5,L5,M5及びQ5は、夫々マルチプレク
サ296の0〜3入力端子に接続される。マルチ
プレクサ290,292,294及び296の
各々は、対応する入力端子において信号BA,
BBを受信する。マルチプレクサ290,29
2,294及び296の出力は、夫々マルチプレ
クサ298の0〜3入力端子に接続される。マル
チプレクサ290,292,294及び296の
出力端子には夫々信号MT17,MT18,MT
19及びMT20がある。マルチプレクサ298
は、夫々A,Bと指定される入力において信号
RA,RBを受信する。マルチプレクサ298の
出力はSM5と呼ばれる信号である。 端子A6,B6,C6及びN6は、夫々マルチ
プレクサ300の0〜3入力端子に接続される。
端子D6,E6,F6及びQ6は、夫々マルチプ
レクサ302の0〜3入力端子に接続される。端
子G6,H6,J6及びP6は、マルチプレクサ
304の0〜3入力端子に接続される。マルチプ
レクサ300,302,304及び306は、対
応する入力端子において信号BA,BBを受信す
る。マルチプレクサ300,302,304及び
306の出力は、夫々マルチプレクサ308の0
〜3入力端子に接続される。マルチプレクサ30
0,302,304及び306の出力端子には
夫々信号MT21,MT22,MT23及びMT
24がある。マルチプレクサ308は、夫々A,
B入力端子において信号RA,RBを受信する。
マルチプレクサ308の出力はSM6と呼ばれる
信号である。 端子A7,B7,C7及びN7は、夫々マルチ
プレクサ310の0〜3入力端子に接続される。
端子D7,E7,F7及びO7は、夫々マルチプ
レクサ312の0〜3入力端子に接続される。端
子G7,H7,J7及びP7は、夫々マルチプレ
クサ314の0〜3入力端子に接続される。端子
K7,L7,M7及びQ7は、夫々マルチプレク
サ316の0〜3入力端子に接続される。マルチ
プレクサ310,312,314及び316の
各々は、対応する入力端子において信号BA,
BBを受信する。マルチプレクサ310,31
2,314及び316の出力は、夫々マルチプレ
クサ318の0〜3入力端子に接続される。マル
チプレクサ310,312,314及び316の
出力端子には夫々信号MT25,MT26,MT
27及びMT28がある。マルチプレクサ138
は、夫々入力端子A,Bにおいて信号RA,RB
を受信する。マルチプレクサ318の出力はSM
7と呼ばれる信号である。 端子A8,B8,C8及びN8は、夫々マルチ
プレクサ320の0〜3入力端子に接続される。
端子D8,E8,F8及びO8は、夫々マルチプ
レクサ322の0〜3入力端子に接続される。端
子G8,H8,J8及びP8は、夫々マルチプレ
クサ324の0〜3入力端子に接続される。端子
K8,L8,M8及びQ8は、夫々マルチプレク
サ326の0〜3入力端子に接続される。マルチ
プレクサ320,322,324及び326の
各々は、対応する入力端子において信号BA,及
びBBを受信する。マルチプレクサ320,32
2,324及び326の出力は、夫々マルチプレ
クサ328の0〜3入力端子に接続される。マル
チプレクサ320,322,324及び326の
出力端子には、夫々信号MT29,MT30,
MT31及びMT32がある。マルチプレクサ3
28は、夫々入力端子A,Bにおいて信号RA,
RBを受信する。マルチプレクサ328の出力は
SM8と呼ばれる信号である。 マルチプレクサ138の下部構造の動作を更に
充分に理解するために、好ましい実施例の13個の
タイミング図を示す第12図A〜Mを参照するの
が有利である。第12図Aは、調節可能クロツク
120の出力を示す。第12図Bは、予測される
ビツト間隔当り4個のサンプル間隔の割合
(rate)で発生するサンプリング信号を示す。第
12図C,D,E及びFは、マルチプレクサ13
8の下部構造において、マルチプレクサの第1列
の対応する0〜3入力端子を駆動する0バイト〜
3バイト信号に対応する。特に第12図C〜Fに
図示の0バイト〜3バイト信号は、マルチプレク
サ250の0〜3入力端子を駆動する。第12図
G〜Jは、より長い間隔を示し、その間隔は、マ
ルチプレクサ128を介して印加されるRA,
RB信号から抽出されたRE1〜RE4信号である。
第11図Aにおいて、マルチプレクサ258は、
マルチプレクサ128(第9図)に対応し、マル
チプレクサ258の0〜3入力端子は、夫々RE
1〜RE4の時間間隔中にそれぞれを付勢する。 例えば、SM1信号の発生を考えよう。サンプ
リングクロツク信号中、直列シフトレジスタのす
べての出力端子は、効果的に切離されサンプリン
グクロツク信号端子においてのみ接続状態とな
る。マルチプレクサ250,252,254及び
256は、すべて第12図C,D,E及びFに図
示の波形に応動し適当な時間0〜3入力端子を付
勢する。4個の完全なサンプリング時間中、信号
SM1上の情報は、次のシーケンス、A1,B
1,C1,N1,D1,E1,F1,O1,G
1,H1,J1,P1,K1,L1,M1,Q1
となる。実際上、すべての16個のレジスタの第1
ビツトは、流れ出力形式にて直列に配置される。
然し、マルチプレクサ138の出力を更に充分に
理解するために、すべての8個の出力SM1〜8
を同時に検討する必要がある。次の説明は、RE
1信号の1レベル中、即ち直列シフトレジスタの
第1列をアクセスしている間、情報転送に適用す
る。任意の所定の時間間隔の間、出力信号SM1
〜SM8信号は、直列シフトレジスタのうち第1
列の第1バイト(0バイト)と呼ばれるもののす
べて8ビツトを構成する。即ち、直列シフトレジ
スタ208の出力全部は、マルチプレクサ138
を介して転送され、排他的論理和アレイ140に
供給される。第2バイトタイミング間隔(バイト
1)の間、SM1〜SM8信号は、第2バイト又
は第2レジスタ216に記憶される8個の2進デ
ータビツトを構成する。第12図Eに図示の第3
間隔(バイト2)の間、レジスタ218に含まれ
る情報全部は、対応するSM1〜SM8信号によ
り転送される。システム1が選択されず、従つて
直列シフトレジスタ220はリセツトに保持され
ず、次いで第12図Fに示される第4間隔(バイ
ト3)の間、レジスタ220に含まれる情報全部
はSM1〜8信号により排他的論理和140に転
送されるものと仮定する。 かくして、マルチプレクサ138の機能は、16
個のシフトレジスタを取出し、列及び行によりそ
れらを配列し、最初に列を選択し、次いですべて
の4個の行又はレジスタを介して左から右への動
作に順序付けし、4個の行位置の各々に含まれる
情報の8ビツト全部を転送することにより情報を
転送させることである。最大ワード長を構成する
4個のバイトの完了により、次の列、即ちD,
E,F及びOにて示されるレジスタである次の列
が選択される。再言すると、レジスタD,E,F
及びOの各々における情報の8個のデータビツト
は、排他的論理和アレイ140に転送される。次
いで、レジスタG,H,J及びPの第3列が選択
され、各バイト0〜3間隔の間、レジスタG,
H,J及びPに含まれる8ビツトの情報全部が排
他的論理和アレイ140に転送される。第4列の
選択の間、レジスタK,L,M及びOに含まれる
8ビツトのデータ情報全部が排他的論理和アレイ
に転送される。かくして、データは、サンプルさ
れ、再編成され、基準パターンと適当に比較する
ため排他的論理和アレイに供給される。 任意の幾つかの可能なデータ再編成構成は、同
一種類(type)の比較を達成するように選択され
ることが理解される。然し、本構成に対しては、
デユアル4チヤンネルデータセレクタ/マルチプ
レクサである型番MC14539Bのマルチプレクサ装
置を選択するのが有利であることが見出されてい
る。かようなパツケージ装置には2種類あるの
で、ピン対応は1個の装置のみに対してなされ
る。デユアルパツケージにおける第1装置を選択
する場合、A,B入力端子は夫々ピン14と2に
対応し、0〜3入力端子はピン6,5,4及び3
に対応し、出力端子はピン7に対応する。型番
MC14539B装置の使用は、第11図A,Bに図示
の40個の多重装置全部に適合する。列マルチプレ
クサ258,268,278,288,298,
308,318及び328が対応するA,B入力
端子において信号RA,RBを受信し、行選択マ
ルチプレクサの動作周波数の1/40の周波数におい
て動作することを特に除外すれば、すべてが同様
な方法で接続される。第12図は、また、3個の
付加的タイミング図、第12図K,L,Mを示
し、それらは後で極めて詳細に説明されよう。 第13図は排他的論理和(OR)アレイ14
0、誤差ROM142及び符号メモリ26の詳細
な構造を示す。SM1,SM2,SM3,SM4,
SM5,SM6,SM7及びSM8で示されている
マルチプレクサ258,268,278,28
8,298,308,308及び328の出力信
号はそれぞさ排他的論理和350,352,35
4,356,358,360,362及び364
の第1入力端子に印加される。符号メモリ26
は、構成選択信号S1及びS2及び第2ワード選
択信号を受信するため接続されている入力端子を
有するものとして示されている。更に、バイト選
択入力に対応する信号BB及びBAは符号メモリ
26の入力端子に供給される。符号メモリ26の
出力端子はCP1−CP8及びCO1−CO8として
示されている。直列シフトレジスタにおける情報
のバイト選択に対応するBA,BB信号により決
定される指示されたバイトに対しては、符号メモ
リに記憶されたページヤアドレス符号ワードの8
ビツトバイトに対応する情報の8ビツトがCP1
−CP8端子に供給される。CP1−CP8端子は
それぞれ排他的論理和350,352,354,
356,358,360,362及び364の第
2入力に接続されている。CO1−CO8端子は後
に詳述する種々の装置に接続されている。CO1
−CO3端子はPOCSAGフレーム識別ビツトとし
て用いられ、CO4−CO8はオプシヨン可能化信
号である。 排他的論理和の動作に対し想起されるように、
信号が同一であれば、出力は0となり、信号が互
に異なれば出力は1となる。従つて、排他的論理
和は、シフトレジスタの各バイトの8ビツトが符
号プラグメモリ26に記憶された符号ワードアド
レスと一致するかどうかを決定するための有利な
論理ゲートと云えるかもしれない。第11図にお
いて説明したように、サンプルされた2進符号ワ
ードの各バイトに対応する8ビツト2進構成は、
信号SM1〜SM8によつて排他的論理和350
−364に転送される。8ビツトバイトの各々
(好ましい実施例では最高で4)に対応して、符
号メモリ26に記憶されたメモリアドレスの対応
するバイトが排他的論理和における比較のためア
クセスされる。信号BA及びBBの各組合せに対
するこれら排他的論理和の出力は、検出された符
号ワードの各8ビツトバイトと、符号メモリから
の記憶された符号アドレスワードの対応するバイ
トとの比較に対応する。排他的論理和350,3
52,354,356,358,360,362
及び364は、論理積(AND)ゲート366,
368,370,372,374,376,37
8及び380の第1入力に接続される。 バイト選択信号BAは否定論理積(ナンド、
NAND)ゲート382の第1入力に供給され、
インバータ383を介してナンドゲート384の
第1入力に供給される。バイト選択信号BBはナ
ンドゲート382の第2入力およびナンドゲート
384の第2入力に供給される。構成選択カウン
タ176のS1出力は、ナンドゲート382の第
3入力およびナンドゲート384の第3入力に供
給される。ナンドゲート382の出力は論理積ゲ
ート366,368,370,372,374,
376,378及び380の第2入力に接続され
る。ナンドゲート384の出力は論理積ゲート3
80の第3出力に接続される。論理積ゲート36
6,368,370,372,374,376,
378及び380の出力はそれぞれ誤差ROM1
42のA0−A7アドレス入力端子に接続され
る。誤差ROM142の入力端子はB0,B1,
B2およびB3として示されている。 動作すると、排他的論理和アレイ140および
誤差ROM142が機能し、第9図に示す直列シ
フトレジスタの種類の行に含まれる情報の8ビツ
トバイトと、符号プラグメモリ26に含まれるア
ドレスワードの対応するバイトとを比較する。上
述したように、排他的論理和はその入力が異なる
場合には1論理レベル出力を有し、入力レベルが
同一である場合には0論理レベル出力を有する。
論理積ゲート366−380の可能化は、ナンド
ゲート382および384によつて制御される。 バイト選択信号BAおよびBBはS1構成選択
信号とともに、ナンドゲート382の入力に供給
される。ナンドゲート382は、BA,BBおよ
びS1が1論理レベルにあると0出力を有し、従
つて論理積ゲート366−380の全部を使用禁
止(disable)にする。第10図を参照すると、
1レベルにあるBAおよびBBによつて規定され
る第4バイト期間(バイト3)中には、ナンドゲ
ート382の出力は0にあり、従つて排他的論理
和アレイ140と誤差ROM142との間の相互
接続は使用禁止になる。この動作は、受信し復号
された情報の第4バイト部分の情報を誤差ROM
に転送不能にするために行われる。信号S1が1
レベルにあるシステム1選択モードの期間中は、
レジスタN,O,PおよびQはリセツト状態に保
持され、従つてデータを受け入れることができな
かつたことが第9図の説明から想起される。設計
上の冗長として、第4バイト可能化サイクルの期
間中は、論理積ゲート366−380の全部は使
用禁止になり、従つて排他的論理和は誤差ROM
142から切断される。ECHO符号化システムに
おいては、情報のうち23ビツトだけが使用され、
これは23ビツトワードに対応する。信号BA、信
号BBおよび構成選択信号S1の反転信号はナン
ドゲート384の入力に供給される。全入力が1
レベルにある場合にはナンドゲート384は0出
力を有し、このことは第3バイト期間中にのみ起
きることが判るであろう。従つて、この第3バイ
ト期間(バイト2)中には可能性のある8ビツト
中7ビツトだけがROM142に転送されうる。
従つて、23ワードECHO符号化様式が誤差決定に
おいて維持される。 コード(符号)プラグメモリ26の動作は主と
して所定の、個々のページアドレスワードを記憶
し、正しいアドレスが検出されたかどうかを決定
するためそれらのアドレスワードを排他的論理和
アレイに供給する。従つて、コード(符号)メモ
リ26は2つの領域、即ちN×8アドレスメモリ
および8ビツトオプシヨンワードメモリから成る
ことが好ましい。オプシヨンワードは警報パター
ン回路72に与えられる4ビツトを含む。従つ
て、指定されたコードアドレスに対して異なる警
報パターンが用いられ、従つて例えば非常呼出し
と戻つてくる普通呼出しとの区別がつく。 コード(符号)メモリ26は構成選択信号S1
により、また第2ワード選択信号によりアクセス
される。ECHOは第2アドレスを用い、
POCSAGシステムの非同期復号化の場合には、
第2ワードは32ビツトの個々のページヤアドレス
ワードである。多重化回路の場合と同様に、適当
な時間に8ビツトバイトの選択が排他的論理和ア
レイ140に転送されるのを考慮して、信号BA
およびBBはコードプラグメモリ26に供給され
る。 上述したように、誤差ROM142は入力にお
ける論理レベルを用い、排他的論理和アレイ14
0により発生された入力アドレツシングパターン
における誤差数を対応する数が見出される特定の
位置をアドレスする。この誤差数は2進様式に符
号化され、誤差ROM142の出力端子において
供給される。テーブル検索様式で誤差を測定する
プロセスは動作速度を高める。誤差ROM142
に含まれるデータを完全に理解するため、ややよ
り小型のシステム用の表が含まれている。誤差
ROM142の場合、8つのアドレツシング入力
表があるので、それは256×4ビツトワード固定
メモリ表であるが、説明のため第1表は誤差
ROM142に記憶される種類の情報を示す16×
4誤差表配列を示す。第1表を参照すると、最初
の4カラムは16×4ビツト誤差ROMへの4・2
進入力の対応する論理レベルを示し、第5カラム
は比較した信号間の誤差数である出力の10進等値
を示す。この誤差表の動作を完全に理解するため
には、アドレス入力をアクセスする線は排他的論
理和デバイスの出力からきていることを思い出さ
ねばならない。残りの4カラムは、排他的論理和
アレイからの誤差数に対応する10進値の2進等価
を示す。従つて、当業者は誤差ROM142に含
まれる種類の情報を容易に複製する(duplicate)
ことができる。
【表】 第13図は本発明に対する適合信号デコーダ実
施例により適切に対応するが、それは、マイクロ
コンピユータの演算論理ユニツトが対応する集積
回路デバイスとやや異なる方法で排他的論理和機
能を与えるという警告付のマイクロコンピユータ
実施例を説明している。 コード(符号)プラグメモリ26は、構成選択
信号、バイト選択信号BAおよびBBおよび第2
ワード選択信号が利用するための数本のアドレツ
シング選択線を有する市販のニクロームPROM
から組立てることができる。総2進ワード長はや
や任意であり、選択されたのは個々のページヤア
ドレスワードに対してはN×8であり、指定オプ
シヨンに対しては8追加ビツトである。 多数の論理デバイスのうちのどのデバイスを利
用してもよいが、3入力ナンドゲート382およ
び384にはMC14023UB型を用いているのが便
利であることが判つている。2入力論理積ゲート
366,368,370,372,374,37
6および378にはMC14081Bが適しており、論
理積380に対する4入力論理積ゲートには
MC14082Bが適している。更に、排他的論理和ア
レイ140には4進(quad)パツケージ排他的
論理和ゲートを与えるMC14070Bが適当である。
実際には、デバイスは4進パツケージになつてお
り、8個のそのような論理和ゲートが必要である
ので、2個のそのようなICデバイスが必要とな
ろう。論理ゲートの全部は多くても2つ乃至3つ
の入力と1つの出力を有するので、ピン識別をす
る必要はなく、当業者は誰でもデータシートを検
討して容易にこれらのデバイスを相互接続するこ
とができる。 誤差ROM142にはMCM14524型のデバイス
の1部を用いるのが有利であることも判つてい
る。この1024ビツト固定メモリは、好ましい実施
例において要求される256×4表にとつて十分な
スペースを与える。この場合にも、当業者はデー
タシートを検討することによつて、追加のピン接
続がICへの電源、接地などに対して行われなけ
ればならないことを確かめる。通常の相互接続で
は、A0−A7アドレス入力端子はピン15,1
4,7,9,10,11,12および13として
示されている。対応する出力端子B0−B3はピ
ン3,4,5および6に対応する。 第14図は最初に第8個に示した加算器/累算
器144の下部構造を示す。B0−B3として示
されている誤差ROM142の出力端子は、2進
4ビツト加算器400の最初の4つの入力端子に
それぞれ接続されている。加算器400のキヤリ
イン(CIN)端子は接地され、キヤリアウト
(CO)端子は2進4ビツト加算器402の桁上げ
入力端子に接続されている。加算器400の4つ
の出力端子は4ビツトD型レジスタ404の4つ
の入力端子に接続されている。レジスタ404の
4つの出力端子は加算器400の第2の4つの入
力端子にそれぞれ接続されている。2進加算器4
02の第1の4つの入力端子は接地されている。
加算器402の出力端子は4ビツトD型レジスタ
406の4つの入力端子に接続されている。出力
レジスタ406の最初の2つの出力端子は、加算
器402の第5および第6入力端子に再び接続さ
れている。第7および第8入力端子は接地されて
いる。レジスタ404の4つの出力端子は、バツ
フアメモリ408のデータ入力端子にそれぞれ接
続されている。レジスタ406の最初の2つの出
力端子は第2の4×4多重ポートバツフアメモリ
410の最初の2つのデータ入力端子に接続され
ている。 論理積122の出力からのゲートされたクロツ
ク信号は、ノア(NOR)ゲート412の第1端
子に印加され、バツフアメモリ408のクロツク
入力に印加され、インバータ414を介して論理
積ゲート416の第1入力に印加され、論理積ゲ
ート418の第1入力に印加される。カウンタ1
24の22端子の出力であり第10図Dに波形が示
されているサンプル信号は、ノアゲート412の
第2入力、論理積ゲート416の第2入力および
論理積ゲート418の第2入力に供給される。ノ
アゲート412の出力は、4ビツトD型レジスタ
404および406のクロツク端子に接続され
る。ノアゲート412の出力はまたクロツクAで
示されている信号である。論理積ゲート416の
出力は、レジスタ404および406のリセツト
端子に接続される。ゲートされたクロツク信号は
またバツフアメモリ408および410の端子の
クロツク入力に接続される。 バツフアメモリ408および410は、任意の
2ワードを独立して読出す一方で4ワードのうち
任意の1ワードを書込むことができる4×4多重
ポートレジスタであることが好ましい。その波形
がそれぞれ第10図Bおよび第10図Cに示され
ている信号BAおよびBBは、レジスタ408お
よび410のR0AおよびR1A入力端子に供給さ
れる。その波形がそれぞれ第10図Eおよび第1
0図Fに示されている信号RAおよびRBは、レ
ジスタ408および410のW0およびW1入力端
子に供給される。論理積ゲート418の出力はレ
ジスタ408および410のWE入力端子に接続
される。 レジスタ408の4つの出力端子は、4ビツト
加算器420の第5〜第8入力端子に接続され
る。レジスタ410の最初の2つの出力端子は、
4ビツト加算器422の最初の2つの入力端子に
接続される。加算器420のキヤリイン端子CIN
は接地され、加算器420のC0端子は加算器4
22のCIN端子に接続される。加算器420の4
つの出力端子は、4ビツトD型レジスタ424の
4つの入力端子にそれぞれ接続される。加算器4
22の4つの出力端子は、4ビツトD型レジスタ
426の4つの入力端子にそれぞれ接続される。
論理積ゲート416の出力はD型レジスタ424
および426のR端子に接続され、否定和ゲート
412の出力はレジスタ424および426の
CL端子に接続される。レジスタ424の4つの
出力端子は、加算器420の最初の4入力にそれ
ぞれ接続される。レジスタ426の4つの出力端
子は、加算器422の第5〜第8入力端子にそれ
ぞれ接続される。 4ビツトD型レジスタ424の4つの出力端子
には、信号AC1,AC2,AC3,AC4があり、
4ビツトD型レジスタ426の4つの出力端子に
はそれぞれ信号AC5,AC6,AC7,AC8があ
る。これらの信号は累算器出力信号であつて、そ
の後誤差比較器に供給される。論理積ゲート41
6の出力には累算器リセツト(reset)と示され
ている信号があり、論理積418の出力には累算
器読出し(Read)と示されている信号がある。 第14図は、第8図の加算器/累算器部分14
4の詳細な構成を示す。その累算器144の下部
構造の動作を理解するためには、第12図K、第
12図L、第12図Mを参照するのが有利であ
る。第12図KはD型レジスタ404および40
6のクロツキング端子に供給されるクロツクA波
を示す。論理積ゲート418の出力に設定される
累算器読出し信号は第12図Lに示されており、
論理積ゲート416の出力に設定される累算器リ
セツト信号は第12図Mに示されている。動作す
ると、累算144は誤差ROM142の出力端子
B0−B3から信号情報を受けとる。4ビツト2
進加算器400および402は4ビツトD型レジ
スタ404および406と相互接続していて累算
器を動作させる。加算器だけはクロツクされたデ
バイスではなく、従つて累算器として動作するこ
とはできない。D型レジスタの加算はラツチング
動作を与えるので、累算された合計がえられる。 排他的論理和アレイ140の8ビツト比較動作
の各々に対しては、誤差ROM142からの対応
する出力があり、この出力は4ビツト加算器40
0に供給される。4ビツト加算器400および4
02は各レジスタ比較の開始時にはすべて零にク
リアされ、各バイト選択パルスの中央(middle)
の間には誤差ROM142の誤差信号が読出され
て加算器へ供給され、加算器の出力はD型レジス
タにラツチされる。D型レジスタのカウントは加
算器の入力に帰還され、誤差ROM142からく
る次の誤差値に加算される。この動作は誤差バイ
ト0の和、誤差バイト0および1の和、バイト
0、1および2の和、そして最後のバイト0、
1、2および3の和を逐次発生する。 レジスタ408および410により形成される
4×8メモリに供給される出力は、誤差ROM1
42からの4つの誤差カウントを加算して得られ
る最終的な誤差合計である。更に詳しく後述する
ように、4×4多重ポートレジスタ408および
410は選択的に可能化されるので、これらのレ
ジスタは4つのバイト誤差値の和を受けとる。 加算器およびラツチングデバイスの動作を理解
するためには、第12図K、第12図L、第12
図Mを参照すべきである。第12図Kは、4ビツ
トD型レジスタ404および406のクロツク入
力端子に印加されるクロツクA信号に対するタイ
ミングパルスを示す。この信号は、各バイト選択
間隔の中央における誤差カウント情報のクロツキ
ングを可能にする。従つて、情報を直列シフトレ
ジスタから排他的論理和アレイに転送し、誤差
ROM142から出力をえて、加算器400およ
び402の加算演算を介してそれを合計するのに
十分な時間が与えられる。誤差ROM142出力
が4つのレジスタバイトの各々に対してラツチ4
04および406に記憶された値に加算された後
に、論理積ゲート418から誘導された累算器読
出し信号は最終的な誤差カウントを408および
410によつて形成されるバツフアメモリに転送
する。次に、論理積ゲート416から供給される
累算器リセツト信号はD型レジスタ404および
406をリセツトする。リセツトは、サンプリン
グ時間の終了時における累算器読出しパルスの終
了時に発生する。従つて、次のバイト演算からの
新たなデータの導入前に、ラツチングレジスタは
クリアされており、加算器は次の誤差バイト情報
を取り入れそれを累算器を介して処理する準備が
できている。 4×4多重ポートレジスタ408および410
の動作はバツフアメモリのそれである。4バイト
の情報に対する累算された総誤差の出力は、多重
ポートレジスタ408および410のデータ入力
端子に供給される。これらのレジスタは情報を選
択的に記憶するので、加算器400および402
の通常の動作を中断することなく情報は4ビツト
加算器420および422に供給される。レジス
タ408および410により作られるバツフアメ
モリの機能は、サンプルレジスタの各行に対する
総誤差の8ビツトを累算することである。4ビツ
ト加算器420および422はこのバツフアメモ
リと相互接続されて、バツフアメモリ中の4誤差
和カウントの内容を加算し、4サンプルレジスタ
と符号メモリ26のアドレスワードとを比較する
ため総誤差カウントを与える。4ビツト加算器4
20および422の動作は400および402の
それと同一であり、D型レジスタ424および4
26のラツチング動作はラツチ404および40
6のそれと同様である。また、信号Aはクロツク
端子に与えられ、論理積ゲート416の出力から
の加算器リセツト信号は、ラツチとして用いられ
るD型レジスタのリセツト端子に印加される。 バツフアメモリは2個の多重ポートレジスタ4
08および410からなる。これらのレジスタは
任意の2ワードの独立した読出しを可能にする一
方で4ワードのうちの任意の1ワードの書込みを
可能にする。従つて、適当な時間に論理積ゲート
418の出力にあらわれる累算器読出し信号は、
最後の4バイト比較のための和をレジスタラツチ
404および406の出力からバツフアメモリへ
ロードするので、それらは4ビツト加算器420
および422により更に合計される。バツフアメ
モリに含まれる情報を完全に理解するためには、
バツフアメモリはいかなる時間にもそのアドレス
可能位置に、ラツチングレジスタ404および4
06の出力において発生するバイト加算の和に対
する最後の4つの合計を記憶していることを認識
すべきである。 従つて、4ビツト加算器400および402の
第1組合せは直列シフトレジスタの任意の行に対
する誤差の和を加算するか、第2セツトの加算
器、即ち加算器420および422は、最後の4
レジスタ比較に対するワードにおける誤差総数を
加算する。全加算器420および422が受けと
る情報はバツフアメモリに含まれるので、クロツ
クA信号により表わされる同じタイミングパルス
の期間中に全体の16レジスタアレイに対する総誤
差が合計され、その結果はラツチングレジスタ4
24および426の出力に現われる。各追加サン
プルパルスごとに総誤差は変化し、ラツチングレ
ジスタ404および406の出力により発生する
新たに誘導されたバイト誤差の正味結果に対応す
る。従つて、ラツチングレジスタ424および4
26の出力における信号は、第9図に示す16個の
レジスタ全部に対する総誤差に対する任意時間に
おける総和である。最終的な出力端子は信号AC
1−AC8を発生させ、これらの信号は、検出さ
れた2進信号パターンの比較から結果的にえられ
る正味総誤差に対応する。 加算器144には多数のICのうちのどれを用
いてもよいが、適合信号デコーダ実施例では加算
器400,402,420および422には
MC14008型デバイスを利用することが有利であ
ることが判つている。この選択を用いた場合に
は、下記のピン対応が行われる。キヤリインおよ
びキヤリアウト端子はピン9および14に対応
し、第1セツトの4つの入力端子はピン7,5,
3および1に対応し、第2セツトの4つの入力端
子はピン6,4,2および15に対応し、出力端
子はピン10,11,12および13に対応す
る。MC14076B型のデバイスはラツチ404,4
06,424および426に適している。この選
択の場合には下記の対応が行われる。クロツクお
よびリセツト端子はピン7および15に対応し、
4つの入力および4つの出力端子はそれぞれピン
14,13,12,11,3,4,5および6に
対応する。バツフアメモリは2個のCM14580B型
の4×4多重ポートレジスタから成る。この選択
の場合、下記の対応が行われる。W0、W1、
R0AおよびR1Aはそれぞれピン8,9,13お
よび14に対応し、WE端子はピン15に対応
し、クロツク端子はピン16に対応し、4つの入
力端子および4つの出力端子はそれぞれピン2
0,19,18,17,4,5,6および7に対
応する。 累算器144からの8つの出力信号はAC1−
AC8として示されている。これらの信号は、ど
のサンプリング期間においても16個の直列シフト
レジスタにおける総誤差に対する。第15図にお
いてAC1−AC4として示されている信号は4ビ
ツトマグニチユード(magnitude)比較器450
の4つの入力端子に供給され、信号AC5−AC8
は4ビツトマグニチユード比較器452の4つの
入力端子に供給され、信号AC1−AC4は4ビツ
トマグニチユード比較器454の4つの入力端子
に供給され、信号AC5−AC8は4ビツトマグニ
チユード比較器456の4つの入力端子に供給さ
れる。比較器450はより大きい入力端子および
等しい入力端子にB+を供給させるが、他方より
小さい入力端子は接続されている。等しい出力端
子およびより小さい出力端子はそれぞれ比較器4
52の等しい入力端子およびより小さい出力端子
に接続されている。 LL1−LL4で示されている信号は比較器45
0の第2セツトの入力端子に供給される。信号
LL5は比較器452の第2セツトの入力端子の
うちの第1の入力端子に供給され、その第2セツ
トの残りの3つの入力端子は接地される。信号
LL1−LL5は、システム選択信号S1およびS
2をROMに結合させることによつてハードウエ
アバージヨン(version)において選択してもよ
い。このマイクロコンピユータ実施例において
は、この情報を述べるために別個のレジスタを用
いてもよい。そのような技術は技術上周知であ
る。比較器の等しい出力端子およびより小さい出
力端子は論理和ゲート458の入力に接続され
る。 B+は比較器454のより大きい入力端子およ
び等しい入力端子に印加され、より小さい入力端
子は接地される。比較器454の等しい出力端子
およびより小さい出力端子は、比較器456の等
しい入力端子およびより小さい入力端子にそれぞ
れ接続される。 信号UL1−UL4は、4ビツト比較器454の
第2セツトの入力端子にそれぞれ供給される。信
号UL5−UL8は比較器456の第2セツトの入
力端子に供給される。比較器456の等しい出力
端子およびより大きい出力端子は、論理和ゲート
460の入力に接続される。 論理和ゲート458の出力はフリツプフロツプ
462のD入力端子、論理和(OR)ゲート46
4の第1入力およびマルチプレクサ466のB入
力端子に接続される。論理和ゲート460の出力
はD型フリツプフロツプ468のD入力端子およ
び論理和ゲート464の第2入力に接続される。
累算器読出し信号は論理積(AND)ゲート46
9の第1入力に供給される。論理積ゲート469
の出力はデータフリツプフロツプ462および4
68のクロツク入力端子に接続される。フリツプ
フロツプ468のQ出力端子は論理和ゲート47
0の第1入力に接続される。データフリツプフロ
ツプ462のQ出力端子は論理和ゲート470の
第2入力およびマルチプレクサ466のA入力端
子に接続される。論理積ゲート470の出力はイ
ンバータ471を介してウインドータイマ472
のリセツト入力端子に接続され、論理積ゲート4
70の出力は第2ワード選択と表示されている信
号である。インバータ471の出力は論理積ゲー
ト469の第2入力に接続される。ウインドータ
イマ472は、対応する12の出力端子を有する12
段2進カウンタである。 タイミングウインドーの第1エツジおよびタイ
ミングウインドーのその後の第2エツジを設ける
ための復号化ゲートは一般的に示してある。実際
の時間は後に詳述するが、この動作を達成するた
めにはどのタイマ接続をどのゲートに結合させる
べきかは当業技術者には明らかなはずである。シ
ステム1選択線は論理積ゲート474及び476
の第1入力に供給される。論理積ゲート474の
残りの入力は、ウインドータイマ472の種々の
出力端子に接続される。実際の接続の選択は、ウ
インドータイマの開始に要する値によつて決ま
る。この点については後にやや詳しく説明する。
同様に、論理積ゲート476の残りの入力は、ウ
インドーが閉ぢられる時間に対してウインドータ
イマ472の適当な出力端子に接続される。この
場合にも、出力ゲートに対する実際の接続は、タ
イミング動作の上限に対して選択された数によつ
て決まる。 同様に、システム2の場合にも、構成2の信号
S2は論理積ゲート478および480の第1入
力端子に供給される。論理積ゲート474の出力
は論理和ゲート482の第1入力に接続される。
論理積ゲート478の出力は論理和ゲート482
の第2入力に接続される。論理和ゲート482の
出力はフリツプフロツプ490のセツト端子に接
続される。論理積ゲート480の出力は論理和ゲ
ート492の第1入力に接続され、論理積ゲート
476の出力は論理和ゲート492の第2入力に
接続される。論理和ゲート492の出力はフリツ
プフロツプ490のリセツト端子およびデータフ
リツプフロツプ462および468のリセツト端
子に接続される。フリツプフロツプ490のQ出
力端子はナンドゲート494の第1入力に接続さ
れる。ナンドゲート494の第2入力は、第12
図Lにその波形が示されている累算器読出しとし
て示されている信号である。論理和ゲート464
の出力はナンドゲート494の第3入力に接続さ
れる。ナンドゲート494の出力はマルチプレク
サ466の可能化入力およびD型ラツチングレジ
スタ496のクロツク端子に接続される。 マルチプレクサ466の4つの出力端子は、論
理積ゲート500,502,504および506
の第1入力端子にそれぞれ接続される。論理積ゲ
ート500,502,504および506の各々
への第2入力は、第13図に示す符号プラグオプ
シヨンデータから誘導される。論理積ゲート50
0,502,504および506の出力は、レジ
スタ496の4つのデータ入力端子にそれぞれ接
続される。表示器からくる警報リセツトとして示
されている信号は、レジスタ496のリセツト端
子に供給される。レジスタ496のQ0−Q3出力
は、警報パターン回路72に与えられる信号であ
る。 サンプルクロツク信号はプログラム可能遅延カ
ウンタ510のクロツク入力端子に供給される。
第13図に示す符号アドレスメモリ26のオプシ
ヨンメモリ部分によつて与えられる信号C01,
C02およびC03は、プログラム可能遅延カウ
ンタ510の対応する入力端子に供給される。サ
ンプルクロツク信号もまた論理積ゲート512お
よび514の第1入力に供給される。システム選
択信号S1およびS2は、論理積ゲート512お
よび514の第2入力端子にそれぞれ供給され
る。プログラム可能遅延回路510の出力端子
は、論理積ゲート415の第3入力に持続され
る。論理積ゲート512および514の出力は論
理和ゲート516の入力に接続される。論理和ゲ
ート516の出力はウインドータイマ472のク
ロツク入力端子に接続される。インバータ471
の出力はプログラム可能遅延カウンタ510のリ
セツト端子に接続され、ウインドータイマ472
は、そこで第2ワード選択信号が発生する論理積
ゲート470の出力にインバータ471を介して
接続される。 動作すると、比較器からの出力は下限比較器と
上限比較器とに同時に供給され、コードプラグメ
モリに記憶された情報と通信用受信機から導出さ
れ復号された2進データとの比較により発生した
誤差に対する最善および最悪の比較を行う。比較
器452の等しい端子又はより小さい端子に出力
がある場合には、論理和ゲート458の出力は信
号をフリツプフロツプ462のデータ端子および
マルチプレクサ466の端子Bに印加し、誤差数
がカウント下限より少いか、又はカウント下限に
等しかつたことを示す。論理和ゲート458の出
力はまた論理和ゲート464を介して動作し、ナ
ンド(NAND)ゲート494に供給される検出
信号を発生させ、もしこれが第2ワードであれば
ナンドゲート494は警報可能化信号をマルチプ
レクサ466およびレジスタ496のクロツク端
子に供給できるようにする。 比較器456の等しい端子又はより大きい端子
に信号がある場合には、データフリツプフロツプ
468のD入力端子に信号を供給する論理和ゲー
ト460の出力が、誤差数が最大限より多いこと
を示す。論理和ゲート460の出力はまた論理和
ゲート464を介して動作し、ナンドゲート49
4の入力に検出信号を与える。この場合にも検出
が第2ワードであれば、ナンド(NAND)ゲー
ト494は警報可能化信号をマルチプレクサ46
6およびレジスタ496のクロツク端子に供給で
きるようにする。適当な時間に、累算器読出し信
号時間は、マルチプレクサ466の可能化入力お
よびD型ラツチングレジスタ496のクロツク端
子に警報可能化パルスを与える。 比較器45のいずれかの端子からの出力の結果
生じるワード検出、又は比較器456のいづれか
の出力端子における出力の結果であるワード反転
検出の場合には、データフリツプフロツプ462
および468は、検出に対応する情報が次の累算
器読出し信号においてそれぞれのQ出力端子にク
ロツクされるように機能する。両方のQ出力端子
は論理和ゲート470を介して結合され、ウイン
ドータイマを使用可能にし、第2ワード選択信号
を設定する。 論理和470の出力は、インバータ471によ
つてタイマに印加されていたリセツト信号を取り
除くことによつてウインドータイマ472を使用
可能にする。更に、471の出力に応答する論理
積ゲート469の入力が働いて論理積ゲート46
9を使用禁止し、それ以上の累算器読出しクロツ
ク信号がフリツプフロツプ462および468に
印加されないようにする。この後者の動作は、ワ
ード1(第1ワード)又はその反転が受けとられ
たかどうかの確認(identity)を保持する。 ECHOシステムが復号化されつつあると、論理
積(アンド)ゲート512へのS1入力が使用可
能となり、論理積ゲート512の第2入力におけ
るサンプルクロツク信号は論理和ゲート516を
介してウインドータイマ472のクロツク入力に
供給される。その結果、ウインドータイマはサン
プルクロツク信号によつてカウントを開始し、カ
ウント368において論理積ゲート474を使用
可能にし、このゲートはフリツプフロツプ490
をセツトして第2ワード検出時間ウインドーを開
く。第2ワードが検出される前にウインドータイ
マ472がカウント380に達すると、論理積ゲ
ート476への入力が使用可能になつて出力信号
を発生させ、この信号は論理和(オア)ゲート4
92を介してフリツプフロツプ490をリセツト
する。この信号はワード2検出ウインドーを閉
じ、検出フリツプフロツプ462および468を
リセツトする。 POCSAGシステムが復号化されつつある場合
には、ウインドータイマ472へのクロツクはプ
ログラム可能遅延カウンタ510の動作によつて
遅延する。特に、リセツト信号がウインドータイ
マ472から取り除かれると、同様なリセツト信
号がプログラム可能信号510から取り除かれ
る。しかし、ウインドータイマ472へのサンプ
ルクロツク信号パスは、プログラム可能遅延カウ
ンタ510がそのプログラムされたカウント256
×Nに達するまでは論理積ゲート514および5
12に対する使用禁止条件によりしや断される。
但し、Nは第13図の符号メモリからの入力C0
1,C02、およびC03が発生させるプログラ
ム可能ナンバーであり、POCSAG符号化様式に
対する個々のページヤアドレスに割当てられたア
ドレスフレームナンバーに対応する。遅延カウン
タ510がその限界カウントに達すると、そのカ
ウンタは出力信号を発生させ、その出力信号はS
2信号とともに論理積ゲート514を使用可能に
して、サンプルクロツクが論理和ゲート516を
通つてウインドータイマ472のクロツク入力に
達することができるようにする。 ウインドータイマ472がカウント124に達す
ると、論理積ゲート478の入力は使用可能にな
つて出力信号を発生させ、この出力信号は論理和
ゲート482を介してフリツプフロツプ490の
セツト入力に結合される。従つて、論理積ゲート
478における出力信号は、適当なフレームの
POCSAGアドレスワードを検出するため検出ウ
インドーを開くように働く。同様に、ウインドー
タイマ472がカウント260に達すると、論理積
ゲート480の入力は使用可能になつて出力信号
を発生させ、この出力信号は論理和ゲートを介し
てリセツトフリツプフロツプ490,462およ
び468に結合し、その結果検出ウインドーは終
了し、検出フリツプフロツプはリセツトされる。 従つて、POCSAGシステムの場合には、プロ
グラム可能遅延カウンタの正味効果は、割当てら
れたアドレスフレームにとつて適当な時間までア
ドレスワード検出ウインドーを開くのを遅らせる
信号を発生させることである。POCSAG符号は
反転ワードアドレス割当てを行わないので、1レ
ベル信号全部を誤差上限入力UL1〜UL8に印加
することにより反転ワード検出パスはシステム2
に対しては使用禁止にされ、それにより上限誤差
比較テストに合格する入力誤差カウントを発生す
ることは不可能になる点に注目すべきである。 下限カウント又は上限カウントによつてワード
1検出が行われ、構成1が選択されたとすると、
フリツプフロツプ490がセツトされ、その結果
フリツプフロツプ490のQ出力はナンドゲート
494を使用可能にし、第2ワードが検出される
と正確な警報使用可能信号を与える。次に、デマ
ルチプレクサ(多重分離器)466の出力は、検
出された特定の第1および第2ワードの組合せに
よつて決まり、適当な警報が発生する。 特にECHOシステムにおいて下限、上限の両方
を検出することの明らかな利点は、正確な比較が
行われた場合にはその誤差は何らかの所定の値よ
り小さいという点にある。同様な方法により、も
し誤差が非常に大きい場合には、それは予期した
符号アドレスを検出したのではなく、システムが
そのアドレスの2進反転を検出したことを意味す
る。従つて、データの1回の分析でこの符号化構
成は符号ワード又はその2進反転の検出を可能に
する。ECHOシステムは、対応する警報信号に対
し異なる組合せを指定するためにこの検出方法を
用いている。従つて、ECHOシステム内のアドレ
スワードを選んだ場合には、第1および第2ワー
ドに対するアドレスワードおよびその2進反転ワ
ードの適当な組合せにより4つの異なるアドレス
をうることができる。第15図に示す復号化デバ
イスはこの種の動作を正確に行うことができる。
カウント下限とカウント上限の平行動作は、符号
メモリアドレス26におけるワード又はその2進
反転ワードの検出を可能にする。 ECHOシステムにおける第1ワードの例におけ
るように任意の第1ワードが検出されると、ウイ
ンドータイマ472は使用可能になり、何時次の
ワードが検出されるかを決定するためカウンテイ
ング期間が開始される。適当な時間にウインドー
が開かれるのでシステムは第2ワードの発生を予
期できる。 ウインドーが開くとナンドゲート494が使用
可能になるので、累算器読出し信号とともに論理
和ゲート464を介する検出信号が起動すると警
報信号が与えられ警報パターン回路72をして表
示器を動作させて警報を与えることができる。こ
の種の復号化と矛盾しないためには、システムは
第1ワードが検出されたということだけでなく、
第1ワード又はその2進反転が検出されたことを
思い出す必要がある。マルチプレクサ466の機
能は、そのAおよびB入力端子における検出情報
から、復号された通報順序(signaling
sequence)を正確に復号し、適当な論理積ゲー
トが符号プラグオプシヨンデータに応答できるよ
うにし、レジスタ496に十分な情報を供給して
パターン検出器72に対する警報信号を発生さ
せ、信号を与えることにより表示器74を応動さ
せて使用者に警告を与えることである。 大部分のシステムに共通にみられるように、こ
の場合にも警報は一定時間、又は手によつてリセ
ツトされるまで鳴りつづける。いづれの場合に
も、警報リセツト線はレジスタ496をクリア
し、システムをリセツトして次の復合化動作を可
能にする。 第15図に示すデバイスの場合には、比較器4
50,452,454および456には
MC14585B型デバイスを用いるのが有利であるこ
とが判つている。この選択を行つた場合には、下
記のピン対応が行われる。より大きい入力端子、
等しい入力端子およびより小さい入力端子はピン
4,6および5に対応し、より大きい出力端子、
等しい出力端子およびより小さい出力端子はピン
13,3および12に対応し、第1および第2セ
ツトの4ビツト入力端子はピン10,7,2,1
5,11,9,1および14に対応する。 ウインドータイマ472はMC14040B型のデバ
イスでもよい。このような選択をした場合には、
クロツクおよびリセツト端子はピン10および1
1に対応し、出力端子は最低段から最高段への順
序でピン9,7,6,5,3,2,4,13,1
2,14,15および1に対応する。 MC14555B型デバイスはデマルチプレクサ(多
重分離器)466に適しており、MC14076型デ
バイスはD型レジスタ496に適している。これ
ら両方の型のデバイスについてはすでに述べた。 遅延カウンタは技術上周知であり、遅延カウン
タ510の構造の正確な詳細を説明する必要はな
い。それは28(=256)分周カウンタおよびプログ
ラム可能N分周カウンタを用いて実施できる。好
ましい実施例では、上述したMC14040B型のカウ
ンタが256分周カウンタとして用いられており、
MC14526Bプログラム可能N分周カウンタをN分
周素子として使用できる。 第16図においては、第11A図に示してある
マルチプレクサの第一段(tier)の出力からの信
号MT1,MT2,MT3およびMT4は、ビツ
ト速度ROM520の4つの入力端子に供給され
る。信号MT5〜MT8はビツト速度ROM52
2の4つの入力端子に供給される。信号MT9〜
MT12はビツト速度ROM524の4つの入力
端子に供給される。信号MT13−MT16はビ
ツト速度ROM526の4つの入力端子に供給さ
れる。 第11図Bからの信号MT17−MT20は、
ビツト速度ROM530の4つの入力端子に供給
される。信号MT21−MT24はビツト速度
ROM532の入力端子に供給される。信号MT
25−MT28はビツト速度ROM534の4つ
の入力端子に供給される。信号MT29−MT3
2はビツト速度ROM536の4つの入力端子に
供給される。 ビツト速度ROM520および522の2つの
出力端子は4ビツト加算器540の対応する入力
端子に接続される。ビツトROM524および5
26の2つの出力端子は、4ビツト加算器542
の対応する入力端子に接続される。ROM530
および532の2つの出力端子に接続される。
ROM530および532の2つの出力端子は、
4ビツト加算器544の対応する入力端子にそれ
ぞれ接続される。ビツト速度ROM534の2つ
の出力端子は、4ビツト加算器456の最初の2
つの入力端子に接続される。ビツト速度ROM5
36の2つの出力端子は、論理積ゲート548お
よび550の第1入力にそれぞれ接続される。論
理積ゲート548および550の出力は、4ビツ
ト加算器546の第3および第4入力端子にそれ
ぞれ接続される。 バイト選択信号BAはインバータ552を介し
てナンドゲート554の第1入力端子に印加され
る。バイト選択信号BBはナンドゲート554の
第2入力に供給される。ナンドゲート554の出
力は論理積ゲート548および550の各々の第
2入力に接続される。システム選択信号S1はナ
ンドゲート554の第3入力に供給される。ナン
ドゲート554の出力は第3図のナンドゲート3
84の出力と同一であるが、それはここに第16
A図の説明を簡単にするために含まれている。 4ビツト加算器540の3つの出力端子は、4
ビツト加算器560の第1セツトの入力端子の最
初の3つにそれぞれ接続されている。4ビツト加
算器542の3つの出力端子は、4ビツト加算器
560の第2セツトの入力端子の最初の3つにそ
れぞれ接続されている。4ビツト加算器544の
最初の3つの出力端子は、4ビツト加算器562
の第1セツトの入力端子の最初の3つにそれぞれ
接続されている。4ビツト加算器546の最初の
3つの出力端子は、4ビツト2進加算器562の
第2セツトの入力端子の最初の3つにそれぞれ接
続されている。加算器540,542,544お
よび546の使用されない入力端子は接地されて
いる。4ビツト2進加算器540,542,54
4および546の第4出力端子は接続されていな
い。4ビツト2進加算器560および562への
第1および第2セツトの入力の第4入力端子もま
た接地されている。 4ビツト2進加算器560および562の4つ
の出力端子は、2進4ビツト加算器564の8つ
の入力端子に接続されている。2進加算器564
の4つの出力端子は、2進加算器566の第2セ
ツトの入力端子のうちの4つにそれぞれ接続され
ている。加算器566のCO端子は、2進加算器
568のCIN端子に接続されている。2つの2進
加算器566および568は対応するラツチング
レジスタに接続されて、2進加算器564の出力
を加算器/累算器に与える。加算器564のCO
出力端子は、4ビツト2進加算器568の第1セ
ツトの入力端子の第1入力端子に接続されてい
る。2進加算器566の4つの出力端子および2
進加算器568の4つの出力端子は、それぞれD
型レジスタ570および572の4つの入力端子
に接続されている。クロツクA信号はD型レジス
タ570および572のクロツク入力端子に印加
され、累算器リセツト信号は両方のD型レジスタ
のリセツト端子に供給される。思い出されるよう
に、これらのD型レジスタはそれらの対応する加
算器に相互接続されてラツチング動作を与え、そ
れらの入力において与えられる情報を累算する。
D型レジスタ570の4つの入力は2進加算器5
66の4つの出力にそれぞれ接続される。D型レ
ジスタ572の4つの入力は2進加算器568の
出力端子にそれぞれ接続される。2進加算器56
8の第1セツトの入力端子の残りの3つの入力端
子は接地されている。 さて第16B図を参照すると、D型レジスタ5
70の4つの出力端子およびD型レジスタ572
の4つの出力端子はそれぞれ4ビツトマグニチユ
ード比較器574および576の4つの入力端子
に接続されている。マグニチユード比較器574
の等しい出力端子およびより小さい出力端子は、
マグニチユード比較器576の等しい入力端子お
よびより小さい入力端子にそれぞれ接続されてい
る。4ビツトマグニチユード比較器574の第2
セツトの入力端子はL0−L3で示されている信
号を受信し、4ビツトマグニチユード比較器57
6の対応する第2セツトの入力端子L4−L7で
示されている信号を受信する。これらの信号は以
前の限界値を発生させるのに用いた方法と同じ様
な方法によつて発生し、それらの値はS1又はS
2信号によつて制御され、対応するシステムのた
めのビツト速度を決定するために正確な比較限界
を与える。 マグニチユード比較器576の等しい出力およ
びより小さい出力はそれぞれ論理和ゲート580
の第1入力および第2入力に結合される。論理和
ゲート580の出力は論理積ゲート582の第1
入力に接続される。累算器読出し信号は論理積ゲ
ート582の第2入力に印加される。論理積ゲー
ト582の出力は2段2進カウンタ584のリセ
ツト端子、ビツト速度検出ラツチ586として機
能するフリツプフロツプのS端子および論理和ゲ
ート590の第1入力に接続される。論理和ゲー
ト590の出力はタイマ592のリセツト端子に
接続され、このタイマはそのクロツク入力端子に
おいてゲートされたクロツク信号を受信する。タ
イマ592はその12段の各々によつて表わされる
2つのうちの各々の電力に対応する複数の出力を
有する。想起されるように、第15図の説明で
は、タイマ592はその図に示されるウインドー
タイマに密接に対応する。また、第15図のタイ
マ472には一連の論理積ゲートが適当に取り付
けられており、これらのゲートは入りデータをテ
ストするためのウインドー限界の最終的選択およ
び印加を制御する。第16図のタイマ592に対
するのと同様な方法で、システム選択信号S1
は、論理積ゲート594および論理積ゲート59
6の第1入力に印加される。システム選択信号S
2は、論理積ゲート598および論理積ゲート6
00の第1入力に印加される。論理積ゲート59
4,596,598および600への残りの入力
はタイマ592の所定の端子に接続される。 適当と思われるどのタイミング限界に対しても
適当に相互接続を行つてさしつかえない。特にシ
ステム1の場合には、出力がカウント92で1にな
るように論理積ゲートを接続するのが有利なこと
が判つている。同様に、システム1の上限に対し
ては、論理積ゲート596は限界カウント97で応
動する。システム2選択では、論理積ゲート59
8は値128の下限に対して応動し、論理積ゲート
600は値133の上限値に応動する。 論理積ゲート594および論理積ゲート598
の出力はそれぞれ論理和ゲート602の入力に結
合される。論理和ゲート602の出力はフリツプ
フロツプ604のセツト端子に結合される。論理
積ゲート596および論理積ゲート600の出力
は論理和ゲート606の入力に接続される。論理
和ゲート606の出力はフリツプフロツプ604
のリセツト端子、論理和ゲート590の第2入
力、論理積ゲート610の第1入力およびカウン
タ584のクロツク端子に接続される。フリツプ
フロツプ604のQ出力は論理積ゲートの第3入
力に供給される。論理積ゲート610の出力はD
型フリツプフロツプ612のC端子に接続され
る。フリツプフロツプ612のQおよび出力端
子における信号はそれぞれシステム信号S1およ
びS2に対応する。上述したように、S1信号は
ナンドゲート554の第3入力に印加される。シ
ステムS2信号はフリツプフロツプ612のD入
力に印加される。 カウンタ584の21出力端子はフリツプフロツ
プ586のR端子に接続されている。フリツプフ
ロツプ586の出力は論理積ゲート610の第
2入力に接続される。フリツプフロツプ586の
Q出力は、ビツト速度の正確な検出を示す信号で
ある。 動作すると、第16A図および第16B図のビ
ツト速度検出構成は第11A図および第11B図
に示すマルチプレクサの第1段(tier)から情報
をとつてそれを一連のビツト速度誤差ROMに印
加し、種々のサンプルレジスタ内のデータの相対
的対応を決定する。この情報分析手続の結果、入
力信号が正確なビツト速度をもつたデジタルビツ
ト流れかどうかが示される。 入力信号が正確なビツト速度のデジタル波形で
あることを確認するため、サンプルレジスタ内の
データを検査して、4つのサンプルレジスタ内の
ビツトパターンが同一であるか、又は無作為雑音
により生じる誤差の余裕をみてある誤差限界内で
ほぼ同一であるサンプルクロツクの位相があるか
どうかを測定する。即ち、もしその入力が適当な
ビツト速度のデジタル信号であれば、対応するビ
ツトサンプルの全部又は殆んど全部が同一の値を
もつサンプル信号の何らかの位相があるはずであ
る。 サンプルレジスタにおける相対的対応度を決定
するため、各レジスタ内の対応するビツト位置を
一連のビツト速度ROMに接続する。各ROMの
入力における4つの入力信号は、16の異なる組合
せのうちの任意の1つをもつことができ、これら
はROM内の種々の位置をアドレスし、ビツトデ
ータのうちの対応するデータに関連した値を有す
る数を発生させるのに用いられる。この対応速度
は2進出力に変換され、一連の4ビツト加算器に
供給される。4ビツト加算器の第1段は対になつ
ているビツト速度ROMからの出力を組合せ、加
算器の第2段は4つの加算器の第1段の対応する
対からの出力を組合せる。加算器の第3段は第2
段における加算器の第2対の出力を組合せる。こ
のようにして加算器564に含まれた情報はビツ
ト速度ROM520,522,524,526,
530,532,534及び536において発生
したすべての対応動作に対する累積和である。 ビツト間の対応を決定する場合に含まれる動作
の種類(タイプ)を更によく理解するため、第2
表はビツト速度ROMの各々に含まれる種類の情
報を示す。第2表はROMをアドレスするビツト
を示す4つのカラムを示す。この表は入力の16の
可能な2進組合せを示す。第5カラムは対応の値
に対する10進等値を示す。対応はビツトの類似性
又は非類似性の問題であつて、パターンにおける
それぞれのビツト位置の機能ではない。第6およ
び第7カラムは、入力情報間の対応に対する10進
等値の2進復号化を示す。第2表に示す情報を用
いて当業技術者は誰でも適当なビツト速度ROM
を組立て、加算器の3段に供給される対応情報を
与えることができる。
【表】
【表】 第14図の説明から思い出されるように、4ビ
ツト加算器はビツトの種々の組合せを加算するの
に使用できるが、累算はしない。従つて、加算器
566および568をD型レジスタ570および
572とともに組合せて累算器を作る必要があ
る。それはまさにこれら4つのデバイスの機能で
あり、それらデバイスは、第14図の2つの累算
器の機能の説明と非常によく似た方法で相互接続
されている。 ラツチとして動作するD型レジスタ570およ
び572の8つの出力端子は、マグニチユード比
較器574および576に接続されている。マグ
ニチユード比較器574および576は、MT信
号からの種々のビツトパターンの対応の累積合計
の4ビツトの第1および第2部分とを比較し、こ
れとシステム選択信号S1又はS2によつて選択
された8ビツト数とを比較する。ビツト検出動作
を計時してビツト速度が正確に確認されるように
することも必要である。タイマ592はゲートさ
れたクロツクに結合され、タイミング限界を決め
るため複数の出力を与える。システム1およびシ
ステム2信号はこれら限界の適当な組合せを選択
し、マグニチユード比較器574および576に
よつて行われる比較動作から受け入れることがで
きる結果があるかどうかを確かめるため適当な時
間に応動するウインドーを開けたり閉じたりす
る。特に、システム1に対する下限はタイマ59
2と論理積ゲート594との相互接続によつて決
められ、上限はタイマ592と論理積ゲート59
6との相互接続によつて決められる。 同様に、システム2選択の場合には、下限は論
理積598とタイマ592との相互接続によつて
決められ、上限は論理積ゲート600とタイマ5
92との相互接続によつて決められる。論理和ゲ
ート602の出力は、選択されたシステムに対し
てウインドーが開いており、適当な比較が行われ
るかもしれないことを示す。論理和ゲート606
の出力は、ウインドーが閉じていて、もし正確な
比較が検出されないこと、その時間は比較を続け
るのに不適当であることを示す信号である。 ECHOシステムの場合には、論理積ゲート59
4をカウント92で使用可能にし、論理積ゲート5
96をカウント96で使用可能にするのが適当であ
る。POCSAGシステムでは、論理積ゲート59
8をカウント128で使用可能にし、論理積ゲー
ト600をカウント132で使用可能にするのが
適当である。 フリツプフロツプ604のQ出力は時間ウイン
ドーが開いていることを示す信号であり、この信
号は印加されて論理積ゲート582を使用可能に
する。第14図に詳述した累算器読出し信号もま
た印加されて論理積ゲート582を使用可能に
し、論理和ゲート580を介して動作する等しい
出力又はより小さい出力とともにビツト速度検出
信号を発生させる。論理積ゲート582の出力
は、ビツト速度が検出されたことを示す信号であ
る。この信号は、ビツト速度の追加テストか、ビ
ツト速度が正しいことを確認しつづけている間は
ラツチされた検出および優先状態を維持するフリ
ツプフロツプ586からなるビツト速度検出ラツ
チに印加される。ウインドータイミング動作の期
間中に比較が行われない場合には、論理和ゲート
606の出力は、フリツプフロツプ604のリセ
ツテイング、論理積ゲート582の使用禁止、タ
イマ592のリセツテイングおよび論理積ゲート
610の使用禁止によりウインドーを閉じる。こ
の出力はまたカウンタ584にクロツクパルスを
供給し、そのカウンタの状態を1だけ進ませる。 ビツト速度が正確に検出されると、検出ビツト
速度信号がラツチされ、同じビツト速度が復号化
の経過期間中伝送されることを確認するために追
加の測定が行われる。ビツト速度を確認する試み
が2回失敗すると、カウンタ584の21出力はフ
リツプフロツプ586のR端子に信号を発生さ
せ、ラツチをはずして優先順位決定動作を終了さ
せ、適当なシステム特性の検出を確認するためシ
ステム選択動作を続行させ他のシステムを探索さ
せる。 第16A図および第16B図のデコーダを実施
するためには、多数のICのうちどれを用いても
よいが、下記の型が適当であり、それらはすべて
上述してある。即ち、ROM520,522,5
24,526,530,532,534および5
36にはMC14524型デバイスが適当であり、加
算器540,542,544,546,560,
562,564,566および568には
MC14008型デバイスが適当であり、カウンタ又
はタイマ592にはMC14040型デバイスが適当
であり、D型レジスタ570および572には
MC14076型デバイスが適当であり、比較器57
4および576にはMC14585型デバイスが適当
であり、カウンタ584にはMC14024型デバイ
スが適当である。 第16B図はまた適合信号デコーダ用エネルギ
ー保全装置(手段)も示す。更に詳しく後述する
ように、等価なマイクロプロセツサの実施は内部
的にエネルギー節約機能を与えることができるの
で、デコーダは、新たな復号化構成を選択する間
の時間中に遅延およびパワーダウンを行うことに
よりエネルギー保全を行うためカウンテイングシ
ステムを必要とする。 カウンタ584の21出力は3段2進カウンタの
クロツク入力に接続される。カウンタ620の22
出力端子はフリツプフロツプ622のセツト端子
に接続されている。フリツプフロツプ622のQ
出力端子は論理和ゲート623の第1入力に接続
されている。論理和ゲート623の出力はカウン
タ620のリセツト端子に接続される。フリツプ
フロツプ622の出力端子は多段2進カウンタ
624のリセツト端子および論理和ゲート625
の第1入力に接続されている。論理和ゲート62
6の第2入力は、ページヤ操作者(オペレータ)
がカウンタのエネルギー保全動作をオーバーライ
ド(override)し何時でもページヤ動作を再開で
きるようにする外部オーバーライド信号により供
給される。論理和ゲート625の出力はパワーア
ツプと示されている信号で、この信号は第8図お
よび第9図のデバイスに供給される。 クロツク120はカウンタ624のクロツク端
子に接続される。カウンタ624はいくつかの段
を有するカウンタとして規定されており、その動
作には以前に用いた12段カウンタのうちのどれで
も適している。システム選択信号S1およびS2
は論理積ゲート626および628の第1入力に
供給される。論理積ゲート626および628へ
の第2および第3入力は図示されていないが、所
望する時間遅延動作に応じてカウンタ624の
種々の段の入力端子のいづれかに接続されるもの
とされている。論理積ゲート626および628
の出力は論理和ゲート630の入力に接続され
る。論理和ゲート630の出力はフリツプフロツ
プ622のリセツト端子に接続される。 動作すると、エネルギー保全装置が働いてゲー
トされたクロツク信号を使用禁止にし、もしビツ
ト速度探索手続が数回の試みの後に適当なデジタ
ル信号を見出すのに失敗するとデコーダの大部分
を使用禁止にする。デコーダはCMOS論理素子
で実施されるので、このクロツク信号の使用禁止
は、デコーダにより電力を低下させ、従つてバツ
テリのエネルギーを保全するように動作する。 特に、フエイルカウンタ(fail counter)58
4がその21出力端子に出力信号を発生させ、現在
のシステム選択に対して適当なビツト速度を発見
するのに失敗したことを示す度毎に、カウンタ6
20は1カウントだけ進む。4回連続して失敗す
ると、カウンタ620はその22出力端子に出力信
号を発生させ、この信号はフリツプフロツプ62
2をセツトする。フリツプフロツプ622がセツ
トされるとその出力は使用禁止になり、その結
果もし外部オーバーライド信号も使用禁止になる
と、論理和625の出力におけるパワーアツプ出
力信号は低レベルに切換えられる。低レベルのパ
ワーアツプ信号はゲート122の出力におけるゲ
ートされたクロツク信号を使用禁止にする。同時
に、フリツプフロツプ622の出力信号はカウ
ンタ624からリセツト状態を取り除き、カウン
タ624はカウントし始める。システムの現在の
状態の機能(function)とすることができる適当
な時間に、選択フリツプフロツプ612、論理積
ゲート626又は628のうちの1方は使用可能
にされて、論理和ゲート630の出力に信号を発
生させ、この信号はフリツプフロツプ622をリ
セツトする。このリセツテイング動作はフリツプ
フロツプ622の出力に可能化信号レベルを発
生させ、今度はこれが論理和ゲート625の出力
に高レベルパワーアツプ信号を発生させる。正し
いビツト速度を見出すためにまた4回連続して失
敗するまでシステムは使用可能な状態になつてい
る。論理和ゲート623は動作して4回だけの連
続失敗がデコーダをして電力節約モードに逆転す
ることを保証する。という訳は論理積ゲート58
2からのいかなるビツト速度検出信号もカウンタ
620をリセツトするからである。 信号デコーダについては、カウンタ620およ
びカウンタ624のいづれにもMC140402進カウ
ンタを用いることが望ましい。同様に、フリツプ
フロツプ622にはMC140434進R−Sラツチを
使用できる。MC14040の接続は上述した通りで
あり、R−Sフリツプフロツプの正しい接続は当
業技術者には自明である。 第17A図、第17B図、第17C図、第17
D図および第17E図は、第1図〜第4図および
第6図〜第16図に述べた適合信号デコーダの動
作と機能的に等価であるマイクロプロセツサデバ
イスの動作を与えるプログラムのフローチヤート
を示す。マイクロプロセツサの実施例について
は、再び第5図を参照すべきであり、この第5図
は、信号復号化デバイスの同一機能を行うための
マイクロプロセツサおよびフアームウエアのその
関連補足図(complement)を示す。第17A図
は、システムタイミングブロツク652に結合さ
れた初期状態設定ブロツク650を示す。ブロツ
ク652の出力は“時間切れを待て”のブロツク
654に結合される。後に更に詳しく説明するよ
うに、ブロツク654は、バツテリからの電力ド
レイン(消費)を減らすためのエネルギー保全装
置の一部として機能する。待機ブロツク654の
出力は、“入力をサンプルし記憶せよ”の指示ブ
ロツク656に接続され、その出力は、データサ
ンプル数が固定限界に一致するかどうかを決定す
る判断ブロツク658に接続される。判断ブロツ
ク658のノー(NO)分岐は再び待機ブロツク
654に結合される。判断ブロツク658のイエ
ス(YES)分岐は計算ブロツク660に結合さ
れる。サンプルレジスタがデータで満たされる
と、計算ブロツク660は、ビツト速度比較動作
におけるサンプルされたデータ間の相対的差又は
対応の計算を始める。計算ブロツク660の出力
は判断ブロツク662に結合される。判断ブロツ
ク662のイエス分岐RCは第17B図の初期状
態設定ブロツク670に結合される。判断ブロツ
ク662のノー(NO)分岐は、判断ブロツク6
64に結合される。判断ブロツク664は更に4
つのサンプルが得られたことを保証し、ノー
(NO)分岐は再び“時間切れを待て”のブロツ
ク654に結合される。判断ブロツク664のイ
エス(YES)分岐は、次のシステムを選択する
ため選択ブロツク666に接続される。“次のシ
ステムを選択せよ”のブロツク666の出力は
“システムタイミングをセツトアツプせよ”のブ
ロツク652に再び結合される。入口点RBは後
に詳述するように“次のシステムを選択せよ”ブ
ロツク666に結合される。 判断ブロツク662の肯定分岐に続いて、第1
7B図はシステム初期状態設定ブロツク670を
示す。ブロツク670の出力は“符号プラグメモ
リを読出せ”のブロツク672に結合される。ブ
ロツク672の出力は“タイマをセツトアツプせ
よ”のブロツク674(セツトアツプタイマ例え
ば1ビツトタイマ)に結合され、タイマブロツク
674の出力は“時間切れを待て”のブロツク6
76に結合される。ブロツク676は入口点RA
を有し、これについては更に詳しく後述する。
“時間切れを待て”のブロツク676はまたデバ
イスに対するエネルギー保全装置の一部をなして
いる。この待機ブロツク676の出力は、“タイ
マを再び開始せよ”のブロツク678に接続され
る。“タイマを再び開始せよ”のブロツク678
の出力は判断ブロツク680に接続される。判断
ブロツクは現在のワードが第2ワードかどうかを
テストする。判断ブロツク680からのイエス分
岐は判断ブロツク682に接続されている。ブロ
ツク682は検出ウインドーが終了したかどうか
を決定する。判断ブロツク682からのイエス分
岐は、ワード1(第1ワード)の再ロードを指示
するブロツク684に接続されている。判断ブロ
ツク680および682の否定(Negative)分
岐は、“ワード1(第1ワード)を再び基準レジス
タ1にロードせよ”のブロツク684の出力とと
もに“入力をサンプルし記憶せよ”のブロツク6
86に接続されている。ブロツク686は、個々
のページングデバイスに対するアドレスワードを
検出するのに用いられるサンプリングおよび記憶
動作を表わす。“入力をサンプルし記憶せよ”の
ブロツク688の出力は、“サンプルレジスタと
基準レジスタ1を比較せよ”のブロツク688に
接続される。後に更に詳しく説明するように、こ
の点におけるレジスタ1はページヤアドレスワー
ドを含む。 比較ブロツク688の出力は、第17C図にも
示されている英文字Aで示されている接続点に接
続されている。 第17C図は判断ブロツク690に接続されて
いる点Aを示す。判断ブロツク690からのワー
ド検出分岐は、これがワード2(第2ワード)か
どうかを決める第2の判断ブロツク692に接続
されている。判断ブロツク692からの否定分岐
は、ワード2(第2ワード)のローデイングおよ
びタイマの再開始を命令するブロツク694に接
続されている。判断ブロツク692からのイエス
分岐は、“警報フラグをセツトせよ”のブロツク
696に接続されている。“誤差をテストせよ”
の判断ブロツク690からのきわめて高いおよび
低い限界分岐、“ワード2(第2ワード)をロード
しタイマを開始せよ”のブロツク694、およ
び、“警報フラグをセツトせよ”のブロツク69
6の出力は判断ブロツク698に接続される。 接続点Bで終了する次の一連のテストおよび指
令ブロツクはECHOシステムだけに印加可能であ
る。このことはECHOシステムが2つの独立した
システムを有するこという事実からできている。
判断ブロツク698はこれが第2アドレスワード
かどうかをテストする。S2POCSAGシステムの
指定の期間中にとられる分岐である判断ブロツク
698のノー(NO)分岐は、接続点Bに接続さ
れる。判断ブロツク698のイエス(YES)分
岐は、サンプルレジスタと基準レジスタ2の基準
とを比較するブロツク700に接続される。比較
ブロツク700の出力は判断ブロツク702に接
続される。判断ブロツク702は、ブロツク70
0により指令される比較動作に対する誤差限界を
テストする。判断ブロツク702からのワード検
出分岐は判断ブロツク704に接続される。判断
ブロツク704はこれが第2ワードであるかどう
かをテストする。判断ブロツク704からのノー
(NO)分岐は、第2ワードをロードしウインド
ータイマを再び開始させるブロツク706に接続
される。判断ブロツク704のイエス分岐は“警
報フラグをセツトせよ”のブロツク708に接続
される。“誤差をテストせよ”の判断ブロツク7
02からのきわめて高い又は低い限界分岐、“第
2ワードをロードし、ウインドータイマを開始せ
よ”のブロツク706の出力、および“警報フラ
グをセツトせよ”のブロツク708の出力はすべ
て出口点Bに接続される。 第17D図は、判断ブロツク710に接続され
た点Bを示す。判断ブロツク710は警報フラグ
がセツトされたかどうかを決定する。判断ブロツ
ク710からのイエス(YES)分岐は“符号メ
モリオプシヨンを検査せよ”のブロツク712に
接続される。ブロツク712の出力は割当てられ
た警報出力を開始せよ”のブロツク714に接続
される。ブロツク714の出力は判断ブロツク7
16に接続される。ブロツク716はもし外部リ
セツト信号が受信されたり、又は自動時間切れリ
セツトが発生すると警報出力をリセツトする。判
断ブロツク716の否定(Negative)分岐はそ
の入力に戻されて接続される。判断ブロツク71
6のイエス(YES)分岐は警報再生初期状態設
定ブロツク718に接続される。警報再生初期状
態設定ブロツク718の出力は警報フラグセツト
判断ブロツク710の否定分岐とともに判断ブロ
ツク720に接続される。判断ブロツク720は
ビツト速度を再テストするのに適当な時間かどう
かをテストする。判断ブロツク720からのイエ
ス分岐は“サンプルレジスタの相対的差を計算せ
よ”のブロツク722に接続される。ブロツク7
22は上述したブロツク660と同じであること
が観察される。計算ブロツク722の出力は判断
ブロツク724に接続される。判断ブロツク72
4は上述した判断ブロツク662と同じであるこ
とが観察される。判断ブロツク724のノー
(NO)分岐は接続点Cに接続される。判断ブロ
ツク720のノー分岐および判断ブロツク724
のイエス(YES)分岐は出口点RAに接続され
る。出口点RAは第17B図に指定した入口点
RAに対応するものであることが思い起されるで
あろう。 第17E図は、第4サンプルがテストされたか
どうかを決定する判断ブロツク726に接続され
た点Cを示す。判断ブロツク726からのイエス
分岐は、フエイルカウンタ(fail counter)がそ
の限界にあるかどうかを決定する判断ブロツク7
28に接続される。判断ブロツク728からのイ
エス分岐は、現在の選択されたシステムがもはや
検出されつつないことを示す情報ブロツク730
に接続される。情報ブロツク730は点線で(in
phantom)図示してあるブロツク732を介し
て出口点RBに接続される。出口点RBは、“次の
システムを選択せよ”のブロツク666に接続さ
れている第17A図の入口点RBに対応するもの
であることが思い出されるであろう。判断ブロツ
ク726からのノー(NO)分岐および判断ブロ
ツク728からのノー(NO)分岐は出口点RA
に接続されており、これまた第17B図のブロツ
ク676への入口点である。ブロツク732は、
任意選択パラーダウンタイマであり、このタイマ
は上述した待機ブロツク654および676とと
もに動作してこのシステムにおけるエネルギー保
全を行う。ブロツク732の出力は出口点RBに
接続される。出口点RBは第17A図の入口点
RBに対応するものであることが思い出されるで
あろう。 機能的には、フローチヤートで示したプログラ
ムは、マイクロコンピユータに対して適合信号復
号器(デコーダ)ときわめてよく似た方法で機能
するように指示する。従つて、ブロツク650で
開始する何らかの初期状態設定ターンオン手続後
に、プログラム順序(シーケンス)は、入力信号
がビツト速度ブロツク660に対して許容限界内
にあるデジタルビツト流れかどうかを決定するた
めサンプルデータがテストされる前に、サンプル
レジスタをデータサンプル(ECHOの場合にはL
=92、POCSAGの場合にはL=128)で満たすこ
とを指示する。若しビツト速度が見出されたら、
プログラムブロツク662はプログラムに対して
データの復号化開始を指示し、アドレス信号が伝
送されつつあるかどうかを決定する。 プログラムは、入力が適当な時間にサンプルさ
れ(ブロツク676〜686)、サンプルが適当
な基準レジスタ1に記憶される(ブロツク68
6)ように指示する。次に、サンプルレジスタの
内容が符号プラグメモリに含まれる1つ又はそれ
以上のアドレスと比較される。ブロツク690,
692,694および696に示される段階で
は、サンプルは適合信号デコーダに用いられる方
法と同様な方法によりアドレスワードと比較され
る。しかし、ブロツク700,702,704,
706および708により示される段階では、サ
ンプルレジスタは第2アドレスと比較され、これ
は適合信号デコーダが持つていない特徴である。
このブロツクは、順次ワードおよびそれらの反転
の8つの可能な組合せが指示されうるようにす
る。POCSAGシステムは2つの独立したアドレ
ス割当てを与えないので、プログラムのこの部分
はPOCSAGシステムが復号化されつつある時は
バイパスされる。 復号化段階の各々においても、もし割当てられ
たアドレス信号が受信されるとプログラムは警報
信号を発生させ、この警報信号又はフラグはブロ
ツク710,712,714,716および71
8により表わされるプログラムの部分において復
号化され、適当な警報信号が発生する。適合信号
デコーダにおける場合と同様に、警報の形式は符
号プラグに含まれる情報により決定される。 最後に、入力信号は周期的に再テストされ、正
しいビツト速度が尚受信されつつあるかどうかを
決定し、この機能はブロツク720,722,7
24,726,728および730によつて与え
られる。もしビツト速度テストが適当なビツト速
度が受信されていないことを示すと、フアームウ
エアシステムは適合信号デコーダと丁度同じよう
に機能して、別のシステム復号化構成を探索す
る。 任意選択パワーダウンタイマブロツク732
は、外部入力の制御の下で、適合信号デコーダに
対する動作と正確に類似している方法で所定の時
間の間デコーダの動作を停止させる。この後者の
モードはバツテリにおけるエネルギー保全を行
う。更に、別のエネルギー保全手段が、適合信号
デコーダにおける対応物(counter−part)を有
しないマイクロプロセツサ実施例のためのフアー
ムウエアプログラミングに組みこまれている。即
ち、フアームウエアの組織化および排除の結果と
して、マイクロプロセツサは典型的にプログラム
ループを実行し、このループはサンプル間の時間
より短い時間でサンプルごとの復号化動作を指示
する。次に、マイクロプロセツサは、次のデータ
サンプルを処理する時間までは、自らの電力を低
ドレインモードに下げる。この動作モードは、フ
アームウエアプログラムと、マイクロプロセツサ
の内部回路の大部分からクロツク信号を取り除く
ことによつてそのマイクロプロセツサの電力ドレ
インを劇的に減少させる146805CMOSマイクロ
プロセツサの独特な待機および停止命令との組合
せによつて可能となる。 本発明の等価なマイクロプロセツサ実施例の詳
細な説明を完全なものとするために、メモリに記
録された詳細な情報とともにプログラム表が含ま
れている。第3表はマイクロプログラムに含まれ
ている全フアームウエアプロセツサのメモリコア
ダンプである。このプログラムの主な機能的動作
は第17A図〜第17E図のフローチヤートによ
つて説明されている。フローチヤートに指定され
ている主なプログラムモジユールもまたROM1
2に含まれているものとして第5図に示されてい
る。
【表】
【表】
【表】 本発明の特定の実施例を上記に示し説明した
が、当業技術者は更に変更および改良を行うであ
ろう。ここに開示し主張した基本的原理を保持し
ているすべての変更は本発明の範囲内にある。
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