JPH03241879A - カオス光発生自励発振レーザ装置 - Google Patents

カオス光発生自励発振レーザ装置

Info

Publication number
JPH03241879A
JPH03241879A JP3952790A JP3952790A JPH03241879A JP H03241879 A JPH03241879 A JP H03241879A JP 3952790 A JP3952790 A JP 3952790A JP 3952790 A JP3952790 A JP 3952790A JP H03241879 A JPH03241879 A JP H03241879A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
light
semiconductor laser
layer
chaotic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3952790A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yoshimatsu
吉松 浩
Shoji Hirata
照二 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP3952790A priority Critical patent/JPH03241879A/ja
Publication of JPH03241879A publication Critical patent/JPH03241879A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、自動発振の波形がカオス的である広帯域自動
発振をなすカオス光発生自励発振レーザ装置に係わる。
B 発明の概要 1の本発明は、直流駆動半導体レーザと、この半導体レ
ーザダイオードの発光の少くとも一部を受光し、電気信
号に変換し、かつ増幅して或いは微分及び増幅して直流
からI GHz以上の広帯域で半導体レーザに帰還して
この半導体レーザによってカオス光を発生させる自動発
振を行わしめる。
他の本発明は、直流駆動半導体レーザと、この半導体レ
ーザの発光の少くとも一部を受光するアバランシェフォ
トダイオードとを共通のパンケージ内に封入し、アバラ
ンシェフォトダイオードの出力を結合コンデンサを介し
て半導体レーザに入力してこの半導体レーザにカオス光
を発生させる自動発振−を行わしめる。
更に他の本発明は、共通の化合物半導体基体上に半導体
レーザと、これに隣り合うように積層もしくは並置して
ヘテロ接合バイポーラトランジスタHBTを設け、この
HBTのベースに、半導体レーザの発光の少くとも一部
の光を導入してこのレーザ光をヘテロ接合バイポーラト
ランジスタHBTによって電気信号に変換し、かつ増幅
してその出力をレーザダイオードに人力してこのレーザ
ダイオードにカオス光を発生させる自動発振を行わしめ
る。
C従来の技術 例えばアプライド・フィジックス・レター(^pp1.
Phys、 Lett、 Vol、 45. No、2
+ 15. July1984、 P124〜126)
に記載されているように、半導体レーザからの光をフォ
トダイオードによって電気信号に変換し、これを増幅し
て半導体レーザにフィードバンクすることによってパル
ス光を自動発振させるようにした半導体レーザを始めと
して幾種の自動発振型半導体レーザは従来から知られて
いるところである。しかしながら、これらは、いずれも
その発振周波数が可成り狭い範囲に限定されているもの
であり、しかもこの方法以外では一般に光学的撮動に敏
感である。
また、例えばジアバニーズ・ジャーナル・オブ・アプラ
イド・フィジックス(JAPANESE JOURNA
LOF APPLIED PHYSIC3,VOL 2
0. No、9. SEPTEMBER。
1981、 pp、 L646〜L648)には、半導
体レーザと、これよりの光と共に外部からの光を受光し
て電気信号(電流)に変換して半導体レーザーにフィー
ドバックして双安定状態を得るようにした双安定光学素
子の提案がなされている。この種の素子は、光メモリ、
光リミッタそのほかへの適用が多く考えられる。
更にまた、例えば社団法人通信学会、信学技報Vo1.
84 No、317.電子通信学会技術研究報告、 1
985年3月18日OQE 84−130には、半導体
レーザよりの光を例えばファプリペロー干渉計によって
周波数弁別してフォトダイオードによる光検出をなし、
これを半導体レーザの注入電流に負帰還比例制御を施す
ことにより半導体レーザの発振線幅の狭帯化を行うとい
うものの提案がある。
一方、例えばニー・ティー・アール・ジャーナル(AT
RJOURNAL、 Advanced Teleco
mmunicationsResearch In5t
itute Internationa1発行、 19
89秋No、6. P16〜1B)等にもその報告があ
るように、カオス光による大容量の信号処理、情報処理
、メモリ等が注目されるに至っている。
D 発明が解決しようとする課題 本発明は例えば光メモリ、光ディスク、レーザデイスプ
レィ、光ニューラル等への適用が可能なE 課題を解決
するための手段 本発明は、直流駆動半導体レーザに対し、光電的に正の
フィードバックループを形成する。
1の本発明は、第1図にその構成図を示すように、直流
駆動半導体レーザダイオードLDと、この半導体レーザ
LDの発光の少くとも一部を受光し、電気信号に変換し
、かつ増幅して或いは微分及び増幅して、直流から I
 GHz以上の広帯域で上記レーザダイオードLDに帰
還する帰還ループ(1)を有し、これによりこのレーザ
ダイオード(LD)にカオス光の発生の自動発振を行わ
しめる。
第2図にその一部を切欠いて見せた側面図を示すように
、他の本発明は、直流駆動半導体レーザLDと、この半
導体レーザLDの発光の少くとも一部を受光するアバラ
ンシェフォトダイオードAPDを共通のパッケージ(2
)内に封入し、アバランシェフォトダイオードAPDの
出力を結合コンデンサ(3)を介して半導体レーザLD
に入力してこの半導体レーザにカオス光の自動発振を行
わしめる。
更に他の本発明は第4図にその一例の平面図を示し、第
5図にその断面図を示すように、共通の化合物半導体基
体(4)上に、半導体レーザLDと、ヘテロ接合バイポ
ーラトランジスタHBTとを、隣り合うよう積層もしく
は並置して形成し、半導体レーザLDの少くとも一部の
光をヘテロ接合バイポーラトランジスタHBTのヘース
に導入し、これをこのヘテロ接合バイポーラトランジス
タHBTによって電気信号に変換し、かつ増幅してその
出力をレーザダイオードLDに帰還させて入力してこの
半導体レーザLDにカオス光の自励発振を行わしめる。
F 作用 上述したように、各本発明によれば、いずれも直流駆動
半導体レーザLDよりの光を受けて電気的信号(電流)
に変換し、これを増幅してレーザLDに帰還する、つま
り光電的に正の帰還ループを設けるものであるが、この
場合振幅がほぼ一定で波形が変化し、平均周波数が広帯
域(2kHz〜2 GHz)の自動発振カオス光を得る
ことができた。
また、第2図に示したように共通のパッケージ(2)内
にレーザLDと、これよりの光りを受光し、これを光電
気変換すると共にアバランシェ効果によって増幅する作
用を有するアバランシェフォトダイオードAPDと共に
収容した構成を採る本発明による自動発振半導体レーザ
装置では、第3図にその電気的回路図を示すように、光
電的正帰還ループを形成するが、この場合APD、すな
わち高速性にすぐれかつ広帯域に高い感度と増幅性を有
する素子を組合せ用いたことによりカオス光の発生の自
動発振が確実に行われる。また同一パッケージ(2)内
にこれらLD及びAPDが組込まれることによって構成
の簡潔化がはかられる。
また、第4図及び第5図の構成においても、その回路図
を第6図に示すようにLDに対し充電的に正の帰還ルー
プが形成されるようにしたものであり、特にHBTは、
良く知られているように(例えばアイ・イー・イー・イ
ー・トランスアクションズ・オン・エレクトロン・デバ
イセズ(IEEETRANSACTIONS ON E
LECTRON DEVICES) VOL、HD−2
8゜NO,4,APRIL 1981. P404〜4
07.  及びアプライド・フィシ・ンクス・レター(
八ppl、 Phys、 Lett)42(1)IJa
nnary 1983. P93〜95参照)広帯域に
対しその光電変換効率が高く、かつ増幅効果を有するこ
とからカオス光の発生の自励発振を行うことができるよ
うにし、更にこの場合、LDとHBTとを共通の化合物
半導体基体(4)上に集積回路化して形成したので、L
DとHBTとの相互の位置関係、すなわち、LDからの
光を確実にHBTのベースに導入することかできるよう
に設定することができ、更にこれにより組立装置の簡易
化をはかることができ量産性の向上をはかることができ
るものである。
G 実施例 本発明は、例えば第1図に示すように、直流電源(11
)によって、駆動レーザLDを駆動する。これによって
発振したレーザLDからの光を受光素子(12)、特に
周波数特性にすぐれた光電変換素子例えば、アバランシ
ェフォトダイオードAPDによって受光させ、この光を
電気信号(を流)に変換する。そして、これを直流から
少くともI Gl(z以上の広帯域のプリアンプ(13
)に、結合コンデンサ(I4)を介して入力し、その出
力信号を直流電源(11)からの直流電圧にのせるため
の結合器(15)に導入する帰還ループ(1)によって
、レーザLDを駆動する。このようにすると、レーザL
Dはカオス光を発生する自動発振動作がなされる。
これは、第1図に示した基本構成において、半導体レー
ザLDが直流電源(11)によってこれが駆動発振され
るが、このとき、その発振にゆらぎが生しるとこれが正
の帰還ループ(1ンによってレーザLDへの駆動電流に
変動を生じさせ、これによってカオス光の発振に至るも
のと思われる。
第7図は、APDバイアス130■としたときの半導体
レーザLDのカオス光の平均自動発振発餐周波数の電流
源(11)のDC駆動電流に対する依存性を測定した結
果を示すもので、これによって明らかなように、DC駆
動電流に対し、その発振周波数は強い正の相関性を示す
また、第8図はその発光スペクトルのオシロ波形図を示
すもので、この場合、APDのバイアス電圧を130v
とし、DC駆動電流を47.12mA(20’Cで)と
した場合である。この場合のカオス光の平均周波数fは
約1.497K)(zとなった。そしてこの波形x (
t)の微分波形交(t)は第12図に示すようになり、
Xに対するiの変化をオシログラフでみると第13図に
示すようにカオス光であることが分る。また第11図を
みて明らかなように、その波形は不規則性を示すが振幅
は広い周波数帯域に亘って殆ど一定で振幅の注入電流依
存性はレーザの光出力の注入電流依存性に比し、はるか
に小さい。
第14図A及びBは同様のカオス光の波形を示すオシロ
グラフ図である。
因みに、半導体レーザに対しその発光端から距離りに鏡
面を配して成る共振器長りの外部共振器を連結して戻り
光を導入させる場合の自動発振周波数f、□、は、 で与えられ、例えばその光出力のスペクトルは第15図
で示すようにその振幅が変換している。
また、本発明においては、例えば第2図に示すように、
複数、同図においては3本の端子ピン(21A)〜(2
IC)を有する基台(22)上に、半導体レーザLDと
、アバランシェフォトダイオードAPDとをそれぞれ取
着するヘッダー(23)及び(24)とを設ける。半導
体レーザLDは、例えばダブルヘテロ接合型のストライ
ブ状共振器を有する半導体レーザ構造を採り、このスト
ライブ状共振器の一端面aから導出するレーザ光L+を
APDに受光せせるようにする。このようにしてこれら
LD及びAPDをパッケージ(2)内に収容するように
基台(22)上に被冠する。そして、パッケージ(2)
の導光窓(25)から、半導体レーザLDの他方の端面
すからのレーザ光L2を外部に導出する。
このような構成によるレーザ装置の回路構成は第3図に
示す通りで、この場合においても半導体レーザLDから
のレーザ光り、によるアバランシェダイオードAPDの
出力によるレーザLDへの結合コンデンサ(3)を介し
ての正帰還によってカオス光の発生が生じる。
また本発明においては、半導体レーザLDと、これより
の発光を、受光し電気信号とし、かつ増幅してとり出す
ヘテロ接合バイポーラトランジスタHBTとの集積回路
化によってカオス光発生自励発振レーザ装置を構成する
。この場合においては、例えば第4図及び第5図に示す
ように、例えばn型のGaAsによるI[I−V族化合
物半導体基体(4)を用意し、これの上に順次必要に応
じて同様に例えばn型のGaAsバッファ層(41)を
介して、他の導電型のP型のセパレート層(42)をエ
ピタキシャル成長する。そしてこれの上に最終的に得る
半導体レーザLDのn型層となりかつ同様に最終的に得
るヘテロ接合バイポーラトランジスタHBTのコレクタ
層となる6型のGaAsより成るn型共通層(43)を
エピタキシャル成長する。そして、この共通層(43)
上の一部に比較的低濃度のn型のGaAsよりなるコレ
クタ@ (44)と、例えば直性のGaAsより戒る低
濃度ベース層(45)と、n型のAZGaAsより戒る
エミツタ層(46)とを1頌次エピタキシャル威長する
。そしてエミツタ層(46)の一部を囲んで、例えばp
型の不純物Znを選択的にベース層(45)に至る深さ
に拡散してp型のベース領域(47)を形成する。
その後、ベース領域(47)とこれによって囲まれたエ
ミッタ電極(46)を残して外周部をエツチングして共
通層(43)を外部に露出する。そしてこの外部に露出
した共通層(43)の一部にこれを横切ってセパレータ
層(42)に至る深さにZn等のp型の不純物を拡散し
て低比抵抗のセパレート電極とり出し領域(48)を形
成する。一方、例えばSiN等の絶縁層(49)を全面
的にCVD (化学的気相成長)法等によって形成し、
その後、ベース領域(47)との対向部に、SiNによ
る絶縁層をCVDマスクとして、共通層(43)上にn
型のGaAlAsより成る下層クラッド層(50)と、
GaAs活性層(51)と、上層のGaAlAsより成
るp型の上層クラッド層(52)とp型のGaAsより
成るキャップ層(53)とを順次エピタキシャル成長す
る。そしてキャップ層(53)上より、中央にストライ
ブ部(54)を残してその両側にプロトンの打ち込みに
よる高抵抗領域或いはn型の不純物を打ち込んでなるn
型領域等より威る電流阻止領域(55)を設ける。この
ようにしてコレクタ層(44)、部ベース層(45)及
びベース領域(47)、エミツタ層(46)より成るヘ
テロ接合バイポーラトランジスタHBTを形成すると共
に、クラッド層(50)及び(52)間に活性層(51
)が挟み込まれたダブルヘテロ接合型の半導体レーザL
Dを形成し、HBTのコレクタと、LDのn層側が互い
に共通Jii (43)によって連結された構造とする
。そして、HBTとLDとの間には、エツチングによっ
て溝(56)を掘込み、かつこの溝(56)によってH
BTのベース領域(47)と、活性層(51)のストラ
イプ部(54)すなわちレーザー発振がなされる共振器
の、一方の光出射端面aが対向するようにし、光出射端
面aから出射されるレーザ光り、が効率よ< HBTの
ベースに入射できるようにする。またレーザLDの他方
の光出射率すからのレーザ光L2を外部に導出するよう
にする。そして、エミツタ層(46〉、ベース領域(4
7)、セパレート電極とり出し領JjJ (48)、角
及び共通ji! (43)上には、それぞれオーQ7り
にエミッタ電極(57)、ベース電極(58)、サブス
トレイト電極(59)、及びコレクタ電極蓋一方のレー
ザ電極(60)を被着する。またエミッタ電極(57〉
から延長してこの延長部において分布抵抗Rを形成する
ようにレーザLDのキャップ層(53)上にオーミック
被着された他方のレーザ電極(61〉を設ける。
尚上述の各層(41) (42) (43) (44)
 (45) (46) (47)(50) (51) 
(52) (53)はMOCVD(Metal Org
anic ChemicalVapor Deposi
tion:有機金属化学的気相成長法)によって形成で
きる。
上述第4図及び第5図の構成によるレーザ装置の回路構
成は、第6図に示すような構成となる。
この場合、半導体レーザLDの画電極(61)及び(6
0)間、したがってHBTのエミッタ間に所要の直流電
源を接続すればLDが動作し、そのレーザ光L1がHB
Tのベースにとり入れられ、電気信号に変換して増幅さ
れLDに帰還されることによってカオス光としてレーザ
ー光り、(L、)がとり出される。
尚、この例では、セパレート層(42)を設けた場合で
あるが、化合物半導体層(4)がp型である場合、この
セパレート層(42)を設ける必要はないものである。
また、上述した方法、手順及び材料に限定されるもので
はない。
また、第4図及び第5図に示した例では、HBTとLD
とが共通の化合物半導体基体(4)上に並置して形成し
た場合であるが、LDを垂直方向からレーザ光をとり出
すようにした垂直型半導体レーザ(面発光型半導体レー
ザ)構成として、HBTとLDとを積層した構造とする
こともできる。この場合の一例を第8図の断面図を参照
して説明する。第8図において第4図及び第5図と対応
する部分には同一符号を付して示すが、この例では半導
体レーザLDが、下層及び上層クラッド層(50)及び
(52)の下層及び上層にそれぞれMQW(多重量子井
戸)構造の反射層(8I)及び(82)が設けられ両者
間に垂直方向に共振器が構成されてレーザー光が得られ
るようにした場合である。
そして、この場合、半絶縁性のGaAsが化合物半導体
基体(4)として用いられ、これの上に、GaAsバッ
ファ層(41)、n型のGaAsコレクタ層(44)、
p型のGaAsより成るベースjii (45)と、n
型のAlGaAsより成るエミツタ層(46)と、続い
てこれの上に、AtGaAsとGaAsの繰返し多層積
層の超格子構造によるMQW反射層(81)と、n型の
AZGaAsより成る下層クランド層(50)と、Ga
Asより成る活性層(51)と、p型のAZGaAsよ
り威る上層クランド層(52)と、上述したと同様のM
QW反射層(82)と、p型のGaAsより成るキャン
プ層(53)とを順次例えばMOCVDによって連続エ
ピタキシーする。
また、この例では、レーザ電極(61)を透明電極によ
って全面的に形成した場合であるが、光透過性電極を用
いてレーザ光L2の導出を行う窓あけを行うこともでき
る。また、この例では)fBTにおいてベース電極を省
略して外部から電圧を与えないようにした場合であるが
、ベース電極を設ける構造とすることもできる。
また、上述した例では、半導体レーザLI)がMQW反
射層を有する構造とした場合であるが、第9図にその断
面図を示すように、MQW反射層に代えて例えば上層の
クラッド層(52)に2次干渉格子(90)を形成した
分布帰還型すなわちDFB型レーザ(Distribu
ted Feedback La5er)構造とするこ
ともできる。第9図において第2図と対応する部分には
同一符号を付して重複説明を省略する。
また、上述した例ではGaAs系構造とした場合である
が、第10図に示すようにInP系とするときは、LD
が短波長化されることによって上下両面からカオスレー
ザ光の導出を行うことができる。
第10図において第4図、第5図及び第9図と対応する
部分には同一符号を付して重複説明を省略するが、図示
の例ではバッファ層が省略されている場合であり、更に
HBTのエミッタがLD構成とした場合である。この場
合半絶縁性1nP基体(4)が用いられ、これの上に高
濃度のn型のInPコレクタN(44^)と、低濃度1
nPコレクタ層(44)と、P型のGa1nAsより成
るベース層(45)と、Ga1nAsとrnPの超格子
構造によるMQW反射層(81) (82)と、n型の
InPより成る下層クラッド層(50)と、GaInA
sPより成る活性層(51)と、P型1nPよりキャッ
プ層(53)とを順次連続MOCVDによってエピタキ
シーすることによって構成し得る。
尚、本発明の各図示の例において、各部の導電型を逆の
導電型とすることもできるし、上述の各側に限られるこ
となく種々の構成材料・構造を採り得る。
H発明の効果 上述したように、各本発明によれば、いずれも直流駆動
半導体レーザLDに、これよりの光を受けて電気的信号
(電流)に変換しかつ増幅して帰還する、つまり光電的
に正の帰還ループを設けることによって振幅がほぼ一定
で波形が変化し、平均周波数が広帯域(2kHz〜2 
GHz)を有し、かつ直流電流によって平均周波数を確
実に制御できるカオス光を得ることができるので、光メ
モリ。
光ディスク、その外多くの用途が期待される。
また、第2図に示したように共通のパッケージ(2)内
にレーザLDと、これよりの光りを受光し、これを光電
気変換すると共にアバランシェ効果によって増幅する作
用を有するアバランシェフォトダイオードAPDと共に
収容したtitを採る本発明による自励発振半導体レー
ザ装置は、第3図にその電気的回路図を示すように、光
電的正帰還ループを形成するが、この場合、APD、す
なわち高速性にすぐれかつ広帯域に高い感度と増幅性を
有する素子を組合せ用いたことにまりカオス光の発生の
自動発振が確実に行われる。また同一パッケージ(2)
内にこれらLD及びAPDが組込まれることによって構
成の簡潔化がはかられる。
更に、LDとHBTとを共通の化合物半導体基体(4)
上に集積回路化する構成によるレーザ装置では、LDと
HBTとの相互の位置関係、すなわち、LDからの光を
確実にHBTのベースに導入することかできるように設
定することができ、更により組立装置の簡易化をはかる
ことができ量産性の向上をはかることができるものであ
る。
また本発明レーザ装置は、カオス光の発振であるが故に
戻り光による影響の問題が生じないとか、時間的コヒー
レンズが小さいのでスペックルを生しにくいとか、様々
な波形列を簡単に発生制御できることから情報処理、例
えばニューラルネットとしての応用に好適などの利益が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるカオス光発生自動発振しいた側面
図、第3図はその回路図、第4図及び第5図はそれぞれ
本発明装置の一例の路線的平面図及び断面図、第6図は
その回路図、第7図は半導体レーザにおける自励発振周
波数の直流駆動電流に対する依存性を示す図、蘂4場も
第8図〜第10図はそれぞれ本発明装置の各側の路線的
断面図、第11図〜第15図はオシログラフ図である。 LD:よ直流駆動型半導体レーザ、APDはアバランシ
ェフォトダイオード、HBTはヘテロ接合バイポーラト
ランジスタである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、直流駆動半導体レーザと、 この半導体レーザの発光の少くとも一部を受光し、電気
    信号に変換し、かつ増幅して或いは微分及び増幅して直
    流から1GHz以上の広帯域で上記半導体レーザに帰還
    して上記半導体レーザからカオス光を発生させるように
    した ことを特徴とするカオス光発生自励発振レーザ装置。 2、直流駆動半導体レーザと、この半導体レーザの発光
    の少くとも一部を受光するアバランシェフォトダイオー
    ドとを共通のパッケージ内に封入し、 上記アバランシェフォトダイオードの出力を結合コンデ
    ンサを介して上記レーザダイオードに入力して上記半導
    体レーザからカオス光を発生させるようにした ことを特徴とするカオス光発生自励発振レーザ装置。 3、共通の化合物半導体基体上に、 直流駆動半導体レーザと、ヘテロ接合バイポーラトラン
    ジスタとを、積層もしくは並置して隣り合うように配置
    し、上記半導体レーザよりの光の少くとも一部の光を上
    記ヘテロ接合バイポーラトランジスタのベースに導入す
    るようにし、 このヘテロ接合バイポーラトランジスタによって上記レ
    ーザダイオードよりの光を電気信号に変換し且つ増幅し
    てその出力を上記半導体レーザダイオードに入力してこ
    の半導体レーザからカオス光を発生させるようにした ことを特徴とするカオス光発生自励発振レーザ。
JP3952790A 1990-02-20 1990-02-20 カオス光発生自励発振レーザ装置 Pending JPH03241879A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3952790A JPH03241879A (ja) 1990-02-20 1990-02-20 カオス光発生自励発振レーザ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3952790A JPH03241879A (ja) 1990-02-20 1990-02-20 カオス光発生自励発振レーザ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03241879A true JPH03241879A (ja) 1991-10-29

Family

ID=12555518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3952790A Pending JPH03241879A (ja) 1990-02-20 1990-02-20 カオス光発生自励発振レーザ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03241879A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5506795A (en) * 1992-02-21 1996-04-09 Yamakawa; Takeshi Apparatus and method for generating chaotic signals and chaos device
JP2001244551A (ja) * 2000-02-28 2001-09-07 Sony Corp パルセーションレーザ
JP2001251012A (ja) * 2000-03-03 2001-09-14 Sony Corp パルセーションレーザ
JP2004259724A (ja) * 2003-02-24 2004-09-16 Nippon Sheet Glass Co Ltd 発光素子/受光素子アレイおよび光書込みヘッド
JP2007096160A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Oki Data Corp 半導体複合装置、及びこれらを用いたプリントヘッド並びに画像形成装置。
CN108899759A (zh) * 2018-08-15 2018-11-27 武汉光迅科技股份有限公司 一种混合集成混沌半导体激光器芯片及激光器

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5506795A (en) * 1992-02-21 1996-04-09 Yamakawa; Takeshi Apparatus and method for generating chaotic signals and chaos device
JP2001244551A (ja) * 2000-02-28 2001-09-07 Sony Corp パルセーションレーザ
JP2001251012A (ja) * 2000-03-03 2001-09-14 Sony Corp パルセーションレーザ
JP2004259724A (ja) * 2003-02-24 2004-09-16 Nippon Sheet Glass Co Ltd 発光素子/受光素子アレイおよび光書込みヘッド
JP4631248B2 (ja) * 2003-02-24 2011-02-16 富士ゼロックス株式会社 光書込みヘッド、光プリンタおよび光量補正方法
JP2007096160A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Oki Data Corp 半導体複合装置、及びこれらを用いたプリントヘッド並びに画像形成装置。
CN108899759A (zh) * 2018-08-15 2018-11-27 武汉光迅科技股份有限公司 一种混合集成混沌半导体激光器芯片及激光器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5674778A (en) Method of manufacturing an optoelectronic circuit including heterojunction bipolar transistor, laser and photodetector
US6369403B1 (en) Semiconductor devices and methods with tunnel contact hole sources and non-continuous barrier layer
US5455429A (en) Semiconductor devices incorporating p-type and n-type impurity induced layer disordered material
US4692207A (en) Process for the production of an integrated laser-photodetector structure
JP2003522421A (ja) モノリシックに集積された光検出器を有するvcsel
WO1999005726A1 (en) Semiconductor with tunnel hole contact sources
Bar-Chaim et al. GaAs integrated optoelectronics
US4700210A (en) Asymmetric chip design for LEDS
JPS6384186A (ja) トランスバ−ス・ジャンクション・ストライプ・レ−ザ
US5608753A (en) Semiconductor devices incorporating p-type and n-type impurity induced layer disordered material
WO1985004531A1 (en) Junction semiconductor light-emitting element
EP0530942B1 (en) Novel quantum well optoelectric switching device with stimulated emission
EP0583128B1 (en) Semiconductor laser with integrated phototransistor for dynamic power stabilization
US5257276A (en) Strained layer InP/InGaAs quantum well laser
US5574745A (en) Semiconductor devices incorporating P-type and N-type impurity induced layer disordered material
JPH03241879A (ja) カオス光発生自励発振レーザ装置
JPS61108187A (ja) 半導体光電子装置
EP0406506A1 (en) Opto-electronic light emitting semiconductor device
US7103080B2 (en) Laser diode with a low absorption diode junction
JPH04184973A (ja) 長波長光送信oeic
JP2002502130A (ja) 半導体レーザチップ
JPH04144182A (ja) 光半導体装置アレイ
JP2815165B2 (ja) 二方向注入型半導体レーザ装置
JP2518255B2 (ja) 多重量子井戸型光双安定半導体レ−ザ
JPH0156547B2 (ja)