JPH02105738A - 複数目標ネットワーク探索方式 - Google Patents

複数目標ネットワーク探索方式

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JPH02105738A
JPH02105738A JP25874688A JP25874688A JPH02105738A JP H02105738 A JPH02105738 A JP H02105738A JP 25874688 A JP25874688 A JP 25874688A JP 25874688 A JP25874688 A JP 25874688A JP H02105738 A JPH02105738 A JP H02105738A
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Application number
JP25874688A
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Inventor
Shigeo Kaneda
重郎 金田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の属する技術分野 本発明は、複数ノードから構成されるノード群とそのノ
ード群とは離れた位置にある特定ノードとの間の最短ル
ートを高速に探索するようにした複数目標ネットワーク
探索方式に関する。
(2)従来の技術 ノードとパスとから形成されるネットワーク上で、2ノ
一ド間の最短ルートを探索する問題は我々の日常生活に
しばしば登場する。例えば、地図上で特定の2地点間の
道路を探索する問題はこれにあたる、道路網上の2地点
間の道路を探索する問題では、ノードが交差点に相当し
、パスが交差点間の道路に相当する。ネットワーク上の
異なる2ノ一ド間の最短ルートを求めるアルゴリズムは
すでに種々の研究があり、中でも、A0アルゴリズムは
、効率の良いアルゴリズムとして知られている(Win
ston著、長尾他訳、「人工知能」 (培風館)、4
.1節、「基本探索」に詳しい〕。
しかし、従来のルート探索アルゴリズムでは。
その始点と終点とが固定され、探索の中途で変更できな
い。このことは、現実の探索サービスでは大きな制限事
項となる。例えば、東京から出発して新潟方面で温泉に
入りたいと思った場合、あらかじめ新潟県内の唯一の温
泉のみを候補として限定し、旅行計画を立てるであろう
か。その様な場合もあるかも知れないが1通常は、更に
新潟以遠に足を延ばすスケジュール等と勘案して予算的
・時間的にムリが無<、シかもある程度のレベルを持つ
温泉地を捜すことになる。しかし、従来のルート探索機
構・アルゴリズムは、この様な「複数目標」を対象とす
る探索問題に対しては無力である。
複数目標に対する探索問題に対して、当業者が従来の技
術から比較的容易に類推できる方法がひとつある。それ
は1例えば、「新潟方面の温泉地」に該当する全ての温
泉地を始点ノード候補として選択し、各始点毎に終点ノ
ードとの間でルート探索を繰り返し行いその結果得られ
た複数のルートの中から最適なものを選ぶことである。
しかし、この方法では、ルート探索に必要な時間が。
始点ノード候補個数倍だけ増加し、現実的な実用性に乏
しい。
以下2本発明を説明する前に、基本の探索アルゴリズム
であるへ〇アルゴリズムと、上記の当業者には類推可能
なA4アルゴリズムを用いた複数目標ネットワーク探索
手法について述べる。
A11アルゴリズム ネットワークの構成要素はノードとパスとである。第2
図の1はノードを示す。ここでは、AB等がノード名称
であり、自動車道路地図網では。
都市にあたる。第2図において、2はパスであり。
自動車道路地図網の道路にあたる。パス名称は。
そのパスの両側のノードの名称を並べて表すこととする
。従って、ノードAとノードBとの間のパスはrABj
である。更に1本明細書の中では。
しばしば、ノード間の距離が問題となるので、GOAL
であるノードKを原点として、ノードAが(−6,33
)となる様に座標軸を仮定しである。
これにより、当該ノードからGOAL (ノードK)ま
での直線距離を各ノードの近傍に示し、各パスの長さを
パスの近傍に示しである。例えば。
ノードAはKから33.5の距離にあり、パスABの長
さは9.2である。
ネットワーク上の異なる2ノ一ド間の最短ルートを求め
るには、このルートを構成する各パスの長さを合計した
値を最小化する必要がある。第2図のネットワーク上の
最短ルートは、以下の様にして求める。但し、ここでは
例として、AからKまでのルートを求める場合について
考え、探索はAから開始することとする。ルート探索は
基本的にはAからルートを延ばして行き、ノードによる
分岐があると、ルートも複数に分岐させて延ばす。
現在延ばしているルートの先端ノードを1本明細書では
「フロンティア」と呼ぶ、探索の途中では、フロンティ
アは9通常、複数個存在する。フロンティアが終端ノー
ド(第2図ではK)に到達し、しかも、終端まで到達し
ていない他の全てのルートの各延長距離が、終端まで到
達しているルートよりも大の時に(正確に言えば、終端
まで到着していない他の全てのルートのへ〇評価値「始
点から当該ノードまでの経由距離」+[当該ノードと終
点間の直線距離」−一が、終端まで到達しているルート
のそれよりも大の時である)探索終了し、終端に到達し
ているルートが求める最短パスである。
上記の手法では、どのフロンティアからルートを延長す
べきかを決定するための評価値の計算方法、即ち評価関
数の良し悪しが探索処理量を大きく左右する。最も優れ
た探査アルゴリズムとして知られるのはA*アルゴリズ
ムであり、A″アルゴリズムは、各フロンティアノード
に到着しているルートの評価値として 評価値=[始点ノードから当該フロンティアまでのルー
ト経由距離(実距離)」 +「当該フロンティアから終端ノード までの直線距離」 を使用する。へ〇アルゴリズムは、最適解が保証された
アルゴリズムとして、現在知られている最もすぐれたア
ルゴリズムである。
A*アルゴリズムの詳細を以下に示す。
(1)各々フロンティアを持つ全てのルートの中で。
評価値が最小のルート(Rとする)を選択し。
これのフロンティアをFとする。
(2)  ノードFに接続する各パス毎に、ルートを分
岐延長し、延長光のノードをフロンティアの集合に加え
る。旧フロンティアFをフロンティア集合から抹消する
。各パスの長さをRの長さに加えたものが、新しい各ル
ートの延長である。
また、評価値については、新しいフロンティア毎に再度
計算しておく。
「フロンティア−終端」の時には、フロンティアの集合
には含めるが、その後の延長対象とはせず、その評価値
を暫定解(ルート)の評価値として記憶する。
(3)終端まで到達したルートがなければ、(1)に戻
る。さもなければ、(4)に飛ぶ。
(4)終端まで到達していない他の全てのルートの各評
価値が、終端まで到達しているルートのそれよりも大で
あれば(5)へ行く。さもなければ。
(1)へ飛ぶ。
(5)終了。
なお、探索途中のルートが他のルートと合流した場合に
は、評価値の小さなルートを優先し、評価値の大きなル
ートを展開中止とする。第3図は実際にへ〇アルゴリズ
ムでAからKに至るルートを探索した結果を示す。太い
実線は結果として得られた最短ルート実線で示したパス
は探索途中に展開されたが棄却されたパス、破線で示し
たパスは展開されなかったパスである。
から  可 なあいまい   法 第2図および第3図では、ルート探索の対象となる始点
・終点ノードは一個に特定されている。
しかし始点が特性のノードAでは無<、Aのあたりには
A、A’ 、A’”の3つのノードがあり。
「AあたりJとして探索が要求されているとする。
この場合、特性のノードAのみを始点候補とすることは
出来ない。この場合、「Aあたり」とノードにとの最短
ルートを求めるには、A、A’A″の各ノードから第3
図ないし第5図図示の如く夫々ルート探索をKまで行い
、得られた各々の最短ルートの中で最短の距離を持つル
ートを最短ルートとする必要がある。この場合、探索に
必要な時間は、「−−あたり」により指定される範囲に
あるとして選ばれた候補ノードの個数倍に増加する。
この処理時間の問題は、単に2つのノード(但しその一
方は「−−あたり」として指定されている訳であるが・
・・)間の最短距離を求めるのではなく、3つ以上のノ
ードを巡回的に回る最短ルートを求める問題ではさらに
深刻な問題となる。この3つ以上のノードの中で「あい
まい」なノードの候補の個数がそれぞれ、n、m、1・
・・とすると。
最初にn回に分けた探索の各々を更にm倍に分けねばな
らず、またその各々の探索を2倍に分け・・・と次々と
場合分けが増加する。この結果、探索を繰り返す回数は
、nxmxxx・・・に比例して増加するため、現実の
コンピュータで探索することは不可能である。
ここで、再び第3図ないし第5図を参照されたい。始点
はそれぞれ異なっているが、第3図と第4図とでは、最
短ルートはいずれもノードCを経由して、以後の経由ノ
ードは同一である。従って。
第3図ないし第5図を同時に実行することができるなら
ば、このノードC以降の探索を共通化して無駄を無くせ
ると考えるのが自然である。本発明では、この探索のム
ダを取り除くことにより、第6図図示の如く、高速で複
数目標探索可能な複数目標ネットワーク探索方式を提供
する。
(3)発明の目的 本発明の目的は、ネットワーク内のルート探索において
、始点あるいは終点のノードが陽に指定されず「−一あ
たり」として指定される様な「あいまい性」を含むルー
ト探索問題を高速に実行する複数目標ネットワーク探索
方式を提供することにある。
(4)発明の構成 (4−1)発明の特徴と従来技術との差異本発明は、始
点の異なる複数のルートを1つのルート探索機構で、同
時に展開する点に特徴がある。そこで、ルートの情報を
記憶する構造について見ていくためにA4アルゴリズム
の処理について具体的に見ていく。
A”アルゴリズムでは、その趣旨から、探索を開始する
前に、まず。
(1)始点と終点とをルート探索機構に入力する。
(2)全てのノードから終点までの直線距離を計算する
の2つの前処理が必要となる。各バスの長さはあらかじ
めシステムで計算されてネットワーク情報として記憶さ
れている。但し、上記(2)は、ノード数が極めて多く
、現実の探索ではその一部しか探索に登場しない時には
、ルート展開時に必要となる都度、オンデマンドでフロ
ンティアノードの座標値と目標ノードの座標とから直線
距離を計算した方が効率的な場合もある。
A9アルゴリズムでは、あるフロンティアに到達したル
ートの情報は2例えば、以下の様にして保持する。なお
1本明細書では、データ構造を計算機用言語LISPの
8式として、即ちリスト構造として表現する。(a  
b  c)は要素a、  b。
Cから構成されるリストである。これは、当業者におい
て探索システムがLISPにより構築されることが多い
からであるが2本明細書の理解にはL【SP言語仕様の
理解は不要である。
((14,435,5)(E  CA))上記のリスト
は、2つのリストから構成されるリスト(これを通常リ
スト・オプ・リストと呼ぶ)であり、Aを始点とするル
ートがAからCを経由して已に至り、現在のフロンティ
アノードがEであること、始点Aからのルート道のりは
14゜4、そしてEと終端にとの直線距離21.1を道
のりに加えて、A“評価値は35.5である。
ここで、Eからバスを展開して更にGまでルートを展開
すると、上記保持されているデータは以下の様に変更さ
れる。これがノードGをフロンティアとするAからのル
ートの詳細情報となる。
((20,839,2)(G  E  CA))探索の
始点をA、終端をKとした時の全探索トレース結果を第
7図に示す。Aから始まった探索は、A”、  B、 
Cの3つの方向に伸びるが、この内、最も小さな評価値
を持つノードCが次の展開対象である。Cからは、A’
 、A″、 E、  Fの4つの方向にルートを延長で
きる。その各々に対するデータを矢印で示している。但
し、ノードA″については、既にバスAA’からルート
が到着しているため、CA’から来たルートは評価値が
大きく、直ちに抹消される。次に、5TEP3では。
最も小さな評価値を持っノードBがルート展開の対象と
なる。以下、同様の処理により、最終的に5TEP9で
目標ノードに到着する。全体の5TEP数は9である。
以上の従来技術に対して1本発明では、複数のノードを
始点ノードとして認める。第8図には。
第3図ないし第5図のルート探索を同時に実行する様子
を例示している。5TEPIでの始点は同時に3個ある
(A、A’ 、A”)。当然、当該ノードまでのルート
延長値はすべて「O」であることに注意されたい。本発
明では、どの始点から探索がスタートしているかについ
ては、評価値の比較の時に問題にしない。従って、5T
EPIでは。
最も小さな評価値を持つノードA”を展開として選択す
る。A″からは、A’ A’ 、A’ C,A’“Dの
3つのバスの方向にルートを伸長できる。以下第8図の
ルート展開は第7図と同様である。展開途中のルートが
どの始点からスタートしているかを問題にしないから、
異なる始点を有するルートが同一のノードに到達した時
には、単に評価値が小さい方を優先する。第8図に示す
様に、全体の5TEP数はI2であり、始点をAのみ七
する時に比べて、5TEP数が3増加しているが、第3
図ないし第5図の探索を各々実施すると、27STEP
前後の探索が必要であることを考慮すると、探索5TE
P数が大幅に減少していること、が分かる。
(4−2)実施例 第1図には1本発明の趣旨により構成された複数目標ネ
ットワーク探索機構の実施例を示す。ネットワーク探索
機構10は、大きく分けて、ネットワーク情報を記憶す
るワーキングメモリ手段11と探索手段12から構成さ
れる。40はワーキングメモリアクセス手段、41はデ
ータ転送手段である。ワーキングメモリアクセス手段4
0は、探索手段12がワーキングメモリ手段11からの
データ読みだしを実行するためのアクセスパスを構成し
、データ転送手段41は結果として得られたデータをワ
ーキングメモリ手段11から探索手段12へ転送するた
めのパスを形成する。
ワーキングメモリ手段11は、当業者の間で「フレーム
」と呼ばれる記憶構造によりネットワークの接続情報を
記憶するものである。フレームは。
ある一つのオブジェクト(実体)とそれに関連するデー
タをひとまとまりに記憶するための手段であり、第1図
では、 21.31等がそれにあたる。但し、21はノ
ードとそれに関連する情報をひとまとまりにしたフレー
ムであり9例えば、左側の°フレームは名称rC,1で
あり、ノード「C」に関する情報を表現する手段である
。フレームは、関連する情報を記憶するための「スロッ
ト」と呼ばれるものを持つ、具体的には、フレーム「C
」の場合には、  rpatJ  rdistance
」rroute Jの3つのスロットを有し、その「ス
ロット値」がそれぞれ’(ACCF  CE  A’ 
C)J  r27.IJr((8,936)(CA”)
)Jである事を示している。これはノード「C」から出
ているrpath (即ちパス)」にはrAC,CF、
CE。
A’ CJなる名称を持つパスがあること、さらに原点
からの距離(d is tance )が27.1であ
ること、そしてA9アルゴリズムで使用するルート情報
が現在の所、  ((8,936)(CA”))である
ことをそれぞれ表現している。
ネットワーク情報は太き(分けて、2種類のフレーム、
即ち、ノード情報を記憶するフレーム群21と、パス情
報を記憶するフレーム31から構成される。ノード情報
を記憶するフレーム群21は、全体で一つの「クラス」
を形成していると呼ばれ。
その「クラス」の名称は「ノード」となる、このクラス
を表現するフレームが20であり、クラスフレーム20
と具体フレーム21の間には、ポインタ手段22が設け
られて、クラスフレームから具体フレームをたぐること
ができる様に構成されている。
パス情報についても同様であり、パス情報を記憶するフ
レーム31は全体で、クラス「パス」を形成し、クラス
を表すフレーム30と、具体フレーム31の間にはポイ
ンタ手段32が張られている。パスフレーム31の各ス
ロットの意味については説明を要しないであろう。パス
フレーム31には、各パスの長さの情報、そのパスが接
続されているノードの名称が記憶される。
次に、探索手段12について説明する。探索手段12は
、フロンティアリスト記憶手段53.フロンティア選択
手段52.ルート展開手段50.並びにこれらを制御す
る制御手段54から構成される。55.56゜58、6
1は各々データ転送手段である。また、59は制御手段
起動信号、 60は制御情報である。ここで。
各構成要素の機能は以下の様なものである。
フロンティアリスト記憶手段53は、始点が何であるか
は特に区別せず、フロンティア名称をリストとして保持
する。ここでは、リスト (A″CE  G) が記憶されている。このフロンティアリストは。
探索が進行するとともに適宜変更される。例えば。
(A’CE  G)でGを展開した結果、新たなフロン
ティアとしてHが加わったとすると、展開対象となるG
を除去して、Hをリストに加える結果。
(A’CE  H) が新たなリストとなる。フロンティアリスト記憶手段5
3は、この様に、データ転送手段55から送られて来る
新しいフロンティア(通常は複数個ある)と、フロンテ
ィア選択手段52がらデータ転送手段61を経由して送
られてくる展開対象フロンティア情報に基づき、上記の
ようなフロンティアリストを修正する機能を有している
フロンティア選択手段52は、データ転送手段58を経
由して、フロンティアリスト記憶手段53に記憶されて
いるフロンティアリストを読みだし、このフロンティア
リストに記述されている各フロンティアノードの評価値
を読みだすため、ワーキングメモリアクセス手段40に
よりワーキングメモリ手段11をアクセスする。そして
、各出発地点毎に。
最も小さな評価値を有するフロンティアノードを選びだ
す。従って、結果として得られるフロンティアノードの
個数は1つとなる。
ルート展開手段50は、フロンティア選択手段52から
データ転送手段56を用いて、展開すべきノード名称を
受信する。そして、そのノードに到着しているすべての
ルートを展開し、結果として得られる新しいフロンティ
アをデータ転送手段55により、フロンティアリスト記
憶手段53へ報知する。
以上のフロンティアリスト記憶手段53.フロンティア
選択手段52.ルート展開手段50を用いることにより
、各始点ごとのフロンティアリストから展開すべきフロ
ンティアノードを一個選択し、当該ノードに関連した情
報(即ち、当該ノードから1個のパスで到達可能なノー
ド名称と各パスの長さ、およびそれらのノードの終点ま
での直線距離光)をワーキングメモリ手段11から読み
だして。
ルートを展開して、新しいフロンティアノードに対して
、ルート情報を書き込む動作を実行することができる。
制御手段54は、探索のための始点、終点を保持し1以
上のフロンティアリスト記憶手段53.フロンティア選
択手段52.ルート展開手段50を逐次動作させて、探
索全体を制御する。
次に、第1図の実施例を構成する各要素のより詳細な構
成について説明する。まず、第9図(a)はワーキング
メモリ手段11の実現例を示したものである。ワーキン
グメモリ手段11は、記憶セルプレーン104 とこの
記憶セルプレーン104を付勢するためのアドレスデコ
ーダ103 、アドレスレジスタ100 、記憶セルか
らの読みだし情報を記憶するリードデータレジスタ10
1 、記憶セルへの書き込み情報を記憶するライトデー
タレジスタ102.および、全体の制御を行う制御部1
11から構成される。
106はアドレス情報転送路、 105はセル付勢路。
107は書き込み情報転送路、108は読み出し情報転
送路、109はアドレス情報転送路、 110は制御信
号転送路である。
第9図(a)の記憶セルプレーン104上には、ワーキ
ングメモリ上のフレーム情報が記憶されるが。
第9図(b)の120に示す様に、フレーム名称とアド
レスとは予めコンパイラにより対応がつけられている。
この対応づけは、当業者には一般的なコンパイル手法に
より可能である。第9図(ハ)の意味は。
当業者には明らかと思われるが、フレーム(その名称は
「C」)はアドレス0に対応しており、アドレス0の記
憶セルには、そのフレームのシンボル名称「C」が記憶
され、当該アドレスからアドレス加算方向にセルを次々
と読むことにより、スロットrpatJ  (実際には
コンパイル結果のアドレス「12」を記憶)、スロット
r d is tance Jがあり、その値は、それ
ぞれ、r(ACCF  CEA’  C)J  ’27
.IJであることを示している。なおr/E N D 
、はスロットの並びがそこで終了していることを示す。
第9図の動作をあるスロットを読みだす動作として説明
する。ただし、読みだしフレームはアドレスOの「CJ
フレームであり、スロット名称は予めコンパイル結果の
アドレスとして(アドレス「13」と仮定する)システ
ム内部では扱われることに注意されたい。まず、制御部
111に制御信号110が送られて、スロット値の読み
だし動作が開始される。読みだしアドレス0がまず、ア
ドレスレジスタlOOに入れられる。また、スロット名
称に相当するアドレスは比較のためリードデータレジス
タ101に格納される。アドレスレジスタ100では、
このアドレスを1加算して、この情報をアドレスデコー
ダ103にアドレス情報転送路106により転送する。
アドレスデコーダ103は、この1番の記憶セルを付勢
し、セル情報をリードデータレジスタ101に読みだす
。ここでは、このリードデータレジスタ101の内容は
アドレス12番であり。
期待していた13番ではない。従って、アドレスレジス
タ100では、更に2を加算したアドレスを作成する。
このアドレス3番をアクセスすると、確かに目的とする
アドレス「13」が格納されているので、更に、アドレ
スレジスタ100を1進めて。
4番のアドレスから目的とする情報(27,1)をリー
ドデータレジスタ101に転送する。
以上では、スロット値の読みだしを説明したが書き込み
も同様であり、書き込むデータをライトデータレジスタ
102に入れておいて、目的とするスロット値が付勢さ
れた状態で、記憶セルにデータを転送する点のみが異な
る。
第10図は探索手段12のより詳細な実現方法を示す図
である。フロンティアリスト記憶手段53は。
新たに追加/削除されるフロンティアノード名称を記憶
するレジスタ410.フロンティアリストを記憶するメ
モリ414.追加フロンティアリストノードとフロンテ
ィアリストの内容をマージするマーシャ412.フロン
ティアノードのダブリを検査して重複を除く重複チエッ
カ413およびフロンティアリストの内容を読みだして
保持するリードデータバッファ411から構成される。
フロンティアリストの内容は、転送路515によりマー
シャ412に転送され、ここで、転送路514から送ら
れて来るデータに基づき、新しいフロンティアノードが
加えられ、古いフロンティアノードが除去される。
マージ結果は、転送路516を経由し9重複チエッカ4
13に送られ、フロンティアノードの重複が除かれる。
新しいフロンティアリストは転送路517を経由して再
びフロンティアリスト記憶メモリ414に記憶される。
フロンティアリスト記憶メモリ414の内容は、転送路
511によりリードデータバッファ411に送られ、最
短ルート検出機構により使用される。
フロンティア選択手段52は、フロンティアリストの各
ノードに相当するフレームを転送路508によりアクセ
スして、展開中のすべてのルートを読みだすアクセス部
405.読みだされたルート情報を記憶するルートメモ
1月06.ルートメモリの内容を、その評価値に基づき
ソートするソータ407および展開ルートを記憶するレ
ジスタ409から構成される。ワーキングメモリから読
みだされたルート情報は、転送路507を経由してアク
セス部405に入力され、転送路509を経由してルー
トメモリ406に記憶される。この中から、ソータ40
7は、転送路510を利用して最も小さな評価値を持つ
ルートを探し出す。その結果は転送路408により、展
開ルートレジスタ409に蓄える。
ルート展開手段50は、展開すべきルート情報から展開
するフロンティアノード名称を読み取り。
ワーキングメモリをアクセスして、当該ノードに接続さ
れたパスを読み出すアクセス機構404.読みだされた
パス情報を記憶するレジスタ403.ルート展開を行う
ルートエキスパンダ401.および生成されたルートを
ワーキングメモリに書き込むライトデータレジスタ40
0から構成される。なお。
新たに生成されたフロンティアノード名称は、データ転
送手段55によりフロンティアリスト記憶手段53に転
送される。アクセス機構404は、転送路504により
ノード名称を指定してワーキングメモリ手段をアクセス
する。その結果、スロットからパス情報は転送路503
を経由して読みだされ、転送路506を経由して、パス
情報レジスタ403に記憶される。このパス情報を転送
路505により読みだして、ルートエキスパンダ401
は新たなルート情報を生成し転送路501を経由して、
ライトデータレジスタ400に送る。ライトデータレジ
スタ400の内容は、転送路502を経由して、ワーキ
ングメモリ手段に送られる。
なお1以上の説明では、複数ノードを始点とし。
複数ノードを終点とする場合の探索方法については、述
べなかったが、この場合にも本発明の趣旨に従って8容
易に構成可能である0部ち、複数の始点ノードからは、
複数の終点ノードの大凡の中心を目標として探索を開始
し、一方、複数の終点ノードからは、複数の始点ノード
の大凡の中心を目標として探索を実行する。始点・終点
の2つから延びたルートはやがて中央部分で遭遇するこ
とにより、最短ルートを探索可能である。
また1本発明の実施にあたっては、メモリ素子とマイク
ロコンピュータを使用することにより。
本発明を構成する各手段、ならびに接続関係等の趣旨を
実現できることは当業者には明らかである。
(5)発明の効果 以上述べた様に9本発明によれば、複数のノードから探
索がスタートする場合でも、ルート探索が可能となる。
また1本発明によれば、複数のノードから探索がスター
トする場合でも、1個のノードからのルートを探索する
場合とほぼ同等の処理ステップ数で探索が終了するため
、高速に探索が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の趣旨により構成された複数目標ネット
ワーク探索手段、第2図はネットワークの例、第3図は
ルート探索結果(始点はA)、第4図はルート探索結果
(始点は八°)、第5図はルート探索結果(始点はA゛
)、第6図は本発明による探索結果、第7図は探索トレ
ース結果(始点A)、第8図は本発明の探索トレース結
果、第9図はワーキングメモリ手段構成例、第10図は
ルート探索手段構成例。 10・・・ネットワーク探索機構。 11・・・ワーキングメモリ手段。 12・・・探索手段、20・・・クラスフレーム。 21・・・フレーム、22・・・ポインタ手段。 30・・・クラスフレーム、31・・・フレーム。 32・・・ポインタ手段。 40・・・ワーキングメモリアクセス手段。 41・・・データ転送手段、50・・・ルート展開手段
。 52・・・フロンティア選択手段。 53・・・フロンティアリスト記憶手段。 54・・・制御手段、55・・・データ転送手段。 56・・・データ転送手段、58・・・データ転送手段
。 59・・・制御手段起動信号、60・・・制御情報。 61・・・データ転送手段。 特許出願人  日本電信電話株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ノードならびにパスから形成されるネットワークの接続
    情報をフレーム形式で記憶するワーキングメモリ手段と
    、該ネットワーク上の複数のノードを始点として、終点
    ノードに至るルートを探索するルート探索手段とをそな
    え、 該ルート探索手段は、展開途中の各ルートの先端を形成
    する複数のフロンティアノードの中から、次に延長すべ
    きフロンティアノードを選択決定する際において、それ
    らフロンティアノードに至る探索途中のルートの始点が
    複数始点ノードのいずれであるかに無関係に、もっとも
    小さな評価値を有するフロンティアノードを、次に展開
    すべきフロンティアノードとして決定するようにしてネ
    ットワーク探索を行う ことを特徴とする複数目標ネットワーク探索方式。
JP25874688A 1988-10-14 1988-10-14 複数目標ネットワーク探索方式 Pending JPH02105738A (ja)

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