JPH02288695A - 画像符号化及び復号化装置 - Google Patents

画像符号化及び復号化装置

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JPH02288695A
JPH02288695A JP1109512A JP10951289A JPH02288695A JP H02288695 A JPH02288695 A JP H02288695A JP 1109512 A JP1109512 A JP 1109512A JP 10951289 A JP10951289 A JP 10951289A JP H02288695 A JPH02288695 A JP H02288695A
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    • H04N21/23Processing of content or additional data; Elementary server operations; Server middleware
    • H04N21/242Synchronization processes, e.g. processing of PCR [Program Clock References]
    • HELECTRICITY
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    • H04N21/4302Content synchronisation processes, e.g. decoder synchronisation

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像情報を伝送する際に用いる符号化及び復号
化装置に関するものである。
[従来の技術] 画像情報を伝送する際、伝送する情報量を削減するため
に各種の符号化方式が提案されている。
その1つの方式として標本値間の相関性を利用して情報
量の圧縮を図る予測符号化方式(以下DPCMと称する
)がある。DPCMでは、既に伝送されている標本値の
復号値により次に符号化する標本値に対する予測値を求
め、この予測値と標本値との差分値(予測誤差)を量子
化して伝送する。このDPCMとしては、予測値の生成
方法により、各種の方式が提案されている。
第7図は、最も簡単な前値予測符号化方式の符号化装置
の構成を示すブロック図である。この前値予測符号化方
式とは直前に伝送する標本値の復号値を予測値として用
い、現標本値とこの予測値(前値)との差分値を符号化
して伝送する方式である。
第7図において入力端子10に入力される標本値Xiは
減算器12に印加され、後述する予測値(前値)が減算
される。量子化器14は減算器12の出力する差分値を
量子化し、符号化コードYiを出力端子16より出力し
、伝送路へ伝送する。
一方符号化コードYiは逆量子化器18にも印加される
。逆量子化器18では印加された符号化コードを差分値
(量子化代表値)に変換し、この量子化代表値に加算器
20にて予測値が加算され、入力標本値に対応する値が
復元される(以下この値を復元値と称する)。この復元
値は量子化誤差を含んでいるため、元の入力標本値の取
り得る値の範囲(以下単に符号化レンジと称する)を越
えてしまう可能性がある。
そこでリミッタ22にて元の入力標本値の符号化レンジ
内にこの復元値を振幅制限し、局部復号値Xiとして予
測器であるD型フリップフロップ24に印加する。本例
では、予測値に前値復号値を用いているため、予測器は
D型フリップフロップとなる。D型フリップフロップで
は次のクロックサイクルにて、前記局部復号値Xiを予
測値として減算器12及び加算器20に印加する。
この時、一般に予測値と入力標本値との差分値は絶対値
の小さな部分に確率分布が偏っており、差分値の絶対値
の小さな領域では量子化ステップを細かくし、差分値の
絶対値の大きな領域においては量子化ステップを粗くす
ることにより情報量の圧縮を行うことができる。
[発明が解決しようとしている問題点1しかしながら、
前記第7図の例では画像のエツジ部の様に予測誤差が大
きくなる部分で量子化ステップが太き(、量子化誤差は
非常に大きな値となる。特に、予測誤差が大きな領域に
おける量子化器の量子化境界値(隣接する量子化コード
間の閾値)近傍のレベルにおいては、ノイズ等の要因に
より、静止画部分であっても量子化代表値が時間的に変
化することになる。従って、この僅かな値の変化が、結
果的には大きな値の変化となって現われることになり、
大きな画質劣化となって現われてしまう。このような画
質劣化は予測誤差が大となる画像のエツジ部において特
に顕著で、エツジ近傍の画素の値が時間的に変動するた
めエツジビジネスと称されている。
このような問題は、前述の如<DPCM方式に特有のも
のではな(、一般に量子化ステップが粗い量子化ステッ
プを有する符号化方式全般に発生する問題である。
斯かる背景化において、本発明は各符号のビット数を増
加させることなく、量子化ステップの粗さに伴う画質劣
化を効果的に低減できる全(新規な画像符号化装置及び
復号化装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 斯かる目的下において、本発明の画像符号化装置におい
ては量子化特性の異なる複数の量子化器を、画面毎に順
次用いて画像情報を符号化する構成としている。
また本発明の好適なる実施態様の画像符号化装置におい
ては、量子化特性の異なる複数の量子化器を、画面毎に
順次用いて画像情報を符号化するものにおいて、複数の
量子化器の量子化特性の境界値が量子化レンジ端を除き
互いに異なる様に設定した。
また、本発明の画像復号化装置においては、量子化特性
の異なる複数の量子化器を順次用いて符号化された画像
情報を復号する際、時間的に隣接する複数の画面の同一
画素に対応する複数の符号について、その対応値の領域
が重複した時、該複数の符号中少なくとも1つの符号の
量子化代表値が前記重複した領域の値となる様制御する
構成とした。
[イ乍用] 上述の如き本発明の画像符号化装置においては、画面毎
に異なる量子化特性にて量子化されることになるので、
時間軸に連続する複数の画面についての同一の画素に対
する量子化レベル数は疑似的に増大する。特に、本発明
の好適なる実施態様として示した様に、複数の量子化器
の量子化特性の境界値が量子化レンジ端を除き互いに異
なる様にすれば、量子化レベル数は疑似的に複数倍とな
る。
この様に量子化レベル数を疑似的に増大させることによ
り、復号側のみの符号操作により量子化誤差を小さく抑
えることができ、画質の劣化は最小限に抑えられる。
例えば、本発明の復号化装置の様に量子化特性の異なる
複数の量子化器を順次用いて符号化された画像情報を復
号する際、時間的に隣接する複数の画面の同一画素に対
応する複数の符号について、その対応値の領域が重複し
た時、該複数の符号中少なくとも1つの符号の量子化代
表値が前記重複した領域の値となる様制御することによ
り、複数の量子化器の共働により、少なくとも静止画部
分では量子化ステップの幅の小さい新たな量子化レベル
が設定されたのと等しい精度にて画像の復号化が可能と
なり、極めて良好な画像情報を得ることが可能となった
[実施例] 以下、本発明の実施例について説明する。
第1図は、本発明の一実施例としての符号化装置の構成
を示すブロック図である。図中、30は入力端子、32
は減算器、34.36は量子化器、38.46は信号切
換スイッチ、40は符号化コードの出力端子、42.4
4は逆量子化器、48は加算器、50はフレームID信
号の入力端子、52はリミッタ、54は予測器である。
入力端子30より入力された入力標本値は減算器32に
て予測値が減算され、差分値(予測誤差)eiとなり、
量子化器34及び36にて符号化コードに変換される。
量子化器34により変換された符号化コードはスイッチ
38の端子a及び逆量子下記42に印加され、逆量子化
器42にて量子化代表値に変換され、スイッチ46の端
子aに印加される。一方、量子化器36により変換され
た符号化コードはスイッチ38の端子す及び逆量子下記
44に印加され、逆量子化器44にて量子化代表値に変
換され、スイッチ46の端子すに印加される。
スイッチ38及び46では入力端子50より印加される
フレームID信号に従い、例えば偶数フレームでは端子
aを、奇数フレームでは端子すを共通端子である端子C
に接続する。スイッチ38で選択された符号化コードは
出力端子40より伝送路へ出力される。尚、フレームI
D信号も送信側(符号化部)と受信側(復号化部)とで
一致する様、伝送路に出力される。
スイッチ46で選択された量子化代表値には、加算器4
8にて予測値が加算され、入力標本値の復元値が得られ
る。この復元値はリミッタ52にて入力標本値の符号化
レンジ内に振幅制限され、局部復号値として予測器54
に印加される。予測器54では局部復号値より次に入力
標本値に対する予測値を生成し、次のクロックサイクル
で予測値を減算器32に印加する。
第2図は本発明の一実施例としての復号化装置の構成を
示すブロック図であり、該復号化装置は第1図の符号化
装置に対応している。
図中、60は符号化コードの入力端子、62はフレーム
メモリ、64は符号化コード変換回路、66.74.7
6は逆量子化器、68.80は加算器、70.82はリ
ミッタ、72は復号値の出力端子、71.78は信号切
換スイッチ、84は予測器、86はフレームID信号の
入力端子である。
入力端子60より入力された符号化コードは、逆量子化
器47.76に印加され、量子化代表値に変換され、夫
々スイッチ78の端子a及び端子すに印加される。スイ
ッチ78では入力端子86より入力されるフレームID
信号に従い、例えば偶数フレームでは端子aを、奇数フ
レームでは端子すを共通端子Cに接続する。スイッチ7
8にて選択された量子化代表値は加算器80にて予測器
84より印加される予測値が加算され、リミッタ82に
て所定の符号化レンジ内に振幅制限されて復号値となり
、予測器84及びスイッチ71の端子eに印加される。
予測器84は前述の符号化装置の場合と同様に復号値よ
り次の画素の予測値を生成し、次のクロックサイクルで
予測値を加算器80に印加する。
一方、符号化コードはフレームメモリ62及び符号化コ
ード変換器64にも印加される。フレームメモリ62で
は符号化コードを1フレ一ム分の期間遅延させ、符号化
コード変換器64に印加する。符号化コード変換器64
ではlフレーム前の符号化コード、現在のフレームの符
号化コード、更には前述のフレームID信号を用い、入
力差分値の範囲を推定する。
即ち、前フレームの符号化コードが示す前フレームの入
力差分値ε″柵の存在範囲が(ε1≦εn−1≦82)
で示され、現在のフレームの符号化コードが示す入力差
分値εnの存在範囲が(ε3≦81≦84)で示される
ものとする。この時、これら2つの入力差分値の存在範
囲に重複する領域があれば、この重複領域に入力差分値
の値があると推定することができる。
即ち、(ε1≦ε3≦C2≦ε4)である時は、入力差
分値の値の推定値εの範囲を(E、≦ε≦ε2)とし、
(ε、≦ε、≦ε4≦ε、)である時は、入力差分値の
値の推定値εの範囲を(ε、≦ε≦82)とする。この
符号化コード変換器64はこの入力差分値の値の推定値
εの範囲を示すコードを逆量子化器66に印加する。逆
量子化器66では符号化コード変換器64より印加され
るコードに従って、前述の重複領域内に設定された差分
値(量子化代表値)を出力する。逆量子化器66にて得
られた差分値には加算器68にて予測器84より得られ
る予測値が加算され、リミッタ70にて所定の符号化レ
ンジ内に制限されて復号値を得る。このリミッタ70か
らの復号値はスイッチ71の端子dに印加される。
一方、重複領域が存在しない場合、この部分の画像が動
画であると判断し、通常の復号化による復号値をそのま
ま出力させる。
即ち、スイッチ17では、符号化コード変換器64より
印加される制御信号に従い、現フレームと直前のフレー
ムの符号化コードとの間で入力差分値の存在範囲に重複
領域がある場合には端子dに印加されている復号値を、
ない場合には端子eに印加されている復号値を選択し、
出力端子72より復号値として出力する。
次に、本実施例の復号化装置の更に詳細な動作について
説明する。第4図は第2図の逆量子化器74.76に対
応する量子化特性Q、、Q2.及び逆量子化器66に対
応する合成量子化特性Qの一例を示す図である。
図中横線は符号化コードの境界値を示し、黒丸は量子化
代表値を示している。図示の如く量子化特性Q、、Q、
の境界値は量子化特性Qの境界値を交互に配置した構造
となっている。今、前フレームの量子化特性Q1による
符号化コードが「5」、現フレームの量子化特性Q2に
よる符号化コードが「5」であった場合、符号化コード
変換器64は2つの符号化コードが示す量子化直前の入
力差分値の存在範囲の重複領域、即ち、量子化特性Qの
コード「lO」で示される範囲を入力差分値の存在範囲
と推定し、逆量子化器66へこのコードrlOJを印加
する。逆量子化器66では、前記コードが示す範囲内の
値を量子化代表値として出力することになる。一方、前
フレームの量子化特性Q、による符号化コードが「2」
、現フレームの量子化特性Q2による符号化コードが「
5」であった場合、入力差分値の存在する範囲に重複す
る領域がないので、現フレームの符号化コード「5」に
よる復号化(即ち、量子化特性Q1またはQ、による復
号化)を行う。
ここで、変更前の量子化代表値の数をMとすると、前記
操作により変更後の量子化代表値の数は最大(2M−1
)となり、フレーム相関の高い静止部分においては量子
化ビット数が1ビツト増加したのとほぼ等価となる。尚
、フレーム相関の低い動画部分においては何ら操作を行
わないので、劣化を生じることはない。また、予測値の
生成に用いられる復号値は符号化装置における復号値と
一致させているので符号化側と復号化側との間のミスマ
ツチは生じない。更に、入力差分値が前フレームでは第
4図(C)の量子化特性Qによりコード「9」で示され
る範囲にあり、現フレームで同図(c)の量子化特性Q
によりコード「11」で示される範囲にある場合、前フ
レームが同図(a)の量子化特性Q1で、現フレームが
同図(b)の量子化特性Q2で夫々符号化された場合の
符号化コードは共に「5」となり、出力される量子化代
表値は同図(c)のコード「10」の値に変更されてし
まうが、同図(C)のコード「10」の範囲は、同図(
b)の量子化特性Q2のコード「5」の範囲内であるか
ら、同図(b)の量子化特性Q2による量子化誤差範囲
内となり、画質に対する悪影響は殆どない。また、この
ような誤りが生じる部分は動画部であり、視覚特性を考
慮すれば悪影響は全くないといって良い。
尚、上述の第2図の構成において、第4図にて説明した
量子化特性と適用すると、逆量子化器66が逆量子化器
74.76の量子化代表値を全て出力できることになる
。この場合にはスイッチ71等を省略し、この逆量子化
器66によって何れの場合にも量子化代表値を出力する
構成とすることも可能である。
第4図の例では、同図(C)に示す量子化特性Qの境界
値B。−B13を量子化特性Q、、Q、に交互に割り当
てたものである。量子化代表値は各境界短間内の値であ
れば何れの値でもよいが、第4図の例では動画部分にお
いても差分値零の発生頻度が高いことを考慮し、Q、、
Q、共に量子化代表値としてOを持つ特性となっている
第5図及び第6図は夫々複数の量子化特性の他の設定例
を示す図であり、各図(a)には第2図の逆量子化器7
4に対応する量子化特性Q、を示し、各図(b)には第
2図の逆量子化器76に対応する量子化特性Q2、各図
(b)には第2図の逆量子化器66に対応する合成量子
化特性Qを示す。
第5図の例は、境界値割当の順序を途中で反転させ、量
子化特性Q、、Q、の量子化代表値を夫々正負対称にし
たものである。この様に量子化特性を設定すれば、逆量
子化器74.76のROMの容量を減少させると同時に
、正負対称の量子化特性であるため、符号化・復号化に
伴う位相特性が向上する。
第6図は量子化特性Q、、Q2が差分値絶対値の大きな
部分については異なる境界値をもち、且つ、これらが交
互に配置される様にになし、差分値の絶対値が小さい部
分については量子化特性を共通とした例を示す。この場
合、合成量子化特性Qの量子化代表値の数、即ち、静止
画部分における量子化代表値の数が減少してしまうが、
発生頻度の高い差分値零近傍の特性が各量子化特性Q、
、Q、、Qで共通となるため、静止画部と動画部間の画
質の差が小さくなり処理の差による画像の不自然さが少
なくなる。
第3図は本発明の復号化装置の他の実施例を示すブロッ
ク図である。図中、第2図と同様の機能を果たす構成要
素には同一の符号を付し、以下、第2図の実施例と異な
る点についてのみ説明する。
第4図中88は補正値発生回路、90は加算器である。
補正値発生回路88はフレームメモリ62より印加され
る前フレームの符号化コードが示す入力差分値の存在範
囲と、現フレームの符号化コードが示す入力差分値の存
在範囲とに重複する領域がある場合には、量子化代表値
がこの重複範囲内の値となる様に補正値を加算器90に
印加する。加算器90からは量子化代表値を上記重複範
囲内の値とした時の復号値が出力される。
例えば、第3図の逆量子化器74.76が第4図に示す
量子化特性Q、、Q、に対応する特性を持つものし、前
フレームの符号化コードが量子化特性Q1において「6
」であり、現フレームの符号化コードが量子化特性Q2
において「5」であるとすると、重複領域は量子化特性
Qにおけるコードrl IJで示される範囲となる。こ
の場合には、量子化特性Qにおけるコード「11」の量
子化代表値と、量子化特性Q2におけるコード「5」と
の差分値ΔQ2が補正値発生回路88より出力される。
また、この次のフレームの符号化コードが量子化特性Q
におけるコードrl IJで示される範囲となり、該次
のフレームを現フレームとした場合、前フレームの符号
化コードが量子化特性Q2において「5」となり、現フ
レームの符号化コードが量子化特性Q、において「6」
となるが、この場合には、現フレームの量子化代表値で
ある量子化特性Q、におけるコード「6」と、量子化特
性Qにおけるコード「11」の量子化代表値との差分値
ΔQ2が補正値発生回路88より出力される。
一方、重複領域が存在しない場合には補正値発生回路8
8は0に相当する値を出力する。これによって、通常の
復号値と同一の値が出力端子72から出力されることに
なる。
上記第3図に示した実施例においては、第2図の実施例
におけるスイッチ71が不要になり、ハード量が減少す
る。尚、補正値発生回路88は2つの符号化コード及び
フレームID信号によって示されるアドレスに各補正値
を予め格納したROMによって構成することができる。
尚、以上の説明においては、互いに異なる量子化特性を
有する2つの量子化器をフレーム毎に交互に用いて符号
化を行う構成についてのみ説明したが、これに限らず、
一般に互いに異なる量子化特性を有するN個(Nは2以
上の整数)の量子化器をフレーム毎に順次用いて画像情
報の符号化を行う構成とすることによって同様の効果を
得ることができる。この場合、各量子化器の量子化特性
における量子化代表値の数をMとすると、合成された量
子化特性における量子化代表値の数は最大((M−1)
XN+1) となる。このN大き(とることにより、動
きの緩やがな場合の画質の向上も図ることができ、且つ
、適応処理の数が増加されるため動画と静止画間のつな
がりの不自然さも更に改善される。
[発明の効果] 以上説明した様に、本発明の符号化装置及び復号化装置
によれば、各符号のビット数を増加させることなく、量
子化ステップの粗さに伴う画質劣化を効果的に低減でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての符号化装置の構成を
示すブロック図、 第2図は本発明の一実施例としての復号化装置の構成を
示すブロック図。 第3図は本発明の他の実施例としての復号化装置の構成
を示すブロック図、 第4図は第1図〜第3図で示した実施例における各量子
化特性の一例を示す図、 第5図及び第6図は第1図〜第3図で示した実施例にお
ける各量子化特性の他の例を示す図、第7図は従来の符
号化装置の構成を示す図である。 図中、34.36は夫々量子化器、 38.46,71.78は夫々ス イッチ、 42.44,66.74.76は夫々逆量子化器、 50.86はフレームエ 62はフレームメモリ、 64は符号化コード変換器、 88は補正値発生回路である。 Dの入力端子、 フレームID (幻 (b) (C) <a) (bン Cc)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)量子化特性の異なる複数の量子化器を、画面毎に
    順次用いて画像情報を符号化することを特徴とする画像
    符号化装置。
  2. (2)前記複数の量子化器の量子化特性の境界値が量子
    化レンジ端を除き互いに異なることを特徴とする特許請
    求の範囲第(1)項記載の画像符号化装置。
  3. (3)前記複数の量子化器は差分値を量子化する非線形
    量子化器であり、該複数の量子化器の夫々の量子化代表
    値が正負対称であることを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項記載の画像符号化装置。
  4. (4)前記複数の量子化器は差分値を量子化する非線形
    量子化器であり、該複数の量子化器の量子化特性の境界
    値が、前記差分値の零近傍の領域については一致し、差
    分値の絶対値の大きい領域については量子化レンジ端を
    除き互いに異なることを特徴とする特許請求の範囲第(
    1)項記載の画像符号化装置。
  5. (5)量子化特性の異なる複数の量子化器を順次用いて
    符号化された画像情報を復号する装置であって、時間的
    に隣接する複数の画面の同一画素に対応する複数の符号
    について、その対応値の領域が重複した時、該複数の符
    号中少なくとも1つの符号の量子化代表値が前記重複し
    た領域の値となる様制御することを特徴とする画像復号
    化装置。
  6. (6)前記複数の量子化器の量子化特性の全ての境界値
    によって分割された領域毎に量子化代表値を出力可能な
    逆量子化器と、符号化時の量子化特性に対応する逆量子
    化器の出力値とを選択的に用いることによって、前記制
    御を行うことを特徴とする特許請求の範囲第(5)項記
    載の画像復号化装置。
  7. (7)前記複数の量子化器の量子化特性の全ての境界値
    によって分割された領域毎に定められた量子化代表値と
    、符号化時の量子化特性に対応する量子化代表値との差
    を、符号化時の量子化特性に対応する逆量子化器の出力
    に加算することによって、前記制御を行うことを特徴と
    する特許請求の範囲第(5)項記載の画像復号化装置。
JP1109512A 1989-04-28 1989-04-28 画像符号化及び復号化装置 Pending JPH02288695A (ja)

Priority Applications (2)

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