JPH0363795A - 自動料金収受装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、有料道路又は駐車場に於ける自動料金収受装
置に関する。

［従来の技術］ 従来の自動料金収受機用硬貨選別機は、第・４図に示さ
れる様な形状をしており（ホッパ８部の詳細は、第３図
の通り）、自動料金収受装置本体に設けられた外部ホッ
パより投入された任意枚数の硬貨が、ホッパ８に導かれ
＼モータ３により、回転させられている回転板２の切欠
によって１枚づつ拾い上げられ（２枚送出防止ゲー）１
０で確実に１枚のみとし）、判別センサ１２へ送り出さ
れる様な機構になっているものである。そして、判別セ
ンサ１２を通過した正貨はそのままシュータ３４を通過
し、−時保留機構部１６（−時保留機構部が設けられて
いない場合は、直接自動料金収受装置の金庫へ）へ導か
れる。

一方、偽貨（外国硬貨、偽造硬貨等）が判別センサ１２
を通過した場合は即座に制御ユニットが偽貨の通過を認
識し、偽貨排出用ソレノイド１３を作動させ、シュータ
３４から外し、偽貨排出シュータ３５を通過させ自動料
金収受機筐体外部に設けられた偽貨返却口３６へ導き、
利用者へ返却する様になっている。

しかし、本機構ではホッパ８がハウジング１に固定され
ている為、判別センサ１２でのっまりを未然に防ぐ為に
設けられている入２枚送出防止ゲ−トｌＯで送り出され
ない様な厚い物や、回転板の切欠に、ひっかからない様
な小石やビンのフタ等の異物は、人の手によって取り出
されるまでの間、滞留し続けている。

この状態で、処理を続けた場合、正貨はほぼ正常どうり
処理出来るが、ずっと滞留している為、回転円板２．ハ
ウジング１及び２枚送出防止ゲート１０等を傷める恐れ
があり、異物が長い間溜ったり、異物の量が多くなると
正常処理へ影響を及ぼす可能性がある。

［発明が解決しようとする課題］ 従来は、前記の如く、処理不可の異物は、人の手によっ
て除去されるまでの間、ホッパ部へ滞留し続けて正常な
処理を妨げたり、回転円板、ハウジングおよび２枚退出
防止ゲート等を損傷したりする等の問題点があった。

本発明の課題は、上記従来の問題点を解消することがで
きる自動料金収受装置を提供することである。

［課題を解決するための手段］ 本発明による自動料金収受装置は、投込み型の自動料金
収受装置において、利用者から投入された硬貨の正偽判
別及び金種判別を行なう手段と、この手段により正貨で
あると判断されたとき投入額を計数する装置と、前記判
別手段により偽貨であると判別されたときそれを排出す
る装置と、投入された処理不可の異物を排出する装置と
を具備してなることを特徴とする。

即ち、本発明においては、例えば、第１図及び第２図に
示す如く、ホッパ８に異物排出用ソレノイド（ロータリ
・ソレノイド）４によって、開口軸９′を中心にして回
転運動を行ない、ホッパ下部を開口する異物排出カバー
７と、異物を検出する為の異物センサ２２とを設けてな
るものである。

［作用コ 本発明によれば、上記手段を講じたことによって、異物
が硬貨と一緒に投入された場合、硬貨（すなわち、２枚
送出防止ゲート１０を通過してセンサ部へ導かれる物；
正貨、偽貨を含む）を処理した後、異物が残留している
ことを、異物検出センサ２２が、それを検知したことに
より、異物排出用ソレノイド４を作動させ、ホッパ８下
部の異物を排出し、ホッパ８内を“空°にし、次の硬貨
処理時に異物による悪影響が生じない様にすることがで
きる。

［実施例コ 第１図は本発明の一実施例における異物排出機構の外形
図で、第１図（Ａ）は正面図、第１図（Ｂ）は下面図、
第１図（Ｃ）は右側面図、第２図は第１図における異物
排出機構の斜視図である。

第１図および第２図において、１はハウジング、２は回
転板、３はモータ、４は異物排出用ソレノイド、５は異
物排出機構用ギアＡ、６はギアＢ１７は異物排出機構カ
バー　８はホッパ、９はカバー・ストッパソレノイド、
９′は開口軸、２２は異物検出センサを示す。

第５図は本発明を有料道路料金収受システムに適用した
場合の一実施例を示す図である。

第５図において、システムは料金所アイランド２８上に
設置された自動料金収受装置２５、遮断機２６、発進制
御案内灯２７及び、道路に埋設された車両進入検知装置
３１及び車両発進検知装置２９から構成される。

このような自動料金収受装置システムの一連の利用者の
処理は、まず利用者の車両３２が自動料金収受装置２５
へ近づいたことを車両進入検知装置３１が検知する。こ
の検知信号を第６図のブロック図に示す様に自動制御装
置制御ユニットが受信し自動収受装置全体を利用者から
の料金投入を受付ける状態にする。

利用者によって投入された硬貨は第４図に示す様に硬貨
選別機１４の硬貨搬送機構１１の回転板２の切欠に一枚
づつ拾い上げられ、判別センサ１２へ導かれる。ここで
検出された特性が硬貨選別機制御ユニット２４で正貨と
認識された硬貨は一時保留機構１６へ導かれる。一方、
偽貨と認識された場合は第３図に示す偽貨排出機構（偽
貨排出用ソレノイド）１３が作動し偽貨をシュータから
外し偽貨排出シュータ３５を通過させ、自動収受装置２
５前面に設けられた偽貨返却口３６へ導き利用者へ返却
する。

投入された硬貨は次々と処理されてゆき投入額が通行料
金に満たしたことが認識されると前方に設置されている
遮断機２６が開き、発進制御室内灯２７が赤から青に切
換り、車両の発進を促がす。

車両が発進すると、車両発進検知装置２つがその発進を
検知すると遮断機２６は閉じ、発進制御室内灯２７は青
から赤に切り換わり、硬貨選別機１４もモータ３の回転
を止める。

利用者が正貨あるいは正貨と同様に回転板２の切欠によ
って拾い上げられ２枚送出防止ゲート１０を通過しセン
サ１２へ導かれるような偽貨（外国硬貨、ゲームコイン
等）のみを料金自動収受装置２５に投入した場合は以上
の様に一利用者の処理が終了する。

しかし、利用者によって小石、変形硬貨、ビンのキャッ
プ等の異物が投入された場合には、それらの異物は２枚
送出防止ゲート１０によりセンサ１２への侵入を妨げら
れ、ホッパ８内に残留する。

この時に、同時に投入された正貨等の２枚送出防止ゲー
ト１０を通過する物はそれら異物には多少の邪魔をされ
ながらも、センサ１２へ導かれ正常に処理される。この
様にして正貨により通行料金が正しく支払われたと認識
出来た場合、若しくはある一定時間以上正貨等の硬貨が
センサ１２で検知されなかった場合、正常時の一台の処
理終了時と同様に硬貨選別機１４のモータ３の回転を停
止させる。

そして、ホッパ８内に残留した異物は異物検出センサ２
２で検知される。異物検出センサ２２が異物を検知する
と制御ユニット２４は、異物排出機構カバー７が閉じて
いる時に、開くのを防止する為に設けられているカバー
ストッパ・ソレノイド９を励磁させカバー７のロックを
解除し、異物排出機構用ソレノイド４を回転させる。

ソレノイド４の回転は、その回転軸と同軸上に取り付け
られているギアＡ５からギアＢ６へ伝えられ開口軸９′
が回転されることによりそれに取り付けられた異物排出
機構カバー７が開口されるそして、開口と同時に回転板
２も異物を振り落とす為に数回正逆転を行ないホッパ８
内の異物を開口部より排出する。排出された異物は偽貨
同様、自動料金収受装置２５前面に設けられた偽貨返却
口３６へ排出され利用者に返却される。

〔発明の効果〕

本発明によれば、いたずら等により硬貨以外の異物が投
入された場合でも、その異物は自動的に排出される為、
それら異物による硬貨選別機のつまりゃ、それによる損
傷を防ぐことができる。そのため装置の保守頻度を大幅
に下げ、機械の信頼性を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における異物排出機構の外形
図、第２図は第１図における異物排出機構の斜視図、第
３図は従来技術に係わる硬貨選別機硬貨搬送機構の外形
図、第４図は従来技術に係わる硬貨選別機の外形図、第
５図は本発明の一実施例のおける自動料金収受システム
の外観概略図、第６図は本発明の一実施例における自動
料金収受システムの概略ブロック図である。 ４・・・異物排出用ソレノイド、５・・・先物排出機用
ギアＡ、６・・・ギアＢ、７・・・異物排出機構カバー
２２・・・異物検出センサ、

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 投込み型の自動料金収受装置において、利用者から投入
   された硬貨の正偽判別及び金種判別を行なう手段と、こ
   の手段により正貨であると判断されたとき投入額を計数
   する装置と、前記判別手段により偽貨であると判別され
   たときそれを排出する装置と、投入された処理不可の異
   物を排出する装置とを具備してなることを特徴とする自
   動料金収受装置。