JPH03503799A - 機械の検出手段の温度補正装置 - Google Patents

機械の検出手段の温度補正装置

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JPH03503799A
JPH03503799A JP63509123A JP50912388A JPH03503799A JP H03503799 A JPH03503799 A JP H03503799A JP 63509123 A JP63509123 A JP 63509123A JP 50912388 A JP50912388 A JP 50912388A JP H03503799 A JPH03503799 A JP H03503799A
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マッケーブ,ウィリアム・ジェイ
ペシコヴ,ヴィタリー・アイ
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ブラウン・アンド・シャープ・マニュファクチャリング・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 機械の検出手段の温度補正装置 発明の分野 本発明は全体として、座標測定機械における温度変化を補正する装置、特に、機 械構造体の異なる部品の熱膨張係数の差を補正する装置に関する。
発明の背景 座標測定機械は機械部品のような被加工物の寸法検査のために頻繁に使用されて いる。被加工物はテーブルに固着され、測定プローブが可動ラムに固着される。
加工物上のある一点を測定するためには、プローブはその点に接触され、機械の X1Y及びZ測定スケールを読み取る。典型的には、このプローブは水平面内に ても可動である重置方向に可動の2−レールに取り付けられる。このため、グロ ーブは三次元的に動かして、測定しようとする被加工物に接触させる。典型的I ;は、X%Y及び2軸座標は各々、関係するスケール、及び十字線を有するエン コーダを使用して測定される。エンコーダ又はスケールの何れか一方は関係する レール上に直接取り付けることが出来る一方、その他方のエンコーダ及びスケー ルは隣接する支持体に取り付けられる。
多くの従来技術の座標測定機械は制御された一定温度の環境下にて使用するため に設計されており、そのため、その温度にて一亘較正されたならば、温度jこ起 因する誤差は問題されない。しかし、これらの機械の使用は厳しく制約されてい るため、これら機械を制御された環境にて使用する。二とが常に可能であるとは 限らない。座標測定機械が温度の異なる非制御環境下にて使用するために設計さ れている場合、その機械が一つの温度環境下にてのみ使用し得るように較正され たならば、異なる温度環境下にてその機械を使用したとき、測定値に制御されな い誤差が生じる。2座標読取り値の誤差が最も一般的である。誤差の程度は温度 の変化に比例する。Z−座標の読取り値におけるこれらの誤差は各被加工物支持 体、グローブ及びZ−レール支持体を製造するのに使用される異なる材料に起因 する。材料が異なるため、これら構成要素の各々は異なる熱膨張係数を有し、そ のため、温度変化l;よりこれら各構t、要素に異なる程度の膨張を生じさせる 。その結果、かかる温度変化により、プローブが被加工物支持体(即ち原点)に 接触しているとき、「零シフト」という現象である2−座標読取り値の変化が生 じる。原点のかかる変化により被加工物の一点のみ、又は測定しようとする距離 の一端を任意の一時点にて測定しようとするとき、全ての2−座標の測定値に対 応する誤差が生じる。エンコーダ又はスケールを使用する場合、この変化はスケ ール及びエンコーダが相互lこ動くことl二より生ずる。
「零シフト」を補正することは、特に温度が不断に変化する場合に極めて困難で ある。部品の原点はマイクロプロセッサ制御装置flこより、機械的に又は自動 的に各温度変動毎に連続的に再設定し直さなければならない。しかし、こうした 解決手段の結果、不必要に著しい遅延が生じ、実際の測定過程中に生じる温度の 変化を直ちに補正することが出来ない。
原点を連続的に再設定し直しする必要がなく、通常の温度環境の範囲内の任意の 温度にて使用し得る座標測定機械を提供することが望ましい。又、測定過程中に 生じるいかなる温度変化をもそれ自体にて自動的に補正する座標測定機械を提供 することも望ましい。又、周囲温度に関係なく、高度に正確であるZ−座標測定 値を提供する座標測定機械を提供することが望ましい。
本発明の目的は周囲温度に関係なく、極めて正確な読なZ−IL!標測標値定値 供し得る座標測定機械を提供することである。
本発明のさらに別の目的は周囲温度の変化を自動的に補正する座標測定機械を提 供することである。
本発明のさらに別の目的は測定装置に対する座標測定IIIvcの基準面の温度 に起因する変化を補正する装置を提供することである。
本発明のさらに具体的な目的はz−i標測定のため、エンコーダ及びスケールが その上メ;取り付けられた座標測定機械の異なる部品の熱膨張係数の差を補正す る装置を提供することである。
光1Fと1夏− 上記及びその他の目的に従って、本発明は全体として、機械構造体の異なる構成 要素が異なる熱膨張係数を宵する材料にて形成される、座標測定機械における「 零シフト」を回避するため、周囲温度の変化を自動的に補正する装置に関する。
これら及びその他の目的並びj二利点は、Z軸を含む、読み取ろうとする座標軸 の測定スケールと共に、構造体を形成する構成要素の材料よりもはるかに大きい か又ははるかに小さいかの何れかである熱膨張係数を有するマウントを機械構造 体内に使用し、機械構造体の異なる構成要素の膨張及び収縮がある温度領域にi っ゛C均〜化されるようにすること!こより達成される。かかる構造体は測定せ んとする軸の「零シフト」を回避する。
マウントの正確な性質、マウントの長さ、及びマウントを形成するための材料は そのマウントが使用される座標測定機械の特別の構造体いかんによって決まる。
好適な実施例において、2−17−ルの2−座標測定は十字線及びスケールと共 にエンコー・ダを使用して行われる。エンコーダ又はスケールの一方は2−レー ルに直接固層することが出来る一方、その他方は架橋構造体、特に、2−レール を支持するハウジング上に取り付けられる。典型的に、スケールは2−レールに 直接取り付けられる一方、エンコーダは架橋構造体上に取り付けられる。
このマウントはスケール又はエンコーダの何れか一方と共に使用することが出来 る。本発明のマウントはアルミニウム製架橋構造体の熱膨張係数と、グラナイト 系鋼製構成要素及びその他各種の部品の熱膨張係数との差を補正する。鋼製構成 要素は基部支持体の各種の部分、エンコーダの支持ワイヤー、グローブ、及び空 気支承構成要素を含む。−冥施例I:おいて、マウントはアルミニウム製架橋構 造体の熱膨張係数よりもはるかに小さい熱膨張係数を有する、インバーのような 材料から成る。インバー製マウントは架橋構造体上のエンコーダ、又は2−レー ル上のスケール、Z−レール上のエンコーダ、又は架橋tR?i体上のスケール の何れかと共に使用することが出来る。マウントの正確な高さ又は長さはエンコ ーダと関係する架橋構造体の高さ、及び熱膨張係数及びZ−レール、グローブ、 グラナイト系及びその他上述の鋼製構成要素を含む、スケールと協働する機械の 各構成要素の熱膨張係数から決定することが出来る。
本発明の別の実施例において、アルミニウムよりもはるかに大きい熱膨張係数を 有する、亜鉛合金のような材料がマウントに使用される。この実施例において、 マウントは架橋構造体から下方に垂下し、エンコーダは下端から懸垂している。
最後に、第3の冥施例において、より大きい熱膨張係数を有する材料及びより小 さい熱膨張係数を有する材料の双方が使用される。この91施例の結果、よりコ ンパクトな構造となる。マウントは架橋構造体に固定され、架橋体の上のキャリ ッジに直接取り付けられた熱膨張係数の小さいアームと、この熱膨張係数の小さ いアームに結合され、下方の末梢端からエンコーダを支持する熱膨張係数の大き いアームという2つのアームを有している。
同一の思想を利用して、X%YM座原を決定するのに使用された関係するエンコ ーダ及びスケールJ:対する「零シフト」を防止する。
本発明の座標測定機械は温度変化を自動的に補正するものであり、従って、X、 Y及び2座標読取り値は測定を行う温度に関係なく、約Occ乃至約40 cC の領域内の温度にてテーブルの高さにおいて常に極めて正確である。原点は測定 前又は測定中の河れにおいてもいかなる温度変化に対しても再設定し直しする必 要はない。
図面の説明 本発明の目的、利点及び特徴は添付図面を参照しながら、以下の詳細な説明を読 むことにより、より一層明確に理解されよう。
第1図は本発明を利用する座標測定機械を示す説明図的な斜視図、 第2図は第1図の線2−2に沿った本発明の座標測定機械の部分断面図、 vg3図はM2図の方向3−3に向けた本発明のスケール及びエンコーダの正面 図、 第4図は本発明の一実施例を示す第1図の座標測定機械の断面略側面図、 第5図は2−レール組立体、及び第4図の2−レール支持組立体の略図、 第6図は本発明の別の実施例を示す第1図の座標測定機械の断面略側面図、 募7図は本発明の第3の実施例を示す第1図の座標測定機械の断面略側面図、 第8図は本発明の第4の実施例を示す第111ifflの座標測定機械の断面側 面図、 落9図は本発明の第5の実施例を示す座標測定機械の断面略側面図、 第10図は第1図の線10−10に沿った部分断面図、第11図は第1図の線1 1−11に沿つl二部分断面図である。
好適実施例の詳細な説明 次l:図面、特に、第1図乃至第3図を参照しながら、本発明の温度補正マウン トを内蔵する座標測定機械について説明する。機械10は基部組立体12と、架 橋体14と、及びキャリッジ16とを備えている。キャリッジ16はX〜レール 20上の案内路に沿って水平方向に、又はX方向に可動である。X−レール20 は垂直方向支持部材22.24により担持され、これら支持部材22.24はX −レール20と共に、底部組立体12上に取り付けられたY−レール26.28 に沿ってY方向に可動である架橋体14を形成する。Z−レール30はキャリッ ジ16上に支持され架橋体14の正面側19上のキャリッジ16内の軸受けを介 して垂直方向、又は2一方向に動く。典型的には、つり合い重なり(図示せず) が2−レール300重量を支持し、該レール30の自由な垂直方向への動きを許 容する。Z−レール30はその下方末梢端にプローブ18を担持する。プローブ 18は被加工物23の表面上の点と接触し、機械によるこれら点の座標の測定を 許容する。好適な9!施例において、基部組立体12はY−レール26.28を 担持する下方支持基部32と、及び及び断熱状態にて支持基部32上に取り付け られたグラナイト製ブロック34とを備えている。全体の機械が支持基部32の 下側に取り付けられt;足部33(第4図)により支持されている。
スケールは各運動方向と関係し、被加工物上の選択された点の座標を求める。ス ケール36は2方向の動きと関係される一方、スケール120はX方向の動きと 関係し、スケール130はX方向の動きと関係する。各スケールの読取り値は異 なる熱膨張係数を有する機械の異なる構成要素に起因し、温度変化の結果、異な る速度にて及び異なる程度だけ異なる構成要素を膨張させ、又は収縮させる機械 の歪みを含む各種の原因に基づく誤差を生じさせる。誤差の一つの特別の原因は キャリッジ16のX−レール20に対する2−レール30の変位を測定すること により2−座標の測定中に発見される。
例えば、第1図に示すような典型的な座標測定機械において、支持部材22.2 4、レール20.26.28及び30、下方基部32、及びプローブ18は異な る熱膨張係数を有する異なる材料にて形成される。支持部材22.24、X−レ ール20、Y−レール26.28、支持基部32、及びZ−レール30は全て典 型的にはアルミニウムから成る。このアルミニウムは約+3X 10−’インチ /インチ/11Fの熱膨張係数を有している。プローブ18は典型的に約8.3 インチ/インチ/’Fの熱膨張係数を有する鋼にて形成される。基部34は典型 的に約3.7XIO−・インチ/インチ/″Fの熱膨張係数を宵するグラナイト にて形成される。2−座標測定装置を支持する機械の構成要素の材料と2−座標 の実際の測定に関係する機械の構成要素との間に熱膨張係数の不適合が生じる。
所定の温度変化の結果、プローブ18が基部34上に着座するならば、「零シフ ト」として公知のZ−スケール読取り値に変動が生じ、これが適正に補正されな かったならば、全ての2−座標測定値に誤差が生じる。この問題点は垂l又は2 一方向の座標測定機械を備える幾つかの異なる材料が存在することにより、Z− 軸において特に顕著である。X又はY方向に対しては、この特別の機械の構成要 素は均一な成分から成るため、これらの方向に対してこの問題点はそれ程大きく ない。膨張の差がほとんど、又は全く生じない場合、温度に起因する誤差は最小 となる。
座標測定機械においてZ座標を測定する典型的な装置が第2図、第3図及び第4 図に図示されている。Z−レール30はその外面上に取り付けられたスケール3 6を担持している。キャリッジ16に固着された支持体42に取り付けられたマ ウント40によりエンコーダ38がスケール36と直接対向する、該スケール3 6と離間して対面状に配設されている。@2r!A、第3図及び第4図において 、スケール36はZ−レール30上に取り付けられて図示されている一方、エン コーダ38はキャリッジ16上に取り付けて図示されているが、これら2つの構 成要素の位置は逆にし、スケール36はキャリッジ16に対して固定状態に取り 付ける一方、エンコーダ38はZ−レール30に固着することが出来る。第2図 、第3図及び第4図に示した実施例において、スケール36は架橋体14の正面 側部に対面する2−レール30の片側に配設される。一方、マウント40はハウ ジング17の内面に固着される。しかし、スケール36及びエンコーダ38は又 、図示するように、第1図1;て架橋体14の正面側部19に対面する2−レー ル30の左側又は右側部河れかにて、又は架橋体14の正面側から反対方向ヲ向 いたZ−レール30の側部番こて整合させることが出来る。ワイヤー50がエン コーダ38から従来のマイクロセ/す回路まで伸長する。典型的には、スケール 36はガラススケールであり、エンコーダ38は十字線を有する反射型エンコー ダである。
好適な実施例において、マウント4oは第2図及び第3図!:図示するように、 典型的に、柱44、柱44から横方向外方に伸長するアーム46、及びアーム4 6がら下方に垂下するロッド48を備えている。エンコーダ38はロッド4Bの 下端又は末梢端に固着される。柱44は約室温、即ち、20’(!にてアルミニ ウムの熱膨張係数よりもはるかに小さい熱膨張係数を有する材料にて形成される 。M5図に略図で示すようl;、第2図乃至第4図に図示した形態にて、機械を 支持する2−レール30の構成要素、即ち、部材22.24、X−レール20及 びY−レール26.28の主たる材料はアルミニウムである。
機械の2座標測定構成要素、即ち、ブロック34、プローグ18.及び2−レー ル30の主たる材料はそれぞれ、グラナイト、鋼及びアルミニウムである。アル ミニウムの黙wgk係数は鋼及びグラナイト各々の熱膨張係数よりも大きいため 、キャリッジ18上の柱44は構成要素を支持する2−レール30のより大きい 膨張速度及び程度を補正することが必要である。アーム46は十分な強度及び剛 性を有する任意の材料!こて形成することが出来、典型的には、鋼にてNI成さ れる。ロッド4Bも又、典型的には、鋼にて形成される。
スケール36は2−レール301:固着される。スケール36の上端37はli !If性な接着剤41により一2レール30の表面39に直接取り付けられる。
その下方部分は発泡裏当て材52上に取り付けることが望ましく、該材料52は Z−レール30上に取り付ける。材料52はスケール36をZ−レール30から 熱的に絶縁し、スケール36の幾分独立的な膨張及び収縮を許容する。スケール 36はその上端にて2−レール30への取り付は箇所から膨張し収縮する。好適 な実施例において、材料52はスケール36が被加工物と同一の速度にて膨張し 収縮するよ−)l:選択される。被加工物が鋼製である場合、スケール36はガ ラスにて形成し、材料52はアクリル系接着剤を使用する連続気泡ポリエチレン 発泡体とすることが出来る。発泡体の肉厚はスケール36が鋼製の被加工物と同 一の膨張速度を付与されるように選択する。このよう!ニして、被加工物におけ る温度変化の影響が自動的に補正される。
柱44の長さ、又は垂鷹方向高さは幾つかの変数により決まり、本発明が採用さ れる各特別の座標測定機械に対して決定されなければならない。柱44のこの長 さの計算については関係する思想をグラフで示す第4図及び第5図に関して説明 する。M5図には、エンコーダ38を支持する機械の垂直方向柱54の構成要素 が図示されている。理解されるように、柱54はY−レール26、支持部材22 、X−レール20.柱44、及びロッド48を備えている。Y−レール26、支 持部材22、及びX−レール20は全てアルミニラムノこで形成され、第5図に 図示するように、柱54のアルミニウム製の構成要素として形成される。柱44 はアルミニウムの熱膨張係数よりも著しく小さい熱膨張係数を有する材料から成 り、柱54の別の構成要素として図示されている。鋼製ロッド48はアーム46 から垂下するため、柱44とは反対方向に膨張し又は収縮し、ロッド48は柱5 4の他の構成要素に対して偏心される。スケール36は第5図の柱56により支 持される。柱56はブロック34、プローグ18、及び2−レール30を備えて いる。ブロック34は典型的には、グラナイトから成り、プローグ18は典型的 には鋼から成る一方、2−レール30はアルミニウムにて形成される。
柱44の長さは以下に示すように計算することが出来る。プローグはブロック3 4上に着座する状態にて2−レール30がその零位置にあるとき、エンコーダ3 8はスケール36に対する位置が相対的に変化することが望ましいため、所定の 温度変化Δ、に対して、柱36の高さの全変化が柱56の高さの全変化に等しい ようにする必要がある。故に、Δ、、にて示した柱54の高さの変化は次式から 求めることが出来る。
Δ$4””A”−Δ’−1−L、、oc、4Δ−L、Oe、Δ“ここで、cc4 .は柱44の熱膨張係数であり、LAは柱54のアルミニウム製構成要素の長さ に等しい一方、L、は柱54の鋼製構成要素の長さに等しく、ズ4、ズ8、及び へ4.はそれぞれアルミニウム、鋼、及び柱44の熱膨張係数を示す。同様にし て、柱56に対して、Δ1.は次のように求めることが出来る。
Δ、、wL、e+e、Δ”十”、cx−Δ”1m”Aec、Δ1ここで、Llは 柱56のグラナイト構成要素の高さを示し、QC,はグラナイトの熱膨張係数を 示す。プライム符号は柱56のアルミニウム及び鋼の長さを示す。2つの柱の高 さの変化は「零シフト」無しの場合と等しくなければならないから、Δ3.はΔ 3.に等しく、次式が成立することを要する。
LA閃^+L44“4番−−“、 m ’g工、十”、“、十”^“^この等式 は柱44の長さに対して解くことが出来る。
好適な実施例において、第1図乃至第4図の柱44はインバー合金にて形成され る。好適な合金はカーベンターテクノロジーコーポレーシオン(C1rpent er Technal。
B Corporxjion)から購入することの出来るインバー36である。
好適なインバー合金は0.7XIO−’インチ/インチ76Fの熱膨張係数を有 している。柱44用の別の許容し得る材料はスコツトオプティカルグラスカンパ ニー(Seott 0ptical Glass Co+apu+y)から購入 出来る2ERODURなる商標で販売されているシリカガラス材料である。この ZEROD[lRは0.2xlO−’インチ/イ/チ/’F(7)熱膨張係数を 有している。柱44用の別の許容し得る材料は0.3xlO−’インチ/インチ /″Fの熱膨張係数を有するシリカガラス材料である。グラファイトも又柱44 用に許容可能な材料であり、これは0.06xlG−’インチ/インチ/’Fの 熱膨張係数を有する。柱44用の別の許容し得る材料は4.3xlO弓インチ/ インチ/″Fの熱膨張係数を有するアルミナセラミックである。上述の熱膨張係 数は全て約20’Oの温度にて測定したものである。
第1図の座標測定機械の一実施例において、2−レール30はプローブ18から エンコーダ38まで約630mmの長さを有している。プローブ18の長さくポ ールを含む)は約3インチであり、グローブ18の端部におけるポールの直径は 約1/2インチである。かかる機械の場合、柱44はそれぞれの材料について経 験的に求めた次の長さを有している。インバー36−110mm; 2EROD UR−76,6m+a:ンリカガラスー77.3ffim: グラファイト−7 5,7az:及びアルミナセラミックー117.4+am。
アルミニュムの熱膨張係数よりも著しく小さい熱膨張係数を有する材料から成る マウント40の別の形態が第6図及びg7c!:iに図示されている。該当する 場合、同様の部品は同様の参照符号にて表示した。表示した以外の場所において は、第6図及び第7図に図示した構成要素の全ては第1図及び第5図に図示した ものと同一である。
第6Iliiffに関しては、マウント60はキャリッジ16のハウジング17 の支持体42に固着された略水平方向に伸長するアーム62を備えている。アー ム62は鋼のような適当な任意の丈夫な材料にて形成することが出来る。
アルミニュムの熱膨張係数よりも著しく小さい熱膨張係数を有する材料から成る 柱64がアーム62から上方に伸長している。鋼のような丈夫で剛性な材料から 成るロッド65が柱64から上方に伸長している。エンコーダ38がaラド65 の上端又は末梢端j二固着されている。柱64は柱44に対すると同一の材料に て形成することが出来、柱64の長さは柱44の長さと同一の方法にて決定する ことが出来る。その他全ての点において、第6図の寅N例は第1図乃至第5図の 実施例と同一である。
比較的小さい熱膨張係数を有する材料を使用する別の実施例が第7図に図示され ている。この実施例において、マウント70は水平方向に伸長するアーム74、 及びアーム74から垂下する垂直ロッド76を有している。エンコーダ38がロ ンドア6の下端に固着されている。アーム74及びロッド76は各々、鋼のよう な適当な丈夫な材料にて形成される。2−レール30は略水平方向に伸長するシ ョルダ部80と、及び該ショルダ部80の下面に固着されたブラケット82とを 備えている。ブラケット82はアルミニュムの熱膨張係数よりも著しく小さい熱 膨張係数を有する材料から形成される。スケール36がブラケット82の下方端 縁に固着されている。第7図に図示した実施例において、「零シフト」はスケー ル36をブラケット82に固着することにより補正され、これにより、温度が増 大する間、スケール36を2−レール30に対して上方に動かし、スケール36 及びエンコーダ38の相対的な位置を一定の関係に維持する。ブラケット82は 柱44と同一の材料にて形成することが出来、ブラケット82の長さは柱44の 長さを計算するときと同一の考慮事項を利用して計算することが出来る。
スケール36には、発泡裏当て84が設けられているが、裏当て84はスケール 36が2−レール30に対して動、くのを許容する。これとは逆に、温度の増大 する間、ブラケット82はスケール36が2−レールに対して下方に動くのを許 容し、同様に、スケール36とエンコーダ38間に所望の一定の関係を維持する 。その他全ての点にて、第7図の実施例は第1図乃至第5図の実施例と同一であ る。
アルミニュムの熱膨張係数よりも著しく大きい熱膨張係数を有する材料を利用す る本発明の実施例について、以下に説明する。マウントの形状を除き、第8図の 実施例はその他全ての点にて、第1図乃至第5図と同一である。該当する場合、 同様の部品は同様の参照符号にて表示する。第8図のマウント90は略水平方向 に伸長するアーム94と、及び下方に垂下するアーム96.97とを備えている 。アーム96はアーム94から下方に伸長する一方、アーム97はアーム96か ら垂下する。エンコーダ38がアーム97の下端又は末梢端に固着されている。
アーム97は鋼のような丈夫で剛性な材料から形成されている。アーム96はア ルミニュムの熱膨張係数よりも著しく大きい熱膨張係数を有する材料にて形成さ れる。アーム96は温度の上昇に伴って下方に伸長し、温度の低下に伴って上方 に収縮し、これにより、Z−レール座標を測定する機械の構成要素と比較したと き、エンコーダ38を支持する機械の構成要素の略全部のアルミニュム要素によ りエンコーダ付与される比較的大きい垂直方向への増大を補正する。上述のよう に、Z座標を測定する機械の構成要素は共にアルミニュムの熱膨張係数よりも小 さい熱膨張係数を有する、グラファイト製基部及び鋼製プローブを備えている。
これとは逆に、温度が低下する閾は、アーム96は、エンコーダ38を支持する 機械の構成要素の略全部のアルミニュム要素よりも速く収縮し、これにより、2 座標を測定する機械の構成要素よりも大きいその構成要素の収縮を補正する。こ のようにして、スケール36に対するエンコーダ38の相対的な位置は略一定の 関係に維持される。その他全ての点におσ・ては、冨8図の実施例は第1図乃至 第5図の実施例と同一である。
アルミニュムの熱膨張係数よりも著しく大きい熱膨張係数を有する、アーム96 の形成に使用することの出来る典型的な材料は典型的にIgxlG−’インチ/ インチ/″Fの熱膨張係数を有する亜鉛合金である。別の例は典型的に2311 G−’インチ/インチ/’Fの熱膨張係数を有するフェノール系材料である。ア ーム96の必要な長さは柱44の長さを決定しI;ときに前に使用しl;と同一 の考慮事項に基づいて計算することが出来る。機械の測定構成要素の等式は第5 図の柱56に対して前に設定したものと同一である。エンコーダ38を支持する 機械の垂直方向の構成要素の長さの変化を示す等式は以下に掲げる通りである。
Δ−LAcx:AΔ5−L1.cc9.Δt−L、−Δ′これらの等式は上述の ように、アーム96の長さ、即ち°、Lsaを前と同様に、相互シニ等しく設定 することlこより解くことが出来る。プローブ18の頂部からエンコーダ38ま での2レールの長さが630+*mであるような座標測定機械の場合、プローブ 18の長さが3インチ、プローブ18の一端におけるポールの直径が172イン チ、及びグラナイトブロックの肉厚が約3インチである場合、アーム96は以下 の長さを有する。亜鉛合金の場合−150゜7m1l;及びフェノール系の場合 −N、2m+e。
本発明の別の実施例が第9図に図示されている。この#19r!lJの実施例は アルミニュムの熱膨張係数よりも著しく大きい熱膨張係数、及びアルミニコムの 熱膨張係数よりも著しく小さい熱膨張係数を有する、材料の使用を図示している 。マウント100はキャリッジ16のハウジング17の支持体42かも伸長する アーム102を備えている。柱104がアーム102から上方に伸長している。
別のアーム106が柱104の頂部から水平方向に伸長し、ロッド109及び別 の柱108が柱104に対して離間しI;状態にてアーム106から下方に垂下 している。エンコーダ38がロッド109の下端又は末梢端に固着されている。
ロッド109は鋼のような丈夫で剛性な材料から形成されている。この実施例に おいて、柱104はアルミニコムの熱膨張係数よりも著しく小さい熱膨張係数を 有する材料にて形成される一方、柱10Bはびアルミニコムの熱膨張係数よりも 著しく大きい熱膨張係数を有する材料にて形成される。エンコーダ38を支持す る機械の構成要素における長さの変化Δ8は次式から求めることが出来る。
Δ、−LAo:AΔ’ + ’ + 641:X: + 64Δ“−’+os’ +asΔ+−L、sSΔ0 一方、Zレール柱の長さの変化(Δ2)は次式から求めることが出来る。
Δ、fiL、QCΔ’−1−’、oc、Δ’+”A6e4A’下付き数104. 108はそれぞれ柱104.10gを示す。柱104の長さ又は柱108の長さ の何れか一方を固定することにより、2つの等式を相互に等しく設定した場合、 その一方の長さを求めることが出来る。
第1図乃至第9図に図示する全ての実施例において、エンコーダ38及びスケー ル36の位置は任意の時点にて相互C′:交換することが出来るが、スケール3 6はZレール30に固着する一方、エンコーダ3Bはキャリッジ16に関係させ ることが望ましい。
本発明はZ軸測定について説明したが、本発明は又、X及びY軸測定スケールと 共に適用し、X及びY軸座標測定l;使用されるスケール及びエンコーダに対す る零シフトを防止することも出来る。本発明は基部32又はブロック34が異な る材料から成り、又は組成が均一でない場合に必要とされる。又、本発明はブロ ック34がその中心の周囲にて膨張せず、又は、スケールの原点がその一端にあ る場合に、必要とされる。
以下、第1図及び第10図を参照しながら、Y軸に対する本発明の適用について 説明する。第1図に図示するように、スケール120はYレールの頂部の切り込 み部内にて該レール上に配設されている。エンコーダ122は支持部材22の基 部のハウジング124上に取り付けられている。柱126がハウジング124に 固着されている。ロッド122が柱126から伸長する一方、エンコーダ122 がロッド128の端部に配設されている。
エンコーダ22及びスケール120は共に、Y座標の読み取り値を表示するもの である。Z座標について前述したように、柱126はアルミニコムの熱膨張係数 よりも著しく大きい熱膨張係数を有する材料か、又は、アルミニコムの熱膨張係 数よりも著しく小さい熱膨張係数を有する材料にて形成し、スケールに対するエ ンコーダの零シフトを補正することが出来る。第2図乃至第9図の実施例1二適 用する原理はこの場合ミニも適用し、同一型式の等式を利用して柱126の長さ を求めることが出来る。
柱126はインバー合金のような、柱44′の材料と同一の材料にて形成するか 、又は、アーム96を形成する材料のような材料にて形成することも出来る。
同様にして、同一の考えを適用して、XM7二沿った零シフトを阻止することが 出来る。特に、81図及び第11図を参照しながら、以下、この実施例について 説明する。第1図に図示するように、X軸のスケール130は側部19のその凹 所内にてXレール20の略中心に配設されている。エンコーダ132がスケール 130Jこ対して密な間隔にて対向する関係に配設され、被加工物の選択された 点のX座標測定値を表示する。Ml 1Bに図示するように、柱134はハウジ ング17の一部分に取り付けられ、ロッド128が柱126から伸長する。ユン 34はアルミニコムの熱膨張係数よりも著しく大きい熱膨張係数を有する材料か 、又は、アルミニコムの熱W張係数よりも著しく小さい熱膨張係数を有する材料 にて形成することが出来る。上述のように、ロッド128は典型的に、鋼にて形 成される。柱134は柱96のように、インバーのような材料にて形成するか、 又は、亜鉛合金のようなアーム96と同一の材料にて成形することが出来る。第 2図乃至第9図に関して上述したのと同一の形状を柱134に採用することが可 能であり、柱44の長さを決定する等式に対すると同一の考慮事項に基づいて、 柱134の長さを決定することが出来る。
アルミニコムの熱膨張係数よりも著しく大きいか又は著しく小さい熱膨張係数を 有する材料の何れかを使用することにより、測定過程中の温度変化に起因する「 零シフト」によるZ座標測定値の誤差は、温度が約0℃乃至約40℃の領域内に ある限り、簡単ではあるが、極めて効果的な方法にて、自動的に解消することが 出来る。機械の各種の位置にて温度を連続的に測定したり、温度変化に対して、 測定された座標を自動的に調節する複雑なン7トウェアを使用する必要もない。
このt;め、この座標測定機械は温度に起因する誤差の心配なく、0°C乃至4 0℃の領域の通常の運転温度である各種の用途に適用することが出来る。さらに 、この技術が簡便であるため、測定値は覆めて正確である。
上述の説明1:@みると、当業者には、本発明の範囲内lこで変形側及び応用例 が可能であるこが明らかである。
このため、上述の説明は単に一例であり、本発明の範囲は特許請求の範囲の記載 及びその均等物により判断されるべきである。
国際調査報告

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.被加工物上における点の選択された座標を測定する機械であって、 被加工物を支持するワークテーブルにして、第1の熱膨張係数を有しかつ機械の 基部に取り付けられた前記ワークテーブルと、 被加工物に対して所定の方向に可動でおり、その座標を測定しようとする被加工 物上の点に接触するプローブと、 前記機械上に着座し、前記レールを支持する手段にして、第2の熱膨張係数を有 する前記支持手段と、所定の方向に向けて前記支持手段に対する前記プローブの 位置を検出する手段にして、関係する零位置を有する前記検出手段と、及び 前記プローブの少なくとも1つ及び前記支持手段と関係し、温度変化により、前 記ワークテーブル及び前記支持手段を収縮させかつ膨張させ、前記検出手段の前 記零位置がある温度領域に亙って一定に維持されるようにする温度補正手段と、 を備えることを特徴とする機械。
  2. 2.前記温度補正手段が前記第1及び第2の熱膨張係数の大きい方と著しく異な る選択された熱膨張係数を有する、選択した長さの構成要素を備えることを特徴 とする請求の範囲第1項記載の機械。
  3. 3.前記温度補正手段が前記第2の熱膨張係数より著しく小さい熱膨張係数を有 する構成要素を備えることを特徴とする請求の範囲第2項記載の機械。
  4. 4.前記温度補正手段が前記支持柱内にインバー合金を備えることを特徴とする 請求の範囲第3項記載の機械。
  5. 5.前記温度補正手段が前記第2の熱膨張係数より著しく大きい選択された熱膨 張係数を有する、選択した長さの構成要素を備えることを特徴とする請求の範囲 第2項記載の機械。
  6. 6.被加工物上における点のZ方向の座標を測定する機械であって、 被加工物を支持するワークテーブルにして、第1の熱膨張係数を有しかつ機械の 基部に取り付けられた前記ワークテーブルと、 被加工物上の点に接触するプローブを有する、被加工物に対してZ方向に可動で あるZ−レールと、前記機械の基部上に着座し、前記Zレールを支持する支持柱 にして、前記第1の熱膨張係数より著しく大きい第2の熱膨張係数を有する前記 支持柱と、前記Z方向に沿って前記柱に対する前記Z−レールの位置を検出する 手段にして、関係するZ−レール零位置を有する前記検出手段と、 前記柱と関係し、温度変化により、前記ワークテーブルを収縮させかつ膨張させ 、前記零位置を温度領域に亙って一定に維持する温度補正手段と、を備えること を特徴とする機械。
  7. 7.前記検出手段がスケール及びエンコーダを備え、前記スケールが前記Z−レ ール内に取り付けられる一方、前記エンコーダが前記柱に関係する手段上に取り 付けられ、前記Z−レールを支持することを特徴とする請求の範囲第6項記載の 機械。
  8. 8.前記温度補正手段が前記Z−方向に向けて前記Z−レールに対する前記支持 手段から上方に伸長し、前記エンコーダがそこに取り付けられる第2の柱を備え ることを特徴とする請求の範囲第7項記載の機械。
  9. 9.前記第2の柱が前記第2の熱膨張係数より著しく小さい第2の熱膨張係数を 有する材料にて形成されることを特徴とする請求の範囲第8項記載の機械。
  10. 10.前記第2の柱がインバー合金を備えることを特徴とする請求の範囲第9項 記載の機械。
  11. 11.前記エンコーダがロッドの下方末梢端に取り付けられ、前記ロッドが前記 第2の柱の一端である上端に取り付けられることを特徴とする請求の範囲第8項 記載の機械。
  12. 12.被加工物上における点のZ方向の座標を測定する機械であって、 被加工物を支持するワークテーブルにして、第1の熱膨張係数を有しかつ機械の 基部に取り付けられた前記ワークテーブルと、 被加工物上の点に接触するプローブを有する、被加工物に対して所定のZ方向に 可動であるZ−レールと、前記機械の基部上に着座し、前記Zレールを支持する 支持柱にして、前記第1の熱膨張係数より著しく大きい第2の熱膨張係数を有す る前記支持柱と、前記所定のZ方向に沿って前記柱に対する前記Z−レールの位 置を検出する手段と、を備え、前記検出手段が、前記所定のZ方向に伸長しかつ 前記支持柱により支持されたハウジング上に取り付けられた、前記第2の熱膨張 係数より著しく小さい熱膨張係数を有する材料にて形成される第2の柱と、 前記第2の柱から前記Z−レールに向けて伸長する第1のアームと、 前記Z−レールと略平行な方向に向けて前記第1のアームから下方に垂下する第 2のアームと、前記第2のアームに固着されかつ前記Z−レールに対面するエン コーダと、 前記エンコーダに対して離間されかつ対面する関係にて前記Z−レールに取り付 けられたスケールと、を備え、 前記第2の柱が所定の長さを有し、前記エンコーダ及び前記スケールの相対的な 位置がある温度領域に互って前記Z−レールの一定の位置に対して不変であるよ うにしたことを特徴とする請求とする機械。
  13. 13.前記柱がインバー合金から成ることを特徴とする請求の範囲第12項記載 の機械。
  14. 14.彼加工物上における点のZ方向の座標を測定する機械であって、 被加工物を支持するワークテーブルにして、第1の熱膨張係数を有しかつ機械の 基部に取り付けられた前記ワークテーブルと、 彼加工物上の点に接触するプローブを有する、被加工物に対して所定のZ方向に 可動であるZ−レールと、前記機械の基部上に着座し、前記Zレールを支持する 支持柱にして、前記第1の熱膨張係数より大きい第2の熱膨張係数を有する前記 支持柱と、 前記所定のZ方向に沿って前記柱に対する前記Z−レールの位置を検出する手段 と、を備え、前記検出手段が、前記柱上に取り付けられかつ略前記Z−レール方 向に伸長する支持アームと、 前記支持アームから垂下し、かつ前記Z−レールと略平行な方向に伸長前記第1 のアームから下方に垂下した、前記第2の熱膨張係数より著しく大きい熱膨張係 数を有する材料にて形成される第2のアームと、前記Z−レールの表面に対して 離間されかつ対面する関係にて前記ロッドに取り付けられたエンコーダと、前記 エンコーダに対して離間されかつ対面する関係にて前記Z−レールに取り付けら れたスケールと、を備え、 前記第2のアームが所定の長さを有し、前記ワークテーブル及び前記柱の膨張及 び収縮を均一にし、前記エンコーダ及び前記スケールの相対的な位置がある温度 領域に亙って前記Z−レールの所定の位置に対して一定に維持されるようにした こと特徴とする機械。
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