JPH01267488A - 磁性体検出器 - Google Patents

磁性体検出器

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JPH01267488A
JPH01267488A JP63096316A JP9631688A JPH01267488A JP H01267488 A JPH01267488 A JP H01267488A JP 63096316 A JP63096316 A JP 63096316A JP 9631688 A JP9631688 A JP 9631688A JP H01267488 A JPH01267488 A JP H01267488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic body
detector
coil
magnetic
output voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP63096316A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhito Nakahara
和仁 中原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP63096316A priority Critical patent/JPH01267488A/ja
Publication of JPH01267488A publication Critical patent/JPH01267488A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は磁性体検出器にかかり、例えば、無人搬送車を
誘導するために床面に取付けられた磁性体を検出するた
めの磁性体検出器に関する。
(従来の技術) 従来、無人搬送車の誘導方式としては、床に埋設した誘
導線から発せられる交流磁界を無人搬送車に搭載したセ
ンサにより検出して無人搬送車を誘導する方式が広く用
いられている。しかるに、この方式では誘導線の埋設に
伴う床工事等の種々のデメリットがあるため、近年では
誘導線を埋設しなくても済むような様々な誘導方式ない
し検出器が提案されてきている。
その一つとして、フェライト磁石等の磁性体を樹脂によ
り結合してテープ状にしたものをガイドテープとし、こ
のガイドテープを誘導路に布設すると共に、無人搬送車
に搭載した磁性体検出器により磁性体を検出して誘導す
る方式がある。
一般にこのような方式においては、床面との接触による
検出器の破損を防止するため、検出器は床面から数Qm
離れた位置に配置されるが、その場合にも検出器として
は磁性体を確実に検出できることが要求される。しかる
に、従来の検出器は検出感度が概して良好ではなく、無
人搬送車を正確に誘導できないおそれがあった。
例えば、第4図は上述の原理に基づく特開昭57−64
188号の第1図記載の磁性体検出器である。同図にお
いて、10は励磁コイル11及び検出コイル12からな
る磁性体検出器であり、これらの両コイル11、12は
同軸上に配置されている。また、20は磁性体検出器1
0に対してX方向に相対的に移動する磁性体を示してい
る。
この検出器10では、励磁コイル11が作る交流磁界が
磁性体20の相対的な接近によって歪み、検出コイル1
2に鎖交する磁束が増加する。従って、磁性体20の接
近により検出コイル12の出力電圧が増加し、これがあ
る一定値を超えた場合に磁性体20の存在が認識され、
その方向に無人搬送車を運転すればよいことになる。
第5図は、この従来例において検出器lOの中心軸を基
準とした磁性体20までの距離X(第4図参照)と検出
コイル12の出力電圧Vとの関係を示している。なお、
第4図に示した検出器10の中心軸上における検出コイ
ル12と磁性体20との間の距離(高さ)hは一定とし
である。
同図から明らかなように、第4図の検出器では、磁性体
20が検出器10の近くに存在していない場合でも、励
磁コイル11による鎖交磁束により出力電圧■は一定の
ベース分Ve以上の値を有している。
そして、高さhが例えば数0m以上ある場合、距離Xの
変化による出力電圧Vの変化分ΔVはベース分VBに比
べて一般に小さいものである。
一方、第6図に示す如く、他の従来例として特開昭59
−120980号の第2図記載の磁性体検出器がある。
同図において、10’は励磁コイル11’及び検出コイ
ル12′からなる磁性体検出器であり、これらのコイル
10’、 11’は各中心軸が互いに直交するように、
かつ、検出コイル12′の中心が励磁コイル11′の中
心軸上に位置するように配置されている。なお1図中、
13は発振器、20′は磁性体、又は磁性体20’の相
対的な移動方向を示している。
この従来例においては、磁性体20′が検出器10′か
ら十分に離れていれば励磁コイル11′の磁束は検出コ
イル12′に鎖交しないため、第5図に示したような検
出コイル12′の出力電圧のベース分は存在せず、距#
txと検出コイル12’の出力電圧Vとの関係は第7図
のようになる。すなわち、磁性体20′の中心が励磁コ
イル11’の中心軸に一致した際の出力電圧Vは理論上
ゼロであり、これよりもずれた位置では励磁コイル11
’の作る磁界が歪んで検出コイル12′に鎖交する磁束
が現れるため、出力電圧Vが顕著に生じることになる。
従って、出力電圧■に対して一定の比較レベルを設定す
ることにより、磁性体20′の接近を検出して無人搬送
車を誘導することができる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、第4図に示した従来例にあっては、検出
コイル12の出力電圧Vの変化分ΔVはべ  (−入分
vBに比べて小さいため、例えば周囲温度の変化等に起
因して励磁信号の周波数やコイルのインピーダンス等が
変化すると、検出器lOの特性、特に前記ベース分Ve
が変動してしまい、その変動範囲に前記変化分ΔVが含
まれてしまうために磁性体20を検出できなくなる場合
を生じていた。
また、第6図に示した従来例では、第7図の特性から明
らかな如く磁性体20’の中心が励磁コイル11′の中
心軸に一致すると出力電圧Vがほぼゼロになり、磁性体
20′を検出することができないという欠点があった。
本発明は上記問題点を解消するべく提案されたもので、
その目的とするところは、励磁コイルと検出コイルとの
位置関係を工夫することにより。
磁性体と検出コイルとの間の距離の遠近による出力電圧
の変化分を大きくし、かつ磁性体の接近時に検出不能な
位置を生じさせないようにして検出精度を高めた、構成
簡単な磁性体検出器を提供することにある。
課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、磁性体の接近時に
励磁コイルからの磁束が鎖交する検出コイルの中心軸を
、磁性体の相対的な移動方向に沿って励磁コイルの中心
軸からずらし、かつ、磁性体を励磁コイルから遠ざけた
際に出力電圧が最小となるような位置に前記検出コイル
を配置したことを特徴とする。このような条件を満たす
かぎり、励磁コイルと検出コイルとの位置関係は種々考
えられるが、例えば両コイルの中心軸が平行になるよう
に配置してもよい。
(作用) 本発明によれば、磁性体が検出器から遠く離れている場
合には、上述した両コイルの位置関係によって検出コイ
ルの出力電圧はほぼゼロになっている。そして、磁性体
が接近すると、励磁コイルの作る磁界が歪み、検出コイ
ルに鎖交する磁束が次第に増加してくる。このため、検
出コイルの出力電圧は次第に増加してやがて最大となり
、その後は磁性体が離れるに従って次第に減少していく
すなわち、本発明においては、磁性体が遠ざかっている
場合の検出コイル出力電圧のベース分はほぼゼロであり
、磁性体の接近に伴って現れる検出コイルの出力電圧が
そのまま大きな変化分となり、また、磁性体接近時に出
力電圧がゼロとなる点もない。
(実施例) 以下、図に沿って本発明の一実施例を説明する。
まず、第1図及び第2図は、この実施例において磁性体
検出器と磁性体との位置関係をそれぞれ示した平面図及
び正面図である。これらの図において1は磁性体検出器
であり、この検出器1は、適宜な周波数の交流電圧を出
力する発振器2に接続された励磁コイル3と、励磁コイ
ル3に近接して配置された検出コイル4とから構成され
ている。
また、5は、床面に布設されるガイドテープ等に取付け
られるフェライト等の磁性体を示す。
これらの励磁コイル3及び検出コイル4の位置関係をよ
り詳細に説明すると、第1図に示す如く、各コイル3,
4は若干の間隔をおいてその中心軸C1,C,が平行に
なるように配置され、換言すれば、中心軸C,,C2は
検出器1と磁性体5との相対的な移動方向Xに沿ってず
らされており、しかも移動方向Xに直交している。また
、検出コイル4の位置は、磁性体5が検出器1から遠く
離れている状態で検出コイル4をその中心軸C2に沿っ
て移動させた場合に、検出コイル4の出力電圧Vが極小
となる位置であって、磁性体5の接近時に磁性体5を介
して励磁コイル3からの磁束が鎖交するような位置に配
置されている。
更に、第2図に示すように、各コイル3.4の下端部と
磁性体5の上端面との間の距離は、一定の高さh(例え
ば数cm)に保たれている。
次に、この実施例の作用を第3図を参照しながら説明す
る。なお、第3図において、距離Xは検出器1に対する
磁性体5の相対的な移動距離であり、第1図のX方向に
沿うもので、x=0の位置は検出コイル4の出力電圧■
が最大となる点にとっである。
しかして、検出器1と磁性体5とが十分に離れていて距
離Xが大きい場合、検出コイル4に鎖交する磁束はほぼ
ゼロで出力電圧Vもほぼゼロとなっている。また、磁性
体5が検出器1に接近してくると、励磁コイル3が作る
磁界が歪んで磁束が磁性体5を介して検出コイル4に鎖
交するようになり、第3図に示すごとく出力電圧■のレ
ベルが増加し始めてやがて最大となり、その後、磁性体
5が反対方向に遠ざかると出力電圧Vは次第に低下して
いく。そして、磁性体5が十分に遠ざかると出力電圧V
は再びゼロとなるものである。
以上のようにこの実施例によれば、磁性体5が十分に離
れている場合の出力電圧Vのベース分がほぼゼロであり
、また、磁性体5が接近してきた場合に検出コイル4へ
の鎖交磁束を徐々に増加または減少させることができる
ため、その際に出力電圧Vがゼロになる位置も生じない
すなわち、出力電圧■がある一定値以上になった場合に
磁性体5の存在を認識するような検出回路(図示せず)
を用いた場合、出力電圧V自体が磁性体5の有無に応じ
た大きな変化分ΔVを表しているため、比較される電圧
値をさほどの厳密さを伴わずに設定でき、周囲温度の変
化等により検出器1の特性が若干変化したとしても検出
精度に影響を与えることはない。
なお、励磁コイル3と検出コイル4との位置関係は上記
実施例に限定されるものではなく、例えば、各コイル3
,4の中心軸C1,C,が完全に平行でなくねじれの位
置にあるような場合でも磁性体5の検出が可能である。
また、本発明では、検出するべき磁性体5の長さ(中心
l1lrC1,C2に沿った長さ)等に応じて、磁性体
5接近時に検出コイル4に鎖交する磁束の挙動が異なる
ため、各コイル3,4の位置決めはある程度試行錯誤的
に行うことが望ましい。
更に1本発明は無人搬送車以外にも、例えば検出器側が
固定されていて移動する磁性体を検出するようなシステ
ム等、磁性体を検出する各種のシステムに適用可能であ
る。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、構造上、検出器と磁性体
との間に若干の距離があるようなシステムにおいても、
検出コイル出力電圧のベース分をなくして変化分を大き
くとることができ、また。
磁性体の接近時に出力電圧がゼロとなる位置をなくすこ
とによって検出精度を大幅に向上させることができる。
更に、励磁コイル及び検出コイルの配置を調節すること
のみによって実施可能であるから、極めて経済的である
等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は平面図、第2図は正面図、第3図は検出コイル
の出力特性図、第4図は従来例の構成図、第5図は同じ
く出力特性図、第6図は他の従来例の構成図、第7図は
同じく出力特性図である。 1・・・磁性体検出器   2・・・発振器3・・・励
磁コイル    4・・・検出コイル5・・・磁性体 特許出願人    富士電機株式会社 j11図 第2図 91.図      第5図 入 第6図      第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 交流電圧が加えられる励磁コイルと、相対的に接近する
    磁性体により前記励磁コイルから発生する磁界が歪むの
    を出力電圧の変化により検出する検出コイルとを備えた
    磁性体検出器において、前記検出コイルの中心軸を前記
    磁性体の相対的な移動方向に沿って前記励磁コイルの中
    心軸からずらし、かつ、前記磁性体を前記励磁コイルか
    ら遠ざけた際に前記出力電圧が最小となるような位置に
    前記検出コイルを配置したことを特徴とする磁性体検出
    器。
JP63096316A 1988-04-18 1988-04-18 磁性体検出器 Pending JPH01267488A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63096316A JPH01267488A (ja) 1988-04-18 1988-04-18 磁性体検出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63096316A JPH01267488A (ja) 1988-04-18 1988-04-18 磁性体検出器

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JPH01267488A true JPH01267488A (ja) 1989-10-25

Family

ID=14161622

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63096316A Pending JPH01267488A (ja) 1988-04-18 1988-04-18 磁性体検出器

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JP (1) JPH01267488A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100797224B1 (ko) * 2000-10-06 2008-01-23 소니 가부시끼 가이샤 정보 처리 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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