JPH04152777A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ＶＴＲなどの磁気テープを記録媒体とする磁
気記録再生装置に係わり、特にビデオソフトテープなど
の記録領域の終りに黒レベルが記録されている磁気テー
プの再生の場合の処置に関する。

〔従来の技術〕

ＶＴＲなどの磁気記録再生装置では、再生モード中、記
録信号の再生が終ってもユーザがそれに気がつかずに何
の操作もしないと、そのまま再生モードが続行して磁気
テープが走行し続ける。これを防止するための一手段と
して、特開昭５５−２５８７２号公報においては、再生
モード中磁気テープからの再生信号の有無を監視し、再
生信号が得られなくなると、その旨を表示警報してユー
ザに知らせるようにした技術が開示されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上記従来技術では、たとえ記録信号の再
生が終って表示警報がなされたとしても。

ユーザが所定の操作をしない限り、磁気記録再生装置は
そのまま再生モードに保持される。

このように、再生が終ると、ユーザは磁気記録再生装置
の何らかの操作をしなければならず、ユーザにとっては
煩しいものであった。

特に、予め所望内容の情報が記録されている市販あるい
はレンタルのビデオソフトテープに対しては、再生が終
ると、終局はこれを巻き戻し、カセットを磁気記録再生
装置から取り出す必要があり、このための煩しい操作が
必要となる。この操作をしなければ、カセットが磁気記
録再生装置に収納されたままとなって置き忘れてしまう
ということにもなりかねない。

本発明の目的は、かかる問題点を解決し、磁気テープの
再生終了後のユーザの操作の手間を省くことができるよ
うにした磁気記録再生装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明は、磁気テープの情
報記録領域の終りに記録されている黒レベルを利用する
ものであって、再生信号から一定時間黒レベルを検出す
ると指令信号を出力する第１の手段と、該指令信号によ
り再生モードから停止モード、巻戻しモードを順に設定
し始端までの巻戻しが終ると磁気テープを排出させる第
２の手段とを設ける。

また、本発明は、第２の手段による磁気テープの排出と
ともに時間を計測しその計測期間中地のモード設定がな
されなかったとき指令信号を発生する第３の手段と、該
指令信号によって電源をオフにする第４の手段とを設け
る。

〔作用〕

ビデオソフトテープのような情報記録領域の終りに黒レ
ベルが記録されている磁気テープでは、情報記録領域の
再生が終ると、ある一定時間黒レベルが再生され、しか
る後、何も再生されなくなる。

そこで、第１の手段はある一定時間黒レベルが再生され
たことを検出すると指令信号を発生し、これにより、第
２の手段が動作して、まず停止モードを設定し、次に、
磁気テープの巻き戻しを行ない、磁気テープの巻き戻し
が終えると、この磁気テープを排出させる。

また、本発明は、さらに、磁気テープ排出が行われると
、第３の手段は時間を計測するとともに次のモード設定
のための操作があるか否かを監視し、所定時間経過して
もこの操作がないとき、第４の手段を動作させて電源を
オフにする。

〔実施例〕

以下１本発明の実施例を図面によって説明する。

第１図は本発明による磁気記録再生装置の一実施例詮示
すブロック図であって、１は磁気テープ、２は磁気ヘッ
ド、３は映像信号処理回路、４は黒レベル検出回路、５
はコントロール回路、６はメカニズム部、７は操作スイ
ッチ、８は電源スィッチである。

同図において、電源スィッチ８がオンした状態で操作ス
イッチ７で所定の操作が行なわれると。

この操作に応じた操作情報がコントロール回路５に送ら
れる。コントロール回路５はこの情報に応じてメカニズ
ム部６を制御し、記録、再生、早送り、巻戻し、停止、
テープ排出などの操作スイッチ７の操作に応じた所定の
モードを設定する。

再度モード時では、磁気テープ１から磁気ヘッド２によ
って映像信号が再生される。この映像信号は映像信号処
理回路３に供給され、ＦＭ信号が復調されるなどの所定
の信号処理が施されて出力されるとともに、黒レベル検
出回路４にも供給さ、れる。

ここで、磁気テープ１の映像信号記録領域では、第２図
（ａ）に示すような映像信号が再生されるが、この映像
信号記録領域の再生が終ると、一定期間第２図（ｂ）に
示すような黒レベルの信号が再生される。

黒レベル検出回路４には、磁気テープ１の映像信号記録
領域で第２図（ａ）に示す映像信号が供給されるが、こ
の映像信号記録領域の再生が終ると、第２図（ｂ）に示
す黒レベルの信号が供給される。

そこで、黒レベル検出回路４は、ある一定時間この黒レ
ベルの信号が再生されたことを検出すると。

指令信号を発生してコントロール回路５へ送る。

コントロール回路５では、この指令信号が供給されると
、メカニズム部６を制御して停止、巻戻し、テープ排出
モードを順に設定し、磁気テープ１の情報内容を観賞終
えると、自動的にこの磁気テープ１を巻き初めに戻して
排出させるという動作を行なう。

また、コントロール回路５には計時部が設けられており
、テープ排出が開始すると同時に時間計測を開始する。

そして、コントロール回路５は、この計測時間が予め設
定された所定時間に達するまでに操作スイッチ７から操
作情報が供給されないときには、計測時間がこの所定時
間に達するとともに、電源スィッチ８をオフ状態にする
。

このようにして、ビデオソフトテープなどのように映像
信号記録領域の終りに黒レベル信号が記録されている磁
気テープは、その記録内容を再生し終えるとユーザが何
ら操作しなくとも、自動的に巻戻し、排出され、テープ
排出モードが設定されてから所定時間後には、自動的に
電源スィッチ８がオフとなり、ユーザの操作の簡略化が
計れる。

〔発明の効果〕

以上説明したように１本発明によれば、ビデオソフトテ
ープなどの情報記録領域の終りに黒レベル信号が記録さ
れている磁気テープの情報再生が終ると、ユーザの操作
によらなくとも、自動的に停止モードが設定され、さら
に、テープの巻き初めまで自動的に巻き戻しが行なわれ
て磁気テープが排出され、さらには、電源も自動的にオ
フすることになり、ユーザの操作の簡略化が計れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による磁気記録再生装置の一実施例を示
すブロック図、第２図（ａ）、（ｂ）は第１図における
磁気テープの記録信号を示す波形図である。 １・・・磁気テープ、　２・・・磁気ヘッド、　３・・
・映像信号処理回路、　４・“・・黒レベル検出回路、
　５・・・コントロール回路、６・・・メカニズム部、
７・・・操作スイッチ、　８・・・電源スィッチ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、情報信号の記録領域の終りに黒レベル信号が記録さ
   れた磁気テープを再生可能とした磁気記録再生装置にお
   いて、 該磁気テープから一定期間黒レベルが再生されたとき指
   令信号を発生する第１の手段と、該指令信号により、停
   止モード、巻戻しモードを順に設定し、該磁気テープが
   巻き初めまで巻き戻されると該磁気テープを排出させる
   第２の手段と、 を設けたことを特徴とする磁気記録再生装置。 ２、請求項１において、 前記第２の手段によるテープ排出とともに時間計測を開
   始する第３の手段と、 該第３の手段による一定時間の計測で他のモードへの切
   換指令がないとき電源をオフする第４の手段と を設けたことを特徴とする磁気記録再生装置。