JPH03272075A

JPH03272075A - ビデオテープレコーダ

Info

Publication number: JPH03272075A
Application number: JP2072555A
Authority: JP
Inventors: Kazuyuki Oota; 大田　起至; Toshiyuki Ishii; 石居　俊之; Kosuke Misono; 御園　耕輔; Tetsuo Nishigaki; 西垣　哲男
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1990-03-22
Filing date: 1990-03-22
Publication date: 1991-12-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】以下の順序で本発明を説明する。

Ａ産業上の利用分野Ｂ発明の概要Ｃ従来の技術り発明が解決しようとする課題１課題を解決するための手段（第１図、第３図及び第４
図）１作用（第１図、第３図及び第４図）Ｇ実施例（Ｇｌ）ビデオテープレコーダの全体構成（第１図）（
Ｇ２）ビデオテープレコーダの機能ブロック（第２図）（Ｇ３）ビデオテープの記録フォーマット（第３図〜第
６図）（Ｇ４）ビデオテープレコーダの設定処理（第７図〜第
１１図）（Ｇ５）　！理データヘースコントロール信号トラック
記録領域Ｆａｖｃへの管理データＤ　ＡＶの記録（第１
２図及び第１３図）（Ｇ６〉管理データＤＡｖの分散記録（第１４図及び第
１５図）（Ｇ７）他の実施例（第１６図）Ｈ発明の効果Ａ産業上の利用分野本発明はビデオテープレコーダに関し、特にビデオテー
プ上に録画、予約等をした番組についての管理を一段と
容易にしようとするものである。

Ｂ発明の概要本発明はビデオテープレコーダにおいて、コントロール
信号記録トラック上に番組に対応する管理データを記録
再生できるようにしたことにより、各種番組の管理を一
段と簡易化し得る。

Ｃ従来の技術従来の民生用ビデオテープレコーダは、長手方向に延長
するビデオテープ上に複数の番組を録画する場合には、
各番組の先頭位置に頭出し用信号を記録しておき、例え
ばユーザが録画済テープから所望の番組を再生したい場
合には、ビデオテープレコーダを一旦サーチモードに設
定してビデオテープを頭出し用信号を再生できる位置に
まで早送りした後、−旦再生モードに切り換えて見たい
番組であるか否かを確認して行くようになされている。

Ｄ発明が解決しようとする課題ところが従来のビデオテープレコーダにおいては、複数
の番組についての情報は、当該各番組が録画されている
ビデオテープ位置だけに記録されており、従ってユーザ
が再生したい番組を確認したり、再生したい番組を決め
たり、再生したい番組を探したりする際には、当該再生
したい番組に行き付くまでの間にビデオテープレコーダ
のサーチを繰り返すことによって実際上かなり長時間に
亘ってビデオテープを早送りするような作業をしなけれ
ばならない煩雑さがある。

また従来のビデオテープレコーダにおいては、各番組に
ついての情報として記録位置だけを検出できるようにな
されているに過ぎないために、例えばタイマ予約等の情
報のような比較的複雑な情報を用いる場合には別途用意
したタイマ予約用メモリに予約情報を書き込んでおくよ
うな手法を用いる必要がある。

ところがこのような手法を用いても、当該予約番組メモ
リは各ビデオテープについて共通に設けられているため
に、各ビデオテープ個有の情報として保存することがで
きず、従って番組の管理情報としては利用できない。

従って例えば多数の録画済ビデオテープ、又は未録画ビ
デオテープを管理したり、複数のビデオチー１間に亘っ
て録画したいわゆるシリーズものの番組を管理しようと
する場合には、実際上各ビデオテープごとに録画されて
いる番組の内容や、録画時間や、保存する必要があるか
否かなどの管理情報を、ビデオテープのカセットやカセ
ットケースなどに予め書き込んでおく等の管理作業をし
なければならない煩雑さがある。

しかしながら実際上これらの管理情報を書き込む手間や
、当該書き込まれた管理情報を読み取って判断する手間
などは煩雑で、その煩雑さの度合は録画や予約などをし
ようとする番組数及びビデオテープ本数が増大すればす
る程累積的に退京されて行くので、できるだけ簡易化す
ることが望ましい。

本発明は以上の点を考慮してなされたもので、番組につ
いて録画、予約などの処理をする場合（これを録画、予
約と呼ぶ）、当該番組の管理を格段的に簡易化し得るよ
うにしたビデオテープレコーダを提案しようとするもの
である。

Ｅ！！題を解決するための手段かかる課題を解決するため本発明においては、ビデオチ
ー１３６上にその長平方向を横切るように順次斜めに形
成されたビデオ記録トラックＴＡ、ＴＢの記録位置を表
すコントロール信号ＣＴを、ビデオ記録トラックＴＡ、
ＴＢの配列方向に沿うように形成されたコントロール信
号記録トラックＴＣＴ上に記録するようになされたビデ
オテーブレコーダにおいて、　コントロール信号記録ト
ラックＣＴの所定位置に管理データベース記録領域Ｆ　
ＡＶＣを形成し、この管理データベース記録領域Ｆ□、
に番組に対応する管理データＤａｙを記録し、当該管理
データＤ　ＡＹに基づいて各番組を管理できるようにす
る。

１作用コントロール信号記録トラックＴＣＴに形成された管理
データヘース記録領域Ｆ　ＭＶＣにはビデオテープ３６
上に録画、予約されている番組に関する管理データＩ）
ａｙが記録されていることにより、ユーザが必要に応じ
て当該管理データＩ）ａｙを再生することによりビデオ
テープ３６に録画、予約されている番組についての情報
を各ビデオテープ３６に個有の情報として簡便に把握す
ることができると共に、当該管理データＤ　ａｖを必要
に応して書き換えることができることにより、番組の管
理を一段と容易にし得る。

Ｇ実施例以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。

（Ｇｌ）ビデオテープレコーダの全体構成第１図におい
て、１は全体としてビデオテープレコーダ（ＶＴＲ）を
示し、映像信号処理部２を介して入力される録画映像信
号Ｓ１をビデオテープレコーダ本体３に供給することに
よりこれを録画すると共に、再生映像信号Ｓ２を映像信
号処理部２を介して映像出力信号Ｓ３としてモニタ４に
供給する。

これに加えて制御管理データ処理部５が設けられ、リモ
ートコントロール制御器６から与えられる入出力情報信
号Ｓ４をリモートコントロール送受信器７を介して制御
管理データ処理用中央処理ユニット（ｃｐｕ）ｓに取り
込むことにより、バス９に制御情報Ｓ５を送出し、これ
により映像信号処理部２及びビデオテープレコーダ本体
３を槽底する回路要素を制御すると共に、バス１０を介
して制御情報Ｓ６をビデオテープレコーダ本体３のメカ
ニズム制御用中央処理ユニット（ｃｐｕ）１１との間に
交信することにより、ビデオテープレコーダ本体３を構
成するメカニズム要素に対する制御信号Ｓ７を発生する
ようになされている。

映像信号処理部２はチューナ２１において受信した受信
映像信号Ｓｌｌ、外部の映像信号ソース源の入力ライン
から供給される外部ライン映像信号Ｓ１２及び内部同期
回路２２において発生される内部同期信号Ｓ１３を人力
選択回路２３を通してスーパーインポーズフェーダ回路
２４に入力し、かくしてスーパーインポーズフェーダ回
路２４の出力端に録画映像信号Ｓ１を得るようになされ
ている。

録画映像信号Ｓ１は記録切換回路３１を通して録画回路
３２に供給され、記録モード時電磁変換回路３３を介し
て磁気ヘッド３４によってビデオカセット３５のビデオ
テープ３６に記録される。

かくしてビデオテープ３６に記録された映像信号は再生
モード時磁気ヘッド３４．１ｉｉｆｔ変換回路３３を順
次弁して再生回路３７にピックアップされ、再生切換回
路３８を通して再生映像信号Ｓ２として映像信号処理部
２に送出される。

この再生映像信号Ｓ２はさらに出力選択回路３９を通し
て映像処理回路４０において映像出力信号Ｓ３に変換さ
れてモニタ４の表示画面４Ａ上に表示される。

制御管理データ処理部５の制御管理データ処理用ＣＰＬ
Ｊ８はリモートコントロール制御器６から人力される入
出力情報信号Ｓ４又はＶＴＲ用キーボード１２から人力
される人力情報信号Ｓ８に基づいてＲＯＭ構威０基礎デ
ータメモリ４３に格納されている基礎データ及びＲＡ　
Ｍ　＋！戒のレジスタ４４に記憶されている処理データ
をクロック回路４５のクロック信号に基づいてデータ処
理することにより、バス９及びｌＯに制御情報Ｓ５及び
Ｓ６を送出するようになされている。

この実施例の場合、バス９にはカードリーダ４６が結合
され、制御管理データ処理用ＣＰｔＪ８はカードリーダ
４６においてＩＣカード４７から読み取った基礎データ
をレジスタ４４に取り込み得るようになされている。

このようにして制御管理データ処理用ＣＰＵ８において
データ処理することによって得られた処理結果をユーザ
に知らせる必要がある場合、制御管理データ処理用ＣＰ
Ｕ８は制御情報Ｓ５の一部の情報としてビデオデイスプ
レィプロセッサ４１にｉ！！ｉｉａ表示情報信号Ｓ１４
を供給し、当該画像表示情報信号Ｓ１４によってビデオ
ＲＡＭ４２から読み出した画像表示信号Ｓ１５をスーパ
ーインポーズフェーダ回路２４に供給することにより、
入力選択回路２３から供給される映像信号Ｓ１６に対し
て画像表示信号Ｓ１５をスーパーインポーズしてなるス
ーパーインポーズ出力信号Ｓ１７を出力選択回路３９を
通して映像処理回路４０に供給することにより、モニタ
４の表示画面４Ａ上に映像信号に対して文字、キャラク
タ、線図等でなる画像信号をスーパーインポーズしてな
る映像を表示することにより、ユーザと対話できるよう
に構成されている。

この実施例の場合制御管理データ処理用ＣＰＵ８は、モ
ニタ４の表示画面４Ａ上に文字、キャラクタ、線図等で
なる画像を表示させたとき、同じ画像を表す画像信号を
リモートコントロール送受信器７から入出力情報信号Ｓ
４としてリモートコントロール制御器６に供給し、これ
によりモニタ４の表示画面４Ａと同じ画像をリモートコ
ントロール制御器６の表示画面６Ａに表示させるように
なされている。

ここで制御管理データ処理用ＣＰＵ８は、制御情報Ｓ５
の一部としてビデオテープレコーダ本体３の記録及び再
生動作に関連する書込管理データＳ２５を画像記録用エ
ンコーダ５１を通じ、さらに記録切換口Ｎ１３１、録画
回路３２、電磁変換回Ｎ１３３を順次弁してビデオテー
プ３６のビデオ記録トラックに記録させるようになされ
、また当該ビデオ記録トラックに書き込まれている管理
データを電磁変換回路３３、再生回路３７、再生切換回
路３８を通して読み取ったとき、これを画像記録用デコ
ーダ５２を介して読出管理データＳ２６としてバス９を
介して取り込むことができるようになされている。

これに加えてこの実施例の場合、制御管理データ処理用
ｃｐｕｓは、画像記録用エンコーダ５１に与えた書込管
理データ３２５と同様の書込管理データＳ２７を音声記
録用エンコーダ／デコーダ５３を通して［ｉｆｆ変換回
路３３に供給することにより、管理データＤ□を磁気ヘ
ッド３４を介してビデオテープ３６のオーディオ記録ト
ラックＣＨＬ　ＣＨ２に記録すると共に、ビデオテープ
３６のオーディオトラックＣＨＩ、ＣＨ２に記録された
管理データＤＡＶを磁気ヘッド３４を介して電磁変換回
路３３から読み出して音声記録用エンコーダ／デコーダ
５３に読み出すことにより、続出管理データ５２Ｂとし
て制御管理データ処理用ＣＰＵ８に取り込むようになさ
れている。

さらにこの実施例の場合、制御管理データ処理用ＣＰＬ
Ｊ８は、画像記録用エンコーダ５１に与えた書込管理デ
ータＳ２５と同様の書込管理データＳ２９をＣＴＬ記録
用エンコーダ／デコーダ５４を通じて電磁変換回路３３
に供給することにより、管理データＤＡＶを磁気ヘッド
３４を介してビデオテープ３６のコン：・ロール信号記
録トラックＴＣＴに記録すると共に、ビデオテープ３６
のコントロール記録トラックＴＣＴに記録された管理デ
ータＤＡｖを磁気ヘッド３４を介して電磁変換回路３３
から読み出してＣＴＬ記録用エンコーダ／デコーダ５４
に読み出すことにより、読出管理データＳ３０として制
御管理データ処理用ＣＰＵ８に取り込むようになされて
いる。

（Ｇ２）ビデオテープレコーダの機能ブロック制御管理
データ処理用ＣＰＵ８は第２図に示すような機能ブロッ
クに従ってビデオテープレコーダを全体として制御する
。

すなわちＣＰＵ８はキーボード１２から指令入力を受け
たとき、ブロックＢＫＩにおいてインタラブド処理手段
として機能した後、ブロックＢＫ２においてシステムス
ケジュール手段及びデータベース保持手段として機能す
る。このときシステムスケジュール手段及びデータベー
ス保持手段はシステム全体の時系列を管理しながらブロ
ックＢＫ３のタイマ予約データベース作成手段との間の
交信をしてブロックＢＫ４によりて示される人工知能モ
ジュールとしての機能と、ブロックＢＫ５に示す適用処
理手段としての機能とを実行する。

人工知能モジュールＢＫ４においてＣＰＩＪＢは、自然
言語システムＢＫ４Ａによって自然言語で表された指令
項目の入力に従って自然言語によって人力された指令内
容を判断する。

そして当該自然言語による指令内容の仕方に基づいて習
慣学習推論システムＢＫ４Ｂにおいてユーザの習慣を学
習、推論すると共に、習慣データベース作成システムＢ
Ｋ４Ｃによって習慣データベースを作成する。

通用処理手段ＢＫ５において、ＣＰＵ８はモジュール処
理手段ＢＫ５Ａによって管理データベースモジュールＢ
Ｋ５Ｂ、ユーザの好みモジュールＢＫ５Ｃ、システム設
定モジュールＢＫ５Ｄ及びタイマ予約モジュールＢＫ５
Ｅの機能を実行する。

これと共に適用処理手段ＢＫ５においてＣ））　Ｌ１８
は、メツセージシステムＢＫ５Ｆにおいてメツセージの
表示処理を実行すると共に、モニタブロックＢＫ５Ｃ；
においてモニタ４の表示処理をする。

かかる人工知能モジュールＢＫ４及び適用処理手段ＢＫ
５の処理をするにつきＣＰＵ８は共通データエリア処理
ブロックＢＫ６においてタイマ予約パケット、フラグ処
理等の処理を実行する。

適用処理手段ＢＫ５における処理は、入出力駆動手段Ｂ
Ｋ７を介して外部機器としてのビデオテープレコーダ本
体３、モニタ４、リモートコントロール送受信器７及び
リモートコントロール制御器６に結合される。

（Ｇ３）ビデオテープの記録フォーマットビデオテープ
３６は第３図に示すように、テープ走行方向ａを斜めに
横切るヘッド走査方向すに沿うように形成された互いに
異なるアジマス角を有するビデオ記録トラックＴＡ及び
ＴＢをテープ走行方向ａの方向に順次隣接するように形
成し、このビデオ記録トラックＴＡ及びＴＢの突入側端
の外側縁部にビデオテープ３６の長手方向に沿うように
コントロール信号（ＣＴＬ）記録トラックＴＣＴを形成
してコントロール信号ＣＴを記録すると共に、ビデオテ
ープ３６の離脱側縁部に２チャンネル分のオーディオ記
録トラックＣＨＩ及びＣＨ２を形成するようになされて
いる。

ビデオテープ３６の記録開始先頭部には所定のトラック
数分のビデオ記録トラックＴＡ及びＴＢに亘って管理デ
ータベースビデオトラック記録領域Ｆ　ＡＶＶが設けら
れ、当該管理データベースビデオトラック記録領域Ｆ　
ＡＶＶに続いて、各ビデオ記録トラックＴＡ及びＴＢに
それぞれｌフィール１分のビデオ信号を記録してなるビ
デオ信号記録領域ＦｖＥｌが形成されている。

管理データベースビデオトラック記録領域Ｆ　ＡＶＶに
属する記録トラックＴＡ及びＴＢにはそれぞれ第４図に
示す槽底の管理データＩ）ａｖが記録される。

またオーディオ記録トラックＣＨＩ及びＣＨ２の例えば
テープトップ部分における所定のトラック位置には管理
データベースオーディオトラック記録領域Ｆ　ＡＶＡが
形成され、この管理データベースオーディオトラック記
録領域Ｆ　ＡＶＡに同様にして第４図に示す槽底の管理
データＤ□が記録される。

さらにコントロール信号記録トラックＴＣＴの例えばテ
ープトップ部分における所定のトラック位置には管理デ
ータベースコントロール信号トラック記録領域Ｆ　ＡＶ
Ｃが形成され、この管理データベースコントロール信号
トラック記録領域Ｆ　ＡＶＣに同様にして、　第４図に
示す構成の管理データＩ）ａｖを記録される。

管理データＤＡｖはボリューム情報ブロックＤ□及び番
組情報ブロックＤ□をその順序で記録トラックの先頭側
から順次記録するようになされている。

ボリューム情報ブロックＤＶＭはビデオテープレコーダ
本体３に装着されるビデオカセット３５に関する管理情
報でなり、例えば第５図に示すように項目Ａｌ−Ａ１５
でなる１３５〔バイ１３分のボリューム情報Ｄｖ□とし
て記録される。

項目Ａ１の情報は「フォーマットバージョン」ヲ表し、
！〔バイト〕のデータによって当該管理データＤ０のバ
ージョン数を記録することにより、ビデオカセット３５
が装着されたとき当該フォーマットバージョンを識別す
ることにより、古いバージョンの管理データＤＡｖであ
ってもこれを処理し得るようにシステムを設定する。

項目Ａ２は「繰り返し記録回数」を表し、例えばｌ〔バ
イト〕のデータによって管理データヘースオーディオト
ラック記録領域Ｆ　ＡＶＡに対して管理データＤＡＶを
記録したとき、その繰り返し記録回数を記録する。かく
して管理データＤＡｖをオーディオ信号記録方式を用い
て記録した回数を参考資料として記録する。

項目Ａ３は「使用画面数ｊを表し、例えば１〔バイト〕
のデータによって管理データＩ）ａｖをビデオカセット
３５に記録する際に使用した画面数（すなわち管理デー
タベースビデオトラック記録領域Ｆ　ＡＶＶが占有する
記録トラック数を記録し、これによりビデオ信号記録領
域ＦＶＩＩの先頭トラック位置をシステムが判断し得る
ようになされている。

項目Ａ４は「使用済番組数」を表し、例えばｌ〔バイト
〕のデータによってビデオカセット３５に予約又は録画
した番組数、及び録画スペースの有無を記録する。

この実施例の場合第０〜第６ビ、ットによって予約又は
記録した番組数を最大限３２番組まで記録し得るように
すると共に、第７番目のビットによって録画スペースが
あるか（論理「０」によって表す）又は録画スペースが
ないか（論理ｒ１．によって表す）を記録する。このよ
うにすることにより、ビデオカセット３５のテープ長又
は予約若しくは録画した番組の長さによって使用済番組
数が最大限３２番組未満であっても、録画スペースがな
い場合にはこれを第７番目のビットによってｔｒｉ認す
ることができる。

項目Ａ５は「生成日時」を表し、例えば５〔バイト〕の
データによって初めて管理データＤＡＶをビデオカセッ
ト３５に書き込んだ日時を記録する。

この実施例の場合第１、第２、第３、第４、第５バイト
にそれぞれ「分」、「時」、「日」、１月」、１年」を
２桁の２進化１０進数で記録し、かくして生成日時を表
す項目のボリューム情報ＤＶＨによってビデオカセット
３５の古さを判断できるようになされている。

項目Ａ６は「更新日時」を表し、例えば５〔バイト〕の
データによって管理データＤ　ＡＶを変更した日時を記
録する。

この実施例の場合更新日時データは第１、第２、第３、
第４、第５番目のバイトに順次「分」、「時」、「日」
、「月」、「年」を２進化１０進数で記録し、かくして
現在使用されている管理データＤＡｖがいつ変更された
ものであるかを６０　ＥＱできるようになされている。

項目Ａ７は「システムボリュームナンバｊを表し、例え
ば８〔バイト〕のデータによってビデオカセット３５が
いわゆるシリーズ物である場合に８〔バイト）のデータ
を用いて当該シリーズ番号を記録し、これにより現在装
着したビデオカセット３５がシリーズ物であること及び
そのシリーズ番号を確認し得るようになされていると共
に、ビデオテープレコーダ本体３がもっている録画予約
情報にシステムボリュームナンバを付加することにより
モニタに表示できるようにし、これにより予約録画する
ビデオテープ３６をユーザに知らせることができるよう
になされている。

項目へ８は「画面表示色」を表し、例えば２〔バイト〕
のデータによって例えばリスト表示等をする場合にその
表示色を指定できるようになされ、これによりユーザが
ビデオカセット３５を装着してリスト表示画面を表示さ
せたとき、当該表示された画面の色によってユーザがど
のカセットを装着したかを直ちに判断できるようになさ
れている。

項目Ａ９は「各種フラグ」を表し、例えばｌ　（バイト
〕のデータによって複数１１！類のフラグデータを記録
することができるようになされている。

この実施例の場合第０番目のビットに「記録禁止」フラ
グをユーザが記録し得るようになされ、これによりビデ
オカセット３５の記録内容を保存できるようになされて
いる。

また第１ビツトに「フォーマット済」フラグをシステム
によって入力できるようになされ、これによりビデオテ
ープ３６の全記録エリアに対して完全にフォーマット化
がされたか否かを確認できるようになされている。

さらに第２及び第３ビツトによって番組終了アドレスの
種別を表す「アドレスモード」フラグをシステムによっ
て入力できるようになされ、これによりビデオカセット
３５によって異なるモードで番組終了アドレスが記録さ
れている場合にも、これを確実に検出できるようになさ
れている。

項目ＡＩＯは「ビデオカセットの種類」を表し、例えば
２〔バイト〕のデータによってテープの長さ及びテープ
種類を記録できるようになされている。

この実施例の場合第１バイトにはシステムが自動的に設
定できるようになされ、これに対して第２バイトにはユ
ーザが必要に応じて設定できるようになされている。か
くしてビデオカセット３５が装着されたとき、そのテー
プの種類及び長さを確認することにより、使用すべきノ
＼ブ径を確認し得るようになされている。

項目Ａｌｌは「パスワード」を表し、例えば２〔バイト
〕のデータによって４桁の２進化１０進数で表されるパ
スワードをユーザが登録し得るようになされている。

かくしてユーザがパスワードを登録したビデオカセット
３５をビデオテープレコーダ本体３に装着したとき、ユ
ーザが当該ビデオカセット３５に登録されたパスワード
を正しく入力できない場合には、ビデオカセット３５の
記録及び再生を禁止し、これによりビデオテープ３６の
内容を見ることができないようになされている。

項目Ａ１２は「ユーザボリュームナンバ」を表し、例え
ば２〔バイト〕のデータによってユーザが好みに応じて
ビデオカセット３５にビデオカセット整理用番号、すな
わちボリューム番号を記録し得るようになされ、かくし
てこの実施例の場合２進化ｌＯ進数で数値０〜６４００
０の範囲でボリューム番号を付けることができると共に
、ビデオテープレコーダ本体３がもっている録画予約情
報にユーザボリュームナンバを付加することによりモニ
タに表示できるようにし、これにより予約録画するビデ
オテープ３６をユーザに知らせることができるようにな
されている。

項目Ａ１３は「再生順序」を表し、例えば３２〔バイト
〕のデータによって最大限３２個の番組の再生順序を必
要に応して記録できるようになされ、これによりいわゆ
るプログラム再生モードにおいて第１バイト目から第３
２バイト目までその順序で記録されている番組を順次指
定して再生できるようになされている。

項目Ａ１４は「記録順序」を表し、例えば３２〔バイト
〕のデータによって３２個の記録順序位置に最大限３２
個の番組番号を記録できるようになされている。

かくしていわゆるプログラム再生において第１バイト目
から第３２バイト目までその順序で記録された番組番号
の番組を順次プログラム再生できるようになされている
。

項目Ａ１５は「ボリュームラベル」を表し、例えば４０
［バイト］のデータによってユーザが必要に応してビデ
オカセット３５にタイトル等のラベルを付けることがで
きるようになされていると共に、ビデオテープレコーダ
本体３がもっている録画予約情報にボリュームラベルを
付加することによりモニタに表示できるようにし、これ
により予約録画するビデオテープ３６をユーザに知らせ
ることができるようになされている。

この実施例の場合ＡＳＣＩＩコードを使用したとき最大
限４０文字を記録し得、５−ＪＩＳコードを使用した場
合最大２０文字のラベルを記録することができる。

これに対して番組情報ブロックＤ□は第４図に示すよう
に、ビデオカセット３５のビデオテープ３６に録画され
又は録画予約された番組情報に対応するように、第６図
に示すような番組情報ＤＰＩＩ）ｌによって構成されて
いる。

項目Ｂ１は「開始アドレス」を表し、例えば３〔バイト
〕のデータによってビデオテープ３６の先頭アドレスを
基準にして各番組の開始アドレス値を、ビデオカセット
３５のビデオ信号記録領域Ｆｖｅに番組が録画された後
に、システムによって書き込まれる。

この実施例の場合アドレス値のモードとして時刻モード
（「秒」、「分」、「時」を２進化１０進数で表す）と
、番組番号モード（ＶＡＳＳ　（ＶＨ３）　、ｖｉｄｅ
ｏ　ａｄｄｒｅｓｓ　ｓｉｇｎａｌ　５ｅａｒｃｈ　　
（Ｖ　ＨＳ）規格に基づく番組番号を表す）と、コント
ロール信号モード（ＣＴＬ（β）規格に基づいてＣＴＬ
パルス数で表す）とを選択的に適用し得るようになされ
ている。

項目Ｂ２は「終了アドレス」を表し、例えば３〔バイト
〕のデータによってビデオテープ３６の先頭位置からの
番組終了アドレス値を記録する。

この実施例の場合、番組終了アドレス値は番組開始アド
レス値と同様にして時刻モード、番組番号モード、コン
トロール信号モードを選択し得るようになされている。

項目Ｂ３は「各種フラグ」を表し、例えばｌ〔バイト〕
のデータによって当該番組情報の取扱状態を表す情報を
記録する。

この実施例の場合第０ビツトに「録画法情報」（当該番
組が記録状態にあるか否かを表す）を書き込み、第１及
び第２ビツトに「録画終了ステータス情報」　（録画が
終了したときの終了状態を表す）を書き込み、第３ビツ
トに「記録許可フラグ」　（記録を禁止すべきか否かを
表す〉を書き込み、第４ビツトに「見たかフラグ情報」
　（ユーザが当該録画法番組を１度でも見たか否かを表
す）を書き込むようになされている。

項目Ｂ４は「システム番組ナンバ」を表し、例えばｌ〔
バイト〕のデータによって当該番組に対してシステムが
付けた一連の整理番号を記録する。

この実施例の場合テープの先頭から順次’ＯＪ、「ｌ」
、「２」・・・・・・でなる一連の数字をシステムナン
バとして書き込むようになされている。

項目Ｂ５は「番組ナンバ」を表し、例えばｌ〔バイト〕
のデータによってシリーズ番組（例えば連続ドラマ）の
回数等をユーザが人力できるようになされている。

項目Ｂ６は「カテゴリーコード」を表し、例えば１〔バ
イト〕のデータによって番組内容のカテゴリー（例えば
スポーツ、ニュース、ドラマ等）を記録する。

項目Ｂ７は「入力ソース」を表し、例えばｌ　〔バイト
〕のデータによって当該番組を何処から得たかを表す入
力ソースを記録する。

この実施例の場合チューナ２１（第１図）において選局
されるチャンネル番号、外部ライン映像信号Ｓ１２の外
部ライン番号がソース内容を表す情報として書き込まれ
る。

項目Ｂ８は「記録／動作モード」を表し、例えばｌ〔バ
イト〕のデータによってビデオカセット３５に対する記
録モード及び当該記録時の動作モードを書き込む。

この実施例の場合記録モードとして、ビデオカセット３
５が「β方式」、ｒＶＨＳ方式」、又は「８ミリビデオ
方式」のビデオテープレコーダによって録画された場合
に、その記録モードを書き込むようになされ、β方式の
場合１βＩｓモード」、「β■全モード、「β■モード
」の種別を書き込み、またＶＨ３方式の場合はｒｓｐ方
式」、「ＬＰβ方式、ｒＥＰ方式」の種別を書き込み、
また８ミリビデオ方式のとき「ＳＰモード」、ｒＬＰモ
ード」の種別を書き込む、また記録時の動作モードとし
て例えば「通常の録画モード」、「予め基準信号だけを
書き込むモード」等の種別を書き込むようになされてい
る。

項目Ｂ９は「記録開始時刻Ｊを表し、例えば５〔バイト
〕のデータによって予約又は録画法番組の開始時刻を記
録する。

この実施例の場合第１、第２、第３、第４、第５バイト
に順次１分」、「時」、１日」、「月」、「年」を２進
化ｌＯ進数によってユーザが書き込むようになされてい
る。

項目ＢＩＯは「記録終了時刻」を表し、例えば２バイト
のデータによって予約又は録画法番組の終了時刻を記録
する。

この実施例の場合第１、第２バイトに「分」、１時」デ
ータを２進化ｌＯ進数によって書き込む。

項目Ｂｌｌは「予約録画制御、情報」を表し、例えば１
０　［バイト〕のデータによって予約録画実行時にビデ
オテープレコーダ本体３（第１図）を予約録画動作させ
ると共に、これと応動動作させるべき周辺機器を制御す
るための情報を記録する。

項目Ｂ１２は「タイトル」を表し、例えば４０（バイト
〕のデータによって当該番組のタイトルを表す文字情報
をユーザが書き込む。

（Ｇ４）ビデオテープレコーダの設定処理ＣＰＵ８はリ
モートコントロール制御器６又はキーボード１２から入
力される指令信号に基づいて制御管理データ処理部５、
映像信号処理部２及びビデオテープレコーダ本体３を第
７図、第８図及び第９図に示す処理プログラムＲＴＯ，
ＲＴＩ及びＲＴ３１に従って処理することによりユーザ
が指定した動作状態に制御する。

この実施例の場合、リモートコントロール制御器６は第
１０図に示すように、ケース表面の操作パネルに液晶板
上にタッチパネルを設けた構成の表示画面６Ａを有し、
表示画面６Ａ上に指定項目が一覧表として表示されたと
き、各表示項目を直接押圧操作してクリック人力するこ
とによって当該表示項目に関する指定信号を入力し得る
ようになされている。これに加えて表示画面６Ａ上に表
示されたカーソルを４方向カーソルキー６Ｂによって移
動させることにより所定の表示項目を指定した後、実行
キー６Ｃを操作することにより当該表示項目に関する指
定信号を入力し得るようになされている。

さらにリモートコントロール制御器６はノーマル動作指
令キー６Ｄ、メニュー表示指令キー６Ｅ、管理データモ
ード指令キー６Ｆ、予約１及び予約２動作モード指定キ
ー６Ｇ及び６　Ｈを有し、これらのモード指定キーによ
ってＣＰＵ８に対してビデオテープレコーダ１の動作モ
ードを指定できるようになされている。

第７図の入力情報処理プログラムＲＴＯのステップＳＰ
ＩにおいてＣＰＵ８は電源がオン操作されるのを待ち受
け、肯定結果が得られたときステップＳＰ２において電
源オン操作が１回目であるか否かの判断をし、１回目で
あるときステップＳＰ３、ＳＦ３及びＳＦ３の処理を順
次実行することにより「時刻設定します」というメツセ
ージをモニタ４の表示画面４Ａ及びリモートコントロー
ル制御器６の表示画面６Ａに表示した後、システム設定
動作モードにより現在時刻を設定して「時刻設定しまし
た」の表示を表示画面４Ａ及び６Ａに表示する。

かくしてビデオテープレコーダｌは現在時刻を設定した
指令待受状態になる。

この指令待受状態はステップＳＰ２において否定結果が
得られたときにも引き続き保持され、かくして当該指令
待受状態において「管理データベース」、「システム設
定」、「好みの設定ｊ及び「タイマ予約」項目を選択的
に指定操作できる状態になる。

実際上ＣＰＬＪ８はこの指令待受状態において、リモー
トコントロール制御器６（又はキーボード１２）におい
てメニュー表示モード指定キー６Ｅが操作されたとき、
表示画面６Ａ及び４Ａに「管理データベース」、「シス
テム設定」、「好みの設定Ｊ及び「タイマ予約」の動作
モード指定表示をさせることにより、ユーザがその１つ
の動作モードをクリック操作によって指定できるように
なされている。

「管理データヘース」モードは、ビデオテープ３６（第
３図）の管理データヘースビデオトラック記録領域Ｆ　
ａｖｖ又は管理データベースオーディオトラック記録領
域Ｆ　ＡＶＡに対して管理データＤＡｖ（第４図）を記
録し、又は当該記録された管理データＤＡＶを用いてビ
デオテープレコーダ本体３を駆動制御する動作モードで
、ＣＰＵ８はステップＳＰ６においてメニュー表示項目
のうち「管理データベースｊ項目がクリックされたとき
ステップＳＰ７において管理データ［）ａｖが記録され
たテープ（これを管理データテープと呼ぶ）を有するビ
デオカセット３５がセットされているか否かを判断し、
セットされているときサブルーチンＲＴｌにおいて管理
データベースの各種の処理を実行した後、ステップＳＰ
８において管理データベースの内容が変更されたか否か
を判断し、変更されているときステップＳＰ９において
管理データヘースビデオトラック記録領域Ｆ　ＡＶＶ又
は管理データベースオーディオトラック記録領域Ｆ　Ａ
Ｖ＆の記録データを変更後の管理データに書き換えるよ
うな処理を実行する。

かくして管理データベースについての処理が終了し、ス
テップ５ＰＩＯにおいて電源がオフになったか否かを判
断し、否定結果が得られたとき上述の指令待受状・態に
戻り、また肯定結果が得られたときステップ５ＰＩＩに
おいて当該入力情報処理プログラムを終了する。

上述の管理データベースの各種処理ルーチンＲＴｌに入
るとＣＰＬ１８は、第８図に示すように、ステップＳＰ
２１において管理データリストをリモートコントロール
制御器６の表示画面６Ａ及びモニタ４の表示画面４Ａに
表示した後、指令待受状態になる。

このとき表示画面上には「ラベルＪ、「予約取消」、「
オート再生」、「マニュアル予約Ｊ、「番組情報！ＩＩ
認」及び「管理データ予約３頂目が表示され、これによ
りその１つの項目を指定できるような状態になっている
。

ここで「ラベルｊ項目は管理データＤＡｖのうちボリュ
ーム情報ブロックＤＶＴ１又は番組情報ブロックＤ□〈
第４図）に含まれるボリューム情報又は番組情報の１つ
を選択して設定できる動作モードを表しており、ステッ
プ５Ｐ２２において「ラベル」項目がクリックされると
表示画面上に「パスワード」、「録画モード」、「テー
プ種類」、「カテゴリー」及び「タイトルｊ項目を表示
することにより、その１つの項目を選択できる状態にな
る。

ここでユーザが「パスワード」項目をクリックすると、
ＣＰｔＪ８はステップ５Ｐ２３においてボリューム情報
Ｄｖ□　（第５図）の項目Ａｌｌに記録されているパス
ワードデータをユーザが書き換えることができるように
する。

同様にしてｃｐｕｓはステップ５Ｐ２４において番組情
報Ｄｐｓｘ　　（第６図）の項目Ｂ８に記録されている
記録／動作モードを指定してその記録モードデータを書
き込むことができるようになされている。

またＣＰＬＪ８はステップ５Ｐ２５においてボリューム
情報ＤｖＭ）ｌ（第５図）の項目ＡＩＯに記録されてい
るビデオカセットの種類を表すデータのうち、テープ種
類データを書き換えることができるようになされている
。

またＣＰＬＩ８はステップ５Ｐ２６において番組情報り
、□　（第６図）の項目Ｂ６に記録されているカテゴリ
ーコードデータを書き直すことができるようになされて
いる。

さらにＣＰＵ８はステップ５Ｐ２７において番組情報Ｄ
□Ｘ　（第６図）の項目Ｂ１２に記録されているタイト
ルデータを書き換えることができるようになされている
。

このようしてＣＰｔＪ８はステップ５Ｐ２３〜５Ｐ２７
において「パスワード」項目〜「タイトル」項目のデー
タを書き直した後、ステップ５Ｐ２８において「終了」
項目が指定されたとき当該管理データベースの処理を終
了してステップ５Ｐ２９から第７図に示す管理データベ
ース処理ループに戻ってステップＳＰ８の処理に入る。

これに対して第８図のステップＳＰ２１において管理デ
ータリストを表示している指令待受状態において、ユー
ザが「予約取消」項目をクリックすると、ＣＰＵ８はス
テップ５Ｐ３０において当該管理データリストに記録さ
れている全ての番組予約を取り消す。

またユーザが「オート再生」項目をクリックすると、Ｃ
ＰＬ１８はステップＳＰ３１においてボリューム情報Ｄ
ｖ１．ｌＸ（第５図）の項目Ａ１３の再生順序データを
決った順序で再生して必要に応して書き換えさせる。

またユーザが「マニュアル予約」項目をクリックすると
、ＣＰＬＩ８は順次所定数の番組についてマニュアル設
定を受は付け、これを管理データとして入力する。

ステップ５Ｐ３０、ＳＦ３１及び５Ｐ３２の処理が終了
すると、ＣＰＵ８は上述のステップ５Ｐ２８．５Ｐ２９
を通って管理データベース処理ループ（第７図）に戻る
。

またｃｐｕｓは第８図のステップＳＰ２１において管理
データリストを表示する指令待受状態にあるとき、ユー
ザが「番組情報確認ｊ項目をクリックすると、ＣＰＵ８
はステップ５Ｐ３３の処理に入ってステップ５Ｐ３４に
おいて表示画面の表示を切り換えて、ステップ５Ｐ３５
、又は５Ｐ３６、又は５Ｐ３７、又は５Ｐ３Ｂにおいて
ボリューム情報Ｄｖ□　（第５図）及び番組情報ＤＰＩ
Ｘ　　（第６図）の「記録許可」項目、「見たかフラグ
」項目、「カテゴリー」項目、「タイトル」項目の記録
内容をｒＩｆ！認又は書き換えることができるような表
示モードになる。

この実施例の場合「記録許可」項目、「見たかフラグｊ
項目、「カテゴリー」項目及び「タイトル」項目のデー
タとして所定の絵表示、すなわちキャラクタが用いられ
ており、これにより比較的狭い表示面積によって複数の
予約番組について記録されている情報の確認及び変更を
なし得るようになされている。

かくしてステップ５Ｐ３５〜５Ｐ３Ｂの処理が終了する
と、ＣＰＵ８はステップ５Ｐ２Ｂ、５Ｐ２９を介して管
理データベース処理ループ（第７図）に戻る。

さらに管理データリストを表示している指令待受状態に
おいて、ユーザが「管理データ予約」項目をクリックす
ると、ＣＰＵ８は管理データサブルーチンＲＴ３に入っ
てその処理手順の一部を構成する第９図に示すような予
約モードを切り換えるための管理データ予約処理手順Ｒ
Ｔ３１を実行する。

このときｃｐｕｓはステップＳＰ４１においてユーザに
対してタイマ予約モードを選択させる。

この実施例の場合管理データの指定項目をユーザに指定
選択させるために提示できる指定項目−覧表として、第
１１図に示すように、指定項目を自然言語を用いて表わ
す言葉人力項目でなる言葉指定項目−覧表ＴＢＬと、通
常のように指定項目をローマ字、数字、記号などのグラ
フィック要素を用いて表すグラフィック入力項目でなる
グラフィック指定項目−覧表とが用意され、ＣＰＵ８は
ステップＳＰ４１において、使用しようとする予約画面
として言葉人力又はグラフィック人力のいずれか一方を
ユーザに選択指定させる。

その結果言葉入力が選択された場合、ＣＰＵ８はステッ
プ５Ｐ４２に移って言葉指定項目−覧表ＴＢＬを表示画
面に表示させてユーザが指定操作した言葉入力項目に対
応するデータをレジスタ４４に取り込む。

これとは逆にグラフィック入力が選択された場合、ＣＰ
Ｕ８はステップＳＰ４３に移ってグラフィック指定項目
−覧表を表示画面上に表示させてユーザが指定操作した
グラフィック人力項目に対応するデータをレジスタ４４
に取り込む。

かくしてユーザの指定入力操作が終了すると、ＣＰＵ８
は管理データ予約入力処理を終了して第８図の管理デー
タベースの処理ループに戻る。

このときＣＰＵ８は続いて「登録」項目、「変更」項目
及び「照会ｊ項目を表示画面上に表示し、ステップＳＰ
５１．５Ｐ５２及び５Ｐ５３においてユーザが当該「登
録」項目、又は「変更Ｊ項目、又は「照会」項目をクリ
ックすることによりこれを実行する処理に入る。

ここでＣＰＵ８はクリックされた項目の処理をするにつ
き、ステップ５Ｐ５４．５Ｐ５５及び５Ｐ５６において
それぞれカレンダ予約表、１週間予約表、１日子約表を
ユーザの選択に応して表示し得るようになされ、当該カ
レンダ予約表、又は１週間予約表、又は１日子約表上に
予約番組の開妬時刻及び又は終了時刻を書き込まセるよ
うになされている。

かかる処理が済むとＣＰＵ５は、上述のステップ５Ｐ２
Ｂにおいて当該管理データヘースの処理プログラムを終
了し、ステップ５Ｐ２９から管理データベース処理ルー
プ（第７図）に戻る。

以上は第７図の初期指令待受状態において、スチップＳ
Ｐ６において「管理データベース」項目をクリックする
ことよって管理データをビデオテープ上に記録、変更、
確認する処理であるが、当該初期指令待受状態において
その他の指定項目、すなわち「システム設定」項目、又
は「好みの設定」項目、又は「タイマ予約」項目をユー
ザがクリックした場合には、ｃｐｕｓはビデオテープレ
コーダ１の各部の動作条件を設定する処理を実行する。

すなわち第７図のステップＳＰ６１においてユーザが「
システム設定」をクリックすると、表示画面上には「現
在時刻」項目、「おやすみタイマ」項目、「録画モード
」項目、「ノイズ消去」項目、ｒＢＳオンライン」項目
、「オートセット」項目、「チューナプリセット」項目
及び「ライン人力」項目が表示され、これらの項目をそ
れぞれステップ５Ｐ６２．５Ｐ６３．５Ｐ６４．５Ｐ６
５．５Ｐ６６．５Ｐ６７、ＳＰ６　Ｂ又は５Ｐ６９にお
いてクリックすることによりシステムの各部の動作条件
を設定することができ、かかる設定処理を終了したとき
ＣＰＵ８は当該システム設定処理ループの処理を終了し
て上述のステップ５ＰＩＯに移る。

これに対してＣＰＵ８がステップＳＰ７１において「好
みの設定ｊ項目をクリックすると、表示画面上には「画
面表示ｊ項目、「管理データベース」項目、「ユーザセ
ット」項目、「キャラクタ４項目、「タイマ予約」項目
、「ユーザレベル」項目、「メツセージ」項目及び「音
声」項目が表示画面上に表示され、これらの項目がそれ
ぞれステップ５Ｐ７２．５Ｐ７３、ＳＰ７４．５Ｐ７５
゜５Ｐ７６．５Ｐ７７、ＳＰ７　Ｂ又は５Ｐ７９におい
てクリックされたときＣＰＵ８は当該各項目の処理を実
行し、当該処理を終了したとき上述のステップ５ＰＩＯ
に移る。

さらに初期指令待受状態において、ユーザが続くステッ
プＳＰ８１において、「タイマ予約」項目をクリックす
ると、ＣＰＬ１８は表示画面上に「登録ｊ項目、「変更
」項目及び「照会」項目を表示し、ユーザがステップＳ
Ｐ８２、ＳＰ８３又は５Ｐ８４において各項目をクリッ
クすると、表示画面上に「カレンダ予約表ｊ項目、「１
週間予約表」項目及び「１日子的表ｊ項目が表示された
状態になる。続いてその１つをユーザが指定すると、Ｃ
ＰＬＪ８はステップ５ＰＢ５．５Ｐ８６又は５Ｐ８７に
おいてそれぞれカレンダ予約表、又は１週間予約表、又
は１日子的表を表示させることにより当該予約表を利用
して番組の予約をさせる。

かくしてｃｐｕｓは当該タイマ予約処理ループの処理を
終了すると、上述のステップ５ＰＩＯに移る。

このようにしてＣＰＵ８は第７図の人力情報処理プログ
ラムＲＴＯを実行することにより、ユーザが入力した入
力データに基づいてビデオテープレコーダ本体３を確実
に制御することができる。

（Ｇ５）管理データベースコントロール信号トラック記
録領域Ｆ□、への管理データＤＡＶの記録ＣＴＬ記録用エンコーダ／デコーダ５４は第１２図に示
すように電磁変換回路３３を構成するＣＴＬ電磁変換回
路３３Ａを介して磁気ヘッド３４を構成するコントロー
ル信号へラド３４Ａに結合され、かくして管理データＤ
Ａｖをデータコントロール信号に変換してビデオテープ
３６にコントロール信号と同し信号形式の信号としてコ
ントロール信号記録トラックＴＣＴに記録すると共に、
このコントロール信号記録トラックＴＣＴからコントロ
ール信号と同し信号形式の信号として再生されたデータ
コントロール信号を管理データＩ）ｔｔｖに変換して制
御管理データ処理用ＣＰＵ８によって取り込ませる。

すなわちＣＴＬ記録用エンコーダ／デコーダ５４は制御
管理データ処理用ＣＰｔＪ８が制御情報Ｓ５によってレ
ジスタ４４（第１図）に格納されている管理データＩ）
Ａｖを書込／読出管理データｓ２８をｆｌ威する記録管
理データ５２８Ｗとして書込切換回路５４Ａを介してエ
ンコーダ回路５４１３に与える。

エンコーダ回路５４Ｂは書込管理データＳ２８Ｗをデー
タコントロール信号Ｓ４１に変換し、このデータコント
ロール信号Ｓ４１を記録回路５４Ｃを介してＣＴＬｔＶ
！１変換回路、３３Ａに供給することによりコントロー
ルへラド３４Ａによってビデオテープ３６のコントロー
ル信号記録トラックＴＣＴ　（第３図）上に記録する。

かくしてビデオテープ３６上にはそのテープトップ部分
に管理データベースコントロール信号トラック記録領域
Ｆａｖｃ　　（第３図）が形成されることになる。

このようにして管理データベースコントロール信号トラ
ック記録領域Ｆ　ＡＶｅに記録された管理データＤＡｖ
は、制御管理データ処理用ＣＰＵ８が管理データ再生モ
ードになると、コントロール信号記録トラックＴＣＴか
らコントロール信号ヘッド３４Ａによって再生されてＣ
ＴＬ１１ｉ磁変換回路３３Ａ、再生回路５４Ｄを順次弁
してデコーダ回路５４Ｅにデータコントロール信号Ｓ４
２として読み出され、デコーダ回路５４Ｅはこのデータ
コントロール信号Ｓ４２を再生切換回路５４Ｆを通して
書込／読出管理データＳ２Ｂを構成する読出管理データ
５２８Ｒとしてバス９を介して制御管理データ処理用ｃ
ｐｕｓによってレジスタ４４に取り込ませる。

記録切換回路５４Ａ及び再生切換回路５４Ｆは制御管理
データ処理用ＣＰＵ８から与えられる切換制御信号Ｓ４
５によって管理データ記録モード時及び管理データ再生
モード時にそれぞれ対応する切換位置に切り換えられる
と共に、録画モード時及び再生モード時にはそれぞれＣ
ＴＬ処理部６１側に切り換えられることにより、記録モ
ード時記録コントロール信号Ｓ４６を記録切換回路５４
Ａ、エンコーダ回路５４Ｂ、記録回路５４Ｃ，ＣＴＬｔ
磁変換回路３３Ａ、コントロール信号ヘッド３４Ａを順
次弁してビデオテープ３６上に記録すると共に、再生モ
ード時コントロール信号ヘッド３４Ａ、ＣＴＬ［磁変換
回路３３Ａ、再生回路５４Ｄ、デコーダ回路５４Ｅ、再
生切換回路５４Ｆ＠順次介して得られる再生コントロー
ル信号Ｓ４７をＣＴＬ処理回路６１に読み出すようにな
されている。

第１２図の構成において、ＣＴＬ記録用エンコーダ／デ
コーダ５４は、制御管理データ処理用ＣＰＵ８が管理デ
ータ記録モードになったときレジスタ４４から転送され
て来る書込管理データ５２８Ｗをエンコーダ回路５４Ｂ
においてデータコントロール信号Ｓ４１に変換して、第
１３図（Ｃ）に示すように、ビデオテープ３６の所定部
分、例えばテープトップ部分のコントロール信号記録ト
ラックＴＣＴに記録する。

ここでエンコーダ回路５４Ｂは書込管理データ５２８Ｗ
が論理「１」又はｒＱ、になると、これニ応シてコント
ロール信号を構成するＣＴＬパルスのデユーティ比を変
更することにより書込管理データ５２８Ｗをデータコン
トロール信号Ｓ４１に変換する。

このようにしてコントロール信号記録トラックＴＣＴの
テープトップ部分に管理データコントロール信号ＣＴ□
、（第１３図（Ｃ））が記録された後、番組Ｐ１、Ｐ２
、Ｐ３・・・・・・がビデオテープ３６上に記録される
ことによりビデオ記録トラックＴＡ、ＴＢに番＆ｔｌ　
ビデオ信号Ｖ　Ｄ　Ｐ　Ｉ、ＶＤＰＩ、ＶＤ、・・・・
・・が記録されると共に（第１３図（Ｂ））、オーディ
オ記録トラックＣＨＩ、ＣＨ２にオーディオ信号ＡＤ□
、ＡＤＰｆｆｉ、Ａ　Ｄ　Ｐ　ｓ・・・・・・が記録さ
れ、これと同時にコントロール信号記録トラックＴ　Ｃ
’ｒ’　ニ１７トロール信号ｃＴ６、ｃＴ□、ＣＴＰ３
・・・・・・が記録される（第１３図（Ａ））。

かくして録画済ビデオテープが作成され、そのテープト
ップ位置に録画、予約された番組についての管理データ
が記録され、当該管理データを用いてその後のビデオテ
ープないし録画、予約されている番組の管理をなし得る
。

すなわちビデオテープ３６に録画されている番組を見た
い場合、　又は当該ビデオテープ３６に番組の予約をす
るためにユーザがビデオテープレコーダ本体３にビデオ
カセット３５を装着したとき（第１図）、　制御管理デ
ータ処理用ＣＰＬＪ８は制御情報Ｓ６によってメカニズ
ム制御用ＣＰＵ１１と交信することによりビデオテーブ
レコーダを全体として管理データ続出モードに設定し、
ビデオテープ３６を管理データコントロール信号ＣＴ　
ＤＡＶが記録されている位置に頭出しした後、当該管理
データコントロール信号ＣＴｏＡｖをコントロール信号
ヘッド３４Ａによって再生させてデコーダ回路５４Ｅか
ら読出管理データ５２８Ｒを送出させ、これをバス９を
介してレジスタ４４に取り込ませる。

かくして制御管理データ処理用ＣＰＵ８はビデオテープ
レコーダ本体３にセットされたビデオカセット３５の番
組についての管理状態をレジスタ４４に取り込んだ管理
データ［）ａｖによって把握することができ、これによ
りユーザが見たい録画番組を指定したり、録画を予約し
たりするときその都度レジスタ４４から読み出した管理
データＤＡｖを用いてビデオテープレコーダ本体３を制
御し、又はレジスタ４４の管理データＤＡｖを新たに書
き込んだり、書き直したりすることにより番組の予約等
の種々の管理情報をユーザが必要に応じて書き込むこと
ができるような状態になる。

かくして制御管理データ処理用ＣＰＵ８はユーザが管理
データを利用してメカニズム制御用ＣＰＵ１１に対して
動作命令を与えることによりビデオテープレコーダ本体
３を自動的に記録、予約録画等の応答動作をさせること
ができる。

以上のＣＴＬ記録用エンコーダ／デコーダ５４のＩＩＩ
Ｆｆｉ、によれば、コントロール信号記録トラックＴＣ
Ｔに管理データコントロール信号ＣＴ　ｍ＾、を記録す
るようにしたことにより、当該管理データに基づいてビ
デオテープ３６の番組についての管理をするにつき、従
来の場合と比較して格段的に簡易化し得る。

（Ｇ６）管理データＤＡｖの分散記録（１）コントロール信号形式及びビデオ信号形式による
記録この実施例の場合、制御管理データ処理用ＣＰＵ８は、
ＣＴＬ記録用エンコーダ／デコーダ５４と、画像記録用
エンコーダ５１及び画体記録用デコーダ５２とを用いて
管理データＤ□を録画された番組のビデオテープ３６上
の位置と対応させるように分散記録することができるよ
うになされている画像記録用エンコーダ５１　（第１図）は、第１２図に
示す構成によって管理データＤＡｖをデータビデオ信号
に変換してビデオチー１３６にビデオ信号と同し信号形
式の信号として記録できるようにすると共に、画像記録
用デコーダ５２は第１２図に示す構成によってビデオテ
ープ３６から再生されるビデオ信号と同し信号形式によ
って再生されたデータビデオ信号を管理データＩ）ａｖ
に変換して制御管理データ処理用ＣＰＵ８に取り込ませ
る。

すなわち画像記録用エンコーダ５１は制御管理データ処
理用ＣＰＵ８が管理データ記録モードになると、制御情
報Ｓ５によってレジスタ４４（第１図）に格納されてい
る管理データＤ　ＡＶを書込管理データＳ２５としてエ
ンコーダ回路５１Ａに転送してビデオデータＳ５］に変
換してビデオメモリ６５に書き込む。

ビデオメモリ６５に書き込まれたビデオデータＳ５１は
、表示制御回路５１Ｂによって読み取られてディジタル
／アナログ変換処理された後データビデオ信号Ｓ５２と
して記録切換回路３１、録画回路３２、ビデオ電磁変換
回路３３Ｂ、ビデオヘッド３４Ｂを順次弁してビデオテ
ープ３６のビデオ記録トラックＴＡ、ＴＢ　（第３図）
に１フイ一ルド分のビデオ信号に相当する信号として記
録される。

かくしてビデオテープ３６上には、第３図について上述
したように、テープトップ部分に管理データヘースビデ
オトラック記録領域Ｆ　ａｖｖが形式され、当該管理デ
ータベースビデオトラック記録領域Ｆ　ｓｗｖに、第１
４図（Ｂ）に示すように管理データビデオ信号ｖＩ）ｏ
ａｖが記録される。

これに対して制御管理データ処理用ＣＰＵ８が管理デー
タ再生モードになると、管理データベースビデオトラッ
ク記録領域Ｆ　ａｖｖからビデオヘッド３４Ｂによって
再生された管理データビデオ信号ｖＤＤＡｖがビデオ１
［変換回路３３Ｂ、再生回路３７、再生切換回路３８を
順次弁して再生映像信号Ｓ２として画像記録用デコーダ
５２に供給される。

このとき画像記録用デコーダ５２は当該再生映像信号Ｓ
２をアナログ／ディジタル変換回路５２Ａによってデー
タビデオ信号からビデオデータＳ５３に変換した後、メ
モリ書込制御回路５２Ｂを介してビデオメモリ６５に書
き込む。

このようにしてビデオメモリ６５に書き込まれたビデオ
データはデコーダ回路５２Ｃによって続出管理データ３
２６に変換されてバス９に送出される。

この実施例の場合、記録切換回路３１及び再生切換回路
３８は制御管理データ処理用ｃｐｕｓによってバス９を
介して与えられる切換制御信号Ｓ５３によって切換制御
されて管理データ書込モード時記録切換回路３１を画像
記録用エンコーダ５１側に切り換え、また管理データ再
生モード時再生切換回路３８を再生回路３７側に切り換
えることによって再生映像信号Ｓ２を画像記録用デコー
ダ５２に与える状態に切換制御される。

これに対して制御管理データ処理用ＣＰＬＩ８が映像信
号記録モードになると、　記録切換回路３１は映像信号
処理部２側に切り換えられることにより、　第１４図（
Ｂ）に示すように、　番＆ｔｌＰ１、Ｐ２、Ｐ３・・・
・・・のビデオ信号ＶＤ０、■Ｄ０、ＶＤＰ３・・・・
・・が管理データビデオ信号ＶＤＤＡＶに続いて順次ビ
デオトラックＴＡ、ＴＢに記録され、制御管理データ処
理用ＣＰＬＪ８が再生モードになったときこのビデオ信
号ＶＤ□、ＶＤｒｔ、ＶＤｐｚ・・・・・・が映像信号
処理部２側に切り換えられた再生切換回路３８を介して
順次映像信号処理部２へ供給される。

このようにしてビデオ記録トラックＴＡ、ＴＢに番組Ｐ
１、Ｐ２、Ｐ３・・・・・・のビデオ信号ＶＤ６、ＶＤ
□、ＶＤｒｓ・・・・・・が記録されるタイミングにお
いて、これと同時に第１４図（Ａ）に示すように、オー
ディオ記録トラックＣＨＩ、ＣＨ２にオーディオ信号Ａ
Ｄ６、ＡＤ□、Ａ　Ｄ　Ｆ　３・・・・・・が記録され
ると同時に、第１４図（Ｃ）に示すように、コントロー
ル４Ｔｒ　好記録）ラックＴＣＴにコントロール信号Ｃ
Ｔ□、ＣＴｏ、ＣＴＰｌ・・・・・がマーク信号ＭＫ□
、Ｍ　Ｋ　Ｆ　ｔ、ＭＫ、・・・・・・と共に記録され
る。

以上の構成において、制御管理データ処理用ＣＰＵ８が
管理データ記録モードになると、レジスタ４４の管理デ
ータＤＡｖが画像記録エンコーダ５１に書込管理データ
Ｓ２５として与えられることにより、ビデオチー１３６
のビデオ記録トラックＴＡ、ＴＢのテープトップ部分に
管理データビデオ信号ＶＤ□Ｖ　（第１４図（Ｂ））が
記録される。

これと同時に制御管理データ処理用ｃｐｕｓはレジスタ
４４の管理データの１部をＣＴＬ記上記エンコーダ／デ
コータ５４に書込管理データ５２８Ｗとして供給し、こ
れによりコントロール信号記録トラックＴＣＴのうち管
理データビデオ信号ＶＤＤＡＶの先頭部分に対応する記
録トラック位置に管理データＤ　ＡＶの一部のデータと
してマークコントロール信号ＭＫ、が記録される。

因に管理データビデオ信号ＶＤａａｖが画像記録用エン
コーダ５１を介してビデオテープ３６のビデオ記録トラ
ックＴＡ、ＴＢに記録される先頭部分のタイミングにお
いて、制御管理データ処理用ｃｐｕｓは切換制御信号Ｓ
４５によって記録切換回路５４Ａをバス９側に切り換え
ることにより書込管理データ５２ＢＷをマークコントロ
ール信号Ｍ　Ｋ　ｏとしてコントロール信号記録トラッ
クＴＣＴに記録した後、記録切換回路５４ＡをＣＴＬ処
理部６１側に切り換えることによって管理データビデオ
信号ＶＤｏＡｖが記録される各記録トラックについてコ
ントロール（ＣＴＬ）信号をコントロール信号記録］・
ラックＴＣＴ上に記録する。

かくして記録済ビデオテープ３６を有するビデオカセッ
ト３５がビデオテープレコーダ本体３にセットされたと
き制御管理データ処理用ＣＰＵ８はメカニズム制御用Ｃ
ＰＬＪＩＩと交信しながら管理データヘース再生モード
になって再生切換回路３８を通して管理データビデオ信
号［）ｖａａｖを画像記録用デコーダ５２を介して続出
管理データＳ２６としてバス９に読み出させるが、その
際に、コントロール信号記録トラックＴＣＴに記録され
ているマークコントロール信号ＭＫ、を再生切換回路５
４Ｆを通じて読出管理データ５２８Ｒとしてバス９に送
出することにより、管理データビデオ信号ＶＤ□、の抽
出を一段と容易になし得るようにできる。

これに加えてＣＴＬ記録用エンコーダ／デコーダ５４は
映像信号処理部２からビデオ記録トラックＴＡＳＴＢに
番組Ｐ１、Ｐ２、Ｐ３・・・・・・のビデオ信号ＶＤ□
、ＶＤｐｔ、ＶＤ、ユ・・・・・・が録画されたとき、
制御管理データ処理用ＣＰＵ８はその先頭位置に対応す
るコントロール信号記録トラックＴＣＴ上の位置にマー
クコントロール信号ＭＫ、、、ＭＫ、、、ＭＫ、・・・
・・・としてレジスタ４４から読み出した管理データを
書込管理データ５２８ＷとしてＣＴＬ記上記エンコーダ
／デコータ５４の記録切換回路５４Ａを通じて供給する
ことにより記録する。

これらのマークコントロール信号　Ｍ　Ｋ　Ｐ　ｌ、Ｍ
ＫＰ！、ＭＫ、３・・・・・・はビデオ記録トラックＴ
Ａ、ＴＢ上に記録されている番組ビデオ信号ＶＤ、、、
Ｖ［）ｒｚ、■ＤＰ１・・・・・が例えばレジスタ４４
に読み出された管理データに基づいて再生される際に、
そノヒデオデータ信号ＶＤＰＩ、ＶＤ、、、Ｖ　Ｄ　Ｐ
　３”、”。

の記録位置等を表す管理データとしてＣＴＬ記録用エン
コーダ／デコーダ５４から読出管理データ５２８Ｒとし
て読み出されることによりビデオ記録トラックＴＡ、Ｔ
Ｂ上に記録されている各番組のビデオデータを容易かつ
確実に再生することができ、このようにして各番組の記
録再生管理を一段と容易にさせ得るようにできる。

（２）コントロール信号形式及びオーディオ信号形式に
よる記録音声記録用エンコーダ／デコーダ５３（第１図）は、　
第１２図に示す構成によって管理データＤＡｖをデータ
オーディオ信号に変換してビデオテープ３６にオーディ
オ信号と同じ信号形式の信号として記録できるようにす
ると共に、ビデオテープ３６からオーディオ信号と同じ
信号形式によって再生されたデータオーディオ信号を管
理データＤＡｖに変換して制御管理データ処理用ＣＰＵ
８に取り込ませる。

すなわち音声記録用エンコーダ／デコーダ５３は制御管
理データ処理用ｃｐｕｓの制御情報Ｓ５に基づいてレジ
スタ４４（第１図）の管理データＩ）ａｖを書込／読出
管理データＳ２７を構成する書込管理データ５２７Ｗと
してエンコーダ回路５３Ａに転送してデータオーディオ
信号Ｓ６１に変換し、この記録データオーディオ信号５
６１を記録切換回路５３Ｂ、記録回路５３Ｃ、オーディ
オ電磁変換回路３３Ｃ、オーディオヘッド３４Ｃを介し
てビデオテープ３６のオーディオ記録トラックＣＨＩ、
ＣＨ２（第３図）上に記録する。

この結果ビデオテープ３６上にはそのテープトップ部分
に管理データベースオーディオトラック記録領域ＦＡｖ
Ａ（第３図）が形式される。

これに加えて音声記録用エンコーダ／デコーダ５３は制
御管理データ処理用ｃｐｕｓが管理データ再生モードに
なると、ビデオテープ３６のオーディオトラックＣＨＩ
及びＣＨ２からオーディオヘッド３４Ｃ、オーデイオ電
磁変換回路３３Ｃ１再生回路５３Ｄ、再生切換回路５３
Ｅを介して再生データオーディオ信号Ｓ６２としてデコ
ーダ回路５３Ｆに供給し、デコーダ回路５３Ｆはこれを
続出管理データ５２７Ｒとしてバス９に送出する。

このとき制御管理データ処理用ｃｐｕｓはデコーダ回路
５３Ｆから送出された読出管理データ５２７Ｒをレジス
タ４４に書き込む。

以上の構成において、制御管理データ処理用ＣＰＵ８は
管理データオーディオ書込指定を受けると、メカニズム
制御用ＣＰＵＩＩ（第１図）に対してビデオテープ３６
の書込開始頭出し指令を送り、メカニズム制御用ｃｐｕ
ｌ　ｉはこれに応動してビデオテープ３６を所定の頭出
し位置に早送りする。

続いて制御管理データ処理用ＣＰｔＪ８は切換制御信号
Ｓ６３によって記録切換回路５３Ｂをエンコーダ回路５
３Ａ側に切り換えてレジスタ４４から読み出した管理デ
ータＤ□を書込管理データ５２７Ｗとしてエンコーダ回
路５３Ａに与えることにより、当該管理データＤＡｖを
第１５図（Ａ）に示すように、ビデオテープ３６のオー
ディオ記録トラックＣＨＩ、ＣＨ２のテープトップ部分
に管理データオーディオ信号ＡＤＤＡＶとして記録する
。

これと同時に制御管理データ処理用ＣＰＵ５はＣＴＬ記
録用エンコーダ／デコーダ５４の記録切換回路５４Ａを
バス９側へ切り換えてレジスタ４４から読み出した管理
データＤ　ａｖの一部を書込管理データ５２８Ｗとして
ＣＴＬ記録用エンコーダ／デコーダ５４に供給すること
により、第１５図（Ｃ）に示すように、管理データオー
ディオ信号ＡＤｓａｖが記録された管理データベースオ
ーディオトラック記録用領域ＦＡｖＡ（第３図）の先頭
位置に相当する部分にマーク信号Ｍ　Ｋ　ｏとして書き
込む。

ここでマーク信号Ｍ　Ｋ　（ｌは、コントロール信号記
録トラックＴＣＴ上に記録するＣＴＬパルスでなるコン
トロール信号ＣＴ、のデユーティ比を管理データの論理
レベルに応じて変化させることにより記録される。

この結果ビデオテープ３６のテープトップ部分には、オ
ーディオ記録トラックＣＨ１、ＣＨ２に対して管理デー
タオーディオ信号ＡＤＤＡｖが記録されると共にその先
頭位置に対応するコントロール信号記録トラックＴＣＴ
にマーク信号Ｍ　Ｋ　ｅを管理データの一部として分散
記録させた状態が得られる。

このようにしてヘッダデータとして管理データＤＡｖを
もったビデオテープ３６に対して番組ＰＬ、Ｐ２、Ｐ　
３−・・・・（７）　Ｉ：：　チオ信号Ｖ　ＤＰＩ、Ｖ
Ｄｒｔ、ＶＩ）ｒｌ・・・・・を映像信号処理部２から
ビデオ記録トラックＴＡ、ＴＢに記録すると共に、オー
ディオトラックＣＨＩ、ＣＨ２のオーディオ信号ＡＤ、
、、Ａ　Ｄ　ｒ　ｔ、Ａ　Ｄ　ｒ　ｓ　’・・・・・を
音声信号処理回路７１から共に記録するとき（第１５図
（Ｂ））、制御管理データ処理用ｃｐｕｓはＣＴＬ記録
用エンコーダ／デコーダ５４の記録切換回路５４Ａをバ
ス９側に切り換えることによりマーク信号ＭＫ、　、Ｍ
Ｋ、、Ｍ　Ｋ　ｘ・・・・・・を番ＭｉＰ１、Ｐ２、Ｐ
３・・・・・・のビデオ信号ＶＤ□、ＶＤ、、、ｖＤＰ
ｌ・・・・・の記録先頭位置に対応する位置に管理デー
タの一部として記録する。

かくして録画済テープ３６を製作することができ、当該
録画済テープ３６からユーザが所望の番組を見ようとす
る際には、当該ビデオカセット３５がビデオテープレコ
ーダ本体３にセットされたとき制御管理データ処理用Ｃ
ＰＬＩ８が音声記録用エンコーダ／デコーダ５３を介し
てビデオテープ３６のオーディオ記録トラックＣＨＩ、
ＣＨ２から管理用データオーディオ信号ＡＤｅａｖを読
み出してレジスタ４４に格納することにより、当該格納
された管理データによって録画されている番組Ｐｉ、Ｐ
２、Ｐ３・・・・・・についての管理データを利用しな
がら制御管理データ処理用ＣＰＵ８がユーザが指定した
番組を再生したり、録画、予約したりする等の処理をす
ることができる。

かくするにつき、コントロール信号記録トラックＴＣＴ
上にマーク信号ＭＫ、　、ＭＫ、　、ＭＫ、、ＭＫａ・
・・・・・を付けるようにしたことにより、実際上ビデ
オテープ３６上の番組の記録位置を迅速かつ適確に指定
しながらビデオテープ３６の番組の録画、再生、予約等
の処理を従来の場合と比較して格段的に容易になし得る
ようなビデオテープレコーダを実現できる。

（３）コントロール信号形式及び信号形式による記録（
他の実施例）第１６図は管理データをオーディオ記録トラックＣＨＩ
、ＣＨ２及びコントロール信号記録トラックＴＣＴ上に
分散記録する第２の実施例を示すもので、この場合第１
５図との対応部分に同一符号を付して第１６図に示すよ
うに、第１５図の場合の構成に加えて、ビデオトラック
ＴＡ、ＴＢに番組Ｐ１、Ｐ２、Ｐ３・・・・・・のビデ
オ信号ＶＤ□、ＶＤｐｔ、ｖＤＰｌ・・・・・・を記録
する際に、対応するオーディオ信号ＡＤ□、ＡＤ□、Ａ
Ｄｐｌ・・・・・をオーディオ記録トラックＣＨＩ、Ｃ
Ｈ２に記録する際に、その先頭部分に番組別管理データ
オーディオ信号Ａ　ＤＩＩＡＶ１％　Ａ　Ｄ　ｎＡｖｚ
ｓ　Ａ　Ｄ　ｅａｖｓ−・・・を記録するように構成さ
れている。

かかる構成において制御管理データ処理用ＣＰＵ８は管
理データ記録モード時、レジスタ４４に格納されている
管理データＤＡｖのうち各番組に共通の項目の管理デー
タを書込管理データ５２７Ｗとして音声記録用エンコー
ダ／デコーダ５３に与えることによりビデオテープ３６
のオーディオ記録トラックＣＨＩ、ＣＨ２のテープヘッ
ド部分に管理データオーディオ信号ＡＤｔｌＡｖとして
記録する。

その際管理データオーディオ信号ＡＩ）ｏａｖを記録開
始するタイミングにおいてＣＴＬ記録用エンコーダ／デ
コーダ５４の記録切換回路５４Ａをバス９側に切り換え
ることによりマーク信号ＭＫ０を構成する書込管理デー
タ５２８Ｗをレジスタ４４から転送することによりコン
トロール信号記録トラックＴＣＴに記録する。

その後制御管理データ処理用ＣＰＵ８はビデオ記録トラ
ックＴＡＳＴＢに番＆［ｌＰｌ、Ｐ２、Ｐ３・・・・・
・・のビデオ信号ＶＤ□、ＶＤ□、ｖＤＰｌ・・・・・
を記録する際に、音声記録用エンコーダ／デコーダ５３
の記録切換回路５３Ｂをエンコーダ回路５３Ａ側に切り
換えることによりレジスタ４４に格納されている各番組
に対する管理データを書込管理データ５２７Ｗとして転
送することによりビデオテープ３６のオーディオ記録ト
ラックＣＨＩ、ＣＨ２に番組別管理データオーディオ信
号ＡＤｅｍｖｌ、ＡＤＩＩＡＶ！、Ａ　Ｄ　ｅａｖｓ−
・”を記録する。

これに対して録画済ビデオカセット３５がビデオテープ
レコーダ本体３にセットされたとき制御管理データ処理
用ＣＰＵ８はマーク信号ＭＫ、を利用してビデオテープ
３６を管理データオーディオ信号ＡＤゎ□１に頭出しし
た後音声記録用エンコーダ／デコーダ５３の再生切換回
路５３Ｅをデコーダ５３Ｆ側に切り換えることにより管
理データオーディオ信号ＡＤＤＡｖを読出管理データ５
２７Ｒとしてレジスタ４４に読み出す。

その後各番組Ｐ１、Ｐ２、Ｐ３・・・・・・のビデオ信
号ＶＤ□、ＶＤ□、ＶＤ、・・・・・・をビデオ記録ト
ラックＴＡ、ＴＢから再生する際に、　制御管理データ
処理用ｃｐｕｓは各番組に対応するマーク信号ＭＫ、　
、ＭＫχ、ＭＫ３・・・・・・を利用してビデオテープ
３６を頭出し動作させた後再生切換回路５３Ｅをデコー
ダ回路５３Ｆ側に切り換えることにより、オーディオ記
録トラックＣＨ１、ＣＨ２から番組別管理データオーデ
ィオ信号ＡＤｔｌＡ□、ＡＤＤＡｖ！、ＡＤＥＩＡＶ！
・・・・・・を再生して読出管理データ５２７Ｒとして
レジスタ４４に取り込み、当該番組別管理データに基づ
いて各番組について個別に管理処理を実行する。

以上の構成によれば、オーディオ記録トラックＣＨＩ、
ＣＨ２において、各番組ごとに番組別管理データオーデ
ィオ信号ＡＤＩＩＡ□、ＡＤｏＡｖｚ、ＡＤ　ＤＡＶ３
・・・・・・を記録できるようにしたことにより、各番
組に個有の管理情報を対応する番組の記録位置に記録す
ることができ、これにより、さらに−段とａｎに各番組
を管理することができる。

（Ｇ７）他の実施例（］）　　上述の実施例においては、画像記録用エンコ
ーダ５１及び画像記録用デコーダ５２、音声記録用エン
コーダ／デコーダ５３、ＣＴＬ記録用エンコーダ／デコ
ーダ５４においてそれぞれレジスタ４４から転送した書
込管理データＳ２５．５２７Ｗ、５２８Ｗをそれぞれデ
ータビデオ信号、データオーディオ信号、データコント
ロール信号に変換することによりビデオテープ３６上に
記録できるようにすると共に、再生されたデータビデオ
信号、データオーディオ信号、データコントロール信号
をそれぞれ読出管理データＳ２６．５２７Ｒ１Ｓ２８Ｒ
にハード的に変換することによりレジスタ４４に書き込
むことができるようにしたが、かかる変換処理を制御管
理データ処理用ｃｐｕｓにおいてソフト的な処理によっ
て実行するようにしても良い。

（２）上述の実施例においては、管理データＤ＾、の構
成として、ボリューム情報ブロックＤ、及び番組情報ブ
ロックＤＰ１１を記録トラックの先頭位置からその順序
で書き込むようにしたが、これに代え、ブロック配列順
序を入れ換えたり、場合によっては細かく区切って混ぜ
合わせるようにする等種々変更しても良い。

Ｈ発明の効果上述のように本発明によれば、ビデオテープのコントロ
ール信号記録トラックに管理データを記録するようにし
たことにより、当該記録データを新たに書き込んだり、
再生したり、書き直したりする処理を簡易になし得、こ
れにより、番組の管理を従来の場合と比較して一段と簡
易化し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるビデオテープレコーダの全体槽底
を示すブロック図、第２図はその機能ブロックを示すブ
ロック図、第３図はビデオテープ上の記録フォーマット
を示す路線図、第４図〜第６図は管理データベースの構
成を示す路線図及び図表、第７図はビデオテープレコー
ダの入力情報処理手順を示すフローチャート、第８図及
び第９図はその管理データベースの処理手順を示すフロ
ーチャート、第１Ｏ図はリモートコントロール制御器の
構成を示す正面図、第１１図は言葉指定項目−覧表の構
成を示す図表、第１２図は画像記録用エンコーダ及びデ
コーダ、音声記録用エンコーダ／デコーダ及びＣＴＬ記
録用エンコーダ／デコーダの詳細構成を示すブロック図
、第１３図はビデオテープ上の記録フォーマットを示す
路線図、第１４図〜第１６図は本発明の他の実施例にお
けるビデオテープ上の記録フォーマットを示す路線図で
ある。ｌ・・・・・・ビデオテープレコーダ、２・・・・・・
映像信号処理部、３・・・・・・ビデオテープレコーダ
本体、４・・・・・・モニタ、５・・・・・・制御管理
データ処理部、６・・・・・・リモートコントロール制
御器、８・・・・・・制御管理データ処理用中央処理ユ
ニッｌ−（ＣＰ［Ｊ）、１２・・・・・・キーボード、
３２・・・・・・録画回路、３３・・・・・・ｉｔ！ｆ
ｉ変換回路、３３Ａ、３３Ｂ、３３ｃ・・・・・・ｃＴ
Ｌ、ビデオ、オーディオ電磁変換回路、３５・・・・・
・ビデオカセット、３６・・・・・・ビデオテープ、３
７・・・・・・再生回路、５１．５２・・・・・・画像
記録用エンコーダ、デコーダ、５３・旧・・音声記録用
エンコーダ／デコーダ、５４・・・・・・ＣＴＬ記録用
エンコーダ／デコーダ。管理チタベ′−ス書乙４承４亘域第　３　関ＯＰ− 、ｙ−Ｄ／ＴＶ管理データＥＮＤＶ王里テータの構成第　４　図ボリューム１青幸艮の構成第図羊９回リモ、−トコントロール制Ｅｌ沼１茗０回易３図コ〉ドローＩＬ−信ｇ／ヒヂオ＠！録トラックＩ；よう管理データの記録第　　／＋　　　ｐ品

Claims

【特許請求の範囲】

　ビデオテープ上にその長手方向を横切るように順次斜
めに形成されたビデオ記録トラックの記録位置を表すコ
ントロール信号を、上記ビデオ記録トラックの配列方向
に沿うように形成されたコントロール信号記録トラック
に記録するようになされたビデオテープレコーダにおい
て、上記コントロール信号記録トラックの所定位置に管
理データベース記録領域を形成し、上記管理データベー
ス記録領域に上記番組に対応する管理データを記録し、
当該管理データに基づいて上記各番組を管理できるよう
にしたことを特徴とするビデオテープレコーダ。