JPH02196784A - 2‐(2‐チェニル)‐エチルアミン誘導体の製造方法 - Google Patents

2‐(2‐チェニル)‐エチルアミン誘導体の製造方法

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JPH02196784A
JPH02196784A JP1281598A JP28159889A JPH02196784A JP H02196784 A JPH02196784 A JP H02196784A JP 1281598 A JP1281598 A JP 1281598A JP 28159889 A JP28159889 A JP 28159889A JP H02196784 A JPH02196784 A JP H02196784A
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compd
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ethylamine
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JP1281598A
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Neil J O'reilly
ニール ジェイ オライリー
Henry C Lin
ヘンリー シー リン
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Occidental Chemical Corp
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Occidental Chemical Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D333/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom
    • C07D333/50Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D333/52Benzo[b]thiophenes; Hydrogenated benzo[b]thiophenes
    • C07D333/54Benzo[b]thiophenes; Hydrogenated benzo[b]thiophenes with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached to carbon atoms of the hetero ring
    • C07D333/58Radicals substituted by nitrogen atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D333/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom
    • C07D333/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings
    • C07D333/04Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings not substituted on the ring sulphur atom
    • C07D333/06Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings not substituted on the ring sulphur atom with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached to the ring carbon atoms
    • C07D333/14Radicals substituted by singly bound hetero atoms other than halogen
    • C07D333/20Radicals substituted by singly bound hetero atoms other than halogen by nitrogen atoms

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〉 本発明は次式(■): (式中、R1及びR2は水素原子を表すか、又は−緒に
なってフェニル環を形成する) で表される2−(2−チエニル)−エチルアミン及びそ
の誘導体の製造のための新規方法に関する。
(従来技術) 式Iの化合物のいくつかは、2−Ω−ニトロビニルチオ
フェンの水素化リチウムアルミニウムによる還元を含む
種々の方法により既に製造されてフマン転移反応[G、
Barger、 A、εasson、  J、Chem
Sac、、  (1938)、2100フにより、3−
(2−チエニル〉プロピオンアミドからも製造されてい
る。別の方法は、2−シアノメチルチオフェンの水素化
リチウムアルミニウムによる還元を特徴とする[B、F
Growe、F、F、Nord、 J、Org、Che
m、、(1950)、 15,81;J。
W、MacFarland、H,L、Howes、  
JlMed、Chem、、(19G9)。
12、1079]。これらの化合物は、合衆国特許第4
、128.561号(Braye)に記載サレテイルヨ
ウニ、フタルイミド誘導体のアミン基転移反応によって
も製造されている。しかしながら、そのような従来の方
法はいずれも式(1)の化合物を充分な収量で提供しな
いか、又は水素化リチウムアルミニウムのような危険若
しくは高価な化学薬品を使用する必要がある。
(発明が解決しようとする課題) 従って、本発明の目的は、上記式(I)の2−(2−チ
エニル)−エチルアミン及びその誘導体を改良された収
量で生産する経済的な工業的合成方法を提供することに
ある。
(課題を解決するための手段) 本発明に係わる化合物である2−(2−チエニル)エチ
ルアミン及びその誘導体は、化学薬品及び医薬品産業の
両者において使用される多数の製品の合成における中間
体として使用される公知の化合物である。特に興味深い
のは、抗不整脈薬であるチクロピジン(ticlopi
dine)である。
本発明による方法は、次式(II): (式中、RI及びR2は式(I)で定義した意味を表す
) で表されるチオフェン化合物をアシル化する工程と、続
いて得られた中間生成物を還元及び加水分解する工程を
含む。
本発明の一つの実施態様においては、アシル化を、式(
If)の化合物を、Ai’Cj3のようなアシル化触媒
と次式(I[)又は(■): (R3) hCsHs−1,C0N)ICH2COCj
’(III) (式中、R3は炭素原子数1ないし4の低級アルキル基
、炭素原子数1ないし4の低級アルコキシ基、フェノキ
シ基、NO,、CF、、[1!SBr。
■及びFからなる群より選択され、そしてnは0ないし
3を表す) のアシル化化合物との混合物に添加することにより行う
本発明に使用するのに好ましいアシル化化合物には、式
(III)の化合物としての馬尿酸クロライド及び式(
rV)の化合物としての2−フェニル−5−オキサゾロ
ン(ランカスター(Lancaster)合成)が含ま
れる(各々の化合物にふいてnは0を表す)。
本発明の重要な特徴は、チオフェン化合物NI)を混合
物に添加する前に、触媒をアシル化化合物(■又は■)
と予め混合することにある。この予めの混合は得られた
生成物について非常に改良された収量を提供し、これは
文献における典型的な教示とは逆である。このことを下
記の表で証明する。
アシル化触媒は酸触媒である必要があり、好ましくはル
イス酸触媒、例えばAβC1,、SnCβ9、^βBr
8、BF3等であり、これらの全てはフリーデルクラフ
ッ型の反応を促進することができる。
アシル化反応を行うための適当な不活性溶媒には、フリ
ーデルクラフッ反応に適するあらゆる溶媒、例えばメチ
レンクロライド、ニトロメタン、二硫化炭素、ニトロベ
ンゼン、1.2−ジクロロエタン等が含まれる。
アシル化反応は溶媒の凝固点と沸点の間の適当な温度範
囲のいずれで実施してもよく、好ましくは0℃ないし室
温である。
式(n)の化合物と式(In)若しくは式(rV)のい
ずれかの化合物との反応により製造されたアシル化化合
物は、次式(■): (式中、R+ 、R2、Rs及びnは上記で定義した意
味を表す) で表される。
本発明により製造される好ましいアシル化化合物(V)
は、式(V)中、R8及びR2が水素原子を表し、nが
0を表す化合物であるα−N−ベンゾイルアミノ−2−
アセチルチオフェンである。
式(V)の中間体化合物は続いて還元され、加水分解さ
れて、本発明の化合物、即ち式(I)の2−(2−チエ
ニル)−エチルアミン誘導体を生成する。
典型的には、加水分解は5ないし100%の濃度の酸、
例えばHC1、H2SO4等を使用して行われるが、同
様に、希釈されたNa0)1のような塩基を使用するこ
ともできる。加水分解反応は室温ないし溶媒好ましくは
水の沸点の範囲の温度で行われる。
化合物(V)の加水分解により、ベンゾイル基が開裂し
、結果としてチエニル誘導体上に垂下したアミノ基が生
じる。
アシル化生成物(V) は、最新の技術を表す下記の記
事における方法による種々の還元条件を用いてケトン置
換基を還元することにより還元される。
条   件 KOH/NHJH2(HOCH2CH,)20参考文献 Gooman、 M8M1Kirsch。
G、and Knapp、 Jr、 、 F、F。
J、 Med、Chem、 、 (1984) 。
2、390゜さらに参照: NH2NH2: その後、 K[1t−Bu/DMSO 又はTIIF N82NH2; その後、 KOt−Bu/ )ルエン H3CH2CH,SH/ラネー ニッケル TFA/NaBH< A A Cl 3/LAH (1946)、  69,2487゜ Organic Reaction。
(1948)、 378 Cram、 D、 J、5ahyun、 M。
R,V、、  及び1(nox、 G、 R,。
J、  Amer、Chem、Soc、。
(1962)、  84.1734゜ Grundon、 M、 F、et al、 J。
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Tetrahedron、 (197Q)。
26、649゜ Gribble、 G、W、 et al。
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口rg、Chem、、(1978)43゜2299゜ Brown、 B、 Roand Whtte。
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t (g)          Yamamura、 
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Chem、  Soc、Chem。
Commun、 、 (1969)、 9192n/N
H3/Cu5O<        J、  Org、C
hem、、(1970)。
35.711゜ Ni−Al!/NaOH/H2[10tganic R
eactions。
(1953)、  7,263゜ Fit、S+H/TFA (又はBF3)   Tet
rahedron、(1967)。
23、2235;J、 Org、 Chem、。
(1978)、  43,374゜ 好ましくは、還元工程は無極性、非プロトン性溶媒、例
えばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン又はジオキ
サン中で行われる。塩酸ガスが、亜鉛粉末の存在下で還
元剤として好ましく使用される。
ピラジン環の形成を制限するために、アシル化化合物(
V)の還元を加水分解の前に行うのが好ましいが、これ
は必ずしも必要ではない。しかしながら、塩基性条件下
で、例えばヒドラジン及び適当な塩基、例えばKOHを
用いたウォルフーキッシュナ−(Wolff−Kisc
hner)還元下で、還元と加水分解を同時に行うこと
もできる。他の適当な塩基には、Na0HSNaH及び
カリウム第三ブトキシドが含まれる。この反応は極性プ
ロトン性又は非プロトン性溶媒並びに無極性溶媒中で、
室温とこの系で使用されている溶媒の沸点の間の温度で
行うことができる。
(実施例) 下記の実施例により本発明を説明するが、これらは本発
明を限定するものではない。
下記の実施例においては以下の方法を使用した。
融点はBuchi 510融点測定装置で調べ、訂正し
なかった。1H及び”CNMRスペクトルはI BM−
Brucker AC−300スペクトロメーターで記
録した。質量スペクトルはFINNIGAN MAT 
 212若しくは4500、又はHewlett−Pa
ckard 5985質量分析機器で記録した。反応は
Hewlett−Packard5980GCのDB−
5キヤピラリーカラムと、ガラス板上にシリカをコート
し、メタノール/クロロホルム混合物で展開し、スポッ
トをUV及びヨウ素染色により可視化するTLC(薄層
クロマトグラフィー) との組み合わせを用いて追跡し
た。
化学薬品は^1drich Chemical Com
panyから購買し、さらに精製することなく使用した
。溶媒はJ。
T、 Bakerの分析グレードであった。メチレンク
ロライドは、使用前に乾燥窒素雲囲気下で水素化カルシ
ウム上で還流して蒸留した。NMR内部標準(ISTD
)純度測定は、添加された標準試料として2−メトキシ
ナフタレンを使用し、生成物のメチレンピークのピーク
面積と標準のメトキシピークとの比較により行った。
実施例1 馬尿酸の製造 標記化合物を、五塩化燐を用い、酢酸クロライド中、文
献の方法により馬尿酸を塩素化することにより製造した
。融点124〜126℃(分解)。
Chem、 Ed、  (1977)、  15. 2
511.  融点125℃(分解))。
実施例2 2−フェニル−5−オキサゾロンの製造Bullerw
ell and Lawson、 [J、Chem、S
ac、  (1952)。
1350]の方法により、酢酸無水物を用いた馬尿酸の
脱水化により標記化合物を製造した。融点91.5〜9
3.5℃(文献値=91℃)。
実施例3 チオフェンの馬尿酸クロライドによるアシル化500m
lの丸底の3日フラスコに、馬尿酸クロライド19.7
6 g (99,99mmol)を入れ、そして水浴中
、乾燥窒素雲囲気下で冷却した。攪拌した反応混合物に
、塩化アルミニウム40.01 g(0,3mol、 
3.0等量)を粉体漏斗を用いて25分間かけて添加し
、そして得られた溶液を68時間0℃で貯蔵した。チオ
フェン(9,6ml!、119、91mmol)を37
分間かけて温度を4℃未満に維持しながら添加した。そ
の後、反応混合物を水浴中で冷却しながら4.6時間攪
拌し、室温で1.5時間攪拌を続け、そして最後に還流
下で6時間攪拌した。室温に冷却した後、反応物を氷水
(200rnl)を用いて急冷し、メチレンクロライド
100mj!で3回抽出した。併せた抽出液を無水硫酸
ナトリウムで乾燥し、濾過し、その後ロータリーエバポ
レーターで溶媒を留去した。得られた粗生成物(19,
34g)を活性炭処理をして熱メタノール(500mN
’)から再結晶した。得られた生成物を真空デシケータ
−中で乾燥した。黄褐色/ベージ二色固体状のα−N−
ベンゾイルアミノ−2−アセチルチオフェンの 収量は
43.8%(10,74g)であった。融点:148.
5〜152t (Moriya、T、 et at J
oMed、  Che+n、 (1986)、29゜3
33、融点146〜147℃)。溶媒を留去した母液の
再処理により第二の収集物(融点146.5〜150℃
)が得られた。単離された総数率は49.8%になった
。1H及びI3CNMRスペクトルは期待された構造に
合致した。
実施例4 実施例3の反応を2.0当量のAβC1,を用いて繰り
返した。NMR/l5TD分析により、α−N−ベンゾ
イルアミノ−2−アセチルチオフェン生成物の粗生成物
が37.6%の収率で得られたことが確認された。
実施例5 500mlの丸底の3日フラスコに2−フェニル−5−
オキサゾロン23.0g (142,7mmol)及び
乾燥メチレンクロライド250mj!を入れ、水浴中、
窒素雰囲気下で冷却した。粉体漏斗を用いて、アルミニ
ウムクロライドを攪拌した反応混合物に1時間かけて添
加した。20分間放置した後、チオフェン(14,4d
、1.22当量)を1時間かけて徐々に添加した。その
後、反応混合物を室温で一晩(15時間)攪拌し、その
後、反応物を氷水の添加により急冷した。生成物をメチ
レンクロライドで数回抽出し、その後併せた抽出物を無
水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、その後、ロータリ
ーエバポレーターで溶媒留去した。ポンプで乾燥した後
、粗生成物(33,96g)を活性炭処理をして熱メタ
ノールから再結晶したところ、白色固体状のα−N−ベ
ンゾイルアミノ−2−アセチルチオフェンが14.77
g(42,2%)得られた。
融点153〜154℃。母液を再処理することにより、
生成物(融点140〜146℃)の第二のバッチが得ら
れ、これにより生成物の総数率は47.3%となった。
実施例6 実施例5の反応を2.0当量のAjICj’sを用いて
繰り返した。粗生成物としてα−N−ベンゾイルアミノ
−2−アセチルチオフェン生成物が52.1%の収率で
得られたことがNMR分析により確認された。
25rdの丸底の2日フラスコに、馬尿酸クロライド1
.23 g (6,2mmol) 、−’−トロメタン
5m1(A4分子篩を通して乾燥)、及びチオフェン0
、5 ml (6,2mmol)を入れた。攪拌した反
応混合物に、ニトロメタン(2ml)中の塩化アルミニ
ウム(1,70g+  12.7mmol)の溶液を2
分間かけて添加する。反応混合物を室温で3時間攪拌し
、その後、60℃で17時間加熱する。この時間の後、
水焼入れしたサンプルをGC(ガスクロマトグラフィー
)分析にかけたところ、少量のチオフェンは存在するが
大部分の成分が馬尿酸クロライドであることが確認され
た。アシル化生成物は認められなかった。
試み 500−の丸底の3日フラスコに、馬尿酸クロライド1
0.03g (50,75mmol) 、チオフェン5
、1 mE (63,7mmol、  1.26当量)
及び乾燥メチレンクロライド200−を入れた。クリー
ム色のスラリーを窒素雰囲気下、水浴で冷却しながら2
5分間攪拌した。その後、塩化アルミニウム13.49
 g (1,9g当量)を1時間かけて徐々に添加した
。2℃で2時間放置した後、反応物を還流下で1.5時
間加熱した。その後、さらにチオフェン0.5 ml 
(6,25mmo1.0.12当量)を添加し、反応混
合物をさらに1.25時間還流させた。その後、室温で
一晩(17,5時間)攪拌し、さらに2、5 mj! 
(31,2mmol、0.61当量)のチオフェンを添
加した。還流下で4時間加熱した後、反応物を水で急冷
し、濾過し、その後生成物をメチレンクロライドで抽出
した。無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、濾過し、溶媒
をロータリーエバポレーターで留去した。粗生成物(6
,39g)をポンプで乾燥し、NMRl5TDで分析し
た。純度は40.7%であった。従って、生成物の収率
は20.9%であった。
500wl!の丸底の3日フラスコに、10.03 g
(62,05mmol)の2−フェニル−5−オ キサ
ゾロン、6.0mj! (74,95mmol、  1
.21当量)のチオフェン、及び200mj!の乾燥メ
チレンクロライドを入れる。橙色の溶液を窒素雰囲気下
、水浴で冷却しながら30分間攪拌した。その後、16
.58g(2,00当量)の塩化アルミニウムを徐々に
1.5時間かけて添加した。3〜4℃で1時間経過した
後、さらに0.5 ml (6,25mmol。
0.1当量)のチオフェンを添加し、反応混合物を室温
で一晩(15時間)攪拌した。その後、反応物を水焼入
れし、濾過し、そして生成物をメチレンクロライドで抽
出した。無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した後、溶
媒をロータリーエバポレーターで留去した。粗生成物(
13,85g)をポンプで乾燥し、NMRrsTDで分
析した。純度は42.7%であることが確認された。従
って、生成物の収率は38.8%であった。
実施例10 の製造 25m1!の丸底の20フラスコにジエチレングリコー
ル4−1水酸化カリウム0.62g、及び85%のヒド
ラジン水和物0.41gを入れた。反応混合物を10分
間よく攪拌し、その後、α−N−ベンゾイルアミノ−2
−アセチルチオフェン1.02gを添加した。反応混合
物を還流温度(浴温165〜190℃に1.5時間加熱
した。GC分析により、N−ベンゾイル−2−(2−チ
エニル)−エチルアミン62%及び2− (2−チエニ
ル)−エチルアミン22%の存在が確認された。同定は
GC/質量スペクトル及び信頼しつるサンプルとのクロ
マトグラフィーの比較により行われる。
実施例11 25mj!の丸底の10フラスコにα−N−ペンソイル
アミノ−2−アセチルチオフェン1.0g、%濃塩酸7
.5 mi’及び水7.5−を入れた。反応混合物を還
流下(浴温130℃)で8日間加熱した。その後、冷却
し、濾過し、そして集めた固体をINの塩酸で洗浄した
。併せた水層をメチレンク口ライドで洗浄し、その後、
ロータリーエバポレーターで溶媒を留去した。ポンプで
乾燥した後、結晶固体としてのα−アミノ−2−アセチ
ルチオフェン塩酸塩が75%(0,5g)の収率で集め
られた。
実施例12 α−アミノ−2−アセチルチオフェン塩酸塩の還25m
1の丸底の2首フラスコにα−アミノ−2アセチルチオ
フェン塩酸塩0.2g及びジエチルエーテル15m1を
入れ、その後、反応混合物に塩化水素ガスを0℃で飽和
させた。これに、活性化(酸洗浄)亜鉛粉末1.0gを
30分間かけて少しづつ添加した。反応混合物をさらに
20分間攪拌し、その後、氷水に添加することにより急
冷し、水酸化す) IJウムの添加により塩基性とした
。生成物をジエチルエーテルを用いて抽出したところ、
2− (2−fエニル)−エチルアミンが57%の程度
まで含まれることが示された。
実施例13 250−の丸底の30フラスコに、2−(4−メチルフ
ェニル)−5−才キサシロン5.0g(28,5mmo
l)及び乾燥メチレンクロライド100dを入れ、水浴
中、窒素雰囲気下で冷却した。
粉体漏斗を用いて、塩化アルミニウム7.61gを15
分間かけて攪拌した反応混合物に添加した。
10分間保持した後、チオフェン(2,75mjりを1
5分間かけて徐々に添加した。その後、反応混合物を3
〜4℃で75分間攪拌した。その後、さらに0.2mf
!のチオフェンを添加した。その後、反応混合物をさら
に20分間同じ温度で攪拌し、これを氷水に添加するこ
とにより急冷した。生成物をメチレンクロライドで数回
抽出し、併せた抽出物を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、
濾過し、その後ロータリーエバポレーターで溶媒を留去
した。
ポンプで乾燥した後、粗生成物(7,32g)をNMR
内部標準法で分析したところ、純度が48.1%である
ことがわかった。従って、生成物の収率は47.5%で
あった。
この反応に使用された置換された馬尿酸(融点167〜
168℃)は、文献[Steiger、 R,E、 J
、 Org。
Chem  (1944,9,396]の方法の変法に
よるグリシンの4−トルオイルクロライドによるアシル
化により製造された。対応するアズラクトンは、上記に
2−フェニル−5−オキサゾロンのために示したように
、酸無水物で酸処理することにより製造される。
実施例14 2− (4−メチルフェニル)−5−オキサゾロンを2
− (2−クロロフェニル)−5−オキ号ソロンに変え
ること以外は実施例13の方法に従って、α−N−(2
−クロロベンゾイルアミノ)−2−アセチルチオフェン
を製造した。
実施例15 アシル化化合物を2−(4−第三ブチルフェニル)−5
−オキサゾロンに変えて、α−N−(4第三ブチルベン
ゾイルアミノ)−2−アセチルチオフェンを製造した。
実施例16 アシル化化合物ヲ2− (2−メチルフェニル)−5−
オキサゾロンに変えること以外は実施例13の反応を行
って、α−N−(2−メチルベンゾイルアミノ)−2−
アセチルチオフェンを製造した。
実施例17 アシル化化合物を2−(3−トリフルオロメチルフェニ
ル)−5−オキサゾロンに変えること以外は実施例13
の方法に従って、α−N−(3−トリフルオロメチルベ
ンゾイルアミノ)−2−アセチルチオフェンを製造した

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)次式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R_1及びR_2は後記式( I )で定義する
    意味を表す) で表される誘導体を、 (R_3)_nC_6H_5_−_nCONHCH_2
    COCl(III)及び ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、R_3は炭素原子数1ないし4の低級アルキル
    基、炭素原子数1ないし4の低 級アルコキシ基、フェノキシ基、NO_2、CF_3、
    Cl、Br、I及びFからなる群より選ばれ、そしてn
    は0ないし3を表す) からなる群より選ばれるアシル化化合物とアシル化触媒
    との混合物と反応させて次式(V):▲数式、化学式、
    表等があります▼(V) で表される誘導体を製造する工程、及び (b)上記式(V)の誘導体を還元及び加水分解して後
    記式( I )の誘導体を製造する工程 を含む次式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1及びR_2は水素原子を表すか、又は一
    緒になってフェニル環を形成する) で表される2−(2−チエニル)−エチルアミン誘導体
    の製造方法。
  2. (2)上記式( I )の誘導体が2−(2−チエニル)
    エチルアミンである請求項1記載の方法。
  3. (3)アシル化化合物が2−フェニル−5−オキサゾロ
    ンである請求項1記載の方法。
  4. (4)アシル化化合物が馬尿酸クロライドである請求項
    1記載の方法。
  5. (5)アシル化触媒がルイス酸触媒である請求項1記載
    の方法。
  6. (6)アシル化触媒がAlCl_3である請求項5記載
    の方法。
  7. (7)工程(b)における還元及び加水分解がヒドラジ
    ンの存在下、塩基性条件下で同時に行われる請求項1記
    載の方法。
  8. (8)工程(b)における還元が工程(b)における加
    水分解の前に行われる請求項1記載の方法。
  9. (9)工程(b)における加水分解が工程(b)におけ
    る還元の前に行われる請求項1記載の方法。
JP1281598A 1988-11-02 1989-10-27 2‐(2‐チェニル)‐エチルアミン誘導体の製造方法 Pending JPH02196784A (ja)

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